JPH08206990A - 記録紙切断装置 - Google Patents
記録紙切断装置Info
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- JPH08206990A JPH08206990A JP7014768A JP1476895A JPH08206990A JP H08206990 A JPH08206990 A JP H08206990A JP 7014768 A JP7014768 A JP 7014768A JP 1476895 A JP1476895 A JP 1476895A JP H08206990 A JPH08206990 A JP H08206990A
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- Japan
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- cutter unit
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 ロール状に巻かれた感熱紙、普通紙、静電記
録紙等を使うプリンタ、ファクシミリにて印字記録後記
録紙を定型サイズに切断する可動刃の動作装置を提供す
る。 【構成】 記録紙の幅方向に置かれたカッタユニット駆
動手段1と、これに平行に平面を有する板状のランナベ
ース8と、この駆動手段1によりカッタユニットが移動
したときにランナベース8上を転がる回転ローラ3と、
当該回転ローラ3に回転ローラ軸5とずらして設けられ
た刃駆動凸部4と、この刃駆動凸部4に取り付けされる
刃6を有する。刃6はカッタユニットが移動すると回転
ローラ3の回転に伴い上下し、刃6の記録紙切断面を随
時移動させる。
録紙等を使うプリンタ、ファクシミリにて印字記録後記
録紙を定型サイズに切断する可動刃の動作装置を提供す
る。 【構成】 記録紙の幅方向に置かれたカッタユニット駆
動手段1と、これに平行に平面を有する板状のランナベ
ース8と、この駆動手段1によりカッタユニットが移動
したときにランナベース8上を転がる回転ローラ3と、
当該回転ローラ3に回転ローラ軸5とずらして設けられ
た刃駆動凸部4と、この刃駆動凸部4に取り付けされる
刃6を有する。刃6はカッタユニットが移動すると回転
ローラ3の回転に伴い上下し、刃6の記録紙切断面を随
時移動させる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、記録紙切断装置に関
し、特に、プリンタ、ファクシミリにてロール状に巻か
れた感熱紙、普通紙、静電記録紙等を定型サイズに切断
する可動刃の動作装置に関する。
し、特に、プリンタ、ファクシミリにてロール状に巻か
れた感熱紙、普通紙、静電記録紙等を定型サイズに切断
する可動刃の動作装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図5は従来の記録紙切断装置の概略構造
図である。
図である。
【0003】図5において、従来の記録紙切断装置は、
図5(c)に示すように、記録紙の幅方向に置かれたカ
ッタユニット駆動手段1と、この駆動手段1に平行に平
面を有する板状の固定刃30と同一面を成すランナベー
スと、この駆動により移動したときにランナベース上を
転がる回転ローラと、この回転ローラと一体に結合され
て回転する円形回転刃31と、前記固定刃30とを有す
る。
図5(c)に示すように、記録紙の幅方向に置かれたカ
ッタユニット駆動手段1と、この駆動手段1に平行に平
面を有する板状の固定刃30と同一面を成すランナベー
スと、この駆動により移動したときにランナベース上を
転がる回転ローラと、この回転ローラと一体に結合され
て回転する円形回転刃31と、前記固定刃30とを有す
る。
【0004】駆動手段1によってカッタユニットの本体
2が移動した時に、ランナベース上を回転ローラが転が
り回転し、この回転ローラに結合され回転する円形回転
刃31と前記固定刃30に記録紙が挟み込まれ、鋏みと
同様の作用によって記録紙が切断される。円形回転刃3
1は回転し記録紙を摺切る作用もあり、また記録紙を切
断する刃が常に移動するために長寿命を達成することが
できる。
2が移動した時に、ランナベース上を回転ローラが転が
り回転し、この回転ローラに結合され回転する円形回転
刃31と前記固定刃30に記録紙が挟み込まれ、鋏みと
同様の作用によって記録紙が切断される。円形回転刃3
