JPH08204944A - 画像処理装置および複写機 - Google Patents

画像処理装置および複写機

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JPH08204944A
JPH08204944A JP7008981A JP898195A JPH08204944A JP H08204944 A JPH08204944 A JP H08204944A JP 7008981 A JP7008981 A JP 7008981A JP 898195 A JP898195 A JP 898195A JP H08204944 A JPH08204944 A JP H08204944A
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image
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JP7008981A
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Hiroyoshi Yoshida
廣義 吉田
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ユーザの望んだ画像を容易に得ることのでき
る画像処理装置を提供する。 【構成】 外部i/f18を介して装置の外部から入力
されたスチルビデオ画像を記憶するイメージメモリ15
と、このイメージメモリ15に記憶された画像を表示す
るディスプレイ16とを備え、タッチキー13によって
スチルビデオの画像の位置指定、変倍指定、領域指定を
ディスプレイ16上で行えるように、タッチキー13へ
の入力がある度にイメージメモリ15の内容を書き換
え、ディスプレイ16上に表示するようにCPU11で
制御を行っている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、画像処理装置および複
写機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のディスプレイを操作部に有する複
写機における画像のディスプレイ上への表示は、ビット
マップフォントのようにデータを直接的に表示するか、
アウトラインフォントのようにあるデータを基に作成さ
れたデータを表示するというものであったが、どちらも
予め用意されているROMの表示データに従うものであ
った。
【0003】また、コンピュータグラフィックス(C
G)やスチルビデオ(SV)の画像のようにメモリに格
納されていて直視できないデータを入力し、これに対し
て位置指定(画像を出力する位置を指定すること。以
下、同じ)、変倍指定(画像のサイズを拡大縮小して出
力することを指定すること。以下、同じ)、あるいは領
域指定(画像のうち出力すべき部分を指定すること。以
下、同じ)を行う場合は、次のような方法で行ってい
た。
【0004】 位置指定は、一度画像をメモリからそ
のままの形でディスプレイに出力し、その出力画像に対
して位置指定を行い、再びメモリから画像を出力する。
【0005】 変倍指定は、一度画像をメモリからそ
のままの形でディスプレイに出力し、その出力画像から
変倍率を決定して、再びメモリから画像を出力する。
【0006】 領域指定は、一度画像をメモリからそ
のままの形でディスプレイに出力し、その出力画像に対
して領域指定を行い、再びメモリから画像を出力する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来のCGやSVの画
像に対する位置指定、変倍指定、領域指定はこのように
複雑な作業と無駄な出力を必要とし、さらに、直接的に
位置指定、変倍指定、領域指定を行うことができないた
め、ユーザが望んだ画像の領域および位置の指定ができ
ず、また、ユーザが望んだ画像サイズが得られないとい
う問題があった。
【0008】本発明は、従来の複写機における上記のよ
うな問題点を解決するためになされたのであり、ディス
プレイ上で直接画像データの位置指定、変倍指定、領域
指定を行えるようにして、ユーザの望んだ画像を容易に
