JPH0934480A - カラオケ装置およびカラオケシステム - Google Patents

カラオケ装置およびカラオケシステム

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JPH0934480A
JPH0934480A JP7182639A JP18263995A JPH0934480A JP H0934480 A JPH0934480 A JP H0934480A JP 7182639 A JP7182639 A JP 7182639A JP 18263995 A JP18263995 A JP 18263995A JP H0934480 A JPH0934480 A JP H0934480A
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JP
Japan
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karaoke
performance
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billing
charging
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JP7182639A
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Inventor
Takuya Inoue
卓哉 井上
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EKUSHINGU KK
Brother Industries Ltd
Xing Inc
Original Assignee
EKUSHINGU KK
Brother Industries Ltd
Xing Inc
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  • Reverberation, Karaoke And Other Acoustics (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 カラオケ装置内に記憶されているにもかかわ
らず未課金であるため使用できないようにされているカ
ラオケ曲情報の利用促進を図ることのできるカラオケシ
ステムを提供する。 【解決手段】 カラオケ装置10内の中央制御装置31
は、多目的入力キー32を介して曲情報リクエストモー
ドの指定を検知すると、ハードディスク33内の課金実
績テーブルを参照して、禁止フラグが設定され使用不可
となっている曲情報の一覧をテレビモニタ29に表示さ
せる。そして、カラオケ装置10の設置事業者が所望の
曲を選択すると、中央制御装置31はカラオケ課金セン
タ1と課金通信網5を通じて接続し、課金要求を送り、
その後、課金情報を受信する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、記憶しているカラ
オケ曲情報の内、課金済みであるものについてのみ通常
のカラオケ演奏処理を実行可能とし、未課金であるもの
についてはその存在を知らせるようにするカラオケ装
置、及びそのカラオケ装置を備えたカラオケシステムに
関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、記憶手段にカラオケ曲情報を
記憶しているが、その全てが使用できるのではなく、そ
の対価である所定料金の課金処理が済んだカラオケ曲情
報についてのみカラオケ演奏処理のために使用可能とす
るものが提案されている。例えば、スクランブル情報を
付加することで、そのままでは使用不可能な状態でカラ
オケ曲情報を記憶させた記憶媒体(レーザディスクやC
D等)をカラオケ装置にセットし、ビデオテックス通信
網等を用いた所定の課金処理が実行されると、その課金
金額に応じてスクランブル情報を解除するための解除キ
ーが送信され、カラオケ曲情報が使用可能となるものが
ある。
【0003】また、上記スクランブル情報の付加された
カラオケ曲情報を情報センタからオンラインで送信して
カラオケ装置の記憶装置に記憶させ、上記例と同様に、
ビデオテックス通信網等を用いた所定の課金処理に伴っ
て受信した解除キーで、カラオケ曲情報を使用可能とす
るものも出願人は提案している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うに課金が済んで初めて使用可能にする手法を採用した
場合には、カラオケ曲情報自体は記憶されておりなが
ら、実際のカラオケ演奏には使用できないという事態が
生じる可能性がある。つまり、カラオケ装置の設置事業
者(例えば、いわゆるカラオケボックスの経営者等)が
意識的に料金を支払わない、あるいは料金を支払うのを
忘れている等の理由によって、課金処理がなされないこ
とがあるからである。
【0005】この場合、カラオケ装置の実際の利用者に
とっては、どの曲がカラオケ演奏に使用できないかが判
らないので、たまたまリクエストした曲が使用できない
