JPH08205636A - 乗用田植機 - Google Patents

乗用田植機

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JPH08205636A
JPH08205636A JP7303839A JP30383995A JPH08205636A JP H08205636 A JPH08205636 A JP H08205636A JP 7303839 A JP7303839 A JP 7303839A JP 30383995 A JP30383995 A JP 30383995A JP H08205636 A JPH08205636 A JP H08205636A
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Toshio Nakao
尾 敏 夫 中
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Abstract

(57)【要約】 [課題] 従来に比べて株間変速機能の向上並び
に取扱い操作性の向上などを容易に行うことができ、運
転席(13)に座乗する作業者の運転操作の簡略化などを容
易に図ることができる。 [解決手段] 走行車(1) 後側に植付部(15)を昇降自
在に設けると共に、車体カバー(12)の運転上面部(12b)
で運転席(13)の左右両側方に左右の走行変速用操作レバ
ー(29)(31)を振分け配設させる乗用田植機において、車
体カバー(12)下側で主ミッション(4) の後側にPTOミ
ッション(73)を連結させ、主変速及び副変速用の2本の
株間変速レバー(83)(90)を設け、PTOミッション(73)
前方の車体カバー(12)の運転前面部(12a) に主変速用の
株間変速レバー(83)操作部を配設させ、前記運転前面部
(12a) 以外の車体カバー(12)上面に副変速用の株間変速
レバー(90)操作部を配設させたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は植付爪の駆動速度を
変速して植付株数の調節を行う株数調節機構を備えた田
植機の植付装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、実公昭60-14046号公報に示す如
く、主ミッションの後側にPTOミッションを連結さ
せ、PTOミッションに株間変速レバーを設ける技術が
あった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記従来技術は、株間
変速レバー取付け位置が運転席の後側下方となり、レバ
ー操作性向上を容易に行い得ない不具合がある。また、
特開昭61- 103007号公報に示す如く、運転席の左右両側
に左右(主副)の走行変速用操作レバーを振分けること
により、主副の各走行変速操作を簡単に行え、かつ走行
変速誤操作を防止できるが、主及び副変速用の株間変速
レバーを設けて株間変速機能の向上を図った場合、レバ
ー取付け本数が倍に増加するから、各レバーを取扱い易
い位置で、誤操作を防げる位置に容易に配設し得ない等
の構造上及び取扱い上の問題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】然るに、本発明は、走行
車後側に植付部を昇降自在に設けると共に、車体カバー
の運転上面部で運転席の左右両側方に左右の走行変速用
操作レバーを振分け配設させる乗用田植機において、車
体カバー下側で主ミッションの後側にPTOミッション
を連結させ、主変速及び副変速用の2本の株間変速レバ
ーを設け、PTOミッション前方の車体カバーの運転前
面部に主変速用の株間変速レバー操作部を配設させ、前
記運転前面部以外の車体カバー上面に副変速用の株間変
速レバー操作部を配設させたもので、2本の走行変速用
操作レバーと2本の株間変速レバーを、運転席周辺の車
体カバー上面を利用し、操作頻度の高いものが最も操作
し易い位置になるように、かつ取付け位置が接近して誤
操作されることがないように、各別に分散させて配置さ
せるから、従来に比べて株間変速機能の向上並びに取扱
い操作性の向上などを容易に行い得、運転席に座乗する
作業者の運転操作の簡略化などを容易に図り得るもので
ある。
【0005】
【発明の実施の形態】以下本発明の一実施例を図面に基
