JPH08204041A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体装置の製造方法

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JPH08204041A
JPH08204041A JP967895A JP967895A JPH08204041A JP H08204041 A JPH08204041 A JP H08204041A JP 967895 A JP967895 A JP 967895A JP 967895 A JP967895 A JP 967895A JP H08204041 A JPH08204041 A JP H08204041A
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JP
Japan
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film
region
ion implantation
manufacturing
collector
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JP967895A
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English (en)
Inventor
Hiroyuki Miyagawa
裕之 宮川
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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  • Metal-Oxide And Bipolar Metal-Oxide Semiconductor Integrated Circuits (AREA)
  • Bipolar Integrated Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】工程数の増加なく、コレクタイオン注入を実施
する。 【構成】シリコン基板1にN+ 型不純物層2を形成す
る。N+ 型不純物層2上にN型シリコン膜4をエピタキ
シャル成長させる。LOCOS法により、シリコン膜4
上にフィ−ルド酸化膜22を形成する。レジスト膜13
を形成し、領域aの全体及び領域cの一部(エミッタを
形成する部分)に開口を有するレジストパタ−ンを形成
する。このレジストパタ−ンをマスクにして、N型シリ
コン膜4中にN型不純物を注入し、Nウェル領域6を形
成すると同時に領域cの一部のシリコン膜4の不純物濃
度を高くする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、バイポ−ラトランジス
タとMOSトランンジスタを有する半導体装置の製造方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、バイポ−ラトランジスタとMOS
トランンジスタを有する半導体装置は、以下に示すよう
な工程により製造される。まず、図22に示すように、
不純物濃度が約4×1015cm-3のP型シリコン基板1
を用意する。このシリコン基板1の表面領域に、不純物
濃度が約5×1019cm-3の高濃度のN+ 型不純物層2
と不純物濃度が約5×1017cm-3の高濃度のP型不純
物層3をそれぞれ形成する。
【0003】気相成長法を用いて、シリコン基板1上
に、不純物濃度が約1×1016cm-3、膜厚が約1.0
μmのN型シリコン膜4をエピタキシャルに成長させ
る。次に、図23に示すように、熱酸化により、シリコ
ン膜4上にシリコン酸化膜21を形成する。
【0004】また、シリコン膜4中に、P型不純物を、
加速エネルギ−約160keV、ド−ズ量約2.0×1
13cm-2の条件で注入する。また、シリコン膜4中
に、N型不純物を、加速エネルギ−約160keV、ド
−ズ量約1.0×1013cm-2の条件で注入する。さら
に、シリコン膜4中に、リンを、所定の条件で注入す
る。
【0005】この後、窒素雰囲気中において、温度11
00℃、時間90分の熱処理を行うと、シリコン膜4中
に、P型ウェル領域5及びN型ウェル領域6が形成さ
れ、かつ、シリコン膜4中のバイポ−ラトランジスタの
コレクタの取り出し部分に、N+ 型不純物層7が形成さ
れる。
【0006】次に、図24に示すように、シリコン酸化
膜21を除去した後、LOCOS法を用いて、シリコン
膜4上にフィ−ルド酸化膜22を形成する。その結果、
シリコン膜4の表面領域は、Pチャネル型MOSトラン
ジスタを形成するための領域8a、Nチャネル型MOS
