JPH1063577A - メモリ制御方法及び装置 - Google Patents

メモリ制御方法及び装置

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JPH1063577A
JPH1063577A JP8239802A JP23980296A JPH1063577A JP H1063577 A JPH1063577 A JP H1063577A JP 8239802 A JP8239802 A JP 8239802A JP 23980296 A JP23980296 A JP 23980296A JP H1063577 A JPH1063577 A JP H1063577A
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memory
signal
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JP8239802A
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Takahiro Nishiyama
隆裕 西山
Toshihiko Kurihara
俊彦 栗原
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 階層メモリシステムにおけるスループットを
下げないようにする。 【解決手段】 データは各バイト毎にアドレスが付さ
れ、上位、下位メモリにはnバイト単位で格納される。
アライナ106は、信号128のターゲットアドレスを用い
て、ストアデータの並びをnバイトの並びに並び替え信
号131を出力する。セレクタ107は信号132と131のいずれ
かを選択する。ヒットのときは131が選択される。セレ
クタの出力136の各バイト毎に、書込み、読出し制御回
路108から書込み、読出し制御信号135が出力される。上
位メモリ109は、書込み制御信号が論理値1のバイトに
ついては、信号136の対応バイトデータを書込み、読出
し制御信号が1のバイトについては、対応バイトデータ
を読出して信号137に出力する。マージ回路110は、書込
み制御信号が1のバイトについては信号136を選択し、
読出し制御信号が1のバイトについては信号137を選択
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の階層を持つ
メモリシステムに係り、メモリのスループットを増加さ
せるメモリ制御方法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ストア命令におけるデータの書き込みに
おいては、書き換えられるデータの量の多い少ないにか
かわらず、常にある一定の量のデータを同時に書き込む
という方式をとることがある。この方式を採用するメモ
リシステムとして、例えば、複数の階層を持つメモリシ
ステムにおいて、下位メモリに対してECCを付加して
信頼性の向上を図る場合などがある。このメモリシステ
ムでは、ECCを生成する複数バイトと同じデータ長の
ストア命令を実行する場合は、ストアデータを用いてE
CCを生成することができるが、ECCを生成する複数
バイトより短いデータ長のストア命令を実行する際に
は、下位メモリのデータを一旦読み出し、ストアデータ
とマージして、ECCを生成し、これを下位メモリに書
き込むという動作が必要となる。このため、下位メモリ
に対する書き込みが発生する度に下位メモリからの読み
出しを必要とし、下位メモリの負荷を増やし、その結果
メモリシステムのスループットを減らす結果となる。こ
の問題を解決する手段として、特開昭60−14044
4に示すように、上位メモリへの書き込みをする前の上
位メモリのヒット判定のタイミングで、上位メモリのデ
ータを読み出し、これを記憶しておくことにより、記憶
したデータとストアデータとをマージし、これに対して
ECCを生成するという方式がある。
【0003】図5は、従来のメモリシステムの一例を示
したものである。また、図6は、図5のメモリシステム
におけるタイムチャートの一例で、上位メモリがヒット
している場合を示したものである。ストア命令のターゲ
ットアドレス信号521は、アドレス保持回路501に
入力される。アドレス保持回路501は、信号523を
用いてパイプライン制御回路500の制御するタイミン
グで、信号521で示されるアドレスを格納し、保持し
た後、保持したアドレスを信号524に出力する。上位
メモリタグ502は、信号524をもとにタグの読み出
しを行い、上位メモリに格納されているアドレス信号5
25を出力する。図5の例では、データの取り扱う最小
