JPH08200722A - 床置式空気調和機 - Google Patents

床置式空気調和機

Info

Publication number
JPH08200722A
JPH08200722A JP7013811A JP1381195A JPH08200722A JP H08200722 A JPH08200722 A JP H08200722A JP 7013811 A JP7013811 A JP 7013811A JP 1381195 A JP1381195 A JP 1381195A JP H08200722 A JPH08200722 A JP H08200722A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
main body
floor
air conditioner
wall
heat exchanger
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP7013811A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3614488B2 (ja
Inventor
Kazunobu Sekiguchi
和伸 関口
Takayuki Yoshida
孝行 吉田
Eriko Kumegawa
恵理子 粂川
Satoru Koto
悟 古藤
Yasuyuki Arai
康之 新井
Hiroyuki Takada
博之 高田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP01381195A priority Critical patent/JP3614488B2/ja
Publication of JPH08200722A publication Critical patent/JPH08200722A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3614488B2 publication Critical patent/JP3614488B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Air-Conditioning Room Units, And Self-Contained Units In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 本体前面下部に設けられた上流側の本体吸込
口2から本体前面上部に設けられた下流側の本体吹出口
3の間に、上流側から順に送風機6〜8、熱交換器9を
配設し、熱交換器9は上部が本体背面に近接し、下部が
本体前面に近接するように傾斜して取り付けられた床置
形空気調和機において、送風機6〜8の上方の本体背面
内壁に設けられ、本体背面内壁に沿って流れる風を熱交
換器9側に偏向させる円弧状の偏向手段を備える。 【効果】 熱交換器9を通過する空気の風速分布を均一
化でき、熱交換器9の容量を小さくできると共に、騒音
を小さくすることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は床置形空気調和機に関
するもので、詳しくは熱交換器での風速分布の改善及び
吹出口での水平風向変更板等への結露を防止する技術に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】
(従来例1)図17は従来の床置形空気調和機を示す縦
断面図である。図において、1は空気調和機本体で、前
面下部に設けられた本体吸込口2、前面上部に設けられ
た本体吹出口3、本体背面を形成するリアパネル4、本
体前面のフロントパネル5等で構成されている。6はリ
アパネル4の下部に取り付けられたケーシングで、この
ケーシング6の内部に一端がリアパネル4で支持された
モータ7が収納されると共に、モータ7の他端、軸の先
端にはファン8が装着されている。6aは本体吸込口2
に対向するケーシング吸込口、6bは本体内上部に向か
って開口するケーシング吹出口、9はケーシング6の上
方にリアパネル4側に傾斜して配設された熱交換器であ
る。
【0003】次に動作を説明する。モータ7によりファ
ン8が駆動されると、室内空気が本体吸込口2からケー
シング吸込口6aに吸い込まれ、吸い込まれた空気はフ
ァン8によりケーシング吹出口6bから送出され、熱交
換器9を通過することにより冷媒と熱交換した後本体吹
出口3から室内へ吹き出される。この場合、本体吹出口
3が本体前面上部に位置し、かつファンが本体背面のリ
アパネル4側に固着されているので熱交換器9を通過す
る空気の速度はリアパネル4に近い側、即ち熱交換器9
の上部が速く、リアパネル4から離れた熱交換器9の下
部では遅くなり風速分布が均一にならない。そのため熱
交換器9の性能が最大限に活用されていない。
【0004】熱交換器9の風速分布を改善する方法とし
て、例えば図18に示すようにケーシング吹出口6bの
上方に風を熱交換器9の中央側へ導く導風板10を設け
ることが提案されているが、固定方法が複雑で組立性が
悪く価格が高くなり、強制的に風を偏向させているので
風路圧力損失が大で音が大きくなるという問題点があり
解決策として満足なものではない。
【0005】(従来例2)図19は他の従来の床置形空
気調和機を示す縦断面図、図20は同要部斜視図であ
る。図において、符号1〜3、8、9は従来例1と全く
同一のものでありその説明は省略する。16は吹出口3
の幅方向ほぼ全幅に設けられた吹出風の上下方向に風向
を変更する水平風向変更板、17は吹出口3の縦方向ほ
ぼ全長に設けられた左右方向に風向を変更する垂直風向
変更板、18は垂直風向変更板17の下端部に設けら
れ、垂直風向変更板17を連結する連結アーム、19は
この連結アーム18を駆動モータで、垂直風向変更板1
7の軸受と共に吹出口3の下側のユニット内部流体案内
