JPH08204853A - 情報処理装置 - Google Patents

情報処理装置

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JPH08204853A
JPH08204853A JP7009307A JP930795A JPH08204853A JP H08204853 A JPH08204853 A JP H08204853A JP 7009307 A JP7009307 A JP 7009307A JP 930795 A JP930795 A JP 930795A JP H08204853 A JPH08204853 A JP H08204853A
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JP
Japan
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charging
game
information processing
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Pending
Application number
JP7009307A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsuaki Suzuki
克明 鈴木
Yoshibumi Kato
義文 加藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
EKUSHINGU KK
Brother Industries Ltd
Xing Inc
Original Assignee
EKUSHINGU KK
Brother Industries Ltd
Xing Inc
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Publication date
Application filed by EKUSHINGU KK, Brother Industries Ltd, Xing Inc filed Critical EKUSHINGU KK
Priority to JP7009307A priority Critical patent/JPH08204853A/ja
Publication of JPH08204853A publication Critical patent/JPH08204853A/ja
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 情報処理装置の所有者またはその委託を受け
た者以外による情報受信のための情報処理装置の操作を
防止する。 【構成】 CD−ROM23に記憶されているゲーム情
報を使用するために課金通信網5に通信制御装置27を
通して接続し、中央制御装置21により課金制御プログ
ラム21aを実行させる。この課金制御プログラム21
aの実行によって課金通信網5の持つ課金機能を利用し
て所定の課金処理を行わせることによりゲーム情報は使
用可能な状態となる。更に、鍵24を用いて解錠が行わ
れると、通信制御装置27による課金通信網5へのアク
セスが受け付けられる。このような手続きを経ることに
よって、ゲーム装置20は、ゲームを実行することが可
能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、課金機能を持つ課金通
信網にアクセス可能で、自身が使用した情報の使用料を
課金通信網による課金機能を利用して課金させる機能を
有する情報処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、情報処理において情報を使用する
に当たって対価の支払いを要する情報処理装置があり、
例えば通信網を介して送られてくるゲームソフトで作動
するビデオゲーム機や同様に送られてくるカラオケ曲情
報に基づいてカラオケ演奏するカラオケ装置等で、ゲー
ムソフトやカラオケ曲情報の受信実績に応じた対価が、
ビデオゲーム装置の所有者側から情報の提供者側に支払
われるものがある。
【0003】この情報使用料を徴収するために、情報提
供者が情報処理装置の設置場所あるいは所有者の所在ま
で出向くのでは、そのための人手が必要であった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような料金徴収の
ための人手を節約するために、日本電信電話(株)のビデ
