JPH08207933A - 四方差しパレットの脚部材 - Google Patents

四方差しパレットの脚部材

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JPH08207933A
JPH08207933A JP3468895A JP3468895A JPH08207933A JP H08207933 A JPH08207933 A JP H08207933A JP 3468895 A JP3468895 A JP 3468895A JP 3468895 A JP3468895 A JP 3468895A JP H08207933 A JPH08207933 A JP H08207933A
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pallet
leg
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JP3468895A
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English (en)
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Shigeru Arai
茂 新井
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Honshu Paper Co Ltd
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Honshu Paper Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、紙管製の四方差しパレットにおい
て、積載荷重と曲げ荷重に優れ、容易加工性かつ軽量の
パレットを低コストで製作できる脚部材の提供を目的と
する。 【構成】 紙管を脚部材として使用する紙製パレットで
あって、紙管を任意の長さのブロック状に切断し、パレ
ットの隅角部にその軸方向を地面と平行に配置したこと
を特徴とする四方差しパレットの脚部材である。また、
前記脚部材は、半裁紙管からなる天板補強材を載置する
箇所に切り欠きを形成している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本願発明は、新聞紙や段ボール原
紙などを巻回する紙管で形成した四方差しパレットの脚
部材に係る。
【0002】
【従来の技術】紙管は、紙管原紙に接着剤を塗布しなが
ら幾重にも巻回した極めて剛性の高く、主として新聞紙
や段ボールなどの原紙の巻芯として使用されている。そ
の外径は100mmから125mm好ましくは110m
m、紙厚は10mmから20mm好ましくは15mmの
ものが汎用され、入手しやすい。
【0003】それらは、使用後に廃棄処理に回される場
合が多く、したがって安価に大量かつ容易に入手でき、
計画的にパレットを生産するには好適なリサイクル素材
である。
【0004】従来、四方差しパレットの脚部材として紙
管を使用した先行技術は多いが、それらは紙管の軸方向
を天地方向に配置し、軸方向に応力がかかるように配置
している。
【0005】すなわち、図21にその一例を示すと、こ
のパレットPAは、軸方向に対して切断(輪切り)した
紙管をパレットの隅角部に軸方向が天地方向に向くよう
に配置し、この脚部材10に天板補強材20を固定し、
その上に天板30を配置しており、脚部材10の切断面
を地面と接する方向に使用している。
【0006】一方、脚部材と天板の強度を補強する天板
補強材とも使用済みの紙管を流用する場合には、同一径
の紙管を使用して低コスト化を図っているが、同一径の
紙管では脚部材と天板補強材との接合手段が複雑にな
り、実用的でなかった。
【0007】さらに、段ボール、ハニカムボードあるい
は積層した厚紙を脚部材として使用したパレットが各種
提案されてきたが、それらは、紙製のため耐湿性がなく
高湿状態の耐圧強度が弱く、積載する物品の重量が軽量
品に限定され、しかも使用する部材は新品を使用し、さ
らに、加工が複雑なためコストがかさみ四方差しパレッ
トとしては大いに問題が残った。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】同一径の紙管を軸方向
が天地面となるように使用した脚部材は、天板補強材と
組み合わせて使用すると、脚部材と天板補強材との接合
方法が複雑であり、製造効率が悪く汎用性に欠ける。ま
た、天板補強材との組み合わせの自由度が非常に低く汎
用性に欠ける。
【0009】そこで、本発明は、廃棄対象の同一径紙管
を流用しながら組み立て効率の向上による製造コストの
低減や耐荷重性に優れた四方差しパレットの提供を目的
とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、紙管を脚部材
