JPH06286753A - パレット - Google Patents
パレットInfo
- Publication number
- JPH06286753A JPH06286753A JP9221793A JP9221793A JPH06286753A JP H06286753 A JPH06286753 A JP H06286753A JP 9221793 A JP9221793 A JP 9221793A JP 9221793 A JP9221793 A JP 9221793A JP H06286753 A JPH06286753 A JP H06286753A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- girders
- girder
- vertical
- horizontal
- deck member
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 保管スペースが小さく、特別の熟練を要する
ことをなしに誰にでも気軽に組立可能であり、しかも軽
くて剛性があり、且つ安価なパレットにする。 【構成】 短冊状で短辺が等しいトリプル段ボールシー
トからなる複数の横桁部材１０と、縦桁部材１３とを格
子状に組立て、その上面に四角形の段ボールシートから
打ち抜いたデッキ部材２を載置して、各々のサイドパネ
ル４を第１罫線５と第２罫線６の部分で同一方向に２段
折り曲げ、第２罫線６からの折り曲げ片７を固定溝１２
に差し込んでデッキ部材２と格子状に組み立てられた横
・縦桁部材１０，１３とを固着する。
ことをなしに誰にでも気軽に組立可能であり、しかも軽
くて剛性があり、且つ安価なパレットにする。 【構成】 短冊状で短辺が等しいトリプル段ボールシー
トからなる複数の横桁部材１０と、縦桁部材１３とを格
子状に組立て、その上面に四角形の段ボールシートから
打ち抜いたデッキ部材２を載置して、各々のサイドパネ
ル４を第１罫線５と第２罫線６の部分で同一方向に２段
折り曲げ、第２罫線６からの折り曲げ片７を固定溝１２
に差し込んでデッキ部材２と格子状に組み立てられた横
・縦桁部材１０，１３とを固着する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、パレットに関し、より
詳細にはパレットの素材を軽量な段ボールシートとし、
且つ容易に組立、および分解可能にするパレットの構造
に関する。
詳細にはパレットの素材を軽量な段ボールシートとし、
且つ容易に組立、および分解可能にするパレットの構造
に関する。
【０００２】
【従来の技術】パレットは、ワークや製品の工程間の搬
送や、重量物の搬送を容易にする補助機器として搬送工
程で広く使われている。パレットによる搬送物は多様で
あり、これらの用途に適した数多くの形状のものが選択
される。また、搬送手段として、は、ホークリフトやハ
ンドリフタが用いられ、これら搬送手段の補助機器とし
てすべての搬送手段に取り付けられ荷役可能でなければ
ならないので、殆どのパレットにはホークを差し込む、
差し込み口を有している。
送や、重量物の搬送を容易にする補助機器として搬送工
程で広く使われている。パレットによる搬送物は多様で
あり、これらの用途に適した数多くの形状のものが選択
される。また、搬送手段として、は、ホークリフトやハ
ンドリフタが用いられ、これら搬送手段の補助機器とし
てすべての搬送手段に取り付けられ荷役可能でなければ
ならないので、殆どのパレットにはホークを差し込む、
差し込み口を有している。
【０００３】数多くあるパレットの中で、最も多く使用
されるパレットは平パレットである。例えば、代表的な
平パレットとしてホークを差し込むことができる程度に
間隔を隔て、平行に配置された等しい寸法の桁の上面又
は両面に複数枚の板を桁と直角方向に平行に固着してデ
ッキボードとした二方差しパレットや両面使用形パレッ
トがある。
されるパレットは平パレットである。例えば、代表的な
平パレットとしてホークを差し込むことができる程度に
間隔を隔て、平行に配置された等しい寸法の桁の上面又