と判ったときでなければ、設置事業者に対して使用可能
にするように注文したりすることもない。そのため、せ
っかくカラオケ曲情報自体は記憶されているのに、実際
の利用が促進されない傾向となり、曲データ提供事業者
にとっても好ましいことではない。
【0006】本発明は、上述した問題点を解決するため
になされたものであり、情報自体は存在しながら、未課
金であるため実際には使用できないようにされているカ
ラオケ曲情報がある場合に、課金させてそのカラオケ曲
情報を使用可能にしようと設置事業者に思わせ、結果と
してカラオケ曲情報の利用促進を図ることのできるカラ
オケ装置及びそのカラオケ装置を備えたカラオケシステ
ムを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段及び発明の効果】上記目的
を解決するためになされた請求項1に記載の発明は、カ
ラオケ曲情報を記憶している情報記憶手段と、該情報記
憶手段に記憶されたカラオケ曲情報を用いて所定のカラ
オケ演奏処理を実行するカラオケ演奏手段とを備えたカ
ラオケ装置において、前記カラオケ演奏手段は、少なく
ともキーまたはテンポのいずれか一方を変更してカラオ
ケ演奏させることが可能なキー・テンポ変更機能を有し
ており、前記情報記憶手段に記憶されたカラオケ曲情報
毎に、課金済みであるか未課金であるかを記憶しておく
課金状態記憶手段と、該課金状態記憶手段に未課金であ
ると記憶されているカラオケ曲情報を用いて前記カラオ
ケ演奏手段がカラオケ演奏処理を実行する場合には、少
なくともキーまたはテンポのいずれか一方をアトランダ
ムに変更させながら演奏を実行させる未課金曲演奏制御
手段とを備えたことを特徴とするカラオケ装置である。
【0008】また、請求項2のカラオケ装置は、請求項
1に記載のカラオケ装置において、前記未課金曲演奏制
御手段は、前記未課金曲演奏処理として、少なくともキ
ーまたはテンポのいずれか一方を所定時間毎にアトラン
ダムに変更させながら演奏を実行させるように構成され
たことを特徴とする。
【0009】請求項3のカラオケ装置は、請求項1また
は2に記載のカラオケ装置において、演奏停止指示を入
力するための入力手段と、前記入力手段によって演奏停
止指示が入力された場合には、前記カラオケ演奏手段に
よるカラオケ演奏処理の途中であっても強制的に演奏を
終了させる演奏終了制御手段を備えたことを特徴とす
る。
【0010】請求項4のカラオケ装置は、請求項1〜3
いずれかに記載のカラオケ装置において、さらに、カラ
オケ演奏手段によるカラオケ演奏処理の実行毎に所定の
使用料金を徴収する料金徴収手段と、前記未課金曲演奏
制御手段による制御が実行されていたカラオケ演奏処理
の場合には、前記料金徴収手段による徴収を実行しない
ようにさせる料金徴収実行禁止手段とを備えていること
を特徴とする。
【0011】一方、請求項5に記載の発明は、請求項1
〜4のいずれかに記載のカラオケ装置と、該カラオケ装
置に対し、課金通信網を介して課金情報を送信する課金
情報送信手段を有する課金センタとを備え、該課金セン
タが前記課金通信網を介して課金情報を送信することに
よって、前記課金通信網の課金機能による課金がなされ
ると共に、前記カラオケ装置の課金状態記憶手段におい
ては、その送信された課金情報に対応するカラオケ曲情
報が課金済みであると記憶されることを特徴とするカラ
オケシステムである。
【0012】上述した本発明のカラオケ装置は、情報記
憶手段に記憶しているカラオケ曲情報を用いて所定のカ
ラオケ演奏処理を実行することができる。但し、情報記
憶手段が記憶しているカラオケ曲情報であれば、どれも
無条件に通常のカラオケ演奏処理が実行されるわけでは
ない。課金状態記憶手段は、情報記憶手段に記憶された
カラオケ曲情報毎に課金済みであるか未課金であるかを
記憶しているのであるが、課金済みであると記憶されて
いる場合には、通常のカラオケ演奏処理が実行されるの
である。しかし、例えばカラオケ装置の設置事業者が料
金を支払うのを忘れている等の理由によって課金処理が
なされないカラオケ曲については通常の使用を許可する
ことはできない。しかし、このままでは、せっかくカラ
オケ曲情報自体は記憶されているのに実際の利用が促進
されないこととなる。
【0013】したがって、本発明のカラオケ装置におい
ては、課金状態記憶手段に未課金であると記憶されてい
るカラオケ曲情報を用いてカラオケ演奏手段がカラオケ
演奏処理を実行する場合には、未課金曲演奏制御手段
が、少なくともキーまたはテンポのいずれか一方をアト
ランダムに変更させながら演奏を実行させるのである。
これは、未課金の曲は普通通りにカラオケが楽しめては
不都合があるので、少なくともキーまたはテンポのいず
れか一方をアトランダムに変更させることによって、実
質的にカラオケ伴奏としては使用できないようにし、こ
のままの状態ではカラオケを楽しめないようにするので
ある。そして、単にカラオケ伴奏として実質的に使用で
きないようにするのではなく、キーまたはテンポのいず
れか一方はアトランダムに変更させるが、演奏自体はそ
のままにして、曲の雰囲気は判るようにしてある。
【0014】このようにすることで、例えばカラオケ装
