JPH0733472Y2 - 局線回路 - Google Patents

局線回路

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JPH0733472Y2
JPH0733472Y2 JP460790U JP460790U JPH0733472Y2 JP H0733472 Y2 JPH0733472 Y2 JP H0733472Y2 JP 460790 U JP460790 U JP 460790U JP 460790 U JP460790 U JP 460790U JP H0733472 Y2 JPH0733472 Y2 JP H0733472Y2
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JP
Japan
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circuit
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full
wave rectifier
line
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JP460790U
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丈二 田中
也寸志 大井
愼一 篠原
徹 松嶋
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、局線回路に関する。
〔従来の技術〕
周知のように、局線回路は、局線に接続され、この局線
からの呼出信号の検出と、局線間に印加される電圧の極
性反転の検出と、局線へのダイヤル信号送出と、局線の
直流ループの形成とを行う。
第2図に従来の局線回路の構成を示す。第2図に示され
るように、従来の局線回路は、呼出信号検出器10と、極
性反転検出器20と、ダイヤル信号送出/直流ループ形成
器30とがそれぞれ独立に、局線OLに並列に接続されてい
る。
呼出信号検出器10は、コンデンサC1を介して局線OL間に
接続された第1の全波整流器REC1と、第1の全波整流器
REC1の出力間に接続され、抵抗R1と呼出信号の検出を行
う呼出信号検出素子(フォトカプラの発光ダイオード)
RDとを有する呼出信号検出回路11から構成される。
極性反転検出器20は、局線OLの一端及び他端にそれぞれ
固定端子が接続された第1及び第2の常開接点rv1,rv2
からなる接点回路21と、この接点回路21の出力間に接続
された曲線反転検出回路22とから構成される。極性反転
検出回路22は、接点回路21の出力間に抵抗R2を介して接
続され、極性反転の検出を行う極性反転検出素子(フォ
トカプラの発光ダイオード)RVと、この極性反転検出素
子RVに並列に接続されたコンデンサC2とから構成され
る。第1及び第2の常開接点rv1,rv2の開閉は、図示し
ない制御回路によって制御される。
ダイヤル信号送出/直流ループ形成器30は、局線OL間に
接続された第2の全波整流器REC2と、第2の全波整流器
REC2の出力間に接続されたダイヤル信号送出/直流ルー
プ形成回路31とから構成される。ダイヤル信号送出/直
流ループ形成回路31は、第2の全波整流器REC2の出力間
に接続されたバリスタVRと、ダイヤル信号の送出を行う
ダイヤル信号送出素子(フォトカプラのフォトトランジ
スタ)DTと、トランジスタTrと、抵抗R3,R4,R5と、コン
デンサC3,C4と、変成器TFとを有する。
尚、局線OLは、スイッチ回路40を介して情報チャネルIC
に接続され、情報チェネルICはスイッチ回路40を介して
内線ILに接続される。
〔考案が解決しようとする課題〕
上述した従来の局線回路は、呼出信号検出器10と、極性
反転検出器20と、ダイヤル信号送出/直流ループ形成器
30とがそれぞれ独立に、局線OLに並列に接続されている
ので、部品点数が多くなるという欠点がある。また、ダ
イヤル信号送出/直流ループ形成器30のダイヤル信号送
出/直流ループ形成回路31は、常に、第2の全波整流器
REC2を介して局線OLに接続されるので、雷サージや局線
ノイズの影響を受け易いという欠点がある。
従って、本考案の目的は、部品点数を削減でき、安価格
の局線回路を提供することにある。
本考案の他の目的は、雷サージや局線ノイズ耐量を向上
させた局線回路を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
本考案による局線回路は、局線に接続され、該局線から
の呼出信号の検出と、該局線間に印加される電圧の極性
反転の検出と、該局線へのダイヤル信号送出と、該局線
の直流ループの形成とを行う局線回路において、前記局
線間に常開の第1の接点を介して接続された全波整流器
と、前記常開接点をバイパスして交流を通す第1のバイ
パス回路と、前記全波整流器の出力の一端に固定端子が
接続された第2の接点と、前記全波整流器の出力間に前
記第2の接点の常閉端子を介して接続され、前記呼出信
号の検出と前記極性反転の検出の両方を行う呼出信号/
極性反転検出回路と、前記第1の接点と前記全波整流器
との第1の接続点と前記第2の接点の常閉端子と前記検
出回路との第2接続点との間をバイパスし、直流を通す
第2のバイパス回路と、前記全波整流器の出力間に前記
第2の接点の常開端子を介して接続され、前記ダイヤル
信号送出と前記直流ループの形成とを行うダイヤル信号
送出/直流ループ形成回路とを有する。
〔作用〕
従来、呼出信号検出回路と極性反転検出回路とは別々の
個別部品で構成されていたのに対し、本考案では、それ
らを1つの呼出信号/極性反転検出回路で実現したの
で、部品点数を削減できる。また、ダイヤル信号送出/
直流ループ形成回路は、第2の接点の常開端子を介して
