JPH082072B2 - 網制御装置 - Google Patents

網制御装置

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JPH082072B2
JPH082072B2 JP1173908A JP17390889A JPH082072B2 JP H082072 B2 JPH082072 B2 JP H082072B2 JP 1173908 A JP1173908 A JP 1173908A JP 17390889 A JP17390889 A JP 17390889A JP H082072 B2 JPH082072 B2 JP H082072B2
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JP
Japan
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network
relay
terminal
photocoupler
circuit
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JP1173908A
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JPH0340554A (ja
Inventor
意人 太田
誠 長谷川
水野  淳
Original Assignee
日立電子株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はアナログ加入電話網等の端末装置で使用され
る網制御装置の改良に関するものである。
〔発明の概要〕
OA市場ではラップトップ形やハンティー形のパーソナ
ルコンピュータ(以下パソコンという)の普及と共にネ
ットワーク化の傾向が一段と強まっている。特にビジネ
ス・ユースの分野では従来の高価格端末装置をラップト
ップ・パソコンやハンディーパソコンでエミュレートす
ることにより,市場要求に合う小形,低価格の端末装置
を製品化でき,それがまた新たなシステム需要を生むと
いった動きが見られるようになっている。
こういったネットワーク化の中にあって欠かせないの
が自動呼出,応答機能が持つ網制御装置(以下NCUとい
う)とモデム等からなる,いわゆるパソコン内臓形のモ
デムである。
ラップトップ,ハンディーといった小形化指向の中
で,こらした内蔵形モデムに対する小形,低価格化の要
求は増々強くなってきている。
このような市場要求に対して,モデムやその周辺制御
部については,VLSI技術,ディジタル信号処理技術など
の高度な進歩により1チップ化モデムに見られるよう
な,飛躍的進歩を遂げている。しかし一方NCU部につい
ては網に対応した規格の既制約上から,なかなか小形化
がしにくい部分である。NCU部は網に直結され,高い電
圧,電流で動作する1次回路とトランスやフォトカプラ
などによって絶縁され低い電圧,電流で動作する2次回
路に分かれる。また1次回路はその性質上部品は大形の
ものが必要になる。
本発明はこの1次回路において,従来網の規格に対応
して,それぞれ個別に用意していた回路を共用化すると
いう手段によって,部品点数を削減し,小形,低価格化
を実現したものである。
第2図は従来のNCUの回路図を示す。図において1,2は
アナログ加入電話網(以下網という)への接続端子,3−
1,3−2はリレーコイル,3−1a,3−1b,3−2aは該リレー
の接点,4a〜4fはキャパシタ,5a〜5f,6,7a,7b,10a,10bは
抵抗,8はダイオード,9a,9bはフォトカプラ,13は内部電
源端子(+E)14はトランス,15,16はモデム等への接続
端子,17aは呼出信号出力端子,17bは極性反転検出端子,1
9aはリレー(3−1)駆動端子,19bはリレー(3−2)
駆動端子,20はダイオードブリッジ,21はキャパシタであ
る。
この動作は発呼時の動作と被呼時の動作に大別され
る。最初に発呼時の動作について説明する。まず,待機
状態ではリレー接点3−1a,3−1bはOFF,3−2aはON側に
接続されている。オフフック状態では端子19aよりリレ
ーコイル3−1を付勢して接点3−1a,3−1bをONし,接
点3−1a,3−2a,トランス14,抵抗6,接点3−1bのルート
で端子1,2間にループを出力する。ダイアルパルスは端
子19bよりリレー3−2を制御して接点3−2aでパルス
を発生し,端子1,2から網に送出する。
網はNCUが待機時,オフフック時,ダイアル中又はダ
イアル終了後の間,端子1,2間に1がマイナス,2がプラ
スの極性で直流電圧(例えば48V)を供給しているが,
相手端末(図指せず)が応答するとこの直流電圧の極性
が反転する。抵抗6,7b,10b,ダイオード8,フォトカプラ9
bはこの極性反転を検出する回路であり,端子1がマイ
ナスの場合はフォトカプのトランジスタがオンして端子
17bに0Vを,端子1がプラスの場合は端子17bに+Eを出
力し,この変化によって相手端末の応答を知ることがで
き、通信状態に入る。通信の切断は接点3−1a,3−1bを
OFF側にすることで行われる。
次は被呼時の動作を説明する。待機状態において,網
が発生する読出信号(例えば16Hz,75vrms)が端子1,2に
入力される。呼出信号の検出回路はキャパシタ4f,抵抗5
f,7a,10a,ダイオードブリッジ20,平滑用キャパシタ21,
フォトカプラ9aで構成される。端子1,2に入力された交
流信号は,網の規格による16Hz75vrmsで10KΩ以上の入
力インピダンスを確保するためのキャパシタ4fと抵抗5f
を通り,全波整流と平滑化が行われ,直流信号となって
フォトカプラ9aを駆動して端子17aに出力する。ハイア
レベルの制御(図指せず)によってこの信号を検出する
と接点3−1a,3−1bをONにして通信を開始する。また,
通信の切断は前記に同じである。
