JPH08204040A - 半導体装置の製造方法 - Google Patents
半導体装置の製造方法Info
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- JPH08204040A JPH08204040A JP967795A JP967795A JPH08204040A JP H08204040 A JPH08204040 A JP H08204040A JP 967795 A JP967795 A JP 967795A JP 967795 A JP967795 A JP 967795A JP H08204040 A JPH08204040 A JP H08204040A
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- Metal-Oxide And Bipolar Metal-Oxide Semiconductor Integrated Circuits (AREA)
- Bipolar Integrated Circuits (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】工程数の増加なく、コレクタイオン注入を実施
する。 【構成】シリコン基板上のN型シリコン膜4にPウェル
領域5a,5b及びNウェル領域6を形成する。Pウェ
ル領域5aの素子領域には、N型MOSFETが形成さ
れ、Pウェル領域5bの素子領域には、PNP型バイポ
−ラトランジスタが形成される。全面にレジスト膜13
を形成し、N型MOSFETが形成されるPウェル領域
5a上及びバイポ−ラトランジスタが形成されるPウェ
ル領域5bの一部(エミッタを形成する部分)に開口を
有するレジストパタ−ンを形成する。このレジストパタ
−ンをマスクにして、P型不純物を注入する。
する。 【構成】シリコン基板上のN型シリコン膜4にPウェル
領域5a,5b及びNウェル領域6を形成する。Pウェ
ル領域5aの素子領域には、N型MOSFETが形成さ
れ、Pウェル領域5bの素子領域には、PNP型バイポ
−ラトランジスタが形成される。全面にレジスト膜13
を形成し、N型MOSFETが形成されるPウェル領域
5a上及びバイポ−ラトランジスタが形成されるPウェ
ル領域5bの一部(エミッタを形成する部分)に開口を
有するレジストパタ−ンを形成する。このレジストパタ
−ンをマスクにして、P型不純物を注入する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、バイポ−ラトランジス
タとMOSトランンジスタを有する半導体装置の製造方
法に関する。
タとMOSトランンジスタを有する半導体装置の製造方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、バイポ−ラトランジスタとMOS
トランンジスタを有する半導体装置は、以下に示すよう
な工程により製造される。まず、図20及び図21に示
すように、不純物濃度が約4×1015cm-3のP型シリ
コン基板1を用意する。このシリコン基板1の表面領域
に、不純物濃度が約5×1019cm-3の高濃度のN+ 型
不純物層2と不純物濃度が約5×1017cm-3の高濃度
のP型不純物層3をそれぞれ形成する。
トランンジスタを有する半導体装置は、以下に示すよう
な工程により製造される。まず、図20及び図21に示
すように、不純物濃度が約4×1015cm-3のP型シリ
コン基板1を用意する。このシリコン基板1の表面領域
に、不純物濃度が約5×1019cm-3の高濃度のN+ 型
不純物層2と不純物濃度が約5×1017cm-3の高濃度
のP型不純物層3をそれぞれ形成する。
【0003】気相成長法を用いて、シリコン基板1上
に、不純物濃度が約1×1016cm-3、膜厚が約1.5
μmのN型シリコン膜4をエピタキシャルに成長させ
る。次に、図22及び図23に示すように、熱酸化によ
り、シリコン膜4上にシリコン酸化膜21を形成する。
に、不純物濃度が約1×1016cm-3、膜厚が約1.5
μmのN型シリコン膜4をエピタキシャルに成長させ
る。次に、図22及び図23に示すように、熱酸化によ
り、シリコン膜4上にシリコン酸化膜21を形成する。
【0004】また、シリコン膜4中に、P型不純物(例
えばホウ素)を、加速エネルギ−約160keV、ド−
ズ量約2.0×1013cm-2の条件で注入する。また、
シリコン膜4中に、N型不純物(例えば、リン)を、加
速エネルギ−約160keV、ド−ズ量約1.0×10
13cm-2の条件で注入する。
えばホウ素)を、加速エネルギ−約160keV、ド−
ズ量約2.0×1013cm-2の条件で注入する。また、
シリコン膜4中に、N型不純物(例えば、リン)を、加
速エネルギ−約160keV、ド−ズ量約1.0×10
13cm-2の条件で注入する。
【0005】この後、窒素雰囲気中において、温度11
00℃、時間90分の熱処理を行うと、シリコン膜4中
に、P型ウェル領域5a,5b及びN型ウェル領域6が
形成される。
00℃、時間90分の熱処理を行うと、シリコン膜4中
に、P型ウェル領域5a,5b及びN型ウェル領域6が
形成される。
【0006】次に、図24及び図25に示すように、シ
リコン酸化膜21を除去した後、LOCOS法を用い
て、シリコン膜4上にフィ−ルド酸化膜22を形成す
る。その結果、Pウェル領域5a内には、Nチャネル型
MOSトランジスタを形成するための複数の素子領域が
形成され、Nウェル領域6内には、Pチャネル型MOS
トランジスタを形成するための複数の素子領域が形成さ
れ、Pウェル領域5b内には、バイポ−ラトランジスタ
を形成するための素子領域が形成される。
リコン酸化膜21を除去した後、LOCOS法を用い
て、シリコン膜4上にフィ−ルド酸化膜22を形成す
る。その結果、Pウェル領域5a内には、Nチャネル型
MOSトランジスタを形成するための複数の素子領域が
形成され、Nウェル領域6内には、Pチャネル型MOS
トランジスタを形成するための複数の素子領域が形成さ
れ、Pウェル領域5b内には、バイポ−ラトランジスタ
を形成するための素子領域が形成される。
【0007】また、フィ−ルド酸化膜22を形成した後
には、Pウェル領域5a,5bの十分な量の不純物がP
型不純物層3に到達し、Nウェル領域6の十分な量の不
純物がN+ 型不純物層2に到達する。
には、Pウェル領域5a,5bの十分な量の不純物がP
型不純物層3に到達し、Nウェル領域6の十分な量の不
純物がN+ 型不純物層2に到達する。
【0008】この後、Pウェル領域5bの素子領域上に
シリコン酸化膜23を形成し、Pウェル領域5aの素子
