JP2004154660A - 搬送装置 - Google Patents

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【課題】ワークの不良品を選別して排出し、良品のワークを表裏、前後を整列させて効率よく移載テーブルに送るようにした搬送装置を提供すること。
【解決手段】パーツフィーダ6に接続してワーク搬送装置63を設け、このワーク搬送装置63に、上流から下流に向かって空気の流れによってワークWを搬送する搬送路21,22,23を設け、この搬送路に連通される回転式の表裏整列テーブル24を設け、このテーブルの上流側にワークの状態を確認するためワーク判別手段(カメラ62)を配設し、表裏整列テーブル24は、回転中心を通ってワークを通過させる通路を備え、この通路は、ワーク判別手段で判別されたワークが表向き、又は裏向きの向きが揃う様に下流側の搬送路22,23に通過させ、ワークが裏向きのとき、ワークを表向きにして下流側の搬送路22,23に通過させ、ワークが不良品であるとき、排出口に排出する。
【選択図】 図3

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ワークの不良品を選別して排出し、良品のワークを表裏、前後を整列させて効率よく搬送させるようにした搬送装置に関し、特にテーピング機や外観検査機及び特性検査機に適用できる搬送装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
抵抗等の電子部品のワークをプリント基板に装着するには、通常、ワークをキャリアテープの孔に挿入しておき、このキャリアテープからワークを取り出して、プリント基板に装着される。このようなキャリアテープにワークを挿入するために、いわゆるテーピング機のような装置が使われている。
テーピング機は、キャリアテープの長手方向に間隔をあけて複数の挿入孔を形成しておき、この複数の挿入孔にワークをそれぞれ挿入し、キャリアテープの表面にトップテープを貼着するとともに、裏面にボトムテープを貼着して、挿入孔からワークが飛び出さないようにしている。
【0003】
また、テーピング機では、振動式の直線整列フィーダ(パーツフィーダ)を使用してチップ(ワーク)を同じ向きに選別、前進させ、円盤状のホイール(移載テーブル)に送っている(例えば、特許文献1参照)。移載テーブルでは、搬送装置から受け取ったワークを外周部に設けられた保持溝に1個ずつ保持した状態で、移載テーブルをテープ(キャリアテープ)と同期させて反時計回りに回転させ、搬送されてくるキャリアテープのチップ装填孔(挿入孔)の上に移載テーブルのチップ指示部(保持溝)が重なるように停止する。そして移載テーブルが停止したことでワークが落下するのを防止するために、保持溝の上に設けられた吸気口(ノズル)でワークを一度吸い上げてから、キャリアテープの挿入孔にワークを物理的に押し込んでいる。
【0004】
【特許文献1】
特許第2726940号公報(第2頁、図2)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の技術では、振動型パーツフィーダを使用してワークを送っている関係で、直線整列フィーダ上のワークは常に振動しているので、僅かの振動でもCCDカメラ等で撮影した画像がぼやけたり、歪んだりして、ワークの外観を検査するのが困難であった。従って、直線整列フィーダ上のワークの状態、例えば良品であるか不良品であるかをCCDカメラ等で撮影することが困難であった。また、直線整列フィーダが振動しているために、直接付加装置を設置することが困難であった。
従って直線整列フィーダ上では、前向きか後ろ向きかの極性整列はできず、極性整列は、直線整列フィーダの下流に設置された移載テーブル上などの別装置で行っている。また、表裏整列は、パーツフィーダの出口で反対向きのものを搬送路の本線から排除してパーツフィーダに戻している。そのため、パーツフィーダの出口でのパーツフィーダのワーク供給能力は、理論上パーツフィーダの持っている送り能力の半分になってしまうので、搬送装置として非常に効率が悪かった。