得ることのできる複写機およびこれに用いられる画像処
理装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、次のように構
成される。
【0010】(1)装置の外部から入力された画像を記
憶する記憶手段と、この記憶手段に記憶された画像を表
示する表示装置と、この表示装置上で前記記憶手段に記
憶された画像の移動位置を指定するポインティングデバ
イスと、このポインティングデバイスにより画像の移動
位置の指定がある度に、画像の移動距離を決定して、前
記記憶手段の記憶内容および前記表示手段の表示内容を
更新させる制御手段とを備えた画像処理装置。
【0011】(2)装置の外部から入力された画像を記
憶する記憶手段と、この記憶手段に記憶された画像を表
示する表示装置と、この表示装置上で前記記憶手段に記
憶された画像の拡大縮小を指定するポインティングデバ
イスと、このポインティングデバイスにより画像の拡大
縮小の指定がある度に、画像の拡大縮小の率を決定し
て、前記記憶手段の記憶内容および前記表示手段の表示
内容を更新させる制御手段とを備えた画像処理装置。
【0012】(3)第1の記憶手段、表示装置、ポイン
ティングデバイス、第2の記憶手段および制御手段を備
え、第1の記憶手段は装置の外部から入力された画像を
記憶するものであり、表示装置は第1の記憶手段および
第2の記憶手段の記憶内容を表示するものであり、ポイ
ンティングデバイスは表示装置上で第1の記憶手段に記
憶された画像のうち必要な領域を指定するものであり、
第2の記憶手段はポインティングデバイスにより指定さ
れた領域を記憶するものであり、制御手段はポインティ
ングデバイスにより領域の指定がある度に第2の記憶手
段の記憶内容および表示装置の表示内容を更新させるも
のである画像処理装置。
【0013】(4)原稿画像をスキャンするスキャナ
と、このスキャナによりスキャンされた画像を記憶する
第1の記憶手段と、装置の外部から入力された画像を記
憶する第2の記憶手段と、前記第1、第2の記憶手段に
記憶された画像を表示する表示装置と、この表示装置上
で前記第2の記憶手段に記憶された画像の移動位置を指
定するポインティングデバイスと、このポインティング
デバイスにより画像の移動位置の指定がある度に、画像
の移動距離を決定して、前記第2の記憶手段の記憶内容
および前記表示手段の表示内容を更新させる制御手段
と、コピーの指示をするキーと、このキーの入力により
前記第1、第2の記憶手段に記憶された画像を合成して
記録媒体上に出力する出力装置とを備えた複写機。
【0014】(5)原稿画像をスキャンするスキャナ
と、このスキャナによりスキャンされた画像を記憶する
第1の記憶手段と、装置の外部から入力された画像を記
憶する第2の記憶手段と、前記第1、第2の記憶手段に
記憶された画像を表示する表示装置と、この表示装置上
で前記第2の記憶手段に記憶された画像の拡大縮小を指
定するポインティングデバイスと、このポインティング
デバイスにより画像の拡大縮小の指定がある度に、画像
の拡大縮小の率を決定して、前記第2の記憶手段の記憶
内容および前記表示手段の表示内容を更新させる制御手
段と、コピーの指示をするキーと、このキーの入力によ
り前記第1、第2の記憶手段に記憶された画像を合成し
て記録媒体上に出力する出力装置とを備えた複写機。
【0015】(6)原稿画像をスキャンするスキャナ、
このスキャナによりスキャンされた画像を記憶する第1
の記憶手段、装置の外部から入力された画像を記憶する
第2の記憶手段、表示装置、ポインティングデバイス、
第3の記憶手段、制御手段、キー、および出力装置を備
え、表示装置は第1、第2、第3の記憶手段の記憶内容
を表示するものであり、ポインティングデバイスは表示
装置上で第2の記憶手段に記憶された画像のうち必要な
領域を指定するものであり、第3の記憶手段はポインテ
ィングデバイスにより指定された領域を記憶するもので
あり、制御手段はポインティングデバイスにより領域の
指定がある度に第2の記憶手段の記憶内容および表示装
置の表示内容を更新させるものであり、キーはコピーの
指示をするものであり、出力装置はキーの入力により前