領域及びNウェル領域6の素子領域上にゲ−ト酸化膜2
4を形成する。
シリコン酸化膜23を形成し、Pウェル領域5aの素子
領域及びNウェル領域6の素子領域上にゲ−ト酸化膜2
4を形成する。
【0009】なお、この工程において、フィ−ルド酸化
膜22の直下のPウェル領域5aに、予めホウ素を例え
ば加速エネルギ−100keV、ド−ズ量4×1013c
m-2の条件でイオン注入しておくのがよい。
膜22の直下のPウェル領域5aに、予めホウ素を例え
ば加速エネルギ−100keV、ド−ズ量4×1013c
m-2の条件でイオン注入しておくのがよい。
【0010】これにより、フィ−ルド酸化膜22をゲ−
ト酸化膜とする寄生Nチャネル型MOSトランジスタ
(後の工程で形成される)の閾値を高め、この寄生Nチ
ャネル型MOSトランジスタがオンすることを防止でき
る。
ト酸化膜とする寄生Nチャネル型MOSトランジスタ
(後の工程で形成される)の閾値を高め、この寄生Nチ
ャネル型MOSトランジスタがオンすることを防止でき
る。
【0011】次に、図26乃至図28に示すように、M
OSトランジスタの閾値を決定するためのイオン注入工
程を経た後、Pウェル領域5aの各素子領域のゲ−ト酸
化膜24上及びNウェル領域6内の各素子領域のゲ−ト
酸化膜24上に、N型不純物(例えば、リン)を1×1
020cm-3以上含むゲ−ト電極9を形成する。
OSトランジスタの閾値を決定するためのイオン注入工
程を経た後、Pウェル領域5aの各素子領域のゲ−ト酸
化膜24上及びNウェル領域6内の各素子領域のゲ−ト
酸化膜24上に、N型不純物(例えば、リン)を1×1
020cm-3以上含むゲ−ト電極9を形成する。
【0012】なお、Pウェル領域5a内の素子領域は、
千鳥格子状に配置され、かつ、ゲ−ト電極9は、直線状
に配置される。このため、ゲ−ト電極9は、Pウェル領
域5aの各素子領域の間のフィ−ルド酸化膜22上にも
配置される。
千鳥格子状に配置され、かつ、ゲ−ト電極9は、直線状
に配置される。このため、ゲ−ト電極9は、Pウェル領
域5aの各素子領域の間のフィ−ルド酸化膜22上にも
配置される。
【0013】同様に、Nウェル領域6内の素子領域は、
千鳥格子状に配置され、かつ、ゲ−ト電極9は、直線状
に配置される。このため、ゲ−ト電極9は、Nウェル領
域6上の各素子領域の間のフィ−ルド酸化膜22上にも
配置される。
千鳥格子状に配置され、かつ、ゲ−ト電極9は、直線状
に配置される。このため、ゲ−ト電極9は、Nウェル領
域6上の各素子領域の間のフィ−ルド酸化膜22上にも
配置される。
【0014】次に、図29乃至図31に示すように、乾
燥酸素雰囲気中において、温度約900℃、時間約30
分の酸化工程を経た後、ゲ−ト電極9をマスクにして、
Pウェル領域5a内の各素子領域に、選択的にリン及び
ヒ素をそれぞれイオン注入し、Nチャネル型MOSトラ
ンジスタのソ−ス・ドレイン領域10を形成する。
燥酸素雰囲気中において、温度約900℃、時間約30
分の酸化工程を経た後、ゲ−ト電極9をマスクにして、
Pウェル領域5a内の各素子領域に、選択的にリン及び
ヒ素をそれぞれイオン注入し、Nチャネル型MOSトラ
ンジスタのソ−ス・ドレイン領域10を形成する。
【0015】同時に、Pウェル領域5b内の素子領域
に、選択的にリン及びヒ素をイオン注入し、バイポ−ラ
トランジスタのベ−スの取り出し部分にN型不純物層
(外部ベ−ス)12を形成する。
に、選択的にリン及びヒ素をイオン注入し、バイポ−ラ
トランジスタのベ−スの取り出し部分にN型不純物層
(外部ベ−ス)12を形成する。
【0016】この時のイオン注入の条件としては、リン
については、例えば加速エネルギ−約40keV、ド−
ズ量約7×1013cm-2とし、ヒ素については、例えば
加速エネルギ−約50keV、ド−ズ量約5×1015c
m-2とする。
については、例えば加速エネルギ−約40keV、ド−
ズ量約7×1013cm-2とし、ヒ素については、例えば
加速エネルギ−約50keV、ド−ズ量約5×1015c
m-2とする。
【0017】また、ゲ−ト電極9をマスクにして、Nウ
ェル領域6内の各素子領域に、選択的にホウ素をイオン
注入し、Pチャネル型MOSトランジスタのソ−ス・ド
レイン領域11を形成する。
ェル領域6内の各素子領域に、選択的にホウ素をイオン
注入し、Pチャネル型MOSトランジスタのソ−ス・ド
レイン領域11を形成する。
【0018】同時に、Pウェル領域5b内の素子領域
に、選択的にホウ素をイオン注入し、バイポ−ラトラン
ジスタのコレクタの取り出し部分にP型不純物層7を形
成し、バイポ−ラトランジスタのエミッタとなるP型不
純物層19を形成する。
に、選択的にホウ素をイオン注入し、バイポ−ラトラン
ジスタのコレクタの取り出し部分にP型不純物層7を形
成し、バイポ−ラトランジスタのエミッタとなるP型不
純物層19を形成する。
【0019】この時のホウ素のイオン注入の条件として
は、例えば加速エネルギ−約35keV、ド−ズ量約3
×1015cm-2とする。次に、図32及び図33に示す
ように、シリコン基板1上の全面に、レジスト膜13を
形成する。このレジスト膜13を加工し、バイポ−ラト
ランジスタのエミッタ19上に開口を有するレジストパ
タ−ンを形成する。このレジストパタ−ンをマスクにし
て、Pウェル領域5bに、ホウ素を、加速エネルギ−約
160keV、ド−ズ量約8×1012cm-2の条件で注
入する。
は、例えば加速エネルギ−約35keV、ド−ズ量約3
×1015cm-2とする。次に、図32及び図33に示す
ように、シリコン基板1上の全面に、レジスト膜13を
形成する。このレジスト膜13を加工し、バイポ−ラト
ランジスタのエミッタ19上に開口を有するレジストパ
タ−ンを形成する。このレジストパタ−ンをマスクにし
て、Pウェル領域5bに、ホウ素を、加速エネルギ−約
160keV、ド−ズ量約8×1012cm-2の条件で注
入する。
【0020】なお、このバイポ−ラトランジスタのエミ
ッタ19直下のコレクタ14(Pウェル領域5b)にホ
ウ素をイオン注入し、エミッタ19直下のコレクタ14
の不純物濃度を高くする工程は、一般に、コレクタイオ
ン注入工程と呼ばれる。
ッタ19直下のコレクタ14(Pウェル領域5b)にホ
ウ素をイオン注入し、エミッタ19直下のコレクタ14
の不純物濃度を高くする工程は、一般に、コレクタイオ
ン注入工程と呼ばれる。
【0021】このコレクタイオン注入工程を行うことに
より、いわゆるカ−ク効果が抑制され、バイポ−ラトラ
ンジスタの高周波特性が向上する。次に、図34及び図
35に示すように、レジスト膜13を除去した後、Pウ
ェル領域5bの素子領域に、リンを、例えば加速エネル
