JPH08201934A - 原稿取扱装置 - Google Patents

原稿取扱装置

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JPH08201934A
JPH08201934A JP7009942A JP994295A JPH08201934A JP H08201934 A JPH08201934 A JP H08201934A JP 7009942 A JP7009942 A JP 7009942A JP 994295 A JP994295 A JP 994295A JP H08201934 A JPH08201934 A JP H08201934A
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JP7009942A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Hanzawa
博 半沢
Kazuhisa Kishimoto
和久 岸本
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 原稿サイズ,原稿位置,原稿押え板の開閉等
の原稿を取り扱うに必要な検知信号を確実かつ正確に検
出可能にする。 【構成】 コンタクトガラス11の下方に設置されて、コ
ンタクトガラス11に載置された原稿のサイズおよび位置
情報を、発光素子21と受光素子22からなる検知センサ20
による光走査にて検出する。前記検知センサ20は、コン
タクトガラス11上に原稿を押え付ける原稿押え板15の開
閉状態を検知する開閉検知体18の開検知にて初期動作を
開始し、かつ閉じ開始検知にて検知走査を開始する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複写機,ファクシミリ
等の画像読取装置に適用され、読取対象である原稿を取
り扱うに必要な原稿の所定位置への設置状態,原稿位
置,原稿サイズ等の検知を行う原稿取扱装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図9は従来の複写機における原稿読取装
置部分の概略構成図であり、装置本体1の上部フレーム
2における開口部2aの対向端にそれぞれ基準板3を設
け、開口部2a部分には原稿Dが載置される原稿台ガラ
スであるコンタクトガラス4が設けられている。コンタ
クトガラス4上は、一端が装置本体1に回動可能に支承
され、内面に白シート5aが設けられた原稿押え板5に
て開閉可能になっており、原稿押え板5の開放状態でコ
ンタクトガラス4に対して原稿Dの取り出しおよび載置
ができるようになっている。
【0003】上部フレーム2の右部に設けられた透孔6
からバネ7にて前記原稿押え板5の内面と弾接するよう
に付勢された検知レバー8の先端部が突出している。こ
の検知レバー8に原稿押え板5の開閉を検知するための
検知スイッチを構成する可動側スイッチ9を固定し、こ
の可動側スイッチ9を固定側スイッチ10と接離可能にし
て、検知スイッチ9,10のオン/オフにて原稿押え板5
の開閉を検知するようにしている。
【0004】そして、前記原稿押え板5を閉鎖した状態
で、原稿検知手段にて、一対の基準板3間で検知光Hを
下方から照射し、コンタクトガラス4上の原稿Dからの
反射光を受光して原稿位置,原稿サイズを検知する。
【0005】前記原稿検知方法のタイミングは、原稿押
え板5を開いて原稿Dをコンタクトガラス4上の所定位
置に載置した後、実開昭63−94432号公報,特開平2−2
66375号公報,特開平3−89334号公報,特開平3−9805
7号公報,特開平4−163437号公報,特開平5−213481
号公報等に示されるように、外部光の入射を防いで誤信
号検出を防止するため、原稿押え板5の閉鎖動作の途中
で前記検知スイッチ9,10を動作させ、その検知信号を
基にコンタクトガラス4の下方に設置された原稿検知手
段による前述した光学的方法にて原稿の検知出力信号を
得るようにし、この検知出力信号の出力状態から原稿サ
イズを判定するように構成されている。
【0006】前記原稿検知手段の検知感度は、コンタク
トガラス4面上の原稿位置では高い検知感度が得られ、
コンタクトガラス4の原稿載置面より上方に離れると急