【0006】
そこで、本発明は、上記従来技術の不都合を解決するために、ワークの不良品を選別して排出し、良品のワークを表裏、前後を整列させて効率よく搬送させるようにした搬送装置を提供することを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するための手段として、本発明に係る請求項1に記載の搬送装置は、ワークを供給するパーツフィーダに接続して前記ワークを搬送させるワーク搬送装置を設け、このワーク搬送装置は、空気の流れによって前記ワークを上流から下流に搬送する搬送路と、この搬送路に連通され前記ワークの表裏を整列させる回転式の表裏整列テーブルとを備え、前記表裏整列テーブルの上流側に前記ワークの状態を確認するためのワーク判別手段を配設し、前記表裏整列テーブルは、回転中心を通って前記ワークを搬送させる通路を備え、この通路は、前記ワーク判別手段で判別された前記ワークが表向き、又は裏向きの向きが揃うように下流側の搬送路に搬送し、前記ワーク判別手段で判別された前記ワークが裏向きのとき、前記表裏整列テーブルを正転、又は反転させて前記ワークを表向きにして下流側の搬送路に搬送し、前記ワーク判別手段で判別された前記ワークが割れ等のある不良品であるとき、排出口に排出することを特徴とする。
【0008】
このような構成としたことにより請求項1に記載の搬送装置では、ワーク判別手段で判別されたワークが表向きのとき、表裏整列テーブルを回転させることなく、ワークを下流側の搬送路に搬送させる。ワーク判別手段で判別されたワークが裏向きのとき、表裏整列テーブルを正転、又は反転させ、通路上でワークを表向きにして下流側の搬送路に搬送する。また、ワーク判別手段で判別されたワークが割れ等のある不良品であるとき、表裏整列テーブルが排出口で停止し、排出するので、良品だけを正確な向きに整列搬送でき、効率が良い。
【0009】
本発明に係る請求項2に記載の搬送装置は、前記ワーク搬送装置に、前記搬送路に連通され前記ワークの前向き、又は後ろ向きの向きを整列させる回転式の極性整列テーブルを設け、この極性整列テーブルの上流側に前記ワークの状態を確認するためのワーク判別手段を配設し、前記極性整列テーブルは、回転中心を通って前記ワークを搬送するための通路を備え、この通路は、前記ワーク判別手段で判別された前記ワークが前向き、又は後ろ向きの向きが揃うように下流側の搬送路に搬送し、前記ワーク判別手段で判別された前記ワークが後ろ向きのとき、前記極性整列テーブルを正転、又は反転させて前記ワークを前向きにして下流側の搬送路に搬送することを特徴とする。
【0010】
このような構成としたことにより、請求項2に記載の搬送装置では、ワーク判別手段で判別されたワークが前向きのとき、極性整列テーブルを回転させることなく、ワークを下流側の搬送路に搬送させる。ワーク判別手段で判別されたワークが後ろ向きのとき、極性整列テーブルを正転、又は反転させ、通路上でワークを前向きにして下流側の搬送路に搬送するので、正確な向きの整列ができ、効率が良い。
【0011】
本発明に係る請求項3に記載の搬送装置は、前記搬送路に、前記ワークの特性検査のための測定装置を設け、この測定装置による検査の結果が不良品の場合、この不良品のワークを前記測定装置の下流側に設けた排出機構から排出することを特徴とする。
【0012】
このような構成にしたことにより、請求項3に記載の搬送装置では、前記搬送路に、ワークの特性検査のための測定装置を設け、検査の結果不良品の場合はこのワークを測定装置の下流側に設けた排出機構から外部へ排出するので、特性検査での不良品が確実に除かれる。
【0013】