ギ−約100keV、ド−ズ量約2×1013cm-2の条
件でイオン注入し、N型不純物層(外部ベ−ス)12に
接触するN型不純物層(内部ベ−ス)15を形成する。
より、いわゆるカ−ク効果が抑制され、バイポ−ラトラ
ンジスタの高周波特性が向上する。次に、図34及び図
35に示すように、レジスト膜13を除去した後、Pウ
ェル領域5bの素子領域に、リンを、例えば加速エネル
ギ−約100keV、ド−ズ量約2×1013cm-2の条
件でイオン注入し、N型不純物層(外部ベ−ス)12に
接触するN型不純物層(内部ベ−ス)15を形成する。
【0022】N型不純物層15の深さは、P型不純物層
19の深さよりも深く、コレクタイオン注入部14より
も浅く設定される。次に、図36に示すように、CVD
法を用いて、シリコン基板1上の全面に、膜厚が約20
0nmのシリコン酸化膜16を形成する。
19の深さよりも深く、コレクタイオン注入部14より
も浅く設定される。次に、図36に示すように、CVD
法を用いて、シリコン基板1上の全面に、膜厚が約20
0nmのシリコン酸化膜16を形成する。
【0023】次に、図37に示すように、CVD法を用
いて、シリコン酸化膜16上に、膜厚が約700nmの
シリコン酸化膜18を形成する。この後、窒素雰囲気中
において、温度約850℃の熱処理を行い、各不純物層
中の不純物を活性化させる。
いて、シリコン酸化膜16上に、膜厚が約700nmの
シリコン酸化膜18を形成する。この後、窒素雰囲気中
において、温度約850℃の熱処理を行い、各不純物層
中の不純物を活性化させる。
【0024】次に、図38に示すように、Nチャネル型
MOSトランジスタのソ−ス・ドレイン領域10上のシ
リコン酸化膜18、Pチャネル型MOSトランジスタの
ソ−ス・ドレイン領域11上のシリコン酸化膜18並び
にバイポ−ラトランジスタのN+ 型不純物層7、P型不
純物層12及びエミッタ電極17上のシリコン酸化膜1
8に、それぞれコンタクトホ−ルを形成する。また、そ
れぞれのコンタクトホ−ル上に、金属配線20を形成す
ると、バイポ−ラトランジスタとMOSトランンジスタ
を有する半導体装置が完成する。
MOSトランジスタのソ−ス・ドレイン領域10上のシ
リコン酸化膜18、Pチャネル型MOSトランジスタの
ソ−ス・ドレイン領域11上のシリコン酸化膜18並び
にバイポ−ラトランジスタのN+ 型不純物層7、P型不
純物層12及びエミッタ電極17上のシリコン酸化膜1
8に、それぞれコンタクトホ−ルを形成する。また、そ
れぞれのコンタクトホ−ル上に、金属配線20を形成す
ると、バイポ−ラトランジスタとMOSトランンジスタ
を有する半導体装置が完成する。
【0025】
【発明が解決しようとする課題】上記半導体装置の製造
工程においては、バイポ−ラトランジスタのカ−ク効果
を抑制し、高周波特性を向上させるために、コレクタイ
オン注入技術が採用されている(この技術については、
例えば,S.Konaka,Y.Amemiya,K.
Sakuma,T.Sakai“A 20ps/G S
i Bipolar IC Using Advanc
ed SST with Collector Ion
Implantation”SSDM Ext.Ab
stract,pp.331−334(1987)を参
照)。
工程においては、バイポ−ラトランジスタのカ−ク効果
を抑制し、高周波特性を向上させるために、コレクタイ
オン注入技術が採用されている(この技術については、
例えば,S.Konaka,Y.Amemiya,K.
Sakuma,T.Sakai“A 20ps/G S
i Bipolar IC Using Advanc
ed SST with Collector Ion
Implantation”SSDM Ext.Ab
stract,pp.331−334(1987)を参
照)。
【0026】この技術のポイントは、バイポ−ラトラン
ジスタのエミッタ直下のコレクタの不純物濃度を高くす
る点にある。しかし、バイポ−ラトランジスタのエミッ
タ直下のコレクタの不純物濃度を高くするためには、フ
ォトリソグラフィ工程とイオン注入工程からなるコレク
タイオン注入工程が必要となる。
ジスタのエミッタ直下のコレクタの不純物濃度を高くす
る点にある。しかし、バイポ−ラトランジスタのエミッ
タ直下のコレクタの不純物濃度を高くするためには、フ
ォトリソグラフィ工程とイオン注入工程からなるコレク
タイオン注入工程が必要となる。
【0027】従って、半導体装置の製造工程数が増加
し、コストが高くなる欠点がある。また、バイポ−ラト
ランジスタとMOSトランジスタを有する半導体装置
(例えばBiCMOSなど)の製造工程においては、例
えば図31に示すような寄生Nチャネル型MOSトラン
ジスタTの閾値を高めるためのP型不純物のイオン注入
がフィ−ルド酸化膜を形成する前に実行される。
し、コストが高くなる欠点がある。また、バイポ−ラト
ランジスタとMOSトランジスタを有する半導体装置
(例えばBiCMOSなど)の製造工程においては、例
えば図31に示すような寄生Nチャネル型MOSトラン
ジスタTの閾値を高めるためのP型不純物のイオン注入
がフィ−ルド酸化膜を形成する前に実行される。
【0028】従って、寄生Nチャネル型MOSトランジ
スタの閾値を高めるためのイオン注入といわゆるコレク
タイオン注入を同時に行うと、コレクタイオン注入部の
不純物が後に行われる熱酸化工程で不要に拡散し、コレ
クタとベ−ス間の接合容量を増大させる。
スタの閾値を高めるためのイオン注入といわゆるコレク
タイオン注入を同時に行うと、コレクタイオン注入部の
不純物が後に行われる熱酸化工程で不要に拡散し、コレ
クタとベ−ス間の接合容量を増大させる。
【0029】つまり、従来は、寄生Nチャネル型MOS
トランジスタの閾値を高めるためのイオン注入といわゆ
るコレクタイオン注入を同時に行うことができない。本
発明は、上記欠点を解決すべくなされたもので、その目
的は、製造工程数を増やすことなく、寄生Nチャネル型
MOSトランジスタの閾値を高めるためのイオン注入と
コレクタイオン注入を実行することである。
トランジスタの閾値を高めるためのイオン注入といわゆ
るコレクタイオン注入を同時に行うことができない。本
発明は、上記欠点を解決すべくなされたもので、その目
的は、製造工程数を増やすことなく、寄生Nチャネル型
MOSトランジスタの閾値を高めるためのイオン注入と
コレクタイオン注入を実行することである。
【0030】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明のMOSトランジスタとバイポ−ラトランジ
スタを有する半導体装置の製造方法は、半導体基板の表
面領域に不純物層を形成し、前記半導体基板上に第1導