トランジスタを形成するための領域8b及びバイポ−ラ
トランジスタを形成するための領域8cにそれぞれ分け
られる。
【0007】また、フィ−ルド酸化膜22を形成した後
には、Pウェル領域5の十分な量の不純物がP型不純物
層3に到達し、Nウェル領域6の十分な量の不純物がN
+ 型不純物層2に到達し、N+ 型不純物層7の十分な量
の不純物がN+ 型不純物層2に到達する。
【0008】この後、領域8cのシリコン膜4上及びN
+ 型不純物層7上にシリコン酸化膜23を形成し、ま
た、領域8a,8bのシリコン膜4上にゲ−ト酸化膜2
4を形成する。
【0009】次に、図25に示すように、MOSトラン
ジスタの閾値を決定するためのイオン注入工程を経た
後、領域8a,8bのゲ−ト酸化膜24上に、N型不純
物(例えばリン)を1×1020cm-3以上含むゲ−ト電
極9を形成する。
【0010】次に、図26に示すように、乾燥酸素雰囲
気中において、温度約900℃、時間約30分の酸化工
程を経た後、ゲ−ト電極9をマスクにして、領域8bの
シリコン膜4中に、選択的にリン及びヒ素をイオン注入
し、Nチャネル型MOSトランジスタのソ−ス・ドレイ
ン領域10を形成する。
【0011】この時のイオン注入の条件としては、リン
については、例えば加速エネルギ−約40keV、ド−
ズ量約7×1013cm-2とし、ヒ素については、例えば
加速エネルギ−約50keV、ド−ズ量約5×1015
-2とする。
【0012】また、ゲ−ト電極9をマスクにして、領域
8aのシリコン膜4中に、選択的にホウ素をイオン注入
し、Pチャネル型MOSトランジスタのソ−ス・ドレイ
ン領域11を形成する。同時に、領域8cのシリコン膜
4中に、選択的にホウ素をイオン注入し、バイポ−ラト
ランジスタのベ−スの取り出し部分にP型不純物層(外
部ベ−ス)12を形成する。
【0013】この時のホウ素のイオン注入の条件として
は、例えば加速エネルギ−約35keV、ド−ズ量約3
×1015cm-2とする。次に、図27に示すように、シ
リコン基板1上の全面に、レジスト膜13を形成する。
このレジスト膜13を加工し、バイポ−ラトランジスタ
のエミッタを形成する部分に開口を有するレジストパタ
−ンを形成する。このレジストパタ−ンをマスクにし
て、シリコン膜4中に、リンを、加速エネルギ−約32
0keV、ド−ズ量約2×1012cm-2の条件で注入す
る。
【0014】なお、このバイポ−ラトランジスタのエミ
ッタ直下のコレクタ14(シリコン膜4)にリンをイオ
ン注入し、エミッタ直下のコレクタ14の不純物濃度を
高くする工程は、一般に、コレクタイオン注入工程と呼
ばれる。
【0015】このコレクタイオン注入工程を行うことに
より、いわゆるカ−ク効果が抑制され、バイポ−ラトラ
ンジスタの高周波特性が向上する。次に、図28に示す
ように、レジスト膜13を除去した後、領域cのシリコ
ン膜4中に、ホウ素を所定の条件でイオン注入し、P型
不純物層(外部ベ−ス)12に接触するP型不純物層
(内部ベ−ス)15を形成する。
【0016】また、CVD法を用いて、シリコン基板1
上の全面に、膜厚が約200nmのシリコン酸化膜16
を形成する。P型不純物層15上のシリコン酸化膜16
に開口を形成し、この開口上にエミッタ電極17を形成
する。このエミッタ電極17は、例えばシリコン基板1
上の全面にポリシリコン膜を形成し、このポリシリコン
膜をパタ−ニングすることにより形成できる。
【0017】次に、図29に示すように、エミッタ電極
17の直下のシリコン膜4(P型不純物層15中に、ヒ
素を、所定の条件で選択的にイオン注入する。また、シ
リコン基板1上の全面に、膜厚が約700nmのシリコ
ン酸化膜18を形成する。この後、窒素雰囲気中におい
て、温度約850℃の熱処理を行うと、エミッタ電極1
7の直下にN型不純物層(エミッタ)19が形成され
る。
【0018】次に、図30に示すように、Nチャネル型
MOSトランジスタのソ−ス・ドレイン領域10上のシ
リコン酸化膜18、Pチャネル型MOSトランジスタの
ソ−ス・ドレイン領域11上のシリコン酸化膜18並び
にバイポ−ラトランジスタのN+ 型不純物層7、P型不
純物層12及びエミッタ電極17上のシリコン酸化膜1
8に、それぞれコンタクトホ−ルを形成する。また、そ
れぞれのコンタクトホ−ル上に、金属配線20を形成す
ると、バイポ−ラトランジスタとMOSトランンジスタ
を有する半導体装置が完成する。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】上記半導体装置の製造
工程においては、バイポ−ラトランジスタのカ−ク効果
を抑制し、高周波特性を向上させるために、コレクタイ
オン注入技術が採用されている(この技術については、
例えば,S.Konaka,Y.Amemiya,K.
