JPH08197006A - チップ状ワークの自動選別装置 - Google Patents

チップ状ワークの自動選別装置

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JPH08197006A
JPH08197006A JP7030076A JP3007695A JPH08197006A JP H08197006 A JPH08197006 A JP H08197006A JP 7030076 A JP7030076 A JP 7030076A JP 3007695 A JP3007695 A JP 3007695A JP H08197006 A JPH08197006 A JP H08197006A
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JP
Japan
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chip
rotor
path
chip resistor
suction
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JP7030076A
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English (en)
Inventor
Masayuki Shirota
正之 代田
Kanji Suganuma
幹二 菅沼
Yasukazu Shiozawa
泰和 塩沢
Tomoyuki Kojima
智幸 小島
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Seiwa Sangyo Co Ltd
Original Assignee
Seiwa Sangyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 構成の簡素化、低コスト化、消耗部品および
交換サイクルの飛躍的減少、誤測定の防止、生産性向
上、ランニングコストの低減、選別作業の信頼性向上、
スピードアップ等を図る。 【構成】 搬送路6に沿って搬送されるチップ抵抗器R
の表裏と抵抗値をファイバセンサ62と検出手段64、
65によりそれぞれ検出する。チップ抵抗器Rが正常で
ある場合にはステッピングモータ32、33、34の駆
動によりロータ10、11、12をそれぞれ連絡路16
が搬送路6に連通するように回転させる。正常なチップ
抵抗器Rを吸引により搬送路6から連絡路16を経て次
工程へ供給する。チップ抵抗器Rが正常でない場合には
ロータ10、11、12を排出路17が搬送路6に連通
するように回転させ、吸引により搬送路6から排出路1
7へ排出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、リードレスの角板形チ
ップ抵抗器等のチップ状ワークが向き、特性等において
正常であるか否かについて検出して選別し、正常である
チップ状ワークをテーピング等の次工程へ供給するため
に用いるチップ状ワークの自動選別装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、チップ抵抗器の自動選別装置の一
例として、実開平1−109016号公報に記載されて
いるような構成が知られている。
【0003】この従来例の概略について説明すると、チ
ップ抵抗器がパーツフィーダの吐出圧力により直線状の
供給路に連続的に供給されると、先頭のチップ抵抗器を
第1のストッパの前進により停止させる。この先頭のチ
ップ抵抗器に間歇回転する搬送ディスクの収納凹部が対
向すると、2個目のチップ抵抗器を第2のストッパの前
進により停止させ、第1のストッパの後退により先頭の
チップ抵抗器を解放する。この解放したチップ抵抗器は
真空装置による吸引等により搬送ディスクの収納凹部に
供給する。供給後、第1のストッパを前進させるととも
に、第2のストッパを後退させ、2個目のチップ抵抗器
を解放してパーツフィーダの吐出圧力により前進させ、
第1のストッパにより停止させる。
【0004】以下、上記動作を繰り返すことにより、チ
ップ抵抗器を間歇回転する搬送ディスクの収納凹部に順
次供給することができる。そして、搬送ディスクの間歇
回転により収納凹部に供給されたチップ抵抗器を搬送す
る途中で、その電気的特性である抵抗値等を測定し、正
常でない抵抗値のチップ抵抗器は収納凹部から排出し、
所望の抵抗値を有する正常なチップ抵抗器のみをテーピ
ング等の次工程へ供給する。
【0005】従来、チップ抵抗器の自動選別装置の他の
例として、特開平6−152189号公報に記載されて
いるような構成が知られている。
【0006】この従来例の概略について説明すると、チ
ップ抵抗器がパーツフィーダの吐出圧力により直線状の
供給路に連続的に供給されると、ストッパの前進により
チップ抵抗器を停止させ、測定端子を前進させて上流側
のチップ抵抗器を停止状態に保持するとともに、その電
気的特性である抵抗値を測定する。この間、ストッパに
より停止され、先に抵抗値を測定されていたチップ抵抗