電型の半導体膜を形成し、前記半導体膜に第2導電型の
不純物を注入し第2導電型の第1及び第2ウェル領域を
形成し、前記半導体膜上にフィ−ルド酸化膜を形成し、
前記第1ウェル領域に第1素子領域を形成し、前記第2
ウェル領域に第2素子領域を形成し、前記第1ウェル領
域の前記フィ−ルド酸化膜直下に第2導電型の不純物を
注入して前記第1ウェル領域の前記フィ−ルド酸化膜直
下の不純物濃度を高くすると同時に、前記第2ウェル領
域の前記第2素子領域の一部に第2導電型の不純物を注
入して前記第2ウェル領域の前記第2素子領域の一部の
不純物濃度を高くし、前記第1素子領域に、第1導電型
のMOSトランジスタを形成し、前記第2素子領域に、
前記第2素子領域の一部上にべ−ス及びエミッタを有す
るバイポ−ラトランジスタを形成する、というう一連の
工程からなる。
め、本発明のMOSトランジスタとバイポ−ラトランジ
スタを有する半導体装置の製造方法は、半導体基板の表
面領域に不純物層を形成し、前記半導体基板上に第1導
電型の半導体膜を形成し、前記半導体膜に第2導電型の
不純物を注入し第2導電型の第1及び第2ウェル領域を
形成し、前記半導体膜上にフィ−ルド酸化膜を形成し、
前記第1ウェル領域に第1素子領域を形成し、前記第2
ウェル領域に第2素子領域を形成し、前記第1ウェル領
域の前記フィ−ルド酸化膜直下に第2導電型の不純物を
注入して前記第1ウェル領域の前記フィ−ルド酸化膜直
下の不純物濃度を高くすると同時に、前記第2ウェル領
域の前記第2素子領域の一部に第2導電型の不純物を注
入して前記第2ウェル領域の前記第2素子領域の一部の
不純物濃度を高くし、前記第1素子領域に、第1導電型
のMOSトランジスタを形成し、前記第2素子領域に、
前記第2素子領域の一部上にべ−ス及びエミッタを有す
るバイポ−ラトランジスタを形成する、というう一連の
工程からなる。
【0031】前記不純物層は、前記第1及び第2ウェル
領域の直下が第2導電型となるように形成される。前記
半導体膜を形成した後、前記フィ−ルド酸化膜を形成す
る前に、前記半導体膜に第1導電型の不純物を注入し第
1導電型の第3ウェル領域が形成される。前記フィ−ル
ド酸化膜により前記第3ウェル領域に第3素子領域が形
成され、前記第3素子領域に第2導電型のMOSトラン
ジスタが形成される。
領域の直下が第2導電型となるように形成される。前記
半導体膜を形成した後、前記フィ−ルド酸化膜を形成す
る前に、前記半導体膜に第1導電型の不純物を注入し第
1導電型の第3ウェル領域が形成される。前記フィ−ル
ド酸化膜により前記第3ウェル領域に第3素子領域が形
成され、前記第3素子領域に第2導電型のMOSトラン
ジスタが形成される。
【0032】前記不純物は、前記フィ−ルド酸化膜直下
の前記第1ウェル領域の前記フィ−ルド酸化膜に隣接す
る部分に、プロファイルのピ−クが存在するように注入
される。
の前記第1ウェル領域の前記フィ−ルド酸化膜に隣接す
る部分に、プロファイルのピ−クが存在するように注入
される。
【0033】
【作用】上記製造方法によれば、寄生MOSトランジス
タの閾値を高くするためのイオン注入といわゆるコレク
タイオン注入が同時に行われている。従って、コレクタ
イオン注入を独立して行っている従来に比べて工程数を
減らすことができる。
タの閾値を高くするためのイオン注入といわゆるコレク
タイオン注入が同時に行われている。従って、コレクタ
イオン注入を独立して行っている従来に比べて工程数を
減らすことができる。
【0034】また、寄生MOSトランジスタの閾値を高
くするためのイオン注入とコレクタイオン注入は、フィ
−ルド酸化膜を形成した後に行われている。従って、イ
オン注入法により、所定の位置に不純物を注入すること
ができ、しかもコレクタイオン注入部においてプロファ
イルの“だれ”が生じることもない。
くするためのイオン注入とコレクタイオン注入は、フィ
−ルド酸化膜を形成した後に行われている。従って、イ
オン注入法により、所定の位置に不純物を注入すること
ができ、しかもコレクタイオン注入部においてプロファ
イルの“だれ”が生じることもない。
【0035】即ち、バイポ−ラトランジスタのエミッタ
直下のコレクタの不純物濃度のみを高濃度にできるた
め、コレクタ及びベ−ス間の接合容量を不要に増やすこ
ともない。
直下のコレクタの不純物濃度のみを高濃度にできるた
め、コレクタ及びベ−ス間の接合容量を不要に増やすこ
ともない。
【0036】また、コレクタイオン注入技術により、バ
イポ−ラトランジスタのエミッタ直下のコレクタの不純
物濃度を高く設定している。従って、バイポ−ラトラン
ジスタの特性を向上させることができる。また、寄生M
OSトランジスタの閾値を高くすることにより、この寄
生MOSトランジスタがオンすることもない。
イポ−ラトランジスタのエミッタ直下のコレクタの不純
物濃度を高く設定している。従って、バイポ−ラトラン
ジスタの特性を向上させることができる。また、寄生M
OSトランジスタの閾値を高くすることにより、この寄
生MOSトランジスタがオンすることもない。
【0037】
【実施例】以下、図面を参照しながら、本発明の半導体
装置の製造方法について詳細に説明する。図1乃至図1
9は、本発明の一実施例に係わる半導体装置の製造方法
の各工程を示している。
装置の製造方法について詳細に説明する。図1乃至図1
9は、本発明の一実施例に係わる半導体装置の製造方法
の各工程を示している。
【0038】まず、図1及び図2に示すように、不純物
濃度が約4×1015cm-3のP型シリコン基板1を用意
する。このシリコン基板1の表面領域に、不純物濃度が
約5×1019cm-3の高濃度のN+ 型不純物層2と不純
物濃度が約5×1017cm-3の高濃度のP型不純物層3
をそれぞれ形成する。
濃度が約4×1015cm-3のP型シリコン基板1を用意
する。このシリコン基板1の表面領域に、不純物濃度が
約5×1019cm-3の高濃度のN+ 型不純物層2と不純
物濃度が約5×1017cm-3の高濃度のP型不純物層3
をそれぞれ形成する。
【0039】気相成長法を用いて、シリコン基板1上
に、不純物濃度が約1×1016cm-3、膜厚が約1.5
μmのN型シリコン膜4をエピタキシャルに成長させ
る。次に、図3及び図4に示すように、熱酸化により、
シリコン膜4上にシリコン酸化膜21を形成する。
に、不純物濃度が約1×1016cm-3、膜厚が約1.5
μmのN型シリコン膜4をエピタキシャルに成長させ
る。次に、図3及び図4に示すように、熱酸化により、
シリコン膜4上にシリコン酸化膜21を形成する。
【0040】また、シリコン膜4中に、P型不純物(例
えばホウ素)を、加速エネルギ−約160keV、ド−