オテックス通信網やダイヤルQ2(登録商標)等の課金
通信網を利用して情報を提供する毎に課金して、この課
金分を電話料金と共に代理徴収してもらうことが考えら
れるが、この方法にもまったく問題がないわけではなか
った。
【0005】つまり、情報処理装置が課金通信網にアク
セスするためのパスワード等が漏洩したり窃取されて第
三者の手に渡った場合に、この第三者によって情報処理
装置が操作されて情報処理装置の所有者が望まない情報
の受信(=課金)がなされるおそれもないとは言えなか
った。
【0006】本発明は、このような所有者またはその委
託を受けた者以外による、情報受信のための情報処理装
置の操作を防止することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の手段として、請求項1記載の情報処理装置は、情報を
記憶可能な情報記憶手段と、該情報記憶手段に記憶され
た情報を用いて所定の処理を実行可能な情報処理手段
と、課金機能を持つ課金通信網にアクセス可能な通信手
段と、前記情報処理手段が使用した前記情報の使用料の
前記課金通信網の課金機能による課金処理を要求する課
金処理要求手段と、鍵体を介して解錠されると前記通信
手段による前記課金通信網へのアクセスを許容する錠手
段とを設けている。
【0008】
【作用】上記の構成になる請求項1記載の情報処理装置
においては、情報記憶手段は情報を記憶可能で、情報処
理手段は情報記憶手段に記憶された情報を用いて所定の
処理を実行可能である。また、通信手段は課金機能を持
つ課金通信網にアクセス可能で、課金処理要求手段は情
報処理手段が使用した前記情報の使用料の前記課金通信
網の課金機能による課金処理を要求する。さらに、錠手
段は、鍵体を介して解錠されると通信手段による課金通
信網へのアクセスを許容する。
【0009】つまり、錠手段が解錠されれば課金通信網
へのアクセスができるが、解錠されなければこのアクセ
スはできない。鍵体を所有者またはその委託を受けた者
が保管しておけば、第三者が情報処理装置を操作して課
金通信網へアクセスすることは防止され、このような第
三者によって情報処理装置が操作されて情報処理装置の
所有者が望まない情報の受信(=課金)がなされること
も防止される。
【0010】
【実施例】以下、本発明を具体化した一実施例を図面を
参照して説明する。図1(A)は、実施例の情報使用料
課金システムの概略構成図、図1(B)はそのシステム
の構成要素である情報処理装置の構成を示すブロック図
である。
【0011】図1(A)に示すように、本情報使用料課
金システムは課金センタ1と複数の情報処理装置10と
が、課金通信網5を介して接続されて構成されている。
課金通信網5は、例えばビデオテックス通信網やダイヤ
ルキューツー通信網のように、情報使用料に対して課金
する機能を持つものである。現在の日本国内では、ビデ
オテックス網とダイヤルキューツー網がその代表的なも
のとして知られている。ダイヤルキューツー網は基本的
に時間単位の従量計算であり、ビデオテックス網は、情
報の内容毎に任意の料金を設定可能であり、いわゆるキ
ャプテンシステム等に用いられている。
【0012】その課金機能の一例として、ビデオテック
ス通信網について説明すると、ビデオテックス通信網
は、具体的には例えば各情報処理装置10に接続された
公衆電話回線とビデオテックス通信処理装置(VCP)
とで構成されている。このVCPが、ビデオテックス通
信網にアクセスしようとしている公衆電話回線(現状と
しては特番166と5桁の課金センタ番号をダイヤルし
た公衆電話回線)の課金センタ1への接続・交換、利用
者端末である情報処理装置の管理及び課金センタ1への
加入者管理、通信料及び電話会社が代理徴収する情報使
用料の課金、情報処理装置と課金センタ1との間の会話
制御、プロトコル変換やコード/パターン変換などの変
換処理等の通信処理機能を提供する。
【0013】課金通信網5の従来の利用方法では、利用
者端末がこの課金通信網5を介して情報を受信し、その
情報を用いて所定の処理を実行する。そして、課金通信
網5はその情報の代金として所定の料金(情報内容毎に
設定された所定料金)を課金することとなる。
【0014】それに対して、本実施例の情報処理装置1
0は、図1(B)に示すように、本発明の情報処理実行
手段に相当する中央制御装置11、情報記憶手段に相当
する記憶装置13、中央制御装置11に各種の入力を実
行するための入力装置15、通信手段に相当する通信制
御装置17および本発明の錠手段に相当する錠装置18
とを備えており、中央制御装置11が所定の処理を実行