に使用する紙製パレットにおいて、紙管を任意の長さの
ブロック状に切断した脚部材の軸方向を、地面と平行に
配置して使用することを特徴とした四方差しパレットの
脚部材である。
【0011】上記脚部材は、半裁紙管からなる天板補強
材を載置する箇所に切り欠きを形成したことを特徴とし
ている。
【0012】また、前記切り欠きは、脚部材の軸方向に
沿って胴部外周を一連に切り欠いた平坦面を形成したこ
とを特徴とし、さらに、他の切り欠きは、脚部材の軸方
向に沿って胴部外周の2以上複数箇所を切り欠き、天板
補強材を直角方向に配置可能に形成している。
【0013】さらにまた、他の切り欠きは、一方を深
く、他方を浅く切削した段差を形成している。
【0014】他方、前記脚部材は、地面に接する部分を
平らに切削した切り欠きを形成したことを特徴とし、ま
た、他の脚部材は、ブロック状紙管の底部側をその軸芯
に沿って二条のレール状に切断した切り欠きを形成して
いる。
【0015】一方、他の脚部材は、天板補強材及び/又
は天板を配置する切り欠きを具備した2以上複数個のブ
ロック状紙管を組み合わせた手段を特徴とし、切り欠き
をL字形又はT字形ないしは略十字形あるいは一字形、
二字形、コ字形、ロ字形の平面形状となるように配置し
ている。
【0016】加えて、他の脚部材は、上記脚部材の上下
面又はいずれかの面を平坦に切削した切り欠きを形成す
ると共にこの切り欠きの双方又はいずれかに平板を固定
して形成したことを特徴としている。
【0017】
【作用】本発明は、脚部材の軸方向が地面と平行となる
ように配置したことにより、四方差しパレットとしての
設計時の自由度や組立時の容易性を実現し、種々のフォ
ークリフトに適用できる応用性を有し、また、肉厚の紙
管を使用することにより充分な耐荷重性を備えた脚部材
となる。
【0018】また、脚部材の胴部外周を長手方向に沿っ
て平らに切削した切り欠きにより、脚部材と天板補強材
あるいは脚部材と天板との接合箇所の面積を面状に拡大
したので接合強度、耐久性が向上した。そして、脚部材
の軸方向を天地面に対して平行に使用すると共に天面側
を平らに切り欠いているので、それぞれの天板補強材を
脚部材上で直角となる方向に配置することが容易となっ
た。
【0019】さらに、容易に入手できる回収紙管の肉厚
は10mmから16mmであり、5mmから14mm切
削することにより切り欠き深度に比例して平らな面の面
積を確保することができる。一方、紙管の軸方向に沿っ
て半裁した天板補強材の胴部外周に沿って平坦部を形成
し、U字形に配置して使用することにより、脚部材の天
面側と天板補強材の地面側との接合方法が容易となり、
同時に天板補強材により荷重を均等に支えられる。すな
わち、天板補強材をU字形に配置することでパレットの
全四周の先端で荷重を支えることができる。
【0020】さらにまた、脚部材の2箇所の切り欠き
は、天板補強材と接合する幅に合わせて形成したので、
その上に天板補強材を配置する際の位置決めが容易とな
り、自動的に直角方向への配置が行える。
【0021】一方、底部に平らな面の切り欠きを形成し
たことで脚部材の転動を防止して安定性を向上させると
共に底板を脚部材に接合するときの接合方法を容易に
し、さらに脚部の耐圧性が向上する。
【0022】また、脚部材の底部を二条のレール状に形
成したことで、この脚部材を製作した時に分割したU字
形の桁状紙管を天板補強材として使用でき、組み立て効
率、材料の歩留まりがよく安価な製造コストで提供でき
る構成である。さらに、この脚部材と天板補強材の胴部
上面に平坦な切り欠きを形成し、脚部材を逆U字形、天
板補強材をU字形に配置することで曲げ強度や接着性に
優れた四方差しパレットが製作可能である。
【0023】そして、脚部材の上部及び/又は下部に切
り欠きを形成した複数個の脚部材を平面形状がL字形、
T字形あるいは略十字形、一字形、二字形、コ字形、ロ
字形などに配置することで、種々の状況への対応が容易
となり、段ボールや積層した厚紙やハニカムボードなど
の天板からなる四方差しパレットが製作できた。
【0024】さらに、複数個の紙管を配置してブロック
としての脚部材を形成する際にその固定に補強片を使用
により、天板や天板補強材との接合が容易になり、同時
に組立時の自動化が容易となる。
【0025】
【実施例】図1は本願発明の一実施例の使用状態を示す
斜視図、図2は同じく要部の部分斜視図、図3は図1の
平面図、図4は同じく底面図、図5は要部の正面図、図
6は同じく側面図、図7は同じく平面図である。
【0026】本願発明は、パレットの隅角部に脚部材を
配置した四方差しパレットであり、特に、円筒状紙管を
適宜の長さに切断した後、軸方向を天地方向と平行に配
置して使用するパレットPの脚部材1に係る。
【0027】脚部材1は、パレットPの隅角部(必要に
応じてその中間部)に配置され、その外径は100mm
から125mm好ましくは110mm、紙厚は10mm
から20mm好ましくは15mmである。上記脚部材1