器が正常である場合には、ストッパの後退により解放さ
れた正常なチップ抵抗器を吸引手段により下流側に吸引
し、次工程へ供給する。一方、ストッパにより停止され
ていたチップ抵抗器が正常でない場合には、排出ゲート
を後退させて排出口を解放し、ストッパの後退により解
放された正常でないチップ抵抗器を吸引手段により吸引
して排出口から排出する。
【0007】このようにしてチップ抵抗器を選別する
と、ストッパを前進させ、測定端子を後退させ、測定端
子により抵抗値が測定されたチップ抵抗器を解放して前
進させ、ストッパにより停止させる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来例のうち、前者の構成では、搬送ディスクを必要と
し、この搬送ディスクは高価であるばかりでなく、損
傷、消耗等による交換サイクルが速いため、非経済的で
あり、しかも、稼働効率が劣る。また、搬送ディスクの
交換の際に厳格な調整精度が要求されるため、交換に伴
うトラブルが発生しやすい。また、チップ抵抗器を直線
状の供給路から間歇回転する搬送ディスクの収納凹部に
移し替えるため、例えば、前工程で割れたチップ抵抗器
が供給路内に供給されると、この分割片とその次のチッ
プ抵抗器の前側部が共に搬送ディスクの収納凹部に挿入
され、チップ抵抗器の後側部は供給内に残される。すな
わち、分割片の次のチップ抵抗器は搬送ディスクの収納
凹部と供給路に跨った状態となる。この状態で搬送ディ
スクを回転させると、収納溝と供給路に跨っているチッ
プ抵抗器が破壊されることは勿論のこと、搬送ディスク
や供給路等を損傷するおそれがある。このような供給ト
ラブルはチップ抵抗器の割れの場合に限らず、寸法、形
状等の不良の場合にも生じる。
【0009】そこで、このような供給トラブルを回避す
るため、センサによりチップ抵抗器の供給状態を検出
し、分割片が供給されていることを検出すると、搬送デ
ィスクの回転を停止し、分割片の除去作業を行う必要が
あり、稼働効率が劣る。この問題を解消するため、本出
願人は特開平4−101923号公報に記載されている
ように供給トラブルを検出すると、供給トラブルの原因
となっているチップ抵抗器の分割片等を排出路に強制的
に吸引して排出するようにした自動選別装置を提供し
た。このような構成を備えると、稼働効率の低下を防止
することはできるが、構成が複雑であるばかりでなく、
高価となる。
【0010】また、搬送ディスクの収納凹部に収納され
たチップ抵抗器は、搬送ディスクの間歇回転により搬送
され、停止された直後に慣性力と遠心力が作用して収納
凹部内で振れるため、誤測定等を招きやすく、信頼性に
劣る。更に、チップ抵抗器を搬送ディスクの収納凹部に
分離させて収納し、搬送するため、搬送速度に劣り、し
かも、装置全体の搬送工程が長く、構成が複雑となり、
高価となる。
【0011】一方、後者の構成では、チップ抵抗器をピ
ンおよび測定端子により下面から押圧して停止させるた
め、チップ抵抗器の停止位置が不安定となるなどにより
選別作業の安全性、信頼性に劣る。また、排出ゲートを
上下動させることにより、チップ抵抗器の通過、排出を
行うが、チップ抵抗器の通過時のレベルが合い難く、チ
ップ抵抗器を円滑に通過させることができず、選別作業
のスピードアップに自ら限界がある。
【0012】本発明は、上記のような従来の問題を解決
するものであり、高価な搬送ディスクを不要とし、チッ
プ状ワークを移し替えることなく、直線的に搬送する間
に選別を行うようにし、したがって、構成の簡素化、低
コスト化、消耗部品および交換サイクルの飛躍的減少、
誤測定の防止、生産性向上、ランニングコストの低減等
を図ることができ、また、チップ状ワークの停止位置の
精度を向上させるとともに、チップ状ワークを円滑に通
過、排出するようにし、したがって、選別作業の安定
性、信頼性等の向上および選別作業のスピードアップ等
を図ることができるようにしたチップ状ワークの自動選
別装置を提供することを目的とするものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明の技術的手段は、チップ状ワークを直線状に搬
送する搬送路と、回転可能に支持され、上記搬送路と連
通し、若しくは上記搬送路を遮断することができるよう
に軸心と交叉方向に貫通された連絡路、この連絡路を上
記搬送路と遮断した状態で上記搬送路と連通し得るよう
に外周部に形成された排出路を有する選別用のロータ
と、上記搬送路を上記ロータに対して移送されるチップ
状ワークが正常であるか否かについて検出する検出手段
と、上記チップ状ワークが正常である場合には上記ロー
タの連絡路を上記搬送路に連通させ、上記チップ状ワー
クが正常でない場合には上記ロータの排出路を上記搬送
路に連通させるように上記ロータを回転させる駆動装置
と、上記チップ状ワークを移送する移送手段とを備えた
ものである。
【0014】そして、上記技術的手段において、検出手
段およびロータを三組設け、チップ状ワークとして電子
部品を用い、チップ状ワークの搬送方向上流側の第1組
の検出手段およびロータをチップ状ワークの表裏の検出
および選別に用い、残る第2組と第3組の検出手段およ