壁20に収納されている。
【0006】次に動作について説明する。本体1の前面
下部に設けられた吸込口2よりファン(送風機)8によ
り吸い込まれた空気は熱交換器9により冷媒と熱交換し
て吹出口3から室内へ吹き出される。この吹出口3に設
けられた複数の水平風向変更板16により調和空気を上
下に風向変換し、室内の空調条件によって吹出空気の上
下の方向を調整する。また、吹出口3に設けられた複数
の垂直風向変更板17が駆動モータ19により連結アー
ム18を介して左右に自動的に駆動され吹出空気を左右
に拡散させる。空気調和機本体1の吹出口3真下の前面
外壁と内壁20の間には、垂直風向変更板17の軸受部
とその下に駆動モータ19が収納されているために、内
壁20は吹出口3近くで内側にふくらむ形状となり、熱
交換器9で熱交換された空気A(A1 ,A2 )、Bの中
内壁20に沿って流れる空気A(A1 ,A2 )は吹出口
3の上部に押し上げられるため吹出口3下部の風量は少
なくなると共に、垂直風向変更板17の連結アーム18
によって乱される。そのため、吹出口3周囲の高湿度の
暖気Cが風量が少なく、かつ乱れた吹出口3下部から本
体内部へ巻き込まれ水平風向変更板17及び内壁20に
結露が生じる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】従来の床置形空気調和
機は以上のように構成されているので、次のような問題
点があった。 (従来例1の問題点) (1)熱交換器9での風速分布が均一でないため、性能
を最大限に活用できず熱交換器9を大形にしなければな
らなかった。 (2)また、熱交換器9での風速分布が均一でないた
め、風速が大の上部で圧力損失が生じ、騒音が大きくな
る。 (3)吹出口3から室内へ吹き出される空気の風速分布
も必然的に均一でなくなり、風の乱れによって冷房運転
時に吹出口3に露付き(結露)が生じる。 (4)導風板10による改善案は固定方法が複雑で組立
性が悪く価格高となる上に、強制的に風を偏向させるた
め風路圧力損失が大きく、騒音も大きくなる。
【0008】(従来例2の問題点) (1)吹出口3周囲の室内の高湿度の暖気Cが風量が少
なく、乱された吹出口下部から本体内部に巻き込まれ、
水平風向変更板16及び内壁20に結露し、本体外部に
露が流れ出る恐れがあった。 (2)結露防止のためには、水平風向変更板16及び内
壁20等に植毛加工または断熱材等を貼付ける必要があ
るが価格が高く、吹出口3の清掃性が悪くなる。
【0009】この発明は上記のような問題点を解決する
ためになされたもので、構造が複雑で価格高な風の偏向
装置を用いることなく、熱交換器を通過する空気の風速
分布が均一な床置形空気調和機を提供すること。吹出口
の風速分布が均一で水平風向変更板及び内壁の結露を防
止できると共に、万一結露した場合でも本体の内部に露
を回収できる床置形空気調和機を提供することを目的と
する。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1の床置式空気調
和機は、本体前面下部に設けられた上流側の本体吸込口
から本体前面上部に設けられた下流側の本体吹出口の間
に、上流側から順に送風機、熱交換器を配設し、熱交換
器は上部が本体背面に近接し、下部が本体前面に近接す
るように傾斜して取り付けられた床置形空気調和機にお
いて、送風機の上方の本体背面内壁に設けられ、本体背
面内壁に沿って流れる風を熱交換器側に偏向させる偏向
手段を備えたものである。
【0011】請求項2の床置式空気調和機は、請求項1
記載のものにおいて、偏向手段が本体背面内壁から本体
内部の熱交換器側に延設された流体案内壁を有するもの
である。
【0012】請求項3の床置式空気調和機は、請求項2
記載のものにおいて、偏向手段が本体内部に突出する三
角形状ガイドであることを特徴とする。
【0013】請求項4の床置式空気調和機は、請求項3
記載のものにおいて、三角形状ガイドが本体背面パネル
と一体に形成されたものである。
【0014】請求項5の床置式空気調和機は、請求項2
記載のものにおいて、偏向手段が本体内部に突出する湾
曲形状(断面舌状)板であることを特徴とする。
【0015】請求項6の床置式空気調和機は、請求項1
記載のものにおいて、熱交換器の上方の本体前面内壁に
他の偏向手段を備えたものである。
【0016】請求項7の床置式空気調和機は、請求項1
記載のものにおいて、送風機の上方の本体背面内壁の
上、下部に偏向手段を備えたものである。
【0017】請求項8の床置式空気調和機は、請求項1
または請求項7記載のものにおいて、偏向手段が本体背
面内壁の幅方向中央部に配設されたものである。
【0018】請求項9の床置式空気調和機は、請求項1
記載のものにおいて、偏向手段が本体背面内壁の上下、
左右に複数配設されたものである。
【0019】請求項10の床置式空気調和機は、請求項
1記載のものにおいて、偏向手段が本体背面内壁の幅方
向に傾斜して配設されたものである。
【0020】請求項11の床置式空気調和機は、請求項
1記載のものにおいて、偏向手段が本体背面内壁への取
付角度又は取付位置を変更可能なことを特徴とする。
【0021】請求項12の床置式空気調和機は、請求項
1記載のものにおいて、偏向手段が熱交換器との隙間が
上方に行くに従い徐々に狭くなる形状としたことを特徴
とする。
【0022】請求項13の床置式空気調和機は、本体前
面下部に設けられた上流側の吸込口から本体前面上部に
設けられた下流側の吹出口の間に、上流側から順に送風
機、熱交換器を配設し、吹出口に水平風向変更板と垂直
風向変更板を有する床置形空気調和機において、吹出口
下部の本体前面壁に、熱交換器の上方の本体前面垂直壁
を沿って流れる風を水平風向変更板と吹出口下部の間に
導く流体案内壁を備えたものである。
【0023】請求項14の床置式空気調和機は、請求項
11記載のものにおいて、垂直風向変更板の上端部に設
けられた連結アームと、本体天面壁前部に収納された垂