は、前記円筒状紙管を長手方向(軸方向)と直交する方
向で任意の長さ、一例として50mmから500mmの
範囲で切断したブロック状紙管である。
【0028】なお、耐圧性を高める場合には、肉厚の厚
い紙管を採用すればよく、ちなみに、使用済み紙管を使
用することにより、低コストで提供可能であるが、本願
発明では使用済み紙管に限定するものでなく、新品紙管
も適用するのはいうまでもない。そして、図示の向きに
脚部材1を使用した四方差しパレットは、脚部材1の上
面に、前記半裁紙管で形成した天板補強材2を脚部材1
の軸方向と直角方向に配置し、その上に天板3が配設さ
れている。なお、図のように天板補強材2は、U字形に
配置することにより、パレットの寸法通りの四周を確保
でき、パレット適性を確保できる。また、積載する製品
形態によっては天板補強材2は逆U字形に配置すること
もできる。また、必要に応じて天板3以外に底板4を脚
部材1の下側に配置してもよく、底板4を配置すること
によって、パレットの曲げ強度が大幅に向上し、また、
パレタイザー適性が大幅に改善される。
【0029】一方、他の脚部材1A(図8〜図10)
は、軸方向に沿って一連かつ平らな切り欠き1aを形成
し、また、他の脚部材1B(図11〜図13)は、その
軸方向と直角方向に上部の切り欠き2a及び二条のレー
ル状切り欠き2a1,2a2を形成した天板補強材2A
を配置できるようにそれぞれ切り欠き1b1,1b2を
形成し、一対の天板補強材2Aを90度の角度で配置可
能としている。さらに、他の脚部材1C(図14)は、
そのうちの一方の切り欠き1c1又は1c2の外周端か
らの長さ(深度)を異別に形成する。この深度を異別に
する利点は、使用する紙管の太さ(高さ)が異なっても
天板と接合する外周端の地面との高さを同じくすること
ができる。
【0030】さらにまた、他の脚部材1D(図15〜図
16)は、地面と接する部位と天板補強材及び/又は天
板と接合する部位を軸方向に沿って平坦に切削した切り
欠き1dを形成しており、切り欠き2bを形成した天板
補強材2BをU字形に配置する際の接着などに都合よ
く、強度も得られる。さらに、他の脚部材1E(図1
7)は、ブロック状紙管の胴部外周を長手方向に沿って
平らに切削した上記切り欠き1dと、加えて、下部をさ
らに軸方向に沿って深く切断した二条のレール状切り欠
き1e1,1e2を形成している。なお、この切り欠き
1d,1e1,1e2は、前記脚部材1,1A〜1Cに
も形成可能である。
【0031】すなわち、本発明は、ブロック状紙管のま
まの脚部材1(図1〜図7)、脚部材1の上部に切り欠
き1aを施した脚部材1A(図8〜図10)、脚部材1
の軸方向及び軸方向に対してその直角方向に切り欠き1
b,1b1を施した脚部材1B(図11〜図13)、前
記切り欠き1c1,1c2のいずれか一方を深く切削し
た脚部材1C(図14)、さらに脚部材1に切り欠き1
dを施した脚部材1D(図15)、並びに二条のレール
状切り欠き1e1,1e2を形成した脚部材1E(図1
7)を基本とし、さらに、それらを組み合わせた脚部材
を形成可能である。
【0032】前記脚部材1Eは、紙管から脚部材を製作
する手段として効率よく行うことができる部材である。
すなわち、図17a〜eのように紙管の上下胴部を一連
かつ平らに切削した切り欠き1dを形成する。この状態
で脚部材1Dとして機能するが、さらに胴部下方を軸方
向に沿って切断し、二条のレール状切り欠き1e1,1
e2を施した脚部材1Eを形成する。そして、切断した
残りの部材を天板補強材2Eとして使用し、それをU字
形に脚部材1Eの切り欠き1eに固着する。この脚部材
1Eは、胴部を二条に形成したので耐荷重性に優れてい
る。この脚部材1Eを使用したパレットは、図17j〜
lに示すように天板補強材2E,2Eをその切り欠き2
e,2eを下にしてそれぞれ直角方向に配置し、その上
に天板3を固定し、一方、脚部材1Eの下側に底板4を
固定する。従って、糊付けなどの固着箇所は、上下の切
り欠き1e,1e1,1e2であって、脚部材1Eと天
板補強材2Dなどが強固に接合されている。
【0033】次に、天板補強材2は、天板3の曲げ強度
を補強するための部材であり、パレットの寸法に応じて
任意の長さのものを適用した円筒状紙管をその長手方向
(軸芯)に沿って切断した半裁紙管であって、原則的に
は前記脚部材と同一径の紙管を使用する必要はない。
【0034】さらに、天板補強材2Aは、その切り欠き
2aを脚部材1B(図11〜図13)に対して逆U字形
に接合した後、切り欠き2aに天板3を配置可能であ
る。なお、二条のレール状切り欠き2a1,2a2が切
り欠き1b1に嵌合固定されるので位置合わせなどが容
易となる。
【0035】天板3は、一例としてAフルート両面段ボ
ール又は積層シートあるいはハニカムボードなどの構造
材又はベニヤ板(厚板が望ましい)などの構造材あるい
は板紙やベニヤ板などの板材(厚板が望ましい)など、