びロータをチップ状ワークの電気的特性の検出および選
別に用いることができる。
【0015】また、移送手段が、ロータに形成され、排
出路をチップ状ワークの搬送方向上流側の搬送路に連通
することができ、チップ状ワークより幅狭の吸引口と、
ロータの排出路に常時連通される吸引兼排出口と、大気
中に開放されるように形成され、ロータの排出路が搬送
路と遮断される際に排出路に連通される吸引破壊口と、
上記吸引兼排出口に連通され、ロータの上流側のチップ
状ワークを吸引する吸引装置とを有するのが好ましい。
【0016】
【作用】本発明は、上記構成により、チップ状ワークが
搬送路に供給されると、検出手段によりチップ状ワーク
が正常であるか否かについて検出し、チップ状ワークが
正常である場合には駆動装置によりロータをその連絡路
が搬送路に連通するように回転させ、移送手段により移
送される正常なチップ状ワークを搬送路から連絡路を経
て次工程へ供給し、チップ状ワークが正常でない場合に
は駆動装置によりロータをその排出路が搬送路に連通す
るように回転させ、移送手段により移送される正常でな
いチップ状ワークを搬送路から排出路へ排出する。この
ように高価な搬送ディスクを不要とし、チップ状ワーク
を移し替えることなく、直線的に搬送する間に正常なチ
ップ状ワークと正常でないチップ状ワークを選別するこ
とができる。また、搬送路を遮断するように設けたロー
タをチップ状ワークのストッパとして利用するので、チ
ップ状ワークの停止位置精度を向上させることができ
る。また、ロータの回転により連絡路と排出路を搬送路
に選択的に連通させるので、位置合わせしやすく、チッ
プ状ワークを円滑に通過、排出することができる。
【0017】また、検出手段およびロータを三組設け、
チップ状ワークとして電子部品を用い、チップ状ワーク
の搬送方向上流側の第1組の検出手段およびロータをチ
ップ状ワークの表裏の検出および選別に用い、残る第2
組と第3組の検出手段およびロータをチップ状ワークの
電気的特性の検出および選別に用いることにより、チッ
プ状ワークを直線的に搬送する間にその表裏と電気的特
性の選別を一度に行うことができる。
【0018】また、移送手段が、ロータの排出路に常時
連通される吸引兼排出口と、大気中に開放されるように
形成され、ロータの排出路が搬送路と遮断される際に排
出路に連通される吸引破壊口と、上記吸引兼排出口に連
通され、ロータの上流側のチップ状ワークを吸引する吸
引装置とを有することにより、常に吸引状態にしてチッ
プ状ワークの選別作業に待機させることができる。
【0019】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図面を参照
しながら説明する。図1ないし図13は本発明の一実施
例におけるチップ状ワークの自動選別装置を示し、図1
は要部の正面図、図2は一部破断平面図、図3は図1の
A−A矢視断面図、図4は図1のB−B矢視断面図、図
5は図1のC−C矢視断面図、図6はストッパ装置の一
部断面図、図7(a)、(b)、(c)はそれぞれロー
タの正面図、平面図、側面図、図8は測定端子の配置説
明用の拡大平面図、図9ないし図12は動作説明図、図
13は動作説明図のタイミングチャートである。
【0020】本実施例においては、チップ状ワークとし
て、チップ抵抗器Rを用い、その表裏を検出して向きの
正常なチップ抵抗器Rと正常でないチップ抵抗器Rを選
別するとともに連続状態で供給されているチップ抵抗器
Rを1個ずつに分離し、この分離したチップ抵抗器Rの
抵抗値を検出(測定)して抵抗値の正常なチップ抵抗器
Rと正常でないチップ抵抗器Rを選別し、正常なチップ
抵抗器Rをテーピング工程へ供給する場合について説明
する。チップ抵抗器Rはセラミック(アルミナ)から成
る抵抗素体r1の短辺側の両側に電極r2が設けられて
いる(図8参照)。
【0021】図1ないし図5に示すように、基台1上に
支持台2が固定され、支持台2は長手方向の一側上面が
低くなり、他側上面が高く突出するように形成されてい
る。支持台2の低部の短辺側の両側上面には案内板3が
固定され、案内板3と支持台2の中央部長手方向に沿っ
て直線状に溝4が形成され、溝4の上方開放部がカバー
5により閉塞されて水平方向で直線状の搬送路6が形成
されている。搬送路6にはパーツフィーダ(図示省略)
からの吐出圧力により矢印X(図9参照)で示すよう
に、チップ抵抗器Rが一方の電極r2側を前側にして直
線状で連続的に供給される。チップ抵抗器Rは搬送路6
を搬送される間に3箇所で検出されて選別される。チッ
プ抵抗器Rの搬送方向の上流側ではチップ抵抗器Rの表
裏が検出されて選別され、その下流側の2箇所ではチッ
プ抵抗器Rの電気的特性である抵抗値が検出(測定)さ
れて選別される。
【0022】その詳細について説明すると、搬送路6の
途中で支持台2、案内板3およびカバー5に跨って形成
された穴7、8、9に分離を兼用する選別用のロータ1
0、選別用のロータ11、選別用のロータ12がその軸
心を水平方向で、かつチップ抵抗器Rの搬送方向と直交
方向になるようにして回転可能に設けられる。各ロータ
10、11、12は、特に、図7(a)〜(c)から明
