JPH08202615A - 記憶装置 - Google Patents

記憶装置

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JPH08202615A
JPH08202615A JP7027208A JP2720895A JPH08202615A JP H08202615 A JPH08202615 A JP H08202615A JP 7027208 A JP7027208 A JP 7027208A JP 2720895 A JP2720895 A JP 2720895A JP H08202615 A JPH08202615 A JP H08202615A
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JP7027208A
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Inventor
Susumu Furushima
進 古島
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Priority to DE69620491T priority patent/DE69620491T2/de
Priority to EP96300497A priority patent/EP0724219B1/en
Priority to ES96300497T priority patent/ES2175030T3/es
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    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F12/00Accessing, addressing or allocating within memory systems or architectures
    • G06F12/02Addressing or allocation; Relocation
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
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    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11CSTATIC STORES
    • G11C8/00Arrangements for selecting an address in a digital store
    • G11C8/12Group selection circuits, e.g. for memory block selection, chip selection, array selection

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  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
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  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
  • Computer And Data Communications (AREA)
  • Memory System (AREA)
  • Circuits Of Receivers In General (AREA)
  • Communication Control (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 同一アドレス上に上位データと下位データと
を格納するときのビット演算を省略できる記憶装置を提
供する。 【構成】 一つのアドレスにより上位データと下位デー
タとを組合せて読出す記憶装置において、上位データを
格納する上位データ専用記憶素子1と、下位データを格
納する下位データ専用記憶素子2と、リードまたはライ
ト位置を指定する第一のアドレスに応じて、上位データ
専用記憶素子及び下位データ専用記憶素子の各固有アド
レスを指定し、下位データ専用記憶素子を単独でリード
またはライトするための第二のアドレスに応じて、下位
データ専用記憶素子の固有アドレスを指定する固有アド
レス指定手段3〜6とを設ける。上位データ専用記憶素
子に上位データを格納するとき、第一のアドレスを指定
し、下位データ専用記憶素子に下位データを格納すると
き、第二のアドレスを指定する。読出しは、第一のアド
レスで行なうと、上位データ専用記憶素子の上位側デー
タと、下位データ専用記憶素子の下位側データとが組合
されて読出される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、TDMA方式の移動通
信分野で使用するディジタルシグナルプロセッサ等に内
蔵される記憶装置に関し、特に、少ない手順でデータを
格納することを可能にしたものである。
【0002】