その種類は問わないが軽量かつ高剛性が望ましい。
【0036】次に、本発明の脚部材を使用する四方差し
パレットPの一例を説明する。まず、前記天板補強材2
EをU字形に使用し、前記天板3をその上に配設したパ
レットPについて説明する。図17lに示すように天板
3を平らに配置し、その周縁部に天板補強材2Eを口形
に固定し、さらに、隅角部の天板補強材2E上に脚部材
1Eを固定し、更に底板4を固定して組み立てられる。
このように組み立てることにより機械化だけでなく増産
時などで人手による組み立ての場合も位置決め精度が出
しやすく歩留まりのよいパレットを製造できる。なお、
固定手段として、接着剤やステッチ止め又はそれらの併
用などが適宜選択可能である。
【0037】また、パレットPの隅角部に脚部材1(1
A)を、その軸方向が天地方向と直交する方向で(地面
と平行)、しかも天板3の外寸よりもはみ出さないよう
に配置して、この脚部材1(1A)上に前記天板3の寸
法に合わせて形成した天板補強材2を配置して固定して
もよい。なお、天板補強材2は、手前と奥行き及び左右
の脚部材1の上にU字形又は逆U字形に配設し、その端
部を脚部材1上で直角方向に交差させて配置し、天板3
を天板補強材2の上に積重して固定する。
【0038】ちなみに、天板補強材2を逆U字形に使用
する場合には、上部に切り欠き1b1,1b2を形成し
た前記脚部材1B(図12)の方がはめ合わせによる物
理力により強固に固着できる。そして、脚部材1Bをパ
レットPの隅角部に配置し、その上部に天板補強材2を
固定し、さらに、天板3を固定する。ちなみに、このパ
レットの場合も長手方向に沿って切削した切り欠き2a
を有する天板補強材2Aを使用すると天板3との接合が
強固である。
【0039】さらに、前記脚部材1Bを使用すれば、天
板補強材2の固定位置である切り欠き1b1,1b2を
それぞれ独立して形成しているので、天板補強材2を直
角方向に配置する際の位置決めが容易となり、組み立て
に便利であり、組み立て後のパレットの構造強度も強く
なる。そして、天板3を天板補強材2の上に固定してパ
レットPを完成する。
【0040】さらにまた、切り欠き1c1,1c2に段
差をつけて配設した脚部材1C(図14)を使用するこ
とにより、高さの異なった天板補強材2であっても天板
補強材2の上面が同一面となって同じパレットに使用可
能となり、各種の太さの紙管を無駄なく使用することが
できコスト的に強いパレットができる。
【0041】ちなみに、底面に前記切り欠き1d(1e
1,1e2)を形成した脚部材1D(1E)を使用すれ
ば、組立時に転動することがなく、位置決めに有利であ
る。いうまでもないが、前記脚部材1A、1Bの底面に
切り欠き1d、1e1,1e2を併設した場合も同様で
ある。また、底面を切削することにより、脚部としての
耐圧強度が大幅に向上する。更に、底部に平板(底板)
を配置するときに接合が容易となる。
【0042】また、切り欠き2aを形成した天板補強材
2を逆U字形に配置した場合には、天板3との接合面積
が多くなり、安定した強度が得られる。丸紙管を半裁し
ただけの天板補強材2をU字形に使用すると天板補強材
2の外周の平坦面はわずかとなり、天板3との接合が線
状になるが固定手段(例:接着剤+ステッチ止め)の選
択により実用性を損なわずにパレットを製造できるが、
平坦面を形成することでさらに強固に固着できる。
【0043】一方、図18は、他の実施例を示し、この
脚部材1Fは一対の脚部材1Fa,1Fbをパレットの
隅角部にL字形に組み合わせている。すなわち、天板補
強材や天板を配置する切り欠き1faを形成した脚部材
1Faの端縁部に他の脚部材1Fbが係合する切り欠き
1fAを穿設し、同様に脚部材1Fbには、この切り欠
き1fAと対応した係止凸部1fBを突設する。
【0044】そして、脚部材1Faと1Fbとを同一面
上において、前記切り欠き1fAに係止凸部1fBを嵌
合して両者を平面L字形に連結し固定する(図19)。
【0045】さらに、このL字形脚部材1F(脚部材1
Fa+脚部材1Fb)に前記天板補強材を載置して固定
し、その上に天板を固定してパレットを完成させる。な
お、本実施例でも天板補強材を使用しなくても前記天板
を配設したパレットを製造できる。
【0046】また、脚部材1Fa,1Fbの軸方向の長
さを調節することにより、両脚部材1Fa,1Fbのス
パンを調節でき、フォークの幅に応じたスパンを作成可
能である。脚部材1Fa,1Fbの長さが増加すれば単
位面積あたりの負担荷重が減少し、スパンを適切に短縮
することによりパレットの曲げ強度が向上し、パレット
の長寿命化が図れる。以上のように、任意の長さに切断
した紙管製脚部材と任意の長さに切断した半裁紙管を自
在に組み合わせることにより、縦方向、横方向ともに曲
げ強度の強いパレットが製造できる。
【0047】他方、図20a〜cに示す実施例は、脚部
材を2以上複数組み合わせた脚部材1G〜1Iを示す。
図20aは、一方の脚部材1Gaの切断面と、他方の脚