Sakuma,T.Sakai“A 20ps/G S
i Bipolar IC Using Advanc
ed SST with Collector Ion
Implantation”SSDM Ext.Ab
stract,pp.331−334(1987)を参
照)。
【0020】この技術のポイントは、バイポ−ラトラン
ジスタのエミッタ直下のコレクタの不純物濃度を高くす
る点にある。しかし、バイポ−ラトランジスタのエミッ
タ直下のコレクタの不純物濃度を高くするためには、フ
ォトリソグラフィ工程とイオン注入工程からなるコレク
タイオン注入工程が必要となる。
【0021】従って、半導体装置の製造工程数が増加
し、コストが高くなる欠点がある。また、バイポ−ラト
ランジスタとMOSトランジスタを有する半導体装置
(例えばBiCMOSなど)の製造工程においては、N
ウェル領域は、一般に、リンのイオン注入か、又はリン
のイオン注入とリンの熱拡散により形成される。
【0022】しかし、Nウェル領域を形成するためのリ
ンのイオン注入は、フィ−ルド酸化膜を形成する前に行
われる。従って、半導体装置の完成後におけるNウェル
領域の不純物のプロファイルにいわゆる“だれ”が生
じ、Nウェル領域の不純物のプロファイルを制御するこ
とが非常に困難となる欠点がある。
【0023】本発明は、上記欠点を解決すべくなされた
もので、その目的は、製造工程数を増やすことなく、コ
レクタイオン注入工程を実行すること、及び、Nウェル
領域の不純物プロファイルの制御を正確に行うことので
きる製造方法を提供することである。
【0024】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明のMOSトランジスタとバイポ−ラトランジ
スタを有する半導体装置の製造方法は、a.半導体基板
の表面領域に不純物層を形成し、b.前記半導体基板上
に第1導電型の半導体膜を形成し、c.前記半導体膜上
にフィ−ルド酸化膜を形成し第1、第2及び第3素子領
域を形成し、d.前記第1素子領域の前記半導体膜に第
1導電型の不純物を注入し第1導電型のウェル領域を形
成すると同時に、前記第3素子領域の前記半導体膜の一
部に第1導電型の不純物を注入し前記半導体膜の一部の
不純物濃度を高くし、e.前記第1素子領域に、第2導
電型のMOSトランジスタを形成し、前記第3素子領域
に、前記半導体膜の一部上にべ−ス及びエミッタを有す
るバイポ−ラトランジスタを形成する、という一連の工
程からなる。
【0025】前記不純物層は、前記第1及び第3素子領
域の直下が第1導電型となり、前記第2素子領域の直下
が第2導電型となるように形成されるか、又は、前記第
1、第2及び第3素子領域の直下が全て第1導電型とな
るように形成される。
【0026】前記半導体膜を形成した後、前記フィ−ル
ド酸化膜を形成する前に、前記第2素子領域の前記半導
体膜に第2導電型の不純物を注入し第2導電型のウェル
領域が形成される。
【0027】前記第2素子領域に、第1導電型のMOS
トランジスタが形成される。前記不純物は、前記フィ−
ルド酸化膜の底面のレベルと同じレベルにプロファイル
のピ−クが存在するように注入される。
【0028】
【作用】上記製造方法によれば、ウェル領域を形成する
ためのイオン注入といわゆるコレクタイオン注入が同時
に行われている。従って、コレクタイオン注入を独立し
て行っている従来に比べて工程数を減らすことができ
る。
【0029】また、ウェル領域を形成するためのイオン
注入とコレクタイオン注入は、フィ−ルド酸化膜を形成
した後に行われている。従って、高エネルギ−イオン注
入法により、所定の位置に不純物を注入することがで
き、しかもウェル領域及びコレクタイオン注入部におい
てプロファイルの“だれ”が生じることもない。
【0030】即ち、ウェル領域においては、隣接する素
子領域との耐圧を十分に確保でき、バイポ−ラトランジ
スタのエミッタ直下のコレクタの不純物濃度のみを高濃
度にできるため、コレクタ及びベ−ス間の接合容量を不
要に増やすこともない。
【0031】また、コレクタイオン注入技術により、バ
イポ−ラトランジスタのエミッタ直下のコレクタの不純
物濃度を高く設定いている。従って、バイポ−ラトラン
ジスタの特性を向上させることができる。
【0032】
【実施例】以下、図面を参照しながら、本発明の半導体
装置の製造方法について詳細に説明する。 [A] 図1乃至図11は、本発明の第1実施例に係わ
る半導体装置の製造方法の各工程を示している。
【0033】まず、図1に示すように、不純物濃度が約
4×1015cm-3のP型シリコン基板1を用意する。こ
のシリコン基板1の表面領域に、N型不純物(例えば、
アンチモン)を含み、その不純物濃度が約5×1019
