JPH08206954A - 管切断機への素材供給方法 - Google Patents
管切断機への素材供給方法Info
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- JPH08206954A JPH08206954A JP3604895A JP3604895A JPH08206954A JP H08206954 A JPH08206954 A JP H08206954A JP 3604895 A JP3604895 A JP 3604895A JP 3604895 A JP3604895 A JP 3604895A JP H08206954 A JPH08206954 A JP H08206954A
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Abstract
断を行う複数の管切断機1を用いて、複数本の素材を同
時並行して切断する場合に、回転砥石の交換に伴う移動
率の低下を抑える。ロット管理を完全に行う。 【構成】 各管切断機1へ素管が供給される前に、その
素材を切断したと仮定したときの回転砥石の摩耗量を予
測する。その仮定切断の途中に摩耗量が使用限界に達す
ると判断されたときは、該当する管切断機への素材供給
を未然に停止し、他の管切断機へ素材供給を行う。
Description
管切断機を用いて、複数本の素材を同時並行して切断す
る場合の、管切断機への素材供給方法に関する。
には、その素管として熱間押出し法により製造された所
謂押出し管が用いられる。この押出し管は、能率等の点
から素管長さより長い長尺管として製造され、冷間管圧
延に供する前に圧延に好都合な長さの短尺管に切断され
る。
から複数の管切断機を用いて複数本の素材を同時並行し
て切断する場合が多い。このような同時並行切断および
その切断における材料搬送方法を図1により説明する。
同時並行切断では、並列配置された複数の管切断機1が
用いられる。個々の管切断機1は回転砥石により素材を
一本毎切断する。上工程ラインから送られて来た素材は
入側搬送設備2により複数の管切断機1へ並列供給さ
れ、複数の管切断機1で同時進行的に切断される。切断
を終えた材料は出側搬送設備3により下工程ラインへ搬
出される。
で送られて来る素材が切断後に他のロットのものと混じ
らないようにするいわゆるロット管理が非常に重要であ
る。そのため、材料の搬送制御方法として「先入れ材先
出し」と呼ばれる方法が一般に採用されている。これは
管切断機へ先に供給した材料を必ず先に管切断機から搬
出するというものである。例えばNo. 1〜3の管切断機
へ素材が順番に供給されるとする。その場合は、No. 1
の管切断機で材料搬出が終わってからNo. 2の管切断機
で材料搬出を行い、それが終わってからNo. 3の管切断
機で材料搬出を始める。
並行切断において物流効率を挙げるために、複数の管切
断機を機動的に選択使用する方法が示されているが、こ
の方法においてもロット管理は最重要項目として取り扱
われている。
材先出し方式の場合であれ、それ以外の方式の場合であ
れ、ロット管理を優先した従来の搬送制御方法では、次
のような問題がある。
では、前述したように、管切断に回転砥石が用いられ
る。回転砥石は使用に伴って摩耗し、その摩耗量が限界
値に達すると新しいものと交換される。通常この交換は
管切断機に材料が存在していないときに行うが、押出し
管の切断では管の肉厚が大きく、切断1回りの摩耗量が
大きいこと、1本の素材を複数本に切断する多本採りが
最近の傾向であることながら、切断の途中でその摩耗量
が限界値に達する場合が少なくない。
に達すると、管切断機を一旦停止してその切断機から切
断途中の材料を取り出し、回転砥石を交換した後に再び
その材料をセットし直し、その後に切断を再開するとい
う手順が必要になる。そのため、回転砥石の交換に通常
の交換より格段に長い時間がかかる。
と、先入れ材先出しの場合、回転砥石の交換を行う管切
断機でその交換作業が終り材料の再切断および排出が完
了するまで、他の管切断機から材料が排出されない。そ
のため、複数の管切断機が存在するにもかかわらず、全
ての管切断機が長い時間停止し、移動率の著しい低下を
招く。
回転砥石を交換するときに、先入れ材先出しの制御を中
断し、他の管切断機で切断を続けたとしても、特定の管
切断機に前ロットの材料が残っているため、回転砥石の
交換が終わってその材料が排出されるまで次ロットの材
料を処理することが不可能である。従って、やはり待ち
時間による移動率低下が避けられない。
方法では、切断途中で回転砥石を交換することが考慮さ
れていないので、同様の問題が生じると考えられる上、
ロット管理以外の要件も考慮しているので、切断途中で
回転砥石を交換するというような予期せぬ事態が生じた
ときには、ロット管理が不完全になる危険性を否定でき
ない。
い、なおかつ回転砥石の交換に伴う移動率の低下を最小
限に抑えることができる管切断機への素材供給方法を提
供することにある。
は、並列配置されそれぞれが回転砥石を用いて管を一本
毎切断する複数の管切断機へ素材を並列供給して、複数
の管切断機により複数本の素材を同時並行して切断する
際に、各管切断機へ素材が装入される前に各管切断機で
その素材を切断したと仮定したときの回転砥石の摩耗量
を予測して、その仮定切断の途中に摩耗量が使用限界に
達するか否かを判断し、仮定切断の途中に使用限界がく
ることが判明した場合に該当する管切断機への素材供給
を停止し、他の管切断機へのみ素材供給を続けるもので
ある。
石が使用限界に達すると予測された場合、その管切断機
に素材が装入されない。他の管切断機へ素材を供給し続
けることにより、切断作業が続く。切断途中に回転砥石
が使用限界に達すると予測された管切断機では、回転砥
石が交換されるが、ここには材料が存在していないの
で、その交換を短時間で終えることができる。回転砥石
の交換中に他の管切断機で現ロットの処理が終わった場
合、引き続き他の管切断機で次ロットの材料を処理して
も、交換作業中の管切断機に前ロットの材料が残ってい
ないので、ロット管理が不完全になるおそれがない。
砥石の交換に伴う移動率の低下は、通常の交換に要する
ロスタイムによるものだけとなり、それ以上に移動率が
