JPH08199953A - 伸縮門扉 - Google Patents

伸縮門扉

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JPH08199953A
JPH08199953A JP3157295A JP3157295A JPH08199953A JP H08199953 A JPH08199953 A JP H08199953A JP 3157295 A JP3157295 A JP 3157295A JP 3157295 A JP3157295 A JP 3157295A JP H08199953 A JPH08199953 A JP H08199953A
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JP
Japan
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vertical
vertical frame
linear portion
bars
guide member
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JP3157295A
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English (en)
Inventor
Kishikazu Furukawa
喜士一 古川
Tsutomu Ikeda
努 池田
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Nippon Koki Co Ltd
Original Assignee
Nippon Koki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 材料、部品点数及び組み立て工数を削減でき
ると共に、デザインを比較的自由に選択できる等、設計
の自由度の拡大を図ることができる伸縮門扉を提供する
ことを目的とする。 【構成】 前後に縦桟8,9 を有する縦枠材6 を伸縮方向
に多数配置し、各縦枠材6 を相互に伸縮自在に連結する
平行リンク機構7 を前後の縦桟8,9 間に配置し、この平
行リンク機構7 の上下に相対応する複数個の交差部を、
前後の縦桟8,9 間に配置した固定軸28及び移動軸29を介
して各縦枠材6 に枢着し、該移動軸29を案内する上下方
向のガイド部材21を前後に設けた伸縮門扉において、各
縦枠材6 の少なくとも一方の縦桟8 に非直線部17を設
け、この非直線部17を有する縦桟8 側のガイド部材21を
非直線部17に対応させて設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、建物、車庫の出入口等
に設置する伸縮門扉に関するものである。
【0002】
【従来の技術】建物、車庫の出入口等に設置する伸縮門
扉として、従来、実公昭63−44558号公報に記載
のものがある。この従来のフェンスは、前後に縦桟を有
する縦枠材を伸縮方向に多数配置し、各縦枠材を相互に
伸縮自在に連結する平行リンク機構を前後の縦桟間に配
置し、この平行リンク機構の上下に相対応する複数個の
交差部を、前後の縦桟間に配置した固定軸及び移動軸を
介して各縦枠材に枢着し、該移動軸を案内する上下方向
のガイド部材を前後に設けている。
【0003】各縦桟は上下方向に直線状であって、前後
一対の縦桟の上端部を連結して逆U字状に形成すると共
に、各縦桟の中途部に外側下方へ湾曲状に突出する張り
出し枠を夫々連結し、前後一対の縦桟の下端部に貫通状
に固定した連結軸の両端を各張り出し枠の下端部に夫々
連結している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の伸縮門扉では、
直線状の各縦桟の中途部に外側下方へ湾曲する張り出し
枠を夫々連結し、各張り出し枠の下端部を連結軸により
連結して各縦枠材を構成しているので、各縦枠材を安定
して自立させることができる。しかし、各縦枠材の下部
では、縦桟と張り出し枠とにより二重構造となっている
ため、材料及び部品点数の増大を招くという問題があ
る。
【0005】また、各張り出し枠の内側には縦桟がある
ので、張り出し枠の下端部を連結する連結軸の中途部を
各縦桟に貫通させて固定する必要があり、しかも、各張
り出し枠の上下両端を縦桟及び連結軸に夫々連結する必
要があるため、組み立て作業が非常に煩雑になるという
問題がある。一方、各縦桟の直線部には、移動軸を案内
するガイド部材が設けられているが、縦桟の張り出し枠
を連結している部分から下側を削除すると、ガイド部材
を設けるための直線部が非常に短くなる。即ち、縦桟の