ズ量約2.0×1013cm-2の条件で注入する。また、
シリコン膜4中に、N型不純物(例えば、リン)を、加
速エネルギ−約160keV、ド−ズ量約1.0×10
13cm-2の条件で注入する。
えばホウ素)を、加速エネルギ−約160keV、ド−
ズ量約2.0×1013cm-2の条件で注入する。また、
シリコン膜4中に、N型不純物(例えば、リン)を、加
速エネルギ−約160keV、ド−ズ量約1.0×10
13cm-2の条件で注入する。
【0041】この後、窒素雰囲気中において、温度11
00℃、時間90分の熱処理を行うと、シリコン膜4中
に、P型ウェル領域5a,5b及びN型ウェル領域6が
形成される。
00℃、時間90分の熱処理を行うと、シリコン膜4中
に、P型ウェル領域5a,5b及びN型ウェル領域6が
形成される。
【0042】次に、図5及び図6に示すように、シリコ
ン酸化膜21を除去した後、LOCOS法を用いて、シ
リコン膜4上に膜厚が約850nmのフィ−ルド酸化膜
22を形成する。
ン酸化膜21を除去した後、LOCOS法を用いて、シ
リコン膜4上に膜厚が約850nmのフィ−ルド酸化膜
22を形成する。
【0043】その結果、Pウェル領域5a内には、Nチ
ャネル型MOSトランジスタを形成するための複数の素
子領域が形成され、Nウェル領域6内には、Pチャネル
型MOSトランジスタを形成するための複数の素子領域
が形成され、Pウェル領域5b内には、バイポ−ラトラ
ンジスタを形成するための素子領域が形成される。
ャネル型MOSトランジスタを形成するための複数の素
子領域が形成され、Nウェル領域6内には、Pチャネル
型MOSトランジスタを形成するための複数の素子領域
が形成され、Pウェル領域5b内には、バイポ−ラトラ
ンジスタを形成するための素子領域が形成される。
【0044】また、フィ−ルド酸化膜22を形成した後
には、Pウェル領域5a,5bの十分な量の不純物がP
型不純物層3に到達し、Nウェル領域6の十分な量の不
純物がN+ 型不純物層2に到達する。
には、Pウェル領域5a,5bの十分な量の不純物がP
型不純物層3に到達し、Nウェル領域6の十分な量の不
純物がN+ 型不純物層2に到達する。
【0045】この後、Pウェル領域5bの素子領域上に
シリコン酸化膜23を形成し、Pウェル領域5aの素子
領域上及びNウェル領域6の素子領域上にシリコン酸化
膜24´を形成する。
シリコン酸化膜23を形成し、Pウェル領域5aの素子
領域上及びNウェル領域6の素子領域上にシリコン酸化
膜24´を形成する。
【0046】次に、図7及び図8に示すように、シリコ
ン基板1上の全面に、レジスト膜13を形成する。この
レジスト膜13を加工し、Pウェル領域5a上及びバイ
ポ−ラトランジスタのエミッタとなる部分に、それぞれ
開口を有するレジストパタ−ンを形成する。
ン基板1上の全面に、レジスト膜13を形成する。この
レジスト膜13を加工し、Pウェル領域5a上及びバイ
ポ−ラトランジスタのエミッタとなる部分に、それぞれ
開口を有するレジストパタ−ンを形成する。
【0047】このレジストパタ−ンをマスクにして、P
ウェル領域5a,5b中に、ホウ素を、例えば加速エネ
ルギ−約130keV、ド−ズ量約8×1012cm-2の
条件で注入する。
ウェル領域5a,5b中に、ホウ素を、例えば加速エネ
ルギ−約130keV、ド−ズ量約8×1012cm-2の
条件で注入する。
【0048】その結果、フィ−ルド酸化膜22直下のP
ウェル領域5aのフィ−ルド酸化膜に隣接する部分のホ
ウ素の濃度、及びPウェル領域5aの素子領域の表面か
ら約360nmの深さの部分のホウ素の濃度が、それぞ
れ最も高濃度になる。
ウェル領域5aのフィ−ルド酸化膜に隣接する部分のホ
ウ素の濃度、及びPウェル領域5aの素子領域の表面か
ら約360nmの深さの部分のホウ素の濃度が、それぞ
れ最も高濃度になる。
【0049】即ち、フィ−ルド酸化膜22直下のPウェ
ル領域5aのフィ−ルド酸化膜に隣接する部分のホウ素
の濃度を高くすることにより、寄生Nチャネル型MOS
トランジスタ(後に形成される)の閾値を高くすること
ができる。
ル領域5aのフィ−ルド酸化膜に隣接する部分のホウ素
の濃度を高くすることにより、寄生Nチャネル型MOS
トランジスタ(後に形成される)の閾値を高くすること
ができる。
【0050】なお、Pウェル領域5aの素子領域に注入
されるホウ素は、Nチャネル型MOSトランジスタ(後
に形成される)の動作に悪影響を及ぼすことはない。ま
た、バイポ−ラトランジスタのエミッタとなる部分にホ
ウ素を注入することにより、バイポ−ラトランジスタの
エミッタ直下のコレクタ14の不純物濃度を高くするこ
とができる(コレクタイオン注入工程)。
されるホウ素は、Nチャネル型MOSトランジスタ(後
に形成される)の動作に悪影響を及ぼすことはない。ま
た、バイポ−ラトランジスタのエミッタとなる部分にホ
ウ素を注入することにより、バイポ−ラトランジスタの
エミッタ直下のコレクタ14の不純物濃度を高くするこ
とができる(コレクタイオン注入工程)。
【0051】このコレクタイオン注入工程を行うことに
より、いわゆるカ−ク効果が抑制され、バイポ−ラトラ
ンジスタの高周波特性が向上する。次に、図9乃至図1
1に示すように、レジスト膜13を除去し、MOSトラ
ンジスタの閾値を決定するためのイオン注入工程を経た
後、Pウェル領域5a及びNウェル領域6内の各素子領
域のシリコン酸化膜24´を除去する。
より、いわゆるカ−ク効果が抑制され、バイポ−ラトラ
ンジスタの高周波特性が向上する。次に、図9乃至図1
1に示すように、レジスト膜13を除去し、MOSトラ
ンジスタの閾値を決定するためのイオン注入工程を経た
後、Pウェル領域5a及びNウェル領域6内の各素子領
域のシリコン酸化膜24´を除去する。
【0052】また、Pウェル領域5a及びNウェル領域
6内の各素子領域にゲ−ト酸化膜24を形成する。Pウ
ェル領域5a及びNウェル領域6内の各素子領域のゲ−
ト酸化膜24上に、N型不純物(例えば、リン)を1×
1020cm-3以上含むゲ−ト電極9を形成する。
6内の各素子領域にゲ−ト酸化膜24を形成する。Pウ
ェル領域5a及びNウェル領域6内の各素子領域のゲ−
ト酸化膜24上に、N型不純物(例えば、リン)を1×
1020cm-3以上含むゲ−ト電極9を形成する。
【0053】なお、Pウェル領域5a内の素子領域は、
千鳥格子状に配置され、かつ、ゲ−ト電極9は、直線状
に配置される。このため、ゲ−ト電極9は、Pウェル領
域5a上の各素子領域の間のフィ−ルド酸化膜22上に
も配置される。
千鳥格子状に配置され、かつ、ゲ−ト電極9は、直線状
に配置される。このため、ゲ−ト電極9は、Pウェル領