【従来の技術】移動体通信では、送信機または受信機が
移動しながら通信しているため、フェージング等の影響
を受けて無線回線状態が不安定となり、伝送誤りが発生
しやすい。そこで、送信側では、送信する情報データを
誤り訂正ができるように符号化し、受信側では、受信し
た情報データに対して、復号処理において誤り訂正を行
なっている。この誤り訂正では、誤り訂正能力を高める
ため、情報データ以外に、情報データがどのような無線
回線状態を伝搬してきたかという情報も誤り訂正に利用
される。
【0003】また、TDMA方式を採用している移動通
信システムでは、一定の時間周期を複数のタイムスロッ
トに分割し、複数のチャネルごとの情報データを別々の
タイムスロットに振り分けて多重しているが、障害が特
定の期間に集中して発生したときでも、致命的なダメー
ジを受けないように、タイムスロットにわざと順序を変
えて情報データを振り分けるインターリーブが行なわれ
ている。この送信側の操作により、バースト誤りが、誤
り訂正に有利なランダム誤りに軽減する。
【0004】一方、受信側では、その結果、復号処理に
おいて、複数のタイムスロットに分散された情報データ
に、インターリブの逆の操作であるデインターリブの操
作を施して、データを並び直す必要が生じる。
【0005】復号のディジタル信号処理を行なうディジ
タルシグナルプロセッサは、処理途中のデータを保持す
る記憶装置を備えており、この記憶装置にデータを格納
する過程でデインターリーブが行なわれる。そのため
に、記憶装置のアドレスを指し示すアドレスポインタ
は、データ格納時にデインターリーブの論理に従ってア
ドレスの切り換えを行ない、それにより、データが元の
順序に並び直されて記憶装置に保持される。このとき、
情報データと、その情報データを伝えたタイムスロット
がどのような無線回線状態を伝搬してきたかを示す無線
回線状態データとを同一アドレス上に格納する必要があ
る。
【0006】この記憶装置は、図5に示すように、情報
データ及び無線回線状態データを記憶する記憶素子11
と、プログラム上のアドレス(ADR)を記憶素子11の
固有のアドレスに変換するアドレス生成回路12と、記憶
素子11が選択されたかどうかをプログラム上のアドレス
により判定する判定回路13と、情報データと無線回線状
体データとを組合せたデータを生成する演算回路14と、
演算回路14の演算結果を一時的に保持する汎用レジスタ
15、16、17とを備えている。
【0007】この記憶装置への書込みは、プログラム上
のアドレス(ADR)と、ライト信号(WR)とが入力
したときに行なわれる。プログラム上のアドレス(AD
R)は、アドレス生成回路12で記憶素子11の固有のアド
レスに変換されて記憶素子11に入力する。また、判定回
路13は、プログラム上のアドレス(ADR)が記憶素子
11に割振られたアドレスであるときに、それを判定して
記憶素子11を選択する選択信号を出力し、この選択信号
とライト信号(WR)との論理積を取る形で、記憶素子
11にライト信号(WR)が入力する。そして、このとき
に、データ入出力端子(I/O−c)から入力したデー
タが、記憶素子11における、アドレス生成回路12から出
力された固有のアドレスに格納される。
【0008】一方、記憶装置からのデータの読出しは、
プログラム上のアドレス(ADR)と、リード信号(R
D)とが入力したときに行なわれる。プログラム上のア
ドレス(ADR)は、アドレス生成回路12で記憶素子11
の固有のアドレスに変換されて記憶素子11に入力し、ま
た、判定回路13は、そのプログラム上のアドレス(AD
R)が記憶素子11に割振られたアドレスであるときに、
記憶素子11を選択する選択信号を出力し、この選択信号
とリード信号(RD)との論理積を取る形で、記憶素子
11にリード信号(RD)が入力する。このとき、記憶素
子11からは、プログラム上のアドレス(ADR)に対応
する固有のアドレスに格納されたデータが読出され、デ
ータ入出力端子(I/O−c)から出力される。
【0009】この記憶装置の記憶素子11には、図6のメ
モリマップに示すように、プログラム上のアドレスA
(i,j)18に対応して、タイムスロットiで伝送され
た情報データα(i,j)19と、そのタイムスロットi
の無線回線状態データβ(i)20とが組合されて格納さ
れる。アドレスA(0,0)からアドレスA(0,n−
1)に対応する格納領域には、上位側に第0タイムスロ
ットの伝送した情報データ19が、また、下位側に第0タ
イムスロット固有の無線回線状態データ20が格納され、
同様に、アドレスA(i,0)からアドレスA(i,n
−1)に対応する格納領域には、上位側に第iタイムス
ロットの伝送した情報データ19が、また、下位側に第i
タイムスロット固有の無線回線状態データ20が格納され
る。同一タイムスロットであれば、タイムスロット固有
の無線回線状態データ20は共通している。そのため、第
iタイムスロットのデータを格納するアドレスA(i,
0)からアドレスA(i,n−1)に対応する格納領域
の下位側のデータは全てβ(i)となる。
【0010】この記憶素子11に格納される情報データと
無線回線状態データとを組合せたデータは、演算回路14
により、汎用レジスタ15〜17を使って作成される。この