部材1Gbの胴部外周とをL字形に突き合わせ、その上
面に三角形(又は矩形)状の補強片1gを配設して接着
剤やステッチSなどで固定して形成する。この脚部材1
Gは、パレットの隅角部で使用される。
【0048】図20bは、一方の脚部材1Haの胴部中
央に他方の脚部材1Hbの切断面を略T字形に突き合わ
せ、その上面に三角形(又は矩形)状の補強片1hを配
設し、接着剤やステッチ止めなどにより固定する。この
脚部材1Hは、パレット幅の中間部での使用に最適であ
る。
【0049】図20cは、長短の脚部材1Ia,1Ib
を略十字形に組み合わせて形成するもので、長い脚部材
1Iaの胴部両側の略中央に一対の短い脚部材1Ibの
切断面を突き合わせ、さらに、その上面に略菱形あるい
は矩形の補強片1iを接着剤やステッチ止めして固定す
る。この脚部材1Iは、パレットの略中心部での使用に
適している。この他に、一字形、二字形、コ字形、ロ字
形など様々な形態を形成することにより多様なパレット
形態に対応することができる。
【0050】さらに、脚部材を補強片と共に瞬時にステ
ッチ止めするという結合手段の採用で、各構成部材の結
合が容易となると共に組立の自動化を図り、さらに、補
強片の使用によって各部材間の結合を強固に形成する。
【0051】なお、上記各補強片を各脚部材の下面に配
設して、脚部材を挟み込んで固定することにより、組立
効率や剛性の向上あるいは接合強度の増強を実現する。
一方、肉厚以上に切断して出来た溝を補強片によって補
修することもできる。
【0052】他方、図21a,bは、脚部材1Eの底面
に補強片5を配設した例を示す。補強片5は、扁平な板
材(厚紙、積層シート、段ボール、ハニカムボードな
ど)で形成し、その高さ(厚み)を調節することでフォ
ークリフトの爪の挿入口の高さを調節可能であり、ま
た、コーナー(隅角部と端縁部)合わせが容易となる。
【0053】製品を詰めた段ボール箱Cを載置して多段
積み(2〜5段)した時にパレットの脚部が段ボール箱
Cのコーナーや端部からずれると、段ボール箱Cは、荷
重を天地方向と直交する方向に配置された側板(天板又
は蓋板)などで受けているために圧縮強度が極端に弱く
なる。本発明は、補強片によって側板からずれた位置に
荷重がかかった場合でも紙管を脚部材に使用した時の欠
点を補い、箱強度の低下を防ぐ。なお、補強片を大きく
すれば、積み置きがさらに容易となる。
【0054】前記各実施例では、脚部材と天板補強材と
をほぼ同一径の紙管で形成する場合を基本として説明し
たが、天板補強材の幅と脚部材の幅が異なっている場合
も補強片を利用して縦軸方向と横軸方向とに天板補強材
を配置することにより、縦横の曲げ強度を保持すること
ができる。また、天板がハニカムボードなどの天地方向
に対して高剛性・高強度の部材では脚部材に直接固定し
ても差し支えない。さらに、図示しないが前記半裁紙管
を天板補強材として使用するだけでなく、適宜の長さで
切断した脚部材を形成し、それをパレットの四隅で地面
と平行かつU字形に配置し、さらに、この脚部材に天板
補強材を逆U字形に固定し、天板及び又は底板を配設す
ることにより軽量で軽荷重に適した四方差しパレットを
製作できる。
【0055】
【発明の効果】本発明は、隅角部にブロック状の紙管で
構成した脚部材を使用した四方差しパレットを実現し、
特に、この脚部材によって需要者の要求(軽量化、高剛
性、コスト、省資源など…)に対応した種々のパレット
を効率よく製造できるようになった。
【0056】そして、本発明では、脚部材と天板補強材
とを製作する際に、紙管の長手方向に沿って切り欠きを
形成し、それを輪切りにすれば一本の紙管から多数個の
脚部材を簡単に製作でき、また、紙管の長手方向の軸芯
に沿って半裁すれば天板補強材を製作できるなど、両者
を低コストで製作できる利点がある。さらに、一本の丸
紙管を適宜の比率で軸方向に切断すれば、脚部材と天板
補強材が同時に製作でき、軽量で強度もありコスト的に
も安価なパレットが製作できる。
【0057】しかも、使用済みの紙管で脚部材を形成し
たことで原材料が安価に入手でき、しかも軽量化を果た
しただけでなく、木製パレットの規格に匹敵する紙製パ
レットを提供できる。
【0058】また、本願発明は、構成部材が少なく組み
立て工程も単純で、さらに機械的、物理的な固定手段で
組み立てるので小さいスペースで製作できるためにトー
タルコストの大幅な削減を果たす。
【0059】そして、原材料のほとんど100%近くに
紙を使用しているので、使用済みパレットの処分も容易
である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の一実施例の使用状態を示す斜視図。
【図2】同上部分拡大図。
【図3】同上図1の平面図。
【図4】同上底面図。
【図5】同上要部を示す正面図。
【図6】同上側面図。
【図7】同上平面図。
【図8】他の実施例を示す正面図。
【図9】同上側面図。
【図10】同上平面図。