は両面に複数枚の板を桁と直角方向に平行に固着してデ
ッキボードとした二方差しパレットや両面使用形パレッ
トがある。
【０００４】このようなパレットは、従来、木製のもの
が使用されていたが、最近は耐久性のある備品として鋼
製やプラスチック製のものも使用されており、これらの
パレットの仕様諸元は、ＪＩＳ規格に定められている。
が使用されていたが、最近は耐久性のある備品として鋼
製やプラスチック製のものも使用されており、これらの
パレットの仕様諸元は、ＪＩＳ規格に定められている。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述の素材で
構成されたパレットは、重く、ホークリフト等のモータ
を動力とする運搬手段では簡単に持ち運ぶことができる
が、ハンドリフタのように人力による運搬手段の場合に
はパレットを一人で搭載したりすることが困難で、また
パレットを人間が持ち運ぶことも困難で、しかも広い保
管スペースも要した。
構成されたパレットは、重く、ホークリフト等のモータ
を動力とする運搬手段では簡単に持ち運ぶことができる
が、ハンドリフタのように人力による運搬手段の場合に
はパレットを一人で搭載したりすることが困難で、また
パレットを人間が持ち運ぶことも困難で、しかも広い保
管スペースも要した。
【０００６】このため、特定の重量物を運搬するための
補助機器として段ボール製のパレットが開発されている
が、これらは、デッキ部材を段ボールシートで構成し、
これに、段ボール製の桁を接着剤で固定したものであっ
た。このため、接着に熟練を要し、誰でもが組立てるこ
とができるというわけにはいかず、また、接着剤の固着
に時間を要し、非能率であり、しかも、デッキ部材が破
壊したとき桁材も含めて新規のものと交換する必要があ
り、回収のためにコストがかかり、資源の無駄使いにも
なった。
補助機器として段ボール製のパレットが開発されている
が、これらは、デッキ部材を段ボールシートで構成し、
これに、段ボール製の桁を接着剤で固定したものであっ
た。このため、接着に熟練を要し、誰でもが組立てるこ
とができるというわけにはいかず、また、接着剤の固着
に時間を要し、非能率であり、しかも、デッキ部材が破
壊したとき桁材も含めて新規のものと交換する必要があ
り、回収のためにコストがかかり、資源の無駄使いにも
なった。
【０００７】本発明は、上述のごとき実情に鑑みてなさ
れたもので、保管スペースが小さく特別の熟練を要する
ことなく、誰にでも手軽に組立可能であり、しかも、軽
くて剛性が高く、且つ安価なパレットを提供することを
目的としたものである。
れたもので、保管スペースが小さく特別の熟練を要する
ことなく、誰にでも手軽に組立可能であり、しかも、軽
くて剛性が高く、且つ安価なパレットを提供することを
目的としたものである。
【０００８】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を達
成するために、四角形の段ボールシートの四隅を等寸に
打ち抜いて得られサイドパネルを同一方向に２段折り曲
げ可能としたデッキ部材と、段ボールシートから成る短
冊状の縦桁および横桁からなり、該縦桁と横桁とを格子
状に組み込むため該縦桁と横桁との短辺方向に打ち抜か
れた切り込みと、前記デッキ部材の前記サイドパネルの
２段目の折り曲げ片を嵌挿するために長辺方向両端部に
打ち抜かれた固定溝と、ホークを差し込むため少なくと
も一方の桁に打ち抜かれたホーク差し込み溝部とを形成
し、格子状に組立てた前記縦桁と横桁の上面に前記デッ
キ部材を載置し、前記サイドパネルの２段目折り曲げ片
を前記縦桁と横桁の固定溝に嵌挿して、前記デッキ部材
と縦桁および横桁とを分解組立可能としたこと、更に
は、（２）前記段ボールシートに撥水処理が施されてい
ることを特徴としたものである。
成するために、四角形の段ボールシートの四隅を等寸に
打ち抜いて得られサイドパネルを同一方向に２段折り曲
げ可能としたデッキ部材と、段ボールシートから成る短
冊状の縦桁および横桁からなり、該縦桁と横桁とを格子
状に組み込むため該縦桁と横桁との短辺方向に打ち抜か
れた切り込みと、前記デッキ部材の前記サイドパネルの