1は回転し記録紙を摺切る作用もあり、また記録紙を切
断する刃が常に移動するために長寿命を達成することが
できる。
【0005】図5(c)に類似した技術として、実開平
3−44589号公報に開示された従来例をあげること
ができる。
3−44589号公報に開示された従来例をあげること
ができる。
【0006】上記実開平3−44589号公報に記載さ
れた技術は、刃物台ガイドに沿って走行する刃物台を設
け、刃物台には丸刃を回転自在に軸支すると共に、丸刃
の刃先は、刃物台ガイドに平行に設けた固定刃と重合
し、刃物台の走行時に固定刃の刃先よりもわずかに突出
して回転するペーパカッタにおいて、刃物台の走行方向
両端に刃物台駆動ワイヤを繋止すると共に、刃物台駆動
ワイヤをループ状に形成し、刃物台ワイヤを、丸刃の軸
支に固着されて丸刃と一体に回転するプーリの外周に少
なくとも1回巻着し、所定の張力で張架し、刃物台の走
行に連動して丸刃が回転するようにしたことを特徴とす
るペーパカッタである。
れた技術は、刃物台ガイドに沿って走行する刃物台を設
け、刃物台には丸刃を回転自在に軸支すると共に、丸刃
の刃先は、刃物台ガイドに平行に設けた固定刃と重合
し、刃物台の走行時に固定刃の刃先よりもわずかに突出
して回転するペーパカッタにおいて、刃物台の走行方向
両端に刃物台駆動ワイヤを繋止すると共に、刃物台駆動
ワイヤをループ状に形成し、刃物台ワイヤを、丸刃の軸
支に固着されて丸刃と一体に回転するプーリの外周に少
なくとも1回巻着し、所定の張力で張架し、刃物台の走
行に連動して丸刃が回転するようにしたことを特徴とす
るペーパカッタである。
【0007】また、図5(a)に示す平刃の移動刃によ
る方法では、刃が記録紙の切断部に対し移動しないため
に局所的に摩耗し記録紙切断寿命が十分でなく、この対
策として図5(b)のように移動刃6を固定刃30に対
し傾け駆動されるように取付る方法が提案されている。
る方法では、刃が記録紙の切断部に対し移動しないため
に局所的に摩耗し記録紙切断寿命が十分でなく、この対
策として図5(b)のように移動刃6を固定刃30に対
し傾け駆動されるように取付る方法が提案されている。
【0008】また、この図5(a)、(b)に近い技術
としてあげられる特開平1−30861号公報に開示さ
れた従来例は、第1の方向に架設されたガイド部材と、
このガイド部材上を往復移動するキャリッジ部材と、こ
のキャリッジ部材に搭載され、キャリッジ部材と共に第
1の方向に沿って移動可能なカッタ刃と、第1の方向と
交叉する第2の方向に搬送される記録媒体とを備えた印
字装置において、ガイド部材を記録媒体の面に対して一
定の傾斜角を持たせて架設し、カッタ刃の記録媒体切断
点がキャリッジ部材の移動に伴って変化するようにした
ことを特徴とする印字装置における用紙切断機構であ
る。
としてあげられる特開平1−30861号公報に開示さ
れた従来例は、第1の方向に架設されたガイド部材と、
このガイド部材上を往復移動するキャリッジ部材と、こ
のキャリッジ部材に搭載され、キャリッジ部材と共に第
1の方向に沿って移動可能なカッタ刃と、第1の方向と
交叉する第2の方向に搬送される記録媒体とを備えた印
字装置において、ガイド部材を記録媒体の面に対して一
定の傾斜角を持たせて架設し、カッタ刃の記録媒体切断
点がキャリッジ部材の移動に伴って変化するようにした
ことを特徴とする印字装置における用紙切断機構であ
る。
【0009】また、図示しない揺動刃方式が実用化され
ている。
ている。
【0010】この揺動刃方式あるいは回動刃方式といえ
る従来例として、特開平4−82696号公報に記載さ
れた技術をあげることができる。
る従来例として、特開平4−82696号公報に記載さ
れた技術をあげることができる。
【0011】この特開平4−82696号公報に記載さ
れた従来技術は、ユニットホルダに回動自在に軸支され
た厚刃の可動刃と、ユニットホルダに軸支されたサポー
トプレートに固着された薄刃の固定刃とから成るカッタ
である。
れた従来技術は、ユニットホルダに回動自在に軸支され
た厚刃の可動刃と、ユニットホルダに軸支されたサポー
トプレートに固着された薄刃の固定刃とから成るカッタ
である。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図5に
示す従来の記録紙切断装置では、円形回転刃31を用い
る方法は円形回転刃31が高価である。また固定刃30
を併用する方法では装置の小型化が難しい。
