JPH0738663B2 - リングトリップ回路 - Google Patents

リングトリップ回路

Info

Publication number
JPH0738663B2
JPH0738663B2 JP29765188A JP29765188A JPH0738663B2 JP H0738663 B2 JPH0738663 B2 JP H0738663B2 JP 29765188 A JP29765188 A JP 29765188A JP 29765188 A JP29765188 A JP 29765188A JP H0738663 B2 JPH0738663 B2 JP H0738663B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
voltage
output
pass filter
photocoupler
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP29765188A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH02143657A (ja
Inventor
勇 植木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP29765188A priority Critical patent/JPH0738663B2/ja
Publication of JPH02143657A publication Critical patent/JPH02143657A/ja
Publication of JPH0738663B2 publication Critical patent/JPH0738663B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Devices For Supply Of Signal Current (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は電話交換機の加入者回路に使用されるリングト
リップ回路に関する。
〔従来の技術〕
従来、この種のリングトリップ回路は、第3図に示すよ
うに、呼出信号電流制限抵抗1と、呼出信号電流検出抵
抗2と、呼出信号電流検出抵抗2の両端電圧の交流成分
を減衰し直流成分を取出す低域通過フィルタ8を構成す
る抵抗16及びコンデンサ17と、低域通過フィルタ8の出
力電圧を電気的に分離して呼出信号送出側と異なる電源
系に信号を伝達する光結合素子(フォトカプラ)5と、
フォトカプラ5の負荷抵抗6と、フォトカプラ5の出力
を検出する比較器9とを備えている。この回路は第4図
に示すように、呼出信号送出リレー接点22a,22bと、フ
ックスイッチ19,直流阻止コンデンサ20及びベルコイル2
1を備えた電話機18と、呼出信号発生器23と、直流電源2
4,25とに接続される。
この構成において、呼出信号リレー接点22a,22bがオン
している状態でかつフックスイッチ19がオフ状態である
とき(電話機18としてはオンフック状態であるとき)、
呼出信号電流検出抵抗2,呼出信号送出リレー接点22a,直
流阻止コンデンサ20,ベルコイル21,呼出信号送出リレー
接点22b及び呼出信号電流制限抵抗1を経由して呼出信
号(16Hzの交流信号)が流れ、呼出信号電流検出抵抗2
の両端には交流電圧が発生する。しかし、抵抗16及びコ
ンデンサ17で構成される低域通過フィルタ8でこの交流
電圧は減衰されるため、フォトカプラ5の発光ダイオー
ドの両端に印加される電圧が小さい。したがって、フォ
トカプラ5の出力電圧の変化も小さいため、比較器9の
検出閾値を越える電圧とならなく、比較器9の出力は変
化しない。
次に、呼出信号送出リレー接点22a,22bがオン状態であ
るときにフックスイッチ19がオン状態になると(電話機
18としてはオンフック状態であるとき)、呼出信号電圧
発生器23からの呼出信号の交流電流と直流電源24からの
直流電流との合成電流が呼出信号電流検出抵抗2,呼出信
号送出リレー接点22a,フックスイッチ19,呼出信号送出
リレー接点22b及び呼出信号電流制限抵抗1を経由して
流れ、呼出信号電流検出抵抗2の両端に直流電圧と交流
電圧との合成電圧が発生する。この合成電圧は低域通過
フィルタ8により交流電圧成分が減衰されるが、直流電
圧成分はそのままフォトカプラ5の発光ダイオードの両
端に印加されるため、フォトカプラ5の出力電圧の変化
は大きくなり、比較器9の検出閾値を越える電圧とな
り、比較器9の出力は変化する。したがって、比較器9
の出力状態を監視することにより、電話機18のオフフッ
ク及びオンフック状態を知ることができる。
〔発明が解決しようとする問題点〕
上述した従来のリングトリップ回路は低域通過フィルタ
8のカットオフ周波数が低いため、低域通過フィルタ8
を構成する抵抗16及びコンデンサ17は大きな値の素子と
なり、かつコンデンサ17は両極性のコンデンサを必要と
する。また、フォトカプラ5の検出出力を大きくするた
めには、フォトカプラ5の発光ダイオードに流れる直流
電流を多く流す必要があり、低域通過フィルタ8を構成
する抵抗16の値は小さいことが望まれる。
すなわち、従来のリングトリップ回路では、大容量のコ
ンデンサを必要とするため、部品が大形化する。また、
オンフック状態であるとき、低域通過フィルタ8の出力
の交流電圧がほぼフォトカプラ5の発光ダイオードの順
方向電圧以下になるように設計する必要があり、かつダ
イオードの順方向電圧は温度特性を含めバラツキが大き
いため低域通過フィルタ8の呼出信号周波数での減衰量
を大きくする必要がある。このため、低域通過フィルタ
8での遅延時間が大きくなり、オフフックの検出時間が
長くなる問題もある。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明のリングトリップ回路は交流呼出信号を全波整流
するダイオードブリッジ回路と、前記ダイオードブリッ
ジ回路の出力に比例した信号を出力するフォトカプラ