直風向変更板を駆動する駆動モータとを備えたものであ
る。
【0024】請求項15の床置式空気調和機は、請求項
12記載のものにおいて、流体案内壁の上面に立設さ
れ、風を吹出口から正面に吹き出すように整流するとと
もに垂直風向変更板の軸受けを兼ねる固定風向板を備え
たものである。
【0025】請求項16の床置式空気調和機は、請求項
11記載のものにおいて、流体案内壁が吹出口下部前縁
部近傍から本体前面垂直壁に向かって円弧状に形成され
たものである。
【0026】請求項17の床置式空気調和機は、請求項
11記載のものにおいて、流体案内壁と垂直壁との接続
部に設けられ、段差を形成する抵抗壁を備えたものであ
る。
【0027】
【作用】請求項1の床置式空気調和機は、本体背面内壁
に沿って流れる風を偏向手段が熱交換器側に偏向させ
る。
【0028】請求項2の床置式空気調和機は、本体背面
内壁に沿って流れる風を流体案内壁が熱交換器側に偏向
させる。
【0029】請求項3の床置式空気調和機は、本体背面
内壁に沿って流れる風を三角形状ガイドが熱交換器側に
偏向させる。
【0030】請求項4の床置式空気調和機は、本体背面
パネルと一体に三角形状ガイドが形成される。
【0031】請求項5の床置式空気調和機は、本体背面
内壁に沿って流れる風を湾曲形状(断面舌状)板が熱交
換器側に偏向させる。
【0032】請求項6の床置式空気調和機は、熱交換器
を通過する空気の風速分布を均一化し、かつ吹出口の風
速分布も均一化する。
【0033】請求項7の床置式空気調和機は、熱交換器
を通過する空気の風速分布を均一化する。
【0034】請求項8の床置式空気調和機は、圧力損失
が最小限におさえられて、熱交換器を通過する空気の風
速分布を均一化する。
【0035】請求項9の床置式空気調和機は、送風機の
仕様に合わせて偏向手段が最適な位置に配設される。
【0036】請求項10の床置式空気調和機は、送風機
の主流の傾きに合わせて偏向手段が幅方向に傾斜して配
設される。
【0037】請求項11の床置式空気調和機は、送風機
の風量に応じて偏向手段の本体背面内壁への取付角度又
は取付位置を変更できる。
【0038】請求項12の床置式空気調和機は、体背面
内壁に沿って流れる風を偏向手段が徐々に熱交換器側に
偏向させる。
【0039】請求項13の床置式空気調和機は、本体前
面垂直壁を沿って流れる風が水平風向変更板と吹出口下
部の間に導かれる。
【0040】請求項14の床置式空気調和機は、連結ア
ームと駆動モータ収納部を通過する空気の風速は大き
い。
【0041】請求項15の床置式空気調和機は、風が吹
出口から正面に吹き出される。
【0042】請求項16の床置式空気調和機は、円弧状
の流体案内壁が本体前面垂直壁を沿って流れる風を水平
風向変更板と吹出口下部の間に導く。
【0043】請求項17の床置式空気調和機は、本体前
面垂直壁を沿って流れる風の一部がジャンプして吹出口
中央から吹き出される。
【0044】
【実施例】
実施例1. (実施例1の概要)従来の床置形空気調和機は、送風機
がリアパネル下部に収納され、本体吹出口が本体前面上
部に位置するので、必然的にリアパネルに沿って流れる
空気の速度が最も大きくなり、熱交換器を通過する空気
の風速分布を不均一にしていたが、この実施例はその風
速が最も大きくなるリアパネルに沿う風路に本体内部に
突出する三角形状のガイド(偏向手段)を設けることに
より、リアパネルに沿って流れる空気を熱交換器側(本
体中央部側)へ偏向させることにより、熱交換器を通過
する空気の風速分布を均一化する。
【0045】以下、この発明の実施例1を図について説
明する。図1はこの発明の実施例1による床置形空気調
和機の縦断面図である。図において、符号1〜9は従来
の装置と全く同一のものであり、その説明は省略する。
11はケーシング吹出口6bの上方でリアパネル4の内
壁に設けられた本体内部に突出する三角形状(突起形
状)のガイドである。
【0046】次に動作について説明する。モータ7がフ
ァン8を駆動すると室内空気が本体吸込口2からケーシ
ング吸込口6aに吸い込まれ、ファン8によりケーシン
グ吹出口6bから熱交換器9へ向かって送り出される。
最も風速の大きいリアパネル4に沿って上方へ流れる空
気はリアパネル4に固着された三角形状のガイド11に
よって風向が変えられて、本体中央部の熱交換器9側へ
偏向されるので、この風速の大きい熱交換器9側へ偏向
された流れに空気全体が引っぱられて熱交換器9へ向か
い、熱交換器9を通過する空気の風速分布が均一にな
る。
【0047】この実施例によれば、送風機のケーシング
吹出口6bの上方で、リアパネル4の内壁に三角形状の
ガイド(風の偏向手段)11を設けたので、最も風速の
大きいリアパネル4に沿って流れる空気を熱交換器9側
へ偏向させて、空気全体の流れを熱交換器9へ向かうよ
うにしたので、熱交換器9を通過する空気の風速分布を
均一にすることができ熱交換器9の性能を効率良く活用
でき、容量を小さくする効果を奏すると共に、熱交換器
9を通過する際の圧力損失が低減し、騒音が小さくなる
という効果を奏する。さらに、風の偏向手段は三角形状
のガイド11をリアパネル4の内壁に固着するだけの簡
単な構造なので、組立性が良く安価である。
【0048】実施例2.実施例1では、リアパネル4の
内壁に別部品である三角形状のガイド11を取り付ける
ものを示したが、図2に示すようにリアパネル4に一体
に突起形状(三角形状)のガイドを形成しても良い。こ
れにより、部品点数が減ると共に組立性が更に良くなり
安価になる。
【0049】実施例3.実施例1、2では偏向手段が断
面三角形状のものを示したが、図3に示すように断面舌
形状(湾曲形)の滑らかなガイド11をリアパネル4に
取り付けても良い。ガイド11が滑らかな湾曲形をして
いるため曲がり抵抗が小さく風量特性を低下させること
なく熱交換器9を通過する空気の風速分布を均一化する
ことができる。
