JPH08209205A - 圧粉体成形金型 - Google Patents

圧粉体成形金型

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JPH08209205A
JPH08209205A JP1536595A JP1536595A JPH08209205A JP H08209205 A JPH08209205 A JP H08209205A JP 1536595 A JP1536595 A JP 1536595A JP 1536595 A JP1536595 A JP 1536595A JP H08209205 A JPH08209205 A JP H08209205A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 腕部幅がボス部幅とほぼ同じにし、しかもボ
ス部の近傍に切除面を有しない圧粉体を形成する圧粉体
成形金型を提供する。 【構成】 下第1パンチ3はボス部を形成し、下第2パ
ンチ3が腕部の一部を形成する。ダイ1は下第1パンチ
3および下第2パンチ5が嵌合されるダイ孔A1および
ダイ孔A2と、これらの孔A1,A2間にあって、腕部
のうちボス部に接続する部分がボス部の外形寸法と同等
または近似した寸法を有する段付部2とを有し、下第1
パンチおよび下第2パンチがそれぞれダイ孔A1および
ダイ孔A2に嵌合されると圧粉体を形成するための粉末
材料10を投入するキャビティCを形成する。上パンチ
7はダイ1に投入された粉末材料10を下第1パンチ3
および下第2パンチ5の反対側から加圧して圧粉体を形
成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、焼結部品を製作する
ための圧粉体成形金型に関し、特にリンク機孔部品や軸
受などの製作に利用される圧粉体成形金型に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、図5に示すような形状の圧粉体を
形成するには、圧粉体成形金型では成形に不都合な点を
有していた。その不都合な点とは、例えば、図5中のb
の形状を有する圧粉体の成形について考えてみると、後
述する図7に示すように、圧粉体の腕部9を形成する下
第2パンチ6は、図8(イ)に示すように、ボス部8の
外周と接する腕部9の先端部eが刃先状になっているた
め、この部分が破損、摩耗し易く実用的でないという点
である。同様なことが、この以外の図5中のa,cおよ
びdの形状を有する圧粉体を形成する際に使用される金
型部材の下第2パンチ6についてもいえる。
【0003】そこで、従来は、刃先状の先端部を有しな
い金型部材である下第2パンチ6を使用する。例えば、
図5中のaの形状の圧粉体を希望する場合には、ボス部
8付近の腕部9の幅をボス部8の直径より大きく設計し
たフランジgを有する図6中の1aに示すような変形形
状のもの、または、腕部9の付け根をボス部8の軸心に
向かってカットした切除面fを設けた図6中の2aに示
すような変形形状のもので代用している。
【0004】同様、図5中のbの形状の圧粉体を希望す
る場合にも、腕部9が図6中の1bに示すように、ボス
部8の周囲にフランジgを設けた変形形状のもの、また
は、図6中の2bに示すように、ボス部8の近傍で切除
面fを設けた変形形状のもので代用している。
【0005】ここで、圧粉体を形成する従来の圧粉体成
形金型について説明する。
【0006】図7は図6中の2bの圧粉体を形成する圧
粉体成形金型の正面断面図である。
【0007】この従来の金型は、図7に示すように、開
孔A(以下、ダイ孔Aという)を有するダイ1,ボス部
8に形成される貫通孔を形成するコアロッド4,ボス部
8を形成する下第1パンチ3,腕部9を形成するための
下第2パンチ6およびコアロッド4の端部が逃げ得る孔
Bを有する上パンチ7とから構成されている。
【0008】また、この従来の金型は、圧粉体を形成す
るときには、下第1パンチ3とコアロッド4が貫通され
た下第2パンチ6とをダイ孔Aに下方より嵌合するとと
もに、上パンチ7が上方より嵌合するように構成されて
いる。