示す従来の記録紙切断装置では、円形回転刃31を用い
る方法は円形回転刃31が高価である。また固定刃30
を併用する方法では装置の小型化が難しい。
【0013】また、移動刃6を固定刃30に対し傾け駆
動する方法は移動刃の動作が一切断動作当たり1回であ
ることと、切り初めの記録紙の切断部が毎回一定の位置
になり記録紙切断性能の維持に十分とは言えない。
動する方法は移動刃の動作が一切断動作当たり1回であ
ることと、切り初めの記録紙の切断部が毎回一定の位置
になり記録紙切断性能の維持に十分とは言えない。
【0014】また、揺動刃方式または回動刃方式は、高
価で構造が大きく小型化を要求される装置には不向きで
あり、本発明の提案する記録紙切断装置の応用範囲と競
合するものではない。
価で構造が大きく小型化を要求される装置には不向きで
あり、本発明の提案する記録紙切断装置の応用範囲と競
合するものではない。
【0015】本発明は従来の上記実情に鑑みてなされた
ものであり、従って本発明の目的は、従来の技術に内在
する上記諸欠点を解消し、確実に記録紙を切断すること
を可能とし、長寿命で、構造の簡単な廉価に構成するこ
とができる新規な記録紙切断装置を提供することにあ
る。
ものであり、従って本発明の目的は、従来の技術に内在
する上記諸欠点を解消し、確実に記録紙を切断すること
を可能とし、長寿命で、構造の簡単な廉価に構成するこ
とができる新規な記録紙切断装置を提供することにあ
る。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明に係る記録紙切断装置は、記録紙の幅方向に
置かれたカッタユニット駆動手段と、このカッタユニッ
ト駆動手段に平行に平面を有する板状のランナベース
と、このカッタユニット駆動手段の駆動によりカッタユ
ニットが移動したときにランナベース上を転がる回転ロ
ーラと、当該回転ローラに回転軸とずらして設けられた
刃駆動凸部と、この刃駆動凸部に取り付けられ上下方向
に自在に動作可能な刃と、を備えて構成される(請求項
1に対応する)。
に、本発明に係る記録紙切断装置は、記録紙の幅方向に
置かれたカッタユニット駆動手段と、このカッタユニッ
ト駆動手段に平行に平面を有する板状のランナベース
と、このカッタユニット駆動手段の駆動によりカッタユ
ニットが移動したときにランナベース上を転がる回転ロ
ーラと、当該回転ローラに回転軸とずらして設けられた
刃駆動凸部と、この刃駆動凸部に取り付けられ上下方向
に自在に動作可能な刃と、を備えて構成される(請求項
1に対応する)。
【0017】また、上記回転ローラを非円形または偏心
円形の回転ローラとし、当該回転ローラの回転軸に刃駆
動凸部を設けている(請求項2に対応する)。
円形の回転ローラとし、当該回転ローラの回転軸に刃駆
動凸部を設けている(請求項2に対応する)。
【0018】また、上記回転ローラを非円形の回転ロー
ラとし、当該回転ローラのランナベース上の接点と反対
側に回転ローラに対し滑り回転ローラに付勢される刃駆
動固定部と、この刃駆動固定部に取り付けられ上下方向
に自在に動作可能な刃を設ける(請求項3に対応す
る)。
ラとし、当該回転ローラのランナベース上の接点と反対
側に回転ローラに対し滑り回転ローラに付勢される刃駆
動固定部と、この刃駆動固定部に取り付けられ上下方向
に自在に動作可能な刃を設ける(請求項3に対応す
る)。
【0019】さらにまた、記録紙を挟みカッタユニット
駆動手段と対向する位置にカッタユニットの駆動に応じ
て摺動可能なガイド手段と、このガイド手段に支持さ
れ、刃を上下動可能に挟み、記録紙の切断部に対抗する
位置を鋭角または直角にしたカッタカバーを有している
(請求項4に対応する)。
駆動手段と対向する位置にカッタユニットの駆動に応じ
て摺動可能なガイド手段と、このガイド手段に支持さ
れ、刃を上下動可能に挟み、記録紙の切断部に対抗する
位置を鋭角または直角にしたカッタカバーを有している
(請求項4に対応する)。
【0020】
【作用】上記のとおりに構成された本発明では、カッタ
ユニット駆動手段によってカッタユニットが記録紙の幅
方向に移動する際に、回転ローラがランナベース上を転
がり、当該回転ローラにその回転軸とずらして設けられ
た刃駆動凸部が回転するために、クランク機構、または
カム機構によって上下方向に動作されるように、刃を取
付可能とし、刃が上下方向に自在に動作する。移動刃は
記録紙の幅方向に移動する際に上下動を伴い固定刃また
はカッタカバーの鋭角または直角部で記録紙を挟み摺切
