JPH0557077A - 被縫製部材の位置決め装置 - Google Patents

被縫製部材の位置決め装置

Info

Publication number
JPH0557077A
JPH0557077A JP21997691A JP21997691A JPH0557077A JP H0557077 A JPH0557077 A JP H0557077A JP 21997691 A JP21997691 A JP 21997691A JP 21997691 A JP21997691 A JP 21997691A JP H0557077 A JPH0557077 A JP H0557077A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sewn
sewing
positioning
light
light source
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP21997691A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaru Takai
勝 高井
Tadashi Takeuchi
正 竹内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
WING KK
Mitsubishi Electric Corp
Wing Co Ltd
Original Assignee
WING KK
Mitsubishi Electric Corp
Wing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by WING KK, Mitsubishi Electric Corp, Wing Co Ltd filed Critical WING KK
Priority to JP21997691A priority Critical patent/JPH0557077A/ja
Publication of JPH0557077A publication Critical patent/JPH0557077A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Sewing Machines And Sewing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ミシンで縫製される被縫製部材の位置決めを
能率よく行う。 【構成】 ミシン縫製域裏面にランプ14を設置し、そ
のランプ14からの投射光を透明板13を通じてミシン
縫製域表面に誘導することによって、ミシン縫製域表面
に載置される被縫製部材19の位置決め確定用の目打穴
20を、その投射光を貫通させる。 【効果】 被縫製部材裏面から目打穴を貫通する光の効
果によって、目視による目打穴の存在がより明確かつ鮮
明に強調されるため、被縫製部材の位置決めがより容易
にかつ高い精度で確定できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は光源装置より投射され
る光を利用したミシンの縫製部材の位置決め装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】図2及び図4は従来より使用されている
電子ミシンの縫製部材の位置決め装置の構造の一例を示
す。図において、1は取付板、2はこの取付板1に調節
自在に保持された光源装置で、取付板1とともに位置決
め装置を構成している。3はこの光源装置2が発生する
位置決めマークで、光源装置2のレンズの表面に+文字
が印刷されているため、この位置決めマークは+字状を
呈している。4は止めネジ5によってこの位置決め装置
が取り付けられた電子ミシン本体、6は被縫製部材で、
他の被縫製部材7の組み合せ位置を明示する目打穴8を
有している。9は被縫製部材7の位置決め基準となるエ
ッヂである。
【0003】次に動作について説明する。電子ミシン本
体4によって組み合せ縫製しようとする被縫製部材6と
7の組み合せ位置は、縫製完成品の構成部分として該デ
ザインに応じて一定の位置関係の設定が要求される。通
常 この位置決めを行う場合、次のように行っている。
即ち、縫製原反より裁断された被縫製部材6に、被縫製
部材7との組み合せ関連寸法に基づいて一箇所または複
数箇所(この実施例の場合は2箇所)に目打穴8を予め
穿つとともに、位置決め装置の光源装置2の光の間隔を
目打穴8の間隔寸法に合致させる等被縫製部材6の縫製
位置確定に必要な光源装置2の調節を行った後、光源装
置2より光を照射し、そして図3に示すように被縫製部
材6上に発生する位置決めマーク3と目打穴8とを合致
させることにより、被縫製部材6の縫製位置を確定す
る。この後、被縫製部材6に組み合せ縫製をしようとす
る他の被縫製部材7を、目打穴8と位置決めマーク3と
が合致した位置まで移動し、被縫製部材7のエッヂ9を
前記合致位置に図4の如く重ね合わせることにより、被
縫製部材6と被縫製部材7との相関位置を確定する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の縫製部材の位置
決め装置は以上のように構成されているので、被縫製部
材6に穿たれる目打穴8と光源装置2より発生する位置
決めマーク3とを正確に合致させることが必要である
が、通常 目打穴8は被縫製部材6を損傷しないよう極
小の大きさに明けられることに加え、目打穴8が穿たれ