【0009】そして、この金型は、ダイ1のダイ孔A
に、下第1パンチ3,下第2パンチ6および所定位置ま
で嵌合して圧粉体を形成するためのキャビティを形成
し、形成られたキャビティに圧粉体を形成する材料であ
る粉末材料を所定量投入した後、上パンチ7によりこれ
を加圧することで、圧粉体を形成するようになってい
る。
【0010】因みに、図5中のb,図6中の1bおよび
2bの形状を有する圧粉体の腕部9を加工する金型の下
第2パンチ6の形状は、それぞれ図8(イ),(ハ),
(ロ)のような正面図を有している。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図5に
記載されている形状の圧粉体を形成する代わりに、フラ
ンジgまたは切除面fを設けた圧粉体を形成する従来の
圧粉体形成金型では、次のような問題点が生じた。
【0012】(1)切除面を用いて代用する場合 例えば、図6の2bに示す形状を有する圧粉体を形成す
る従来の金型には、図8(ロ)に示すように、図8
(イ)に示すような刃先状の先端部eを切除したフラッ
ト面hを設けた下第2パンチ6を有しているが、下第2
パンチ6は、下第2パンチ6に鋭敏な刃先状の先端部e
がないので、金型の耐久性に優れているが、ボス部8の
円筒度が劣る欠点があった。これは、下第2パンチ6が
ボス部8を圧縮する下第1パンチ3の中心から片側だけ
にある図6の2bのような金型の場合に起きる。
【0013】その理由は、図9に示すように、ダイ孔A
に嵌合している下第1パンチ3,下第2パンチ6および
下第1パンチ3に貫通して挿入されているコアロッド4
は、それぞれ僅かずつ隙間をもっているため、粉末材料
を加圧したときに、加圧力のうちボス部8から腕部9の
方向に働く力Fが発生し、この力Fのため下第1パンチ
3がコアロッド4に対して図中左側の下第2パンチ6側
に寄り、その結果、ボス部8の円筒度が悪くなるからで
ある。そして、一旦形成された円筒度が劣る圧粉体の円
筒度を矯正することは、非常に困難である。
【0014】また、上述したようなボス部8から腕部9
の方向に働く力Fが発生し、下第2パンチ6がコアロッ
ド4に対して図中左側の下第1パンチ3側に寄るため、
下第1パンチ3と下第2パンチ6のフラット面hとが交
差する部分に当たる部分の圧粉体にバリが発生するとい
う問題点も挙げられる。
【0015】(2)フランジを用いて代用する場合 例えば、図6の1bに示す形状を有する圧粉体を形成す
る従来の金型には、図8(ハ)に示すように、ボス部8
の周りにフランジを設けた腕部9を作成する下第2パン
チ6を有しているが、この形状のもので圧粉体を製作す
ることは困難なことではないが、粉末材料が多く必要と
なりコスト高を招くとともに、部品重量が大きくなりこ
の成形体を組み込んだ場合には完成品の利便性が損なわ
れる。また、部品用途によっては、ボス部8の周りをフ
ランジ状にできない場合があり、適用範囲が狭いという
問題点があった。
【0016】本発明は上述の問題点に鑑み、腕部幅がボ
ス部幅とほぼ同じにし、しかもボス部の近傍に切除面を
有しない圧粉体を形成する圧粉体成形金型を提供するこ
とを目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の発明は、円柱状または円筒状のボス
部とこのボス部に連なる腕部とを有する圧粉体を形成す
る圧粉体形成金型において、前記ボス部を形成する下第
1パンチと、前記腕部の一部を形成する下第2パンチ
と、前記下第1パンチおよび前記下第2パンチが嵌合さ
れる貫通孔と、これらの貫通孔の間にあって、前記腕部
のうち前記ボス部に接続する部分が前記ボス部の外形寸
法と同等または近似した寸法を有する段付部とを有し、
前記下第1パンチおよび下第2パンチが前記貫通孔に嵌
合されると前記圧粉体を形成するための粉末材料を投入
するキャビティを形成するダイと、前記ダイに投入され
た粉末材料を前記下第1パンチおよび前記下第2パンチ
の反対側から加圧する上パンチとを備えることを特徴と
する。
【0018】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発