２段目の折り曲げ片を嵌挿するために長辺方向両端部に
打ち抜かれた固定溝と、ホークを差し込むため少なくと
も一方の桁に打ち抜かれたホーク差し込み溝部とを形成
し、格子状に組立てた前記縦桁と横桁の上面に前記デッ
キ部材を載置し、前記サイドパネルの２段目折り曲げ片
を前記縦桁と横桁の固定溝に嵌挿して、前記デッキ部材
と縦桁および横桁とを分解組立可能としたこと、更に
は、（２）前記段ボールシートに撥水処理が施されてい
ることを特徴としたものである。
【０００９】
【実施例】図１（ａ),(ｂ）は、本発明によるパレット
のデッキ部材を説明するための構成図であり、図（ａ）
図は平面図、（ｂ）図は部分断面図で、図中、１は段ボ
ールシート、２はデッキ部材、３は隅部、４はサイドパ
ネル、５は第１罫線、６は第２罫線、７は折り曲げ片
で、段ボール１は、図（ｂ）に示すように、ライナ１
ａ、中芯１ｂとから成っている。
のデッキ部材を説明するための構成図であり、図（ａ）
図は平面図、（ｂ）図は部分断面図で、図中、１は段ボ
ールシート、２はデッキ部材、３は隅部、４はサイドパ
ネル、５は第１罫線、６は第２罫線、７は折り曲げ片
で、段ボール１は、図（ｂ）に示すように、ライナ１
ａ、中芯１ｂとから成っている。
【００１０】段ボールシート１は四角形をしており、該
段ボールシート１は図（ｂ）の断面に示すように、波形
をした中芯１ｂの上下面に平板状のライナ１ａを接着材
で接着し固定している。更に、ライナ１ａには撥水処理
が施されて、雨水等を侵入させず、水分により曲げ強度
が低下するのを防いでいる。なお、図（ｂ）に示すよう
に、段ボールシート１は２枚のライナ１ａと１枚の中芯
１ｂとで構成されるが、前記段ボールシート１を複数積
層した複両面段ボールシートとすることによりよい強度
の高いデッキ部材２とすることができる。
段ボールシート１は図（ｂ）の断面に示すように、波形
をした中芯１ｂの上下面に平板状のライナ１ａを接着材
で接着し固定している。更に、ライナ１ａには撥水処理
が施されて、雨水等を侵入させず、水分により曲げ強度
が低下するのを防いでいる。なお、図（ｂ）に示すよう
に、段ボールシート１は２枚のライナ１ａと１枚の中芯
１ｂとで構成されるが、前記段ボールシート１を複数積
層した複両面段ボールシートとすることによりよい強度
の高いデッキ部材２とすることができる。
【００１１】段ボールシート１は、４箇所の隅部３を打
ち抜かれ、辺の長さが各々ａ，ｂの四角形のデッキ部２
と、該デッキ部の各々の辺を共通辺としたサイドパネル
４を形成する。隅部３を打ち抜くと同時に、形成された
短冊状のサイドパネル４を同一方向に平行に２段折り曲
げ可能な第１罫線５と第２罫線６とが、各々のサイドパ
ネル４に打刻される。第１罫線５は、隅部３を打ち抜い
て得られた角部Ｐを結ぶデッキ部２の辺と共通な線であ
る。
ち抜かれ、辺の長さが各々ａ，ｂの四角形のデッキ部２
と、該デッキ部の各々の辺を共通辺としたサイドパネル
４を形成する。隅部３を打ち抜くと同時に、形成された
短冊状のサイドパネル４を同一方向に平行に２段折り曲
げ可能な第１罫線５と第２罫線６とが、各々のサイドパ
ネル４に打刻される。第１罫線５は、隅部３を打ち抜い
て得られた角部Ｐを結ぶデッキ部２の辺と共通な線であ
る。
【００１２】図２（ａ),(ｂ）は、本発明のパレットに
係る横桁を説明するための形状の一例を示す図であり、
図（ａ）は側面図、図（ｂ）は図（ａ）の側面図で、図
中、１０は横桁材、１１は切り込み、１２は固定溝であ
る。
係る横桁を説明するための形状の一例を示す図であり、
図（ａ）は側面図、図（ｂ）は図（ａ）の側面図で、図
中、１０は横桁材、１１は切り込み、１２は固定溝であ
る。
【００１３】横桁材１０は長辺ａS、短辺ｈの短冊状の
複数積層した段ボールからなっている。例えば、図
（ｂ）のトリプル段ボールの断面では、中心の波板１０
ａを薄板のライナ１０ｅ，１０ｆで挾み、更に、ライナ
１０ｅ，１０ｆの外側に波板１０ａ，１０ｃを介して厚
板のライナ１０ｄ，１０ｇを３段重ねしている。このと
き波板の波形は、長辺の切断面に表われるような方向に
打ち抜かれて圧縮強度を高めている。該横縦材１０の、