【0050】実施例4.実施例1〜3では、偏向手段で
あるガイド11をリアパネル4に取り付けたものを示し
たがリアパネル4の他にフロントパネル5に取り付けて
も同様の効果を奏する。図4はこの発明の実施例4を示
す床置形空気調和機の縦断面図であり、図において、ガ
イド11はリアパネル4の他にフロントパネル5にも取
り付けられている。上記実施例と同様ファンケーシング
吹出口6bから送り出された空気はリアパネル4に取り
付けられたガイド11によって偏向されて熱交換器9に
向かうが、熱交換器9を通過した空気がフロントパネル
5に取り付けられたガイド11により熱交換器9側へ曲
げられ、より一層熱交換器9を通過する空気の風速分布
を均一化できると共に、本体吹出口3を通過する空気の
風速分布を改善することにより冷房運転時の本体吹出口
3における露付き(結露)を防止できる。
【0051】実施例5.実施例1〜4ではリアパネル4
にガイド11を1箇所取り付けたものを示したが、図5
に示すようにリアパネル4の上下2箇所にガイド11を
取り付けることによりさらに熱交換器9での風速分布を
改善することができる。以下、この発明の実施例5を図
について説明する。図5はこの発明の実施例5による床
置形空気調和機の縦断面図、図6は同外形斜視図、図7
はガイド11の取り付け状態を示す透視図である。
【0052】ガイド11が1箇所だけの場合は、リアパ
ネル4の下側にガイド11を取り付けると熱交換器9の
下側は風が流れ、風速分布が改善されるが、熱交換器9
の中間付近に風が流れなくなる。反対にリアパネル4の
上側にガイド11を取り付けると熱交換器9の中間付近
は風が流れ、風速分布が改善されるが、熱交換器9の下
側に風が流れなくなる。それに対し、図5に示すよう
に、ガイド11を2箇所、リアパネル4の上側と下側に
幅方向全幅に取り付けることにより熱交換器9の下側に
も中間にも風が流れるため、熱交換器9全体の風速分布
を改善することができる。ガイド11の大きさは大きけ
れば大きいほど風を曲げる効果があるが、その分圧力損
失が大きくなり、音が大きくなるという問題が生じるた
め、風量と風路の大きさにより適度の大きさが決まる。
この実施例ではガイド11の高さは風路の幅に対し10
%程度としており、圧力損失を抑え風速分布の改善を実
現している。
【0053】この実施例によれば、リアパネル4の上下
2箇所にガイド11を幅方向全幅に取り付けることによ
り、熱交換器9の下部及び中間部にも空気が流れるので
熱交換器9全体の風速分布を改善することができる。
【0054】実施例6.実施例5では、ガイド11をリ
アパネル4に上下2箇所幅方向全幅に取り付けたものを
示したが、全幅ではなく中央部に取り付けることにより
必要最小限の圧力損失増で最も効果的な熱交換器9の風
速分布を改善することができる。図8はこの発明の実施
例6による床置形空気調和機のガイドの取り付け状態を
示す透視図である。図に示すように、この実施例ではガ
イド11がリアパネル4の幅方向全幅ではなく中央部に
設けられているので、熱交換が最も盛んに行なわれる熱
交換器9の中央部の風速分布を改善することができ、必
要最小限の圧力損失増で最も効果的な熱交換器9の風速
分布の改善を行なうことができる。
【0055】実施例7.上記実施例では、ガイド11を
リアパネル4の上、下に2箇所取り付けたものを示した
が、図9のようにリアパネル4の左右、上下に複数箇所
にガイド11を配置しても良く、送風機の仕様によりリ
アパネル4を流れる風速にばらつきがある場合、それに
合わせ最適な位置にガイド11を取り付けることで効果
的に熱交換器9の風速分布を改善することができる。
【0056】実施例8.上記実施例では、ガイド11を
リアパネル4に水平に取り付けたものを示したが、図1
0に示すように水平ではなく傾斜をつけて取り付けても
良く、特にケーシング吹出口6bから吹き出される風の
主流方向が垂直でなく傾きを有する場合に有効である。
【0057】実施例9.上記実施例では、ガイド11が
リアパネル4に固定されているものを示したが、図11
に示すように風量に応じて、傾き、リアパネル4への取
付位置を自動的に変更できるものである。ガイド11の
取付位置、大きさが固定されていると、ある風量に対し
ては熱交換器9を通過する風速の分布を最適に改善する
ことができるが、風量が変化すると風の偏向の具合が変
化するため分布が悪くなる。しかし、ガイドの傾き、取
付位置が変わる機構にすれば、どのような風量に対して
も風速分布を改善することができる。
【0058】実施例10.図12に示すように、ガイド
11の形状を熱交換器9との隙間が上方に行くに従い徐
々に狭くなるようにしたもので、突起形状のガイド11
を取り付けた場合と同様の効果を奏する。
【0059】実施例11. (実施例11の概要)従来の床置形空気調和機は、熱交
換器で熱交換されて本体前面の内壁に沿って流れる空気
が内壁のふくらみによって上部に押し上げられ、かつ垂
直風向変更板の連結アームが流れが乱されるために、室
内の暖気を本体内に吹出口下部から巻き込むために水平
風向変更板や内壁に結露することがあったが、この実施
例ではこの問題点を解決するために、垂直風向変更板の
連結アームを吹出口の上部に配置すると共に、その駆動
モータを吹出口真上の本体天面前部に移動し、かつ吹出
口真下の本体内壁を円弧状の流体案内壁とすることによ
り吹出口下部から吹出される風量を従来のものより多く
して、室内の暖気を本体内部へ巻き込むことを防止する
ものである。
【0060】以下、この発明の実施例11を図について
説明する。図13はこの発明の実施例11による床置形
空気調和機の縦断面図、図14は同要部斜視図、図15
は同空気の流れを示す正面図である。図において、符号
1〜3、8、9、16〜19は従来の装置と全く同一の
ものでありその説明は省略する。但し垂直風向変更板1
7の連結アーム18は、該垂直風向変更板17の上端部
に位置し、かつ駆動モータ19は本体天面前部に収納さ
