JPH08202329A - ディスプレイ表示装置 - Google Patents
ディスプレイ表示装置Info
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- JPH08202329A JPH08202329A JP7007606A JP760695A JPH08202329A JP H08202329 A JPH08202329 A JP H08202329A JP 7007606 A JP7007606 A JP 7007606A JP 760695 A JP760695 A JP 760695A JP H08202329 A JPH08202329 A JP H08202329A
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- Japan
- Prior art keywords
- signal
- input
- outputs
- vertical
- display device
- Prior art date
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- Pending
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- Controls And Circuits For Display Device (AREA)
- Control Of Gas Discharge Display Tubes (AREA)
- Liquid Crystal Display Device Control (AREA)
- Transforming Electric Information Into Light Information (AREA)
- Control Of Indicators Other Than Cathode Ray Tubes (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 映像信号の切換時等において、O/E信号が
不連続になったときを検出し、この検出信号により垂直
ブランキング信号の位相をシフトさせて映像信号を表示
することにより、走査線の上下の入れ替わりが生じない
ようにする。 【構成】 分周器4で垂直同期信号を1/2に分周して
疑似O/E信号を出力し、偶数/奇数フィールド判別部
2で水平及び垂直同期信号入力から偶数及び奇数フィー
ルドを判別して信号をし、ゲート回路5で前記両入力の
排他的論理和をとって出力し、同出力に応じて垂直ブラ
ンキング信号生成部18で生成する垂直ブランキング信
号の位相をシフトできるようにし、O/E信号が不連続
になったときにゲート回路5から出力される信号によっ
て、垂直ブランキング信号の位相をシフトさせることに
より偶数及び奇数フィールドで表示させる走査線の位置
を制御して、走査線の上下の入れ替わりが生じないよう
にしたものである。
不連続になったときを検出し、この検出信号により垂直
ブランキング信号の位相をシフトさせて映像信号を表示
することにより、走査線の上下の入れ替わりが生じない
ようにする。 【構成】 分周器4で垂直同期信号を1/2に分周して
疑似O/E信号を出力し、偶数/奇数フィールド判別部
2で水平及び垂直同期信号入力から偶数及び奇数フィー
ルドを判別して信号をし、ゲート回路5で前記両入力の
排他的論理和をとって出力し、同出力に応じて垂直ブラ
ンキング信号生成部18で生成する垂直ブランキング信
号の位相をシフトできるようにし、O/E信号が不連続
になったときにゲート回路5から出力される信号によっ
て、垂直ブランキング信号の位相をシフトさせることに
より偶数及び奇数フィールドで表示させる走査線の位置
を制御して、走査線の上下の入れ替わりが生じないよう
にしたものである。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プラズマディスプレイ
パネル等の表示装置を用いた機器の同期信号処理回路に
関する。
パネル等の表示装置を用いた機器の同期信号処理回路に
関する。
【0002】
【従来の技術】プラズマディスプレイ表示装置等におい
ては、映像信号を表示するため垂直方向に約480本の
表示ラインを備えたものが開発されているが、これらの
表示装置に水平周波数約15KHz、フィールド周波数
約60Hzのインターレース方式の映像信号を表示する
場合、映像信号をプラズマディスプレイパネルの所定部
分に書き込むため、同期信号の一つとして偶数(EVE
N)フィールド及び奇数(ODD)フィールドの判別信
号であるO/E信号が必要とされる。例えば映像信号の
フィールドを判別して、奇数フィールドの場合は図5
(a)において、実線で示すように表示ラインの一本目
から一つ置きに表示し、偶数フィールドの場合は点線で
示すように表示ラインの二本目から一つ置きに表示する
ようにしている。
ては、映像信号を表示するため垂直方向に約480本の
表示ラインを備えたものが開発されているが、これらの
表示装置に水平周波数約15KHz、フィールド周波数
約60Hzのインターレース方式の映像信号を表示する
場合、映像信号をプラズマディスプレイパネルの所定部
分に書き込むため、同期信号の一つとして偶数(EVE
N)フィールド及び奇数(ODD)フィールドの判別信
号であるO/E信号が必要とされる。例えば映像信号の
フィールドを判別して、奇数フィールドの場合は図5
(a)において、実線で示すように表示ラインの一本目
から一つ置きに表示し、偶数フィールドの場合は点線で
示すように表示ラインの二本目から一つ置きに表示する
ようにしている。
【0003】映像信号入力がチャンネルの切換等により
切り換えられ、切換前の映像信号が奇数フィールドで切