明において、前記下第1パンチにコアロッドが貫通して
装着されることを特徴とする。
【0019】請求項3記載の発明は、請求項1または2
記載の発明において、前記圧粉体に前記腕部に貫通孔が
ある場合には、前記下第2パンチまたは前記段付部にコ
アロッドが貫通して装着されることを特徴とする。
【0020】請求項4記載の発明は、請求項1,2また
は3記載の発明において、前記圧粉体の腕部の高さが大
きいものを成形する場合には、前記段付部の壁面に抜き
テーパを設けたことを特徴とする。
【0021】請求項5記載の発明は、請求項1乃至4記
載の発明において、前記下第1パンチおよび前記下第2
パンチは、加圧形成された圧粉体を前記ダイで形成され
たキャビティの入り口面まで所定速度で押し出すことを
特徴とする。
【0022】
【作用】上述のような請求項1記載の本発明では、ボス
部の外形寸法と同等または近似した寸法を有する段付部
を有するダイの貫通孔に、下第1パンチおよび下第2パ
ンチが貫通孔に嵌合されると圧粉体を形成するための粉
末材料を投入するキャビティが形成され、このキャビテ
ィに所定量の粉末材料が投入された後、この投入された
粉末材料が上パンチで加圧圧縮されると、腕部の幅とボ
ス部の外径寸法が同等または近似した寸法を有する圧粉
体が成形される。
【0023】請求項2の発明では、さらに下第1パンチ
にコアロッドが貫通して装着されるため、圧粉体のボス
部に貫通孔が形成される。
【0024】請求項3の発明では、さらに下第2パンチ
または段付部にコアロッドが貫通して装着されるため
に、圧粉体の腕部に貫通孔が形成される。
【0025】請求項4の発明では、圧粉体の腕部の高さ
が大きいものを成形する場合には、さらに段付部の壁面
に抜きテーパを設けたために、腕部の型崩れなしに取り
出せる。
【0026】請求項5の発明では、さらに下第1パンチ
および下第2パンチが加圧形成された圧粉体をダイのキ
ャビティの入り口面まで所定速度で押し出すために、成
形された圧粉体の取り出しが容易になる。
【0027】
【実施例】以下、本発明の実施例を図1〜図4を参照し
て詳細に説明する。
【0028】図1は本発明に係る圧粉体成形金型の一実
施例を示す正面断面図である。
【0029】この圧粉体成形金型は、図5のbに示した
形状の圧粉体を成形するための金型の断面図であり、ダ
イ1,ボス部8に形成される貫通孔を形成するためのコ
アロッド4,ボス部8を形成する下第1パンチ3,腕部
9の一部を形成するための下第2パンチ5およびコアロ
ッド4の端部が逃げ得る孔Bを有する上パンチ7とから
構成されている。
【0030】上記ダイ1は、下第1パンチ3および下第
2パンチ5が嵌合される貫通孔としのダイ孔A1および
ダイ孔A2と、これらの間に腕部9のうちボス部8に接
続する部分がボス部8の外形寸法と同等または近似した
寸法を有する段付部2とを有している。そして、このダ
イ1は、下第1パンチ3および下第2パンチ5がそれぞ
れダイ孔A1およびダイ孔A2に、所定位置まで嵌合さ
れると、圧粉体を形成するための粉末材料10を投入す
るキャビティCが形成される構成になっている。
【0031】コアロッド4は、下第1パンチ3を貫通し
ており、この貫通している端がダイ1の上端面と一致す
るように形成されている。
【0032】次に、この実施例の圧粉体成形金型を使用
して圧粉体を形成する処理を説明する。
【0033】始めに、ダイ1のダイ孔A1およびダイ孔
A2のそれぞれに下第1パンチ3および下第2パンチ5
を所定位置まで挿入し、ダイ1の内部にキャビティCを
形成する。
【0034】次に、このようにして形成されたキャビテ
ィに圧粉体を形成するための粉末材料10を投入する。
粉末材料10の投入量は、一般的には、図1に示すよう
に、ダイ1の上端面と一致するまで投入する。
【0035】粉末材料10が投入し終わると、図2に示
すように、上パンチ7をキャビティCに所定長だけに挿
入するとともに、下第1パンチ3および下第2パンチ5
を上向けに所定長だけ移動させて、キャビティCの上端
面まで投入された粉末材料10に加圧してこれ圧縮す
る。このとき、コアロッド4の端部は、上パンチ7に設
けられている孔Bに、上パンチ7がキャビティCに移動