り切断する。
ユニット駆動手段によってカッタユニットが記録紙の幅
方向に移動する際に、回転ローラがランナベース上を転
がり、当該回転ローラにその回転軸とずらして設けられ
た刃駆動凸部が回転するために、クランク機構、または
カム機構によって上下方向に動作されるように、刃を取
付可能とし、刃が上下方向に自在に動作する。移動刃は
記録紙の幅方向に移動する際に上下動を伴い固定刃また
はカッタカバーの鋭角または直角部で記録紙を挟み摺切
り切断する。
【0021】
【実施例】以下、本発明をその好ましい一実施例につい
て図面を参照して具体的に説明する。
て図面を参照して具体的に説明する。
【0022】図1は本発明に係る記録紙切断装置の一実
施例を示す概略構造図(正面図)である。図2は本発明
に係る記録紙切断装置をプリンタ装置に実装した構造を
示す側断面図であり、図3は本発明の刃の動作を示す説
明図である。
施例を示す概略構造図(正面図)である。図2は本発明
に係る記録紙切断装置をプリンタ装置に実装した構造を
示す側断面図であり、図3は本発明の刃の動作を示す説
明図である。
【0023】図1、図2に示すように、本発明に係る記
録紙切断装置の一実施例は、記録紙の幅方向に置かれた
カッタユニット駆動手段として駆動ワイヤ1を有し、こ
の駆動ワイヤ1に平行に平面を有する板状のランナベー
ス8と、駆動ワイヤ1の駆動によりカッタユニットが移
動したときにランナベース8上を転がる回転ローラ3
と、当該回転ローラ3にこの回転ローラ3の回転ローラ
軸5とずらして設けられた刃駆動凸部4と、この刃駆動
凸部4に取り付けられ上下方向に自在に動作可能な刃6
と、記録紙22を挟みカッタユニット駆動手段1と対向
する位置にカッタユニットの駆動に応じて摺動可能なガ
イド手段としてのカッタレール27と、このカッタレー
ル27に支持され、刃6を上下動可能に挟み、記録紙2
2の切断部に対抗する位置を鋭角または直角にしたカッ
タカバー7とを有し、カッタカバー7に刃6を押し返す
刃押さえばね9を有する。
録紙切断装置の一実施例は、記録紙の幅方向に置かれた
カッタユニット駆動手段として駆動ワイヤ1を有し、こ
の駆動ワイヤ1に平行に平面を有する板状のランナベー
ス8と、駆動ワイヤ1の駆動によりカッタユニットが移
動したときにランナベース8上を転がる回転ローラ3
と、当該回転ローラ3にこの回転ローラ3の回転ローラ
軸5とずらして設けられた刃駆動凸部4と、この刃駆動
凸部4に取り付けられ上下方向に自在に動作可能な刃6
と、記録紙22を挟みカッタユニット駆動手段1と対向
する位置にカッタユニットの駆動に応じて摺動可能なガ
イド手段としてのカッタレール27と、このカッタレー
ル27に支持され、刃6を上下動可能に挟み、記録紙2
2の切断部に対抗する位置を鋭角または直角にしたカッ
タカバー7とを有し、カッタカバー7に刃6を押し返す
刃押さえばね9を有する。
【0024】図2において、本発明をプリンタ装置に実
装した構造を側面図で示すように、サーマルヘッド21
の平面をランナベース8の代用としても良い。またカッ
タレール27は本実施例のプリンタ装置の上カバーモー
ルド23に成形されている。
装した構造を側面図で示すように、サーマルヘッド21
の平面をランナベース8の代用としても良い。またカッ
タレール27は本実施例のプリンタ装置の上カバーモー
ルド23に成形されている。
【0025】上記のとおりに構成された本実施例では、
カッタユニット駆動ワイヤ1によってカッタユニットが
記録紙22の幅方向に移動する際に、回転ローラ3がラ
ンナベース8/サーマルヘッド21を転がり、当該回転
ローラ3に設けられた刃駆動凸部4が回転するために、
クランク機構、またはカム機構によって上下方向に動作
されるように、刃6を取付可能とし、カッタカバー7に
設けた刃押さえばね9によって刃6を押し返し、刃6が
上下方向に自在に動作する。
カッタユニット駆動ワイヤ1によってカッタユニットが
記録紙22の幅方向に移動する際に、回転ローラ3がラ
ンナベース8/サーマルヘッド21を転がり、当該回転
ローラ3に設けられた刃駆動凸部4が回転するために、
クランク機構、またはカム機構によって上下方向に動作
されるように、刃6を取付可能とし、カッタカバー7に
設けた刃押さえばね9によって刃6を押し返し、刃6が
上下方向に自在に動作する。
【0026】移動刃6は記録紙22の幅方向に移動する
際に上下動を伴いカッタカバー7の鋭角または直角部で
記録紙22を挟み摺切り切断する。
際に上下動を伴いカッタカバー7の鋭角または直角部で