【図11】他の実施例を示す平面図。
【図12】同上正面図。
【図13】同上側面図。
【図14】他の脚部材を示す斜視図。
【図15】同上他の脚部材の使用状態を示す正面図。
【図16】同上側面図。
【図17】a〜eは丸紙管から脚部材と天板補強材を製
作する一例を示す説明図、f〜iは脚部材の正面図、平
面図、側面図及び斜視図、j〜kは使用状態を示す斜視
図並びにlはパレットを製作する一例の斜視図。
【図18】他の脚部材を示す斜視図。
【図19】同上組み立て後の斜視図。
【図20】他の脚部材を示す平面図で、aはL字形、b
はT字形及びcは略十字形に組み合わせた状態を示す。
【図21】aは他の脚部材を示す正面図及びbは配置状
態を示す参考図。
【図22】従来例を示す斜視図。
【符号の説明】
1,1A,1B,1C,1D,1E,1F,1G,1
H,1I 脚部材 1a,1b1,1b2,1c1,1c2 切り欠き 1d,1e,1e1,1e2 切り欠き 2,2B,2E 天板補強材 2a,2b,2e 切り欠き 3 天板 S ステッチ止め P パレット
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成7年5月18日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0030
【補正方法】変更
【補正内容】
【0030】さらにまた、他の脚部材1D(図15〜図
16)は、地面と接する部位と天板補強材及び/又は天
板と接合する部位を軸方向に沿って平坦に切削した切り
欠き1dを形成しており、切り欠き2bを形成した天板
補強材2BをU字形に配置する際の接着などに都合よ
く、強度も得られる。さらに、他の脚部材1E(図1
、図23)は、ブロック状紙管の胴部外周を長手方向
に沿って平らに切削した上記切り欠き1dと、加えて、
下部をさらに軸方向に沿って深く切断した二条のレール
状切り欠き1e1,1e2を形成している。なお、この
切り欠き1d,1e1,1e2は、前記脚部材1,1A
〜1Cにも形成可能である。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0031
【補正方法】変更
【補正内容】
【0031】すなわち、本発明は、ブロック状紙管のま
まの脚部材1(図1〜図7)、脚部材1の上部に切り欠
き1aを施した脚部材1A(図8〜図10)、脚部材1
の軸方向及び軸方向に対してその直角方向に切り欠き1
b,1b1を施した脚部材1B(図11〜図13)、前
記切り欠き1c1,1c2のいずれか一方を深く切削し
た脚部材1C(図14)、さらに脚部材1に切り欠き1
dを施した脚部材1D(図15)、並びに二条のレール
状切り欠き1e1,1e2を形成した脚部材1E(図1
、図23)を基本とし、さらに、それらを組み合わせ
た脚部材を形成可能である。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0032
【補正方法】変更
【補正内容】
【0032】前記脚部材1Eは、紙管から脚部材を製作
する手段として効率よく行うことができる部材である。
すなわち、図17(a)〜(e)のように紙管の上下胴
部を一連かつ平らに切削した切り欠き1dを形成する。
この状態で脚部材1Dとして機能するが、さらに胴部下
方を軸方向に沿って切断し、二条のレール状切り欠き1
e1,1e2を施した脚部材1Eを形成する。そして、
切断した残りの部材を天板補強材2Eとして使用し、そ
れをU字形に脚部材1Eの切り欠き1eに固着する。こ
の脚部材1Eは、胴部を二条に形成したので耐荷重性に
優れている。この脚部材1Eを使用したパレットは、
24、図25に示すように天板補強材2E,2Eをその
切り欠き2e,2eを下にしてそれぞれ直角方向に配置
し、その上に天板3を固定し、一方、脚部材1Eの下側
に底板4を固定する。従って、糊付けなどの固着箇所
は、上下の切り欠き1e,1e1,1e2であって、脚
部材1Eと天板補強材2Dなどが強固に接合されてい
る。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0036
【補正方法】変更
【補正内容】
【0036】次に、本発明の脚部材を使用する四方差し
パレットPの一例を説明する。まず、前記天板補強材2
EをU字形に使用し、前記天板3をその上に配設したパ
レットPについて説明する。図25に示すように天板3
を平らに配置し、その周縁部に天板補強材2Eを口形に
固定し、さらに、隅角部の天板補強材2E上に脚部材1
Eを固定し、更に底板4を固定して組み立てられる。こ
のように組み立てることにより機械化だけでなく増産時
などで人手による組み立ての場合も位置決め精度が出し
やすく歩留まりのよいパレットを製造できる。なお、固
定手段として、接着剤やステッチ止め又はそれらの併用
