JP7132418B1 - 床置式空気調和機 - Google Patents

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【課題】床置式空気調和機であって、本体側吹出口における吹出空気の風速分布が不均一になることを抑制して本体側吹出口の下部側に結露が発生することを抑制する。【解決手段】床置式空気調和機は、本体と、この本体の下部に設けられた本体側吸込口と、前記本体の前面上部に設けられた本体側吹出口と、前記本体の内部に設けられた熱交換器と、前記本体の内部に設けられファンとファンケーシングを備える送風機を備える。また、前記送風機のファンケーシングにはファンケーシング側吹出口を備え、前記ファンケーシング側吹出口の上部に、前記送風機から吹き出された空気を前記本体側吹出口の側へ導くための風向ガイドを設け、前記風向ガイドは、前記本体側吹出口の側に向かうように湾曲させた整流板が前後方向に複数列設けられている。【選択図】図2

Description

本発明は床置式空気調和機に関し、特に、室内の空気を本体(筐体)下部に設けられた吸込口から本体内部に吸い込み、熱交換器を通過させた後、熱交換後の空気を本体上部に設けられた吹出口から前方の室内に吹出すようにしたパッケージ型エアコンの床置式室内機として好適なものである。
従来の床置式空気調和機は、例えば特開平8-200722号公報(特許文献1)に示すように、縦長の本体(筐体)内に熱交換器と送風機を収容し、本体の前面下部の吸込口から室内空気を本体内部に吸い込み、熱交換器を通過させて吸い込んだ空気を冷却し、冷却後の空気を、本体の前面上部に設けた本体吹出口から前方の室内に吹き出すように構成されている。
また、この特許文献1のものでは、本体内の背面側に円弧状の偏向手段(ガイド)を設け、背面内壁に沿って流れる空気を熱交換器側に偏向させて、熱交換器を通過する空気の風速分布を均一化するように構成している。
従来の別の床置式空気調和機としては、特開2016-44862号公報(特許文献2)に記載のものもある。この特許文献2のものは、筐体と、この筐体の背面側に設けられた吸込口及び熱交換器と、筐体の内部に設けられファン(羽根車)とファンケーシングを備える送風機と、筐体上部に設けられた筐体側吹出口と、前記ファンケーシングに形成されたファンケーシング側吹出口から吹き出された空気を前記筐体側吹出口に導く空気ダクト及び中継ダクトと、前記中継ダクトの部分に設けられ徐々に流路面積を拡大して圧力損失を抑えるための風向ガイドを備えている。
特開平8-200722号公報 特開2016-44862号公報
上記特許文献1のものでは、本体内の背面側に円弧状の偏向手段を設け、背面内壁に沿って流れる空気を熱交換器側に偏向させて、熱交換器を通過する空気の風速分布を均一化するように構成している。しかし、熱交換器を通過した空気は本体上部に向かって流れ、本体(筐体)の天板に衝突した後、天板に沿って本体の前面上部に設けた本体吹出口側に流れて、この本体吹出口から、冷却された空気が前方の室内に吹き出されるように構成されている。
このように構成されている特許文献1のものでは、前記本体吹出口から吹き出される空気の流れが天板側に偏った流れとなり、本体吹出口の上部側では風速が大きく、下部側では風速が小さくなる。このように、特許文献1のものでは、風速分布が不均一になるため、吹出される空気の流れは、特に本体吹出口の下部側で大きく乱れ、逆流や渦が発生して、温かい室内空気を巻き込み、冷却された吹出空気と接する。この結果、本体吹出口の下部側に結露が発生し、その結露水が吹出空気と共に室内に吹き出される露飛び現象が発生する課題がある。
また、熱交換器を通過した流れが天板に衝突することにより、流れが乱れ、また本体吹出口から吹き出される空気の流れも不均一になるため、圧力損失も大きくなる。圧力損失が大きくなると、騒音増大、風量低下、効率低下などを引き起こす。
上記特許文献2のものでは、筐体の内部に設けられた送風機のファンケーシング側吹出口と筐体上部に設けられた筐体側吹出口とを空気ダクト及び中継ダクトで接続し、送風機から吹き出された空気を筐体上部の筐体側吹出口から上方に吹き出すようにしている。このように構成すれば風速分布を均一化し圧力損失を低減することはできる。しかし、この引用文献2のものでは、送風機から吹き出された空気を筐体上方に吹き出すものに限定され、筐体の前面上部に設けた筐体吹出口から前方の室内に吹き出すことに関しては考慮されていない。