づいて詳述する。図1は株数調節部の側面説明図、図2
は乗用田植機の側面図、図3は同平面図を示し、図中
(1) は作業者が搭乗する走行車であり、エンジン(2) を
前側に搭載する車体フレーム(3) 後側にミッションケー
ス (4)を装備させ、前記エンジン(2) の後方両側にフロ
ントアクスルケース(5) を介して水田走行用前輪(6) を
支持させると共に、前記ミッションケース(4) の後方両
側にリヤアクスルケース(7) を介し水田走行用後輪(8)
を支持させる。そして前記エンジン(2) を覆うボンネッ
ト(9) 両側外方に予備苗載台(10)を適宜取付けると共
に、ステップ(11)を形成する車体カバー(12)によって前
記アクスルケース(5)(7)等を覆い、前記ミッションケー
ス(4) 上方の前記車体カバー(12)上部に運転席(13)を取
付け、その運転席(13)の前方で前記ボンネット(9) 後部
に操向ハンドル(14)を設ける。
【0006】さらに、図中(15)は多条植え用の苗載台(1
6)並びに複数の植付爪(17)…などを具有する植付部であ
り、前高後低の後傾式の苗載台(16)を案内レール(18)及
びガイドレール(19)を介して植付ケース(20)に左右往復
摺動自在に支持させると共に、一方向に等速回転させる
ロータリケース(21)を前記植付ケース(20)に支持させ、
該ケース(21)の回転軸芯を中心に対称位置に一対の植付
アームである爪ケース(22)(22)を配設し、その爪ケース
(22)先端に植付爪(17)(17)を取付ける。また前記植付ケ
ース(20)の前側に回動支点軸(23)を介して支持フレーム
(24)を設け、昇降リンクであるトップリンク(25)及びロ
ワーリンク(26)を含む三点リンク機構(27)を介して走行
車(1) 後側に支持フレーム(24)を連結させ、前記リンク
機構(27)を介して植付部(15)を昇降させる昇降シリンダ
(28)を走行車(1) に備え、前記前後輪(6)(8)を走行駆動
して略定速で移動すると同時に、左右に往復摺動させる
苗載台(16)からロータリケース(21)の1回転で2本の植
付爪(17)(17)により2株の苗を取出し、連続的に苗植え
作業を行うように構成する。
【0007】また、図中(29)は走行変速レバー、(30)は
副変速レバー、(31)は植付昇降レバー、(32)は植付け感
度調節レバー、(33)は走行クラッチペダル、(34)(34)は
左右ブレーキペダルである。
【0008】図4及び図5に示す如く、前記車体フレー
ム(3) は走行車の前端から後端にかけて張設するはしご
形のシャシ構造に形成したもので、その車体フレーム
(3) の前側にエンジンブラケット(35)及びエンジン台(3
6)を介し前記エンジン(2) を固設すると共に、車体フレ
ーム(3) の後側にミッションケースブラケット(37)を介
しミッションケース(4) の上下中間部を固設する。そし
て前記エンジン(2) とミッションケース(4) 間に駆動伝
達軸(38)を介設するもので、前記エンジン(2) の出力軸
(39)を車体フレーム(3) の右端上方に振設させ、この出
力軸(39)とミッションケース(4) の入力軸(40)に自在継
手(41)を介して前記駆動伝達軸(38)の両端を連結させ
る。
【0009】さらに前記車体フレーム(3) の中間部より
若干前側寄りにフロントアクスル基板(42)を介し前記フ
ロントアクスル(5) を支持し、前記ミッションケース
(4) 前面に突出する前出力軸(43)とフロントアクスル
(5) 後部の入力軸(44)とを伝達軸(45)を介して連動連結
する。
【0010】図6にも示す如く、前記後輪(8) を軸支す
るリヤアクスルケース(7) を前記ミッションケース(4)
後部に固設するもので、前記リヤアクスルケース(7) は
ミッションケース(4) に一体連結するアクスル入力ケー
スであるデフケース(46)と、該デフケース(46)の右側部
に一体連結する右接続ケース(47)と、これら各ケース(4
6)(47)の左右外側に一体連結する左右ファイナルケース
(48)(49)とで形成し、左右ファイナルケース(48)(49)を
ボルト(50)を介し前記車体フレーム(3)(3)後端に連結固
定している。
【0011】また前記車体フレーム(3) 後端に立設固定
される門形の後フレーム(51)と、左右車体フレーム(3)
の略中央側板(52)間に固定される横フレーム(53)との間
