JPH0533095Y2 - - Google Patents

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JPH0533095Y2
JPH0533095Y2 JP6556987U JP6556987U JPH0533095Y2 JP H0533095 Y2 JPH0533095 Y2 JP H0533095Y2 JP 6556987 U JP6556987 U JP 6556987U JP 6556987 U JP6556987 U JP 6556987U JP H0533095 Y2 JPH0533095 Y2 JP H0533095Y2
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telephone
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【考案の詳細な説明】 <産業上の利用分野> 本考案は、チン鳴り防止回路に係り、特にモデ
ムの切替時に電話の呼出信号検出回路が動作しな
い様にしたチン鳴り防止回路に関する。
<考案の概要> 電話回線がモデムを介して、電話器及び端末機
等に接続されている場合、モデムの切替スイツチ
をデータ伝送路(端末機)から通話路(電話器)
へ切替えた際に起きる極反によつて、電話機の呼
出信号検出回路が誤動作を起こし、このために呼
鈴が鳴動することがあつた。
本考案は、このときに呼鈴が鳴動するのを防止
したチン鳴り防止回路において、上記切替スイツ
チの電話回線及び電話器が接続された端子間に抵
抗を接続する事により、モデムの部品点数を削減
し、そして小型化を計る様にしたものである。
<従来の技術> 第3図は、電話回線を利用してパソコン等、
種々のデータ端末装置のデータ通信を行う際に、
電話回線と端末装置との間に接続される一般的な
モデム1の回路ブロツク図を示す。T1,T2は
モデム1と外部用電話器とを接続する電話器接続
用端子、L1,L2は電話回線が接続される電話
回線接続用端子、端子T1,L2に接続された回
線モニタ回路2は電話回線に流れる電流の有無及
び電流の方向を検出する回路である。切替スイツ
チ3はデータ通信を行う場合と電話を使用して通
話を行う場合とを選択的に切替える為の切替スイ
ツチである。チン鳴り防止回路4はデータ通信か
ら電話通話路に切替える際、即ち電話回線の接続
及び切断時によつて発生する極反により呼出信号
検出回路が誤動作するのを防止する回路である。
パルスダイヤル回路5は10PPS(1秒間に10パ
ルス)と20PPSのダイヤルパルスを生成する回路
である。三者割込回路6は、電話器が通話中にこ
れに割込信号を伝達する回路である。7は2線−
4線変換回路、8は線路等化器バンドパスフイル
タ、9はDTMFトーンジエネレータ、点線内1
0はモデム部、11はUART、12はマイクロ
コントローラ(CPU)、13は電源制御回路を
夫々示す。
第2図は従来例になるチン鳴り防止回路の回路
図を示す。第3図と同一構成部分には同一符号を
付す。
15はモデムの電話接続用端子T1,T2に接
続された電話器、C1,R2は電話器15内の呼
出信号検出回路のコンデンサ(容量分)及び抵抗
(抵抗分)、R1は抵抗、SWはスイツチ、Tは通
信用トランスを夫々示す。
切替スイツチ3の可動片cが接点aに閉接され
て、端子L1,L2に接続された電話回線とパル
スダイヤル回路5とが接続された状態では、パル
スダイヤル回路5はオフフツク(DCループ形成)
され通信可能状態となる。このとき電話回線の線
間には直流の約7Vが印加されている。この直流
の極性は説明の便宜上端子L1側が+でL2側が
−とする。この状態で切替スイツチ3の可動片c
を接点bへ、即ち通話路へ切替える場合、先ずス
イツチSWを開放とする。次に切替スイツチ3の
可動片cを接点bへ閉接させると、先の電話回線
に印加されていた直流電圧の約7Vは、約45V迄
電圧上昇し、電話局側ではこれを検知して極性を
反転させる。(この様な極性の反転を極反とい
う。)よつて端子L1側が−、L2側+となる。
このようにして電話器15への通話路が形成され
る。この切替動作により、端子T1,T2に接続
された電話器15の呼出信号検出回路に抵抗R1
が接続される。電話器15の呼出信号検出回路は
端子T1,T2からみると等価的に容量成分(コ
ンデンサC)、抵抗成分(抵抗R2)の直列回路
とみなせる。これらの直列回路に流れる電流を呼
出信号検出回路により検出して、呼鈴を鳴動させ
ている。しかし、切替スイツチ3の切替時にはコ
ンデンサCの為に、電話器15の呼出信号検出回
路へ大きな電流が流れて呼出信号検出回路を動作
させ一時的に呼鈴を鳴動させる事になる。この一
時的鳴動を俗にチン鳴りと呼んでいる。抵抗R1
は、切替スイツチ3の切替時に流れるこの大きな
電流を制御する為のものであり、この抵抗値は、
呼出信号検出回路の電流検知限以下になる様に設
定されている。ここで上記に説明した動作中、切
替スイツチ3を接点bへ閉接する時には、スイツ