域5a上の各素子領域の間のフィ−ルド酸化膜22上に
も配置される。
【0054】同様に、Nウェル領域6内の素子領域は、
千鳥格子状に配置され、かつ、ゲ−ト電極9は、直線状
に配置される。このため、ゲ−ト電極9は、Nウェル領
域6上の各素子領域の間のフィ−ルド酸化膜22上にも
配置される。
千鳥格子状に配置され、かつ、ゲ−ト電極9は、直線状
に配置される。このため、ゲ−ト電極9は、Nウェル領
域6上の各素子領域の間のフィ−ルド酸化膜22上にも
配置される。
【0055】次に、図12乃至図14に示すように、乾
燥酸素雰囲気中において、温度約900℃、時間約30
分の酸化工程を経た後、ゲ−ト電極9をマスクにして、
Pウェル領域5a内の各素子領域に、選択的にリン及び
ヒ素をそれぞれイオン注入し、Nチャネル型MOSトラ
ンジスタのソ−ス・ドレイン領域10を形成する。
燥酸素雰囲気中において、温度約900℃、時間約30
分の酸化工程を経た後、ゲ−ト電極9をマスクにして、
Pウェル領域5a内の各素子領域に、選択的にリン及び
ヒ素をそれぞれイオン注入し、Nチャネル型MOSトラ
ンジスタのソ−ス・ドレイン領域10を形成する。
【0056】同時に、Pウェル領域5b内の素子領域
に、選択的にリン及びヒ素をイオン注入し、バイポ−ラ
トランジスタのベ−スの取り出し部分にN型不純物層
(外部ベ−ス)12を形成する。
に、選択的にリン及びヒ素をイオン注入し、バイポ−ラ
トランジスタのベ−スの取り出し部分にN型不純物層
(外部ベ−ス)12を形成する。
【0057】この時のイオン注入の条件としては、リン
については、例えば加速エネルギ−約40keV、ド−
ズ量約7×1013cm-2とし、ヒ素については、例えば
加速エネルギ−約50keV、ド−ズ量約5×1015c
m-2とする。
については、例えば加速エネルギ−約40keV、ド−
ズ量約7×1013cm-2とし、ヒ素については、例えば
加速エネルギ−約50keV、ド−ズ量約5×1015c
m-2とする。
【0058】また、ゲ−ト電極9をマスクにして、Nウ
ェル領域6内の各素子領域に、選択的にホウ素をイオン
注入し、Pチャネル型MOSトランジスタのソ−ス・ド
レイン領域11を形成する。
ェル領域6内の各素子領域に、選択的にホウ素をイオン
注入し、Pチャネル型MOSトランジスタのソ−ス・ド
レイン領域11を形成する。
【0059】同時に、Pウェル領域5b内の素子領域
に、選択的にホウ素をイオン注入し、バイポ−ラトラン
ジスタのコレクタの取り出し部分にP型不純物層7を形
成し、バイポ−ラトランジスタのエミッタとなるP型不
純物層19を形成する。
に、選択的にホウ素をイオン注入し、バイポ−ラトラン
ジスタのコレクタの取り出し部分にP型不純物層7を形
成し、バイポ−ラトランジスタのエミッタとなるP型不
純物層19を形成する。
【0060】この時のホウ素のイオン注入の条件として
は、例えば加速エネルギ−約35keV、ド−ズ量約3
×1015cm-2とする。次に、図15及び図16に示す
ように、Pウェル領域5bの素子領域に、リンを、例え
ば加速エネルギ−約100keV、ド−ズ量約2×10
13cm-2の条件でイオン注入し、N型不純物層(外部ベ
−ス)12に接触するN型不純物層(内部ベ−ス)15
を形成する。
は、例えば加速エネルギ−約35keV、ド−ズ量約3
×1015cm-2とする。次に、図15及び図16に示す
ように、Pウェル領域5bの素子領域に、リンを、例え
ば加速エネルギ−約100keV、ド−ズ量約2×10
13cm-2の条件でイオン注入し、N型不純物層(外部ベ
−ス)12に接触するN型不純物層(内部ベ−ス)15
を形成する。
【0061】N型不純物層15の深さは、P型不純物層
19の深さよりも深く、コレクタイオン注入部14より
も浅く設定される。次に、図17に示すように、CVD
法を用いて、シリコン基板1上の全面に、膜厚が約20
0nmのシリコン酸化膜16を形成する。
19の深さよりも深く、コレクタイオン注入部14より
も浅く設定される。次に、図17に示すように、CVD
法を用いて、シリコン基板1上の全面に、膜厚が約20
0nmのシリコン酸化膜16を形成する。
【0062】次に、図18に示すように、CVD法を用
いて、シリコン酸化膜16上に、膜厚が約700nmの
シリコン酸化膜18を形成する。この後、窒素雰囲気中
において、温度約850℃の熱処理を行い、各不純物層
中の不純物を活性化させる。
いて、シリコン酸化膜16上に、膜厚が約700nmの
シリコン酸化膜18を形成する。この後、窒素雰囲気中
において、温度約850℃の熱処理を行い、各不純物層
中の不純物を活性化させる。
【0063】次に、図19に示すように、Nチャネル型
MOSトランジスタのソ−ス・ドレイン領域10上のシ
リコン酸化膜18、Pチャネル型MOSトランジスタの
ソ−ス・ドレイン領域11上のシリコン酸化膜18並び
にバイポ−ラトランジスタのN+ 型不純物層7、P型不
純物層12及びエミッタ電極17上のシリコン酸化膜1
8に、それぞれコンタクトホ−ルを形成する。
MOSトランジスタのソ−ス・ドレイン領域10上のシ
リコン酸化膜18、Pチャネル型MOSトランジスタの
ソ−ス・ドレイン領域11上のシリコン酸化膜18並び
にバイポ−ラトランジスタのN+ 型不純物層7、P型不
純物層12及びエミッタ電極17上のシリコン酸化膜1
8に、それぞれコンタクトホ−ルを形成する。
【0064】また、それぞれのコンタクトホ−ル上に、
金属配線20を形成すると、バイポ−ラトランジスタと
MOSトランンジスタを有する半導体装置が完成する。
上記製造方法によれば、図7及び図8に示す工程からわ
かるように、寄生Nチャネル型MOSトランジスタの閾
値を高くするためのイオン注入工程とコレクタイオン注
入工程とを同時に実行している。
金属配線20を形成すると、バイポ−ラトランジスタと
MOSトランンジスタを有する半導体装置が完成する。
上記製造方法によれば、図7及び図8に示す工程からわ
かるように、寄生Nチャネル型MOSトランジスタの閾
値を高くするためのイオン注入工程とコレクタイオン注
入工程とを同時に実行している。
【0065】従って、本発明の製造方法は、コレクタイ
オン注入工程を独立して行っている従来の製造方法に比
べて、フォトリソグラフィ工程、イオン注入工程及びレ
ジスト膜の剥離工程をそれぞれ1つずつ減らすことがで
きる。
オン注入工程を独立して行っている従来の製造方法に比
べて、フォトリソグラフィ工程、イオン注入工程及びレ
ジスト膜の剥離工程をそれぞれ1つずつ減らすことがで
きる。
【0066】また、寄生Nチャネル型MOSトランジス
タの閾値を高くするためのイオン注入工程とコレクタイ
オン注入工程は、フィ−ルド酸化膜22を形成した後に