するために用いる情報は記憶装置13が記憶している。
この記憶装置13へは予め記憶させておいてもよいし、
後から記憶させるようにしてもよい。
【0015】そして、その情報の使用料を情報処理装置
10側で決定したり、課金センタ1側で決定したりし
て、その決定した情報使用料を、通信制御装置17を通
じて接続した課金通信網5による課金機能を利用して課
金させるのである。この際、中央制御装置11は課金制
御プログラムに従って所定の課金制御処理を実行する。
【0016】なお、この中央制御装置11による課金制
御プログラムに従った所定の課金制御処理の実行が、本
発明における課金制御手段としての処理の実行に該当す
る。また、情報処理装置10とは別に、錠装置18を操
作するための鍵19があり、鍵19を介して錠装置18
を操作することにより、錠装置18を解錠状態と施錠状
態とに切り換えることができる。そして、錠装置18を
解錠状態にすれば、通信制御装置17を通信機能が実行
できる状態(機能状態)とでき、錠装置18を施錠状態
とすれば、通信制御装置17を通信機能が実行できない
状態(不機能状態)とできる。
【0017】本実施例では、錠装置18は解錠状態と施
錠状態とで信号レベルをハイレベル/ロウレベルに切り
換えて通信制御装置17に出力する構造で、通信制御装
置17はハイレベル信号が入力されれば機能状態とな
り、ロウレベル信号では不機能状態となる構造である。
また、錠装置18の信号は中央制御装置11へも入力さ
れる構造で、中央制御装置11はこの信号レベルによっ
て錠装置18の状態並びに通信制御装置17の状態を検
知できる。
【0018】続いて、課金センタ1の構成を図2を参照
して説明する。課金センタ1は、ホストコンピュータ5
1と、記憶装置53と、入力装置55と、通信制御装置
57と、プリンタ59と、CRT61とを備えている。
記憶装置53は、ホストコンピュータ51が作動するた
めの各種制御プログラムや、前記各情報処理装置10毎
の課金情報、あるいは決定した情報使用料を記憶するた
めのものである。情報使用料を課金センタ1側で決定す
る場合には、情報処理装置10から送信されてきた使用
料決定用情報を基にしてホストコンピュータ51が決定
する。そして、その決定された情報使用料が記憶装置5
3に記憶されるのである。これら課金センタ1における
情報使用料の決定処理及び課金情報の送信処理について
は後で詳しく説明する。
【0019】なお、入力装置55からは各種指令を入力
することができ、例えば、記憶装置53に記憶された各
情報処理装置10毎の課金情報を基にして課金実績等を
作成させたり、それをプリンタ59によって印刷させた
り、CRT61に表示させたりすることができる。
【0020】次に、上記図1(B)に示した情報処理装
置10は一般化して説明したので、その具体例を以下に
2つ挙げる。図3は、ゲーム装置20に適用した場合で
ある。中央制御装置21には、図1(B)の記憶装置に
相当するCD−ROM23、同じく入力装置15に相当
するキー入力装置25及び画面表示制御装置26、通信
制御装置27が接続されており、キー入力装置25には
ゲームをする際に利用者が指示を入力するための操作ユ
ニット28が、画面表示制御装置26にはテレビモニタ
29がそれぞれ接続されている。また、通信制御装置2
7には錠装置22が接続されており、図1(B)の説明
で述べたように、鍵24で解錠状態、施錠状態に切り換
えられ、これに伴って通信制御装置27が機能状態と不
機能状態とに切り換えられる。
【0021】CD−ROM23にはゲーム情報が格納さ
れているのであるが、このゲーム情報はそのままでは使
用できないようにされている。使用するためには、課金
通信網5に通信制御装置27を通して接続し、中央制御
装置21が課金制御プログラム21aを実行する。この
課金制御プログラム21aの実行によって、課金通信網
5による課金機能を利用した所定の課金処理が行われ
て、ゲーム情報を使用することができる状態となる。た
だし、課金通信網5にアクセスするには、錠装置22を
解錠状態とし、通信制御装置27を機能状態にする必要
がある。
【0022】続いて図4は、カラオケ装置30として適
用した場合である。中央制御装置31には、図1(B)
の記憶装置13に相当するハードディスク33、入力装
置15に相当する多目的入力キー32、中央制御装置3
1と共動して本発明の情報処理手段として機能する音声
再生回路35及び画面表示制御装置26、通信制御装置
27が接続されており、音声再生回路35にはミキサア