と、前記フォトカプラの出力の全波整流信号を交流信号
に再生する極性反転回路と、前記極性反転回路の出力よ
り直流電圧を出力する低域通過フィルタと、前記低域通
過フィルタの出力から直流信号を検出する比較器とを備
える。
〔実施例〕
次に、本発明について図面を参照して説明する。
第1図は本発明の一実施例を示す構成図である。第2図
はこの実施例の各部の信号波形を示すもので、電話機オ
ンフック時及び電話機オフフック時の動作を説明するた
めのものである。
この実施例のリングトリップ回路は呼出信号電流制限抵
抗1と、呼出信号電流を電圧に交換する呼出信号電流検
出抵抗2と、この抵抗2の両端電圧を全波整流するダイ
オードブリッジ回路4と、全波整流された電流を呼出信
号送出側の電源系と異なる電源系に伝達するフォトカプ
ラ5と、負荷抵抗6と、フォトカプラ5に流れる電流を
制限する制限抵抗3と、負荷抵抗6の両端に現われる全
波整流信号をほぼ0(V)付近で半周期毎に極性を反転
して交流信号に再生する極性反転回路7と、呼出信号と
直流信号とを分離する低域通過フィルタ8と、この低域
通過フィルタ8の出力から直流電圧を検出する比較器9
と、電話機側に接続される端子10,11と、呼出信号源側
に接続される端子12,13と、リングトリップ検出出力端
子14とを備える。
次に、この実施例の動作を第1図及び第2図を参照して
説明する。なお、この実施例の回路は、端子10,11,12,1
3,15を介して第4図に示す電話機18,呼出信号送出リレ
ー接点22a,22b、呼出信号電圧発生器25及び直流電源24,
25に接続される。まず、呼出信号送出リレー接点(第4
図中、22a,22b)がオン状態で、かつ電話機(18)がオ
ンフック状態のとき、電話機(18)には呼出信号発生器
(23)から交流電流のみが流れ、呼出信号電流検出抵抗
2の両端に交流電圧が発生し、この電圧がダイオードブ
リッジ回路4で全波整流され、フォトカプラ5の発光ダ
イオードには全波整流信号電流が流れる。したがって、
フォトカプラ5のトランジスタのエミッタに接続された
負荷抵抗6には全波整流信号が出力される。極性反転回
路7ではほぼ0(V)で半周期毎に極性を反転して呼出
信号電流検出抵抗2の両端電圧と同等な波形が再生され
る。再生電圧が低域通過フィルタ8で比較器9の検出閾
値以下に減衰される(0(V)近辺でダイオードブリッ
ジ回路4及びフォトカプラ5のダイオードの順方向電圧
降下分波形歪を発生するが正負対称であるため直流成分
はゼロである)ため、比較器9の出力は変化しない。
次に、呼出信号送出リレー接点(22a,22b)がオン状態
でかつ電話機(18)がオフフック状態のとき、電話機
(18)のフックスイッチ(19)がオンするため、電話機
(18)には呼出信号電圧発生器(23)からの交流信号と
直流電源24からの直流電流との両方が流れ呼出信号電流
検出抵抗2の両端には直流電圧と交流電圧とが発生す
る。この電圧は前述のオフフック状態と同一動作により
極正反転回路7に出力される。低域通過フィルタ8で直
流成分が出力され、この電圧は比較器9の検出閾値を越
えるため、比較器9の出力は変化する。この比較器9の
出力の変化により、電話機(18)のオンフック状態及び
オフフック状態を知ることができる。
なお、極性反転回路7及び低域通過フィルタ8は負荷抵
抗6の両端電圧をアナログ・ディジタル変換によりアナ
ログ信号からディジタル信号に変換し、0(V)で交互
に符号ビットを変化することで波形再生し、ディジタル
フィルタで直流検出する構成にすることにより、半導体
集積回路化が一層容易となる。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明によれば、全波整流した交流
呼出信号をフォトカプラで異種電源系に伝達し、極性反
転により波形を再生して直流検出することにより、呼出
信号送出側の回路と無関係に低域通過フィルタを構成で
きる。これにより、低域通過フィルタを構成するコンデ
ンサは小容量で設計でき、部品を小形化できる。また、
低域通過フィルタとしてSCFフィルタ及びディジタルフ
ィルタ等を使用可能であり、半導体集積化し易く、かつ
高次のフィルタが半導体集積回路で実現できるため、オ
フフックの検出時間の短かいリングトリップ回路を実現
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す構成図、第2図は同実
施例の各部波形を示す図、第3図は従来のリングトリッ
プ回路を示す構成図、第4図はリングトリップ回路と周
辺回路との関係を示す構成図である。 1……呼出信号電流制限抵抗、2……呼出信号電流検出
抵抗、3……制限抵抗、4……ダイオードブリッジ回
路、5……フォトカプラ、6……負荷抵抗、7……極性
反転回路、8……低域通過フィルタ、9……比較器。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】交流呼出信号を全波整流するダイオードブ
    リッジ回路と、前記ダイオードブリッジ回路の出力に比
    例した信号を出力するフォトカプラと、前記フォトカプ
    ラの出力の全波整流信号を交流信号に再生する極性反転
    回路と、前記極性反転回路の出力より直流電圧を出力す
    る低域通過フィルタと、前記低域通過フィルタの出力か
    ら直流信号を検出する比較器とを備えることを特徴とす
    るリングトリップ回路。
JP29765188A 1988-11-24 1988-11-24 リングトリップ回路 Expired - Lifetime JPH0738663B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29765188A JPH0738663B2 (ja) 1988-11-24 1988-11-24 リングトリップ回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP29765188A JPH0738663B2 (ja) 1988-11-24 1988-11-24 リングトリップ回路