-3の高濃度のN+ 型不純物層2を形成する。また、シ
リコン基板1の表面領域に、不純物濃度が約5×1017
cm-3の高濃度のP型不純物層3を形成する。
【0034】気相成長法を用いて、シリコン基板1上
に、N型不純物(例えば、リン)を含み、その不純物濃
度が約1×1016cm-3、膜厚が約1.0μmのN型シ
リコン膜4をエピタキシャルに成長させる。
【0035】次に、図2に示すように、熱酸化により、
シリコン膜4上にシリコン酸化膜21を形成する。ま
た、シリコン膜4中に、P型不純物を、加速エネルギ−
約160keV、ド−ズ量約2.0×1013cm-2の条
件で注入する。また、シリコン膜4中のバイポ−ラトラ
ンジスタのコレクタの取り出し部分に、リンを、所定の
条件で注入する。
【0036】この後、窒素雰囲気中において、温度11
00℃、時間90分の熱処理を行うと、シリコン膜4中
に、P型ウェル領域5が形成され、かつ、シリコン膜4
中のバイポ−ラトランジスタのコレクタの取り出し部分
に、N+ 型不純物層7が形成される。
【0037】次に、図3に示すように、シリコン酸化膜
21を除去した後、LOCOS法を用いて、シリコン膜
4上にフィ−ルド酸化膜22を形成する。その結果、シ
リコン膜4の表面領域は、Pチャネル型MOSトランジ
スタを形成するための領域8a、Nチャネル型MOSト
ランジスタを形成するための領域8b及びバイポ−ラト
ランジスタを形成するための領域8cにそれぞれ分けら
れる。
【0038】また、フィ−ルド酸化膜22を形成した後
には、Pウェル領域5の十分な量の不純物がP型不純物
層3に到達する。この後、領域8cのシリコン膜4上及
びN+ 型不純物層7上にシリコン酸化膜23を形成し、
また、領域8a,8bのシリコン膜4上にシリコン酸化
膜24´を形成する。
【0039】次に、図4に示すように、シリコン基板1
上の全面に、レジスト膜13を形成する。このレジスト
膜13を加工し、Pチャネル型MOSトランジスタを形
成する領域8a及びバイポ−ラトランジスタのエミッタ
を形成する部分に、それぞれ開口を有するレジストパタ
−ンを形成する。
【0040】このレジストパタ−ンをマスクにして、シ
リコン膜4中に、リンを、加速エネルギ−約320ke
V、ド−ズ量約2×1012cm-2の条件で注入する。そ
の結果、バイポ−ラトランジスタのエミッタ直下のコレ
クタ14(シリコン膜4)の不純物濃度が高くなると同
時にNウェル領域6が形成される。
【0041】なお、この時のリンのイオン注入は、図5
に示すように、シリコン膜4中及びNウェル領域6中の
リンの不純物プロファイルのピ−クの位置のレベルが、
フィ−ルド酸化膜22の底面の位置のレベル(例えば、
シリコン膜4の表面からシリコン膜4中に350nm程
度入った位置のレベル)とほぼ同じになるように設定さ
れる。
【0042】次に、図6に示すように、レジスト膜13
を除去した後、MOSトランジスタの閾値を決定するた
めのイオン注入工程を経た後、領域8a,8bのシリコ
ン酸化膜24´を除去する。また、領域8a,8bにゲ
−ト酸化膜24を形成した後、このゲ−ト酸化膜24上
に、N型不純物(例えば、リン)を1×1020cm-3以
上含むゲ−ト電極9を形成する。
【0043】次に、図7に示すように、乾燥酸素雰囲気
中において、温度約900℃、時間約30分の酸化工程
を経た後、ゲ−ト電極9をマスクにして、領域8bのシ
リコン膜4中に、選択的にリン及びヒ素をイオン注入
し、Nチャネル型MOSトランジスタのソ−ス・ドレイ
ン領域10を形成する。
【0044】この時のイオン注入の条件としては、リン
については、例えば加速エネルギ−約40keV、ド−
ズ量約7×1013cm-2とし、ヒ素については、例えば
加速エネルギ−約50keV、ド−ズ量約5×1015
-2とする。
【0045】また、ゲ−ト電極9をマスクにして、領域
8aのシリコン膜4中に、選択的にホウ素をイオン注入
し、Pチャネル型MOSトランジスタのソ−ス・ドレイ
ン領域11を形成する。同時に、領域8cのシリコン膜
4中に、選択的にホウ素をイオン注入し、バイポ−ラト
ランジスタのベ−スの取り出し部分にP型不純物層(外
部ベ−ス)12を形成する。
【0046】この時のホウ素のイオン注入の条件として
は、例えば加速エネルギ−約35keV、ド−ズ量約3
×1015cm-2とする。次に、図8に示すように、領域
cのシリコン膜4中に、ホウ素を所定の条件でイオン注
入し、P型不純物層(外部ベ−ス)12に接触するP型
不純物層(内部ベ−ス)15を形成する。
【0047】このP型不純物層(内部ベ−ス)15の深
さは、250nm〜350nmに設定される。即ち、コ
レクタの不純物濃度が高い部分14が、P型不純物層1