単位をバイトとし、各バイト毎にアドレスが付され、上
位メモリ、下位メモリはそれぞれnバイト単位で格納さ
れ、上位メモリタグはnバイト毎に用意される。したが
って、ターゲットアドレスのデータを含むnバイトの先
頭のバイトを示すアドレスと上位メモリタグとの間でヒ
ット判定が行われる。ヒット判定回路503は、信号5
24と信号525を用いて上位メモリがヒットしている
かどうかを判定し、上位メモリがヒットしているかどう
かを表す信号526を生成し、パイプライン制御回路5
00に出力する。
【0004】上位メモリ509は、信号524をもとに
データの読み出しを行い、信号537を出力する。デー
タ保持回路513は、信号541を用いてパイプライン
制御回路500の制御するタイミングで、信号537で
示されるデータを格納し、保持した後、保持したデータ
を信号542に出力する。アドレス保持回路504は、
信号527を用いてパイプライン制御回路500の制御
するタイミングで、信号524で示されるアドレスを格
納し、保持した後、保持したアドレスを信号528に出
力する。ストアデータ信号522は、データ保持回路5
05に入力される。データ保持回路505は、信号52
9を用いてパイプライン制御回路500の制御するタイ
ミングで、信号522で示されるデータを格納し、保持
した後、保持したデータを信号530に出力する。な
お、データ保持回路505、513は、複数のデータを
保持することができ、信号529、541はアドレス保
持回路の保持するアドレスそれぞれについて格納、保
持、及び出力を指示することができるものとする。
【0005】アライナ506は、信号528で示される
ターゲットアドレスを用いて、データ保持回路505か
ら出力された信号530の並びを上位メモリのデータ
(nバイト)の並びに並び替え、信号531を出力す
る。セレクタ507は、アライナ506の出力信号53
1と下位メモリからの書き込み信号532とを、パイプ
ライン制御回路500の出力する信号533により選択
する。このケースでは、上位メモリがヒットしているた
め、セレクタ507で選択されるデータはアライナの出
力信号531である。書き込み制御回路508は、信号
528の示すターゲットアドレスとパイプライン制御回
路500の出力する書き込みデータの長さを表す信号5
34をもとに、上位メモリ509へのそれぞれのバイト
毎の書き込み制御信号535を出力する。上位メモリ5
09は、信号535により、書き込み制御信号が論理値
1のバイトについて、信号536の対応するバイトのデ
ータを書き込む。
【0006】ここで、データがデータ保持回路513に
長期間保持されている場合を考える。この場合、回路5
13に保持されているデータは必ずしも最新のデータで
はない。もし、前記データが保持されている間に、上位
メモリあるいは下位メモリの当該部分が書き換えられて
いたとすると、書き換えられたデータを上位メモリある
いは下位メモリから得る必要がある。この場合、下位メ
モリ、及び、下位メモリ制御回路512が、書き換えら
れたデータを信号532に出力する。セレクタ514
は、信号544を用いてパイプライン制御回路500の
制御に従い、回路513に保持されているデータが最新
であれば、信号542を選択し、最新でなければ、信号
532を選択し、信号543を出力する。なお、図6の
タイムチャートは、回路513に保持されているデータ
が最新であることを仮定したため、信号542を選択し
ている。
【0007】マージ回路515では、ストアされるデー
タに対応するバイトは、信号531を選択し、ストアさ
れるデータに対応するバイト以外のバイトは信号543
を選択し、これらをマージし、信号538を出力する。
ECC生成回路511は、信号538のECCを生成し
信号539を出力する。下位メモリ、及び、下位メモリ
制御回路512は、信号528、及び、信号539を、
信号540を用いてパイプライン制御回路500の制御
するタイミングで取り込む。また、信号532を、信号
540を用いてパイプライン制御回路500の制御する
タイミングで送出する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、上位メ
モリへの書き込みをする前の上位メモリのヒット判定の
タイミングで、上位メモリのデータを読み出しこれを記
憶しておく方式では、下位メモリでの書き込み幅を、ス
トアデータの幅によらず一定にすることができる。しか
し、上述のように、上位メモリのヒット判定のタイミン
グで読み出した上位メモリのデータが長期間保持された
場合、保持したデータが最新でない場合がある。この場
合、再度上位メモリまたは下位メモリから読み出しをし