低下する事態は回避される。
ラインで実施する場合について説明する。図2はその処
理プロセスを示すフローチャートである。
出し方式により3つの管切断機1に並列搬送される。ま
た、作業の前に管切断機1で1本の素材を切断したとき
の回転砥石の摩耗量(単位摩耗量)を、素材の材質寸法
等に応じて経験的に求めておく。
材が装入される前に素材供給の可否確認を行い、供給可
の場合にその素材を切断したと仮定したときの回転砥石
の累積摩耗量を前記単位摩耗量に基づいて予測する。そ
して予測された累積摩耗量を限界値と比較し、累積摩耗
量が限界値に達しないと判断された場合にのみ、その管
切断機1へ素材を供給する。
状態が続くときは、それらの管切断機1に材料が先入れ
材先出し方式により搬送される。すなわち、No. 1,
2,3の順で素材供給が行われた場合、No. 1から材料
が排出された後、その管切断機に素材を供給すると共
に、No. 2から材料を排出する。No. 2からの材料排出
が終わると、その管切断機に素材を供給すると共に、N
o. 3から材料を排出する。
o. 1で材料の切断排出が終り、次の素材に対して回転
砥石の累積摩耗量が限界値に達すると判断された場合
は、その素材をNo. 1に供給せず、No. 2または3へ回
す。No. 2,3で累積摩耗量が限界値に達しないと判断
されている場合は、その2つの管切断機を用いて先入れ
材先出し方式により材料の処理を続ける。そして、No.
1では回転砥石の交換作業を行う。
機以外で材料切断が続けられ、移動率が向上する。ま
た、回転砥石の交換を行うNo. 1では、素材の装入が未
然に停止され材料が残っていないので、通常交換と同じ
短い時間で交換作業を終えることができ、これも移動率
の向上に寄与する。
に、現ロットの材料処理が続いている場合は、3つの管
切断機を用いて残りの材料の処理を続ける。回転砥石の
交換中に現ロットの材料の処理が終わってしまった場合
は、交換中であっても他の2つの管切断機、すなわちN
o. 2,3を用いて次ロットの材料の切断を開始する。
そうしたとしても、No. 1に前ロットの材料が残ってい
ないので、ロット管理が不完全になるおそれはない。そ
うすることにより、No. 1での交換作業の終了を待った
ことなく連続してNo. 2,3で次ロット材の処理が開始
され、移動率が更に向上する。
方法は、並列配置された複数の管切断機を用いて同時並
行切断を行う場合に、回転砥石の交換作業中も現ロット
の材料の経済処理を可能にする。更に現ロットだけでな
く次ロットの材料についても継続した処理を可能にす
る。しかも回転砥石の交換時間の短縮を可能にする。従
って、管切断機の移動率を大幅に向上させることができ
る。また、次ロット材を継続処理した場合にロット管理
が不完全になるおそれがない。
レイアウト図である。
ローチャートである。
Claims (1)
- 【請求項1】 並列配置されそれぞれが回転砥石を用い
て管を1本毎切断する複数の管切断機へ素材を並列供給
して、複数の管切断機により複数本の素材を同時並行し
て切断する際に、 各管切断機へ素材が装入される前に各管切断機でその素
材を切断したと仮定したときの回転砥石の摩耗量を予測
して、その仮定切断の途中に摩耗量が使用限界に達する
か否かを判断し、仮定切断の途中に使用限界がくること
が判明した場合に該当する管切断機への素材供給を停止
し、他の管切断機へのみ素材供給を続けることを特徴と
する管切断機への素材供給方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3604895A JP2871512B2 (ja) | 1995-01-31 | 1995-01-31 | 管切断機への素材供給方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3604895A JP2871512B2 (ja) | 1995-01-31 | 1995-01-31 | 管切断機への素材供給方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08206954A true JPH08206954A (ja) | 1996-08-13 |
JP2871512B2 JP2871512B2 (ja) | 1999-03-17 |
Family
ID=12458834
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3604895A Expired - Fee Related JP2871512B2 (ja) | 1995-01-31 | 1995-01-31 | 管切断機への素材供給方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2871512B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012057163A (ja) * | 1999-07-15 | 2012-03-22 | Clariant Produkte (Deutschland) Gmbh | 水溶性ポリマーおよびそれの用途 |
JP2021091035A (ja) * | 2019-12-10 | 2021-06-17 | 株式会社ディスコ | 研削装置 |
-
1995
- 1995-01-31 JP JP3604895A patent/JP2871512B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2012057163A (ja) * | 1999-07-15 | 2012-03-22 | Clariant Produkte (Deutschland) Gmbh | 水溶性ポリマーおよびそれの用途 |
JP2021091035A (ja) * | 2019-12-10 | 2021-06-17 | 株式会社ディスコ | 研削装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2871512B2 (ja) | 1999-03-17 |
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