換後の映像信号が奇数フィールドであったとき、あるい
は切換前の映像信号が偶数フィールドで切換後の映像信
号が偶数フィールドであったときは、フィールドの判別
結果が2フィールドに渡って同一となるため、奇数、偶
数と交互に繰り返されるO/E信号の連続性が絶たれて
不連続となり、2フィールドに渡り同じラインが表示さ
れるため、図5(b)に示すように、表示ラインの一本
目から一つ置きに偶数フィールドの表示をし、表示ライ
ンの二本目から一つ置きに奇数フィールドの表示をする
ようになり、走査線の上下の入れ替わりが生じて表示画
像が乱れるといった問題があった。現在開発されている
プラズマディスプレイ表示装置においては、O/E信号
が不連続になると、書き込み消去期間として例えば3フ
ィールドの表示停止期間を設けて全面の書き込み消去を
行い、新たに切り換えられた映像信号をプラズマディス
プレイに書き込み表示するようにして、走査線の上下の
入れ替わりが生じないようにしていた。
切り換えられ、切換前の映像信号が奇数フィールドで切
換後の映像信号が奇数フィールドであったとき、あるい
は切換前の映像信号が偶数フィールドで切換後の映像信
号が偶数フィールドであったときは、フィールドの判別
結果が2フィールドに渡って同一となるため、奇数、偶
数と交互に繰り返されるO/E信号の連続性が絶たれて
不連続となり、2フィールドに渡り同じラインが表示さ
れるため、図5(b)に示すように、表示ラインの一本
目から一つ置きに偶数フィールドの表示をし、表示ライ
ンの二本目から一つ置きに奇数フィールドの表示をする
ようになり、走査線の上下の入れ替わりが生じて表示画
像が乱れるといった問題があった。現在開発されている
プラズマディスプレイ表示装置においては、O/E信号
が不連続になると、書き込み消去期間として例えば3フ
ィールドの表示停止期間を設けて全面の書き込み消去を
行い、新たに切り換えられた映像信号をプラズマディス
プレイに書き込み表示するようにして、走査線の上下の
入れ替わりが生じないようにしていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、複数の監視
カメラからの映像信号を切り換えて表示するモニターと
してプラズマディスプレイ表示装置を用いた場合は、入
力信号の切換えが頻繁に行われるため、O/E信号の不
連続による表示停止期間が度々発生するといった欠点が
あった。本発明は、上記のような問題に鑑みてなされた
発明であり、映像信号の切換時等において、O/E信号
が不連続になったときを検出し、この検出信号により垂
直ブランキング信号の位相をシフトさせて映像信号を表
示することにより、走査線の上下の入れ替わりが生じな
いようにして、前記3フィールドの表示停止期間を設け
なくても済むようにすることを目的とする。
カメラからの映像信号を切り換えて表示するモニターと
してプラズマディスプレイ表示装置を用いた場合は、入
力信号の切換えが頻繁に行われるため、O/E信号の不
連続による表示停止期間が度々発生するといった欠点が
あった。本発明は、上記のような問題に鑑みてなされた
発明であり、映像信号の切換時等において、O/E信号
が不連続になったときを検出し、この検出信号により垂
直ブランキング信号の位相をシフトさせて映像信号を表
示することにより、走査線の上下の入れ替わりが生じな
いようにして、前記3フィールドの表示停止期間を設け
なくても済むようにすることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本願第1の発明は、映像
信号入力に同期して入力された水平同期信号と垂直同期
信号に対し、垂直同期信号入力を1/2に分周して疑似
O/E信号を出力する分周器と、水平同期信号と垂直同
期信号入力とから映像信号入力の偶数フィールド及び奇
数フィールドを判別して信号を出力する偶数/奇数フィ
ールド判別部と、前記分周器と前記偶数/奇数フィール
ド判別部とからの入力の一致あるいは不一致を検出する
O/E信号連続性検出部と、このO/E信号連続性検出
部からの検出信号を受けて、不一致となったときには位
相をシフトさせた垂直ブランキング信号を生成するブラ
ンキング信号生成部とを備えたことを特徴とする。本願
第2の発明は、前記O/E信号連続性検出部が前記分周
器と前記偶数/奇数フィールド判別部とからの両入力の
排他的論理和をとって出力するゲート回路とからなるも
のである。
信号入力に同期して入力された水平同期信号と垂直同期
信号に対し、垂直同期信号入力を1/2に分周して疑似
O/E信号を出力する分周器と、水平同期信号と垂直同
期信号入力とから映像信号入力の偶数フィールド及び奇
数フィールドを判別して信号を出力する偶数/奇数フィ
ールド判別部と、前記分周器と前記偶数/奇数フィール
ド判別部とからの入力の一致あるいは不一致を検出する
O/E信号連続性検出部と、このO/E信号連続性検出
部からの検出信号を受けて、不一致となったときには位
相をシフトさせた垂直ブランキング信号を生成するブラ
ンキング信号生成部とを備えたことを特徴とする。本願
第2の発明は、前記O/E信号連続性検出部が前記分周
器と前記偶数/奇数フィールド判別部とからの両入力の
排他的論理和をとって出力するゲート回路とからなるも
のである。
【0006】本願第3の発明は、前記ブランキング信号
生成部が垂直同期信号入力のエッジを検出する第1のエ
ッジ検出部と、この第1のエッジ検出部からの検出信号
に対して、所定期間遅延させて出力する第1の遅延回路
と、この第1の遅延回路より水平同期信号の1/2H間
だけ長く遅延させる第2の遅延回路と、前記O/E信号
連続性検出部からの検出信号を入力し、同入力に応じて
前記第1及び第2の遅延回路からの入力に対して一方を
選択して出力するセレクタと、水平同期信号入力のエッ