ときのデータ作成の手順を図7のフローチャートに示し
ている。ここでは、アドレスA(i,0)とアドレスA
(i,1)とに対応して格納する第iタイムスロットの
第0データと第1データとを作成している。
【0011】ステップ1:演算回路14は、上位側が未知
データ、下位側が無線回線状態データβ(i)であるデ
ータ21と、上位側が全て0、下位側が全て1であるデー
タ22とのビット論理積を演算し、上位側が全て0、下位
側が無線回線状態データβ(i)であるデータ23に加工
して、演算結果を汎用レジスタB16に格納する。
【0012】ステップ2:次に、上位側が情報データα
(i,0)、下位側が未知データであるデータ24と、上
位側が全て1、下位側が全て0であるデータ25とのビッ
ト論理積を演算し、上位側が情報データα(i,0)、
下位側が全て0であるデータ26に加工し、演算結果を汎
用レジスタA15に格納する。
【0013】ステップ3:次に、汎用レジスタA15のデ
ータ26と、汎用レジスタB16のデータ23とのビット論理
和を演算し、演算結果27を汎用レジスタC17に格納す
る。このとき、始めて、情報データα(i,0)とタイ
ムスロット固有の無線回線状態データβ(i)とは、一
組の状態となる。
【0014】ステップ4:このデータ27を第iタイムス
ロットの第0データの格納アドレスA(i,0)に転送
する。
【0015】引き続き、アドレスA(i,1)に格納す
る第iタイムスロットの第1データを作成するため、 ステップ5:上位側が情報データα(i,1)、下位側
が未知データであるデータ28と、上位側が全て1、下位
側が全て0であるデータ25とのビット論理積を演算し、
上位側が情報データα(i,1)、下位側が全て0であ
るデータ29に加工し、演算結果を汎用レジスタA15に格
納する。
【0016】また、同一タイムスロットでは無線回線状
態データが共通データであるため、第iタイムスロット
の無線回線状態データは全てβ(i)である。そのた
め、第iタイムスロットの第0データを作成するときに
汎用レジスタB16に格納したデータ23をそのまま使用で
きる。
【0017】ステップ6:汎用レジスタA15に格納され
ているデータ29と、汎用レジスタB16に格納されている
データ23とのビット論理和を演算し、演算結果30を汎用
レジスタC17に格納する。このとき、始めて、情報デー
タα(i,1)と無線回線状態データβ(i)とは、一
組の状態となる。
【0018】ステップ7:このデータ30を第iタイムス
ロットの第1データの格納アドレスA(i,1)に転送
する。
【0019】第iタイムスロットデータを作成するため
には、このような操作を第n−1データまで繰り返す。
従って、第iタイムスロットデータを記憶素子11に格納
するまでには全体で3n+1ステップが必要となる。
【0020】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の記憶装
置では、情報データと無線回線状態データとを一組にし
て同一アドレス上に格納するために、前処理として、ビ
ット論理積及びビット論理和などの演算を必要としてお
り、そのために多くの処理ステップを費やさなければな
らないという問題点を有している。
【0021】本発明は、こうした従来の問題点を解決す
るものであり、ビット演算に要する処理ステップを省略
できる記憶装置を提供することを目的としている。
【0022】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明では、一
つのアドレスにより上位側のデータと下位側のデータと
を組合せて読出すことが可能な記憶装置において、上位
側データを格納する上位データ専用記憶素子と、下位側
データを格納する下位データ専用記憶素子と、リードま
たはライト位置を指定する第一のアドレスに応じて、上
位データ専用記憶素子及び下位データ専用記憶素子の各
固有アドレスを指定し、下位データ専用記憶素子を単独
でリードまたはライトするための第二のアドレスに応じ
て、下位データ専用記憶素子の固有アドレスを指定する
固有アドレス指定手段とを設けている。
【0023】
【作用】この上位データ専用記憶素子に上位側データを
格納するときは、第一のアドレスを指定して、上位側デ
ータを書込む。その結果、第一のアドレスに対応する上
位データ専用記憶素子の固有アドレスに上位側データが
書込まれる。また、下位データ専用記憶素子に下位側デ
ータを格納するときは、第二のアドレスを指定して、下
位側データを書込む。このときは、第二のアドレスに対
応する下位データ専用記憶素子の固有アドレスに下位側
データが書込まれる。
【0024】読出し時には、第一のアドレスを指定する
ことにより、上位データ専用記憶素子に格納された上位
側データと、下位データ専用記憶素子に格納された下位
側データとが組合されて読出される。
【0025】この構成では、データの格納前に行なうビ
ット演算の処理が不要になる。
【0026】
【実施例】本発明の実施例における記憶装置は、図1に
示すように、情報データを記憶する上位データ専用記憶
素子1と、タイムスロット固有の無線回線状態データを
記憶する下位データ専用記憶素子2と、プログラム上の