以上説明したように従来のNCUはそれぞれの動作に対
応する回路を個別に持つ構成となっており,そのために
リレーの接点の数も多く必要となり,個々の接点には4a
〜4c,5a〜5eのようにキャパシタと抵抗による火花消去
器を付加する必要もあった。また,このキャパシタ4a〜
4e及び呼出信号検出回路のキャパシタ4fについては耐圧
250V程度を要求されることから,外形寸法はかなり大き
なものが使われていた。
〔発明が解決しようとする課題〕
従来技術による回路構成は以上に述べたように多くの
回路部品を必要とし,且つ各部品が大形になることか
ら,装置全体の小形化,低価格化を阻んでいた。本発明
はこの欠点を解決するために,回路の共用化を図り部品
点数を削減して小形,低価格のNCUを実現することを目
的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は上記の目的を達成するために,NCUに要求され
る機能と網の規格への対応は不変で,従来3個必要とし
たリレー接点を1個に削減し,この接点に対応する1組
の火花消去器と呼出信号検出回路において,入力インピ
ーダンスを確保する回路を共用化し,また極性反転検出
回路と呼出信号検出回路の共用化をするなどによって,N
CUの回路構成を大幅に簡略化し,部品点数も著るしく削
減することができる。
〔実施例〕
以下,この発明の一実施例を第1図,第3図により説
明する。第1図において,1,2は網への接続端子,3はリレ
ーコイル,3aは該リレーの接点,4はキャパシタ,5,6,7,1
0,11は抵抗,8はダイオード,9はフォトカプラ,12はトラ
ンジスタ,13は内部電源端子(+E),14はトランス,15,
16はモデム等への接続端子,17は呼出信号及び極性反転
検出端子,18はフォトカプラの検出感度切換制御素子,19
はリレー駆動端子である。
以下この動作を従来技術の場合と同様,発呼時の動作
と被呼時の動作に分けて説明する。最初は発呼時の動作
である。まず待機状態では、接点3aはOFF側にある。オ
フフック状態では端子19よりリレーコイル3を付勢して
接点3aをONし,接点3a,抵抗6,トランス14のルートで端
子1,2間にループを出力する。ダイアルパルスは端子19
を制御して接点3aでパルスを発生し,端子1,2から網に
送出する。網の極性反転の検出は端子18に0Vを供給し,
トランジスタ12をONして,フォトカプラ9のフォトトラ
ンジスタのコレクタ電流を増加して該フォトカプラの感
度を低下させ,前述の端子1,2間ループに流れる直流電
流を大きなしきい値で判定し,ノイズやリーク電流によ
る誤動作を防止している。
次は被呼時の動作である待機状態において,網が発生
する呼出信号が端子1,2に入力される。この呼出信号は
キャパシタ4,抵抗5を通り,抵抗6及び抵抗7,ダイオー
ド8,フォトカプラ9から成る並列回路,トランス14を経
て流れる。ここで,キャパシタ4,抵抗5の直列回路のイ
ンピーダンスは16Hz,75vrmsの交流信号に対し10KΩ以上
となるよう設定されなければならないので,フォトカプ
ラの発光ダイオードに流れる電流は微弱であるため,端
子18に+Eを供給し,トランジスタ12をOFFとしフォト
カプラのフォトトランジスタのコレクタ電流を小さくし
て感度を上げ,微弱な呼出信号の検出を可能にしてい
る。
このときの動作波形を第3図に示す。図に示すように
端子1,2の入力波形は正弦波である。また端子18とグラ
ンド間に出力される波形は入力波形の周期に対応した矩
形波出力となる。網の発生する呼出信号はこのような波
形の信号が1秒間連続し,2秒間休止するといった形式で
動作するので,これをハイアーレベルの処理(図示せ
ず)で判定する。呼出信号が検出されると端子19を付勢
して接点3aをONにし,通信を開始することができる。
また,本実施例では詳細説明は省略するが,プッシュ
ボタン信号によるダイアル発信も接点3aをONにし端子1
5,16に該信号を入力し,端子1,2から網に送出すること
で可能である。
〔発明の効果〕
本発明によれば大幅な回路及び部品点数の削減が可能
となり,小形,低価格のNCUが実現できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す回路図,第2図は従来
の回路図,第3図は本発明の実施例の回路による動作波
形を示す図である。 1,2は網への接続端子,3はリレー,4はキャパシタ,5,6,7,
10,11は抵抗,9はフォトカプラ,14はトランス,15,16はモ
デム等への接続端子である。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】網とモデム間の接続を制御する網制御装置
    において, 前記網に対しループ信号を送出するリレーと,該リレー
    に並列に接続したキャパシタと抵抗とからなる火花消去
    器と,該火花消去器に直列に接続したフォトカプラと,
    該フォトカプラのコレクタ電流を制御してフォトカプラ
    の電流検出感度を変更せしめる制御回路とを備え, 前記フォトカプラは,前記リレーの接点がオープン状態
    にあるとき,前記網が発信する呼出し信号を検出すると
    共に,前記リレーの接点がクローズ状態にあるとき,前
    記制御回路により電流検出感度が変更されることによっ
    て,前記網のループ電流を検出できるように構成されて
    いることを特徴とする網制御装置。
  2. 【請求項2】特許請求の範囲第1項記載の網制御装置に
    おいて, 前記リレーは,ダイヤル・パルス発生器と共用するよう
    に構成されていることを特徴とする網制御装置。
JP1173908A 1989-07-07 1989-07-07 網制御装置 Expired - Lifetime JPH082072B2 (ja)

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