JPH08206382A - 菊穴縫いミシン - Google Patents

菊穴縫いミシン

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Publication number
JPH08206382A
JPH08206382A JP1961995A JP1961995A JPH08206382A JP H08206382 A JPH08206382 A JP H08206382A JP 1961995 A JP1961995 A JP 1961995A JP 1961995 A JP1961995 A JP 1961995A JP H08206382 A JPH08206382 A JP H08206382A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cloth
hole
sewing machine
positioning
cutter
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP1961995A
Other languages
English (en)
Inventor
Akihiro Kobayashi
明裕 小林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Juki Corp
Original Assignee
Juki Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Juki Corp filed Critical Juki Corp
Priority to JP1961995A priority Critical patent/JPH08206382A/ja
Publication of JPH08206382A publication Critical patent/JPH08206382A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明ではどのような布厚の布でも穴開けカッ
ターによる穴開け位置と位置決め照射手段による照射位
置を一致させること及び穴開け前に布を所定の位置にセ
ットするときに布を押さえている手で照射光を遮らない
ようにすることを目的とする。 【構成】布に円形の穴を開ける穴開けカッターと、穴開
け後の穴に菊穴縫いを施す縫い目形成手段と、布上の穴
開け位置を照射光により位置決めする位置決め照射手段
とを有する菊穴縫いミシンにおいて、穴開けカッターの
中心軸と光軸が一致するように位置決め照射手段を設け
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】菊穴縫いの前工程の穴開けのため
に布上に穴を開ける位置を照射光により位置決めし穴を
形成する菊穴縫いミシンに関する。
【0002】
【従来技術】従来の菊穴縫いミシンの位置決め装置を図
3に示す。30はミシン面部、31は照射光を照射する
位置決め照射装置、32はミシンの左側面に位置決め照
射装置31を可動自在に支持するボール軸継手、33は
ミシンベッド、34は布、35はミシンベッド33上に
配置される布34に円形の穴を開ける円柱中空状の穴開
けカッター、38はミシン面部30中央より左よりに設
置され穴開けカッター35を下方に保持する穴開け手
段、36は穴開け手段38を上下動可能な穴開け手段上
下手段、37はミシン面部30中央より右よりに設置さ
れ布34に穴開けカッターにより穴開けされた穴に菊穴
縫いを施す菊穴縫目形成手段である。また、位置決め照
射装置31は中空軸31a上方に発散光源31bを設け
スリット31cを介して下方に集光レンズ31dを設け
る構成となっている。
【0003】以上のような構成で次のように作動する。
穴開けカッター35の中心軸が布34と交差する点と位
置決め照射装置31からの照射光の光軸が一致するよう
に位置決め照射装置を調節する。布34上の穴開け位置
の中心に照射光の光軸がくるようにミシンベッド33上
に布34を配置する。穴開けカッター上下手段36を作
動して穴開け手段38を下降することにより布34に円
形の穴を開ける。布34に加工された穴に菊穴縫目形成
手段37により菊穴縫いの縫い目を形成する。
【0004】しかしながら、以上のように位置決め照射
装置31をミシンの左側面に配置する構成、つまり布3
4に照射光を傾斜方向から照射する構成なので図4に示
すようにミシンベッド33上の布34の布厚がtから布
厚がsに変化したときに布厚がtのときと同様の操作で
加工しようとすると照射光の最初の照射位置とはuだけ
ずれてしまうのでuずれた位置に穴を開けてしまうとい
う問題が生じた。また、布厚の変化に合わせて照射位置
と穴開け位置を合わせようとすると布厚が変化するたび
に位置決め照射装置31の向きを調整しなおさなければ
ならず面倒である。更に、穴開け前に布34をミシンベ
ッド33上の所定の位置にセットするときに布34を押
さえている手で照射光を遮ってしまうという問題が生じ
た。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明ではどのような
布厚の布でも穴開け位置と照射位置が一致すること及び
穴開け前に布を所定の位置にセットするときに布を押さ
えている手で照射光を遮らないようにすることを目的と
する。
【0006】
【課題を解決するための手段】布に円形の穴を開ける穴
開けカッターと、穴開け後の穴に菊穴縫いを施す縫い目
形成手段と、布上の穴開け位置を照射光により位置決め
する位置決め照射手段とを有する菊穴縫いミシンにおい
て、穴開けカッターの中心軸と光軸が一致するように位
置決め照射手段を設ける。
【0007】
【作用】位置決め照射手段からの平行光線が穴開けカッ
ター中心軸を通り布上に照射される。布上の穴開け目標
点と平行光線の光軸が一致するように布をセットし、穴
開けカッターにより布に円形の穴を開ける。
【0008】
【実施例】実施例を図1、図2により説明すると、ミシ
ン面部1中央より左方にミシンベッド2上にセットされ
る布3に穴を開ける穴開け手段4が穴開け手段4の中間
と下方をミシン本体に固定されている摺動軸受13に上
下動可能に摺接している。また、穴開け手段4上方に穴
開け手段4を上下動するエアシリンダ5を設ける。ミシ
ン面部1中央より右方に縫い目を形成可能な縫い目形成
手段14を設ける。また、図示しないが穴開け後の布3
を縫い目形成手段に移送すると共に縫い目形成手段14
との協働により穴に菊穴縫いを施す移送手段が設けられ
ている。