記第1の記憶手段に記憶された画像および前記第2の記
憶手段に記憶された画像のうち前記第3の記憶手段に記
憶された領域の部分を合成して記録媒体上に出力するも
のである複写機。
【0016】
【作用】本発明は、上記(1)のように構成したことに
より、ポインティングデバイスを用いて表示装置上にお
いて画像を移動する位置を指定することができる。
【0017】また、上記(2)のように構成したことに
より、ポインティングデバイスを用いて表示装置上にお
いて画像サイズの拡大縮小を指定することができる。
【0018】また、上記(3)のように構成したことに
より、ポインティングデバイスを用いて表示装置上にお
いて画像のうちの必要な領域を指定することができる。
【0019】さらに、上記(4)〜(6)のように構成
したことにより、原稿画像に装置の外部から入力した画
像を複合して記録媒体上に出力する場合に、位置指定、
変倍指定、領域指定を表示装置上でイメージしながら行
うことができる。
【0020】
【実施例】
(実施例1)以下、好ましい実施例として、スチルビデ
オの画像をフルカラー複写機から操作部のディスプレイ
上に配したアナログタッチパネル(タッチキー)を用い
て非矩形領域を指定し、この非矩形領域内の画像をプラ
テン上の原稿と合成して出力する場合を例にとって詳細
な説明を行う。
【0021】ただし、本実施例は、スチルビデオの画像
に限らず、例えばホストコンピュータから送られるCG
等の画像データや、画像ファイリングシステムの画像デ
ータなど複写機に外部から取り込める画像データ全てに
対して行える。更に、本実施例の位置指定手段はアナロ
グタッチパネルに限らず、例えばディスプレイの上に対
応した形で配置された透明ディジタイザや、高精度(理
想的にはキーピッチがディスプレイの1画素以下の精
度)のディジタルタッチパネルでも可能である。
【0022】本実施例のフルカラー複写機は、図1のブ
ロック図に示すような構成をしている。また、このフル
カラー複写機の操作部を図2に示す。
【0023】本実施例におけるユーザの操作手順は、概
ね以下のようになる。
【0024】(a)プラテン上の原稿をスキャンする
(スキャンされた画像がディスプレイ上のプラテン領域
を示す矩形内に表示され、画像の縁が破線で点滅して選
択されていることを示す)。
【0025】(b)「画質調整/露出補正」を選択する
(選択されている画像のRGB各色のヒストグラムより
露出補正を行う)。
【0026】(c)「編集/合成」を選択する((a)
で選択されていた画像の選択は解除され、それまでに行
ったその画像に対する処理の内容が画像の上に表示され
る。具体的には「スキャナ」、「露出補正/+5」、
「合成/下」などと画像の上に表示される)。
【0027】(d)スチルビデオからの画像入力を選択
し、必要なスチルビデオの画像を操作部で確認しながら
探す((a)の画像の上にスチルビデオの指定した画像
が表示される)(フレームNo. を設定する度にそのフレ
ームの画像が表示される)。
【0028】(e)「取り込み」キー入力により、選択
していた画像が確定する。
【0029】(f)(e)で選択した画像の必要な部分
をなぞることにより非矩形エリアを指定する(最後に指
定されたエリアが選択されている)。
【0030】(g)(f)で指定したエリアを選択した
まま「編集/トリミング」を選択する(指定エリア以外
の画像が消え、下の(a)の画像が現れる)。
【0031】(h)(g)でトリミングした画像の大き
さを下の(a)の画像に合わせて変える(選択されてい
るエリアの縁をひっぱることで画像はリアルタイムに拡
大縮小する)。
【0032】(i)(h)の画像の位置を、下に表示さ
れている(a)の画像またはプラテン領域を示す矩形に
合わせ、タッチパネルによりディスプレイ上の位置を指
定することにより決定する(選択されているエリアの内
部をつまんでドラッグすることにより画像はリアルタイ
ムに移動する)。
【0033】(j)コピーキーを押す((h)で選択さ
れていた画像の選択は解除され、それまでに行ったその
画像に対する処理の内容が画像の上に表示される。具体
的には「SV」、「トリム」、「変倍/200%」、
「合成/上」などと画像の上に表示される)。