激に検知感度が低下するように設定されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】通常、原稿押え板5の
検知スイッチ9,10の動作位置は、操作者が原稿をコン
タクトガラス4上に載置するに必要な開き角度より小さ
い位置に設けられているものの、原稿押え板5の開き角
度と、原稿Dをコンタクトガラス4に載置してから原稿
押え板5を閉じる速度は操作者によって一定ではない。
【0008】このため、操作の違いにより、前記開き角
度が小さく、かつ閉鎖速度が速いときには、検知スイッ
チ9,10からの原稿押え板5の閉鎖検知信号が出力され
てから原稿検知手段の検知出力信号をサンプリングして
も、原稿検知手段の前記検知感度の領域内に原稿押え板
5の白シート5aの一部が入り込んでしまい、白シート
5aをも検知した出力をサンプリングしてしまうおそれ
があり、誤信号検知の1つの原因となっていた。
【0009】本発明の目的は、原稿サイズ,原稿位置,
原稿押え板の開閉等の原稿を取り扱うに必要な検知信号
が確実かつ正確に得られる原稿取扱装置を提供すること
にある。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明の原稿取扱装置は、原稿が載置される原稿台
ガラスと、この原稿台ガラス上に原稿を押え付ける原稿
押え板と、原稿台ガラスに載置された原稿に対して下方
から光照射し、その反射光によって原稿のサイズおよび
位置情報を検知する原稿検知体と、前記原稿押え板の開
閉状態を検知する開閉検知体と、この開閉検知体による
原稿押え板の開検知で前記原稿検知体の初期動作を開始
させ、かつ前記開閉検知体による原稿押え板の閉じ開始
検知で前記原稿検知体の検知走査を開始させる制御手段
とを備えたことを特徴とする。
【0011】また前記原稿検知体が、原稿台ガラスの下
面に対して平行に回動可能に支持され、前記原稿台ガラ
ス方向への光を出射する発光部と、原稿台ガラス方向か
らの反射光を受光する受光部とを備えたことを特徴とす
る。
【0012】また原稿が載置される原稿台ガラスと、一
端部が回動可能に支持され、前記原稿台ガラス上に原稿
を押え付ける原稿押え板と、原稿台ガラスに載置された
原稿に対して下方から光照射し、その反射光によって原
稿サイズ等の原稿情報を検知する原稿検知体と、前記原
稿押え板の開閉状態を検知する開閉検知体と、この開閉
検知体が取り付けられた回動可能な取付部材と、前記原
稿押え板に設けられて、前記開閉検知体の一側部と当接
して押し下げる第1の当接部、および前記開閉検知体に
対する被検知部、および前記開閉検知体の他側部と当接
して押し上げる第2の当接部を有する垂下足部とを備え
たことを特徴とする。
【0013】また前記原稿押え板の閉じ動作のときに、
前記垂下足部の前記第1の当接部が前記取付部材の一側
部と当接し、しかも前記開閉検知体が前記被検知部によ
る原稿押え板の閉検知状態にあって、前記原稿押え板と
取付部材とが共に回動することを特徴とする。
【0014】また原稿が載置される原稿台ガラスと、一
端部が回動可能に支持され、前記原稿台ガラス上に原稿
を押え付ける原稿押え板と、原稿台ガラスに載置された
原稿に対して下方から光照射し、その反射光によって原
稿サイズ等の原稿情報を検知する原稿検知体と、前記原
稿押え板の開閉状態を検知する開閉検知体と、前記原稿
押え板に設けられ、前記開閉検知体が取り付けられた垂
下足部と、前記開閉検知体の一側部と当接して押し下げ
られる第1の当接部、および前記開閉検知体に対する被
検知部、および前記開閉検知体の他側部と当接して押し
上げられる第2の当接部を有する回動部材とを備えたこ
とを特徴とする。
【0015】また前記原稿押え板の閉じ動作のときに、
前記開閉検知体の一側部が前記第1の当接部と当接し、
しかも前記開閉検知体が前記被検知部による原稿押え板
の閉検知状態にあって、前記原稿押え板と回動部材とが
共に回動することを特徴とする。
【0016】また前記第1の当接部の一部に前記被検知
部を設けたことを特徴とする。
【0017】また前記取付部材の回動支持部に、回動負
荷を生成する抵抗部材を設けたことを特徴とする。
【0018】また前記回動部材の回動支持部に、回動負
荷を生成する抵抗部材を設けたことを特徴とする。
【0019】