に左右一対の昇降シリンダ用取付フレーム(54)が左右平
行で前低後高の傾斜状に固定され、このフレーム(54)の
略中央部間に支点ピン(55)を介して揺動自在に前記昇降
シリンダ(28)を支持する一方、前記フレーム(54)の傾斜
上端間に横架する横軸(56)に前記トップリンク(25)の前
端を揺動自在に枢着させると共に、前記後フレーム(51)
の基端間に横架する横軸(57)に、昇降アーム(58)と前記
ロワーリンク(26)の各基端を揺動自在に枢着させ、前記
昇降シリンダ(28)のピストンロッド(28a) 先端と昇降ア
ーム(58)先端とを軸(59)を介して連結させ、前記昇降シ
リンダ(28)の伸縮動作により植付部(15)を昇降するよう
に構成している。
【0012】さらに、前記デフケース(46)の外側に該ケ
ース(46)内のデフロック機構を操作するデフロックレバ
ー(60)を設け、右車体フレーム(3) の揺動軸(61)に取付
ける揺動リンク(62)一端にロッド(63)を介し前記レバー
(60)を連結すると共に、運転席(13)前部右側のデフロッ
ク操作ペダル(64)に前記リンク(62)の他端をロッド(65)
を介して連結させて、前記ペダル(64)による下方向の押
圧操作でもって前記デフケース(46)内のデフロック機構
を適宜動作させるように構成している。
【0013】またさらに、前記ファイナルケース(48)(4
9)には内蔵する左右のリヤブレーキ機構を操作する左右
ブレーキアーム(66)をそれぞれ設けていて、前記横フレ
ーム(53)の内挿軸(53a) に支持する左右ブレーキペダル
(34)に、ロッド(67)を介し前記ブレーキアーム(66)をそ
れぞれ連結させ、左右ブレーキペダル(34)の踏圧操作で
もってファイナルケース(48)(49)内のリヤブレーキ機構
を適宜動作させるように構成している。
【0014】一方、前記左右ブレーキペダル(34)の右外
側近傍にフートアクセルペダル(68)を配設するもので、
右車体フレーム(3) の上下中央部を貫通させるペダル軸
(69)にペダル(68)基端を一体連結させると共に、右車体
フレーム(3) 内側に突出させるペダル軸(69)を、揺動ア
ーム(70)及びワイヤ(71)を介して前記エンジン(2) のア
クセル部に連動連結させて、右車体フレーム(3) のペダ
ル軸(69)貫通位置を回動支点としてアクセルペダル(68)
を作動させる構造とすることにより、構造簡単にして取
付け取外しに容易でメンテナンスでの向上も図り得るよ
うに構成している。
【0015】図7に示す如く、前記ミッションケース
(4) の後部に株数調節機構である変速ギヤ群(72)を内蔵
する株間変速ケース(73)を固設するもので、ミッション
ケース(4) からの伝達入力軸(74)と中間軸(75)との間に
主シフター(76)で3段階に減速操作される株間主変速ギ
ヤ群(77)を設け、また前記ケース(73)の出力軸であるP
TO軸(78)と前記中間軸(75)との間に副シフター(79)で
2段階に減速操作される株間副変速ギヤ群(80)を設ける
と共に、該副変速ギヤ群(80)とPTO軸(78)間に植付ク
ラッチ(81)を介設して、各副変速ギヤ群(77)(80)による
操作でもって6段階の株間変速つまり株数調節が行われ
るように構成している。そして前記主変速ギヤ群(77)の
変速操作を行う主シフター(76)のシフトレバー(82)を、
運転席(13)下位置の車体カバー(12)の運転前面部(12a)
より前方に突出させる主株数調節レバー(83)に連動連結
させるもので、前記右取付フレーム(54)上にブラケット
(84)及びガイド取付部材(85)を介して前記レバー(83)の
基端支軸(86)を支持させ、前記レバー(83)の一体揺動ア
ーム(87)を前記シフトレバー(82)にロッド(88)を介して
連結させて、運転席(13)前側略真下位置のこの調節レバ
ー(83)でもって主変速ギヤ群(77)でのシフター(76)を介
する3段階の変速操作を行うように構成している。
【0016】また前記副変速ギヤ群(79)の変速操作を行
う副シフター(79)のシフトレバー(89)を副株数調節レバ
ー(90)の一端側に連結させ、該レバー(90)の他端側を運
転席(13)下方の車体カバー(12)の運転上面部(12b) より
上方に突出させ、常時は該上面部(12b) と運転席(13)間
に調節レバー(90)の他端操作部を位置保持すると共に、