【0034】以下で先に挙げたユーザの操作手順に従
い、図3〜図10のフローチャート、及び図11〜図1
9の画面の模式図に基づいて装置の動作について詳細に
説明する。
【0035】(a)ユーザがタッチキー13のスキャン
キー31を押し、キー入力割り込みが発生すると、CP
U11のキー割り込みルーチンが(Key INT) が起動さ
れ、スキャンキー31に対応するキーコードがRAM1
2内のキーバッファに格納される(S301)。CPU
11のアイドルタスク(Idle Task) は、キーバッファに
スキャンキー31に対応するキーコードが格納されてい
るのを見て(S401)、CPU11のスキャンプロセ
スを起動する(S402)。スキャンプロセスは、ハロ
ゲンランプ(図示せず)を点灯し(S501)、スキャ
ナモータ(図示せず)を駆動して(S502)、CCD
14がプラテン上に置かれた画像からの反射光を受けら
れるようにする。CCD14で読み取られた原稿画像デ
ータは、イメージメモリ15に格納される(S50
3)。そして、スキャナをホームポジションに戻し(S
504)、ハロゲンランプを消灯して(S505)、ス
キャンプロセスが終了する。スキャンプロセスが終了す
ると、アイドルタスクは次に、CPU11のイメージメ
モリ表示プロセス(dispImage) を起動する(S41
1)。イメージメモリ表示プロセスは、イメージメモリ
15に格納されているイメージデータを間引いてディス
プレイユニット16内のVRAM(図示せず)にコピー
する。イメージメモリ表示プロセスは、さらにプラテン
領域を示す破線矩形を表示するためのイメージデータ
を、ディスプレイユニット16内のコピーステータス表
示用VRAM(図示せず)に書き込む。さらに、イメー
ジメモリ表示プロセスはコピーのステータスを画面上に
表示するため、この時点でのコピーステータスつまり
「スキャナ」を、コピーステータス表示用VRAMに展
開する。ディスプレイユニット16は周期的(例えば1
/60sec毎)に、VRAMとコピーステータス表示
用VRAMの内容を表示するため、イメージメモリ表示
プロセスがVRAMとコピーステータス表示用VRAM
に表示イメージを展開してから最長1/60sec後に
は、これらの情報が画像としてディスプレイユニット1
6に表示される。このとき、特に指定した画像をのぞ
き、コピーステータス表示用VRAMに展開されている
イメージが最も優先して表示される。つまり表示上コピ
ーステータス表示用VRAMのイメージが他のイメージ
の上に乗っているように見える。この状態での画面の模
式図を図11に示す。
【0036】(b)「画質調整」を選択することにより
(S403)、画質調整プロセス(Adjustmen) が起動さ
れ(S404)、さらにそこで「露出補正」が選択され
ると(S601)、画質調整プロセスはこの時点で終了
して、新たに露出補正プロセスが起動する(S60
2)。露出補正プロセスは値が設定される度に(S70
1)、ルックアップテーブル(LUT)17の値を更新
して(S702)、スキャンプロセスを起動する(S7
03)。これにより、露出補正された画像データが再び
イメージメモリ15に格納されるとともに、ディスプレ
イユニット16にも露出補正された画像が表示される
(S704)。この露出補正処理をしている画面の模式
図を図12に示す。
【0037】なお、コントラスト補正を行う場合(S6
03,S604)も同一の手順で実行できる。
【0038】(c)「編集」を選択することにより(S
405)、画像編集プロセス(Edit)が起動され(S4
06)、イメージメモリ表示プロセスはコピーのステー
タスを画面上に表示するため、この時点でのコピーステ
ータスつまり「+スキャナ+露出補正」を、コピーステ
ータス表示用VRAMに展開する。さらに「合成」が選
択されると、画像編集プロセスは終了し、新たに画像合
成プロセスが起動する。この時点で、イメージメモリ表
示プロセスは、スキャナ画像への操作が終了したものと
みなし、プラテン領域を示す破線矩形を消去するため、
コピーステータス表示用VRAMからプラテン領域を示
す破線矩形を表示するためのイメージデータを削除す