両端の短辺ｈの中間には長辺と平行な固定溝１２が打ち
抜かれ、一方の長辺（図では下方）には短辺に平行な、
後述する縦桁１３の厚さと等しい幅の複数の切り込み１
１が略等間隔に打ち抜かれている。
複数積層した段ボールからなっている。例えば、図
（ｂ）のトリプル段ボールの断面では、中心の波板１０
ａを薄板のライナ１０ｅ，１０ｆで挾み、更に、ライナ
１０ｅ，１０ｆの外側に波板１０ａ，１０ｃを介して厚
板のライナ１０ｄ，１０ｇを３段重ねしている。このと
き波板の波形は、長辺の切断面に表われるような方向に
打ち抜かれて圧縮強度を高めている。該横縦材１０の、
両端の短辺ｈの中間には長辺と平行な固定溝１２が打ち
抜かれ、一方の長辺（図では下方）には短辺に平行な、
後述する縦桁１３の厚さと等しい幅の複数の切り込み１
１が略等間隔に打ち抜かれている。
【００１４】長辺ａSの長さは、デッキ部材２の横方向
の辺ａの長さと等しいか僅かに短かく、第１罫線５をエ
ッジとしてサイドパネル４を内側に折り曲げたとき、エ
ッジ部が直角となり横桁材１０とデッキ部材２の裏面お
よびサイドパネル４の内側とが完全に接触するように定
められている。また、固定溝１２には、折り曲げ片７が
第２罫線６から直角に折り曲げらけて嵌挿し固着され
る。固定溝１２の位置や幅および長さは、この固着条件
を満足するように定められている。
の辺ａの長さと等しいか僅かに短かく、第１罫線５をエ
ッジとしてサイドパネル４を内側に折り曲げたとき、エ
ッジ部が直角となり横桁材１０とデッキ部材２の裏面お
よびサイドパネル４の内側とが完全に接触するように定
められている。また、固定溝１２には、折り曲げ片７が
第２罫線６から直角に折り曲げらけて嵌挿し固着され
る。固定溝１２の位置や幅および長さは、この固着条件
を満足するように定められている。
【００１５】図３は、本発明のパレットに係る縦桁を説
明するための形状の一例を示す図であり、図（ａ）は側
面図、図（ｂ）は図（ａ）の側面図で、図中、１３は縦
桁部材、１４は切り込み、１５はホーク溝である。
明するための形状の一例を示す図であり、図（ａ）は側
面図、図（ｂ）は図（ａ）の側面図で、図中、１３は縦
桁部材、１４は切り込み、１５はホーク溝である。
【００１６】縦桁部材１３は長辺ｂS，短辺ｈの短冊状
のトリプル段ボールからなり、長辺の長さｂSは、デッ
キ部材２の縦方向の長さｂと等しいか僅かに短かい長さ
で、短辺の長さｈは、横桁部材１０の短辺の長さｈと等
しい。切り込み１４は、短辺と平行で、長辺の（上部
辺）に横桁部材１０の厚さと等しい幅で等間隔に打ち抜
かれた溝である。また、切り込み１４と対向する長辺側
の切り込み１４の中間位置に、ホークリフトのホークを
挿入することが可能な幅の２個のホーク溝１５が打ち抜
かれている。
のトリプル段ボールからなり、長辺の長さｂSは、デッ
キ部材２の縦方向の長さｂと等しいか僅かに短かい長さ
で、短辺の長さｈは、横桁部材１０の短辺の長さｈと等
しい。切り込み１４は、短辺と平行で、長辺の（上部
辺）に横桁部材１０の厚さと等しい幅で等間隔に打ち抜
かれた溝である。また、切り込み１４と対向する長辺側
の切り込み１４の中間位置に、ホークリフトのホークを
挿入することが可能な幅の２個のホーク溝１５が打ち抜
かれている。
【００１７】横桁部材１０と縦桁部材１３とは、切り込
み１１と１４とで互いに差し込まれ格子状に組み込ま
れ、デッキ部材２が載置固着され、デッキ部材２の補強
材となる。すなわち、サイドパネル４の各々の折り曲げ
辺７は、固定溝１２に嵌挿され固着される。
み１１と１４とで互いに差し込まれ格子状に組み込ま
れ、デッキ部材２が載置固着され、デッキ部材２の補強
材となる。すなわち、サイドパネル４の各々の折り曲げ
辺７は、固定溝１２に嵌挿され固着される。
【００１８】図４（ａ),(ｂ）は、本発明のパレットの
組立後の構造の一例を説明するための図で、図（ａ）は
全体斜視図、図（ｂ）は、図（ａ）の部分断面図であ
り、図中、図１，２，３と同じ作用をする部分には図
１，２，３と同一の参照番号を付してある。
組立後の構造の一例を説明するための図で、図（ａ）は
