JPH0541254U - 電話網制御装置 - Google Patents
電話網制御装置Info
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- JPH0541254U JPH0541254U JP5000791U JP5000791U JPH0541254U JP H0541254 U JPH0541254 U JP H0541254U JP 5000791 U JP5000791 U JP 5000791U JP 5000791 U JP5000791 U JP 5000791U JP H0541254 U JPH0541254 U JP H0541254U
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- JP
- Japan
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- telephone network
- line
- telephone
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- line transformer
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 ライントランスを小型化することにより、電
話網制御装置を小型化する。 【構成】 電話網制御装置のライントランス1と縦列に
固定抵抗器7を設けることにより、直流抵抗値を分散さ
せる。
話網制御装置を小型化する。 【構成】 電話網制御装置のライントランス1と縦列に
固定抵抗器7を設けることにより、直流抵抗値を分散さ
せる。
Description
【0001】
本考案は、電話機やモデムの電話網制御装置に関するものである。
【0002】
近年、情報化社会の一端として電話回線網にモデムとパーソナルコンピュータ を接続した、いわゆるパソコン通信が普及しており、モデムの小型化が望まれて いる。
【0003】 以下図面を参照しながら、上述した従来のモデムの電話網制御装置部分の一例 について説明する。なお、この電話網制御装置は電話機においても同様な装置を 使用出来る。
【0004】 図2は従来のモデムの電話網制御装置の回路図を示すものである。図2におい て、1は電話回線の信号成分を取り出すライントランス、2は電話回線の開閉制 御を行うフォトカプラ、3は電話回線の電流方向を統一するダイオードD1〜D 4による全波整流回路、4はノイズ除去用コンデンサ、5は電話回線のサージを 吸収するサージ対策部品、6は電話回線L1,L2と接続されるカプラである。
【0005】 以上のように構成された従来の電話網制御装置について、以下その動作を説明 する。電話網制御装置より発信を行う場合、図中には示していないモデム回路か らの制御によりフォトカプラ2を一定時間オンにする。その後、前記モデム回路 からの制御によりフォトカプラ2をオン,オフすることによりダイヤルパルスを 送出する。送出されたダイヤルパルスはダイオードD1〜D4を通り、カプラ6 より電話回線L1,L2へ送出される。
【0006】 相手局の応答があった場合は電話回線の電圧極性が反転する。たとえばL1が +48V、L2が−48Vの場合は、応答によりL1が−48V、L2が+48Vになる 。ダイオードD1〜D4は、電圧極性がどちらになっても常にフォトカプラ2の コレクタよりエミッタへの電流が流れるようにするための全波整流回路である。
【0007】 ライントランス1は相手局からの音声信号あるいはデータ信号を電圧として検 出する。この信号の周波数は300Hzから3400Hzであり、ライントランス1の性能 は、前記周波数帯域において伝送損失が小さくかつ平坦で、位相変化が小さく、 歪みが小さいことが要求される。フォトカプラ2がオンの時のカプラ6の両端の 直流抵抗値は、国内ではNTT規格により50Ω〜300Ω、アメリカではFCC規 格パート68により100Ω〜300Ωと決められている。
【0008】
上述した、従来の電話網制御装置で前記直流抵抗値の規格を満足するためには 、ライントラン1の巻線数で調整する必要があり、小型化しようとするとライン トランス1の電力量が増加して、発熱量が多くなるという課題があった。
【0009】
本考案は、ライントランスを小型化するために、全波整流回路とフォトカプラ とライントランスとで構成されたループ中に固定抵抗器を設けたことを特徴とす る。
【0010】
本考案の電話網制御装置によれば、固定抵抗器をループ中に設けたことにより ライントランスの小型化が可能となり、従って電話網制御装置も小型化できる。 また固定抵抗器としてフューズ抵抗器を用いることにより、電話回線から入るイ ンパルスに対してライントランスを保護するという対策にもなり得るものである 。
【0011】
以下、本考案の一実施例について図1を用いて説明する。図1において、7は 固定抵抗器であり、その他図2と同一符号は同じものでその説明は省略する。本 考案では、規格の直流抵抗値をライントランス1と固定抵抗器7とで分担する構 成になっている。なお、固定抵抗器7は消費電力分散のため2つに分けることも できる。また、電話回線から入るインパルスに対してライントランスを保護する ために、フューズ抵抗器を用いても良い。
【0012】
以上説明したように、本考案の電話網制御装置によれば、ライントランスを小 型化することにより電話網制御装置を小型化できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例における電話網制御装置の回
路図である。
路図である。
【図2】従来例の電話網制御装置の回路図である。
1…ライントランス、 2…フォトカプラ、 3…全波
整流回路、 7…固定抵抗器。
整流回路、 7…固定抵抗器。
Claims (1)
- 【請求項1】 電話回線の電流方向を統一するダイオー
ドによる全波整流回路と、回線の開閉制御を行うための
フォトカプラと、ライントランスとで構成されたループ
の中に固定抵抗器を設けたことを特徴とする電話網制御
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5000791U JPH0541254U (ja) | 1991-06-28 | 1991-06-28 | 電話網制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5000791U JPH0541254U (ja) | 1991-06-28 | 1991-06-28 | 電話網制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0541254U true JPH0541254U (ja) | 1993-06-01 |
Family
ID=12846943
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5000791U Pending JPH0541254U (ja) | 1991-06-28 | 1991-06-28 | 電話網制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0541254U (ja) |
-
1991
- 1991-06-28 JP JP5000791U patent/JPH0541254U/ja active Pending
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