ンプ38が、画面表示制御装置26にはテレビモニタ2
9が、通信制御装置27には錠装置22がそれぞれ接続
されている。また、ミキサアンプ38にはスピーカ41
とマイクロフォン43が接続されており、錠装置22を
操作するための鍵24が備えられている。
【0023】なお、ハードディスク33には数千曲程度
のカラオケ曲情報が記憶されており、1曲分のカラオケ
曲情報は、曲同士を識別するための識別情報である曲番
号情報と、実体情報とから構成されている。この内の実
体情報は、伴奏音楽の情報であるMIDI(Musical In
strument Digital Interface)規格の演奏情報や、歌詞
情報及び背景映像情報からなっている。背景映像情報は
曲毎に対応した映像情報を符号化したものである。
【0024】そして、このカラオケ曲情報はそのままで
は使用できないようにされている。使用するためには、
課金通信網5に通信制御装置27を通して接続し、中央
制御装置31が課金制御プログラム31aを実行するこ
とによって、課金通信網5による課金機能を利用した所
定の課金処理が行われて、カラオケ曲情報を使用するこ
とができる状態となる。課金通信網5にアクセスするに
は、錠装置22を解錠状態とすることが必要なのは上述
のとおりである。
【0025】カラオケ曲情報が使用できるようになる
と、利用者は図示しない操作パネルあるいはリモコン等
を操作することで歌いたい曲を選択する。すると中央制
御装置31は、所定のカラオケ演奏プログラムに従っ
て、カラオケ演奏処理を実行する。簡単に説明すると、
中央制御装置31は、選択された曲に対応する演奏情
報、歌詞情報および背景映像情報をハードディスク33
から読み出し、演奏情報は音声再生回路35に、歌詞情
報および背景映像情報は画面表示制御装置26にそれぞ
れ転送する。
【0026】音声再生回路35に出力された演奏情報
は、アナログの演奏信号に変換された後、ミキサアンプ
38へ送られて電気的に増幅されるとともに、マイクロ
フォン43を介して入力する利用者の歌声と適度な割合
でミキシングされる。ミキシングされた音声信号は、ス
ピーカ41により演奏音として外部へ出力される。
【0027】一方、演奏情報と同期して出力される歌詞
情報は、画面表示制御装置26において、背景映像情報
に基づく背景映像信号と合成(スーパーインポーズ)さ
れてテレビモニタ29に表示される。これにより、テレ
ビモニタ29には、背景映像に歌詞テロップが合成され
た状態で表示される。
【0028】次に、課金に係る処理について図5に示す
フローチャート及び図6に示す情報処理装置10と課金
センタ1との間の通信シーケンス図を参照して説明す
る。なお、以下の説明では、上記図3及び図4で示した
ゲーム装置20及びカラオケ装置30を兼ね備えたもの
を前提として説明する。したがって、後述するが、ゲー
ムを選択すれば図3に示す構成によってその後の処理が
実行され、カラオケを選択すれば、図4に示す構成によ
ってその後の処理が実行されることとなる。そして、図
3と図4においては、錠装置22、鍵24、画面表示制
御装置26、通信制御装置27、テレビモニタ29に同
じ符号を付した。これは、ゲーム装置20及びカラオケ
装置30を兼ね備えた場合にでも、共通して使用するも
のであることを示す。また、以下の説明では、ゲーム装
置20及びカラオケ装置30を兼ね備えたものとして情
報処理装置10という言葉を使用する。
【0029】図5に示すように、情報処理装置10にお
いては、選択入力(ステップ100。以下ステップを単
にSと記す。)がなされると、その選択入力結果に基づ
いて情報使用料の決定をし(S110)、その情報使用
料をテレビモニタ29に表示する(S120)。
【0030】S100の選択入力について補足すると、
選択枝としてゲーム種類の一覧及びカラオケを示すメニ
ュー画面がテレビモニタ29に表示される。そして、ゲ
ーム種類の一覧中からいずれかを選択した場合には、そ
の選択されたゲーム種類について設定されている使用範
囲の一覧がテレビモニタ29に表示される。使用範囲と
しては使用回数や使用期間が考えられる。例えば、使用
回数を選択する場合には、所望のゲーム数(1ゲームは
いわゆるゲームオーバーとなるまで)を入力することと
なり、使用期間を入力する場合には、時間単位あるいは
日単位で所望の期間を入力する。
【0031】これらは、テレビモニタ29に表示されて
いる画面上でカーソルを所望の位置に移動させ、例えば
使用回数の場合には、ゲーム数のところに10(回)と
入力したり、使用期間の場合には、2(時間)と入力し