本発明の目的は、送風機のファンケーシング側吹出口から吹き出された空気を、本体の前面上部に設けた本体側吹出口から前方に吹き出す構成の床置式の空気調和機であって、本体側吹出口における吹出空気の風速分布が不均一になることを抑制して本体側吹出口の下部側に結露が発生することを抑制できる床置式空気調和機を得ることにある。
上記目的を達成するため、本発明は、本体と、この本体の下部に設けられた本体側吸込口と、前記本体の前面上部に設けられた本体側吹出口と、前記本体の内部に設けられた熱交換器と、前記本体の内部に設けられファンとファンケーシングを備える送風機を備える床置式空気調和機であって、前記送風機のファンケーシングにはファンケーシング側吹出口を備え、前記ファンケーシング側吹出口の上部に、前記送風機から吹き出された空気を前記本体側吹出口の側へ導くための風向ガイドを設け、前記風向ガイドは、前記本体側吹出口の側に向かうように湾曲させた整流板が前後方向に複数列設けられていることを特徴とする。
本発明によれば、送風機のファンケーシング側吹出口から吹き出された空気を、本体の前面上部に設けた本体側吹出口から前方に吹き出す構成の床置式の空気調和機であって、本体側吹出口における吹出空気の風速分布が不均一になることを抑制して本体側吹出口の下部側に結露が発生することを抑制できる床置式空気調和機を得ることができる効果がある。
本発明の床置式空気調和機の実施例1を示す斜視図で、側面パネルを取り外した状態を示す図である。 図1に示す床置式空気調和機の側断面図である。 本発明の床置式空気調和機の要部を拡大して示す要部説明図で、整流板の部分のみ斜視図で示す図である。 図2のIV-IV線矢視図である。 風向ガイドの全体構成を示す斜視図である。 風向ガイドの他の構成例を説明する斜視図である。
以下、本発明の床置式空気調和機の具体的実施例を、図面に基づいて説明する。各図において、同一符号を付した部分は同一部分である。
本発明の床置式空気調和機の実施例1を図1~図5を用いて説明する。
まず、本実施例1の床置式空気調和機の全体構成を、図1及び図2を用いて説明する。図1は本実施例の床置式空気調和機を示す斜視図で、側面パネルを取り外した状態を示す図、図2は図1に示す床置式空気調和機の側断面図である。
図1,図2において、1は空気調和機の本体(筐体)、2は前記本体1の前面下部に設けられた本体側吸込口、3は前記筐体の前面上部に設けられた本体側吹出口、4は本体1の背面を形成する背面パネル、5は本体1の前面パネル、6は本体1の天井部分を形成している天板である。
図1に示すように、室内の空気は白抜き矢印Aで示すように、本体1の前面下部の本体側吸込口2から本体内に吸い込まれ、後述する熱交換器7、送風機8及び風向ガイド10を通過して、本体1の前面上部の本体側吹出口3から、白抜き矢印Bで示すように、前方の室内に吹き出されるように構成されている。
前記本体1内の下部には、前記本体側吸込口2に対応する部分に前記熱交換器7が配置され、この熱交換器7は前面パネル5側に傾斜して配設されている。また、前記本体1内の前記熱交換器7の上部側には前記送風機8が本体1に設けた取付枠9を介して本体1に設置されている。
前記送風機8は、シロッコファン(多翼送風機)等で構成されたファン(羽根車)8a、ファン8aを回転させるモータ8b、前記ファン8aの周囲を取り囲むように配置されたファンケーシング8c等で構成されている。前記ファンケーシング8cにはファンケーシング側吸込口8d(以下、吸込口8dともいう)とファンケーシング側吹出口8e(以下、吹出口8eともいう)が形成されており、吸込口8dから吸い込まれた空気はファン8aで昇圧されて吹出口8eから上方に向かって吹出される。