アドレス(ADR)から上位データ専用記憶素子1の固
有アドレス(ADR−a)を生成するアドレスa生成回
路3と、プログラム上のアドレス(ADR)から下位デ
ータ専用記憶素子2の固有アドレス(ADR−b)を生
成するアドレスb生成回路4と、プログラム上のアドレ
ス(ADR)が上位データ専用記憶素子1の固有アドレ
ス(ADR−a)と1対1に対応するA(0,0)から
A(i,n−1)の範囲にあるかどうかを判定するA判
定回路5と、プログラム上のアドレス(ADR)が下位
データ専用記憶素子2の固有アドレス(ADR−b)と
1対1に対応するB(0)からB(i)の範囲にあるか
どうかを判定するB判定回路6とを備えている。
【0027】上位データ専用記憶素子1は、固有アドレ
ス(ADR−a)として、a(0,0)〜a(i,n−
1)を有し、ここに第0タイムスロットから第iタイム
スロットまでの情報データα(0,0)〜α(i,n−
1)を格納する。また、アドレスa生成回路3は、プロ
グラム上のアドレスA(j,k)が入力したとき、それ
を固有アドレスa(j,k)に変換する。
【0028】下位データ専用記憶素子2は、固有アドレ
ス(ADR−b)として、b(0)〜b(i)を有し、
ここに第0タイムスロットから第iタイムスロットまで
の無線回線状態データβ(0)〜β(i)を格納する。
アドレスb生成回路4は、プログラム上のアドレスA
(j,0)〜A(j,n−1)のいずれが入力したとき
にも、それらを全て固有アドレスb(j)に変換する。
また、プログラム上のアドレスB(j)が入力したとき
は、それを固有アドレスb(j)に1対1で変換する。
【0029】従って、プログラム上のアドレスA(j,
k)に対応して、上位データ専用記憶素子1の固有アド
レスa(j,k)と下位データ専用記憶素子2の固有ア
ドレスb(j)とが指名され、また、プログラム上のア
ドレスB(j)に対応して、下位データ専用記憶素子2
の固有アドレスb(j)だけが指名される。
【0030】また、A判定回路5は、入力したプログラ
ム上のアドレス(ADR)がA(0,0)からA(i,
n−1)の範囲にあるかどうかを判定し、その範囲にあ
るときには、上位データ専用記憶素子1が選ばれたこと
を示す選択信号aを生成する(判定信号Aがそのまま用
いられる)。また、この上位データ専用記憶素子1の選
択信号aと全記憶素子共通のライト信号(WR)との論
理積を取ることによって、上位データ専用記憶素子1の
固有のライト信号(WR−a)が生成され、また、選択
信号aと全記憶素子共通のリード信号(RD)との論理
積を取ることによって、上位データ専用記憶素子1の固
有のリード信号(RD−a)が生成される。
【0031】また、B判定回路6は、入力したプログラ
ム上のアドレス(ADR)がB(0)からB(i)の範
囲にあるかどうかを判定し、その範囲にあるときには、
判定信号Bを出力する。また、判定信号Bと選択信号a
との論理和から、下位データ専用記憶素子2が選ばれた
ことを示す選択信号bが生成される。また、この下位デ
ータ専用記憶素子2の選択信号bと全記憶素子共通のラ
イト信号(WR)との論理積を取ることによって、下位
データ専用記憶素子2の固有のライト信号(WR−b)
が生成され、また、選択信号bと全記憶素子共通のリー
ド信号(RD)との論理積を取ることによって、下位デ
ータ専用記憶素子2の固有のリード信号(RD−b)が
生成される。
【0032】また、上位データ専用記憶素子1のデータ
入出力端子(I/O−a)は、メインバスの上位側と接
続され、下位データ専用記憶素子2のデータ入出力端子
(I/O−b)は、メインバスの下位側と接続されてい
る。
【0033】この上位データ専用記憶素子1及び下位デ
ータ専用記憶素子2へのデータの格納手順については後
述するとして、上位データ専用記憶素子1及び下位デー
タ専用記憶素子2に格納されたデータを読出すときの動
作について説明する。
【0034】読出しに際しては、読出すべきプログラム
上のアドレスADRが入力し、全記憶素子共通のリード
信号(RD)がオンとなる。プログラム上のアドレスと
してA(j,k)が入力したとすると、アドレスa生成
回路3は、固有アドレスa(j,k)を上位データ専用
記憶素子1に入力し、アドレスb生成回路4は、固有ア
ドレスb(j)を下位データ専用記憶素子2に入力す
る。
【0035】A判定回路5は、入力したプログラム上の
アドレスA(j,k)がA(0,0)からA(i,n−
1)の範囲にあるため、選択信号aを出力する。この選
択信号aと共通のリード信号(RD)との論理積によっ
て、上位データ専用記憶素子1のリード信号(RD−
a)が生成される。その結果、上位データ専用記憶素子
1の固有アドレスa(j,k)に格納されている情報デ
ータα(j,k)が読出され、入出力端子I/O−aか
ら出力される。
【0036】一方、B判定回路6は、入力したプログラ
ム上のアドレスA(j,k)がB(0)からB(i)の
範囲に無いため、判定信号Bを出力しない。しかし、B
判定回路6の出力とA判定回路5の判定出力との論理和
から選択信号bが出力され、この選択信号bと共通のリ
ード信号(RD)との論理積によって下位データ専用記
憶素子2のリード信号(RD−b)が生成される。その
結果、下位データ専用記憶素子2の固有アドレスb