る被縫製部材6の表面色が、位置決めマーク3の光度を
吸収又は乱反射を惹起させることもあり、該目打穴8と
位置決めマーク3との合致が難しく、縫製部材6、7間
の位置決め段取りに時間を要し、縫製作業の能率低下の
原因になっている。
【0005】この発明は上記の様な問題点を解決するた
めになされたもので、目打穴の位置確認が容易にでき、
ひいては縫製作業の能率を向上させることのできる被縫
製部材の位置決め装置を得ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明に係る被縫製部
材の位置決め装置は、光源装置と、この光源装置より投
射される光をミシン縫製域裏面からミシン縫製域表面に
誘導する光誘導部材とを備える構成としたものである。
【0007】
【作用】この発明に係る被縫製部材の位置決め装置は、
光源装置より投射される光が光誘導部材を通じてミシン
縫製域裏面から縫製域表面に達し、この縫製域表面に載
置される被縫製部材の目打穴を透過する。
【0008】
【実施例】
実施例1.以下、この発明の一実施例を図1を用いて説
明する。図において、10は電子ミシン本体であり、縫
製域を形成するすべり板11が保持されている。12は
該すべり板11の所定の縫製域に明けられた2個の円状
の穴で、光誘導部材となる透明板13がはめ込まれてい
る。14は透明板13に対応した裏面位置に設置され、
ソケット16、集光器17とともに第2の光源装置を構
成するランプで、集光器17に保持されるとともに電導
線15によって通電されるソケット16に、取り付けら
れている。また集光器17は、止めネジ18によって上
記すべり板11裏面に取り付けられている。19は被縫
製部材であり、縫製位置を確定するために用いられる目
打穴20が穿たれている。なお図示しないが、電子ミシ
ン本体10には従来と同様の光源装置2が設けられ、ま
た被縫製部材19の縫製位置確定後にその被縫製部材1
9上には従来の被縫製部材7に相当する被縫製部材が重
ね合わせられて縫製される。
【0009】次に作用について説明する。電導線15に
よって通電されたソケット16に取り付けられたランプ
14は光源体として発光する。この発光は、集光器17
によって集束され投射光として、ミシンの縫製域を形成
するすべり板11の穴12にはめ込み設置された透明板
13を介して該すべり板11表面に誘導される。縫製域
を形成するすべり板11表面には被縫製部材19が設置
され、該投射光は、縫製位置を確定するため被縫製部材
19に予め穿たれた目打穴20を貫通する。このため、
目打穴20の位置確認が極めて容易となり、被縫製部材
19の縫製位置の確定に必要な、図3に示す光源装置2
より投射される位置決めマークと目打穴20との合致作
業が極めて容易となる。被縫製部材19の縫製位置を確
定した後は、従来と同様に、組み合せ縫製をしようとす
る他の被縫製部材を、目打穴20と位置決めマークとが
合致した位置まで移動し、この被縫製部材のエッヂを前
記合致位置に図5の如く重ね合わせることにより、被縫
製部材19と他の被縫製部材との相関位置を確定する。
【0010】なお上記実施例にあっては、透明板13を
2箇所設け、この透明板13に対応した位置にランプ1
4を設置した場合について説明したが、この透明板13
は一箇所だけすべり板11全体に亙って設ける等しても
よく、またこの場合ランプも一箇所だけ設けるようにし
てもよい。また上記実施例にあっては、ランプ14をす
べり板11の裏面に設置した場合について説明したが、
このランプ14はすべり板11の裏面以外の場所に設置
してもよく、この場合は、光ファイバーケーブル等を用
いて光をすべり板11の裏面に導けばよい。なおまた上
記実施例は、この発明を電子ミシンで縫製する場合の縫
製部材の位置決めに適用する場合であるので、光源装置
2より投射される位置決めマークと目打穴20との合致
を容易にするために目打穴20を貫通する光を利用して
いるが、この発明を、被縫製部材19の縫製位置の確定
が不要な一般ミシン(光源装置2が設置されない)にお
いて二つの被縫製部材の重ね合わせ位置確定用として適
用する場合には、目打穴20を貫通する光を被縫製部材
19に重ね合わせされる他の被縫製部材の位置決め確定
用として用いることができる。
【0011】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、光源装
置と、この光源装置より投射される光をミシン縫製域裏
面からミシン縫製域表面に誘導する光誘導部材とを備え
る構成としたので、光源装置より投射される光が光誘導
部材を通じて縫製域表面に達し、この縫製域表面に載置
される被縫製部材の目打穴を透過することとなって、極
小目打穴でも鮮明に強調することが可能となり、よって
被縫製部材の縫製位置の確定が容易かつ高精度に行え、
縫製作業の能率向上に寄与する効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例に係る位置決め装置を示す
断面図である。
【図2】従来の位置決め装置を示す斜視図である。
【図3】目打穴と位置決めマークとの合致を示す拡大上
面図である。
【図4】従来の位置決め装置による被縫製部材の位置決
め確定を示す斜視図である。
【図5】2枚の被縫製部材の縫製相関位置が確定したと
きの、目打穴と他の被縫製部材のエッヂと位置決めマー
クとの合致を示す拡大上面図である。
【符号の説明】
2 光源装置 11 すべり板 13 透明板 14 ランプ 17 集光器 19 被縫製部材 20 目打穴