なければならない。また、上述のように、上位メモリ
を、ヒット判定のタイミングとストアデータの書き込み
の2回使用することになる。このためメモリシステムの
スループットを下げてしまうという課題がある。本発明
の目的は、上記課題を解決することにあり、ストアデー
タを上位メモリのデータ格納部分に書き込みをする際
に、同時に、書き込みをしない部分のデータを読み出す
ことにより、メモリシステムのスループットの向上を図
ることである。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本発明は、複数の階層を持つメモリシステムにおい
て、ストアデータのターゲットアドレスをもとに上位メ
モリタグを参照し、ヒット判定を行い、次に、該ヒット
判定のサイクルと異なるサイクルにおいて、上位メモリ
の同時にアクセス可能なアドレス範囲のうちの書き込み
アクセスされたアドレスにストアデータを書き込むと同
時に、該アドレス範囲の内のデータの書き込みが行われ
ないアドレスに対応するデータを該上位メモリより読み
出し、前記ストアデータと、前記上位メモリからの読み
出しにより得られたデータとをマージしてマージデータ
を生成し、該マージデータを下位メモリに書き込むよう
にしている。
【0010】さらに、前記生成したマージデータに対
し、ECC(Error Correction Code:誤り自動訂正コ
ード)を生成し、該生成したECCを下位メモリに書き
込むようにしている。
【0011】また、複数の階層を持つメモリシステムに
おいて、パイプライン制御手段と、該パイプライン制御
手段の制御に従い、ストア命令のターゲットアドレスの
格納及び出力を行う第1アドレス保持手段と、該第1ア
ドレス保持手段の出力アドレスをもとに、上位メモリに
格納されているアドレスを出力する上位メモリタグ手段
と、前記第1のアドレス保持手段の出力アドレスと、前
記上位メモリタグ手段の出力アドレスとを比較し、上位
メモリのヒット判定をし、その判定結果を前記パイプラ
イン制御手段に出力するヒット判定手段と、前記パイプ
ライン制御手段の制御に従い、前記第1アドレス保持手
段の出力アドレスを格納し、前記ヒット判定のサイクル
とは異なるサイクルに、格納したアドレスを出力する第
2アドレス保持手段と、前記パイプライン制御手段の制
御に従い、ストアデータの格納及び出力を行うデータ保
持手段と、前記第2アドレス保持手段の出力アドレスを
もとに、前記データ保持手段の出力データの並びを、上
位メモリのデータの並びに並び替えるアライナ手段と、
該アライナ手段の出力データと、下位メモリからのデー
タとを前記パイプライン制御手段の制御に従い選択する
セレクタ手段と、前記第2アドレス保持手段の出力アド
レスと、前記パイプライン制御手段の出力するストアデ
ータ長をもとに、所定数の連続アドレスの個々のアドレ
スに同時に読み書き可能な上位メモリに対して書き込み
及び読み出しを制御する書き込み及び読み出し制御手段
と、前記第2のアドレス保持手段の出力アドレスと、前
記書き込み及び読み出し制御手段の制御に従い、前記セ
レクタ手段からのデータを夫々のアドレスに書き込み、
同時に、書き込みの行われないアドレスに格納されてい
るデータを読み出す上位メモリ手段と、前記書き込み及
び読み出し制御手段の制御に従い、前記セレクタ手段か
らのデータと、前記上位メモリ手段からの読み出しデー
タをマージして出力するマージ手段と、前記パイプライ
ン制御手段の制御に従い、前記第2のアドレス保持手段
の保持するアドレスと、前記マージ手段の出力するデー
タとを格納し、また、前記パイプライン制御手段の制御
に従い格納されているデータを出力する下位メモリ及び
下位メモリ制御手段とを備えるようにしている。
【0012】さらに、前記マージ手段の出力するデータ
を入力し、ECC(Error Correction Code:誤り自動
訂正コード)を生成し出力するECC生成手段を備え、
前記下位メモリ及び下位メモリ制御手段は、前記ECC
生成手段により生成されたECCを格納するようにして
いる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例を図面を
用いて具体的に説明する。図1から図4を参照して、本
発明による実施例について説明する。以下の実施例で
は、データの取り扱う最小単位をバイトとし、各バイト
毎にアドレスが付され、上位メモリ、下位メモリはそれ
ぞれnバイト単位で格納され、上位メモリタグはnバイ
ト毎に用意される。したがって、ターゲットアドレスの
データを含むnバイトの先頭のバイトを示すアドレスと
上位メモリタグとの間でヒット判定が行われる。なお、
最小単位をバイトではなく、最小単位をビットとした場