チSWは開放状態となつているが、切替スイツチ
3を接点bへ閉接し、数秒経過して電流が減少し
た後で、スイツチSWは閉接される。
<考案が解決しようとする問題点> 上記従来例によれば、スイツチSWを必要と
し、部品点数が多くなり、これにより、組付スペ
ースも必要となり、モデムを小型化しにくいとい
う問題がある。
また、切替スイツチ3の他にスイツチSWの切
替操作を必要とし、この切替操作回路が複雑化
し、更にこのスイツチSWの駆動回路等が必要と
なる等種々の問題がある。
本考案はこれらの問題を解決したチン鳴り防止
回路を提供することを目的とする。
<問題点を解決する為の手段> 本考案になるチン鳴り防止回路は、電話回線を
可動片に、端末機を第1の接点に、電話器を第2
の接点にそれぞれ接続し、該可動片を第1又は、
第2の接点と接触させることにより、該電話回線
を該端末機又は、該電話器のいずれか一方に選択
的に切替える切替スイツチを有し、該電話回線と
該切替スイツチの該第2の接点との間に抵抗を接
続したことを特徴とする様にした構成を有する。
<実施例> 第1図は、本考案の一実施例になるチン鳴り防
止回路の回路図を示す。第2図と同一構成部分に
は同一符号を付しその説明は省略する。
第2図とその相違点は、スイツチSWと抵抗R
1に換えて抵抗3を電話回線L1と切替スイツチ
3の接点b間に接続した点である。
ここで例えば、切替スイツチ3の可動片cを接
点aへ閉接した状態でパソコン等のデータ通信を
行い、その後パルスダイヤル回路5をオンフツク
(DCループがなくなる)すると、端子L1,L2
間に印加されていた直流電圧の約7Vは、約45V
迄電圧上昇し、電話局側ではこれを検知して極性
を反転させる。よつて端子L1側が−、L2側+
となる。このようにして電話器15への通話路が
形成される。反転したL1,L2間の直流電圧は
抵抗R3を介して電話器15へ印加される。この
極反時に電話器15の呼出信号検出回路による容
量成分C1の為にラツシユ電流が流れるが、この
電流は抵抗R3によつて制限され、その値は呼出
信号検出回路の検知限以下に設定されている。尚
この電流はC1(R2+R3)の時定数で漸次減
少するので、切替スイツチ3は、電流が十分減少
したのを見計らつて可動変cを接点bへ閉接す
る。この閉接のタイミングは、マイクロコントロ
ーラ12によつて行われ、パルスダイヤル回路5
のオンフツク後、2.5秒後に行われる。
モデムが電話回線と通信中(可動片cを接点a
へ閉接した状態)抵抗R3に流れる電流を検出す
ればモデムのモニターを行うことができる。
<考案の効果> 上述した本考案になるチン鳴り防止回路によれ
ば、抵抗R3を追加するのみで良く、部品点数が
少なく、且つ小部品である為、組付は極めて容易
である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例になるチン鳴り防止
回路の回路図、第2図は従来例のチン鳴り防止回
路の回路図、第3図は一般的なモデム(DCE)
の回路ブロツク図を夫々示す。 1……モデム、3……切替スイツチ、5……パ
ルスダイヤル回路、15……電話器、L1,L2
……電話回線接続用端子、T1,T2……電話器
接続用端子、R2……抵抗(抵抗成分)、R3…
…抵抗、C1……コンデンサ(容量成分)、C…
…可動片、a,b……固定接点。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 電話回線を可動片に、端末機を第1の接点に、
    電話器を第2の接点にそれぞれ接続し、該可動片
    を第1又は、第2の接点と接触させることによ
    り、該電話回線を該端末機又は、該電話器のいず
    れか一方に選択的に切替える切替スイツチを有
    し、該電話回線と該切替スイツチの該第2の接点
    との間に抵抗を接続したことを特徴とするチン鳴
    り防止回路。
JP6556987U 1987-04-30 1987-04-30 Expired - Lifetime JPH0533095Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP6556987U JPH0533095Y2 (ja) 1987-04-30 1987-04-30

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JP6556987U JPH0533095Y2 (ja) 1987-04-30 1987-04-30

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Publication Number Publication Date
JPS63173961U JPS63173961U (ja) 1988-11-11
JPH0533095Y2 true JPH0533095Y2 (ja) 1993-08-24

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