る。ディスプレイユニット16は周期的(例えば1/6
0sec毎)に、VRAMの内容を表示するため、イメ
ージメモリ表示プロセスが、コピーステータス表示用V
RAMに表示イメージを展開してから最長1/60se
c後には、その画像がディスプレイユニット16に表示
される。この状態での画面の模式図を図13に示す。
【0039】(d)合成対象画像としてSV(スチルビ
デオ)が選ばれると、外部i/f(インターフェイス)
18からイメージメモリ15へ画像が入力される。この
ときSV画像は、(a)〜(c)で扱われていたスキャ
ナ画像とは別のエリアに格納される。さらにSVやCG
などの物理的実体のない画像は、サイズが実質的に不定
(一般的に640×480dot程度)であり、100
%で考えると非常に小さい画像になってしまう。そのた
めこれらの画像を扱うときには、暫定的に拡大し(例え
ば400%)、扱いやすい大きさにして格納する。この
操作は、図14の前コマキー61や次コマキー62の押
下の度に行われる。また、この状態でのSV画像は表示
に関して最高位の優先順位で扱われるため、取り込まれ
たイメージデータは、SV画像選択テンプレート66内
の画像表示エリア63に表示される。このSV画像選択
テンプレート66に表示されているイメージをのぞく表
示データはすべて、コピーステータス表示用VRAMに
展開される。この状態での画面の模式図を図14に示
す。
【0040】(e)取り込みキー65が押下されると、
イメージメモリ表示プロセスはコピーステータス表示用
VRAMからSV画像選択テンプレート66のデータを
削除する。この時点で、イメージメモリ表示プロセスは
イメージメモリ15内のSV画像の表示優先度を先に読
み込んだスキャナ画像より高く、コピーステータス表示
用VRAMのデータより低い状態に設定するとともに、
SV画像表示用の矩形領域を表す破線71のイメージ
を、コピーステータス表示用VRAMに書き込み、この
時点でSV画像に行われている設定、例えば「SV+変
倍/400%+合成/上」などをコピーステータスとし
てコピーステータス表示用VRAMに書き込む。これに
より、ディスプレイユニット16はVRAMのイメージ
の上にSVのイメージを表示し、さらにその上にコピー
ステータス表示用VRAMのデータを表示する。この状
態での画面の模式図を図15に示す。
【0041】(f)以上の処理を終了すると、領域指定
プロセス(Area)が起動され、ここからは、SV画像表示
用の矩形領域を表す破線内に対する操作のみが許可され
る。
【0042】タッチキー13上での画像の必要な部分を
トレースとすると(S801)、その情報は逐次マスク
パターンメモリ19に記憶されると同時に(S80
2)、イメージメモリ表示プロセスはマスクパターンメ
モリ19の内容を常にコピーステータス表示用VRAM
へ破線の形で反映させる(S803)。新たな入力があ
る限りこれらの処理は繰り返される(S804)。この
非矩形領域指定をしている画面の模式図を図16に示
す。
【0043】(g)「編集」を選択することにより(S
405)、画像編集プロセスが起動され(S406)、
この時点で(f)の処理で指定されている領域が閉領域
になっていなければ、始点と終点を結んで閉領域にし、
マスクパターンメモリ19内に記憶されている閉領域の
内部のすべてのデータに対してマスクピットをたてる。
さらに「トリミング」が選択されると、画像編集プロセ
スは終了し、新たにトリミングプロセスが起動する。ト
リミングプロセスは、マスクパターンメモリ19内のす
べてのマスクビットを反転する。次に外部i/f18を
通じて再びSV画像を取り込み、セレクタ1・20で画
素単位でマスクして、イメージメモリ15に格納する。
この格納は、(d)で格納したデータに対して上書きす
る形で行われる。ディスプレイユニット16はVRAM
内のスキャンイメージとSVイメージとを、マスクパタ
ーンメモリ19内のマスクパターンを参照して、画素単
位で切り替えて表示する。イメージメモリ表示プロセス
はコピーステータス表示用VRAMにこれまで設定され
た処理、例えば「SV+トリミング+変倍/400%+
合成/上」などをコピーステータスとして書き込む。こ
の状態での画面の模式図を図17に示す。