【0009】ここで、穴開け手段4は、図2に示すよう
に中空で且つ下方に布に円形の穴を開けるカッター部6
a及び上方にカッター部6aより内外径ともに大径の取
付け部6bを有する穴開けカッター6と、穴開けカッタ
ー6の取付け部6bに嵌挿すると共に取付け部6bに連
通し且つ取付け部6bの内径と同径の連通孔7aを有す
る円筒形のホルダ7と、側方に図示しない空気噴出手段
からの空気を噴入する空気噴入孔8aを有する円筒形の
中空軸8と、上方に配置するコード9aから電流の供給
を受け平行光線(レーザー光)を照射する位置決め照射
手段9と、コード9aを側方に誘導し挿通する挿通孔1
0aと共に上方にエアシリンダ5と係合する係合部10
bを有するカバー部10とからなり、穴開けカッター6
はホルダ7に取付け部6bが嵌挿され更に螺子11で固
定支持されている。ホルダ7は外周上方を中空軸8内径
の下方と螺合して中空軸8に固定されている。中空軸8
は内径の中間付近を位置決め照射手段9の下方と螺合し
位置決め照射手段9上方が中空軸8から突出するように
固定している。更に中空軸8側方の位置決め照射手段9
の下端付近に照射光の光路を確保するために穴開け後に
穴開け手段4内に入り込んだ布片を除去する空気噴入孔
8aが設けられている。位置決め照射手段9上方の突出
部分に嵌合し螺子12により固定されると共に側方にコ
ード9aを挿通する挿通孔10aと上方にエアシリンダ
5と螺合固定される係合部10bとを有するカバー部1
0を設けている。
【0010】以上のような構成により次のように作用す
る。位置決め照射手段9より照射される照射光(レーザ
ー光)が中空軸8、連通孔7a及び穴開けカッター6の
中心軸を通りミシンベッド2上の布3に照射される。布
3上の穴開け目標位置の中心に照射光の光軸がくるよう
にミシンベッド2上に布3を配置する。エアシリンダ5
を作動してカバー10を下方に押圧することにより穴開
け手段4が下降して穴開けカッター6により布3に円形
の穴を開ける。穴開け後、図示しない空気噴出手段から
の空気を空気噴入孔8aより中空軸8内に送り込み穴開
け手段4内(主に穴開けカッター6内)に入り込んだ布
3の布片を除去して位置決め照射手段9からの照射され
る照射光の光路を確保する。再びエアシリンダ5を作動
し穴開け手段4を上昇後、図示しない移送手段によって
布3を縫い目形成手段14に移送し縫い目形成手段14
との協働により穴に菊穴縫いが施される。
【0011】実施例では位置決め照射手段を平行光線
(レーザー)としたが、従来例に用いた位置決め照射装
置31を用いてもよい。また、実施例では穴開け手段を
エアシリンダで上下動しているが、これにソレノイドを
用いてもよい。
【0012】
【発明の効果】このような構成なので本願発明には以下
のような効果がある。穴開けカッター上方から穴開けカ
ッター中心軸と光軸が一致するように平行光線を照射す
る位置決め照射手段を設けているので布厚が変化しても
布への照射位置と穴開けカッターによる穴開け位置がず
れることがなく、また布厚の変化に合わせて位置決め照
射手段の方向を調整しなくてもよい。更に布を穴開けカ
ッター下方にセットする際に位置決め照射手段からの照
射光を手で遮ってしまうことがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の菊穴縫いミシンの正面図
【図2】 穴開け手段の断面図
【図3】 従来の菊穴縫いミシンの正面図
【図4】 布厚の変化における穴開け位置のずれ量
【符号の説明】
1・・・ミシン面部 2・・・ミシンベッド 3・・・布 4・・・穴開け手段 5・・・エアシリンダ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】布に円形の穴を開ける穴開けカッターと、
    穴開け後の穴に菊穴縫いを施す縫い目形成手段と、布上
    の穴開け位置を照射光により位置決めする位置決め照射
    手段とを有する菊穴縫いミシンにおいて、 前記穴開けカッターの中心軸と光軸が一致するように位
    置決め照射手段を設けることを特徴とする菊穴縫いミシ
    ン。
  2. 【請求項2】前記穴開けカッターが円筒中空状をしてお
    り且つ前記位置決め照射手段を上方に固定し穴開けカッ
    ターと位置決め照射手段とが一体的に可動するように構
    成されていることを特徴とする請求項1記載の菊穴縫い
    ミシン。
JP1961995A 1995-02-08 1995-02-08 菊穴縫いミシン Pending JPH08206382A (ja)

Priority Applications (1)

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JP1961995A JPH08206382A (ja) 1995-02-08 1995-02-08 菊穴縫いミシン

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JP1961995A JPH08206382A (ja) 1995-02-08 1995-02-08 菊穴縫いミシン

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JPH08206382A true JPH08206382A (ja) 1996-08-13

Family

ID=12004214

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JP1961995A Pending JPH08206382A (ja) 1995-02-08 1995-02-08 菊穴縫いミシン

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JP (1) JPH08206382A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006230605A (ja) * 2005-02-23 2006-09-07 Brother Ind Ltd ミシン
JP2008188148A (ja) * 2007-02-02 2008-08-21 Juki Corp 玉縁縫いミシン

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JP2006230605A (ja) * 2005-02-23 2006-09-07 Brother Ind Ltd ミシン
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