【作用】前記構成の本発明に係る原稿取扱装置では、開
閉検知体で原稿押え板の開閉状態を正確に検知してか
ら、原稿検知体による光学的検知走査をさせることで、
原稿サイズおよび原稿位置が正確に検知されるため、原
稿情報読取のための操作の自動化が図れる。
【0020】また原稿押え板の開閉動作のときに、開閉
検知体が原稿押え板の開閉検知状態のままで原稿押え板
と共に回動するので、開閉検知状態が不安定にならず、
正確かつ確実に開閉検知がなされる。
【0021】また回動支持部に抵抗部材を設けて回動負
荷を生成して、原稿押え板の開閉動作のあそびを吸収す
ることで、より正確かつ確実に開閉検知がなされ、しか
も任意の停止状態に保持可能となる。
【0022】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
【0023】図1は本発明の原稿取扱装置の第1実施例
の概略構成を示す説明図であり、11は原稿が上面に載置
される光透過性のコンタクトガラス、12は開口部12aに
コンタクトガラス11が支持される枠体、13,13は枠体12
の開口部12a部分の裏面に対向設置された一対の基準反
射板、14は枠体12の開口部12aの表面に設置された原稿
基準板、15は前記コンタクトガラス11上面に原稿を押圧
するため一端が装置本体に回動可能に軸16で支持された
原稿押え板、17は、原稿押え板15の裏面に下方へ延出す
るように設けられ、かつ原稿押え板15の開閉状態を検知
する開閉検知体(後で詳述する)18に対する被検知部17a
が形成された垂下足部である。
【0024】20は、コンタクトガラス11上に載置された
原稿のサイズおよび載置位置等を検出するために光をコ
ンタクトガラス11方向へ出射する発光ダイオード等の発
光素子21と、その反射光を受光するフォトダイオード等
の受光素子22とから構成される原稿検知体である検知セ
ンサ、23は、図2に示すように前記発光素子21からの出
射光(走査光)をコンタクトガラス11方向へ偏向させ、か
つ反射光を前記受光素子22へ導くための円弧状をなす反
射板、24は前記検知センサ20を水平方向に前記反射板23
の反射有効領域に対応して回動させるモータ、25はモー
タ24を駆動するためのモータ駆動回路、26は、モータ24
の回転軸に設けられ、モータ回転を符号化するエンコー
ダ、27は前記検知センサ20を垂直方向に前記反射板23の
反射有効領域に対応して移動させるソレノイド装置であ
る。
【0025】30は前記開閉検知体18,検知センサ20,エ
ンコーダ26等からの諸信号を入力する制御部であって、
入力信号をデータバス31へ送り出す入力インタフェース
32と、各部を制御するためのプログラムが格納されてい
るROM33と、このROM33の格納プログラムに従って
各種の処理を実行するCPU34と、このCPU34によっ
て処理された結果やデータを記憶するRAM35と、外部
に対する制御指令等を所定のフォーマットで各部へ出力
する出力インタフェース36とから構成されている。
【0026】なお、図1中の37は前記ソレノイド装置27
の駆動回路、38は前記検知センサ20の発光素子21の駆動
回路である。
【0027】図4(a)〜(c)は前記垂下足部と開閉検知体
との正面側における構成および動作の説明図、図5
(a),(b)は図4の垂下足部と開閉検知手段との底面側に
おける構成および動作の説明図であり、垂下足部17に
は、側部に一対の突起部17b,17cが相対向して設けら
れ、左方(図5では上方)の突起部17bの先端部を曲げる
ようにして前記被検知部17aを形成している。
【0028】また開閉検知体18は、中央部に凹所40が形
成されたセンサ本体41を、装置本体に支軸42で回動可能
に支持された取付アーム43に取り付け、センサ本体41に
前記凹所40の対向面に受光素子44と発光素子45を配して
なるフォトセンサ46を設け、前記凹所40におけるフォト
センサ46の光路を前記被検知部17aが遮断,開放するこ
とで、フォトセンサ46がオン,オフする。
【0029】また図6に示すように、前記取り付けアー
ム43の端部43aに弾接するように、支軸42の突出端42aに
は、抵抗部材である弾性皿状体47が設けられ、取付アー
ム43に適当な回転負荷を与えるようにしている。
【0030】次に前記構成の第1実施例の動作を説明す