などが適宜選択可能である。 ─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成7年12月25日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0030
【補正方法】変更
【補正内容】
【0030】さらにまた、他の脚部材1D(図15〜図
16)は、地面と接する部位と天板補強材及び/又は天
板と接合する部位を軸方向に沿って平坦に切削した切り
欠き1dを形成しており、切り欠き2bを形成した天板
補強材2BをU字形に配置する際の接着などに都合よ
く、強度も得られる。さらに、他の脚部材1E(図1
、図23)は、ブロック状紙管の胴部外周を長手方向
に沿って平らに切削した上記切り欠き1dと、加えて、
下部をさらに軸方向に沿って深く切断した二条のレール
状切り欠き1e1,1e2を形成している。なお、この
切り欠き1d,1e1,1e2は、前記脚部材1,1A
〜1Cにも形成可能である。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0031
【補正方法】変更
【補正内容】
【0031】すなわち、本発明は、ブロック状紙管のま
まの脚部材1(図1〜図7)、脚部材1の上部に切り欠
き1aを施した脚部材1A(図8〜図10)、脚部材1
の軸方向及び軸方向に対してその直角方向に切り欠き1
b,1b1を施した脚部材1B(図11〜図13)、前
記切り欠き1c1,1c2のいずれか一方を深く切削し
た脚部材IC(図14)、さらに脚部材1に切り欠き1
dを施した脚部材1D(図15)、並びに二条のレール
状切り欠き1e1,1e2を形成した脚部材1E(図1
、図23)を基本とし、さらに、それらを組み合わせ
た脚部材を形成可能である。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0032
【補正方法】変更
【補正内容】
【0032】前記脚部材1Eは、紙管から脚部材を製作
する手段として効率よく行うことができる部材である。
すなわち、図17(a)〜(e)のように紙管の上下胴
部を一連かつ平らに切削した切り欠き1dを形成する。
この状態で脚部材1Dとして機能するが、さらに胴部下
方を軸方向に沿って切断し、二条のレール状切り欠き1
e1,1e2を施した脚部材1Eを形成する。そして、
切断した残りの部材を天板補強材2Eとして使用し、そ
れをU字形に脚部材1Eの切り欠き1eに固着する。こ
の脚部材1Eは、胴部を二条に形成したので耐荷重性に
優れている。この脚部材1Eを使用したパレットは、
24、図25に示すように天板補強材2E,2Eをその
切り欠き2e,2eを下にしてそれそれ直角方向に配置
し、その上に天板3を固定し、一方、脚部材1Eの下側
に底板4を固定する。従って、糊付けなどの固着箇所
は、上下の切り欠き1e,1e1,1e2であって、脚
部材1Eと天板補強材2Dなどが強固に接合されてい
る。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0036
【補正方法】変更
【補正内容】
【0036】次に、本発明の脚部材を使用する四方差し
パレットPの一例を説明する。まず、前記天板補強材2
EをU字形に使用し、前記天板3をその上に配設したパ
レットPについて説明する。図25に示すように天板3
を平らに配置し、その周縁部に天板補強材2Eを口形に
固定し、さらに、隅角部の天板補強材2E上に脚部材1
Eを固定し、更に底板4を固定して組み立てられる。こ
のように組み立てることにより機械化だけでなく増産時
などで人手による組み立ての場合も位置決め精度が出し
やすく歩留まりのよいパレットを製造できる。なお、固
定手段として、接着剤やステッチ止め又はそれらの併用
などが適宜選択可能である。 ─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成7年12月25日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の一実施例の使用状態を示す斜視図。
【図2】同上部分拡大図。
【図3】同上図1の平面図。
【図4】同上底面図。同上底面図。
【図5】同上要部を示す正面図。
【図6】同上側面図。
【図7】同上平面図。
【図8】他の実施例を示す正面図。
【図9】同上側面図。
【図10】同上平面図。
【図11】他の実施例を示す平面図。
【図12】同上正面図。
【図13】同上側面図。
【図14】他の脚部材を示す斜視図。
【図15】同上他の脚部材の使用状態を示す正面図。
【図16】同上側面図。
【図17】丸紙管から脚部材と天板補強材を製作する一
例を示すもので、(a)は丸紙管の正面図、(b)は丸
紙管の上下に切欠きを形成させた状態の正面図、(c)
は(b)の胴部下方に切れ目を入れた正面図、(d)は
(c)より胴部下方を切り離した状態の正面図、(e)
は(d)によって切り離したものを脚部材1Eの上部に
配置した状態の正面図。
【図18】他の脚部材を示す斜視図。
【図19】同上組み立て後の斜視図。