合でも、本発明が有効であることは云うまでもない。
【0014】第1の実施例を図2に示し、その動作を図
4に示すタイムチャートに従って説明する。なお、図4
で示すタイムチャートは、上位メモリがヒットしている
場合を示している。ストア命令のターゲットアドレス信
号221は、アドレス保持回路201に入力される。ア
ドレス保持回路201は、信号223を用いてパイプラ
イン制御回路200の制御するタイミングで、信号22
1で示されるアドレスを格納し、保持した後、保持した
アドレスを信号224に出力する。なお、アドレス保持
回路200は1つまたは複数のアドレスを保持すること
ができ、信号223はアドレス保持回路の保持するアド
レスそれぞれについて格納、保持、及び出力を指示する
ことができるものとする。上位メモリタグ202は、信
号224をもとにタグの読み出しを行い、上位メモリに
格納されているアドレス信号225を出力する。ヒット
判定回路203は、信号224と信号225を用いて上
位メモリがヒットしているかどうかを判定し、上位メモ
リがヒットしているかどうかを表す信号226を生成
し、パイプライン制御回路200に出力する。アドレス
保持回路204は、信号227を用いてパイプライン制
御回路200の制御するタイミングで、信号224で示
されるアドレスを格納し、保持した後、保持したアドレ
スを信号228に出力する。なお、アドレス保持回路2
01は1つまたは複数のアドレスを保持することがで
き、信号224はアドレス保持回路の保持するアドレス
それぞれについて格納、保持、及び出力を指示すること
ができるものとする。
【0015】ストアデータ信号222は、データ保持回
路205に入力される。データ保持回路205は、信号
229を用いてパイプライン制御回路200の制御する
タイミングで、信号222で示されるデータを格納し、
保持した後、保持したデータを信号230に出力する。
このタイミングは、前記のいずれのタイミングにも依存
しない。図4ではヒット判定の後にデータ保持回路に取
り込まれるとしている。なお、データ保持回路205は
1つまたは複数のデータを保持することができ、信号2
29はアドレス保持回路の保持するアドレスそれぞれに
ついて格納、保持、及び出力を指示することができるも
のとする。ここで、同一のストア命令に対する信号22
8と信号230は、同一のタイミングで出力される。ア
ライナ206は、信号228で示されるターゲットアド
レスを用いて、データ保持回路205から出力された信
号230の並びを上位メモリのデータの並びに並び替
え、信号231を出力する。セレクタ207は、アライ
ナ206の出力信号231と下位メモリからの書き込み
信号232とを、パイプライン制御回路200の出力す
る信号233により選択する。このケースでは、上位メ
モリがヒットしているため、セレクタ207で選択され
るデータはアライナの出力信号231である。
【0016】ここで、図3により、書き込み、及び、読
み出し制御回路208、上位メモリ209、および、マ
ージ回路210の詳細について説明する。本実施例で
は、ストアデータを上位メモリへ書き込む際に、同時
に、書き込みをしない部分のデータを読み出し、この読
み出したデータと、上位メモリのデータ格納部分に書き
込まれるデータとをマージする。
【0017】セレクタ207からの出力信号236は、
上位メモリ209の同時にアクセス可能なアドレスの範
囲にあるデータの幅、すなわち、nバイトである。書き
込み、及び、読み出し制御回路208は、信号228の
示すアドレスとパイプライン制御回路200の出力する
書き込みデータの長さを表す信号234をもとに、上位
メモリ209のそれぞれのバイト毎の、書き込み制御信
号、及び、読み出し制御信号235を出力する。なお、
それぞれのバイトについての、書き込み制御信号、また
は、読み出し制御信号は、そのいずれか一方が論理値1
となる。上位メモリ209は、信号235により、書き
込み制御信号が論理値1のバイトについては、信号23
6の対応するバイトのデータを書き込み、読み出し制御
信号が論理値1のバイトについては、対応するバイトの
データを読み出し、信号237に出力する。
【0018】ここで例として、バイト0〜n−1の内の
バイト1のみ書き込みであるとする。このときの上位メ
モリの動作は、(1)バイト1は書き込み、(2)バイ
ト1以外のバイト、すなわち、バイト0、バイト2、バ
イト3、…、バイトn-1は読み出し、となる。マージ
回路210では、回路208で生成された、上位メモリ
209のそれぞれのバイト毎の、書き込み制御信号、及
び、読み出し制御信号235により、(1)書き込み制
御信号が論理値1のバイトについてはセレクタ207か