れている点が異なる。21は本体(ユニット)前面内壁
の中央付近に形成されたユニット内部垂直内壁、22は
吹出口3の下辺前縁部からユニット内部垂直内壁21に
設けられた円弧状の流体案内壁、24はこの円弧状の流
体案内壁22に設けられた固定風向板である。
【0061】次に動作について説明する。連結アーム1
8及び駆動モータ19は吹出口3の上部に位置するが、
送風機(ファン)8からユニット背面に沿って上方に送
り出される空気は風速が大きく、この風速の大きい空気
(図13の太線矢印B)がユニット天面に当って吹出口
3上部から室内に吹出されるので、連結アーム18及び
駆動モータ19を収納するための本体天面前部のふくら
みの影響による気流の乱れは少ない。連結アーム18と
駆動モータ19を吹出口3の上部に移動したことによ
り、吹出口3の下部前縁部から垂直内壁21にかけて円
弧状の流体案内壁22を設けてここに従来の装置には無
い新たな吹出口3下部に連結した風路が形成される。熱
交換器9の下部を通過して垂直内壁21に沿って流れる
風(図13の太線矢印A)は円弧状の流体案内壁22に
案内されて吹出口3の下部から吹出されるので、吹出口
3下部の風量が従来のものより増加し、吹出口3周囲の
高湿度の室内暖気(図13の太線矢印C)をユニット内
部に巻き込むことがなく、水平風向変更板16及び流体
案内壁22への結露を防止することができる。
【0062】そして、吹出口3周囲の空気条件が非常に
悪く万一水平風向変更板16に結露した場合でも吹出口
下部前縁部から円弧状に形成された流体案内壁22に落
下した露は自然にユニット内部に回収され空気調和機本
体1の外部に流れ出ることはない。
【0063】図14に示すように、円弧状の流体案内壁
22には、垂直に立設された固定風向板24が設けられ
ていて、この固定風向板24は送風機(ファン)8の回
転方向(空気調和機の右か左)に流れようとする風(図
15)を正面に向って吹き出すように整流すると共に、
垂直風向変更板17の軸受17aを兼ねている。なお、
円弧状の流体案内壁22及び固定風向板24は合成樹脂
で一体に成形されている。
【0064】この実施例では垂直風向変更板17の連結
アーム18とその駆動モータ19を風速が大きく乱れを
生じない吹出口3上部に配置し、吹出口3下部の本体内
壁を円弧状の流体案内壁22とすることにより、吹出口
3下部から吹出される空気の風量を従来のものより多く
なるようにしたので、室内の暖気を本体内部へ巻き込む
ことがなく、水平風向変更板16や流体案内壁22に結
露するのを防止できる。そして、吹出口3周囲の空気条
件が悪く万一水平風向変更板16に結露した場合でも円
弧状に形成された流体案内壁22に露が落下するので露
は自然に本体内部に回収され、本体外部に流出すること
はない。
【0065】実施例12. (実施例12の概要)実施例11で説明したように、吹
出口の下部に円弧状の流体案内壁を設けると、吹出口下
部の風量が増加して、機種によっては吹出口中央部の風
量が低下して吹出口全体の風速分布が均一にならない場
合がある。そこで、流体案内壁と垂直壁との接続部に段
差となる抵抗壁を設け垂直内壁に沿って流れる風の一部
を吹出口の中央にジャンプさせ吹出口全体の風速分布を
均一化する。
【0066】以下、この発明の実施例12を図について
説明する。図16はこの発明の実施例12による床置形
空気調和機の部分縦断面図である。図において、23は
流体案内壁22と垂直壁21の接続部に設けられた段差
である抵抗壁である。
【0067】垂直壁21に沿って流れる風(図16の太
線矢印A)の一部は、抵抗壁23によって一部がジャン
プして吹出口3中央部から吹出されるので、吹出口3全
体の風速が均一化すると共に、流体案内壁22の実施例
11で説明した効果は損なわれない。
【0068】
【発明の効果】請求項1の床置式空気調和機は、本体前
面下部に設けられた上流側の本体吸込口から本体前面上
部に設けられた下流側の本体吹出口の間に、上流側から
順に送風機、熱交換器を配設し、熱交換器は上部が本体
背面に近接し、下部が本体前面に近接するように傾斜し
て取り付けられた床置形空気調和機において、送風機の
上方の本体背面内壁に設けられ、本体背面内壁に沿って
流れる風を熱交換器側に偏向させる偏向手段を備えた構
成にしたので、熱交換器を通過する空気の風速分布を均
一化でき、熱交換器の容量を小さくできると共に、騒音
を小さくすることができる。
【0069】請求項2の床置式空気調和機は、請求項1
記載のものにおいて、偏向手段が本体背面内壁から本体
内部の熱交換器側に延設された流体案内壁を有する構成
にしたので、構造が簡単で安価になる。
【0070】請求項3の床置式空気調和機は、請求項2
記載のものにおいて、偏向手段が本体内部に突出する三
角形状ガイドとしたので、組立性が良く安価になる。
【0071】請求項4の床置式空気調和機は、請求項3
記載のものにおいて、三角形状ガイドが本体背面パネル
と一体に成形され構造にしたので、部品点数が減ると共
に組立性がさらに向上し安価になる。
【0072】請求項5の床置式空気調和機は、請求項2
記載のものにおいて、偏向手段が本体内部に突出する湾
曲形状(断面舌状)板としたので、曲がり抵抗が小さく
風量特性を低下させることなく熱交換器を通過する空気
の風速分布を均一化できる。
【0073】請求項6の床置式空気調和機は、請求項1
記載のものにおいて、熱交換器の上方の本体前面内壁に
他の偏向手段を備えた構成にしたので、より一層熱交換
器を通過する空気の風速分布を均一化できると共に、本
体吹出口の風速分布を均一化できる。
【0074】請求項7の床置式空気調和機は、請求項1
記載のものにおいて、送風機の上方の本体背面内壁の
上、下部に偏向手段を備えた構成にしたので、熱交換器
の下部及び中間部にも空気が流れ、熱交換器全体の風速
分布を改善できる。
【0075】請求項8の床置式空気調和機は、請求項1
または請求項7記載のものにおいて、偏向手段が本体背