その変速操作時運転席(13)を前部回動支点(91)を中心と
して前方向に倒伏させることにより調節レバー(90)によ
る変速操作を可能とするように構成している。
【0017】図8に示す如く、前記ミッションケース
(4) 内のギヤ伝達系の前後段でそれぞれ低高速二段の変
速切換えを行う第1及び第2シフター(92)(93)を備え、
前記植付昇降レバー(31)のレバー軸(94)に並列且つ一体
的に取付ける二枚の第1及び第2カム板(95a)(95b)に第
1及び第2ローラ(96a) (96b).第1及び第2変速アーム
(97a)(97b)などを介して前記シフター(92)(93)を連動連
結させる。前記変速アーム(97a)(97b)は基端を単一の軸
(98)に揺動自在にそれぞれ支持させ、中間に前記ローラ
(96a)(96b)を軸支し、前記シフター(92)(93)に一体的に
連結させるシフター軸(99a)(99b)上の揺動アーム(100a)
(100b)に、前記第1アーム(97a) 先端の枢軸(101a)をバ
ネ(102a)及び調節ロッド(103a)及び軸(104a)を介して、
また前記第2アーム(97b) 先端の枢軸(101b)を調節ロッ
ド(103b)及びバネ(102b)及び軸(104b)を介してそれぞれ
連結させ、前記カム板(95a)(95b)の周面に形成する凹凸
カム面に前記ローラ(96a)(96b)を転接させ、これらロー
ラ(96a)(96b)を介して変速アーム(97a) (97b) が揺動変
位するとき前記シフター(92)(93)の低高速二段の切換え
をそれぞれ行わしめて、2×2=4の組合せによる計4
段のノークラッチ変速が可能なように構成している。
【0018】また、前記昇降レバー(31)は第1〜第4速
の変速操作以外に左右マーカの出し入れ及び植付クラッ
チの入切及び植付部(15)の昇降操作も行うもので、前記
レバー(31)をUP位置に位置させるとき前記昇降シリン
ダ(28)の油圧切換弁(105) のスプール(106) に作動アー
ム(107) を当接退入させる状態とさせて植付部(15)を上
昇させ、油圧中立のN位置を介しDN位置に前記レバー
(31)を位置させるとき前記作動アーム(107) をスプール
(106) より離反させて植付部(15)を下降させ、次に第1
速のF1 位置に前記レバー(31)を位置させるとき前記植
付クラッチ(80)を入とすると同時に前記ローラ(96a)(96
b)にカム板(95a)(95b)の第1速位置を摺接させ以後第2
速のF2 位置・第3速のF3 位置・第4速のF4 位置へ
の順次切換変速が行えるように構成している。
【0019】上記から明らかなように、走行車(1) 後側
に植付部(15)を昇降自在に設けると共に、車体カバー(1
2)の運転上面部(12b) で運転席(13)の左右両側方に左右
の走行変速用操作レバーである走行変速レバー(29)及び
植付昇降レバー(31)を振分け配設させる乗用田植機にお
いて、車体カバー(12)下側で主ミッションであるミッシ
ョンケース(4) の後側にPTOミッションである株間変
速ケース(73)を連結させ、主変速及び副変速用の2本の
株間変速レバーである主株数調節レバー(83)及び副株数
調節レバー(90)を設け、株間変速ケース(73)前方の車体
カバー(12)の運転前面部(12a) に主変速用の主株数調節
レバー(83)操作部を配設させ、前記運転前面部(12a) 以
外の車体カバー(12)上面に副変速用の副株数調節レバー
(90)操作部を配設させ、2本の走行変速用操作レバー(2
9)(31)と2本の株間変速レバー(83)(90)を、運転席(13)
周辺の車体カバー(12)上面を利用し、操作頻度の高いも
のが最も操作し易い位置になるように、かつ取付け位置
が接近して誤操作されることがないように、各別に分散
させて配置させるように構成している。
【0020】なお、(108) は前記カム板(95a) に関係な
く変速アーム(97a) を上方の高速側に係合アーム(109)
を介して押し上げて高速走行を行う増速ペダルである。
さらに、前記レバー(31)に一体連結するレバーアーム(1
10) と、左右取付フレーム(54)に横架して車体カバー(1
2)などを取付ける後部横フレーム(111) との間に、前記
レバー(31)を植付上昇(UP位置)側に付勢するガスス
プリングであるエアダンパー(112) が張設されていて、
前記走行クラッチペダル(33)操作によりこのレバー(31)