置の設置事業者が料金を支払うのを忘れている等の理由
によって課金処理がなされていないカラオケ曲情報が存
在することが判り、課金させてそのカラオケ曲情報を通
常使用が可能な状態にしようと設置事業者に思わせ、結
果としてカラオケ曲情報の利用促進を図ることに寄与す
ることができるのである。
【0015】なお、アトランダムにキーまたはテンポを
変更させる場合に、請求項2に示したように、所定時間
毎に変更させることが考えられる。変更時間までもアト
ランダムであると、どんな曲なのか自体も判らなくなる
ため、所定時間毎に変更させれば、聞く方としてもどの
曲が演奏されているカラオケは判り易くなる。
【0016】また、実質的にカラオケ伴奏としてカラオ
ケを楽しむことは困難な状態でのカラオケ演奏がされて
いる場合、最後まで聞く必要はない。むしろ、請求項3
に示すように、利用者が入力手段によって演奏停止指示
を入力すれば、カラオケ演奏手段によるカラオケ演奏処
理の途中であっても強制的に演奏を終了させることがで
き、好ましい。
【0017】そしてまた、請求項4に示すように、カラ
オケ演奏手段によるカラオケ演奏処理の実行毎に所定の
使用料金を徴収するように構成されている場合には、料
金徴収実行禁止手段によって、未課金曲演奏制御手段に
よる制御が実行されていたカラオケ演奏処理の場合には
料金徴収手段による徴収を実行しないようにさせるとよ
い。つまり、カラオケ曲をリクエストする側としては、
未課金なのか課金済みなのかが判らない場合があるの
で、未課金のため実質的にカラオケ伴奏としてカラオケ
を楽しむことは困難な状態でのカラオケ演奏がされたに
もかかわらず、通常通りの料金が徴収されるのは、利用
者にとって納得できないことである。そのため、このよ
うな場合には、料金徴収しないで、課金処理の実行を促
す働きだけをさせるようにすることが好ましい。
【0018】上記請求項1〜4のカラオケ装置において
は、課金あるいは実際の料金徴収については特に限定せ
ず、課金状態記憶手段が、カラオケ曲情報毎に課金済み
であるか未課金であるかを記憶しておく点を明示した。
したがって、例えば、カラオケ曲情報提供者側のサービ
スマン等が、直接そのカラオケ装置の設置された場所ま
で出向き、設置事業者の要求に応じて課金済みに設定す
ると共に、その料金を徴収してもよいが、このような方
法では非常に面倒である。
【0019】そこで、請求項5に示すカラオケシステム
では、課金センタが課金通信網を介して課金情報を送信
することによって課金通信網の課金機能による課金がな
されると共に、課金状態記憶手段においては、その送信
された課金情報に対応するカラオケ曲情報が課金済みで
あると記憶されるようにした。このようにすれば、例え
ばカラオケ装置の設置事業者が課金を実行させてカラオ
ケ曲情報を使用可能にしたいと考えたときには、その指
示をするだけで課金通信網による課金機能を利用した課
金がなされ、カラオケ曲情報を使用可能にするための対
価を、人の手を煩わさずに自動的に回収することが可能
となるため、非常に便利である。
【0020】なお、この課金処理を実行する際には、ま
ず課金センタとカラオケ装置とを課金通信網を介して接
続する必要がある。ここで、現行のキャプテンシステム
やダイヤルキューツーなどの課金通信網では発呼側(電
話をかけた側)に課金することとなっているので、カラ
オケ装置側から課金センタをコールして接続することに
なる。しかし、既に公衆電話回線においても実用化され
ているように、コレクトコール方式で着呼側(電話を受
けた側)に課金するように課金通信網の構成を変更する
ことは可能である。よって、ここでの接続は、カラオケ
装置側に課金される限りは、カラオケ装置側が発呼する
ものであっても課金センタ側が発呼するものであっても
構わない。
【0021】また、情報記憶手段が記憶するカラオケ曲
情報の出所についても、上記カラオケ装置の説明では特
に限定していない。したがって、例えば、カラオケ曲情
報を記憶させた記憶媒体(レーザディスクやCD、ある
いはハードディスク等)をカラオケ装置にセットして情
報記憶手段として機能させてもよいし、オンラインでホ
スト装置側から受信するようにしてもよい。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図面
を参照して説明する。図1は、一実施形態としてのカラ
オケシステムの概略構成図、図2はそのシステムの構成
要素であるカラオケ装置10の構成を示すブロック図で
ある。
【0023】図1に示すように、本カラオケシステム
は、カラオケ課金センタ1と複数のカラオケ装置10と
が、課金通信網5を介して接続されて構成されている。
課金通信網5は、例えばビデオテックス通信網やダイヤ
ルキューツー通信網のように、情報料に対して課金する
機能を持つものである。現在の日本国内では、ビデオテ
ックス網とダイヤルキューツー網がその代表的なものと
して知られている。ダイヤルキューツー網は基本的に時
間単位の従量計算であり、ビデオテックス網は、情報の
内容毎に任意の料金を設定可能であり、いわゆるキャプ
テンシステム等に用いられている。
【0024】その課金機能の一例として、ビデオテック
ス通信網について説明すると、ビデオテックス通信網