らかなように、ロータ本体13の大径部の前側部に軸心
と直交方向で溝14が形成され、溝14の前側部内に充
填材15が圧入されて固定され、その奥側で大径部の中
央部に連絡路16が形成されている。ロータ本体13の
大径部の中央部外周部には排出路17が形成され、チッ
プ抵抗器Rの搬送方向上流側でチップ抵抗器Rより幅狭
の溝状の吸引口18が形成され、この吸引口18は連絡
路16とは連通されず、排出路17と連通されている。
【0023】各ロータ10、11、12はロータ本体1
3の中間部が支持台2に軸受19、20を介して回転可
能に支持されている。軸受19と軸受20はスペーサ2
1、22によりロータ本体13の前側部側の段部と支持
台2の穴7内の後側段部に押し付けられ、各ロータ1
0、11、12は軸受19により後方に対して抜け止め
されている。各ロータ10、11、12のロータ本体1
3における後方突出部上には抜け止めリング23が固定
され、各ロータ10、11、12は抜け止めリング23
が支持台2の背面に当接され、前方に対して抜け止めさ
れている。
【0024】各ロータ10、11、12はその回転によ
り連絡路16が搬送路6と連通し、若しくは搬送路6を
遮断することができ、排出路17が連絡路16を搬送路
6と遮断した状態で搬送路6と連通することができ、ま
た、吸引口18が連絡路16を搬送路6と遮断した状態
で搬送路6と連通することができるように設定されてい
る。
【0025】支持台2に固定された支持部24には各ロ
ータ10、11、12により分割されたカバー5に対応
して押さえ部材25の基部が軸26により上下方向に回
動可能に支持され、押さえ部材25の中間部に支持され
た止ねじ27が支持台2に螺入されることにより、押さ
え部材25によりカバー5が案内板3上に固定され、止
ねじ27が支持台2から外され、押さえ部材25が上方
へ回動されることにより、カバー5が案内板3から外さ
れ、搬送路6が開放されるようになっている。したがっ
て、万一、チップ抵抗器Rが搬送路6の途中で詰まるな
どの搬送トラブルを生じても、トラブルの原因となるチ
ップ抵抗器Rを排除するなどにより搬送トラブルを解消
することができる。
【0026】支持台2の背面両側部には腕部材28の一
側が固定され、腕部材28の他側には支持板29が固定
されている。支持板29の背面の中央部上下には腕部材
30の一側が固定され、腕部材30の他側には支持板3
1が固定されている。支持板29の一側にはロータ10
に対応してステッピングモータ32が取り付けられ、支
持板31にはロータ11に対応してステッピングモータ
33が取り付けられ、支持板29の他側にはロータ12
に対応してステッピングモータ34が取り付けられてい
る。各ステッピングモータ32、33、34の出力軸3
5、36、37の一側は各ロータ10、11、12の後
方小径軸部とカップリング39、40、41を介して一
体に回転し得るように連結されている。したがって、ス
テッピングモータ32、33、34の駆動により上記の
ようにロータ10、11、12が回転される。各ステッ
ピングモータ32、33、34の出力軸35、36、3
7の他側には原点検出カム42、43、44が取り付け
られ、これらの原点検出カム42、43、44の切欠が
原点検出センサ45、46、47により検出されること
により、ステッピングモータ32、33、34の駆動が
制御される。
【0027】支持台2には各ロータ10、11、12の
下側に位置して吸引兼排出口48、49、50と吸引破
壊口51、52、53が形成されている。吸引兼排出口
48、49、50はチップ抵抗器Rの搬送方向上流側に
配置され、吸引破壊口51、52、53はチップ抵抗器
Rの搬送方向下流側に配置されている。そして、吸引兼
排出口48、49、50はロータ10、11、12の排
出路17に常時連通され、吸引破壊口51、52、53
はロータ10、11、12の排出路17が搬送路6と遮
断される際にのみ排出路17と連通され、ロータ10、
11、12がそれ以外の回転位置にあるときには排出路
17と連通されないように設定されている。各吸引兼排
出口48、49、50は吸引装置である真空ポンプ(図
示省略)に連通されている。
【0028】分離兼選別用のロータ10に対するチップ
抵抗器Rの搬送方向の上流側でロータ10から2個目の
チップ抵抗器Rを停止させる停止手段であるストッパ装
置54が設けられている。特に、図1、図4、図6から
明らかなように、支持台2の下側に取り付けられた支持
フレーム55にソレノイド56が支持され、ソレノイド
軸57の上端にシリンダ58の基部が固定され、シリン
ダ58が支持台2に垂直方向に形成された穴59に挿入
されている。シリンダ58にピストン状のストッパ部材
60が前進、後退可能に支持されている。ストッパ部材
60の基端とシリンダ58の底部内面との間に衝撃吸収
用のばね61が介在されている。そして、ソレノイド5
6の励磁によりソレノイド軸57、シリンダ58および
ストッパ部材60等が上昇されることにより、ストッパ
部材60の先端で2個目のチップ抵抗器Rをカバー5に
対して押圧し、前進を規制することができる(図10、