5に隣接するようにする。
【0048】次に、図9に示すように、CVD法を用い
て、シリコン基板1上の全面に、膜厚が約200nmの
シリコン酸化膜16を形成する。P型不純物層15上の
シリコン酸化膜16に開口を形成し、この開口上にエミ
ッタ電極17を形成する。このエミッタ電極17は、例
えばシリコン基板1上の全面にポリシリコン膜を形成
し、このポリシリコン膜をパタ−ニングすることにより
形成できる。
【0049】次に、図10に示すように、エミッタ電極
17の直下のシリコン膜4(P型不純物層15)中に、
ヒ素を、所定の条件で選択的にイオン注入する。また、
シリコン基板1上の全面に、膜厚が約700nmのシリ
コン酸化膜18を形成する。この後、窒素雰囲気中にお
いて、温度約850℃の熱処理を行うと、エミッタ電極
17の直下にN型不純物層(エミッタ)19が形成され
る。
【0050】次に、図11に示すように、Nチャネル型
MOSトランジスタのソ−ス・ドレイン領域10上のシ
リコン酸化膜18、Pチャネル型MOSトランジスタの
ソ−ス・ドレイン領域11上のシリコン酸化膜18並び
にバイポ−ラトランジスタのN+ 型不純物層7、P型不
純物層12及びエミッタ電極17上のシリコン酸化膜1
8に、それぞれコンタクトホ−ルを形成する。
【0051】また、それぞれのコンタクトホ−ル上に、
金属配線20を形成すると、バイポ−ラトランジスタと
MOSトランンジスタを有する半導体装置が完成する。
上記製造方法によれば、図4に示す工程からわかるよう
に、Nウェル領域6を形成するためのイオン注入工程と
コレクタイオン注入工程とを同時に実行している。
【0052】従って、本発明の製造方法は、コレクタイ
オン注入工程を独立して行っている従来の製造方法に比
べて、フォトリソグラフィ工程、イオン注入工程及びレ
ジスト膜の剥離工程をそれぞれ1つずつ減らすことがで
きる。
【0053】また、Nウェル領域6を形成するためのイ
オン注入工程とコレクタイオン注入工程は、フィ−ルド
酸化膜22を形成した後に実行している。従って、図5
に示す工程からわかるように、約320keVという高
エネルギ−イオン注入法により、所定の位置に不純物を
注入することができ、しかもNウェル領域6及びコレク
タイオン注入部14においてプロファイルの“だれ”が
生じることもない。
【0054】即ち、Nウェル領域6においては、隣接す
る素子領域との耐圧を十分に確保でき、バイポ−ラトラ
ンジスタのエミッタ直下のコレクタの不純物濃度のみを
高濃度にできるため、コレクタ及びベ−ス間の接合容量
を不要に増やすこともない。
【0055】この点、従来の製造方法では、約160k
eVという低エネルギ−でイオン注入を行った後に、熱
拡散を行うことにより所定のプロファイルを形成してい
るため、プロファイルの制御が難しく、しかもプロファ
イルに“だれ”が生じる。
【0056】また、コレクタイオン注入技術により、バ
イポ−ラトランジスタのエミッタ直下のコレクタの不純
物濃度を高く設定いている。従って、表1に示すよう
に、本発明の製造方法による半導体装置は、コレクタイ
オン注入工程を行わない場合の半導体装置に比べて、バ
イポ−ラトランジスタの最大遮断周波数(fTmax)を1
9%向上することができ、かつ、コレクタ電流値を58
%も向上させることができる。
【0057】
【表1】
【0058】即ち、本発明の製造方法によるバイポ−ラ
トランジスタの寸法(エミッタ面積)と従来の製造方法
によるバイポ−ラトランジスタの寸法が同じ(例えば
1.1μm×1.1μm)である場合には、本発明の製
造方法によるバイポ−ラトランジスタは、従来の製造方
法によるバイポ−ラトランジスタよりも駆動能力が大き
いということができる。 [B] 図12乃至図21は、本発明の第2実施例に係
わる半導体装置の製造方法の各工程を示している。
【0059】まず、図12に示すように、不純物濃度が
約4×1015cm-3のP型シリコン基板1を用意する。
このシリコン基板1の表面領域に、N型不純物(例え
ば、アンチモン)を含み、その不純物濃度が約5×10
19cm-3の高濃度のN+ 型不純物層2を形成する。
【0060】気相成長法を用いて、シリコン基板1上
に、N型不純物(例えば、リン)を含み、その不純物濃
度が約1×1015cm-3、膜厚が約2.0μmのN型シ
リコン膜4をエピタキシャルに成長させる。
【0061】次に、図13に示すように、熱酸化によ
り、シリコン膜4上にシリコン酸化膜21を形成する。
また、シリコン膜4中に、P型不純物を、加速エネルギ
−約160keV、ド−ズ量約2.0×1013cm-2
条件で注入する。また、シリコン膜4中のバイポ−ラト
ランジスタのコレクタの取り出し部分に、リンを、所定