は、具体的には例えば各カラオケ装置10に接続された
公衆電話回線とビデオテックス通信処理装置(VCP)
とで構成されている。このVCPが、ビデオテックス通
信網にアクセスしようとしている公衆電話回線のカラオ
ケ課金センタ1への接続・交換、利用者装置であるカラ
オケ装置10の管理及びカラオケ課金センタ1への加入
者管理、通信料及び電話会社が代理徴収する情報提供料
の課金、カラオケ装置10とカラオケ課金センタ1との
間の会話制御、プロトコル変換やコード/パターン変換
などの変換処理等の通信処理機能を提供する。
【0025】続いてカラオケ装置10の構成について、
図2を参照して説明する。カラオケ演奏処理の制御手段
及び未課金曲演奏制御手段に相当する中央制御装置31
には、各種指示入力を行なうための入力手段としての多
目的入力キー32、情報記憶手段としてのハードディス
ク33、音声再生回路35及び画面表示制御装置26、
通信制御装置27が接続されており、音声再生回路35
にはミキサアンプ38が、画面表示制御装置26には表
示手段としてのテレビモニタ29がそれぞれ接続されて
いる。また、ミキサアンプ38にはスピーカ41とマイ
クロフォン43が接続されている。なお、通信制御装置
27は、カラオケ課金センタ1が情報センタとしても機
能する場合には、カラオケ課金センタ1から配信される
所定の情報を受信するためにも用いられる。
【0026】そして、この中央制御装置31は所定の課
金制御処理を実行する。この課金制御処理については後
で詳しく説明するが、従来の課金通信網5の利用方法と
は異なるので、その点を説明しておく。従来は、利用者
端末がこの課金通信網5を介して情報を受信し、その情
報を用いて所定の処理を実行する。そして、課金通信網
5はその情報の代金として所定の料金(情報内容毎に設
定された所定料金)を課金することとなる。
【0027】それに対して、本カラオケ装置10がカラ
オケ演奏処理に用いる情報は、ハードディスク33が記
憶している。ハードディスク33には予め数千曲程度の
カラオケ曲情報が記憶されている。なお、カラオケ装置
10は、カラオケ装置設置事業者の管理であり、新しい
曲データができる毎に曲データ配信事業者から曲データ
の供給を受けることができる。その新曲データ等もハー
ドディスク33に後から記憶させることができる。
【0028】なお、前記ハードディスク33に記憶され
るカラオケ曲情報は、曲同士を識別するための識別情報
である曲番号情報と、実体情報とから構成されている。
この内の実体情報は、伴奏音楽の情報であるMIDI
(Musical Instrument DigitalInterface)規格の演奏
情報や、歌詞情報及び背景映像情報からなっている。背
景映像情報は曲毎に対応した映像情報を符号化したもの
である。
【0029】そして、このカラオケ曲情報はそのままで
は通常の使用ができないようにされている。通常の使用
を可能とするためには、課金通信網5に通信制御装置2
7を通して接続し、中央制御装置31が課金制御プログ
ラムを実行することによって、課金通信網5による課金
機能を利用した所定の課金処理が行われて、カラオケ曲
情報を使用することができる状態となる。
【0030】例えば、未課金状態では通常使用禁止フラ
グを設定しておき、そのカラオケ曲情報がリクエストさ
れても通常のカラオケ演奏処理はしないような制御をす
るようにしてもよい。そして、課金済みとなると、その
通常使用禁止フラグを通常使用可能フラグに変更すると
いったような制御をすれば実現できる。
【0031】本実施形態の場合には、図7に示す課金実
績テーブル中に、曲毎に通常使用可能フラグあるいは通
常使用禁止フラグのいずれかが設定されており、そのフ
ラグに応じて通常使用を許可したり、禁止したりするよ
うにされている。この課金実績テーブルはハードディス
ク33に格納されており、カラオケ曲情報毎に、その曲
番号・曲名・歌手名・そのカラオケ曲情報に対する料金
・課金日・課金状態・通常使用許可禁止フラグの項目か
らなるテーブルが存在する。
【0032】ここで、課金状態とは、所定の課金処理が
済んでいる「課金済み」か課金処理が済んでいない「未
課金」かのいずれかである。そして、通常使用許可禁止
フラグとしては、上述したように許可か禁止のフラグが
設定されるのであるが、これはまず、課金状態が「未課
金」の場合には、禁止フラグが設定されて曲の通常使用
ができないロック状態とされている。そして、所定の課
金処理によって「課金済み」となると許可フラグが設定
されてロック状態が解除され、曲情報は自由に通常使用
できるようになる。
【0033】上記許可フラグが設定されて、カラオケ曲
情報の通常使用ができるようになると、利用者は多目的
入力キー32を操作することで歌いたい曲を選択する。
すると中央制御装置31は、所定のカラオケ演奏プログ
ラムに従って、カラオケ演奏処理を実行する。簡単に説
明すると、中央制御装置31は、選択された曲に対応す
る演奏情報、歌詞情報および背景映像情報をハードディ
スク33から読み出し、演奏情報は音声再生回路35
に、歌詞情報および背景映像情報は画面表示制御装置2
6にそれぞれ転送する。