した分だけ挿入する。
【0036】その後、図3に示すように、上パンチ7を
ダイ1のキャビティCから引上げるとともに、下第1パ
ンチ3および下第2パンチ5でこの成形した圧粉体20
をダイ1の上端面まで徐々に持ち上げていく。
【0037】このようにして、キャビティCの上端面ま
で投入されていた粉末材料10は、図5中のbの形状
で、かつ、取り出しが容易な形成品としての圧粉体20
が製作される。
【0038】この実施例によれば、ボス部8の外形寸法
と同等の寸法を有する段付部2を有するダイ1のダイ孔
A1およびダイ孔A2に、下第1パンチ3および下第2
パンチ5が嵌合されると、圧粉体20を形成するための
粉末材料10を投入するキャビティCが形成され、この
キャビティCに所定量の粉末材料10が投入された後、
この投入された粉末材料10が上パンチ7で加圧圧縮さ
れると、腕部9の幅とボス部8の外径寸法が同等な圧粉
体20が成形されるから、余肉がなく、しかも成形体2
0のボス部8と腕部9の付け根にバリを発生させず、寸
法精度のよい圧粉体10を成形することができる。
【0039】また、従来の金型部材である下第2パンチ
に有していた切除面が、この実施例の下第2パンチ5に
は存在しないため、金型破損もなくなり、金型の耐久性
の向上につながる。
【0040】さらに、この実施例によれば、下第1パン
チ3にコアロッド4が貫通して装着されるため、圧粉体
のボス部8に貫通孔が容易に形成できる。
【0041】因みに、図4(b)は図1〜図3に示した
金型の平面図で、ダイ1に段付部2があり、下第2パン
チ5が圧粉体の腕部9の端部側に配置されていることが
特徴である。
【0042】図4(a),(c),(d)は、図5に示
すようなa,c,dの形状を有する圧粉体を形成する金
型の平面図である。
【0043】図4(a)に示す圧粉体形成金型は、一直
線上に左右対象な形状を有するもので、ボス部8を形成
する下第1パンチ3の外側に段付部2、さらにその外側
に下第2パンチが設けられたものである。
【0044】図4(c)に示す圧粉体形成金型は、下第
1パンチ3を中心として腕部8を形成する段付部2およ
び下第2パンチ5が所定の角度を有し、左右対象な形状
を有するものである。そして、下第2パンチ5には2個
の貫通孔があり、それぞれにコアロッド41,42が設
けられたものである。
【0045】図4(d)に示す圧粉体形成金型は、ボス
部8を形成する下第1パンチ3が2個両外側にあり、中
心に下第2パンチ5を設けたものである。
【0046】これらの実施例において、圧粉体の腕部の
高さが大きいものを成形する場合には、型出しを容易に
するため、段付部2の壁面に抜きテーパを設けると良
い。
【0047】
【発明の効果】以上、説明したように、請求項1記載の
本発明では、ボス部の外形寸法と同等または近似した寸
法を有する段付部を有するダイの貫通孔に、下第1パン
チおよび下第2パンチが貫通孔に嵌合されると圧粉体を
形成するための粉末材料を投入するキャビティが形成さ
れ、このキャビティに所定量の粉末材料が投入された
後、この投入された粉末材料が上パンチで加圧圧縮され
ると、腕部の幅とボス部の外径寸法が同等または近似し
た寸法を有する圧粉体が成形されるから、余肉がなく寸
法精度のよい圧粉体を成形できる。
【0048】従って、圧粉材料を削減でき、製造コスト
を落とすことできるとともに、この成形体を組み込んだ
場合には、その完成品の利便性が高まるという効果があ
る。
【0049】しかも、従来の金型に有していた切除面も
ないため、金型破損もなくなり、金型の耐久性の向上に
つながるという効果がある。
【0050】さらに、成形体のボス部と腕部の付け根に
バリが発生することがなくなるという効果がある。
【0051】請求項2の発明では、さらに下第1パンチ
にコアロッドが貫通して装着されるため、圧粉体のボス
部に貫通孔が容易に形成できるという効果がある。
【0052】請求項3の発明では、さらに下第2パンチ
または段付部にコアロッドが貫通して装着されるため
に、圧粉体の腕部に貫通孔が容易に形成できるという効
果がある。
【0053】請求項4の発明では、圧粉体の腕部の高さ