ジを検出して信号を出力する第2のエッジ検出部と、前
記セレクタからの入力によりクリアされ、前記第2のエ
ッジ検出部からの信号入力をカウントする第1のカウン
タと、この第1のカウンタからの入力に対し所定数(N
個)をカウントする毎に信号を出力するNカウントデコ
ーダと、前記セレクタからの入力によりクリアされ、前
記Nカウントデコーダからの入力によりセットされ、垂
直ブランキング信号を出力するフリップフロップ回路と
からなるものである。
生成部が垂直同期信号入力のエッジを検出する第1のエ
ッジ検出部と、この第1のエッジ検出部からの検出信号
に対して、所定期間遅延させて出力する第1の遅延回路
と、この第1の遅延回路より水平同期信号の1/2H間
だけ長く遅延させる第2の遅延回路と、前記O/E信号
連続性検出部からの検出信号を入力し、同入力に応じて
前記第1及び第2の遅延回路からの入力に対して一方を
選択して出力するセレクタと、水平同期信号入力のエッ
ジを検出して信号を出力する第2のエッジ検出部と、前
記セレクタからの入力によりクリアされ、前記第2のエ
ッジ検出部からの信号入力をカウントする第1のカウン
タと、この第1のカウンタからの入力に対し所定数(N
個)をカウントする毎に信号を出力するNカウントデコ
ーダと、前記セレクタからの入力によりクリアされ、前
記Nカウントデコーダからの入力によりセットされ、垂
直ブランキング信号を出力するフリップフロップ回路と
からなるものである。
【0007】本願第4の発明は、前記第1の遅延回路の
遅延期間を水平同期信号の1/2H以上、1H以下の期
間としたことを特徴とする。本願第5の発明は、前記ブ
ランキング信号生成部に、前記セレクタからの入力によ
りクリアされ、前記第2のエッジ検出部からの信号入力
をカウントする第2カウンタと、この第2のカウンタか
らの入力に対し1フィールドの所定のライン数をカウン
トする毎に信号を出力するデコーダと、このデコーダか
らの信号を前記フリップフロップ回路にリセット信号と
して入力する回路とを設けたことを特徴とする。本願第
6の発明は、前記ブランキング信号生成部に、前記セレ
クタからの入力によりクリアされ、前記Nカウントデコ
ーダからの入力により信号を出力するラッチ回路を設
け、このラッチ回路からの信号を前記第2カウンタにプ
リセットイネーブル信号として入力することを特徴とす
る。
遅延期間を水平同期信号の1/2H以上、1H以下の期
間としたことを特徴とする。本願第5の発明は、前記ブ
ランキング信号生成部に、前記セレクタからの入力によ
りクリアされ、前記第2のエッジ検出部からの信号入力
をカウントする第2カウンタと、この第2のカウンタか
らの入力に対し1フィールドの所定のライン数をカウン
トする毎に信号を出力するデコーダと、このデコーダか
らの信号を前記フリップフロップ回路にリセット信号と
して入力する回路とを設けたことを特徴とする。本願第
6の発明は、前記ブランキング信号生成部に、前記セレ
クタからの入力によりクリアされ、前記Nカウントデコ
ーダからの入力により信号を出力するラッチ回路を設
け、このラッチ回路からの信号を前記第2カウンタにプ
リセットイネーブル信号として入力することを特徴とす
る。
【0008】
【作用】本願第1及び第2の発明においては、分周器で
入力された垂直同期信号入力を1/2に分周して交互に
反転する信号を出力するようにしており、従って、1フ
ィールド毎に反転する擬似的なO/E信号を生成するこ
とができ、通常はこの擬似的なO/E信号により偶数フ
ィールド及び奇数フィールドを区別して映像信号を表示
する。偶数及び奇数が交互に繰り返されるO/E信号の
連続性が映像信号の切換等により不連続になった場合を
検出する検出手段として、水平同期信号と垂直同期信号
入力とから映像信号入力の偶数フィールド及び奇数フィ
ールドを判別して信号を出力する偶数/奇数フィールド
判別部と、前記分周器と前記偶数/奇数フィールド判別
部とからの入力の一致あるいは不一致を検出するO/E
信号連続性検出部、例えば、前記両入力の排他的論理和
をとって出力するゲート回路とを用い、不一致となった
ときにゲート回路からHレベルの信号を出力しブランキ
ング信号生成部に入力して、ブランキング信号生成部で
は位相をシフトさせた垂直ブランキング信号を生成する
ようにしており、垂直ブランキング信号の位相をシフト
させることにより偶数及び奇数フィールドで表示させる
走査線の位置を制御することが可能となるため、走査線
の上下の入れ替わりが生じないようにすることができ
る。
入力された垂直同期信号入力を1/2に分周して交互に
反転する信号を出力するようにしており、従って、1フ
ィールド毎に反転する擬似的なO/E信号を生成するこ
とができ、通常はこの擬似的なO/E信号により偶数フ
ィールド及び奇数フィールドを区別して映像信号を表示
する。偶数及び奇数が交互に繰り返されるO/E信号の
連続性が映像信号の切換等により不連続になった場合を
検出する検出手段として、水平同期信号と垂直同期信号
入力とから映像信号入力の偶数フィールド及び奇数フィ
ールドを判別して信号を出力する偶数/奇数フィールド
判別部と、前記分周器と前記偶数/奇数フィールド判別
部とからの入力の一致あるいは不一致を検出するO/E
信号連続性検出部、例えば、前記両入力の排他的論理和
をとって出力するゲート回路とを用い、不一致となった
ときにゲート回路からHレベルの信号を出力しブランキ
ング信号生成部に入力して、ブランキング信号生成部で
は位相をシフトさせた垂直ブランキング信号を生成する
ようにしており、垂直ブランキング信号の位相をシフト
させることにより偶数及び奇数フィールドで表示させる
走査線の位置を制御することが可能となるため、走査線
の上下の入れ替わりが生じないようにすることができ
る。
【0009】本願第3及び第4の発明においては、本願