【0034】音声再生回路35に出力された演奏情報
は、アナログの演奏信号に変換された後、ミキサアンプ
38へ送られて電気的に増幅されるとともに、マイクロ
フォン43を介して入力する利用者の歌声と適度な割合
でミキシングされる。ミキシングされた音声信号は、ス
ピーカ41により演奏音として外部へ出力される。な
お、多目的入力キー32には、いわゆるキーコントロー
ル用のキーもあり、例えば半音単位で高低それぞれ4段
階程度のキー変更ができるようにされている。そしてこ
れはたとえ演奏中であってもキーの高さを自由に変更す
ることができ、その曲が終了すると、自動的にキーコン
トロールは解除され、次の曲は標準のキーに戻るように
されている。
【0035】一方、演奏情報と同期して出力される歌詞
情報は、画面表示制御装置26において、後述する背景
映像信号と合成(スーパーインポーズ)されてテレビモ
ニタ29に表示される。これにより、テレビモニタ29
には、背景映像に歌詞テロップが合成された状態で表示
される。
【0036】続いて、カラオケ課金センタ1の構成を図
3を参照して説明する。カラオケ課金センタ1は、ホス
トコンピュータ51と、記憶装置53と、入力装置55
と、通信制御装置57と、プリンタ59と、CRT61
とを備えている。前記記憶装置53は、ホストコンピュ
ータ51が作動するための各種制御プログラムや、前記
各カラオケ装置10毎の課金実績等を記憶するためのも
のである。つまり、図7に示した課金実績テーブルと同
様のものが、各カラオケ装置10に対応して記憶されて
いるのである。詳しくは、図7に示したデータ項目の内
の通常使用許可禁止フラグは記憶しておく必要がないの
で、その通常使用許可禁止フラグの項目を除いたもの、
すなわち、カラオケ曲情報毎に、その曲番号・曲名・歌
手名・そのカラオケ曲情報に対する料金・課金日・課金
状態の項目からなるテーブルが存在する。したがって、
カラオケ装置10毎に、どの曲が課金済みであるかが判
るようになっている。
【0037】なお、入力装置55からは各種指令を入力
することができ、例えば、記憶装置53に記憶された各
カラオケ装置10毎の課金情報を基にして課金実績等を
作成させたり、それをプリンタ59によって印刷させた
り、CRT61に表示させたりすることができる。
【0038】次に、上記構成を有する本カラオケシステ
ムにおける動作について説明する。図4〜図8のフロー
チャートに基づいて、カラオケ装置10の作動を中心に
説明する。電源が投入されると、このメインルーチンが
開始される。
【0039】まず、最初のステップS1にて、通信制御
装置27のリセット等の装置全体の初期化を行う。次
に、S2にて、カラオケ装置10の動作指定として、曲
情報リクエストモードが指定されたか否かをチェックす
る。カラオケ装置設置事業者によって曲情報リクエスト
モードの指定があればS3へ移行し、同指定がなければ
S4へ移行する。
【0040】S3では、サブルーチンをコールして曲情
報リクエスト処理を行う。この曲情報リクエスト処理を
図5のフローチャートにて説明する。本曲情報リクエス
ト処理は、未課金であるため禁止フラグが設定され通常
使用不可となっている曲情報について、所定の課金処理
を実行させて通常使用可能にするための処理であり、最
初のステップS30では、禁止フラグが設定され通常使
用不可となっている曲情報の一覧をテレビモニタ29に
表示させる。この際、「課金を希望する曲を指定して下
さい」といった選択を促す表示も出すとよい。カラオケ
装置10の設置事業者は、この曲情報一覧から所望の曲
を選択し、選択終了を指示する。選択が終了すると(S
31:YES)、カラオケ課金センタ1と課金通信網5
を通じて接続する(S32)。カラオケ課金センタ1と
の接続処理終了後、S33へ移行する。
【0041】S33では、選択された曲についての課金
をカラオケ課金センタ1に対して要求する。そして、続
くS34では、課金要求に対する応答として、カラオケ
課金センタ1から送信される課金情報の受信を行なう。
この課金情報の受信処理が完了したら、S35へ移行
し、カラオケ課金センタ1との接続解除処理を行う。
【0042】なお、このS32〜S35に対応する通信
処理について、図6の通信シーケンス図を参照して説明
する。カラオケ装置10がカラオケ課金センタ1に対し
て発呼し、接続できた後にパスワードをカラオケ課金セ
ンタ1に送信する。カラオケ課金センタ1では、通信制
御装置57を介してこれを受け取り、ホストコンピュー
タ51が電話番号やパスワード等で端末照合を行い、カ
ラオケ課金センタ1に登録されているカラオケ装置10
であれば、照合正常を返送する。カラオケ装置10はこ
の照合正常を受信してカラオケ課金センタ1が受付可能
状態となって後に、上記選択された曲についての課金情
報要求を送信するのである。
【0043】この課金情報要求は所定の情報提供料を課
金するために行われるのであるが、この場合の情報提供
料は、カラオケ装置10側で決定して、その料金に基づ
く課金情報が送信されるようにカラオケ課金センタ1に
要求してもよいし、あるいは選択された曲情報をカラオ
ケ課金センタ1に送信し、その曲情報に基づく料金の決
定はカラオケ課金センタ1側に任せ、その決定した料金