でのロックが解除されるとき、第8図実線矢印方向の前
記ダンパー(112) の戻し力(F) によりレバー(31)を第1
速のF1 位置に戻して次回走行開始時常に第1速より発
進させるように設けている。そしてこの場合車体カバー
(12)などを取付けることにより一層剛性を増大する横フ
レーム(111) に前記ダンパー(112) を支持させることに
よって、前記レバー(31)の高速度操作時前記ダンパー(1
12) の取付部に大きな支持荷重が作用する状態となって
もその安全保持を図るように構成している。
【0021】本実施例は上記の如く構成するものにし
て、植付株数の調節を行う場合前記主及び副株数調節レ
バー(83)(90)を適宜操作して計6段階の株数調節を行う
もので、比較的使用頻度の少ないこれらレバー(83)(90)
を運転席(13)の余剰スペースに配設することによって、
通常作業中作業者の障害とさせることもなく、また誤操
作することもなく他操作を安全且つ良好に行うことがで
き、しかも株数調節時にあっては後輪(8) を障害とさせ
ることなどなく運転席(13)位置近傍で容易且つ安全に株
数調節を行うことが可能にできるものである。
【0022】
【発明の効果】以上実施例から明らかなように本発明
は、走行車(1) 後側に植付部(15)を昇降自在に設けると
共に、車体カバー(12)の運転上面部(12b) で運転席(13)
の左右両側方に左右の走行変速用操作レバー(29)(31)を
振分け配設させる乗用田植機において、車体カバー(12)
下側で主ミッション(4) の後側にPTOミッション(73)
を連結させ、主変速及び副変速用の2本の株間変速レバ
ー(83)(90)を設け、PTOミッション(73)前方の車体カ
バー(12)の運転前面部(12a) に主変速用の株間変速レバ
ー(83)操作部を配設させ、前記運転前面部(12a) 以外の
車体カバー(12)上面に副変速用の株間変速レバー(90)操
作部を配設させたもので、2本の走行変速用操作レバー
(29)(31)と2本の株間変速レバー(83)(90)を、運転席(1
3)周辺の車体カバー(12)上面を利用し、操作頻度の高い
ものが最も操作し易い位置になるように、かつ取付け位
置が接近して誤操作されることがないように、各別に分
散させて配置させるから、従来に比べて株間変速機能の
向上並びに取扱い操作性の向上などを容易に行うことが
でき、運転席(13)に座乗する作業者の運転操作の簡略化
などを容易に図ることができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】株数調節部の側面説明図。
【図2】乗用田植機の全体側面図。
【図3】同平面図。
【図4】走行車の側面説明図。
【図5】同平面説明図。
【図6】同部分平面図。
【図7】PTO軸部の断面説明図。
【図8】植付昇降レバー部の側面説明図。
【符号の説明】
(1) 走行車 (4) ミッションケース(主ミッション) (12) 車体カバー (12a) 運転前面部 (12b) 運転上面部 (13) 運転席 (15) 植付部 (29) 走行変速レバー(操作レバー) (31) 植付昇降レバー(操作レバー) (73) 株間変速ケース(PTOミッション) (83)… 主株数調節レバー(株間変速レバー) (90)… 副株数調節レバー(株間変速レバー)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】走行車(1) 後側に植付部(15)を昇降自在に
    設けると共に、車体カバー(12)の運転上面部(12b) で運
    転席(13)の左右両側方に左右の走行変速用操作レバー(2
    9)(31)を振分け配設させる乗用田植機において、車体カ
    バー(12)下側で主ミッション(4) の後側にPTOミッシ
    ョン(73)を連結させ、主変速及び副変速用の2本の株間
    変速レバー(83)(90)を設け、PTOミッション(73)前方
    の車体カバー(12)の運転前面部(12a) に主変速用の株間
    変速レバー(83)操作部を配設させ、前記運転前面部(12
    a) 以外の車体カバー(12)上面に副変速用の株間変速レ
    バー(90)操作部を配設させたことを特徴とする乗用田植
    機。
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