面内壁の幅方向中央部に配設された構成にしたので、必
要最小限の圧力損失増で最も効果的に熱交換器の風速分
布を改善できる。
【0076】請求項9の床置式空気調和機は、請求項1
記載のものにおいて、偏向手段が本体背面内壁の上下、
左右に複数配設された構成にしたので、送風機の仕様に
合わせて最適な位置に偏向手段を配置できる。
【0077】請求項10の床置式空気調和機は、請求項
1記載のものにおいて、偏向手段が本体背面内壁の幅方
向に傾斜して配設された構成にしたので、送風機から送
り出される風の主流が垂直でなく傾いた場合でも熱交換
器の風速分布を改善できる。
【0078】請求項11の床置式空気調和機は、請求項
1記載のものにおいて、偏向手段が本体背面内壁への取
付角度又は取付位置を変更可能な構成にしたので、風量
に応じて最適な偏向手段の傾斜角度又は取付位置を選択
できる。
【0079】請求項12の床置式空気調和機は、請求項
1記載のものにおいて、偏向手段が熱交換器との隙間が
上方に行くに従い徐々に狭くなる形状としたので、熱交
換器を通過する空気の風速分布を更に均一化でき、熱交
換器の容量を小さくできると共に、騒音を小さくするこ
とができる。
【0080】請求項13の床置式空気調和機は、本体前
面下部に設けられた上流側の吸込口から本体前面上部に
設けられた下流側の吹出口の間に、上流側から順に送風
機、熱交換器を配設し、吹出口に水平風向変更板と垂直
風向変更板を有する床置形空気調和機において、吹出口
下部の本体前面壁に、熱交換器の上方の本体前面垂直壁
を沿って流れる風を水平風向変更板と吹出口下部の間に
導く流体案内壁を備えた構成にしたので、吹出口下部の
風量が増加し、室内の暖気を本体内部に巻き込むことが
なく吹出口の露付きを防止できる。
【0081】請求項14の床置式空気調和機は、請求項
11記載のものにおいて、垂直風向変更板の上端部に設
けられた連結アームと、本体天面壁前部に収納された垂
直風向変更板を駆動する駆動モータとを備えた構成にし
たので、連結アーム及び駆動モータ収納部を通過する空
気は風速が大きいので乱れを生じることがなく、かつ吹
出口下部に流体案内壁の形成を可能にする。
【0082】請求項15の床置式空気調和機は、請求項
12記載のものにおいて、流体案内壁の上面に立設さ
れ、風を吹出口から正面に吹き出すように整流するとと
もに垂直風向変更板の軸受けを兼ねる固定風向板を備え
た構成にしたので、吹出口正面に風を吹き出すことがで
きる。
【0083】請求項16の床置式空気調和機は、請求項
11記載のものにおいて、流体案内壁が吹出口下部前縁
部近傍から本体前面垂直壁に向かって円弧状に形成され
た構成にしたので、吹出口下部の風量が増加し、室内の
暖気を本体内部に巻き込むことがなく吹出口の露付きを
防止でき、万一結露した場合でも露を本体内部に回収で
きる。
【0084】請求項17の床置式空気調和機は、請求項
11記載のものにおいて、流体案内壁と垂直壁との接続
部に設けられ、段差を形成する抵抗壁を備えた構成にし
たので、吹出口の風速分布を均一化できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施例1による床置式空気調和機
の縦断面図である。
【図2】 この発明の実施例2による床置式空気調和機
の部分縦断面図である。
【図3】 この発明の実施例3による床置式空気調和機
の部分縦断面図である。
【図4】 この発明の実施例4による床置式空気調和機
の縦断面図である。
【図5】 この発明の実施例5による床置式空気調和機
の縦断面図である。
【図6】 この発明の実施例5による床置式空気調和機
の外形斜視図である。
【図7】 この発明の実施例5による床置式空気調和機
のガイドの取り付け状態を示す透視図である。
【図8】 この発明の実施例6による床置式空気調和機
のガイドの取り付け状態を示す透視図である。
【図9】 この発明の実施例7による床置式空気調和機
のガイドの取り付け状態を示す透視図である。
【図10】 この発明の実施例8による床置式空気調和
機のガイドの取り付け状態を示す透視図である。
【図11】 この発明の実施例9による床置式空気調和
機のガイドの取り付け状態を示す透視図である。
【図12】 この発明の実施例10による床置式空気調
和機の縦断面図である。
【図13】 この発明の実施例11による床置式空気調
和機の縦断面図である。
【図14】 この発明の実施例11による床置式空気調
和機の要部斜視図である。
【図15】 この発明の実施例11による床置式空気調
和機の空気の流れを示す正面図である。
【図16】 この発明の実施例12による床置式空気調
和機の部分縦断面図である。
【図17】 従来の床置式空気調和機(従来例1)の縦
断面図である。
【図18】 従来の床置式空気調和機(従来例1)の縦
断面図である。
【図19】 他の従来の床置式空気調和機(従来例2)
の縦断面図である。
【図20】 他の従来の床置式空気調和機(従来例2)
の要部斜視図である。
【符号の説明】
1 本体、2 本体吸込口(吸込口)、3 本体吹出口
(吹出口)、4 リアパネル、5 フロントパネル、6
ケーシング、8 ファン(送風機)、9 熱交換器、
11 ガイド(偏向手段)、16 水平風向変更板、1
7 垂直風向変更板、18 連結アーム、19 駆動モ
ータ、21 垂直壁、22 流体案内壁、23 抵抗
壁、24 固定風向板。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 粂川 恵理子 鎌倉市大船二丁目14番40号 三菱電機株式 会社住環境研究開発センター内 (72)発明者 古藤 悟 尼崎市塚口本町八丁目1番1号 三菱電機 株式会社中央研究所内 (72)発明者 新井 康之 静岡市小鹿三丁目18番1号 三菱電機エン ジニアリング株式会社名古屋事業所静岡支 所内 (72)発明者 高田 博之 静岡市小鹿三丁目18番1号 三菱電機エン ジニアリング株式会社名古屋事業所静岡支 所内