での課金情報が送信されるように要求してもよい。
【0044】なお、課金通信網5を構成する料金徴収代
行システムでは、どのカラオケ装置10がカラオケ課金
センタ1から課金通信網5を介して課金情報が送信され
たかを課金実績として取得する。この課金実績に基づ
き、予め登録されている料金リストを参照して算出した
情報提供料金を、電話事業者は、該当するカラオケ装置
10の設置事業者に対する電話料金請求時にこれに上乗
せする形で徴収し、情報提供者である曲情報配信事業者
へと渡すサービスを行っている。これ自体は、NTTで
行っているビデオテックスとしてよく知られているもの
である。
【0045】そして、電話事業者側において実際に料金
が徴収されると、その徴収実績はカラオケ課金センタ1
の記憶装置53に記憶される。つまり、カラオケ課金セ
ンタ1の記憶装置53には、図7と同様のテーブル(上
述したように通常使用許可禁止フラグの項目は不要であ
るために無い。)が各カラオケ装置10に対応して格納
されており、カラオケ装置10からの課金要求があれ
ば、課金情報を送信すると共に、該当する曲情報の課金
状態を課金済みに設定する。
【0046】図5に戻り、S35での接続解除処理が終
了すると、S36にて、上記選択された曲情報について
課金実績テーブル(図7参照)の課金状態の項目に「課
金済み」と設定し、S37では、その「課金済み」と設
定された曲情報、つまり選択された曲情報についての通
常使用許可禁止フラグの項目に許可フラグを設定して、
その曲情報の使用が可能な状態にする。
【0047】この後、本曲情報リクエスト処理を一旦終
了して、図4のフローチャートのS4のステップへ移行
する。S4では、カラオケ装置10の動作指定として、
カラオケ装置設置事業者によりカラオケ演奏モードが指
定されたか否かをチェックする。カラオケ演奏モードの
指定があればS5へ移行し、同指定がなければS2へ移
行する。
【0048】S5では、サブルーチンをコールしてカラ
オケ演奏処理を行う。このカラオケ演奏処理を図8のフ
ローチャートにて説明する。本カラオケ演奏処理の最初
のステップS51では、多目的入力キー32からのリク
エスト番号入力を待ち、リクエスト番号入力があれば
(S51:YES)、S52に移行して、その曲が通常
使用禁止であるかどうかを判断する。これは、上述した
課金実績テーブル(図7参照)の通常使用許可禁止フラ
グの項目において、禁止フラグが設定されているかどう
かで判断する。
【0049】許可フラグが設定されている場合(S5
2:NO)には、S53へ移行して、そのリクエストさ
れた番号の曲の通常のカラオケ演奏を実行するが、禁止
フラグが設定されている場合(S52:YES)には、
S55へ移行し、未課金曲演奏制御を実行する。
【0050】この未課金曲演奏制御処理を図9のフロー
チャートを参照して説明する。本未課金曲演奏制御処理
の最初のステップS61では、通常のカラオケ演奏と同
じように演奏を開始させる。そして、続くS62では所
定時間が経過したかどうかを判断する。この所定時間と
は例えば5秒程度である。そして、所定時間が経過して
いれば(S62:YES)、S63へ移行して、アトラ
ンダムにキー変更を行なう。上述したように、本カラオ
ケ装置10においては、多目的入力キー32のキーコン
トロール用のキーを操作することにより、例えば半音単
位で高低それぞれ4段階程度のキー変更ができるように
されている。S63でのアトランダムなキー変更は、多
目的入力キー32のキーコントロール用のキーを操作す
ることなく、中央制御装置31が音声再生回路35を制
御して自動的に変更させるのである。
【0051】S63の処理の後は、S62に戻って、再
度所定時間経過するのを待つ。この所定時間が経過する
間に、例えば多目的入力キー32を介して演奏停止が指
示された場合には(S64:YES)、S65へ移行し
て演奏を停止させる。演奏停止指示がなく所定時間が経
過した場合には、再度S63へ移行して、アトランダム
なキー変更を行なう。このキー変更は、例えば標準のキ
ーから半音ずつ高くしていったり、あるいは最初のキー
変更は標準のキーから1音半高くし、次のキー変更では
標準キーから2音低くするといったようなアトランダム
な変更である。このように、所定時間毎にアトランダム
にキー変更しながらカラオケ演奏を行い、途中で演奏終
了指示があった場合には、その時点で演奏を停止させる
のである。S65の処理の後は、未課金曲演奏制御処理
を終了して、図8のS54へ移行する。
【0052】S54ではカラオケモード終了の指示があ
ったかどうかを判断し、終了指示がない場合にはS51
へ戻り、終了指示があった場合には、本カラオケ演奏処
理を終了して、図4のフローチャートのS2へ移行す
る。以上説明したように、カラオケ装置10において、
ハードディスク33が記憶している所定のカラオケ曲情
報の内、課金通信網5から課金情報を受信し、通常使用
許可フラグの設定された曲情報についてのみ通常のカラ
オケ演奏が許可される。しかし、例えばカラオケ装置の
設置事業者が料金を支払うのを忘れている等の理由によ
って課金処理がなされないカラオケ曲については通常の