張り出し枠を連結している部分から下側を削除した場合
でも、各張り出し枠の直線部にはガイド部材を設けるこ
とが可能できるが、湾曲状になった非直線部にはガイド
部材を設けることができず、ガイド部材の設置可能な範
囲が少なくなる。
【0006】このため、前後の縦桟の何れか一方又は両
方に非直線部を備えた縦枠材では、ガイド部材の設置位
置が縦桟の形状によって制約を受けることになり、平行
リンク機構の配置可能な範囲も自ずと少なくなるので、
平行リンク機構の位置、構造が縦桟の非直線部の位置、
形状によって定まる等の問題があり、縦枠材の形状、構
造、或いは平行リンク機構の位置、構造を自由に選択す
ることができず、門扉全体のデザインの選択等、その設
計の自由度が非常に制限されるという問題がある。本発
明は、このような従来の課題に鑑み、材料、部品点数及
び組み立て工数を削減できると共に、デザインを比較的
自由に選択できる等、設計の自由度の拡大を図ることが
できる伸縮門扉を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の本発明
は、前後に縦桟8,9 を有する縦枠材6 を伸縮方向に多数
配置し、各縦枠材6 を相互に伸縮自在に連結する平行リ
ンク機構7 を前後の縦桟8,9 間に配置し、この平行リン
ク機構7 の上下に相対応する複数個の交差部を、前後の
縦桟8,9 間に配置した固定軸28及び移動軸29を介して各
縦枠材6 に枢着し、該移動軸29を案内する上下方向のガ
イド部材21を前後に設けた伸縮門扉において、各縦枠材
6 の少なくとも一方の縦桟8 に非直線部17を設け、この
非直線部17を有する縦桟8 側のガイド部材21を非直線部
17に対応させて設けたものである。
【0008】
【作用】請求項1に記載の本発明では、各縦枠材6 の少
なくとも一方の縦桟8 に非直線部17を設け、この非直線
部17を有する縦桟8 側のガイド部材21を非直線部17に対
応させて設けているので、非直線部17の位置、形状に制
約されることなく平行リンク機構7 を配置でき、移動軸
29の移動可能な範囲を十分確保することができる。従っ
て、縦枠材6 に任意の位置に任意の形状の非直線部17を
自由に備えることが可能であると共に、その非直線部17
に制約されることなく平行リンク機構7 を配置すること
ができ、デザインを比較的自由に選択できる等、設計の
自由度が著しく向上する。また、縦枠材6 の縦桟8,9 の
少なくとも一方に非直線部17があるので、縦枠材6 の縦
桟8,9 自体を二重構造にする必要がなく、シンプルな構
成で非直線部17を有する縦枠材6 を形成することがで
き、材料、部品点数及び組み立て工数の削減を図ること
ができる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳述
する。図1乃至図4は本発明の第1実施例を例示する。
図1及び図2において、1 は吊元側支柱、2 は戸当たり
側支柱であり、これらの各支柱1,2 はガレージ等の出入
口部の左右両端で地面に立設されている。
【0010】3 は伸縮式の扉本体で、出入口部を開閉す
るように、吊元側支柱1 と戸当たり側支柱2 との間に伸
縮自在に設けられている。この扉本体3 は、伸縮方向の
両端に配置された上下方向の吊元側端枠4 及び戸当たり
側端枠5 と、この両端枠4,5間に伸縮方向に等間隔をお
いて配置された多数の縦枠材6 と、この各縦枠材6 を相
互に伸縮自在に連結する平行リンク機構7 とを備えてい
る。
【0011】各縦枠材6 は、前後に離間対向して配置さ
れた一対の縦桟8,9 と、各縦桟8,9の上端部を前後に連
結する連結桟10と、各縦桟8,9 の下端部を前後に連結す
る連結軸11とを備え、これらの内側に平行リンク機構7
が上下に2段配置されている。各縦桟8,9 及び連結桟10
は、図3に示すように、矩形状の断面を構成する外壁12
と左右一対の側壁13と内壁14とを備え、内壁14の左右両
端部から平行リンク機構7 側に突出する一対の突出片15
が長手方向の全長に亘って形成されている。
【0012】前側の縦桟8 は、上下方向に延びる下直線
部16と、下直線部16の上端から上後方に傾斜する非直線
部17と、非直線部17の上端から上方に延びる上直線部18
とを備えている。後側の縦桟9 及び連結桟10は直線状で
あり、後側の縦桟9 は前側の縦桟8 の各直線部16,18 と
平行となるように上下方向に配置されている。
【0013】なお、前後の縦桟8,9 及び連結桟10は、一
対の突出片15を有する断面矩形状の長尺の型材を、屈曲
部19,20 でその一部を切り欠いて一体に屈曲形成したも
のである。即ち、外屈曲部19では、外壁12を残して側壁
13と内壁14と突出片15とを、また内屈曲部20では内壁14