(j)に格納されている無線回線状況データβ(j)が
読出され、入出力端子I/O−bから出力される。
【0037】このように、実施例の記憶装置では、プロ
グラム上のアドレスA(j,k)に対応して、格納され
ている情報データα(j,k)と、無線回線状況データ
b(j)とが組合されて読出される。
【0038】図2には、入力するプログラム上のアドレ
ス(ADR)と、A判定回路5の出力する判定信号A、
B判定回路6の出力する判定信号B、選択信号a、アド
レスa生成回路3の出力する上位データ専用記憶素子1
の固有アドレスADR−a、選択信号b、及びアドレス
b生成回路4の出力する下位データ専用記憶素子2の固
有アドレスADR−bとの各関係をまとめて示してい
る。
【0039】こうした関係を取ることによって、実施例
の記憶装置におけるプログラム上のアドレス(ADR)
と格納データ内容との対応関係を示すメモリーマップ
は、図3のようになる。この図で、アドレスA(0,
0)からアドレスA(0,n−1)までは、第0タイム
スロットデータが格納される領域であり、上位側に情報
データ9が、下位側に無線回線状態データ10がそれぞれ
格納される。アドレスA(1,0)からアドレス(1,
n−1)までは、第1タイムスロットデータが格納され
る領域であり、同様に、アドレスA(i,0)からアド
レスA(i,n−1)までは、第iタイムスロットデー
タが格納される領域である。また、アドレスB(0)の
下位側には第0タイムスロットデータの無線回線状態デ
ータ10が格納され、同様に、アドレスB(1)〜B
(i)の下位側には第1〜iタイムスロットデータの無
線回線状態データ10が格納される。
【0040】この記憶装置に第iスロットデータを書込
むときの手順を図4のフローチャートを用いて説明す
る。 ステップ1:全記憶素子共通のライト信号(WR)をオ
ンにし、プログラム上のアドレスA(i,0)を入力し
て、上位側が情報データα(i,0)、下位側が未知デ
ータであるデータ11を格納する。このとき、図2より、
選択信号aは1となり、上位データ専用記憶素子1の固
有アドレスはa(i,0)となり、a(i,0)に情報
データα(i,0)が格納される。また、選択信号bは
1となり、下位データ専用記憶装置2の固有アドレスは
b(i)となり、b(i)には、未知データが格納され
る。従って、プログラム上のアドレスA(i,0)の上
位側には、情報データα(i,0)が、下位側には、未
知データが格納された状態となる。
【0041】ステップ2:同様に、プログラム上のアド
レスA(i,1)を入力して、上位側が情報データα
(i,1)、下位側が未知データであるデータ12を格納
する。このとき、上位データ専用記憶素子1の固有アド
レスa(i,1)に情報データα(i,1)が格納さ
れ、下位データ専用記憶装置2の固有アドレスb(i)
に、未知データが格納される。
【0042】ステップ3:同様に、プログラム上のアド
レスA(i,2)を入力して、上位側が情報データα
(i,2)、下位側が未知データであるデータ13を格納
する。このとき、上位データ専用記憶素子1の固有アド
レスa(i,2)に情報データα(i,2)が格納さ
れ、下位データ専用記憶装置2の固有アドレスb(i)
に、未知データが格納される。
【0043】こうした操作をステップnまで実行するこ
とにより、上位データ専用記憶素子1の固有アドレスa
(i,0)〜a(i,n−1)に情報データα(i,
0)〜α(i,n−1)が格納され、下位側専用記憶素
子2の固有アドレスb(i)に未知のデータが格納され
る。その後、 ステップn+1:プログラム上のアドレスB(i)を入
力して、上位側が未知のデータ、下位側が無線回線状態
データβ(i)であるデータ15を格納する。このとき、
図2より、選択信号aが0となり、上位データ専用記憶
素子1は選択されない。また、選択信号bは1となり、
下位データ専用記憶素子2の固有アドレスはb(i)と
なり、b(i)には、第iタイムスロットの無線回線状
態データβ(i)が格納される。
【0044】下位データ専用記憶素子2の固有アドレス
b(i)は、プログラム上のアドレスA(i,0)〜A
(i,n−1)の下位側のデータ格納領域に相当してい
るため、アドレスA(i,0)〜A(i,n−1)の下
位側の全てに、第iタイムスロットの無線回線状態デー
タβ(i)が格納された状態となる。
【0045】この一連の操作で、プログラム上のアドレ
スA(i,0)からA(i,n−1)までに対して、第
iタイムスロットデータに相当する、情報データとタイ
ムスロット固有の無線回線データとが一組となったデー
タが存在することになる。
【0046】このように、実施例の記憶装置では、上位
側と下位側とのデータをプログラム上のアドレスに対応
させて格納するときに、事前のビット演算処理が不要で
あり、その分、ステップ数を省略することができる。
【0047】
【発明の効果】以上の実施例の説明から明らかなよう
に、本発明の記憶装置は、同一アドレス上に、上位デー
タ専用記憶素子と、下位データ専用記憶素子とを独立に
設けるとともに、下位データ専用記憶素子のみを単独で
リード、ライトできる別のアドレスを設けたことによ
り、情報ビットと無線回線データとを同一アドレス上に