本実施例においては、前記ファンケーシング側吹出口8eは前記本体側吹出口3の下端位置よりも下方に配置されており、前記ファンケーシング側吹出口8eの上部には、前記送風機8から吹き出された空気を前記本体側吹出口3側へ導くための風向ガイド10が設けられている。この風向ガイド10は前記ファンケーシング8cまたは前記取付枠9に固定されている。本実施例では、風向ガイド10をファンケーシング側吹出口8eから連続するように設置している。ファンケーシング側吹出口8eと風向ガイド10の入口とは、間隔を置いて設置しても良いが、風向ガイド10の入口は本体側吹出口3の下端位置よりも下方に配置されるように構成する。また、風向ガイド10はファンケーシング8cや取付枠9に固定するものには限られず、風向ガイド10を本体1に固定するようにしても良い。
なお、床置式空気調和機において、ファンケーシング側吹出口8eを本体側吹出口3に対向するように、送風機8を本体1内の上部に水平に設置すれば、ファンからの吹出空気を本体側吹出口3にスムーズに吹出すことは可能である。しかし、パッケージ型エアコン(業務用空気調和機)に用いられる床置式空気調和機(床置式室内機)は、通常大人の背丈以上の高さ(170~200cm程度の高さ)があり、送風機8を本体内の上部に設置すると送風機のメンテナンス作業が難しくなる。また、床置式空気調和機の重心位置も高くなり、不安定となって転倒する可能性も高くなる。更に、送風機8の吹出口を本体側吹出口3に対向するように(送風機吹出口が水平方向になるように)設置すると、送風機の奥行き寸法が大きくなり、本体(筐体)の奥行き寸法を大きくする必要がある。このため、送風機8を、本体内の上部に、吹出口が水平方向になるように設置する構造を採用するのは困難である。
このため、本実施例では、図2に示すように、送風機8を熱交換器7の上方(下流側)で本体側吹出口3の下端部よりも下方に設置し、ファンケーシング側吹出口8eは上向きとなるようにしている。送風機8を熱交換器7よりも下流側に設置することにより空気流の圧力損失も低減できる。
しかし、ファンケーシング側吹出口8eは上向きに、本体側吹出口3は水平方向になるため、送風機8からの吹出空気が滑らかに流れず、天板6に衝突して流れるため、圧力損失が大きくなる。また、本体側吹出口3から室内へ吹出される空気も吹出口の上側に集中して流れるため、風速分布も不均一となり、本体側吹出口3の上部の風速が大きく、下部では風速が小さくなって逆流や渦が発生し易い。この結果、本体側吹出口3の下部では吹出空気の乱れが生じて、冷房運転時に室内の温かい空気を巻き込み、熱交換器7で冷却された空気で冷やされることにより、本体側吹出口3の出口付近に結露が発生し、この結露水が吹出空気と共に室内に吹き出される露飛び現象が発生することがある。
これらの問題を解決するため、本実施例では、上述したように、ファンケーシング側吹出口8eの上部に、送風機8から吹き出された空気を本体側吹出口3側へ導くための前記風向ガイド10を設けている。
次に、本実施例における前記風向ガイド10の具体的構成を図3~図5を用いて詳しく説明する。図3は本発明の床置式空気調和機の要部(風向ガイド10の部分)を拡大して示す要部説明図で、整流板11の部分のみ斜視図で示す図、図4は図2のIV-IV線矢視図で、風向ガイド10から吹き出される空気の流れを説明する図、図5は風向ガイド10の全体構成を示す斜視図である。
図3に示すように、風向ガイド10には、前記ファンケーシング側吹出口8eから吹き出された空気を前記本体側吹出口3の側に向かうように湾曲させた整流板11が前後方向に複数列(この例では3列)設けられている。前記整流板11は、後列側(背面側)の整流板11ほど湾曲度が小さく、前列側の整流板ほど湾曲度を大きくしている。即ち、前後方向に複数列設けられている前記整流板11は、前列側の整流板11の湾曲度を後列側の整流板11の湾曲度よりも大きく構成し、これによりファンケーシング側吹出口8eから吹き出された空気を本体側吹出口3の上部側から下部側まで導くように構成されている。
更に詳しく説明すると、最後列の整流板11はファンケーシング側吹出口8eからの吹出空気を本体側吹出口3の上部側に導くようにその湾曲度が決められ、中央の整流板11はファンケーシング側吹出口8eからの吹出空気を本体側吹出口3の上下方向中央付近に導くようにその湾曲度が決められ、最前列の整流板11はファンケーシング側吹出口8eからの吹出空気を本体側吹出口3の下部側に導くようにその湾曲度が決められている。
なお、本実施例では前記整流板11を前後方向に3列配置している例を説明したが、2列でも良く、また4列以上設けるようにしても良い。