実行している。
タの閾値を高くするためのイオン注入工程とコレクタイ
オン注入工程は、フィ−ルド酸化膜22を形成した後に
実行している。
【0067】従って、イオン注入法により、所定の位置
に不純物を注入することができ、しかもコレクタイオン
注入部14においてプロファイルの“だれ”が生じるこ
ともない。即ち、バイポ−ラトランジスタのエミッタ直
下のコレクタの不純物濃度のみを高濃度にできるため、
コレクタ及びベ−ス間の接合容量を不要に増やすことも
ない。
に不純物を注入することができ、しかもコレクタイオン
注入部14においてプロファイルの“だれ”が生じるこ
ともない。即ち、バイポ−ラトランジスタのエミッタ直
下のコレクタの不純物濃度のみを高濃度にできるため、
コレクタ及びベ−ス間の接合容量を不要に増やすことも
ない。
【0068】また、コレクタイオン注入技術により、バ
イポ−ラトランジスタのエミッタ直下のコレクタの不純
物濃度を高く設定いている。従って、表1に示すよう
に、本発明の製造方法による半導体装置は、コレクタイ
オン注入工程を行わない場合の半導体装置に比べて、バ
イポ−ラトランジスタの最大遮断周波数(fTmax)を1
9%向上することができ、かつ、コレクタ電流値を58
%も向上させることができる。
イポ−ラトランジスタのエミッタ直下のコレクタの不純
物濃度を高く設定いている。従って、表1に示すよう
に、本発明の製造方法による半導体装置は、コレクタイ
オン注入工程を行わない場合の半導体装置に比べて、バ
イポ−ラトランジスタの最大遮断周波数(fTmax)を1
9%向上することができ、かつ、コレクタ電流値を58
%も向上させることができる。
【0069】
【表1】
【0070】即ち、本発明の製造方法によるバイポ−ラ
トランジスタの寸法(エミッタ面積)と従来の製造方法
によるバイポ−ラトランジスタの寸法が同じ(例えば
1.1μm×1.1μm)である場合には、本発明の製
造方法によるバイポ−ラトランジスタは、従来の製造方
法によるバイポ−ラトランジスタよりも駆動能力が大き
いということができる。
トランジスタの寸法(エミッタ面積)と従来の製造方法
によるバイポ−ラトランジスタの寸法が同じ(例えば
1.1μm×1.1μm)である場合には、本発明の製
造方法によるバイポ−ラトランジスタは、従来の製造方
法によるバイポ−ラトランジスタよりも駆動能力が大き
いということができる。
【0071】また、図14に示すように、フィ−ルド酸
化膜22直下のPウェル領域5aの不純物濃度が高くな
っているため、寄生Nチャネル型MOSトランジスタT
の閾値が高くなり、このトランジスタTがオンすること
もない。
化膜22直下のPウェル領域5aの不純物濃度が高くな
っているため、寄生Nチャネル型MOSトランジスタT
の閾値が高くなり、このトランジスタTがオンすること
もない。
【0072】このように、本発明の製造方法によれば、
製造工程数を増やすことなく、寄生Nチャネル型MOS
トランジスタの閾値を高めるためのイオン注入とコレク
タイオン注入を実行することができる。
製造工程数を増やすことなく、寄生Nチャネル型MOS
トランジスタの閾値を高めるためのイオン注入とコレク
タイオン注入を実行することができる。
【0073】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明の半導体
装置の製造方法によれば、以下の効果を奏する。寄生M
OSトランジスタの閾値を高くするためのイオン注入と
いわゆるコレクタイオン注入が同時に行われている。従
って、コレクタイオン注入を独立して行っている従来に
比べて工程数を減らすことができる。
装置の製造方法によれば、以下の効果を奏する。寄生M
OSトランジスタの閾値を高くするためのイオン注入と
いわゆるコレクタイオン注入が同時に行われている。従
って、コレクタイオン注入を独立して行っている従来に
比べて工程数を減らすことができる。
【0074】また、寄生MOSトランジスタの閾値を高
くするためのイオン注入とコレクタイオン注入は、フィ
−ルド酸化膜を形成した後に行われている。従って、イ
オン注入法により、所定の位置に不純物を注入すること
ができ、しかもコレクタイオン注入部においてプロファ
イルの“だれ”が生じることもない。
くするためのイオン注入とコレクタイオン注入は、フィ
−ルド酸化膜を形成した後に行われている。従って、イ
オン注入法により、所定の位置に不純物を注入すること
ができ、しかもコレクタイオン注入部においてプロファ
イルの“だれ”が生じることもない。
【0075】即ち、バイポ−ラトランジスタのエミッタ
直下のコレクタの不純物濃度のみを高濃度にできるた
め、コレクタ及びベ−ス間の接合容量を不要に増やすこ
ともない。
直下のコレクタの不純物濃度のみを高濃度にできるた
め、コレクタ及びベ−ス間の接合容量を不要に増やすこ
ともない。
【0076】また、コレクタイオン注入技術により、バ
イポ−ラトランジスタのエミッタ直下のコレクタの不純
物濃度を高く設定いている。従って、バイポ−ラトラン
ジスタの特性を向上させることができる。また、寄生M
OSトランジスタの閾値を高くすることにより、この寄
生MOSトランジスタがオンすることもない。
イポ−ラトランジスタのエミッタ直下のコレクタの不純
物濃度を高く設定いている。従って、バイポ−ラトラン
ジスタの特性を向上させることができる。また、寄生M
OSトランジスタの閾値を高くすることにより、この寄
生MOSトランジスタがオンすることもない。
【図1】本発明の一実施例に係わる製造方法の一工程を
示す断面図。
示す断面図。
【図2】図1のII−II線に沿う断面図。
【図3】本発明の一実施例に係わる製造方法の一工程を
示す断面図。
示す断面図。
【図4】図3のIV−IV線に沿う断面図。
【図5】本発明の一実施例に係わる製造方法の一工程を
示す断面図。
示す断面図。
【図6】図5のVI−VI線に沿う断面図。
【図7】本発明の一実施例に係わる製造方法の一工程を
示す断面図。
示す断面図。
【図8】図7のVIII−VIII線に沿う断面図。
【図9】本発明の一実施例に係わる製造方法の一工程を
示す断面図。
示す断面図。
【図10】図9のX−X線に沿う断面図。
【図11】図9のXI−XI線に沿う断面図。
【図12】本発明の一実施例に係わる製造方法の一工程
を示す断面図。
を示す断面図。
【図13】図12のXIII−XIII線に沿う断面
図。
図。
【図14】図12のXIV−XIV線に沿う断面図。
【図15】本発明の一実施例に係わる製造方法の一工程
を示す断面図。
を示す断面図。
【図16】図15のXVI−XVI線に沿う断面図。
【図17】本発明の一実施例に係わる製造方法の一工程
を示す断面図。
