JPH08200302A - 建設機械の作動油タンク - Google Patents

建設機械の作動油タンク

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JPH08200302A
JPH08200302A JP7025922A JP2592295A JPH08200302A JP H08200302 A JPH08200302 A JP H08200302A JP 7025922 A JP7025922 A JP 7025922A JP 2592295 A JP2592295 A JP 2592295A JP H08200302 A JPH08200302 A JP H08200302A
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JP
Japan
Prior art keywords
oil tank
hydraulic oil
plate
welded
cylinder
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP7025922A
Other languages
English (en)
Inventor
Hisashi Ito
久之 伊藤
Kazutaka Yamaji
一孝 山地
Makoto Maeda
眞 前田
Tomohiko Ochi
智彦 越智
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kobelco Construction Machinery Co Ltd
Original Assignee
Yutani Heavy Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 従来技術の一実施例作動油タンクでは、上部
厚肉ケース部と下部薄肉ケース部を一体形に溶接してフ
ィルタケースを形成し、上部厚肉ケース部の基フランジ
部を作動油タンク上面部にボルト締付しているので、構
造が複雑かつ構成部品点数が多く、製作費が高くて具合
が悪い。この問題点を解決する。 【構成】 本発明の作動油タンクでは、フィルタケース
のケース本体を1個の筒体で形成し、その筒体の下部を
作動油タンクの内部位置にかつ上部を作動油タンクの上
面部より突出せしめて溶着し、上記筒体の上端部にフィ
ルタエレメント取出口用蓋を締付固定するフランジ部材
を取付け、そのフランジ部材と作動油タンク上面部との
間の位置における筒体の側面部に戻り油を導入するリタ
ーンチューブを設けて構成した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、主として油圧ショベル
など建設機械,作業車両に搭載している作動油タンクの
構造に関する。
【0002】
【従来の技術】図5は、実開平1−106602号公報
に記載されている作動油タンク1の要部断面図である。
この作動油タンク1を搭載した建設機械では、油圧回路
からの戻り油が作動油タンク1内部のリターンチューブ
2を通って、フィルタ室3へ導入され、フィルタエレメ
ント4を通過して、排油口5より作動油タンク1内部に
戻される。
【0003】また図6は、実開平3−86007号公報
に記載されている作動油タンク6の要部断面図である。
この作動油タンク6を搭載した建設機械では、油圧回路
からの戻り油が、フィルタケース7の上部厚肉ケース部
8に設けたリターンポート9より導入され、下部薄肉ケ
ース部10内に挿入したフィルタエレメント11を通過
して、排油口12より作動油タンク6内部に戻される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】図5に示す従来技術の
一実施例では作動油タンク1の内部にフィルタ室3を設
け、そのフィルタ室3に連通させるリターンチューブ2
を作動油タンク1の内部で連結している。そのために作
動油タンク1製作時にフィルタ室3とリターンチューブ
2との連結組立が困難で、作業性が非常に悪い。また図
6に示す従来技術の他実施例では、上部厚肉ケース部8
と下部薄肉ケース部10を一体形に溶接してフィルタケ
ース7を形成し、上部厚肉ケース部8の基フランジ部1
3を作動油タンク6上面部にボルト締付しているので、
構造が複雑かつ構成部品点数が多く、製作費が高くて具
合が悪い。本発明は、上記の問題点を解決できる作動油
タンクを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明では、作動油タン
クの上部に、作動油を濾過するフィルタエレメントを内
挿したフィルタケースを設けている作動油タンクにおい
て、フィルタケースのケース本体を1個の筒体で形成
し、その筒体の下部を作動油タンクの内部位置にかつ上
部を作動油タンクの上面部より突出せしめて溶着し、上
記筒体の上端部にフィルタエレメント取出口用蓋を締付
固定するフランジ部材を取付け、そのフランジ部材と作
動油タンク上面部との間の位置における筒体の側面部に
戻り油を導入するリターンチューブを設けた。そしてま
た上記筒体の材料として薄厚鋼板をロール加工して筒状
板に形成し、その筒状板の外周面部における筒穴穴心方
向の相接する板縁部を溶接せしめて筒体を形成した。
【0006】
【作用】本発明の作動油タンクではフィルタケースのケ
ース本体を1個の筒体で形成したので、フィルタケース
の構造を組立容易な簡単な構造にすることができる。ま
た上記筒体の材料として薄厚鋼板をロール加工して筒状
板に形成し、その筒状板の外周面部における筒穴穴心方
向の相接する板縁部を溶接せしめて形成したので、筒体
を薄厚の軽量なものにすることができる。また筒体の下
部を作動油タンクの内部位置にかつ上部を作動油タンク
の上面部より突出せしめて作動油タンクの上部に溶着し
たので、筒体を作動油タンクに固定するための締付固定
用部品を不要にすることができる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基いて詳細に
説明する。図1は、本発明の作動油タンク14の側面図
である。図において、15は作動油タンク14に固設し
ているフィルタケース、16はフィルタケース15のケ
ース本体である筒体、17は筒体16の上端部に溶着し
たフランジ部材、18は筒体16の下端部に溶着した底