記録紙22を挟み摺切り切断する。
【0027】図3はカッタユニットの移動に伴う刃駆動
凸部4の上下動と刃6の上下動を示す。本実施例では刃
駆動凸部4を4個設けたために、回転ローラ3が1回転
すると4回上下動する。刃6の上下高さ位置とカッタユ
ニットの記録紙幅方向の位置との関係は回転ローラ3が
ランナベース8上を移動するときに若干滑るために一定
とはならない。
凸部4の上下動と刃6の上下動を示す。本実施例では刃
駆動凸部4を4個設けたために、回転ローラ3が1回転
すると4回上下動する。刃6の上下高さ位置とカッタユ
ニットの記録紙幅方向の位置との関係は回転ローラ3が
ランナベース8上を移動するときに若干滑るために一定
とはならない。
【0028】図4(a)、(b)に回転ローラ3の回転
を刃6の上下動とする別の機構(本発明の他の実施例)
を示す。
を刃6の上下動とする別の機構(本発明の他の実施例)
を示す。
【0029】図4(a)、(b)を参照するに、それぞ
れ偏心円形(図4(a)参照)または非円形(図4
(b)参照)の回転ローラによって刃6の上下動をさせ
る。いずれも動作は前記実施例とほぼ同様であるので、
説明を省略する。
れ偏心円形(図4(a)参照)または非円形(図4
(b)参照)の回転ローラによって刃6の上下動をさせ
る。いずれも動作は前記実施例とほぼ同様であるので、
説明を省略する。
【0030】本実施例においては、刃6の取付構造が簡
単なので、刃の交換が容易である。
単なので、刃の交換が容易である。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
プリンタ、ファクシミリ等のロール状に巻かれた感熱
紙、普通紙、静電記録紙等を印字記録後に、定型サイズ
に切断する可動刃の動作機構を簡単に構成することがで
き、小型化することを可能とし、移動刃が上下に動作し
て記録紙の切断部を移動するので、記録紙切断性能を維
持し、長寿命を達成することができる。
プリンタ、ファクシミリ等のロール状に巻かれた感熱
紙、普通紙、静電記録紙等を印字記録後に、定型サイズ
に切断する可動刃の動作機構を簡単に構成することがで
き、小型化することを可能とし、移動刃が上下に動作し
て記録紙の切断部を移動するので、記録紙切断性能を維
持し、長寿命を達成することができる。
【0032】本発明によればまた廉価な平型の刃を使う
ことができるために全体を低廉に形成することができ
る。
ことができるために全体を低廉に形成することができ
る。
【0033】またカッタカバーと移動可能な刃の動作に
よって記録紙を切断し固定刃を不要とし、廉価な記録紙
切断装置を提供することが可能となる。
よって記録紙を切断し固定刃を不要とし、廉価な記録紙
切断装置を提供することが可能となる。
【図1】本発明に係る記録紙切断装置の一実施例を示す
概略構造図である。
概略構造図である。
【図2】本発明に係る記録紙切断装置をプリンタ装置に
実装した構造を示す側断面図である。
実装した構造を示す側断面図である。
【図3】本発明の刃の動作を示す説明図である。
【図4】(a)、(b)は本発明の他の実施例を示す概
略構造図である。
略構造図である。
【図5】(a)〜(c)は従来の記録紙切断装置の概略
構造図である。
構造図である。
1…駆動ワイヤ 2…カッタユニット本体 3…回転ローラ 4…刃駆動凸部 5…回転ローラ軸 6…刃 7…カッタカバー 8…ランナベース 9…刃押さえばね 10…刃駆動固定部 20…プラテンローラ 21…サーマルヘッド 22…記録紙 23…上カバーモールド 24…下カバモールド 25…ガイドプレート 26…記録紙吐出口 27…カッタレール 30…固定刃 31…円形回転刃
Claims (5)
- 【請求項1】 連続した記録紙を幅方向に切断する刃を
備えたカッタユニットにおいて、 記録紙の幅方向に置かれたカッタユニット駆動手段と、 当該カッタユニット駆動手段に平行に平面を有する固定
された板状のランナベースと、 前記カッタユニット駆動手段により移動したときに前記
ランナベース上を転がる回転ローラと、 当該回転ローラに該回転ローラの回転軸とずらして設け
られた刃駆動凸部と、 当該刃駆動凸部に取り付けられ上下方向に自在に動作可
能な刃と、 を有することを特徴とした記録紙切断装置。 - 【請求項2】 連続した記録紙を幅方向に切断する刃を
備えたカッタユニットにおいて、 記録紙の幅方向に置かれたカッタユニット駆動手段と、 当該カッタユニット駆動手段に平行に平面を有する固定