全波整流器に接続されるので、必要なときにのみ、局線
に接続され、雷サージや局線ノイズ耐量を向上できる。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例について図面を参照して説明す
る。
第1図を参照すると、本考案の一実施例による局線回路
は、局線OLに接続され、局線OLからの呼出信号の検出
と、局線OL間に印加される電圧の極性反転の検出と、局
線OLへのダイヤル信号送出と、局線OLの直流ループの形
成とを行う回路である。
本実施例の局線回路は、局線OL間に常開の第1の接点rv
1を介して接続された全波整流器RECを有する。第1の接
点rv1をバイパスして交流を通す第1のバイパス回路50
が設けられている。第1のバイパス回路50は、抵抗R6と
コンデンサC1の直列回路で構成されている。全波整流器
RECの出力の一端には第2の接点rv2の固定端子が接続さ
れている。全波整流器RECの出力間には、第2の接点rv2
の常閉端子を介して、呼出信号の検出と極性反転の検出
の両方を行う呼出信号/極性反転検出回路60が接続され
てる。呼出信号/極性反転検出回路60は、抵抗R1と呼出
信号/極性反転検出素子RD/RVの直列回路で構成されて
いる。第1の接点rv1の常開端子と全波整流器RECとの第
1の接続点と抵抗R1と呼出信号/極性反転検出素子RD/R
Vとの第2接続点との間をバイパスし、直流を通す第2
のバイパス回路70が設けられている。第2のバイパス回
路70は抵抗R2とダイオードDの直列回路からなる。全波
整流器RECの出力間には、第2の接点rv2の常開端子を介
して、ダイヤル信号送出と直流ループの形成とを行うダ
イヤル信号送出/直流ループ形成回路31が接続されてい
る。
第1図に示されるように、第1の接点rv1が開成し、第
2の接点rv2が常閉端子側に接続されいる状態では、呼
出信号/極性反転検出回路60は、第1のバイパス回路50
と全波整流器RECを介して局線OLと接続される。第1の
バイパス回路50と全波整流器RECと呼出信号/極性反転
検出回路60とによって呼出信号検出器が構成される。
逆に、第1の接点rv1が閉成し、第2の接点rv2が常開端
子側に接続されると、呼出信号/極性反転検出素子RD/R
Vは、第2のバイパス回路70と全波整流器RECの一個のダ
イオードを介して局線OLと接続されると共に、ダイヤル
信号送出/直流ループ形成回路31は、全波整流器RECを
介して局線OLと接続される。第2のバイパス回路70と全
波整流器RECの一個のダイオードと呼出信号/極性反転
検出素子RD/RVとによって極性反転検出器が構成され
る。全波整流器RECとダイヤル信号送出/直流ループ形
成回路31とによってダイヤル信号送出/直流ループ形成
器が構成される。
上述したように、呼出信号の検出と、極性反転の検出を
1つの呼出信号/極性反転検出素子RD/RVで共用してい
るので、部品点数を削減できる。また、ダイヤル信号送
出/直流ループ形成回路31は、第2の接点rv2の常開端
子を介して全波整流器RECに接続されるので、必要なと
きにのみ、局線OLに接続され、雷サージや局線ノイズ耐
量を向上できる。
〔考案の効果〕
以上の説明で明らかなように、本考案によれば、呼出信
号の検出と極性反転の検出を1つの呼出信号/極性反転
検出回路で実現したので、部品点数を削減できるという
効果がある。また、ダイヤル信号送出/直流ループ形成
回路を、第2の接点の常開端子を介して全波整流器に接
続したので、必要なときにのみ、局線に接続され、雷サ
ージや局線ノイズ耐量を向上できるという利点もある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例による局線回路の構成を示す
回路図、第2図は従来の局線回路の構成を示す回路図で
ある。 OL……局線、rv1……第1の接点、REC……全波整流器、
rv2……第2の接点、31……ダイヤル信号送出/直流ル
ープ形成回路、50……第1のバイパス回路、60……呼出
信号/極性反転検出回路、70……第2のバイパス回路。
フロントページの続き (72)考案者 篠原 愼一 東京都千代田区内幸町1丁目1番6号 日 本電信電話株式会社内 (72)考案者 松嶋 徹 東京都千代田区内幸町1丁目1番6号 日 本電信電話株式会社内

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】局線に接続され、該局線からの呼出信号の
    検出と、該局線間に印加される電圧の極性反転の検出
    と、該局線へのダイヤル信号送出と、該局線の直流ルー
    プの形成とを行う局線回路において、 前記局線間に常開の第1の接点を介して接続された全波
    整流器と、前記常開接点をバイパスして交流を通す第1
    のバイパス回路と、前記全波整流器の出力の一端に固定
    端子が接続された第2の接点と、前記全波整流器の出力
    間に前記第2の接点の常閉端子を介して接続され、前記
    呼出信号の検出と前記極性反転の検出の両方を行う呼出
    信号/極性反転検出回路と、前記第1の接点と前記全波
    整流器との第1の接続点と前記第2の接点の常閉端子と
    前記検出回路との第2接続点との間をバイパスし、直流
    を通す第2のバイパス回路と、前記全波整流器の出力間
    に前記第2の接点の常開端子を介して接続され、前記ダ
    イヤル信号送出と前記直流ループの形成とを行うダイヤ
    ル信号送出/直流ループ形成回路とを有する局線回路。
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JPH0397255U JPH0397255U (ja) 1991-10-07
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