図12参照)。このとき、衝撃吸収用のばね61により
チップ抵抗器Rの損傷を防止することができる。これと
は逆に、ソレノイド56の消磁によりソレノイド軸5
7、シリンダ58およびストッパ部材60等が下降され
ることにより、ストッパ部材60が搬送路6から後退
し、2個目のチップ抵抗器Rを解放することができる
(図9、図11参照)。
【0029】図1から明らかなように、分離兼選別用の
ロータ10に対するチップ抵抗器Rの搬送方向の上流側
でチップ抵抗器Rの表裏を検出するためのファイバセン
サ62の一側がカバー5に垂直方向に形成された穴63
に挿入されて固定されている。ファイバセンサ62の他
側は投、受光器(図示省略)に対向されている。そし
て、投光器からファイバセンサ62を介して投光し、搬
送路6内をチップ抵抗器Rが搬送されていると、このチ
ップ抵抗器Rからの反射光をファイバセンサ62を介し
て受光器で受光する。このとき、チップ抵抗器Rの表面
は黒色の絶縁コーティングが施され、裏面はセラミック
(アルミナ)の地肌が露出しているので、その表裏面の
性状の差異により表裏を検出することができる。図示例
では、ファイバセンサ62がストッパ装置54に対応し
て分離兼選別用のロータ10より上流側の2個目に位置
するチップ抵抗器Rの表裏を検出するようにしている
が、いずれの位置のチップ抵抗器Rの表裏を検出するよ
うにしてもよい。
【0030】選別用のロータ11、ロータ12に対する
チップ抵抗器Rの搬送方向の上流側でロータ11、12
から2個目に位置するチップ抵抗器Rの抵抗値を検出
(測定)する検出(測定)手段64、65がそれぞれ設
けられる。各検出手段64、65は同様に構成され、図
1、図3から明らかなように、それぞれ第1ないし第4
の測定端子66、67、68、69が用いられる。第
1、第3の測定端子66、68と第2、第4の測定端子
67、69とがチップ抵抗器Rの搬送方向に沿って両側
にそれぞれ直列に並べられ、各測定端子66〜69の先
端部が支持台2の空所70からその上部に形成された各
穴71に進退可能に挿入されている。各測定端子66〜
69はその基部がホルダ72に固定されている。一方、
基台1の下側には支持フレーム73が固定され、支持フ
レーム73に垂直方向で固定された案内軸74に可動台
75が軸受76を介して昇降可能に支持され、この可動
台75にホルダ72が一体に昇降し得るように連結され
ている。
【0031】支持フレーム73にはソレノイド77が支
持され、ソレノイド軸78が可動台75に連結されてい
る。支持フレーム73の上面板から支持軸79が下垂さ
れ、その下部が可動台75の中央部に凹入された大径の
ばね受け穴80の上部に挿入され、支持軸79の外周と
ばね受け穴80の内周に嵌装された衝撃吸収用のばね8
1が支持フレーム73の上面板の下面とばね受け穴80
の底面との間に介在されている。そして、ソレノイド7
7の励磁によりソレノイド軸78、可動台75、ホルダ
72および測定端子66〜69が上昇されることによ
り、測定端子66〜69の先端がチップ抵抗器Rの電極
r2に当接される(図11、図12参照)。このとき、
衝撃吸収用のばね81によりチップ抵抗器Rの損傷およ
び測定端子66〜69の損傷を防止することができる。
これとは逆に、ソレノイド77の消磁によりソレノイド
軸78、可動台75、ホルダ72および測定端子66〜
69が下降されることにより、測定端子66〜69がチ
ップ抵抗器Rの電極r2から離隔される(図9〜図12
参照)。
【0032】特に、図8から明らかなように、第1の測
定端子66と第3の測定端子68がチップ抵抗器Rにお
ける後側(上流側)に位置する電極r2に対応し、第2
の測定端子67と第4の測定端子69がチップ抵抗器R
における前側(下流側)に位置する電極r2に対応し、
第1〜第4の測定端子66〜68による4端子測定法に
よりチップ抵抗器Rの抵抗値が測定されるように設定さ
れている。各検出手段64、65における測定端子66
〜69が挿入される穴71の部分は電気的に絶縁する必
要があるため、支持台2における穴71を形成する部分
82はプラスチック等の電気絶縁材により形成されてい
る。これら検出手段64、65は選別用のロータ11、
12から上流側の2個目に位置するチップ抵抗器Rの抵
抗値を検出しているが、いずれの位置のチップ抵抗器R
の抵抗値を検出することもできる。そして、測定端子6
6〜69は支持台2の小径の各穴71に挿通されるの
で、ロータ11、12の吸引口18からチップ抵抗器R
を吸引する際、密閉度を阻害しないようにして吸引効率
を向上させることができ、しかも、搬送路6におけるチ
ップ抵抗器Rの受け面の中央部に大きな空所が生じない
ようにしてチップ抵抗器Rを安定状態で搬送することが
できる。
【0033】図2から明らかなように、搬送路6の排出
口83の側方においてテーピング用の装填テープTが駆
動手段(図示省略)により水平方向に走行される。装填
テープTは装填凹所t1と送り穴t2が列設され、送り
穴t2は装填テープTの走行に利用され、装填凹所t1
には図示しない吸引手段により搬送路6の排出口83か
らチップ抵抗器Rが排出されて順次装填される。
【0034】選別用のロータ11、ロータ12、排出口