を示す断面図。
【図18】本発明の一実施例に係わる製造方法の一工程
を示す断面図。
を示す断面図。
【図19】本発明の一実施例に係わる製造方法の一工程
を示す断面図。
を示す断面図。
【図20】従来の製造方法の一工程を示す断面図。
【図21】図20のXXI−XXI線に沿う断面図。
【図22】従来の製造方法の一工程を示す断面図。
【図23】図22のXXIII−XXIII線に沿う断
面図。
面図。
【図24】従来の製造方法の一工程を示す断面図。
【図25】図24のXXV−XXV線に沿う断面図。
【図26】従来の製造方法の一工程を示す断面図。
【図27】図26のXXVII−XXVII線に沿う断
面図。
面図。
【図28】図26のXXVIII−XXVIII線に沿
う断面図。
う断面図。
【図29】従来の製造方法の一工程を示す断面図。
【図30】図29のXXX−XXX線に沿う断面図。
【図31】図29のXXXI−XXXI線に沿う断面
図。
図。
【図32】従来の製造方法の一工程を示す断面図。
【図33】図32のXXXIII−XXXIII線に沿
う断面図。
う断面図。
【図34】従来の製造方法の一工程を示す断面図。
【図35】図34のXXXV−XXXV線に沿う断面
図。
図。
【図36】従来の製造方法の一工程を示す断面図。
【図37】従来の製造方法の一工程を示す断面図。
【図38】従来の製造方法の一工程を示す断面図。
1 …シリコン基板、 2 …N+ 型不純物層、 3 …P型不純物層、 4 …シリコン膜、 5a,5b …Pウェル領域、 6 …Nウェル領域、 7 …N+ 型不純物層(コレクタ取
り出し部)、 9 …ゲ−ト電極、 10,11 …ソ−ス・ドレイン領域、 12 …P型不純物層(外部ベ−
ス)、 13 …レジスト膜、 14 …コレクタイオン注入部、 15 …P型不純物層(内部ベ−
ス)、 16,18,21,23 …シリコン酸化膜、 17 …エミッタ電極、 19 …N型不純物層(エミッ
タ)、 20 …金属配線、 22 …フィ−ルド酸化膜。 24 …ゲ−ト酸化膜。
り出し部)、 9 …ゲ−ト電極、 10,11 …ソ−ス・ドレイン領域、 12 …P型不純物層(外部ベ−
ス)、 13 …レジスト膜、 14 …コレクタイオン注入部、 15 …P型不純物層(内部ベ−
ス)、 16,18,21,23 …シリコン酸化膜、 17 …エミッタ電極、 19 …N型不純物層(エミッ
タ)、 20 …金属配線、 22 …フィ−ルド酸化膜。 24 …ゲ−ト酸化膜。
Claims (5)
- 【請求項1】 MOSトランジスタとバイポ−ラトラン
ジスタを有する半導体装置の製造方法において、 半導体基板の表面領域に不純物層を形成する工程と、 前記半導体基板上に第1導電型の半導体膜を形成する工
程と、 前記半導体膜に第2導電型の不純物を注入し第2導電型
の第1及び第2ウェル領域を形成する工程と、 前記半導体膜上にフィ−ルド酸化膜を形成し、前記第1
ウェル領域に第1素子領域を形成し、前記第2ウェル領
域に第2素子領域を形成する工程と、 前記第1ウェル領域の前記フィ−ルド酸化膜直下に第2
導電型の不純物を注入して前記第1ウェル領域の前記フ
ィ−ルド酸化膜直下の不純物濃度を高くすると同時に、
前記第2ウェル領域の前記第2素子領域の一部に第2導
電型の不純物を注入して前記第2ウェル領域の前記第2
素子領域の一部の不純物濃度を高くする工程と、 前記第1素子領域に、第1導電型のMOSトランジスタ
を形成し、前記第2素子領域に、前記第2素子領域の一
部上にべ−ス及びエミッタを有するバイポ−ラトランジ
スタを形成する工程とを具備することを特徴とする半導
体装置の製造方法。 - 【請求項2】 前記不純物層は、前記第1及び第2ウェ
ル領域の直下が第2導電型となるように形成されること
を特徴とする請求項1に記載の半導体装置の製造方法。 - 【請求項3】 前記半導体膜を形成した後、前記フィ−
ルド酸化膜を形成する前に、前記半導体膜に第1導電型
の不純物を注入し第1導電型の第3ウェル領域を形成す
ることを特徴とする請求項1に記載の半導体装置の製造
方法。 - 【請求項4】 前記フィ−ルド酸化膜により前記第3ウ
ェル領域に第3素子領域が形成され、 前記第3素子領域に、第2導電型のMOSトランジスタ
を形成する工程を具備することを特徴とする請求項3に
記載の半導体装置の製造方法。 - 【請求項5】 前記不純物は、前記フィ−ルド酸化膜直
下の前記第1ウェル領域の前記フィ−ルド酸化膜に隣接
する部分に、プロファイルのピ−クが存在するように注
入されることを特徴とする請求項1に記載の半導体装置
の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP967795A JPH08204040A (ja) | 1995-01-25 | 1995-01-25 | 半導体装置の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP967795A JPH08204040A (ja) | 1995-01-25 | 1995-01-25 | 半導体装置の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08204040A true JPH08204040A (ja) | 1996-08-09 |
Family
ID=11726849
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP967795A Pending JPH08204040A (ja) | 1995-01-25 | 1995-01-25 | 半導体装置の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08204040A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009016856A (ja) * | 1998-03-26 | 2009-01-22 | Texas Instr Inc <Ti> | 合併したバイポーラ回路およびcmos回路とその製造法 |
-
1995
- 1995-01-25 JP JP967795A patent/JPH08204040A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009016856A (ja) * | 1998-03-26 | 2009-01-22 | Texas Instr Inc <Ti> | 合併したバイポーラ回路およびcmos回路とその製造法 |
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