第1の発明において、第1のエッジ検出部で垂直同期信
号入力のエッジを検出し、検出信号を第1の遅延回路で
所定期間、例えば水平同期信号の1/2H以上、1H以
下の期間だけ遅延させて第1の遅延信号をセレクタに入
力し、第2の遅延回路で遅延期間を第1の遅延回路より
水平同期信号の1/2H間だけ長く遅延させた第2の遅
延信号を生成してセレクタに入力し、セレクタでO/E
信号連続性検出部から入力される検出信号に応じて、例
えばLレベルの入力であるときは第1の遅延信号を選択
して出力し、Hレベルの入力であるときは第2の遅延信
号を選択して出力し、第1のカウンタにクリア信号とし
て入力している。
第1の発明において、第1のエッジ検出部で垂直同期信
号入力のエッジを検出し、検出信号を第1の遅延回路で
所定期間、例えば水平同期信号の1/2H以上、1H以
下の期間だけ遅延させて第1の遅延信号をセレクタに入
力し、第2の遅延回路で遅延期間を第1の遅延回路より
水平同期信号の1/2H間だけ長く遅延させた第2の遅
延信号を生成してセレクタに入力し、セレクタでO/E
信号連続性検出部から入力される検出信号に応じて、例
えばLレベルの入力であるときは第1の遅延信号を選択
して出力し、Hレベルの入力であるときは第2の遅延信
号を選択して出力し、第1のカウンタにクリア信号とし
て入力している。
【0010】第2のエッジ検出部は水平同期信号入力の
エッジを検出して信号を出力し第1のカウンタに入力し
ており、第1のカウンタではセレクタからの入力により
クリアされ、前記第2のエッジ検出部からの信号入力を
カウントし、Nカウントデコーダでは第1のカウンタか
らの入力に対し所定数(N個)をカウントする毎に信号
を出力し、フリップフロップ回路では前記セレクタから
の入力によりクリアされ、Nカウントデコーダからの入
力によりセットされるようにしており、フリップフロッ
プ回路で生成する垂直ブランキング信号の立ち上がりを
セレクタから出力される第1の遅延信号及び第2の遅延
信号に応じてシフトさせることができ、従って、垂直ブ
ランキング信号の位相をシフトさせることにより偶数及
び奇数フィールドで表示させる走査線の位置を制御する
ことが可能となるため、O/E信号が不連続になったと
きでも、走査線の上下の入れ替わりが生じないようにす
ることができる。
エッジを検出して信号を出力し第1のカウンタに入力し
ており、第1のカウンタではセレクタからの入力により
クリアされ、前記第2のエッジ検出部からの信号入力を
カウントし、Nカウントデコーダでは第1のカウンタか
らの入力に対し所定数(N個)をカウントする毎に信号
を出力し、フリップフロップ回路では前記セレクタから
の入力によりクリアされ、Nカウントデコーダからの入
力によりセットされるようにしており、フリップフロッ
プ回路で生成する垂直ブランキング信号の立ち上がりを
セレクタから出力される第1の遅延信号及び第2の遅延
信号に応じてシフトさせることができ、従って、垂直ブ
ランキング信号の位相をシフトさせることにより偶数及
び奇数フィールドで表示させる走査線の位置を制御する
ことが可能となるため、O/E信号が不連続になったと
きでも、走査線の上下の入れ替わりが生じないようにす
ることができる。
【0011】本願第5及び第6の発明においては、本願
第3の発明において、ブランキング信号生成部に、セレ
クタからの入力によりクリアされ、第2のエッジ検出部
からの信号入力をカウントする第2カウンタと、この第
2のカウンタからの入力に対し1フィールドの所定のラ
イン数をカウントする毎に信号を出力するデコーダと、
このデコーダからの信号をフリップフロップ回路にリセ
ット信号として入力する回路と、セレクタからの入力に
よりクリアされ、Nカウントデコーダからの入力により
信号を出力するラッチ回路を設け、このラッチ回路から
の信号を第2カウンタにプリセットイネーブル信号とし
て入力するようにしており、従って、1フィールドの所
定のライン数で立ち下がる垂直ブランキング信号を生成
することが可能となる。
第3の発明において、ブランキング信号生成部に、セレ
クタからの入力によりクリアされ、第2のエッジ検出部
からの信号入力をカウントする第2カウンタと、この第
2のカウンタからの入力に対し1フィールドの所定のラ
イン数をカウントする毎に信号を出力するデコーダと、
このデコーダからの信号をフリップフロップ回路にリセ
ット信号として入力する回路と、セレクタからの入力に
よりクリアされ、Nカウントデコーダからの入力により
信号を出力するラッチ回路を設け、このラッチ回路から
の信号を第2カウンタにプリセットイネーブル信号とし
て入力するようにしており、従って、1フィールドの所
定のライン数で立ち下がる垂直ブランキング信号を生成
することが可能となる。
【0012】
【実施例】図1は、本発明のディスプレイ表示装置の一
実施例を示す要部ブロック図であり、図2は、本発明に
係わるO/E信号連続性検出部の動作説明用のタイミン
グ図である。以下、図1及び図2を参照して実施例につ
いて説明する。映像信号入力に同期した水平及び垂直同
期信号を入力端子1あるいは入力端子3を介して入力し
ており、水平同期信号は入力端子1を介して分岐させて
偶数/奇数フィールド判別部2とエッジ検出部10に入
力し、垂直同期信号は入力端子3を介して分岐させて偶
数/奇数フィールド判別部2とエッジ検出部6と分周器
4に入力している。分周器4では垂直同期信号入力を1
/2に分周し、1フィールド毎に反転して出力する擬似
的なO/E信号、波形を生成して出力する。
実施例を示す要部ブロック図であり、図2は、本発明に
係わるO/E信号連続性検出部の動作説明用のタイミン
グ図である。以下、図1及び図2を参照して実施例につ
いて説明する。映像信号入力に同期した水平及び垂直同
期信号を入力端子1あるいは入力端子3を介して入力し