83に対するチップ抵抗器Rの搬送方向上流側でチップ
抵抗器Rの通過(有無)を検出するためのファイバセン
サ84、85、86の一側が支持台2に水平方向に形成
された穴87、88、89に挿通されて固定されてい
る。ファイバセンサ84、85、86の他側は上記と同
様に投、受光器(図示省略)に対向されている。そし
て、投光器からファイバセンサ84、85、86を介し
て投光し、搬送路6内をチップ抵抗器Rが搬送されてい
ると、このチップ抵抗器Rからの反射光をファイバセン
サ84、85、86を介して受光器で受光することによ
り、チップ抵抗器Rの通過を検出することができる。
【0035】以上の構成において、以下、その動作につ
いて図9ないし図12の動作説明図および図13の動作
説明用タイミングチャートを参照しながら説明する。
今、パーツフィーダの吐出圧力により図9に矢印Xで示
すようにチップ抵抗器Rが直線状の搬送路6に連続して
供給され、分離兼選別用のロータ10の上流側にチップ
抵抗器Rが連続状態で存在し、選別用のロータ11、1
2の上流側にそれぞれ抵抗値測定後の1個のチップ抵抗
器Rが存在し、各ロータ10、11、12の吸引口18
が搬送路6に連通するとともに、吸引兼排出口48、4
9、50のみが各ロータ10、11、12の排出路17
に連通し、真空ポンプの駆動により各吸引兼排出口4
8、48、49、50、排出路17、吸引口18を介し
て上流側のチップ抵抗器Rがロータ10、11、12に
吸引されているとする。
【0036】ここで、上記のようにストッパ装置54を
駆動し、図10(a)、(b)に示すように、ストッパ
部材60の前進により分離兼選別用のロータ10の上流
側の2個目のチップ抵抗器Rをカバー5に対して押圧し
て停止させる。そして、分離兼選別用のロータ10の上
流側の1個目のチップ抵抗器Rが先のファイバセンサ6
2による検出により表裏が逆向きで正常でないと判定さ
れている場合には、ステッピングモータ32の駆動によ
りロータ10を図10(a)に矢印で示す反時計方向に
回転させて排出路17を搬送路6の上流側に連通させ、
1個目のチップ抵抗器Rを吸引状態の排出路17から吸
引兼排出路48を介して外部へ排出する。この間、ロー
タ11、12の上流側のチップ抵抗器Rはロータ11、
12に吸引された状態に保たれている。
【0037】一方、分離兼選別用のロータ10の上流側
の1個目のチップ抵抗器Rが先にファイバセンサ62に
よる検出により表裏が正常向きであると判定されている
場合には、ステッピングモータ32の駆動によりロータ
10を図10(b)に矢印で示す時計方向に回転させて
連絡路16を搬送路6に連通させる。これにより下流側
の搬送路6は上記のようにロータ11を介して吸引状態
にあるので、1個目のチップ抵抗器Rを連絡路16から
下流側の搬送路6へ吸引して上流側のチップ抵抗器Rか
ら分離し、ロータ11の上流側の1個目のチップ抵抗器
Rの上流側に連続状態で位置させることができる。
【0038】次に、ステッピングモータ32の駆動によ
り図11(a)、(b)に実線矢印、点線矢印でそれぞ
れ示すように、分離兼選別用のロータ10を時計方向、
若しくは反時計方向に回転させ、吸引口18を上流側の
搬送路6に連通させるとともに、上記のようにストッパ
装置54を駆動し、ストッパ部材60の後退によりロー
タ10の上流側の2個目のチップ抵抗器Rを解放する。
これによりパーツフィーダの吐出圧力とロータ10を介
する吸引力によりチップ抵抗器Rをロータ10に吸引
し、上流側2個目のチップ抵抗器Rの表裏をファイバセ
ンサ62により検出する。この間、検出手段64におけ
る測定端子66〜69が上記のようにソレノイド77の
励磁により上昇してロータ11の上流側2個目のチップ
抵抗器Rの電極r2に当接し、抵抗値を測定する。
【0039】次に、先に測定されている1個目のチップ
抵抗器Rが所定の抵抗値でなく、正常でないと判定され
ている場合には、ステッピングモータ33の駆動により
選別用のロータ11を図11(a)に矢印で示す反時計
方向に回転させて排出路17を搬送路6の上流側に連通
させ、1個目のチップ抵抗器Rを吸引状態の排出路17
から吸引兼排出路49を介して外部へ排出する。
【0040】一方、先に測定されている1個目のチップ
抵抗器Rが所定の抵抗値であり、正常であると判定され
ている場合には、ステッピングモータ33の駆動により
選別用のロータ11を図11(b)に矢印で示す時計方
向に回転させて連絡路16を搬送路6に連通させる。こ
れにより下流側の搬送路6は上記のように選別用のロー
タ12を介して吸引状態にあるので、1個目のチップ抵
抗器Rを連絡路16から下流側の搬送路6へ吸引し、選
別用のロータ12の上流側の1個目のチップ抵抗器Rの
上流側に連続状態で位置させることができる。
【0041】次に、図12(a)、(b)に示すよう
に、検出手段65における測定端子66〜69が上記の
ようにソレノイド77の励磁により上昇して選別用のロ
ータ12の上流側の2個目のチップ抵抗器Rの電極r2
に当接し、抵抗値を測定する。次に、先に測定されてい
る1個目のチップ抵抗器Rが所定の抵抗値でなく、正常
でないと判定されている場合には、ステッピングモータ