また、本実施例では、前後方向に3列設けられている前記各整流板11には、本体側吹出口3に向かう空気の流れを前記本体側吹出口3の左右両側にもガイドするための複数のガイド板12が設けられている。
更に、前記本体側吹出口3には吹出空気を部屋の正面或いは左右方向に向けるための縦羽根13と、吹出空気を部屋の正面または上下方向に向けるための横羽根(ルーバ)14が設けられており、これら縦羽根13及び横羽根14はその角度を任意の方向に向けることができるように構成されている。
前記整流板11及びガイド板12を備える前記風向ガイド10は、図4,図5に示すように、左右方向に複数個設置されている。
即ち、図4に示すように、本実施例では、前記風向ガイド10を本体側吹出口3の左右方向に沿って複数個、即ちこの例では右側の風向ガイド10Aと左側の風向ガイド10Bの2個を設置している。なお、風向ガイド10の設置個数は1個あるいは3個以上としても良い。また、風向ガイド10の設置個数に応じて、各風向ガイド10の位置に対応するように前記送風機8も複数台設置されている。
前記ガイド板12は、この図4に示すように、本体1の正面側(送風方向)から見てハの字形に配置されている。この構成により、本体側吹出口3の左右両側にも吹出空気をガイドすることができ、水平方向の風速分布も改善することができる。なお、本実施例では複数の前記ガイド板12をハの字形に配置する例を説明したがハの字形に限られず、吹出空気を本体側吹出口3の左右両側まで導くことができる構成であれば良い。また、本実施例では、複数列設けた整流板11の全てに前記ガイド板12を設けており、最前列の整流板11に設けるガイド板12の枚数は、後列側の整流板11に設けるガイド板12の枚数よりも少なくして、各風向ガイド10A,10Bの中央付近を流れる吹出空気を本体側吹出口3の中央側にも十分吹き出されるように構成している。
図5は前記風向ガイド10のみを取り出して示す斜視図で、各風向ガイド10(10A,10B)は、本実施例では樹脂一体成形で製作されており、樹脂一体成形後、成形型を抜くことができるような形状に各風向ガイド10は形成されている。前記各風向ガイド10には、湾曲させた前記整流板11が前後に3列設けられ、後列側の整流板11は湾曲度が小さく高さ(縦方向の寸法)を大きくして、吹出空気を本体側吹出口3の上部側に導くように構成している。また、前列側の整流板11ほど湾曲度を大きくしつつ高さ(縦方向の寸法)を小さくして、送風機から吹き出された空気を本体側吹出口3の上下方向中央付近から下部側に導くように構成している。
このように構成することにより、ファンケーシング側吹出口8eから吹き出された空気を、本体側吹出口3の上部側から下部側まで導き、風速分布がより均一化されるように構成されている。
以上説明したように、本発明の実施例1の床置式空気調和機は、送風機8のファンケーシング8cにはファンケーシング側吹出口8eを備え、前記ファンケーシング側吹出口8eの上部に、前記送風機から吹き出された空気を前記本体側吹出口3の側へ導くための風向ガイド10を設け、更に前記風向ガイド10は、空気調和機本体の本体側吹出口3の側に向かうように湾曲させた整流板11が前後方向に複数列設けられているので、前記本体側吹出口3の上下方向の全体に吹き出し空気を拡散させることができ、本体側吹出口3から吹き出される空気の風速分布を均一化できる。
この結果、本体側吹出口3の下部での吹出空気の乱れを防止でき、冷房運転時に室内の温かい空気を巻き込み、熱交換器7で冷却された空気で冷やされることを抑制できるから、本体側吹出口3の出口付近に結露が発生するのを防止できる。従って、結露水が吹出空気と共に室内に吹き出される露飛び現象の発生も抑制することができる。
また、ファンケーシング側吹出口8eから吹出す空気を風向ガイド10により本体側吹出口3側へ滑らかに導くことができると共に、天板6への衝突も低減できるので、圧力損失及び騒音も低減でき、この結果、効率向上も図れる。更に、本実施例では送風機8を熱交換器7の下流側に設置しているので、この点からも圧力損失を低減でき、効率の良い床置式空気調和機を得ることができる。