された板状のランナベースと、 前記カッタユニット駆動手段により移動したときに前記
ランナベース上を転がる非円形または偏心円形の回転ロ
ーラと、 当該回転ローラの回転軸に設けられた刃駆動凸部と、 当該刃駆動凸部に取り付けられ上下方向に自在に動作可
能な刃と、 を有することを特徴とした記録紙切断装置。 - 【請求項3】 連続した記録紙を幅方向に切断する刃を
備えたカッタユニットにおいて、 記録紙の幅方向に置かれたカッタユニット駆動手段と、 当該カッタユニット駆動手段に平行に平面を有する固定
された板状のランナベースと、前記カッタユニット駆動
手段により移動したときに前記ランナベース上を転がる
非円形の回転ローラと、 当該回転ローラのランナベース上の接点と反対側に該回
転ローラに対して滑り該回転ローラに付勢される刃駆動
固定部と、 当該刃駆動固定部に取り付けられ上下方向に自在に動作
可能な刃と、 を有することを特徴とした記録紙切断装置。 - 【請求項4】 記録紙を挟み前記カッタユニット駆動手
段と対向する位置に前記カッタユニットの駆動に応じて
摺動可動なガイド手段と、 当該ガイド手段に支持され、前記刃を上下動可能に挟
み、記録紙の切断部に対抗する位置を鋭角または直角に
したカッタカバーと、 を有することを更に特徴とする請求項1または3のいず
れか一項に記載の記録紙切断装置。 - 【請求項5】 前記ランナベースを除去し、該ランナベ
ースの代わりにサーマルヘッドの平面部またはその他の
平面部を用いることを更に特徴とする請求項1〜3のい
ずれか一項に記載の記録紙切断装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7014768A JP2626612B2 (ja) | 1995-01-31 | 1995-01-31 | 記録紙切断装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7014768A JP2626612B2 (ja) | 1995-01-31 | 1995-01-31 | 記録紙切断装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08206990A true JPH08206990A (ja) | 1996-08-13 |
JP2626612B2 JP2626612B2 (ja) | 1997-07-02 |
Family
ID=11870252
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7014768A Expired - Lifetime JP2626612B2 (ja) | 1995-01-31 | 1995-01-31 | 記録紙切断装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2626612B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1156002A1 (en) * | 1999-11-19 | 2001-11-21 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Printer |
CN102653102A (zh) * | 2011-03-04 | 2012-09-05 | 株式会社理光 | 纸张切割装置和包括该纸张切割装置的图像形成设备 |
JP2013144337A (ja) * | 2012-01-13 | 2013-07-25 | Fujitsu Component Ltd | 切断装置及び記録装置 |
-
1995
- 1995-01-31 JP JP7014768A patent/JP2626612B2/ja not_active Expired - Lifetime
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US6793423B1 (en) | 1999-11-19 | 2004-09-21 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Printer |
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JP2626612B2 (ja) | 1997-07-02 |
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