全体斜視図、図（ｂ）は、図（ａ）の部分断面図であ
り、図中、図１，２，３と同じ作用をする部分には図
１，２，３と同一の参照番号を付してある。
【００１９】上述のように、本発明のパレットは、まず
横桁部材１０と縦桁部材１３とを、互いに切り込み１
１，１４に差込み組立てて、高さｈが等しい格子状の補
強部材として、この補強部材上にデッキ部材２を載置す
る。次に、図（ｂ）に示すように、サイドパネル４を第
１罫線５と第２罫線６とから内側同一方向に曲り曲げ、
折り曲げ片７を固定溝１２内に嵌挿して固定する。以上
の如く、組立てられた本発明のパレットは、ＪＩＳＺ０
６０２に準拠した曲げ試験や桁圧縮試験の強度の基準を
満足する強度のものが得られた。
横桁部材１０と縦桁部材１３とを、互いに切り込み１
１，１４に差込み組立てて、高さｈが等しい格子状の補
強部材として、この補強部材上にデッキ部材２を載置す
る。次に、図（ｂ）に示すように、サイドパネル４を第
１罫線５と第２罫線６とから内側同一方向に曲り曲げ、
折り曲げ片７を固定溝１２内に嵌挿して固定する。以上
の如く、組立てられた本発明のパレットは、ＪＩＳＺ０
６０２に準拠した曲げ試験や桁圧縮試験の強度の基準を
満足する強度のものが得られた。
【００２０】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によるパレットによれば、パレットを構成する素材は段
ボールシートであり組立前の展開した構成要素は平板状
であるため、軽量であり保管スペースも組立成果の１／
３０程度と小さく、しかも、安価であり、用途によって
は回収不要である。更に、構造が簡単であり、接着のた
めの工具や接着剤も不要で、組立時間も短かく、特別の
熟練を要せず約２分程度で手軽に組立てることができ
る。更に、構成部品を部分的に取り替えることが簡単に
できるので、修理が簡単で、リサイクルも可能であり地
球環境保全に貢献することができる。
によるパレットによれば、パレットを構成する素材は段
ボールシートであり組立前の展開した構成要素は平板状
であるため、軽量であり保管スペースも組立成果の１／
３０程度と小さく、しかも、安価であり、用途によって
は回収不要である。更に、構造が簡単であり、接着のた
めの工具や接着剤も不要で、組立時間も短かく、特別の
熟練を要せず約２分程度で手軽に組立てることができ
る。更に、構成部品を部分的に取り替えることが簡単に
できるので、修理が簡単で、リサイクルも可能であり地
球環境保全に貢献することができる。
【図１】 図１は、本発明によるパレットのデッキ部材
を説明するための構成図である。
を説明するための構成図である。
【図２】 図２は、本発明のパレットに係る横桁を説明
するための形状の一例を示す図である。
するための形状の一例を示す図である。
【図３】 図３は、本発明のパレットに係る縦桁を説明
するための形状の一例を示す図である。
するための形状の一例を示す図である。
【図４】 図４は、本発明のパレットの組立後の構造の
一例を説明するための図である。
一例を説明するための図である。
１…段ボールシート、１ａ…ライナ、１ｂ…中芯、２…
デッキ部材、３…隅部、４…サイドパネル、５…第１罫
線、６…第２罫線、７…折り曲げ片、１０…横桁材、１
１…切り込み、１２…固定溝、１３…縦桁部材、１４…
切り込み、１５…ホーク差し込み溝。
デッキ部材、３…隅部、４…サイドパネル、５…第１罫
線、６…第２罫線、７…折り曲げ片、１０…横桁材、１
１…切り込み、１２…固定溝、１３…縦桁部材、１４…
切り込み、１５…ホーク差し込み溝。
Claims (2)
- 【請求項１】 四角形の段ボールシートの四隅を等寸に
打ち抜いて得られサイドパネルを同一方向に２段折り曲
げ可能としたデッキ部材と、段ボールシートから成る短
冊状の縦桁および横桁からなり、該縦桁と横桁とを格子
状に組み込むため該縦桁と横桁との短辺方向に打ち抜か
れた切り込みと、前記デッキ部材の前記サイドパネルの
２段目の折り曲げ片を嵌挿するために長辺方向両端部に
打ち抜かれた固定溝と、ホークを差し込むため少なくと
も一方の桁に打ち抜かれたホーク差し込み溝部とを形成
し、格子状に組立てた前記縦桁と横桁の上面に前記デッ