らの信号236を選択し、(2)読み出し制御信号が論
理値1のバイトについては上位メモリ209からの信号
237を選択し、信号238を出力する。上記例の場合
は、バイト1のみについてセレクタ207からの信号2
36を選択し、バイト1以外のバイト、すなわち、バイ
ト0、バイト2、バイト3、…、バイトn-1は上位メ
モリ209からの信号237を選択する。信号238は
下位メモリ、及び、下位メモリ制御回路212に入力さ
れる。下位メモリ、及び、下位メモリ制御回路212
は、信号228、及び、信号238を、信号240を用
いてパイプライン制御回路200の制御するタイミング
で取り込む。また、信号232を、信号240を用いて
パイプライン制御回路200の制御するタイミングで送
出する。
【0019】信号238の示すデータは、上位メモリ2
09の同時にアクセス可能なアドレスの範囲にあるデー
タの幅について最新であるから、下位メモリでの書き込
み時には、ストアデータの幅によらず、下位メモリから
読み出したデータを用いる必要がない。また、図4に示
すように、当該ストアの上位メモリタグ202の使用時
には、当該ストアは上位メモリ209を使用しないた
め、別の命令が上位メモリ209を使用することができ
る。さらに、図4に示すように、当該ストアの上位メモ
リ209の使用時には、当該ストアは上位メモリタグ2
02を使用しないため、さらに別の命令が上位メモリタ
グ202を使用することができる。
【0020】次に、本発明における第2の実施例を図1
に示す。アドレス保持回路101、上位メモリタグ10
2、ヒット判定回路103、アドレス保持回路104、
データ保持回路105、アライナ106、セレクタ10
7、書き込み、及び、読み出し制御回路108、上位メ
モリ109、マージ回路110は、それぞれ、図2にお
けるアドレス保持回路201、上位メモリタグ202、
ヒット判定回路203、アドレス保持回路204、デー
タ保持回路205、アライナ206、セレクタ207、
書き込み、及び、読み出し制御回路208、上位メモリ
209、マージ回路210と同一である。ECC生成回
路111では、信号138をもとにnバイトのECCを
生成し、信号139を出力する。信号139は、下位メ
モリ、及び、下位メモリ制御回路112に送出される。
下位メモリ、及び、下位メモリ制御回路112は、信号
128、及び、信号139を、信号140を用いてパイ
プライン制御回路100の制御するタイミングで取り込
む。また、信号132を、信号140を用いてパイプラ
イン制御回路100の制御するタイミングで送出する。
【0021】信号138の示すデータは、上位メモリ1
09の同時にアクセス可能なアドレスの範囲にあるデー
タの幅について最新であるから、ECCの生成時には、
ストアデータの幅によらず、下位メモリから読み出した
データを用いる必要がない。また、当該ストアの上位メ
モリタグ102の使用時には、当該ストアは上位メモリ
109を使用しないため、別の命令が上位メモリ109
を使用することができる。さらに、当該ストアの上位メ
モリ109の使用時には、当該ストアは上位メモリタグ
102を使用しないため、さらに別の命令が上位メモリ
タグ102を使用することができる。
【0022】
【発明の効果】本発明によれば、上位メモリへの書き込
みと同時に、書き込みを行わない部分の読み出しを行う
ことにより、下位メモリでの書き込み時には、ストアデ
ータの幅によらず、下位メモリから読み出したデータを
用いる必要がない。また、ECCの生成時には、ストア
データの幅によらず、下位メモリから読み出したデータ
を用いる必要がない。また、ストアにおける上位メモリ
タグの使用時には、別の命令が上位メモリを使用するこ
とができ、ストアにおける上位メモリの使用時には、さ
らに別の命令が上位メモリタグを使用することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第2の実施例の構成を示すブロック図
である。
【図2】本発明の第1の実施例の構成を示すブロック図
である。
【図3】第1、第2の実施例における書き込み、及び、
読み出し制御回路、上位メモリ、および、マージ回路を
詳細に示す図である。
【図4】第1の実施例におけるメモリ制御のタイムチャ
ートの一例を示す図である。
【図5】従来のメモリ制御方式を示す図である。
【図6】従来のメモリ制御方式におけるメモリ制御のタ
イムチャートの一例を示す図である。
【符号の説明】
100、200 パイプライン制御回路 101、201 アドレス保持回路 102、202 上位メモリタグ 103、203 ヒット判定回路 104、204 アドレス保持回路 105、205 データ保持回路 106、206 アライナ 107、207 セレクタ 108、208 書き込み、及び、読み出し制御回路 109、209 上位メモリ 110、210 マージ回路 111 ECC生成回路 112、212 下位メモリ、及び、下位メモリ制御回