部板、19は底部板18に取付けている排油口、20は
建設機械の油圧回路(図示していない)からの戻り油を
導入するリターンチューブ、21はフィルタエレメント
(図示していない)取出口用蓋、22は作動油タンク1
4内の作動油を油圧ポンプ(図示していない)に供給す
るためのサクションチューブ、23はサクションフィル
タ(図示していない)取出口用蓋である。図2は、図1
のAより見た平面図である。図3は、図1におけるフィ
ルタケース15の側面図である。図4は、図3における
筒体16の材料であるロール加工した筒状板24の斜視
図である。図において、25,26は互いに相接する板
縁部である。
【0008】次に、本発明の作動油タンク14の構成を
図1〜図4について述べる。本発明では、フィルタケー
ス15のケース本体を1個の筒体16で形成し、その筒
体16の下部を作動油タンク14の内部位置に、かつ上
部を作動油タンク14の上面部イ(図1に示す)より突
出せしめて作動油タンク14の上部に溶着し、上記筒体
16の上端部にフィルタエレメント取出口用蓋21をボ
ルト27締付するフランジ部材17(図1に示す)を溶
着し、そのフランジ部材17と作動油タンク上面部イと
の間の位置における筒体16の側面部に戻り油を導入す
るリターンチューブ20を設けた。そしてまた上記筒体
16の材料として四角形(粗材切板の展開図が四角形で
あるが図示していない)の薄厚鋼板(たとえば板厚が
2,3mm程度の薄厚鋼板)をロール加工して図4に示
す筒状板24に形成し、その筒状板24の外周面部にお
ける筒穴穴心方向(図4に示す中心線0−0の方向)の
相接する板縁部25と26とを油密に溶接せしめて筒体
16を形成した。
【0009】次に、本発明の作動油タンク14の作用に
ついて述べる。本発明ではフィルタケース15のケース
本体を1個の筒体16で形成したので、フィルタケース
15の構造を組立容易な簡単な構造にすることができ
る。また上記筒体16の材料として四角形の薄厚鋼板を
ロール加工して筒状板24に形成し、その筒状板24の
外周面部における筒穴穴心方向の相接する板縁部25と
26とを溶接して形成したので、筒体16を薄厚の軽量
にすることができる。また筒体16の下部を作動油タン
ク14の内部位置に、かつ上部を作動油タンク14の上
面部イより突出せしめて作動油タンク14の上部に溶着
したので、筒体16を作動油タンク14に固定するため
の締付固定用部品(たとえばボルトなど)を不要にする
ことができる。
【0010】
【発明の効果】本発明の作動油タンクではフィルタケー
スのケース本体を1個の筒体で形成したので、フィルタ
ケースの構造を組立容易な簡単な構造にすることができ
る。また上記筒体の材料として薄厚鋼板をロール加工し
て筒状板に形成し、その筒状板の外周面部における筒穴
穴心方向の相接する板縁部を溶接せしめて形成したの
で、筒体を薄厚の軽量なものにすることができる。また
筒体の下部を作動油タンクの内部位置にかつ上部を作動
油タンクの上面部より突出せしめて作動油タンクの上部
に溶着したので、筒体を作動油タンクに固定するための
締付固定用部品を不要にすることができる。すなわち本
発明では作動油タンクの構造を簡単かつ軽量化せしめた
ので、作動油タンク製作時の組立性及び作業効率を向上
させるとともに、所要部品点数を最小限度に削減できる
ので作動油タンク製作費のコストダウンをはかることも
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の作動油タンクの側面図である。
【図2】図1のAより見た平面図である。
【図3】図1におけるフィルタケースの側面図である。
【図4】図3における筒体の材料である筒状板の斜視図
である。
【図5】従来技術の一実施例作動油タンクの要部断面図
である。
【図6】従来技術の他実施例作動油タンクの要部断面図
である。
【符号の説明】
1,6,14 作動油タンク 2,20 リターンチューブ 4,11 フィルタエレメント 5,12,19 排油口 7,15 フィルタケース 16 筒体 17 フランジ部材 21 フィルタエレメント取出口用蓋 22 サクションチューブ 24 筒状板 25,26 板縁部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 作動油タンクの上部に、作動油を濾過す
    るフィルタエレメントを内挿したフィルタケースを設け
    ている作動油タンクにおいて、フィルタケースのケース
    本体を1個の筒体で形成し、その筒体の下部を作動油タ
    ンクの内部位置にかつ上部を作動油タンクの上面部より
    突出せしめて溶着し、上記筒体の上端部にフィルタエレ
    メント取出口用蓋を締付固定するフランジ部材を取付
    け、そのフランジ部材と作動油タンク上面部との間の位
    置における筒体の側面部に戻り油を導入するリターンチ
    ューブを設けたことを特徴とする建設機械の作動油タン
    ク。
  2. 【請求項2】 特許請求の範囲請求項2記載の建設機械
    の作動油タンクにおいて、筒体の材料として薄厚鋼板を
    ロール加工して筒状板に形成し、その筒状板の外周面部
    における筒穴穴心方向の相接する板縁部を溶接せしめて
    筒体を形成したことを特徴とする建設機械の作動油タン
    ク。
JP7025922A 1995-01-19 1995-01-19 建設機械の作動油タンク Withdrawn JPH08200302A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105508315A (zh) * 2015-12-30 2016-04-20 天津明硕机电设备有限公司 一种油压装置
CN106194862A (zh) * 2016-07-19 2016-12-07 广西正匠农业科技有限公司 运输装载机液压油箱
CN110529447A (zh) * 2019-09-06 2019-12-03 烟台中宇航空液压有限公司 电液伺服阀的油液过滤装置
KR20230094294A (ko) * 2021-12-21 2023-06-28 (주)한엑스 건설 장비용 작동오일의 저장탱크

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