格納するときに、ビット演算処理が不要となる。このた
め、ビット演算処理に要する処理ステップ数を削減する
ことができる。例えば、第iタイムスロットデータを格
納するのに、従来の記憶装置では3n+1ステップ必要
であったが、本発明の記憶装置ではn+1ステップで済
む。
【0048】また、本発明の記憶装置では、無線回線状
態データについて、1タイムスロット当たり1データの
みを記憶すれば足りるため、記憶素子容量を削減するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における記憶装置の構成を示
すブロック図、
【図2】実施例の記憶装置でのアドレスと各信号の状態
との関係を示す図、
【図3】実施例の記憶装置でのアドレスとデータ内容と
の関係を示すメモリマップ、
【図4】実施例の記憶装置における格納操作手順を示す
フローチャート、
【図5】従来の記憶装置の構成を示すブロック図、
【図6】従来の記憶装置でのアドレスとデータ内容との
関係を示すメモリマップ、
【図7】従来の記憶装置における格納操作手順を示すフ
ローチャートである。
【符号の説明】
1 上位データ専用記憶素子 2 下位データ専用記憶素子 3 アドレスa生成回路 4 アドレスb生成回路 5 A判定回路 6 B判定回路 8、18 プログラム上のアドレス 9、19 情報データ 10、20 無線回線状態データ 11 記憶素子 12 アドレス生成回路 13 判定回路 14 演算回路 15、16、17 汎用レジスタ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一つのアドレスにより上位側のデータと
    下位側のデータとを組合せて読出すことが可能な記憶装
    置において、 上位側データを格納する上位データ専用記憶素子と、 下位側データを格納する下位データ専用記憶素子と、 リードまたはライト位置を指定する第一のアドレスに応
    じて、前記上位データ専用記憶素子及び下位データ専用
    記憶素子の各固有アドレスを指定し、前記下位データ専
    用記憶素子を単独でリードまたはライトするための第二
    のアドレスに応じて、前記下位データ専用記憶素子の固
    有アドレスを指定する固有アドレス指定手段とを設けた
    ことを特徴とする記憶装置。
JP7027208A 1995-01-24 1995-01-24 記憶装置 Pending JPH08202615A (ja)

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JP7027208A JPH08202615A (ja) 1995-01-24 1995-01-24 記憶装置
NO19960159A NO316685B1 (no) 1995-01-24 1996-01-15 Minnesystem for lagring av informasjonsdata og tilstandsdata for radiooverforing
US08/586,317 US5897668A (en) 1995-01-24 1996-01-17 Memory system for storing information data and state-of-radio-transmission data
DE69620491T DE69620491T2 (de) 1995-01-24 1996-01-24 Speichersystem zur Speicherung von Informationen und Funkübertragungszustand
EP96300497A EP0724219B1 (en) 1995-01-24 1996-01-24 Memory system for storing information data and state-of-radio-transmission data
ES96300497T ES2175030T3 (es) 1995-01-24 1996-01-24 Sistema de memoria para el almacenamiento de informaciones y del estado de transmision de radio.

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EP (1) EP0724219B1 (ja)
JP (1) JPH08202615A (ja)
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ES2175030T3 (es) 2002-11-16
NO960159D0 (no) 1996-01-15
EP0724219B1 (en) 2002-04-10
DE69620491T2 (de) 2002-10-10
DE69620491D1 (de) 2002-05-16
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NO316685B1 (no) 2004-03-26

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