ており、水平同期信号は入力端子1を介して分岐させて
偶数/奇数フィールド判別部2とエッジ検出部10に入
力し、垂直同期信号は入力端子3を介して分岐させて偶
数/奇数フィールド判別部2とエッジ検出部6と分周器
4に入力している。分周器4では垂直同期信号入力を1
/2に分周し、1フィールド毎に反転して出力する擬似
的なO/E信号、波形を生成して出力する。
【0013】図4は、本発明に係わる映像信号の走査線
の表示例を示す説明図である。図4(a)に示すよう
に、分周器4から出力されるO/E信号に基づき、例え
ば、O/E信号がHレベルのときは表示ラインの一本目
から一つ置きに走査線を表示して行き、O/E信号がL
レベルのときは表示ラインの二本目から一つ置きに表示
するようにしている。図2に示すように、ディスプレイ
表示装置に入力されている映像信号が、映像信号Aの奇
数フィールドを表示しているときに映像信号Aから映像
信号Bの偶数フィールドに切り換えられたとする。
の表示例を示す説明図である。図4(a)に示すよう
に、分周器4から出力されるO/E信号に基づき、例え
ば、O/E信号がHレベルのときは表示ラインの一本目
から一つ置きに走査線を表示して行き、O/E信号がL
レベルのときは表示ラインの二本目から一つ置きに表示
するようにしている。図2に示すように、ディスプレイ
表示装置に入力されている映像信号が、映像信号Aの奇
数フィールドを表示しているときに映像信号Aから映像
信号Bの偶数フィールドに切り換えられたとする。
【0014】偶数/奇数フィールド判別部2はカウンタ
とゲート回路等で構成し、偶数フィールドと奇数フィー
ルドで水平走査の開始点が1/2H期間だけずれている
のを検出して、偶数フィールドと奇数フィールドとを判
別するようにしており、例えば、偶数フィールドを判別
したときはLレベルの判別信号を出力し、奇数フィール
ドを判別したときはHレベルの判別信号を出力するもの
とする。偶数/奇数フィールド判別部2は切り換えられ
た映像信号Bの次のフィールド、すなわち奇数フィール
ドを判別するため、2フィールドに渡って同じ極性、例
えば図2に示す場合は、Hレベルの判別信号、波形を
出力する。
とゲート回路等で構成し、偶数フィールドと奇数フィー
ルドで水平走査の開始点が1/2H期間だけずれている
のを検出して、偶数フィールドと奇数フィールドとを判
別するようにしており、例えば、偶数フィールドを判別
したときはLレベルの判別信号を出力し、奇数フィール
ドを判別したときはHレベルの判別信号を出力するもの
とする。偶数/奇数フィールド判別部2は切り換えられ
た映像信号Bの次のフィールド、すなわち奇数フィール
ドを判別するため、2フィールドに渡って同じ極性、例
えば図2に示す場合は、Hレベルの判別信号、波形を
出力する。
【0015】O/E信号連続性検出部としてはゲート回
路5で構成しており、偶数/奇数フィールド判別部2か
らの判別信号、波形と、分周器4からのO/E信号、
波形との排他的論理和をとって出力するようにしてお
り、ゲート回路5からはLレベルからHレベルに変化す
る信号、波形が出力される。このようにして偶数/奇
数フィールド判別部2からの判別信号、波形と、分周
器4からのO/E信号、波形との極性が一致している
ときにはLレベルの信号が出力され、不一致のときには
Hレベルの信号が出力されるため、分周器4と偶数/奇
数フィールド判別部2とからの入力の一致あるいは不一
致を検出することができる。ゲート回路5からの出力を
垂直ブランキング信号生成部18に入力して、分周器4
と偶数/奇数フィールド判別部2とからの入力が不一致
となったときは、垂直ブランキング信号生成部18で生
成する垂直ブランキング信号の位相をシフトさせる。
路5で構成しており、偶数/奇数フィールド判別部2か
らの判別信号、波形と、分周器4からのO/E信号、
波形との排他的論理和をとって出力するようにしてお
り、ゲート回路5からはLレベルからHレベルに変化す
る信号、波形が出力される。このようにして偶数/奇
数フィールド判別部2からの判別信号、波形と、分周
器4からのO/E信号、波形との極性が一致している
ときにはLレベルの信号が出力され、不一致のときには
Hレベルの信号が出力されるため、分周器4と偶数/奇
数フィールド判別部2とからの入力の一致あるいは不一
致を検出することができる。ゲート回路5からの出力を
垂直ブランキング信号生成部18に入力して、分周器4
と偶数/奇数フィールド判別部2とからの入力が不一致
となったときは、垂直ブランキング信号生成部18で生
成する垂直ブランキング信号の位相をシフトさせる。
【0016】図3は、本発明に係わるブランキング信号
生成部の動作説明用のタイミング図であり、以下、図3
を参照して垂直ブランキング信号生成部18の構成につ
いて説明する。先ず、垂直ブランキング信号の立ち上が
り部分の波形生成について説明する。エッジ検出部6で
は入力端子3を介して入力された垂直同期信号の立ち下
がりのエッジを検出して負極性パルスを出力し、分岐さ
せて一方を遅延回路7に入力し、他方を遅延回路8に入
力している。遅延回路7では入力された負極性パルスを
所定期間t1、例えば水平同期信号の1/2H以上、1
H以下の期間だけ遅延させ、図3の波形に示す第1の
遅延信号を出力しセレクタ9に入力し、遅延回路8では
遅延期間をt2とし、遅延回路7より水平同期信号の1
/2H間だけ長く遅延させ、図3の波形に示す第2の
遅延信号を出力しセレクタ9に入力する。
生成部の動作説明用のタイミング図であり、以下、図3
を参照して垂直ブランキング信号生成部18の構成につ
いて説明する。先ず、垂直ブランキング信号の立ち上が
り部分の波形生成について説明する。エッジ検出部6で
は入力端子3を介して入力された垂直同期信号の立ち下
がりのエッジを検出して負極性パルスを出力し、分岐さ