る。
【0031】コンタクトガラス11上面を開放するため原
稿押え板15を開くと、図4(b),図5(b)に示すように、
垂下足部17の一方の突起部17cが取付アーム43の後側と
当接して取付アーム43を押し上げ、原稿押え板15と取付
アーム43とが開放方向に共に一定の位置関係を保って回
動することになる。この状態で、コンタクトガラス11上
面への原稿の載置が可能になる。また、垂下足部17の被
検知部17aはフォトセンサ46の光路を遮断しないように
移動しており、フォトセンサ46から原稿押え板15の開信
号が前記制御部30へ出力される。
【0032】コンタクトガラス11上面に原稿を載置し、
原稿押え板15を閉じると、図4(c),図5(a)に示すよう
に、垂下足部17の一方の突起部17cが取付アーム43と離
れ、他方の突起部17bが取付アーム43の前側のセンサ本
体41と当接して取付アーム43を押し下げ、原稿押え板15
と取付アーム43とが閉鎖方向に共に一定の位置関係を保
って回動することになる。この状態で、前記他方の突起
部17bに形成された被検知部17aがセンサ本体41の凹所40
に入り込み、フォトセンサ46の光路を遮断しており、フ
ォトセンサ46から原稿押え板15の閉信号が制御部30へ出
力される。
【0033】前記取付アーム43の支軸42には弾性皿状体
47にて回転負荷が加わっているので、原稿押え板15が回
動しない限り、その停止位置で保持されることになり、
さらに取付アーム43を介して原稿押え板15にも回転負荷
が加わるため不用意な回動を防げる。
【0034】前記開信号の入力にて制御部30は、出力イ
ンタフェース36から制御信号を駆動回路25を介してモー
タ24へ出力し、同時に駆動回路38を介して検知センサ20
へ出力する。その結果、検知センサ20の初期動作を開始
させ、発光素子21を発光させて基準反射板13を照射し、
受光素子22にて基準反射板13の情報を読み込み、制御部
30において発光素子21と受光素子22との出力,感度調整
が行われ、しかも読み込み信号は、検知走査の開始位置
信号として用いられる。
【0035】また前記閉信号の入力にて制御部30は、検
知センサ20による光学走査を行うため、モータ24にて検
知センサ20を水平移動させ、かつエンコーダ26の駆動を
開始させ、図3に示すようなエンコーダ出力を得る。原
稿サイズ検知のための光学走査に基づく第1走査光は、
コンタクトガラス11上における原稿が載置されていない
部分では光が透過し、原稿載置部分では、その原稿で反
射されて反射光として反射板23を経て検知センサ20の受
光素子22に入射するため、受光素子22の受光出力はLレ
ベルからHレベルへ変化する。
【0036】制御部30では、前記受光出力がLレベルか
らHレベルへ変化した時点までのエンコーダ出力をカウ
ントし、データとして記憶する。そして走査終端で一方
の基準反射板13を検知すると、検知センサ20を逆方向に
回動させ第2走査を行わせる。
【0037】第2走査に際し、制御部30は、駆動回路37
を介してソレノイド装置27を駆動し、検知センサ20を反
射板23の幅方向に移動させ、図2のように第2走査光を
出射し、かつ前記第1走査と同様にエンコーダ出力をカ
ウントして、データとして記憶する。そして他方の基準
反射板13を検知したときに、駆動動作を停止させて初期
の状態に戻る。
【0038】制御部30では、記憶されているデータが、
予め設定されているデータテーブルと比較されて、原稿
サイズ,原稿載置位置が判断される。この判断内容に基
づいて、原稿載置位置の修正を促すため原稿セット不良
の表示データとして用いたり、判断された原稿サイズに
応じた用紙が収納されている用紙収納カセットの選択デ
ータとして用いる。
【0039】また複写機等では、前記判断内容にて原稿
載置位置が原稿基準板14より離れていると判断されたと
きに、用紙収納カセットから用紙が給紙されてレジスト
ローラで停止後、感光体と接触させる搬送タイミングを
制御したり、あるいは原稿載置位置に合わせてレンズの
移動を制御するようにすることもできる。
【0040】図7(a)〜(d)は本発明の原稿取扱装置の第
2実施例の垂下足部と開閉検知体との正面側における構
成および動作の説明図、図8(a),(b)は図7の垂下足部
と開閉検知体との底面側における構成および動作の説明