たり、1(日)あるいは3(日)と入力したりする。こ
れらの最小単位は適宜変更して、例えば分単位でも使用
できるようにすることも考えられる。
【0032】一方、カラオケを選択した場合にも、設定
されている使用範囲の一覧がテレビモニタ29に表示さ
れる。この場合の使用範囲としては曲数や使用期間が考
えられ、曲数での入力の場合には、10曲・20曲とい
った具合いに歌いたい曲数を1曲単位で入力する。ま
た、使用期間での入力する場合には、上記ゲームの場合
と同様に、時間単位あるいは日単位で入力する。もちろ
ん、分単位でも使用できるようにしてもよい。
【0033】このようにして、使用したい情報の種類と
使用範囲、つまりゲームの場合にはゲーム種類とその使
用範囲、カラオケの場合にはその使用範囲が選択入力さ
れる(S100)。以上は、情報処理装置10の設置場
所や設置目的を特定しない場合の例であるが、カラオケ
装置、ゲーム装置等を営業用に使用する場合、つまりカ
ラオケ店やゲームセンタに設置して不特定多数の客に使
用させる場合には、それに応じた使用範囲の選択がなさ
れることになる。例えば、人気のないゲームを選択しな
い等が考えられ、ゲーム回数や曲数では客の要望に応じ
きれないこともあるので使用範囲としては店の営業時間
帯に合わせた使用期間が選択される等が考えられる。
【0034】続くS110での情報使用料の決定は、例
えばゲームの場合には、S100で選択入力されたゲー
ム種類とその使用範囲に基づいて行う。ゲームの種類に
関わらず料金が同じ場合には、種類は考慮されないが、
そのゲーム内容によって料金体系を変える場合も多いの
で、通常はゲーム種類毎に1ゲームの料金、時間単位の
料金等をテーブルとして記憶しておき、それに基づいて
算出する。なお、例えばゲーム回数が多くなれば料金を
割安にするとか、使用期間が長くなればやはり料金を割
安にするとかいったことは適宜採用すればよい。
【0035】このようにして決定された情報使用料をテ
レビモニタ29に表示する(S120)と共に、ガイダ
ンス表示をして、この表示された料金を支払って次の処
理、つまりゲームあるいはカラオケの実際の利用の処理
に進むか否かを利用者(営業店の場合には店長等の管理
者)に選択させる。ゲームあるいはカラオケをすること
を望む場合にはどのキーを押せば良いか、また望まない
場合にはどのキーを押せば良いかを表示する。
【0036】料金を支払って次の処理に進むことが指示
された場合には(S130:YES)、錠装置22が解
錠状態にあるか、すなわち通信制御装置27は機能状態
にあるかを判断する(S133)。ここで否定判断であ
れば、ロックされている旨をテレビモニタ29に表示す
る(S135)。一方、肯定判断であれば、課金通信網
5に接続して、上記S110で決定された情報使用料を
課金するための課金情報要求を課金センタ1に送信する
(S140)。
【0037】つまり、鍵24を使用して錠装置22を解
錠状態としなければ課金通信網5に接続できないことに
なる。これは、カラオケ店やゲームセンタ等のように不
特定多数の客に情報処理装置10を使用させる場合に、
不心得な客が情報処理装置10を操作して課金通信網5
にアクセスするのを防止するのに有効であり、このよう
な第三者によって店の経営者や管理者等が望まない情報
の使用(=課金)がなされることを防止できる。
【0038】この課金情報要求の送信について図6の通
信シーケンス図を参照して説明する。情報処理装置10
が課金センタ1に対して発呼し、課金センタ1への着呼
を待ってパスワードを送信する。課金センタ1では、通
信制御装置57を介してこれを受け取り、ホストコンピ
ュータ51が電話番号やパスワード等で端末照合を行
い、課金センタ1に登録されている情報処理装置10で
あれば、照合正常を返送する。情報処理装置10はこの
照合正常を受信して課金センタ1が受付可能状態となっ
て後に、上記課金情報要求を送信するのである。
【0039】情報処理装置10から課金通信網5を介し
て課金情報要求データが課金センタ1に送信されると、
課金センタ1では、その送信されてきた課金情報要求デ
ータに基づく料金を課金するための課金情報(例えば1
000円分の課金をさせるための情報)を記憶装置53
から読み出して、課金通信網5を介して情報処理装置1
0に送信する。
【0040】このように課金センタ1が課金通信網5を
介して課金情報を送信することによって、課金通信網5
の課金機能により課金がなされる。例えば該当する情報
処理装置10に対して1000円課金する。この課金実
績は、情報処理装置10毎に対応する料金ファイルに積