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体前面下部に設けられた上流側の本体
    吸込口から本体前面上部に設けられた下流側の本体吹出
    口の間に、上流側から順に送風機、熱交換器を配設し、
    該熱交換器は上部が本体背面に近接し、下部が本体前面
    に近接するように傾斜して取り付けられた床置形空気調
    和機において、前記送風機の上方の本体背面内壁に設け
    られ、前記本体背面内壁に沿って流れる風を前記熱交換
    器側に偏向させる偏向手段を備えたことを特徴とする床
    置式空気調和機。
  2. 【請求項2】 偏向手段は、本体背面内壁から本体内部
    の熱交換器側に延設された流体案内壁を有することを特
    徴とする請求項1記載の床置式空気調和機。
  3. 【請求項3】 偏向手段は、本体内部に突出する三角形
    状ガイドであることを特徴とする請求項2記載の床置式
    空気調和機。
  4. 【請求項4】 三角形状ガイドは、本体背面パネルと一
    体に成形されたことを特徴とする請求項3記載の床置式
    空気調和機。
  5. 【請求項5】 偏向手段は、本体内部に突出する湾曲形
    状(断面舌状)板であることを特徴とする請求項2記載
    の床置式空気調和機。
  6. 【請求項6】 熱交換器の上方の本体前面内壁に他の偏
    向手段を備えたことを特徴とする請求項1記載の床置式
    空気調和機。
  7. 【請求項7】 送風機の上方の本体背面内壁の上、下部
    に偏向手段を備えたことを特徴とする請求項1記載の床
    置式空気調和機。
  8. 【請求項8】 偏向手段は、本体背面内壁の幅方向中央
    部に配設されたことを特徴とする請求項1又は請求項7
    記載の床置式空気調和機。
  9. 【請求項9】 偏向手段は、本体背面内壁の上下、左右
    に複数配設されたことを特徴とする請求項1記載の床置
    式空気調和機。
  10. 【請求項10】 偏向手段は、本体背面内壁の幅方向に
    傾斜して配設されたことを特徴とする請求項1記載の床
    置式空気調和機。
  11. 【請求項11】 偏向手段は、本体背面内壁への取付角
    度又は取付位置を変更可能なことを特徴とする請求項1
    記載の床置式空気調和機。
  12. 【請求項12】 偏向手段は、熱交換器との隙間が上方
    に行くに従い徐々に狭くなる形状としたことを特徴とす
    る請求項1記載の床置式空気調和機。
  13. 【請求項13】 本体前面下部に設けられた上流側の吸
    込口から本体前面上部に設けられた下流側の吹出口の間
    に、上流側から順に送風機、熱交換器を配設し、前記吹
    出口に水平風向変更板と垂直風向変更板を有する床置形
    空気調和機において、前記吹出口下部の本体前面壁に、
    前記熱交換器の上方の本体前面垂直壁を沿って流れる風
    を前記水平風向変更板と吹出口下部の間に導く流体案内
    壁を備えたことを特徴とする床置式空気調和機。
  14. 【請求項14】 垂直風向変更板の上端部に設けられた
    連結アームと、本体天面壁前部に収納された前記垂直風
    向変更板を駆動する駆動モータと、を備えたことを特徴
    とする請求項11記載の床置式空気調和機。
  15. 【請求項15】 流体案内壁の上面に立設され、風を吹
    出口から正面に吹き出すように整流するとともに垂直風
    向変更板の軸受けを兼ねる固定風向板を備えたことを特
    徴とする請求項12記載の床置式空気調和機。
  16. 【請求項16】 流体案内壁は、吹出口下部前縁部近傍
    から本体前面垂直壁に向かって円弧状に形成されること
    を特徴とする請求項11記載の床置式空気調和機。
  17. 【請求項17】 流体案内壁と垂直壁との接続部に設け
    られ、段差を形成する抵抗壁を備えたことを特徴とする
    請求項11記載の床置式空気調和機。
JP01381195A 1995-01-31 1995-01-31 床置式空気調和機 Expired - Lifetime JP3614488B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP01381195A JP3614488B2 (ja) 1995-01-31 1995-01-31 床置式空気調和機