図であり、50は、原稿押え板15の裏面に下方へ延出する
ように設けられ、かつ原稿押え板15の開閉状態を検知す
る開閉検知体18のセンサ本体51が設けられた垂下足部、
52は装置本体に支軸53で回動可能に支持された回動アー
ムである。
【0041】前記回動アーム52には、一対の突起部54
a,54bが相対向して設けられ、下方の突起部54bの先端
部を曲げるようにして前記開閉検知体18に対する被検知
部54cを形成している。前記センサ本体51は、下側の中
央部に形成した凹部55に前記被検知部54cが出入可能で
あって、この凹部55の対向面に受光素子56と発光素子57
を配してなるフォトセンサ58を備えている。
【0042】前記回動アーム52の支軸53の突出端には、
回動アーム52に前記第1実施例の取付アーム43と同様に
適当な回転負荷を与える弾性皿状体59が設けられてい
る。
【0043】前記構成の第2実施例においては、原稿押
え板15を開くと、図7(a),図8(b)に示すように、垂下
足部50のセンサ本体51の上側が回動アーム52の上方の突
起部54aと当接し、フォトセンサ58の光路を遮断してい
る下方の突起部54bの被検知部54cが離れ、受光素子57か
ら原稿押え板15の開信号が出力される。原稿押え板15の
開放方向への回動の間、上方の突起部54aをセンサ本体5
1の上側が押すことで、図7(b)に示すように、垂下足部
50と回動アーム52とが一定の位置関係を保って共に移動
する。
【0044】原稿押え板15を閉じると、図7(c),図8
(a)に示すように、垂下足部50のセンサ本体51の下側が
回動アーム52の下方の突起部54bと当接し、被検知部54c
が凹部55に入り込んでフォトセンサ58の光路を遮断し、
受光素子57から原稿押え板15の閉信号が出力される。原
稿押え板15の閉鎖方向への回動の間、下方の突起部54b
をセンサ本体51の下側が押すことで、図7(d)に示すよ
うに、垂下足部50と回動アーム52とが一定の位置関係を
保って共に移動する。
【0045】前記開,閉信号に基づく検知動作は前記第
1実施例と同様に行われる。
【0046】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の原稿取扱
装置は、請求項1,2記載の構成によれば、原稿押え板
の開閉状態を正確に検知して原稿検知手段の光学的な検
知走査をさせることができ、原稿サイズおよび位置情報
の誤検知を防止できる。
【0047】請求項3〜7記載の構成によれば、原稿押
え板と、原稿押え板の開閉状態を検知する開閉検知体
と、その被検知部とを共に移動できるので、開閉検知状
態が安定し、正確かつ確実なる開閉検知ができる。
【0048】請求項8,9記載の構成によれば、回動支
持部に回動負荷を加えることで開閉動作のあそびを吸収
でき、より正確かつ確実なる開閉検知ができ、しかも任
意の停止状態に容易に保持でき、開閉が安定する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原稿取扱装置の第1実施例における概
略構成を示す説明図である。
【図2】本発明の第1実施例における走査光の説明図で
ある。
【図3】本発明の第1実施例における走査時の出力タイ
ミングチャートである。
【図4】本発明の第1実施例の垂下足部と開閉検知体と
の正面側における構成および動作の説明図である。
【図5】本発明の第1実施例の垂下足部と開閉検知体と
の底面側における構成および動作の説明図である。
【図6】本発明の第1実施例における取付アームの支持
部分の一部断面図である。
【図7】本発明の第2実施例の垂下足部と開閉検知体と
の正面側における構成および動作の説明図である。
【図8】本発明の第2実施例の垂下足部と開閉検知体と
の底面側における構成および動作の説明図である。
【図9】従来の複写機における原稿取扱装置部分の概略
構成図である。
【符号の説明】
11…コンタクトガラス(原稿台ガラス)、 13…基準反射
板、 14…原稿基準板、15…原稿押え板、 17,50…垂
下足部、 17a,54c…被検知部、 17b,17c,54a,54b
…突起部(当接部)、 18…開閉検知体、 20…検知セン
サ(原稿検知体)、 21,45,57…発光素子、 22,44,
56…受光素子、 23…反射板、 24…モータ、 26…エ