【0044】(h)タッチキー13上でSVをトリミン
グした非矩形領域を示す破線に触れたことがCPU11
に通知されると(S407)、CPU11はズームプロ
セス(Zoom)を起動する(S408)。ズームプロセス
は、タッチ位置を表す矢印101を表示するために、矢
印イメージをコピーステータス表示用VRAM内のタッ
チ位置に相当する位置に展開する(S902)。タッチ
キー13からの入力が続く限りこの操作が繰り返される
とともに(S901,S906)、ズームプロセスは、
キー入力開始点からの移動距離をRAM12に記憶し、
これに対応した倍率を演算し、これをRAM12に記憶
し(S903)、その度に外部i/f18を通じてSV
画像を取り込み、セレクタ1・20で画素単位でマスク
し、イメージメモリ15に格納する(S904)。この
格納は、(g)で格納したデータに対して上書きする形
で行われる。ディスプレイユニット16はVRAM内の
スキャンイメージとSVイメージとを、マスクパターン
メモリ内のマスクパターンを参照して、画素単位で切り
替えて表示する。イメージメモリ表示プロセスはコピー
ステータス表示用VRAMにこれまで設定された処理、
例えば「SV+トリミング+変倍/200%+合成/
上」などをコピーステータスとして書き込む(S90
5)。タッチキーからの入力がなくなるとズームプロセ
スは終了する(S906)。これらの処理は、タッチキ
ーからの入力が、SVをトリミングした非矩形領域を示
す破線に触れる度に繰り返す。この変倍処理をしている
画面の模式図を図18に示す。
【0045】(i)CPU11は、タッチキー13から
の入力が、SVをトリミングした非矩形領域を示す破線
の内側であると判断すると(S409)、移動プロセス
(Move)を起動する(S410)。移動プロセスは、タッ
チ位置を表す矢印101を表示するために、矢印イメー
ジをコピーステータス表示用VRAM内のタッチ位置に
相当する位置に展開する(S1002)。タッチキー1
3からの入力が続く限りこの操作が繰り返されるととも
に(S1001,S1006)、移動プロセスは、キー
入力開始点からの移動距離をRAM12に記憶し、これ
に対応した移動量を演算し、これをRAM12に記憶し
(S1003)、その度にイメージメモリ15内のSV
画像の格納位置を変える(S1004)。タッチキーか
らの入力がなくなると移動プロセスは終了する(S10
06)。これらの処理は、タッチキーからの入力が、S
Vをトリミングした非矩形領域を示す破線に触れる度に
繰り返す。この移動処理をしている画面の模式図を図1
9に示す。
【0046】(j)ハードキー23内のコピーキーを押
下されたことがCPU11に通知されると、CPU11
はコピープロセスを起動する。コピープロセスはRAM
12に記憶されている各々の画像に対する処理データ
や、マスクパターンメモリ19に格納されているマスク
パターンに基づいて、セレクタ1・20やLUT17,
編集21,その他の画像処理を行うハードウェアに対し
て、随時画像処理データを設定して最終画像を生成し、
原稿画像とスチルビデオの画像を合成して紙などの記録
媒体上に出力する。
【0047】以上説明したような操作を行うことによ
り、スチルビデオの画像の位置指定、変倍指定、領域指
定をディスプレイ16上で直接的に行うことができるの
で、ユーザが望んだ画像を容易に得られるようになる。
【0048】(実施例2)図20に実施例2のフルカラ
ー複写機のブロック図を示す。ここで、実施例1のフル
カラー複写機との違いは、ラインバッファ201および
イメージメモリ202が設けられていることであり、ま
た、イメージメモリ15には実施例1の場合と比べて充
分な容量がある。このような構成にすることにより、露
出補正等設定が変更されてもイメージメモリ202から
画像データをとり出せばよい(S2203、S230
3。以下、これを「メモリスキャン」という)。
【0049】このメモリスキャンは、次のような手順で
行われる。以下、図21のフローチャートを用いて説明
する。まず、セレクタ1・20を外部i/f18に、セ
レクタ2・22をセレクタ1・20に接続する(S21
01、S2102)。次に、イメージメモリ202から