算されていき、例えば通常の電話料金と併せて回収され
ることとなる。
【0041】図5に戻り、情報処理装置10では、この
課金情報を受信すると(S150)、選択されたゲーム
あるいはカラオケの利用を許可する(S160)。この
後、上述したようなゲームの実行あるいはカラオケ演奏
の実行がなされるのであるが、S100で選択入力され
た使用範囲に関する制御も行う。
【0042】例えば、ゲームの場合で使用回数が10回
と設定されている場合には、使用回数をカウントしてお
り、10回分が終了したときには、それ以降の使用を禁
止とする。同様に、使用期間が、2時間あるいは1日と
設定されている場合には、終了時間をセットしておき、
その終了時間になったら、それ以降の使用を禁止とす
る。なお、回数で制限する場合には、1回終了する毎に
残りの回数を表示させたり、期間で制限する場合には、
残りの時間や終了時刻を表示させるようにすると利用者
にとって便利である。カラオケの場合にも同様である。
【0043】なお、図5のS130において否定判断、
すなわち次の処理には進まないことが指示された場合に
は、S170へ移行して、処理を終了するか否か判断す
る。そして、終了する旨の指示が入力された場合には
(S170:YES)、そのまま本処理を終了する。一
方、終了しない旨の指示が入力された場合には(S17
0:NO)、S100に戻って、S100以下の処理を
繰り返す。
【0044】また、課金通信網5との通信を終了した後
に、鍵24で錠装置22を施錠状態としてから、情報処
理装置10から鍵24を取り外す。これにより、鍵24
を持たない人物が情報処理装置10を操作して課金通信
網5と通信を実行させることは防止される。
【0045】上述したのは、情報処理装置10側におい
て情報使用料を決定する場合であったが、次に課金セン
タ1側において情報使用料を決定する場合について説明
する。図7は情報処理装置10における処理を示すフロ
ーチャート、図8は情報処理装置10と課金センタ1と
の間の通信シーケンス図である。
【0046】まず、選択枝としてゲーム種類の一覧及び
カラオケを示すメニュー画面がテレビモニタ29に表示
され(S200)、そのゲーム種類の一覧あるいはカラ
オケの中からいずれかが選択されるのを待つ(S21
0)。そして選択されると、その選択結果を課金センタ
1に送信する(S220)。
【0047】図8に示すように、課金センタ1では、そ
の送信された選択結果に基づき、選択されたゲーム種類
あるいはカラオケに対応して設定されている使用範囲の
一覧情報を情報処理装置10に送信する。なお、この使
用範囲の一覧情報は記憶装置53に記憶されている。
【0048】図7に戻り、情報処理装置10ではその使
用範囲の一覧情報を受信してテレビモニタ29に表示し
(S230)、範囲指定の入力を待つ(S240)。使
用範囲の内容及びその指定入力については、上記図5で
説明した例と同じなので、省略する。このようにして、
ゲームの場合にはゲーム種類とその使用範囲、カラオケ
の場合にはその使用範囲が選択入力されると(S24
0:YES)、その選択入力された使用範囲の指定結果
を課金センタ1に送信する(S250)。
【0049】図8に示すように、課金センタ1では、そ
の送信された使用範囲指定結果と、先に受信している選
択されたゲーム種類あるいはカラオケとに基づいて情報
使用料を決定する。ゲームの場合は、ゲーム内容によっ
て料金体系を変える場合も多いので、通常はゲーム種類
毎に1ゲームの料金、時間単位の料金等をテーブルとし
て記憶しておき、それに基づいて算出する。
【0050】なお、例えばゲーム回数が多くなれば料金
を割安にするとか、使用期間が長くなればやはり料金を
割安にするとかいったことは適宜採用すればよい。ま
た、カラオケの場合も同様に、曲数が多くなれば料金を
割安にするとか、使用期間が長くなれば料金を割安にす
るとかいったことは適宜採用すればよい。
【0051】このようにして課金センタ1では情報使用
料が決定され、その決定された情報使用料データは課金
通信網5を介して情報処理装置10に送信される。図7
に戻り、情報処理装置10は、その情報使用料をテレビ
モニタ29に表示する(S260)と共に、ガイダンス
表示をして、この表示された料金を支払って次の処理、
つまりゲームあるいはカラオケの実際の利用の処理に進
むか否かを利用者に選択させる。
【0052】ここで料金を支払って次の処理に進むこと
が指示された場合には(S270:YES)、錠装置2
2が解錠状態にあるか、すなわち通信制御装置27は機
能状態にあるかを判断する(S273)。ここで否定判