【図20】他の脚部材を示す平面図で、(a)はL字
形、(b)はT字形及び(c)は略十字形に組み合わせ
た状態を示す。
【図21】(a)は他の脚部材を示す正面図及び(b)
は配置状態を示す参考図。
【図22】従来例を示す斜視図。
【図23】図17における脚部材を拡大して示したもの
で、(a)は正面図、(b)は平面図、(c)は側面
図、(d)は斜視図である。
【図24】図17における脚部材と天板補強材を用いて
隅角部を構成させる状態を示すもので、(a)は脚部材
と天板補強材の配置関係を示す斜視図、(b)は脚部
と天板補強材とを組付けた状態の斜視図。
【図25】図24の天井補強材を天板に貼着し、これに
脚部材および底板を固着してパレットを製作する状態を
示す裏面図。
【符号の説明】 1,1A,1B,1C,1D,1E,1F,1G,1
H,1I 脚部材 1a,1b1,1b2,1c1,1c2 切り欠き 1d,1e,1e1,1e2 切り欠き 2,2B,2E 天板補強材 2a,2b,2e 切り欠き 3 天板 S ステッチ止め P パレット
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【図18】
【図19】
【図17】
【図20】
【図21】
【図22】
【図23】
【図24】
【図25】

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 紙管を脚部材として使用する紙製パレッ
    トであって、紙管を任意の長さのブロック状に切断し、
    パレットの隅角部にその軸方向を地面と平行に配置した
    ことを特徴とする四方差しパレットの脚部材。
  2. 【請求項2】 前記脚部材は、半裁紙管からなる天板補
    強材を載置する箇所に切り欠きを形成したことを特徴と
    する請求項1記載の四方差しパレットの脚部材。
  3. 【請求項3】 前記切り欠きは、脚部材の軸方向に沿っ
    て胴部外周を一連に切り欠いた平坦面を形成したことを
    特徴とする請求項2記載の四方差しパレットの脚部材。
  4. 【請求項4】 前記切り欠きは、脚部材の軸方向に沿っ
    て胴部外周の2以上複数箇所を切り欠いて天板補強材を
    直角方向に配置可能に形成したことを特徴とする請求項
    3記載の四方差しパレットの脚部材。
  5. 【請求項5】 前記切り欠きは、一方を深く、他方を浅
    く切削した段差を形成したことを特徴とする請求項4記
    載の四方差しパレットの脚部材。
  6. 【請求項6】 前記脚部材は、地面に接する部分を平ら
    に切削した切り欠きを形成したことを特徴とする請求項
    1記載の四方差しパレットの脚部材。
  7. 【請求項7】 上記切り欠きは、脚部材の長手方向に沿
    って切断した二条のレール状に形成したことを特徴とす
    る請求項6記載の四方差しパレットの脚部材。
  8. 【請求項8】 前記脚部材は、天板補強材及び/又は天
    板を配置する切り欠きを具備した2以上複数個の紙管で
    形成し、その切り欠きがL字形又はT字形ないしは略十
    字形あるいは一字形、二字形、コ字形又はロ字形の平面
    形状となるように配置したことを特徴とする請求項1記
    載の四方差しパレットの脚部材。
  9. 【請求項9】 脚部材は、2以上複数個の紙管をL字形
    又はT字形ないしは略十字形あるいは一字形、二字形、
    コ字形、ロ字形の平面形状となるように配置し、その上
    下面又はいずれか一方の面に切り欠きを形成すると共に
    この切り欠きの双方又はいずれかに補強板を固定して連
    結したことを特徴とする請求項1記載の四方差しパレッ
    トの脚部材。
JP3468895A 1994-07-14 1995-02-01 四方差しパレットの脚部材 Pending JPH08207933A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP3354588A1 (de) * 2017-01-25 2018-08-01 Air Bamboo Industrial GmbH Palette mit platten und rohrsegmenten

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP3354588A1 (de) * 2017-01-25 2018-08-01 Air Bamboo Industrial GmbH Palette mit platten und rohrsegmenten
WO2018138057A1 (de) * 2017-01-25 2018-08-02 Air Bamboo Industrial Gmbh Palette mit platten und rohrsegmenten

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