せて一方を遅延回路7に入力し、他方を遅延回路8に入
力している。遅延回路7では入力された負極性パルスを
所定期間t1、例えば水平同期信号の1/2H以上、1
H以下の期間だけ遅延させ、図3の波形に示す第1の
遅延信号を出力しセレクタ9に入力し、遅延回路8では
遅延期間をt2とし、遅延回路7より水平同期信号の1
/2H間だけ長く遅延させ、図3の波形に示す第2の
遅延信号を出力しセレクタ9に入力する。
【0017】セレクタ9にはゲート回路5から図2の波
形が制御信号として入力されており、波形がLレベ
ルのときは遅延回路7からの第1の遅延信号を選択して
出力し、波形がHレベルのときは遅延回路8からの第
2の遅延信号を選択して出力する。以下、セレクタ9か
ら出力される信号は各部のクリア信号として用いられ
る。エッジ検出部10では入力端子1を介して入力され
た水平同期信号のエッジを検出してクロック信号として
出力しカウンタ11に入力しており、カウンタ11では
セレクタ9からの信号でクリアされ、エッジ検出部10
からのクロック信号をカウントして出力し(Nカウン
ト)デコーダ12に入力し、デコーダ12はカウンタ1
1のカウント数がNになったときにパルス信号を出力し
フリップフロップ回路13に入力する。フリップフロッ
プ回路13はセレクタ9からの信号によりクリアされ、
デコーダ12からの信号によりセットされる。
形が制御信号として入力されており、波形がLレベ
ルのときは遅延回路7からの第1の遅延信号を選択して
出力し、波形がHレベルのときは遅延回路8からの第
2の遅延信号を選択して出力する。以下、セレクタ9か
ら出力される信号は各部のクリア信号として用いられ
る。エッジ検出部10では入力端子1を介して入力され
た水平同期信号のエッジを検出してクロック信号として
出力しカウンタ11に入力しており、カウンタ11では
セレクタ9からの信号でクリアされ、エッジ検出部10
からのクロック信号をカウントして出力し(Nカウン
ト)デコーダ12に入力し、デコーダ12はカウンタ1
1のカウント数がNになったときにパルス信号を出力し
フリップフロップ回路13に入力する。フリップフロッ
プ回路13はセレクタ9からの信号によりクリアされ、
デコーダ12からの信号によりセットされる。
【0018】従って、図3に示すように、ゲート回路5
からセレクタ9に入力される波形の制御信号がLレベ
ルのときは、第1の遅延信号、波形のパルスの立ち下
がり部分よりNカウントして垂直ブランキング信号が立
ち上がるようにし、奇数フィールドにおいては、映像信
号の第1走査線(1)の手前で垂直ブランキング信号が
立ち上がるようにして第1走査線から表示できるように
し、同様に偶数フィールドにおいては、映像信号の第2
走査線(2)の手前で垂直ブランキング信号が立ち上が
るようにして第2走査線から表示できるようにし、図4
(a)に示すように通常の走査線が表示できるようにす
る。
からセレクタ9に入力される波形の制御信号がLレベ
ルのときは、第1の遅延信号、波形のパルスの立ち下
がり部分よりNカウントして垂直ブランキング信号が立
ち上がるようにし、奇数フィールドにおいては、映像信
号の第1走査線(1)の手前で垂直ブランキング信号が
立ち上がるようにして第1走査線から表示できるように
し、同様に偶数フィールドにおいては、映像信号の第2
走査線(2)の手前で垂直ブランキング信号が立ち上が
るようにして第2走査線から表示できるようにし、図4
(a)に示すように通常の走査線が表示できるようにす
る。
【0019】ゲート回路5からセレクタ9に入力される
波形の制御信号がHレベルのときは、第2の遅延信
号、波形のパルスの立ち下がり部分よりNカウントし
て垂直ブランキング信号が立ち上がるようにし、奇数フ
ィールドにおいては、映像信号の第3走査線(3)の手
前で垂直ブランキング信号が立ち上がるようにして第3
走査線から表示できるようにし、偶数フィールドにおい
ては、映像信号の第2走査線(2)の手前で垂直ブラン
キング信号が立ち上がるようにして第2走査線から表示
できるようにし、図4(b)に示すような走査線の表示
できるようにする。従って、通常の図4(a)に示す表
示状態に対して走査線の表示が1ライン分上方にずれた
位置で表示され、奇数フィールドの第1走査線がカット
されるが、しかし、水平周波数約15KHzのインター
レース方式の映像信号は、従来のCRTを用いたTVモ
ニター等においてオーバースキャンで表示されることを
想定しており、上部の1ラインの表示がなくなっても必
要な情報を充分に表示することができる。
波形の制御信号がHレベルのときは、第2の遅延信
号、波形のパルスの立ち下がり部分よりNカウントし
て垂直ブランキング信号が立ち上がるようにし、奇数フ
ィールドにおいては、映像信号の第3走査線(3)の手
前で垂直ブランキング信号が立ち上がるようにして第3
走査線から表示できるようにし、偶数フィールドにおい
ては、映像信号の第2走査線(2)の手前で垂直ブラン
キング信号が立ち上がるようにして第2走査線から表示
できるようにし、図4(b)に示すような走査線の表示
できるようにする。従って、通常の図4(a)に示す表
示状態に対して走査線の表示が1ライン分上方にずれた
位置で表示され、奇数フィールドの第1走査線がカット
されるが、しかし、水平周波数約15KHzのインター
レース方式の映像信号は、従来のCRTを用いたTVモ
ニター等においてオーバースキャンで表示されることを
想定しており、上部の1ラインの表示がなくなっても必
要な情報を充分に表示することができる。
【0020】次に、垂直ブランキング信号の立ち下がり
部分の波形生成について説明する。エッジ検出部10で
は入力端子1を介して入力された水平同期信号のエッジ
を検出してクロック信号として出力しカウンタ15にも