使用を許可することはできないため、このままでは、せ
っかくカラオケ曲情報自体は記憶されているのに実際の
利用が促進されないこととなる。
【0053】したがって、本カラオケ装置10において
は、課金実績テーブルに未課金であると記憶されている
カラオケ曲情報を用いてカラオケ演奏を実行する場合に
は、キーをアトランダムに変更させながら演奏を実行さ
せるのである。これは、未課金の曲は普通通りにカラオ
ケが楽しめては不都合があるので、キーをアトランダム
に変更させることによって、実質的にカラオケ伴奏とし
ては使用できないようにし、このままの状態ではカラオ
ケを楽しめないようにするのである。そして、単にカラ
オケ伴奏として実質的に使用できないようにするのでは
なく、キーはアトランダムに変更させるが、演奏自体は
そのままにして、曲の雰囲気は判るようにしてある。
【0054】このようにすることで、例えばカラオケ装
置10の設置事業者が料金を支払うのを忘れている等の
理由によって課金処理がなされていないカラオケ曲情報
が存在することが判り、課金させてそのカラオケ曲情報
を通常使用が可能な状態にしようと設置事業者に思わ
せ、結果としてカラオケ曲情報の利用促進を図ることに
寄与することができるのである。
【0055】なお、アトランダムにキーを変更させる場
合に、所定時間毎に変更させている。これは、変更時間
までもアトランダムであると、どんな曲なのか自体も判
らなくなるため、所定時間毎に変更させれば、聞く方と
してもどの曲が演奏されているカラオケは判り易くな
る。
【0056】また、実質的にカラオケ伴奏としてカラオ
ケを楽しむことは困難な状態でのカラオケ演奏がされて
いる場合、最後まで聞く必要はない。そのため、利用者
が多目的入力キー32によって演奏停止指示を入力すれ
ば、カラオケ演奏の途中であっても強制的に演奏を終了
させることができ、好ましい。
【0057】また、課金あるいは実際の料金徴収につい
ては、例えばカラオケ曲情報提供者側のサービスマン等
が、直接カラオケ装置10の設置された場所まで出向
き、設置事業者の要求に応じて課金済みに設定すると共
に、その料金を徴収してもよいが、このような方法では
非常に面倒である。それに対して、上述したシステムの
場合には、課金通信網5を介して課金情報を送信するこ
とによって課金がなされると共に、カラオケ装置10の
課金実績テーブルにおいては、受信した課金情報に対応
するカラオケ曲情報が課金済みであると記憶されるよう
にした。このようにすれば、例えばカラオケ装置10の
設置事業者が課金を実行させてカラオケ曲情報を使用可
能にしたいと考えたときに、その指示をするだけで課金
通信網5による課金機能を利用した課金がなされ、カラ
オケ曲情報を使用可能にするための対価を人の手を煩わ
さずに自動的に回収することが可能となり、非常に便利
である。
【0058】また、ハードディスク33が記憶するカラ
オケ曲情報の出所についても、上記システムでは特に限
定していない。したがって、例えば、カラオケ曲情報を
記憶させたハードディスク33自体をカラオケ装置10
にセットしてもよいし、オンラインで受信してもよい。
【0059】なお、カラオケ曲情報を送信するのに課金
通信網5を用いてもよいのであるが、情報通信網を課金
通信網5とは異なる通信網とすれば、次の点で特に優れ
た作用・効果を奏する。すなわち、カラオケ曲情報は、
情報量のかなり大きなものとなる場合が想定されるが、
そういった大きな情報そのものを配信する場合には、そ
の配信に適した通信網を利用することが好ましい。これ
は、課金通信網5を利用してカラオケ曲情報自体を配信
するよりも迅速であったり、データの信頼性が高かった
りするという点で、カラオケ装置10が受け取るべき情
報の種類に応じた最適なシステム構成が可能となるから
である。
【0060】以上、本発明は上述した一実施形態に何等
限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範
囲において種々なる態様で実施し得る。例えば、上述し
た実施形態では、アトランダムにキー変更して、実質的
にカラオケ伴奏としては使用できないようにしたが、キ
ーを変更する代わりにテンポをアトランダムに変更する
ようにしてもよい。あるいは、キー及びテンポの両方を
アトランダムに変更するようにしても構わない。
【0061】また、例えばいわゆるカラオケボックスや
飲食店にカラオケ装置10が設置される場合のように、
カラオケ曲情報の購入者とカラオケの利用者が異なる場
合であって、カラオケ演奏処理の実行毎に利用者から所
定の使用料金を徴収するように構成されている場合に
は、上述した未課金曲演奏制御が実行されたカラオケ演
奏の場合には料金徴収を実行しないようにさせるとよ
い。つまり、カラオケ曲をリクエストする側としては、
未課金なのか課金済みなのかが判らない場合があるの
で、未課金のため実質的にカラオケ伴奏としてカラオケ
を楽しむことは困難な状態でのカラオケ演奏がされたに
もかかわらず、通常通りの料金が徴収されるのは、利用
者にとって納得できないことである。そのため、このよ
うな場合には、料金徴収しないで、課金処理の実行を促