ンコーダ、 27…ソレノイド装置、 30…制御部、 4
1,51…センサ本体、 42,53…支軸、 43…取付アー
ム、 46,58…フォトセンサ、 47,59…弾性皿状体
(抵抗部材)、 52…回動アーム。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿が載置される原稿台ガラスと、この
    原稿台ガラス上に原稿を押え付ける原稿押え板と、原稿
    台ガラスに載置された原稿に対して下方から光照射し、
    その反射光によって原稿のサイズおよび位置情報を検知
    する原稿検知体と、前記原稿押え板の開閉状態を検知す
    る開閉検知体と、この開閉検知体による原稿押え板の開
    検知で前記原稿検知体の初期動作を開始させ、かつ前記
    開閉検知体による原稿押え板の閉じ開始検知で前記原稿
    検知体の検知走査を開始させる制御手段とを備えたこと
    を特徴とする原稿取扱装置。
  2. 【請求項2】 前記原稿検知体が、原稿台ガラスの下面
    に対して平行に回動可能に支持され、前記原稿台ガラス
    方向への光を出射する発光部と、原稿台ガラス方向から
    の反射光を受光する受光部とを備えたことを特徴とする
    請求項1記載の原稿取扱装置。
  3. 【請求項3】 原稿が載置される原稿台ガラスと、一端
    部が回動可能に支持され、前記原稿台ガラス上に原稿を
    押え付ける原稿押え板と、原稿台ガラスに載置された原
    稿に対して下方から光照射し、その反射光によって原稿
    サイズ等の原稿情報を検知する原稿検知体と、前記原稿
    押え板の開閉状態を検知する開閉検知体と、この開閉検
    知体が取り付けられた回動可能な取付部材と、前記原稿
    押え板に設けられて、前記開閉検知体の一側部と当接し
    て押し下げる第1の当接部、および前記開閉検知体に対
    する被検知部、および前記開閉検知体の他側部と当接し
    て押し上げる第2の当接部を有する垂下足部とを備えた
    ことを特徴とする原稿取扱装置。
  4. 【請求項4】 前記原稿押え板の閉じ動作のときに、前
    記垂下足部の前記第1の当接部が前記取付部材の一側部
    と当接し、しかも前記開閉検知体が前記被検知部による
    原稿押え板の閉検知状態にあって、前記原稿押え板と取
    付部材とが共に回動することを特徴とする請求項3記載
    の原稿取扱装置。
  5. 【請求項5】 原稿が載置される原稿台ガラスと、一端
    部が回動可能に支持され、前記原稿台ガラス上に原稿を
    押え付ける原稿押え板と、原稿台ガラスに載置された原
    稿に対して下方から光照射し、その反射光によって原稿
    サイズ等の原稿情報を検知する原稿検知体と、前記原稿
    押え板の開閉状態を検知する開閉検知体と、前記原稿押
    え板に設けられ、前記開閉検知体が取り付けられた垂下
    足部と、前記開閉検知体の一側部と当接して押し下げら
    れる第1の当接部、および前記開閉検知体に対する被検
    知部、および前記開閉検知体の他側部と当接して押し上
    げられる第2の当接部を有する回動部材とを備えたこと
    を特徴とする原稿取扱装置。
  6. 【請求項6】 前記原稿押え板の閉じ動作のときに、前
    記開閉検知体の一側部が前記第1の当接部と当接し、し
    かも前記開閉検知体が前記被検知部による原稿押え板の
    閉検知状態にあって、前記原稿押え板と回動部材とが共
    に回動することを特徴とする請求項5記載の原稿取扱装
    置。
  7. 【請求項7】 前記第1の当接部の一部に前記被検知部
    を設けたことを特徴とする請求項3,4,5または6記
    載の原稿取扱装置。
  8. 【請求項8】 前記取付部材の回動支持部に、回動負荷
    を生成する抵抗部材を設けたことを特徴とする請求項3
    または4記載の原稿取扱装置。
  9. 【請求項9】 前記回動部材の回動支持部に、回動負荷
    を生成する抵抗部材を設けたことを特徴とする請求項5
    または6記載の原稿取扱装置。
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