入力しており、一方、デコーダ12はカウンタ11のカ
ウント数がNになったときにパルス信号を出力しD型フ
リップフロップ回路(D・FF)14にも入力してお
り、フリップフロップ回路14はセレクタ9からの入力
によりクリアされ、デコーダ12からの入力によりHレ
ベルの信号を出力しカウンタ15のプリセットイネーブ
ルピンに入力し、同入力によりカウンタ15はエッジ検
出部10からのクロック信号のカウントを開始する。
部分の波形生成について説明する。エッジ検出部10で
は入力端子1を介して入力された水平同期信号のエッジ
を検出してクロック信号として出力しカウンタ15にも
入力しており、一方、デコーダ12はカウンタ11のカ
ウント数がNになったときにパルス信号を出力しD型フ
リップフロップ回路(D・FF)14にも入力してお
り、フリップフロップ回路14はセレクタ9からの入力
によりクリアされ、デコーダ12からの入力によりHレ
ベルの信号を出力しカウンタ15のプリセットイネーブ
ルピンに入力し、同入力によりカウンタ15はエッジ検
出部10からのクロック信号のカウントを開始する。
【0021】カウンタ15のカウント数を(240カウ
ント)デコーダ16に入力しており、デコーダ16はカ
ウンタ15のカウント数が1フィールドの所定のライン
数、例えば240になったときに信号を出力しフリップ
フロップ回路13に入力し、フリップフロップ回路13
をリセットする。従って、図3に示すようにゲート回路
5から出力される波形のHレベル及びLレベルの状態
に応じて、奇数フィールドにおいては、映像信号の第4
79走査線の終了後に垂直ブランキング信号が立ち下が
るようにし、偶数フィールドにおいては、映像信号の第
480走査線の終了後に垂直ブランキング信号が立ち下
がるようにすることができる。
ント)デコーダ16に入力しており、デコーダ16はカ
ウンタ15のカウント数が1フィールドの所定のライン
数、例えば240になったときに信号を出力しフリップ
フロップ回路13に入力し、フリップフロップ回路13
をリセットする。従って、図3に示すようにゲート回路
5から出力される波形のHレベル及びLレベルの状態
に応じて、奇数フィールドにおいては、映像信号の第4
79走査線の終了後に垂直ブランキング信号が立ち下が
るようにし、偶数フィールドにおいては、映像信号の第
480走査線の終了後に垂直ブランキング信号が立ち下
がるようにすることができる。
【0022】フリップフロップ回路13で生成した垂直
ブランキング信号は合成部17に入力し、別経路で生成
された水平ブランキング信号を合成部17に入力して、
合成部17で前記両入力を合成して複合ブランキング信
号として出力し、同出力に基づきプラズマディスプレイ
表示装置等に入力して映像信号の表示を制御する。従っ
て、セレクタ9から出力される第1の遅延信号及び第2
の遅延信号に応じて、垂直ブランキング信号生成部18
で生成する垂直ブランキング信号の位相をシフトさせる
ことができ、垂直ブランキング信号の位相をシフトさせ
ることにより偶数及び奇数フィールドで表示させる走査
線の位置を制御することが可能となるため、O/E信号
が不連続になったときでも走査線の上下の入れ替わりが
生じないようにすることができる。
ブランキング信号は合成部17に入力し、別経路で生成
された水平ブランキング信号を合成部17に入力して、
合成部17で前記両入力を合成して複合ブランキング信
号として出力し、同出力に基づきプラズマディスプレイ
表示装置等に入力して映像信号の表示を制御する。従っ
て、セレクタ9から出力される第1の遅延信号及び第2
の遅延信号に応じて、垂直ブランキング信号生成部18
で生成する垂直ブランキング信号の位相をシフトさせる
ことができ、垂直ブランキング信号の位相をシフトさせ
ることにより偶数及び奇数フィールドで表示させる走査
線の位置を制御することが可能となるため、O/E信号
が不連続になったときでも走査線の上下の入れ替わりが
生じないようにすることができる。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば映
像信号の切換時等において、O/E信号が不連続になっ
たときを検出し、この検出信号により垂直ブランキング
信号の位相をシフトさせて生成できるようにしており、
垂直ブランキング信号の位相をシフトさせることにより
偶数及び奇数フィールドで表示させる走査線の位置を各
々制御することができ、従って、走査線の上下の入れ替
わりが生じないように防止することが可能となり、3フ
ィールドの表示停止期間を設けなくても済むようにな
る。
像信号の切換時等において、O/E信号が不連続になっ
たときを検出し、この検出信号により垂直ブランキング
信号の位相をシフトさせて生成できるようにしており、
垂直ブランキング信号の位相をシフトさせることにより
偶数及び奇数フィールドで表示させる走査線の位置を各
々制御することができ、従って、走査線の上下の入れ替
わりが生じないように防止することが可能となり、3フ
ィールドの表示停止期間を設けなくても済むようにな
る。
【図1】本発明のディスプレイ表示装置の一実施例を示
す要部ブロック図である。
す要部ブロック図である。
【図2】本発明に係わるO/E信号連続性検出部の動作
説明用のタイミング図である。
説明用のタイミング図である。
【図3】本発明に係わるブランキング信号生成部の動作
説明用のタイミング図である。
説明用のタイミング図である。
【図4】本発明に係わる映像信号の走査線の表示例を示
す説明図である。
す説明図である。
【図5】従来の映像信号の走査線の表示例を示す説明図
である。
である。
1 入力端子 2 偶数/奇数フィールド判別部 3 入力端子 4 分周器 5 ゲート回路 6 エッジ検出部 7 遅延回路 8 遅延回路 9 セレクタ 10 エッジ検出部 11 カウンタ 12 デコーダ 13 フリップフロップ回路 14 フリップフロップ回路 15 カウンタ 16 デコーダ 17 合成部 18 垂直ブランキング信号生成部