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP01381195A JP3614488B2 (ja) 1995-01-31 1995-01-31 床置式空気調和機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH08200722A true JPH08200722A (ja) 1996-08-06
JP3614488B2 JP3614488B2 (ja) 2005-01-26

Family

ID=11843665

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP01381195A Expired - Lifetime JP3614488B2 (ja) 1995-01-31 1995-01-31 床置式空気調和機

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3614488B2 (ja)

Cited By (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001150940A (ja) * 1999-11-22 2001-06-05 Calsonic Kansei Corp 車両用空気調和ユニット
KR100350440B1 (ko) * 2000-04-15 2002-08-28 만도공조 주식회사 에어콘의 소음저감용 유로 형성구조
JP2007333312A (ja) * 2006-06-15 2007-12-27 Denso Corp 空調装置
JP2010127480A (ja) * 2008-11-25 2010-06-10 Daikin Ind Ltd 空気調和機
JP2010133623A (ja) * 2008-12-04 2010-06-17 Daikin Ind Ltd 送風装置
CN102305462A (zh) * 2011-07-22 2012-01-04 三花丹佛斯(杭州)微通道换热器有限公司 换热装置
JP2014129926A (ja) * 2012-12-28 2014-07-10 Mitsubishi Electric Corp 冷凍空調装置
CN106016650A (zh) * 2016-05-16 2016-10-12 珠海格力电器股份有限公司 出风组件及具有其的空调器
CN106091316A (zh) * 2016-06-01 2016-11-09 珠海格力电器股份有限公司 出风组件及具有其的空调器
WO2018079776A1 (ja) * 2016-10-31 2018-05-03 三菱電機株式会社 室内機および空気調和装置
CN108344140A (zh) * 2018-03-13 2018-07-31 珠海格力电器股份有限公司 挡风板、空调室内机和空调器
WO2018210596A1 (de) * 2017-05-16 2018-11-22 Güntner Gmbh & Co. Kg Wärmeaustauschereinrichtung und verfahren zum austausch von wärme zwischen luft und einem in einem wärmeübertrager geführten fluid
WO2023005367A1 (zh) * 2021-07-28 2023-02-02 青岛海尔空调器有限总公司 壁挂式空调室内机

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6924608B2 (ja) * 2017-04-26 2021-08-25 日立ジョンソンコントロールズ空調株式会社 空気調和機の室内機

Cited By (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001150940A (ja) * 1999-11-22 2001-06-05 Calsonic Kansei Corp 車両用空気調和ユニット
KR100350440B1 (ko) * 2000-04-15 2002-08-28 만도공조 주식회사 에어콘의 소음저감용 유로 형성구조
JP2007333312A (ja) * 2006-06-15 2007-12-27 Denso Corp 空調装置
JP2010127480A (ja) * 2008-11-25 2010-06-10 Daikin Ind Ltd 空気調和機
JP2010133623A (ja) * 2008-12-04 2010-06-17 Daikin Ind Ltd 送風装置
CN102305462A (zh) * 2011-07-22 2012-01-04 三花丹佛斯(杭州)微通道换热器有限公司 换热装置
JP2014129926A (ja) * 2012-12-28 2014-07-10 Mitsubishi Electric Corp 冷凍空調装置
WO2017198056A1 (zh) * 2016-05-16 2017-11-23 珠海格力电器股份有限公司 出风组件及具有其的空调器
CN106016650A (zh) * 2016-05-16 2016-10-12 珠海格力电器股份有限公司 出风组件及具有其的空调器
CN106091316A (zh) * 2016-06-01 2016-11-09 珠海格力电器股份有限公司 出风组件及具有其的空调器
CN106091316B (zh) * 2016-06-01 2021-11-16 珠海格力电器股份有限公司 出风组件及具有其的空调器
WO2018079776A1 (ja) * 2016-10-31 2018-05-03 三菱電機株式会社 室内機および空気調和装置
JPWO2018079776A1 (ja) * 2016-10-31 2019-06-24 三菱電機株式会社 室内機および空気調和装置
EP3534076A4 (en) * 2016-10-31 2019-10-23 Mitsubishi Electric Corporation INDOOR UNIT AND AIR CONDITIONING
US11262098B2 (en) 2016-10-31 2022-03-01 Mitsubishi Electric Corporation Indoor unit and air-conditioning apparatus
WO2018210596A1 (de) * 2017-05-16 2018-11-22 Güntner Gmbh & Co. Kg Wärmeaustauschereinrichtung und verfahren zum austausch von wärme zwischen luft und einem in einem wärmeübertrager geführten fluid
CN108344140A (zh) * 2018-03-13 2018-07-31 珠海格力电器股份有限公司 挡风板、空调室内机和空调器
WO2023005367A1 (zh) * 2021-07-28 2023-02-02 青岛海尔空调器有限总公司 壁挂式空调室内机

Also Published As

Publication number Publication date
JP3614488B2 (ja) 2005-01-26

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2993412B2 (ja) 吹出口及び該吹出口を備えた空気調和装置
KR100408598B1 (ko) 직교류송풍기
JPH08200722A (ja) 床置式空気調和機
US6338676B1 (en) Air conditioner
CN113310120A (zh) 壁挂式空调室内机及其导风板
JP2002195595A (ja) 空気調和装置の室内機
EP1316760A1 (en) Decorative panel for air conditioning system, air outlet blow-off unit, and air conditioning system
CN211822783U (zh) 壁挂式空调室内机
JP2001510886A (ja) 家庭器具
CN216977150U (zh) 导风板以及具有其的空调器室内机
CN211177348U (zh) 导风板及具有其的空调
CN210601925U (zh) 空调室内机及空调器
CN210399435U (zh) 导风板及具有其的空调
CN108375108B (zh) 壁挂式空调室内机
JPH1019291A (ja) 壁掛け式空気調和装置
JP3120959B2 (ja) 送風機
CN220205895U (zh) 空调室内机
CN210801402U (zh) 落地式空调室内机及空调器
WO2018179470A1 (ja) 空気調和機
JPH0979656A (ja) 空気調和機の室内ユニット
CN219693443U (zh) 壁挂式空调
CN212511735U (zh) 百叶组件及空调器
JP3903626B2 (ja) 空気調和機の整流機構
JP7132418B1 (ja) 床置式空気調和機
JP3632115B2 (ja) 空気調和装置の室外機

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20030610

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20040520

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040914

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20041014

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20041027

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071112

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081112

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081112

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091112

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091112

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101112

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111112

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121112

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121112

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131112

Year of fee payment: 9

EXPY Cancellation because of completion of term