34の駆動によりロータ12を図12(a)に矢印で示
す反時計方向に回転させて排出路17を搬送路6の上流
側に連通させ、1個目のチップ抵抗器Rを吸引状態の排
出路17から吸引兼排出路50を介して外部へ排出す
る。
【0042】一方、先に測定されている1個目のチップ
抵抗器Rが所定の抵抗値であり、正常であると判定され
ている場合には、ステッピングモータ34の駆動により
ロータ12を図12(b)に矢印で示す時計方向に回転
させて連絡路16を搬送路6に連通させる。これにより
下流側の搬送路6は上記のように吸引状態にあるので、
1個目の正常なチップ抵抗器Rを連絡路16から下流側
の搬送路6へ吸引し、装填テープTの装填凹所t1(図
2参照)に装填する。
【0043】この間、検出手段64における測定端子6
6〜69が上記のようにソレノイド77の消磁により下
降して選別用のロータ11の上流側2個目のチップ抵抗
器Rの電極r2から離隔し、ステッピングモータ33の
駆動によりロータ11を図12(a)、(b)に実線矢
印、点線矢印でそれぞれ示す時計方向、若しくは反時計
方向に回転させ、吸引口18を上流側の搬送路6に連通
させ、上流側のチップ抵抗器Rを吸引する。一方、スト
ッパ装置54の駆動によりストッパ部材60を前進さ
せ、分離兼選別用のロータ10の上流側2個目のチップ
抵抗器Rをカバー5に押圧して停止させる。そして、ロ
ータ10の上流側の1個目のチップ抵抗器Rが先にファ
イバセンサ62による検出により表裏が正常向きである
と判定されている場合には、ステッピングモータ32の
駆動によりロータ10を矢印で示す時計方向に回転させ
て連絡路16を搬送路6に連通させる。これにより下流
側の搬送路6は上記のように選別用のロータ11を介し
て吸引状態にあるので、分離兼選別用のロータ10の上
流側1個目の正常状態のチップ抵抗器Rを連絡路16か
ら下流側の搬送路6へ吸引し、選別用のロータ11の上
流側の1個目のチップ抵抗器Rの上流側に連続状態で位
置させることができる。
【0044】以下、上記と同様の動作を繰り返すことに
より、正常なチップ抵抗器Rのみを選別して装填テープ
Tの装填凹所t1に順次装填し、装填テープTの上面に
カバーテープ(図示省略)を熱融着することによりチッ
プ抵抗器Rのテーピング作業を完了する。
【0045】なお、上記実施例では、分離兼選別用のロ
ータ10とストッパ装置54の組み合わせにより、パー
ツフィーダから連続的に供給されたチップ抵抗器Rを分
離して搬送するようにしているが、ロータ10の上流側
でチップ抵抗器Rを分離するようにしてもよい。また、
チップ抵抗器Rを搬送方向下流側から吸引することによ
り移送しているが、搬送方向上流側からエアを噴出させ
て移送するようにしてもよく、両者を併用してもよい。
また、第1組の検出手段であるファイバセンサ62とロ
ータ10によりチップ抵抗器Rの表裏の検出および選別
を行い、第2組の検出手段64および選別用のロータ1
1と第3組の検出手段65および選別用のロータ12に
よりチップ抵抗器Rの抵抗値の検出(測定)および選別
を行うようにしているが、いずれか一つの検出および選
別を行うようにしてもよく、このほかの検出および選
別、例えば、チップ抵抗器Rの画像処理等による形状の
検出および選別に利用することもできる。更には検出手
段とロータを多数段に組み合わせて各種の検出および選
別を連続して行うこともできる。このほか、本発明は、
その基本的技術思想を逸脱しない範囲で種々設計変更す
ることができる。
【0046】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
チップ状ワークが搬送路に供給されると、検出手段によ
りチップ状ワークが正常であるか否かについて検出し、
チップ状ワークが正常である場合には駆動装置によりロ
ータをその連絡路が搬送路に連通するように回転させ、
移送手段により移送される正常なチップ状ワークを搬送
路から連絡路を経て次工程へ供給し、チップ状ワークが
正常でない場合には駆動装置によりロータをその排出路
が搬送路に連通するように回転させ、移送手段により移
送される正常でないチップ状ワークを搬送路から排出路
へ排出する。このように高価な搬送ディスクを不要と
し、チップ状ワークを移し替えることなく、直線的に搬
送する間に正常なチップ状ワークと正常でないチップ状
ワークを選別することができる。したがって、構成の簡
素化、低コスト化、消耗部品および交換サイクルの飛躍
的減少、誤測定の防止、生産性向上、ランニングコスト
の低減等を図ることができる。また、搬送路を遮断する
ように設けたロータをチップ状ワークのストッパとして
利用するので、チップ状ワークの停止位置精度を向上さ
せることができる。また、ロータの回転により連絡路と
排出路を搬送路に選択的に連通させるので、位置合わせ
しやすく、チップ状ワークを円滑に通過、排出すること
ができる。したがって、選別作業の安定性、信頼性等の
向上および選別作業のスピードアップ等を図ることがで
きる。
【0047】また、検出手段およびロータを三組設け、
チップ状ワークとして電子部品を用い、チップ状ワーク
の搬送方向上流側の第1組の検出手段およびロータをチ