断であれば、ロックされている旨をテレビモニタ29に
表示する(S275)。一方、肯定判断であれば、課金
通信網5に接続して、上述のように決定された情報使用
料を課金するための課金情報要求を課金センタ1に送信
する(S280)。ここで、課金通信網5へのアクセス
に際して錠装置22が解錠状態とされていることを条件
とする理由、効果は前述のとおりである。
【0053】図8の通信シーケンス図に示すように、情
報処理装置10からは課金通信網5を介して課金情報要
求データが課金センタ1に送信され、課金センタ1で
は、その要求に応じて、上記課金センタ1で決定した料
金を課金するための課金情報を、課金通信網5を介して
情報処理装置10に送信する。課金センタ1が課金通信
網5を介して課金情報を送信することによって、課金通
信網5の課金機能により課金がなされる点については先
に述べた通りである。
【0054】一方、情報処理装置10では、この課金情
報を受信すると(S290)、選択されたゲームあるい
はカラオケの利用を許可する(S300)。この後、上
述したようなゲームの実行あるいはカラオケ演奏の実行
がなされる。もちろん、S240で選択入力された使用
範囲に関する制御も行う。この内容も上述したので省略
する。
【0055】なお、S270において否定判断、すなわ
ち次の処理には進まないことが指示された場合には、S
310へ移行して処理を終了するか否か判断し、終了す
る旨の指示が入力された場合には(S310:YE
S)、そのまま本処理を終了する。一方、終了しない旨
の指示が入力された場合には(S310:NO)、S2
00に戻る。
【0056】また、課金通信網5との通信を終了した後
に、鍵24で錠装置22を施錠状態としてから、情報処
理装置10から鍵24を取り外す。これにより、鍵24
を持たない人物が情報処理装置10を操作して課金通信
網5と通信を実行させることは防止される。
【0057】このように、本情報処理装置10によれ
ば、記憶装置13が情報を記憶可能であり、中央制御装
置11は単独であるいは他の装置(図4に示される音声
再生回路35が例示される)と共動して、その記憶装置
13に記憶された情報を使用することができる。例えば
図3,4に示すように、記憶装置13としてのCD−R
OM23がゲームソフト情報を記憶していたり、ハード
ディスク33がカラオケ演奏情報を記憶するものであれ
ば、カラオケ演奏情報に基づいて所定のカラオケ演奏を
実行したり、ゲームソフト情報に基づいて所定のゲーム
を実行したりすることができる。
【0058】そして、通信制御装置27は、情報使用料
に対して課金する機能を持つ課金通信網5にアクセス可
能であり、上記ゲームソフト情報あるいはカラオケ演奏
情報の使用料を課金通信網5による課金機能を利用して
課金することができる。したがって、情報の使用料は、
この課金通信網を介することで、人の手を煩わさずに、
自動的に回収することが可能となる。
【0059】例えば図5,6に示したように、情報処理
装置10側において使用料を決定する場合であれば、カ
ラオケ演奏実績(演奏曲数や演奏時間等)やゲーム使用
実績(ゲーム種類や使用時間等)に基づいて個別に決定
した情報使用料を課金通信網5による課金機能を利用し
て課金させることで回収できるので、好ましい。
【0060】しかも、課金通信網5とのアクセスには、
鍵24を使用して錠装置22を解錠状態とする必要があ
り、例えばカラオケ店やゲームセンタ等のように不特定
多数の客に情報処理装置10を使用させる場合に、不心
得な客が情報処理装置10を操作して課金通信網5にア
クセスするのを防止するのに有効であり、このような第
三者によって店の経営者や管理者等が望まない情報の使
用(=課金)がなされることを防止できる。
【0061】以上本発明はこの様な実施例に何等限定さ
れるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲にお
いて種々なる態様で実施し得る。例えば、上記実施例に
おいては、情報処理装置10において記憶されている情
報としてカラオケ曲情報やゲームソフト情報を例に取っ
たが、それ以外にも、例えば従来のキャプテンシステム
でも採用されていたような天気予報情報や交通情報等の
主に文字情報であってもよい。
【0062】また、上記の例では、課金通信網にアクセ
スする直前に錠装置の状態(解錠/施錠)を判断してい
るが、各ルーチン処理の最初にこの判断をしてもよい。
このようにすれば、選択入力等の操作が一切できないの
で、第三者の操作を防止する上で効果的である。なお、