1ライン分ずつイメージデータをとり出して、これをラ
インバッファ201に格納する(S2103)。ライン
バッファ201に格納されたデータはセレクタ1・2
0、セレクタ2・22を介して画像処理回路に送られ
(S2104)、画像処理を施されたデータはイメージ
メモリ15に取り込まれる(S2105)。そして、す
べてのラインのデータが終了するまでステップS210
3〜S2105の動作がくり返される(S2106)。
【0050】以上説明したように、実施例2によれば、
設定が変更される度にスキャンを再び行う必要がなくな
り、操作に対する応答の即時性が向上できる。
【0051】(実施例の変形)上記の実施例では、ディ
スプレイ16の表示部上にアナログタッチパネルや透明
ディジタイザなどを配置する構成を取っていたが、マウ
スや一般に用いられているディジタイザ、画像上のポイ
ンティング指示マークを上下左右に移動させるキーを用
いても、操作性はいくぶん低下するものの安価に本発明
を実現できる。上記の実施例では、領域指定、変倍指
定、位置指定の順に行っていたが、この順番はこれに限
られるものでなく、どの順番でもよい。また、領域指
定、変倍指定、位置指定のうちいずれか1つまたは2つ
だけを行うということもできる。
【0052】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば装
置の外部から送られた画像の位置指定、変倍指定、領域
指定を表示装置上で直接的に行うことができるので、ユ
ーザが望んだ画像を容易に得られるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例1のブロック図
【図2】 操作部の概観図
【図3】 キー入力割り込みのフローチャート
【図4】 アイドルタスクのフローチャート
【図5】 スキャンプロセスのフローチャート
【図6】 画質調整プロセスのフローチャート
【図7】 露出補正プロセスのフローチャート
【図8】 画像編集プロセスのフローチャート
【図9】 ズームプロセスのフローチャート
【図10】 移動プロセスのフローチャート
【図11】 原稿をスキャンした状態の画面の模式図
【図12】 露出補正処理をしている画面の模式図
【図13】 編集/合成機能を選択した画面の模式図
【図14】 スチルビデオ内の画像を選択している画面
の模式図
【図15】 取り込みキーが入力された状態の画面の模
式図
【図16】 非矩形領域指定をしている画面の模式図
【図17】 トリミング処理をした画面の模式図
【図18】 変倍処理をしている画面の模式図
【図19】 移動処理をしている画面の模式図
【図20】 実施例2のブロック図
【図21】 メモリスキャンプロセスのフローチャート
【図22】 露出補正プロセスのフローチャート
【図23】 ズームプロセスのフローチャート
【符号の説明】
11 CPU 13 タッチキー 15 イメージメモリ 16 ディスプレイ 19 マスクパターンメモリ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 装置の外部から入力された画像を記憶す
    る記憶手段と、この記憶手段に記憶された画像を表示す
    る表示装置と、この表示装置上で前記記憶手段に記憶さ
    れた画像の移動位置を指定するポインティングデバイス
    と、このポインティングデバイスにより画像の移動位置
    の指定がある度に、画像の移動距離を決定して、前記記
    憶手段の記憶内容および前記表示手段の表示内容を更新
    させる制御手段とを備えた画像処理装置。
  2. 【請求項2】 装置の外部から入力された画像を記憶す
    る記憶手段と、この記憶手段に記憶された画像を表示す
    る表示装置と、この表示装置上で前記記憶手段に記憶さ
    れた画像の拡大縮小を指定するポインティングデバイス
    と、このポインティングデバイスにより画像の拡大縮小
    の指定がある度に、画像の拡大縮小の率を決定して、前
    記記憶手段の記憶内容および前記表示手段の表示内容を
    更新させる制御手段とを備えた画像処理装置。
  3. 【請求項3】 装置の外部から入力された画像を記憶す