す働きだけをさせるようにすることが好ましい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態のカラオケシステムの概
略構成図である。
【図2】 カラオケシステムの構成要素であるカラオケ
装置の構成を示すブロック図である。
【図3】 カラオケシステムの構成要素であるカラオケ
課金センタの構成を示すブロック図である。
【図4】 カラオケ装置におけるメイン処理を示すフロ
ーチャートである。
【図5】 カラオケ装置における曲情報リクエスト処理
を示すフローチャートである。
【図6】 曲情報リクエスト処理における通信シーケン
ス図である。
【図7】 カラオケ装置のハードディスクに格納された
課金実績テーブルの説明図である。
【図8】 カラオケ装置におけるカラオケ演奏処理を示
すフローチャートである。
【図9】 カラオケ装置における未課金曲演奏制御処理
を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1…カラオケ課金センタ 5…課金通信網 10…カラオケ装置 26…画面表示制
御装置 27…通信制御装置 29…テレビモニ
タ 31…中央制御装置 32…多目的入力
キー 33…ハードディスク 35…音声再生回
路 38…ミキサアンプ 41…スピーカ 43…マイクロフォン 51…ホストコン
ピュータ 53…記憶装置 55…入力装置 57…通信制御装置 59…プリンタ 61…CRT

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カラオケ曲情報を記憶している情報記憶
    手段と、 該情報記憶手段に記憶されたカラオケ曲情報を用いて所
    定のカラオケ演奏処理を実行するカラオケ演奏手段とを
    備えたカラオケ装置において、 前記カラオケ演奏手段は、少なくともキーまたはテンポ
    のいずれか一方を変更してカラオケ演奏させることが可
    能なキー・テンポ変更機能を有しており、 前記情報記憶手段に記憶されたカラオケ曲情報毎に、課
    金済みであるか未課金であるかを記憶しておく課金状態
    記憶手段と、 該課金状態記憶手段に未課金であると記憶されているカ
    ラオケ曲情報を用いて前記カラオケ演奏手段がカラオケ
    演奏処理を実行する場合には、少なくともキーまたはテ
    ンポのいずれか一方をアトランダムに変更させながら演
    奏を実行させる未課金曲演奏制御手段とを備えたことを
    特徴とするカラオケ装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載のカラオケ装置におい
    て、 前記未課金曲演奏制御手段は、少なくともキーまたはテ
    ンポのいずれか一方を所定時間毎にアトランダムに変更
    させながら演奏を実行させるように構成されたことを特
    徴とするカラオケ装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載のカラオケ装置
    において、 演奏停止指示を入力するための入力手段と、 前記入力手段によって演奏停止指示が入力された場合に
    は、前記カラオケ演奏手段によるカラオケ演奏処理の途
    中であっても強制的に演奏を終了させる演奏終了制御手
    段を備えたことを特徴とするカラオケ装置。
  4. 【請求項4】 請求項1〜3いずれかに記載のカラオケ
    装置において、さらに、 カラオケ演奏手段によるカラオケ演奏処理の実行毎に所
    定の使用料金を徴収する料金徴収手段と、 前記未課金曲演奏制御手段による制御が実行されていた
    カラオケ演奏処理の場合には、前記料金徴収手段による
    徴収を実行しないようにさせる料金徴収実行禁止手段と
    を備えていることを特徴とするカラオケ装置。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のいずれかに記載のカラオ
    ケ装置と、該カラオケ装置に対し、課金通信網を介して
    課金情報を送信する課金情報送信手段を有する課金セン
    タとを備え、 該課金センタが前記課金通信網を介して課金情報を送信
    することによって、前記課金通信網の課金機能による課
    金がなされると共に、前記カラオケ装置の課金状態記憶
    手段においては、その送信された課金情報に対応するカ
    ラオケ曲情報が課金済みであると記憶されることを特徴
    とするカラオケシステム。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1030301A4 (en) * 1998-05-19 2002-07-24 Sony Corp RECORDING / PLAYBACK APPARATUS, METHOD FOR PLAYING BACK DATA, AND METHOD FOR RECORDING / PLAYBACK DATA

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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