と突出片15とを残して外壁12と側壁13とを所定の形状に
切り欠いた後、内方又は外方に屈曲して形成している。
なお、外屈曲部19の両側には、隙間を閉塞するためのコ
ーナーカバーが装着されている。前側の縦桟8 の各直線
部16,18 及び後側の縦桟9 に形成された一対の突出片15
間には、図3及び図4に示すように、上下方向に沿うガ
イド部材21が装着されている。
【0014】各ガイド部材21は、断面コ字状の本体部22
と、本体部22の各先端から内側に突出する一対のガイド
壁部23と、各ガイド壁部23の先端から平行リンク機構7
と反対側に突出して上下方向のガイド溝24を形成する一
対のガイドリブ25とを備え、本体部22が各縦桟8,9 の内
壁14にリベット26で固着されている。なお、上直線部18
のガイド部材21は、その下端側が非直線部17に対応する
ように、非直線部17下端の略線上まで下方に延出されて
いる。
【0015】各平行リンク機構7 は、各縦枠材6 に対し
て上下方向の3箇所で交差しかつ縦枠材6 間では上下方
向の2箇所で交差するように、斜め方向に傾斜させて順
次交差状に配置した斜め桟27を多数組揃えて構成されて
いる。縦枠材6 に対応する交差部と、縦枠材6 間の下側
の交差部とは枢軸28,29,30により枢支連結されている。
そして、縦枠材6 に対応する上下3箇所の交差部の内、
中央の交差部には固定軸28が、また上下の交差部には移
動軸29が夫々配置されている。
【0016】移動軸29は、両端に装着されたスライド部
材31を介してガイド部材21のガイド溝24に上下摺動自在
に嵌合されている。スライド部材31の一側には移動軸29
の先端が挿入される挿入孔32が形成され、他側にはガイ
ド壁部23に面接して摺動する摺動面33とガイド溝24に嵌
合する嵌合突部34とが形成されている。なお、各移動軸
29には、斜め桟27及びスライド部材31の相互間にスペー
サー35が套嵌されている。
【0017】固定軸28は、ガイド部材21の本体部22及び
各縦桟8,9 の内壁14を貫通し、その両端が各縦桟8,9 の
外壁12にリベット37で固着されている。なお、各固定軸
28には、斜め桟27及びガイド部材21の相互間にスペーサ
ー38が套嵌されている。吊元側端枠4 は吊元側支柱1 に
ヒンジ39を介して上下方向の軸心廻りに揺動自在に連結
され、また戸当たり側端枠5 は前後両側に開閉操作用の
把手40を有すると共に、扉本体3 を閉状態で戸当たり側
支柱2 に施錠するための施錠装置41を有している。
【0018】両支柱1,2 及び両端枠4,5 は、縦枠材6 に
対応する側面視形状に構成され、両端枠4,5 は左右両端
の縦枠材6 に夫々連結されている。また中央部及び戸当
たり側端の縦枠材6 には、扉本体3 の前後両側にキャス
ター車輪42が取り付けられている。次に、伸縮門扉の開
閉時の操作について説明する。
【0019】扉本体3 は開状態では、最小長さまで収縮
させた状態にある。この時、図1及び図4に2点鎖線で
示すように、固定軸28より上側の移動軸29は上方に、ま
た固定軸28より下側の移動軸29は下方に位置している。
扉本体3 を閉じる場合には、先ず、戸当たり側端枠5 の
把手40を持って戸当たり側支柱2 に向かって引っ張り、
扉本体3 を収縮状態から伸長させて行く。すると、移動
軸29が各斜め桟27に引っ張られて、固定軸28より上側の
移動軸29は下方へ、また下側の移動軸29は上方へガイド
部材21に沿って移動し、各縦枠材6 の間隔が広くなる。
【0020】戸当たり側端枠5 が戸当たり側支柱2 に当
接するまで扉本体3 を伸長させると、施錠装置41により
戸当たり側端枠5 が戸当たり側支柱2 に施錠される。扉
本体3 を開ける場合には、施錠装置41を解除した後、扉
本体3 を吊元側支柱1 に向かって押して行けば、移動軸
29がガイド部材21に沿って上方又は下方に移動し、各縦
枠材6 の間隔が収縮して開状態となる。
【0021】上記構成によれば、前側の縦桟8 に非直線
部17を設け、前側の縦桟8 の下直線部16を前側に張り出
しているので、縦枠材6 の前後の縦桟8,9 間の間隔が大
きくなり、この縦桟8,9 の外側にキャスター車輪42があ
るので、縦枠材6 を安定して自立させることができる。
また、非直線部17に対応するように上側のガイド部材21
を下方に延出させて設けているので、上側の平行リンク
機構7 の下側に位置する移動軸29の前端側が非直線部17
に対応しているにも拘わらず、この移動軸29をガイド部
材21で円滑に案内することができる。
【0022】即ち、縦枠材6 の縦桟8 に非直線部17があ
るにも拘らず、この非直線部17を有する縦桟8 側のガイ
ド部材21を非直線部17に対応させて設けているので、非
直線部17の位置、形状に制約されることなく平行リンク