前記風向ガイド10の他の構成例を、図6を用いて説明する。なお、図6では、図5に示す風向ガイド10Aまたは10Bの一方側の風向ガイドに対応する風向ガイドのみを図示しているが、上述した実施例と同様に、本体側吹出口3の左右方向に複数台設置することができる。
図6に示す風向ガイド10は、整流板11については、図5に示したものと同様に、前後方向に3列設けているが、ガイド板12については後列側の2列の整流板11に対してのみ設けられ、最前列の整流板11に対してはガイド板が設けられていない。このように構成しても、風向ガイド10としての機能は、図5に示したものとほぼ同様の機能が得られる。また、この図6に示す構成とすることにより、風向ガイド10をより簡素化でき、安価に製作できる。
なお、本発明は上述した実施例に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。また、上記した実施例は本発明を分かり易く説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備えるものに限定されるものではない。
1:本体、2:本体側吸込口、3:本体側吹出口、
4:背面パネル、5:前面パネル、6:天板、
7:熱交換器、
8送風機、8a:ファン、8b:モータ、8c;ファンケーシング、
8d:ファンケーシング側吸込口、8e:ファンケーシング側吹出口、
9:取付枠、
10(10A,10B):風向ガイド、
11:整流板、12:ガイド板、
13:縦羽根、14:横羽根。

Claims (7)

  1. 本体と、この本体の下部に設けられた本体側吸込口と、前記本体の前面上部に設けられた本体側吹出口と、前記本体の内部に設けられた熱交換器と、前記本体の内部に設けられファンとファンケーシングを備える送風機を備える床置式空気調和機であって、
    前記送風機のファンケーシングにはファンケーシング側吹出口を備え、
    前記ファンケーシング側吹出口の上部に、前記送風機から吹き出された空気を前記本体側吹出口の側へ導くための風向ガイドを設け、
    前記風向ガイドは、前記本体側吹出口の側に向かうように湾曲させた整流板が前後方向に複数列設けられ
    前記整流板には、本体側吹出口に向かう空気の流れを前記本体側吹出口の左右両側にガイドするための複数のガイド板が設けられ、
    前記ガイド板は、筐体の正面側から見てハの字形に配置され、
    複数列設けられている前記整流板に前記ガイド板を設けると共に、最前列の整流板に設けるガイド板の枚数は、後列側の整流板に設けるガイド板の枚数よりも少なく構成し、最前列の整流板の中央付近にはガイド板を設けない構成としていることを特徴とする床置式空気調和機。
  2. 請求項1に記載の床置式空気調和機であって、
    前記ファンケーシング側吹出口は前記本体側吹出口の下端位置よりも下方に配置され、前記風向ガイドの入口も前記本体側吹出口の下端位置よりも下方に配置される構成としていることを特徴とする床置式空気調和機。
  3. 請求項2に記載の床置式空気調和機であって、
    前記送風機は前記本体に設けられた取付枠に固定され、前記風向ガイドは前記ファンケーシングまたは前記取付枠に固定されていることを特徴とする床置式空気調和機。
  4. 請求項1に記載の床置式空気調和機であって、
    前後方向に複数列設けられている前記整流板は、前列側の整流板の湾曲度を後列側の整流板の湾曲度よりも大きく構成して、送風機からの吹出空気を本体側吹出口の上部側から下部側まで導くように構成していることを特徴とする床置式空気調和機。
  5. 請求項4に記載の床置式空気調和機であって、
    前記整流板は前後方向に3列設けられていることを特徴とする床置式空気調和機。
  6. 請求項1に記載の床置式空気調和機であって、
    前記風向ガイドは前記本体側吹出口の左右方向に沿って複数個設置され、複数個設置された風向ガイドの位置に対応するように前記送風機も複数台設置されていることを特徴とする床置式空気調和機。
  7. 請求項1に記載の床置式空気調和機であって、
    前記風向ガイドは樹脂一体成形で製作されていることを特徴とする床置式空気調和機。
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