が大きいものを成形する場合には、さらに段付部の壁面
に抜きテーパを設けたために、腕部の型崩れなしに取り
出せるという効果がある。
【0054】請求項5の発明では、さらに下第1パンチ
および下第2パンチが加圧形成された圧粉体をダイのキ
ャビティの入り口面まで所定速度で押し出すために、成
形された圧粉体の取り出しが容易になるという効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る圧粉体形成金型の一実施例を示す
正面断面図。
【図2】本実施例の圧粉体成形金型を使用して圧粉体処
理を説明する図。
【図3】本実施例の圧粉体成形金型を使用して圧粉体処
理を説明する図。
【図4】各種の圧粉体形成金型を示す平面図。
【図5】従来成形困難な圧粉体を示した斜視図
【図6】従来の圧粉体成形金型で形成された圧粉体を示
す斜視図
【図7】従来の圧粉体形成金型を示す正面断面図。
【図8】従来の圧粉体成形金型における各種の下パンチ
を示す平面図。
【図9】従来の金型の平面図。
【符号の説明】
1 ダイ 2 段付部 3 下第1パンチ 4 コアロッド 5 下第2パンチ 7 上パンチ 8 ボス部 9 腕部 10 粉末材料 20 圧粉体 A1,A2 ダイ孔 B 孔 C キャビティ f 切除面 g フランジ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 B30B 11/02 F B22F 5/00 A

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円柱状または円筒状のボス部とこのボス
    部に連なる腕部とを有する圧粉体を形成する圧粉体形成
    金型において、 前記ボス部を形成する下第1パンチと、 前記腕部の一部を形成する下第2パンチと、 前記下第1パンチおよび前記下第2パンチが嵌合される
    貫通孔と、これらの貫通孔の間にあって、前記腕部のう
    ち前記ボス部に接続する部分が前記ボス部の外形寸法と
    同等または近似した寸法を有する段付部とを有し、前記
    下第1パンチおよび下第2パンチが前記貫通孔に嵌合さ
    れると前記圧粉体を形成するための粉末材料を投入する
    キャビティを形成するダイと、 前記ダイに投入された粉末材料を前記下第1パンチおよ
    び前記下第2パンチの反対側から加圧する上パンチとを
    備えることを特徴とする圧粉体成形金型。
  2. 【請求項2】 前記下第1パンチにコアロッドが貫通し
    て装着されることを特徴とする請求項1記載の圧粉体成
    形金型。
  3. 【請求項3】 前記圧粉体に前記腕部に貫通孔がある場
    合には、前記下第2パンチまたは前記段付部にコアロッ
    ドが貫通して装着されることを特徴とする請求項1また
    は2記載の圧粉体成形金型。
  4. 【請求項4】 前記圧粉体の腕部の高さが大きいものを
    成形する場合には、前記段付部の壁面に抜きテーパを設
    けたことを特徴とする請求項1,2または3記載の圧粉
    体成形金型。
  5. 【請求項5】 前記下第1パンチおよび前記下第2パン
    チは、加圧形成された圧粉体を前記ダイで形成されたキ
    ャビティの入り口面まで所定速度で押し出すことを特徴
    とする請求項1乃至4記載の圧粉体成形金型。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006144110A (ja) * 2004-11-25 2006-06-08 Asahi Matsushita Electric Works Ltd 焼結金属材の製造法
JP2015003331A (ja) * 2013-06-21 2015-01-08 住友電工焼結合金株式会社 粉末成形用の金型および粉末成形体の製造方法
CN114871434A (zh) * 2022-04-25 2022-08-09 泉州众志新材料科技有限公司 金刚石刀头的热压模具、金刚石刀头的制备方法、金刚石刀头及金刚石钻头

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