機構7 を配置でき、移動軸29の移動可能な範囲を十分確
保することができる。従って、縦枠材6 に、その任意の
位置に任意の形状の非直線部17を自由に備えることが可
能であると共に、その非直線部17に制約されることなく
平行リンク機構7 を配置することができ、門扉全体のデ
ザインを比較的自由に選択できる等、設計の自由度が著
しく向上する。
【0023】また、縦枠材6 の縦桟8 に非直線部17があ
るので、縦枠材6 の縦桟8 自体を従来の縦桟と張り出し
枠とのように二重構造にする必要がなく、シンプルな構
成で非直線部17を有する縦枠材6 を形成することがで
き、材料、部品点数及び組み立て工数の削減を図ること
ができる。更に、連結軸11は両端を縦桟8,9 の下端部に
連結すれば足り、従来のように張り出し枠に貫通させて
固定する必要がなく、しかも、張り出し枠を縦桟8,9 又
は連結軸11に連結する必要がないので、組み立て作業が
非常に容易となる。
【0024】図5及び図6は本発明の第2実施例を示
し、上下方向の長さが長い平行リンク機構7 を前後の縦
桟8,9 間に1個配置したものである。平行リンク機構7
は、各縦枠材6 に対して上下方向の5箇所で交差し且つ
縦枠材6 間では4箇所で交差するように、長さの異なる
4種類の斜め桟27a 〜27d を多数組揃えて構成されてい
る。
【0025】各縦枠材6 に対応する5箇所の交差部の
内、下から2番目の交差部に固定軸28が、その他の交差
部に移動軸29が夫々配置され、また縦枠材6 間では下か
ら2番目の交差部が枢軸30により枢支連結されている。
固定軸28は前側の下直線部16と後側の縦桟9 に夫々固定
されている。そして、下から1番目と3番目の移動軸29
は前端が前側の縦桟8 の下ガイド部材21に、下から4番
目と5番目の移動軸29は前端が前側の縦桟8 の上ガイド
部材21に夫々案内され、各移動軸29の後端は後側の縦桟
9 のガイド部材21に案内されている。上ガイド部材21
は、その下部が非直線部17に対応するように設けられて
いる。
【0026】なお、上ガイド部材21の下端部は、図5に
2点鎖線で示すように、連結材43を介して前側の縦桟8
に連結してもよい。図7は本発明の第3実施例を示し、
前側のガイド部材21の下端側を上直線部18に沿って縦桟
8 の下端まで下方に延出し、前後のガイド部材21間に平
行リンク機構7 を上下に2段配置したものである。
【0027】図8は本発明の第4実施例を示し、前側の
縦桟8 の下直線部16に前ガイド部材21を、上直線部18に
中ガイド部材21を、また後側の縦桟9 に後ガイド部材21
を夫々設け、中ガイド部材21を縦桟8 の下端まで延出
し、前ガイド部材21と中ガイド部材21との間に下側の平
行リンク機構7 を、中ガイド部材21と後ガイド部材21と
の間に上側の平行リンク機構7 を配置したものである。
なお、中ガイド部材21には、上側では後側に、下側では
前側に夫々ガイド壁部23が形成されており、各平行リン
ク機構7 の移動軸29を案内するようになっている。
【0028】図9は本発明の第5実施例を示し、後側の
縦桟9 にも非直線部17を設けて各縦枠材6 を前後対称に
形成し、各縦桟8,9 の上直線部18に上ガイド部材21を、
下直線部16に下ガイド部材21を夫々装着したものであ
る。また上ガイド部材21の下端側は、図9に2点鎖線で
示すように下方に延出し、その下端部を連結軸11に固定
してもよい。この時、移動軸29に対応する部分には、移
動軸29が上下方向に移動できるように、上下方向の長孔
44を設けておけばよい。
【0029】図10は本発明の第6実施例を示し、後側
の縦桟9 にも非直線部17を設けて各縦枠材6 を前後対称
に形成し、上直線部18にガイド部材21を夫々設け、各ガ
イド部材21の下端側を縦桟8,9 の下端まで延出し、各ガ
イド部材21間に平行リンク機構7 を上下に2段配置した
ものである。なお、下側の平行リンク機構7 は、図10
に2点鎖線で示すように、前側又は後側に偏位させて配
置してもよい。
【0030】図11は本発明の第7実施例を示し、前側
の縦桟8 の上部側を後方に湾曲させて非直線部17を設
け、この非直線部17に対応させて上ガイド部材21を前側
の縦桟8 の内側に設けたものである。図12は本発明の
第8実施例を示し、前側の縦桟8 を中央部が前側に突出
するように湾曲状に形成し、この湾曲状の非直線部17に
対応するように前側のガイド部材21を設けたものであ
る。
【0031】上記第2乃至第8実施例においても、第1
実施例と同様に実施することができ、縦枠材6 及び平行
リンク機構7 には種々のデザインを採用することがで
き、その設計の自由度を確保することができる。以上、
本発明の各実施例について説明したが、本発明は上記実