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の階層を持つメモリシステムにおい
    て、 ストアデータのターゲットアドレスをもとに上位メモリ
    タグを参照し、ヒット判定を行い、 次に、該ヒット判定のサイクルと異なるサイクルにおい
    て、上位メモリの同時にアクセス可能なアドレス範囲の
    うちの書き込みアクセスされたアドレスにストアデータ
    を書き込むと同時に、該アドレス範囲の内のデータの書
    き込みが行われないアドレスに対応するデータを該上位
    メモリより読み出し、 前記ストアデータと、前記上位メモリからの読み出しに
    より得られたデータとをマージしてマージデータを生成
    し、該マージデータを下位メモリに書き込むことを特徴
    とするメモリ制御方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のメモリ制御方法におい
    て、 前記生成したマージデータに対し、ECC(Error Corr
    ection Code:誤り自動訂正コード)を生成し、該生成
    したECCを下位メモリに書き込むことを特徴とするメ
    モリ制御方法。
  3. 【請求項3】 複数の階層を持つメモリシステムにおい
    て、 パイプライン制御手段と、 該パイプライン制御手段の制御に従い、ストア命令のタ
    ーゲットアドレスの格納及び出力を行う第1アドレス保
    持手段と、 該第1アドレス保持手段の出力アドレスをもとに、上位
    メモリに格納されているアドレスを出力する上位メモリ
    タグ手段と、 前記第1のアドレス保持手段の出力アドレスと、前記上
    位メモリタグ手段の出力アドレスとを比較し、上位メモ
    リのヒット判定をし、その判定結果を前記パイプライン
    制御手段に出力するヒット判定手段と、 前記パイプライン制御手段の制御に従い、前記第1アド
    レス保持手段の出力アドレスを格納し、前記ヒット判定
    のサイクルとは異なるサイクルに、格納したアドレスを
    出力する第2アドレス保持手段と、 前記パイプライン制御手段の制御に従い、ストアデータ
    の格納及び出力を行うデータ保持手段と、 前記第2アドレス保持手段の出力アドレスをもとに、前
    記データ保持手段の出力データの並びを、上位メモリの
    データの並びに並び替えるアライナ手段と、 該アライナ手段の出力データと、下位メモリからのデー
    タとを前記パイプライン制御手段の制御に従い選択する
    セレクタ手段と、 前記第2アドレス保持手段の出力アドレスと、前記パイ
    プライン制御手段の出力するストアデータ長をもとに、
    所定数の連続アドレスの個々のアドレスに同時に読み書
    き可能な上位メモリに対して書き込み及び読み出しを制
    御する書き込み及び読み出し制御手段と、 前記第2のアドレス保持手段の出力アドレスと、前記書
    き込み及び読み出し制御手段の制御に従い、前記セレク
    タ手段からのデータを夫々のアドレスに書き込み、同時
    に、書き込みの行われないアドレスに格納されているデ
    ータを読み出す上位メモリ手段と、 前記書き込み及び読み出し制御手段の制御に従い、前記
    セレクタ手段からのデータと、前記上位メモリ手段から
    の読み出しデータをマージして出力するマージ手段と、 前記パイプライン制御手段の制御に従い、前記第2のア
    ドレス保持手段の保持するアドレスと、前記マージ手段
    の出力するデータとを格納し、また、前記パイプライン
    制御手段の制御に従い格納されているデータを出力する
    下位メモリ及び下位メモリ制御手段とを備えることを特
    徴とするメモリ制御装置。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載のメモリ制御装置におい
    て、 前記マージ手段の出力するデータを入力し、ECC(Er
    ror Correction Code:誤り自動訂正コード)を生成し
    出力するECC生成手段を備え、 前記下位メモリ及び下位メモリ制御手段は、前記ECC
    生成手段により生成されたECCを格納することを特徴
    とするメモリ制御装置。
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