錠装置の状態(解錠/施錠)の判断は課金通信網にアク
セスする以前であればどのステップで行われてもよいの
であり、ルーチンの最初やアクセスの直前に限るわけで
はない。
【0063】さらに、上記の例では錠手段の状態を中央
制御装置が判断する構成としているが、要は、錠装置が
施錠状態にあれば通信制御装置が不機能状態となって課
金通信網にアクセスできない構成であればよいのであっ
て、この状態判断自体は必須ではない。この錠装置と通
信制御装置との関係も、上記の例のように信号レベルの
切換えによる構成の他に、錠装置を解錠状態にするとリ
レースイッチ等により通信制御装置の電源がオンとなる
構成や錠装置の解錠/施錠自体が通信制御装置の特定の
回路のスイッチとなる構成等も可能である。
【0064】鍵体の形状等に関しても特別な限定はな
く、図1、図3、図4に示すような形状の鍵の他、カー
ド状の鍵等公知の形状を採用できる。ただし、情報処理
装置本体から分離して保管できることが必須である。
【0065】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の情
報処理装置によれば、鍵体を情報処理装置の所有者また
はその委託を受けた者が保管しておけば、第三者が情報
処理装置を操作して課金通信網へアクセスすることは防
止され、このような第三者によって情報処理装置が操作
されて情報処理装置の所有者が望まない情報の受信(=
課金)がなされることも防止される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 (A)は、実施例の情報使用料課金システム
の概略構成図、図1(B)はそのシステムの構成要素で
ある情報処理装置の構成を示すブロック図である。
【図2】 実施例の情報使用料課金システムの構成要素
である課金センタの構成を示すブロック図である。
【図3】 情報処理装置をゲーム装置として適用した場
合の構成を示すブロック図である。
【図4】 情報処理装置をカラオケ装置として適用した
場合の構成を示すブロック図である。
【図5】 情報処理装置側において情報使用料を決定す
る場合の情報処理装置における処理を示すフローチャー
トである。
【図6】 情報処理装置側において情報使用料を決定す
る場合の情報処理装置と課金センタとの間の通信シーケ
ンス図である。
【図7】 課金センタ側において情報使用料を決定する
場合の情報処理装置における処理を示すフローチャート
である。
【図8】 課金センタ側において情報使用料を決定する
場合の情報処理装置と課金センタとの間の通信シーケン
ス図である。
【符号の説明】
1・・・課金センタ、5・・・課金通信網、10・・・
情報処理装置、11・・・中央制御装置(情報処理手
段、課金処理要求手段)、13・・・記憶装置(情報記
憶手段)、17・・・通信制御装置(通信手段)、18
・・・錠装置(錠手段)、19・・・鍵(鍵体)、20
・・・ゲーム装置(情報処理装置)、21・・・中央制
御装置(情報処理手段、課金処理要求手段)、21a・
・・課金制御プログラム(課金処理要求手段)、22・
・・錠装置(錠手段)、23・・・CDROM(記憶手
段)、24・・・鍵(鍵体)、27・・・通信制御装置
(通信手段)、30・・・カラオケ装置(情報処理装
置)、31・・・中央制御装置(情報処理手段、課金処
理要求手段)、31a・・・課金制御プログラム(課金
処理要求手段)、33・・・ハードディスク(情報記憶
手段)、35・・・音声再生回路(情報処理手段)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04N 7/173

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 情報を記憶可能な情報記憶手段と、 該情報記憶手段に記憶された情報を用いて所定の処理を
    実行可能な情報処理手段と、 課金機能を持つ課金通信網にアクセス可能な通信手段
    と、 前記情報処理手段が使用した前記情報の使用料の前記課
    金通信網の課金機能による課金処理を要求する課金処理
    要求手段と、 鍵体を介して解錠されると前記通信手段による前記課金
    通信網へのアクセスを許容する錠手段とを設けたことを
    特徴とする情報処理装置。
JP7009307A 1995-01-24 1995-01-24 情報処理装置 Pending JPH08204853A (ja)

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