施例に限定されるものではない。例えば、縦枠材6 は屈
曲により一体的に形成する必要はなく、前後の縦桟8,9
及び連結桟10を夫々別個に作製し、それらを互いに連結
して形成してもよい。
【0032】また、ガイド部材21は縦桟8,9 に一体的に
形成してもよい。即ち、縦桟8,9 の内壁14に設けられた
一対の突出片15の先端に内側に突出するガイド壁部を形
成し、各ガイド壁部の先端に反平行リンク機構7 側に突
出するガイドリブ25を形成して上下方向のガイド溝24を
設けてもよい。
【0033】
【発明の効果】請求項1に記載の本発明によれば、前後
に縦桟8,9 を有する縦枠材6 を伸縮方向に多数配置し、
各縦枠材6 を相互に伸縮自在に連結する平行リンク機構
7 を前後の縦桟8,9 間に配置し、この平行リンク機構7
の上下に相対応する複数個の交差部を、前後の縦桟8,9
間に配置した固定軸28及び移動軸29を介して各縦枠材6
に枢着し、該移動軸29を案内する上下方向のガイド部材
21を前後に設けた伸縮門扉において、各縦枠材6 の少な
くとも一方の縦桟8 に非直線部17を設け、この非直線部
17を有する縦桟8 側のガイド部材21を非直線部17に対応
させて設けているので、非直線部17の位置、形状に制約
されることなく平行リンク機構7 を配置でき、移動軸29
の移動可能な範囲を十分確保することができる。
【0034】従って、縦枠材6 に任意の位置に任意の形
状の非直線部17を自由に備えることが可能であると共
に、その非直線部17に制約されることなく平行リンク機
構7 を配置することができ、デザインを比較的自由に選
択できる等、設計の自由度が著しく向上する。また、縦
枠材6 の縦桟8,9 の少なくとも一方に非直線部17がある
ので、縦枠材6 の縦桟8,9 自体を従来の縦桟と張り出し
枠とのように二重構造にする必要がなく、シンプルな構
成で非直線部17を有する縦枠材6 を形成することがで
き、材料、部品点数及び組み立て工数の削減を図ること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す縦枠材の側面図であ
る。
【図2】本発明の第1実施例を示す伸縮門扉の正面図で
ある。
【図3】図1のA−A線断面図である。
【図4】本発明の第1実施例を示す縦枠材の概略縦断面
図である。
【図5】本発明の第2実施例を示す縦枠材の概略縦断面
図である。
【図6】本発明の第2実施例を示す伸縮門扉の正面図で
ある。
【図7】本発明の第3実施例を示す縦枠材の概略縦断面
図である。
【図8】本発明の第4実施例を示す縦枠材の概略縦断面
図である。
【図9】本発明の第5実施例を示す縦枠材の概略縦断面
図である。
【図10】本発明の第6実施例を示す縦枠材の概略縦断
面図である。
【図11】本発明の第7実施例を示す縦枠材の概略縦断
面図である。
【図12】本発明の第8実施例を示す縦枠材の概略縦断
面図である。
【符号の説明】
6 縦枠材 7 平行リンク機構 8,9 縦桟 17 非直線部 21 ガイド部材 28 固定軸 29 移動軸

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前後に縦桟(8)(9)を有する縦枠材(6) を
    伸縮方向に多数配置し、各縦枠材(6) を相互に伸縮自在
    に連結する平行リンク機構(7) を前後の縦桟(8)(9)間に
    配置し、この平行リンク機構(7) の上下に相対応する複
    数個の交差部を、前後の縦桟(8)(9)間に配置した固定軸
    (28)及び移動軸(29)を介して各縦枠材(6) に枢着し、該
    移動軸(29)を案内する上下方向のガイド部材(21)を前後
    に設けた伸縮門扉において、各縦枠材(6) の少なくとも
    一方の縦桟(8) に非直線部(17)を設け、この非直線部(1
    7)を有する縦桟(8) 側のガイド部材(21)を非直線部(17)
    に対応させて設けたことを特徴とする伸縮門扉。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101229289B1 (ko) * 2012-09-28 2013-02-04 진중경 무레일 절첩식 게이트
KR101237378B1 (ko) * 2012-09-28 2013-02-26 진중경 무레일 절첩식 대문

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR101229289B1 (ko) * 2012-09-28 2013-02-04 진중경 무레일 절첩식 게이트
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