    る第1の記憶手段、表示装置、ポインティングデバイ
    ス、第2の記憶手段、および制御手段を備え、表示装置
    は第1の記憶手段および第2の記憶手段の記憶内容を表
    示するものであり、ポインティングデバイスは表示装置
    上で第1の記憶手段に記憶された画像のうち必要な領域
    を指定するものであり、第2の記憶手段はポインティン
    グデバイスにより指定された領域を記憶するものであ
    り、制御手段はポインティングデバイスにより領域の指
    定がある度に第2の記憶手段の記憶内容および表示装置
    の表示内容を更新させるものである画像処理装置。
  4. 【請求項4】 原稿画像をスキャンするスキャナと、こ
    のスキャナによりスキャンされた画像を記憶する第1の
    記憶手段と、装置の外部から入力された画像を記憶する
    第2の記憶手段と、前記第1、第2の記憶手段に記憶さ
    れた画像を表示する表示装置と、この表示装置上で前記
    第2の記憶手段に記憶された画像の移動位置を指定する
    ポインティングデバイスと、このポインティングデバイ
    スにより画像の移動位置の指定がある度に、画像の移動
    距離を決定して、前記第2の記憶手段の記憶内容および
    前記表示手段の表示内容を更新させる制御手段と、コピ
    ーの指示をするキーと、このキーの入力により前記第
    1、第2の記憶手段に記憶された画像を合成して記録媒
    体上に出力する出力装置とを備えた複写機。
  5. 【請求項5】 原稿画像をスキャンするスキャナと、こ
    のスキャナによりスキャンされた画像を記憶する第1の
    記憶手段と、装置の外部から入力された画像を記憶する
    第2の記憶手段と、前記第1、第2の記憶手段に記憶さ
    れた画像を表示する表示装置と、この表示装置上で前記
    第2の記憶手段に記憶された画像の拡大縮小を指定する
    ポインティングデバイスと、このポインティングデバイ
    スにより画像の拡大縮小の指定がある度に、画像の拡大
    縮小の率を決定して、前記第2の記憶手段の記憶内容お
    よび前記表示手段の表示内容を更新させる制御手段と、
    コピーの指示をするキーと、このキーの入力により前記
    第1、第2の記憶手段に記憶された画像を合成して記録
    媒体上に出力する出力装置とを備えた複写機。
  6. 【請求項6】 原稿画像をスキャンするスキャナと、こ
    のスキャナによりスキャンされた画像を記憶する第1の
    記憶手段と、装置の外部から入力された画像を記憶する
    第2の記憶手段、表示装置、ポインティングデバイス、
    第3の記憶手段、制御手段、キー、および出力装置を備
    え、表示装置は第1、第2、第3の記憶手段の記憶内容
    を表示するものであり、ポインティングデバイスは表示
    装置上で第2の記憶手段に記憶された画像のうち必要な
    領域を指定するものであり、第3の記憶手段はポインテ
    ィングデバイスにより指定された領域を記憶するもので
    あり、制御手段はポインティングデバイスにより領域の
    指定がある度に第2の記憶手段の記憶内容および表示装
    置の表示内容を更新させるものであり、キーはコピーの
    指示をするものであり、出力装置はキーの入力により前
    記第1の記憶手段に記憶された画像および前記第2の記
    憶手段に記憶された画像のうち前記第3の記憶手段に記
    憶された領域の合成を複合して記録媒体上に出力するも
    のである複写機。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1097161A (ja) * 1996-09-20 1998-04-14 Ricoh Co Ltd 画像処理装置
JP2012060532A (ja) * 2010-09-10 2012-03-22 Fuji Xerox Co Ltd 電子文書処理装置及びプログラム

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