Claims (6)
- 【請求項1】 映像信号入力に同期して入力された水平
同期信号と垂直同期信号に対し、垂直同期信号入力を1
/2に分周して疑似O/E信号を出力する分周器と、水
平同期信号と垂直同期信号入力とから映像信号入力の偶
数フィールド及び奇数フィールドを判別して信号を出力
する偶数/奇数フィールド判別部と、前記分周器と前記
偶数/奇数フィールド判別部とからの入力の一致あるい
は不一致を検出するO/E信号連続性検出部と、このO
/E信号連続性検出部からの検出信号を受けて、不一致
となったときには位相をシフトさせた垂直ブランキング
信号を生成するブランキング信号生成部とを備えたこと
を特徴とするディスプレイ表示装置。 - 【請求項2】 前記O/E信号連続性検出部が前記分周
器と前記偶数/奇数フィールド判別部とからの両入力の
排他的論理和をとって出力するゲート回路からなる請求
項1記載のディスプレイ表示装置。 - 【請求項3】 前記ブランキング信号生成部が垂直同期
信号入力のエッジを検出する第1のエッジ検出部と、こ
の第1のエッジ検出部からの検出信号に対して、所定期
間遅延させて出力する第1の遅延回路と、この第1の遅
延回路より水平同期信号の1/2H間だけ長く遅延させ
る第2の遅延回路と、前記O/E信号連続性検出部から
の検出信号を入力し、同入力に応じて前記第1及び第2
の遅延回路からの入力に対して一方を選択して出力する
セレクタと、水平同期信号入力のエッジを検出して信号
を出力する第2のエッジ検出部と、前記セレクタからの
入力によりクリアされ、前記第2のエッジ検出部からの
信号入力をカウントする第1のカウンタと、この第1の
カウンタからの入力に対し所定数(N個)をカウントす
る毎に信号を出力するNカウントデコーダと、前記セレ
クタからの入力によりクリアされ、前記Nカウントデコ
ーダからの入力によりセットされ、垂直ブランキング信
号を出力するフリップフロップ回路とからなる請求項1
又は請求項2記載のディスプレイ表示装置。 - 【請求項4】 前記第1の遅延回路の遅延期間を水平同
期信号の1/2H以上、1H以下の期間としたことを特
徴とする請求項3記載のディスプレイ表示装置。 - 【請求項5】 前記ブランキング信号生成部に、前記セ
レクタからの入力によりクリアされ、前記第2のエッジ
検出部からの信号入力をカウントする第2カウンタと、
この第2のカウンタからの入力に対し1フィールドの所
定のライン数をカウントする毎に信号を出力するデコー
ダと、このデコーダからの信号を前記フリップフロップ
回路にリセット信号として入力する回路とを設けたこと
を特徴とする請求項3記載のディスプレイ表示装置。 - 【請求項6】 前記ブランキング信号生成部に、前記セ
レクタからの入力によりクリアされ、前記Nカウントデ
コーダからの入力により信号を出力するラッチ回路を設
け、このラッチ回路からの信号を前記第2カウンタにプ
リセットイネーブル信号として入力することを特徴とす
る請求項3記載のディスプレイ表示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7007606A JPH08202329A (ja) | 1995-01-20 | 1995-01-20 | ディスプレイ表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7007606A JPH08202329A (ja) | 1995-01-20 | 1995-01-20 | ディスプレイ表示装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08202329A true JPH08202329A (ja) | 1996-08-09 |
Family
ID=11670470
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7007606A Pending JPH08202329A (ja) | 1995-01-20 | 1995-01-20 | ディスプレイ表示装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08202329A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100464163B1 (ko) * | 1997-12-27 | 2005-07-07 | 현대 이미지퀘스트(주) | 모니터의 수직화면 보상 회로 |
CN109767732A (zh) * | 2019-03-22 | 2019-05-17 | 明基智能科技(上海)有限公司 | 减少影像延迟的显示方法及显示系统 |
-
1995
- 1995-01-20 JP JP7007606A patent/JPH08202329A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100464163B1 (ko) * | 1997-12-27 | 2005-07-07 | 현대 이미지퀘스트(주) | 모니터의 수직화면 보상 회로 |
CN109767732A (zh) * | 2019-03-22 | 2019-05-17 | 明基智能科技(上海)有限公司 | 减少影像延迟的显示方法及显示系统 |
CN109767732B (zh) * | 2019-03-22 | 2021-09-10 | 明基智能科技(上海)有限公司 | 减少影像延迟的显示方法及显示系统 |
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