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02143657A JPH02143657A (ja) 1990-06-01
JPH0738663B2 true JPH0738663B2 (ja) 1995-04-26

Family

ID=17849348

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP29765188A Expired - Lifetime JPH0738663B2 (ja) 1988-11-24 1988-11-24 リングトリップ回路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0738663B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0600644A1 (en) * 1992-11-30 1994-06-08 AT&T Corp. Ring-trip detection using ring voltage and current
JP2891143B2 (ja) * 1995-07-28 1999-05-17 日本電気株式会社 リングトリップ回路

Also Published As

Publication number Publication date
JPH02143657A (ja) 1990-06-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2891143B2 (ja) リングトリップ回路
JPH0738663B2 (ja) リングトリップ回路
US3835258A (en) Ring trip circuit
JPH0821975B2 (ja) リングトリップ回路
JPS5853542B2 (ja) 加入者回線用の電子電話回路
US5347575A (en) Circuit to detect the hook status and ringing at the CPE end of a telephone network
JP3716197B2 (ja) リングトリップ回路および方法ならびに加入者制御回路、交換機
JPH04238448A (ja) リングトリップ回路
JPS6163145A (ja) リングトリツプ回路
JPS5811109Y2 (ja) 夜間切替回路
JP2642446B2 (ja) リングトリップ回路
JPS6135046A (ja) 呼出信号送出回路
JP2833742B2 (ja) リングトリップ回路
JPS59133736A (ja) 信号入出力装置
JPH0733472Y2 (ja) 局線回路
JPS59221147A (ja) リング・トリツプ回路
JPS58104556A (ja) リングトリツプ回路
JPH0342836B2 (ja)
JPS59221146A (ja) リング・トリツプ回路
JPH0413906B2 (ja)
JPH09102810A (ja) 回線の極性反転検出装置
JPS59221148A (ja) 呼出応答検出方式
JPS59229956A (ja) 呼出応答検出回路の入力保護方式
JPS61238172A (ja) フアクシミリ装置
JPS61191155A (ja) リングトリツプ回路