の条件で注入する。
【0062】この後、窒素雰囲気中において、温度11
00℃、時間90分の熱処理を行うと、シリコン膜4中
に、P型ウェル領域5が形成され、かつ、シリコン膜4
中のバイポ−ラトランジスタのコレクタの取り出し部分
に、N+ 型不純物層7が形成される。
【0063】次に、図14に示すように、シリコン酸化
膜21を除去した後、LOCOS法を用いて、シリコン
膜4上にフィ−ルド酸化膜22を形成する。その結果、
シリコン膜4の表面領域は、Pチャネル型MOSトラン
ジスタを形成するための領域8a、Nチャネル型MOS
トランジスタを形成するための領域8b及びバイポ−ラ
トランジスタを形成するための領域8cにそれぞれ分け
られる。
【0064】また、フィ−ルド酸化膜22を形成した後
には、Pウェル領域5の十分な量の不純物がP型不純物
層3に到達する。この後、領域8cのシリコン膜4上及
びN+ 型不純物層7上にシリコン酸化膜23を形成し、
また、領域8a,8bのシリコン膜4上にシリコン酸化
膜24´を形成する。
【0065】次に、図15に示すように、シリコン基板
1上の全面に、レジスト膜13を形成する。このレジス
ト膜13を加工し、Pチャネル型MOSトランジスタを
形成する領域8a及びバイポ−ラトランジスタのエミッ
タを形成する部分に、それぞれ開口を有するレジストパ
タ−ンを形成する。
【0066】このレジストパタ−ンをマスクにして、シ
リコン膜4中に、リンを、加速エネルギ−約320ke
V、ド−ズ量約2×1012cm-2の条件で注入する。そ
の結果、バイポ−ラトランジスタのエミッタ直下のコレ
クタ14(シリコン膜4)の不純物濃度が高くなると同
時にNウェル領域6が形成される。
【0067】なお、この時のリンのイオン注入は、上述
の第1実施例の場合と同様に、シリコン膜4中及びNウ
ェル領域6中のリンの不純物プロファイルのピ−クの位
置のレベルが、フィ−ルド酸化膜22の底面の位置のレ
ベル(例えば、シリコン膜4の表面からシリコン膜4中
に350nm程度入った位置のレベル)とほぼ同じにな
るように設定される。
【0068】次に、図16に示すように、レジスト膜1
3を除去した後、MOSトランジスタの閾値を決定する
ためのイオン注入工程を経た後、領域8a,8bのシリ
コン酸化膜24´を除去する。また、領域8a,8bに
ゲ−ト酸化膜24を形成した後、このゲ−ト酸化膜24
上に、N型不純物(例えば、リン)を1×1020cm-3
以上含むゲ−ト電極9を形成する。
【0069】次に、図17に示すように、乾燥酸素雰囲
気中において、温度約900℃、時間約30分の酸化工
程を経た後、ゲ−ト電極9をマスクにして、領域8bの
シリコン膜4中に、選択的にリン及びヒ素をイオン注入
し、Nチャネル型MOSトランジスタのソ−ス・ドレイ
ン領域10を形成する。
【0070】この時のイオン注入の条件としては、リン
については、例えば加速エネルギ−約40keV、ド−
ズ量約7×1013cm-2とし、ヒ素については、例えば
加速エネルギ−約50keV、ド−ズ量約5×1015
-2とする。
【0071】また、ゲ−ト電極9をマスクにして、領域
8aのシリコン膜4中に、選択的にホウ素をイオン注入
し、Pチャネル型MOSトランジスタのソ−ス・ドレイ
ン領域11を形成する。同時に、領域8cのシリコン膜
4中に、選択的にホウ素をイオン注入し、バイポ−ラト
ランジスタのベ−スの取り出し部分にP型不純物層(外
部ベ−ス)12を形成する。
【0072】この時のホウ素のイオン注入の条件として
は、例えば加速エネルギ−約35keV、ド−ズ量約3
×1015cm-2とする。次に、図18に示すように、領
域cのシリコン膜4中に、ホウ素を所定の条件でイオン
注入し、P型不純物層(外部ベ−ス)12に接触するP
型不純物層(内部ベ−ス)15を形成する。
【0073】このP型不純物層(内部ベ−ス)15の深
さは、250nm〜350nmに設定される。即ち、コ
レクタの不純物濃度が高い部分14が、P型不純物層1
5に隣接するようにする。
【0074】次に、図19に示すように、CVD法を用
いて、シリコン基板1上の全面に、膜厚が約200nm
のシリコン酸化膜16を形成する。P型不純物層15上
のシリコン酸化膜16に開口を形成し、この開口上にエ
ミッタ電極17を形成する。このエミッタ電極17は、
例えばシリコン基板1上の全面にポリシリコン膜を形成
し、このポリシリコン膜をパタ−ニングすることにより
形成できる。
【0075】次に、図20に示すように、エミッタ電極
17の直下のシリコン膜4(P型不純物層15)中に、
ヒ素を、所定の条件で選択的にイオン注入する。また、
シリコン基板1上の全面に、膜厚が約700nmのシリ
コン酸化膜18を形成する。この後、窒素雰囲気中にお