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光源装置と、この光源装置より投射され
    る光をミシン縫製域裏面からミシン縫製域表面に誘導す
    る光誘導部材とを備えてなる被縫製部材の位置決め装
    置。
JP21997691A 1991-08-30 1991-08-30 被縫製部材の位置決め装置 Pending JPH0557077A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21997691A JPH0557077A (ja) 1991-08-30 1991-08-30 被縫製部材の位置決め装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21997691A JPH0557077A (ja) 1991-08-30 1991-08-30 被縫製部材の位置決め装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0557077A true JPH0557077A (ja) 1993-03-09

Family

ID=16743979

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP21997691A Pending JPH0557077A (ja) 1991-08-30 1991-08-30 被縫製部材の位置決め装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0557077A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103820957A (zh) * 2014-03-26 2014-05-28 新杰克缝纫机股份有限公司 缝纫机的工作平台及工作定位系统
CN104005186A (zh) * 2014-05-09 2014-08-27 蚌埠嘉怡景服装有限公司 一种新型的缝纫定位板
CN105463720A (zh) * 2015-12-21 2016-04-06 嵊州市意海电机配件厂 一种绣花机

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103820957A (zh) * 2014-03-26 2014-05-28 新杰克缝纫机股份有限公司 缝纫机的工作平台及工作定位系统
CN104005186A (zh) * 2014-05-09 2014-08-27 蚌埠嘉怡景服装有限公司 一种新型的缝纫定位板
CN105463720A (zh) * 2015-12-21 2016-04-06 嵊州市意海电机配件厂 一种绣花机

Similar Documents

Publication Publication Date Title
GB1568486A (en) Sewing machine
US4936020A (en) Layout template for picture framing mat
JPH0557077A (ja) 被縫製部材の位置決め装置
US3099750A (en) Housing for photoelectric sensing unit
KR840007116A (ko) 자동 재봉기에 좌표자료를 넣기 위한 투시장치
KR850003704A (ko) 스크린 프린팅 장치
US4583837A (en) Copy board stand for a reproducing camera
US3867624A (en) Flushed mounted lighted table for use with serving machines
US4970587A (en) Alignment table for automatic exposing apparatus
JPH10229112A (ja) マスクアライメント装置
JP2621167B2 (ja) 部品認識装置
GB2143258A (en) Threading arrangement for a sewing machine
US3496372A (en) Method of using and making a reducedscale marker from a plurality of reduced-scale patterns which have been formed to have an optically distinguishable edge such as a chamfer
JPS63178374A (ja) 認識装置の照明装置
US5819123A (en) Lighting device for card simultaneous photographing camera
JPS57208573A (en) Luminaire of copying machine
EP0440005A2 (en) Burnout frame with UV-absorption
JP3176099B2 (ja) 刺繍機における生地の枠張装置及び枠張方法
JP2003200389A (ja) イミド系樹脂フィルムにおけるターゲット孔の基準位置検出方法
JPS59166323U (ja) パネル照光装置
JP3084926B2 (ja) チップの観察装置
JP2833124B2 (ja) 操作ノブ照明装置
JPS6114045Y2 (ja)
JPS5928330Y2 (ja) 視野マ−ク投影装置
JP2003191032A (ja) プレス加工機における上方照明装置