ップ状ワークの表裏の検出および選別に用い、残る第2
組と第3組の検出手段およびロータをチップ状ワークの
電気的特性の検出および選別に用いることにより、チッ
プ状ワークを直線的に搬送する間にその表裏と電気的特
性の選別を一度に行うことができる。したがって、選別
作業を狭いスペースで効率的に行うことができる。
【0048】また、移送手段が、ロータに形成され、排
出路をチップ状ワークの搬送方向上流側の搬送路に連通
することができ、チップ状ワークより幅狭の吸引口と、
ロータの排出路に常時連通される吸引兼排出口と、大気
中に開放されるように形成され、ロータの排出路が搬送
路と遮断される際に排出路に連通される吸引破壊口と、
上記吸引兼排出口に連通され、ロータの上流側のチップ
状ワークを吸引する吸引装置とを有することにより、常
に吸引状態にしてチップ状ワークの選別作業に待機させ
ることができる。したがって、選別作業を更に一層スピ
ードアップすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例におけるチップ状ワークの自
動選別装置を示す要部の平面図である。
【図2】同自動選別装置を示す一部破断平面図である。
【図3】同自動選別装置を示し、図1のA−A矢視断面
図である。
【図4】同自動選別装置を示し、図1のB−B矢視断面
図である。
【図5】同自動選別装置を示し、図1のC−C矢視断面
図である。
【図6】同自動選別装置に用いるストッパ装置の一部断
面図である。
【図7】(a)は同自動選別装置に用いるロータの正面
図である。(b)は同自動選別装置に用いるロータの平
面図である。(c)は同自動選別装置に用いるロータの
側面図である。
【図8】同自動選別装置に用いる測定端子の配置説明用
の平面図である。
【図9】同自動選別装置の動作説明図である。
【図10】(a)、(b)は同自動選別装置の動作説明
図である。
【図11】(a)、(b)は同自動選別装置の動作説明
図である。
【図12】(a)、(b)は同自動選別装置の動作説明
図である。
【図13】同自動選別装置の動作説明用のタイミングチ
ャートである。
【符号の説明】
6 搬送路 10 分離兼選別用のロータ 11 選別用のロータ 12 選別用のロータ 16 連絡路 17 排出路 18 吸引口 32 ステッピングモータ 33 ステッピングモータ 34 ステッピングモータ 48 吸引兼排出口 49 吸引兼排出口 50 吸引兼排出口 51 吸引破壊口 52 吸引破壊口 53 吸引破壊口 54 ストッパ装置 62 ファイバセンサ 64 検出手段 65 検出手段 66 測定端子 67 測定端子 68 測定端子 69 測定端子 R チップ抵抗器 T 装填テープ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H05K 13/02 W (72)発明者 小島 智幸 東京都新宿区市谷本村町3番26号 正和産 業株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 チップ状ワークを直線状に搬送する搬送
    路と、回転可能に支持され、上記搬送路と連通し、若し
    くは上記搬送路を遮断することができるように軸心と交
    叉方向に貫通された連絡路、この連絡路を上記搬送路と
    遮断した状態で上記搬送路と連通し得るように外周部に
    形成された排出路を有する選別用のロータと、上記搬送
    路を上記ロータに対して移送されるチップ状ワークが正
    常であるか否かについて検出する検出手段と、上記チッ
    プ状ワークが正常である場合には上記ロータの連絡路を
    上記搬送路に連通させ、上記チップ状ワークが正常でな
    い場合には上記ロータの排出路を上記搬送路に連通させ
    るように上記ロータを回転させる駆動装置と、上記チッ
    プ状ワークを移送する移送手段とを備えたチップ状ワー
    クの自動選別装置。
  2. 【請求項2】 検出手段およびロータが三組設けられ、
    チップ状ワークとして電子部品が用いられ、チップ状ワ
    ークの搬送方向上流側の第1組の検出手段およびロータ
    がチップ状ワークの表裏の検出および選別に用いられ、
    残る第2組と第3組の検出手段およびロータがチップ状
    ワークの電気的特性の検出および選別に用いられる請求
    項1記載のチップ状ワークの自動選別装置。
  3. 【請求項3】 移送手段が、ロータに形成され、排出路
    をチップ状ワークの搬送方向上流側の搬送路に連通する
    ことができ、チップ状ワークにより幅狭の吸引口と、ロ
    ータの排出路に常時連通される吸引兼排出口と、大気中
    に開放されるように形成され、ロータの排出路が搬送路
    と遮断される際に排出路に連通される吸引破壊口と、上
    記吸引兼排出口に連通され、ロータの上流側のチップ状
    ワークを吸引する吸引装置とを有する請求項1または2
    記載のチップ状ワークの自動選別装置。
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