いて、温度約850℃の熱処理を行うと、エミッタ電極
17の直下にN型不純物層(エミッタ)19が形成され
る。
【0076】次に、図21に示すように、Nチャネル型
MOSトランジスタのソ−ス・ドレイン領域10上のシ
リコン酸化膜18、Pチャネル型MOSトランジスタの
ソ−ス・ドレイン領域11上のシリコン酸化膜18並び
にバイポ−ラトランジスタのN+ 型不純物層7、P型不
純物層12及びエミッタ電極17上のシリコン酸化膜1
8に、それぞれコンタクトホ−ルを形成する。
【0077】また、それぞれのコンタクトホ−ル上に、
金属配線20を形成すると、バイポ−ラトランジスタと
MOSトランンジスタを有する半導体装置が完成する。
上記製造方法によれば、第1実施例の製造方法と異な
り、エピタキシャルに成長させるシリコン膜4の厚さを
約2.0μmと厚く形成している。
【0078】従って、埋め込み高濃度不純物層を例えば
N型不純物層2のみで構成しても、Nチャネル型MOS
トランジスタの直下の寄生NPNバイポ−ラトランジス
タが動作することもない。また、埋め込み高濃度不純物
層を例えばN型不純物層2のみで構成することにより、
P型不純物層3を形成する工程が減るため、コストの低
減に貢献できる。さらに、メモリを搭載する場合には、
ソフトエラ−を防止することができる。
【0079】また、図15に示す工程からわかるよう
に、Nウェル領域6を形成するためのイオン注入工程と
コレクタイオン注入工程とを同時に実行している。従っ
て、本発明の製造方法は、コレクタイオン注入工程を独
立して行っている従来の製造方法に比べて、フォトリソ
グラフィ工程、イオン注入工程及びレジスト膜の剥離工
程をそれぞれ1つずつ減らすことができる。
【0080】また、Nウェル領域6を形成するためのイ
オン注入工程とコレクタイオン注入工程は、フィ−ルド
酸化膜22を形成した後に実行している。従って、約3
20keVという高エネルギ−イオン注入法により、所
定の位置に不純物を注入することができ、しかもNウェ
ル領域6及びコレクタイオン注入部14においてプロフ
ァイルの“だれ”が生じることもない。
【0081】即ち、Nウェル領域6においては、隣接す
る素子領域との耐圧を十分に確保でき、バイポ−ラトラ
ンジスタのエミッタ直下のコレクタの不純物濃度のみを
高濃度にできるため、コレクタ及びベ−ス間の接合容量
を不要に増やすこともない。
【0082】この点、従来の製造方法では、約160k
eVという低エネルギ−でイオン注入を行った後に、熱
拡散を行うことにより所定のプロファイルを形成してい
るため、プロファイルの制御が難しく、しかもプロファ
イルに“だれ”が生じる。
【0083】また、コレクタイオン注入技術により、バ
イポ−ラトランジスタのエミッタ直下のコレクタの不純
物濃度を高く設定いている。従って、上述の第1実施例
と同様に、本発明の製造方法による半導体装置は、コレ
クタイオン注入工程を行わない場合の半導体装置に比べ
て、バイポ−ラトランジスタの最大遮断周波数
(fTmax)を19%向上することができ、かつ、コレク
タ電流値を58%も向上させることができる。
【0084】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明の半導体
装置の製造方法によれば、次のような効果を奏する。フ
ィ−ルド酸化膜を形成した後に、Nウェル領域を形成す
るためのイオン注入工程とコレクタイオン注入工程とを
同時に実行しているため、製造工程を増加することな
く、コレクタイオン注入工程を実行でき、かつ、Nウェ
ル領域の不純物プロファイルの制御も正確に行うことが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係わる製造方法の一工程
を示す断面図。
【図2】本発明の第1実施例に係わる製造方法の一工程
を示す断面図。
【図3】本発明の第1実施例に係わる製造方法の一工程
を示す断面図。
【図4】本発明の第1実施例に係わる製造方法の一工程
を示す断面図。
【図5】Nウェル領域及びコレクタイオン注入部の不純
物プロファイルを示す図。
【図6】本発明の第1実施例に係わる製造方法の一工程
を示す断面図。
【図7】本発明の第1実施例に係わる製造方法の一工程
を示す断面図。
【図8】本発明の第1実施例に係わる製造方法の一工程
を示す断面図。
【図9】本発明の第1実施例に係わる製造方法の一工程
を示す断面図。
【図10】本発明の第1実施例に係わる製造方法の一工
程を示す断面図。
【図11】本発明の第1実施例に係わる製造方法の一工
程を示す断面図。
【図12】本発明の第2実施例に係わる製造方法の一工
程を示す断面図。
【図13】本発明の第2実施例に係わる製造方法の一工