キ部材を載置し、前記サイドパネルの２段目折り曲げ片
を前記縦桁と横桁の固定溝に嵌挿して、前記デッキ部材
と縦桁および横桁とを分解組立可能としたことを特徴と
するパレット。 - 【請求項２】 前記段ボールシートに撥水処理が施され
ていることを特徴とする請求項１に記載のパレット。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9221793A JPH06286753A (ja) | 1993-03-26 | 1993-03-26 | パレット |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9221793A JPH06286753A (ja) | 1993-03-26 | 1993-03-26 | パレット |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06286753A true JPH06286753A (ja) | 1994-10-11 |
Family
ID=14048282
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9221793A Pending JPH06286753A (ja) | 1993-03-26 | 1993-03-26 | パレット |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06286753A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2006062288A1 (en) * | 2004-12-10 | 2006-06-15 | Samjung Industries Co., Ltd | Iron pallet, method of manufacturing the same, and intermediate support for the same |
| KR100679845B1 (ko) * | 2005-07-14 | 2007-02-07 | 주식회사 삼정산업 | 압착결합에 의한 철재파렛트 |
| KR100919238B1 (ko) * | 2001-08-10 | 2009-09-30 | 도요타 스틸 센타 가부시키가이샤 | 코일형상 반송물용 팰릿, 팰릿으로의 코일형상 반송물의적재구조체, 컨테이너로의 코일형상 반송물 적재팰릿의수납구조체 및 반송방법 |
| KR200467760Y1 (ko) * | 2013-04-16 | 2013-07-04 | 주식회사 네고팩 | 합판 조립식 파렛트 |
-
1993
- 1993-03-26 JP JP9221793A patent/JPH06286753A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100919238B1 (ko) * | 2001-08-10 | 2009-09-30 | 도요타 스틸 센타 가부시키가이샤 | 코일형상 반송물용 팰릿, 팰릿으로의 코일형상 반송물의적재구조체, 컨테이너로의 코일형상 반송물 적재팰릿의수납구조체 및 반송방법 |
| WO2006062288A1 (en) * | 2004-12-10 | 2006-06-15 | Samjung Industries Co., Ltd | Iron pallet, method of manufacturing the same, and intermediate support for the same |
| KR100679845B1 (ko) * | 2005-07-14 | 2007-02-07 | 주식회사 삼정산업 | 압착결합에 의한 철재파렛트 |
| KR200467760Y1 (ko) * | 2013-04-16 | 2013-07-04 | 주식회사 네고팩 | 합판 조립식 파렛트 |
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