程を示す断面図。
【図14】本発明の第2実施例に係わる製造方法の一工
程を示す断面図。
【図15】本発明の第2実施例に係わる製造方法の一工
程を示す断面図。
【図16】本発明の第2実施例に係わる製造方法の一工
程を示す断面図。
【図17】本発明の第2実施例に係わる製造方法の一工
程を示す断面図。
【図18】本発明の第2実施例に係わる製造方法の一工
程を示す断面図。
【図19】本発明の第2実施例に係わる製造方法の一工
程を示す断面図。
【図20】本発明の第2実施例に係わる製造方法の一工
程を示す断面図。
【図21】本発明の第2実施例に係わる製造方法の一工
程を示す断面図。
【図22】従来の製造方法の一工程を示す断面図。
【図23】従来の製造方法の一工程を示す断面図。
【図24】従来の製造方法の一工程を示す断面図。
【図25】従来の製造方法の一工程を示す断面図。
【図26】従来の製造方法の一工程を示す断面図。
【図27】従来の製造方法の一工程を示す断面図。
【図28】従来の製造方法の一工程を示す断面図。
【図29】従来の製造方法の一工程を示す断面図。
【図30】従来の製造方法の一工程を示す断面図。
【符号の説明】
1 …シリコン基板、 2 …N+ 型不純物層、 3 …P型不純物層、 4 …シリコン膜、 5 …Pウェル領域、 6 …Nウェル領域、 7 …N+ 型不純物層(コレクタ取
り出し部)、 8a …Pチャネル型MOSトランジ
スタの形成領域、 8b …Nチャネル型MOSトランジ
スタの形成領域、 8c …バイポ−ラトランジスタの形
成領域、 9 …ゲ−ト電極、 10,11 …ソ−ス・ドレイン領域、 12 …P型不純物層(外部ベ−
ス)、 13 …レジスト膜、 14 …コレクタイオン注入部、 15 …P型不純物層(内部ベ−
ス)、 16,18,21,23 …シリコン酸化膜、 17 …エミッタ電極、 19 …N型不純物層(エミッ
タ)、 20 …金属配線、 22 …フィ−ルド酸化膜。 24 …ゲ−ト酸化膜。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 MOSトランジスタとバイポ−ラトラン
    ジスタを有する半導体装置の製造方法において、 半導体基板の表面領域に不純物層を形成する工程と、 前記半導体基板上に第1導電型の半導体膜を形成する工
    程と、 前記半導体膜上にフィ−ルド酸化膜を形成し、第1、第
    2及び第3素子領域を形成する工程と、 前記第1素子領域の前記半導体膜に第1導電型の不純物
    を注入し第1導電型のウェル領域を形成すると同時に、
    前記第3素子領域の前記半導体膜の一部に第1導電型の
    不純物を注入し前記半導体膜の一部の不純物濃度を高く
    する工程と、 前記第1素子領域に、第2導電型のMOSトランジスタ
    を形成し、前記第3素子領域に、前記半導体膜の一部上
    にべ−ス及びエミッタを有するバイポ−ラトランジスタ
    を形成する工程とを具備することを特徴とする半導体装
    置の製造方法。
  2. 【請求項2】 前記不純物層は、前記第1及び第3素子
    領域の直下が第1導電型となり、前記第2素子領域の直
    下が第2導電型となるように形成されることを特徴とす
    る請求項1に記載の半導体装置の製造方法。
  3. 【請求項3】 前記不純物層は、前記第1、第2及び第
    3素子領域の直下が全て第1導電型となるように形成さ
    れることを特徴とする請求項1に記載の半導体装置の製
    造方法。
  4. 【請求項4】 前記半導体膜を形成した後、前記フィ−
    ルド酸化膜を形成する前に、前記第2素子領域の前記半
    導体膜に第2導電型の不純物を注入し第2導電型のウェ
    ル領域を形成することを特徴とする請求項1に記載の半
    導体装置の製造方法。
  5. 【請求項5】 前記第2素子領域に、第1導電型のMO
    Sトランジスタを形成する工程を具備することを特徴と
    する請求項4に記載の半導体装置の製造方法。
  6. 【請求項6】 前記不純物は、前記フィ−ルド酸化膜の
    底面のレベルと同じレベルにプロファイルのピ−クが存
    在するように注入されることを特徴とする請求項1に記
    載の半導体装置の製造方法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2012244098A (ja) * 2011-05-24 2012-12-10 Semiconductor Components Industries Llc 半導体装置及びその製造方法

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