本発明に係る請求項4に記載の搬送装置は、前記搬送路間にワークの外観検査のための4面検査用検査テーブルを垂直に設け、この検査テーブルは所定角度でステップ回転すると共に、外周部に前記ワークの保持溝を等間隔に複数個備え、上流側の前記搬送路と前記検査テーブルの上死点にある前記保持溝とを対向させて配設し、前記検査テーブルの上死点にある前記保持溝を臨む上流側の搬送路に前記ワークを停止させる出没自在のストッパを設け、このストッパで停止された前記ワークの上方に前記ワークを検査するための検査手段を設け、前記検査テーブルの下死点にある前記保持溝に対向して下方に前記検査手段による検査の結果不良品の前記ワークを排出するための開閉自在の排出口を設け、前記検査テーブルの上死点と下死点との中間点にある前記保持溝を臨んで前記上流側の搬送路とは下死点を通って270°下流側に前記搬送路を配設し、前記検査テーブルと前記表裏整列テーブルを組み合わせることにより前記ワークの4面の検査を行うことを特徴とする。
【0014】
このような構成としたことにより、請求項4に記載の搬送装置では、上流側の搬送路を搬送されてきたワークは、ストッパで停止され、4面の内の1面が検査手段で検査される。検査の結果、割れ、傷、マーク不良等の不良品があれば、検査テーブルに移載された後、検査テーブルを回転させて下死点で止め、排出口を開いてこの不良品を排出する。良品であれば排出せず下流側の搬送路を臨む位置で検査テーブルから、下流側の搬送路に搬送させる。そしてこの検査テーブルと上述の表裏整列テーブルを組み合わせることによって、他の3面の検査も行うことができる。これにより外観検査のための4面に関して不良品を確実に排出することができる。但し、ワークによって4面の内の1,2面のみの検査でよいものもある。
【0015】
本発明に係る請求項5に記載の搬送装置は、前記搬送路間に前記ワークの外観検査のための前面及び後面検査用端面検査テーブルを水平に設け、この端面検査テーブルは下部の固定テーブルと、この固定テーブルの上に載置され所定角度でステップ回転する回転テーブルとからなり、この回転テーブルは、前記搬送路を搬送されてきた前記ワークを保持する保持溝を外周部に等間隔に複数個備え、これらの保持溝は、前記回転テーブルがステップ回転して停止するとき、何れか2つの前記保持溝が上流側及び下流側の前記搬送路と対向するように設け、前記回転テーブルが停止したとき、前記搬送路と対向する前記2つの保持溝以外の1つの前記保持溝の外方に、前記ワークを検査するための前記検査手段を設け、又、他の1つの前記保持溝の下の前記固定テーブルに前記検査手段による検査の結果不良品のワークを排出するための排出口を設け、前記端面検査テーブルを2つ組み合わせて使用することにより前記ワークの前面及び後面の検査をおこなうことを特徴とする。
【0016】
このような構成としたことにより、請求項5に記載の搬送装置では、上流側の搬送路を搬送されてきたワークは停止している端面検査テーブルの保持溝に移載される。このときワークは後面が外方を向いており、端面検査テーブルが所定角度ステップ正転、又は反転し停止した所で検査手段でワークの割れ、傷、マーク不良等の外観を検査する。検査の結果ワークが良品であれば、また所定角度ステップ正転、又は反転して停止し、下流側の搬送路に送出される。検査の結果ワークが不良品であれば、そのまま所定角度ステップ正転、又は反転して停止し、排出口から排出する。この端面検査テーブルを2つ組み合わせて使用することによりワークの前面及び後面の検査をおこなうことができる。
検査テーブルとこの端面検査テーブルを使用することによってワークの6面全ての外観検査を行うことができるので、6面全ての検査が必要なワークであっても、これによりワークの割れ、傷、マーク不良等の外観の不良品を確実に排出することができる。
【0017】
本発明に係る請求項6に記載の搬送装置は、前記表裏整列テーブル、前記極性整列テーブル、前記測定装置、前記検査テーブル及び前記端面検査テーブルの上流側に、前記ワークを1個ずつ前記表裏整列テーブル、前記極性整列テーブル、前記測定装置、前記検査テーブル及び前記端面検査テーブルに搬送する整列搬送部を設けたことを特徴とする。
【0018】
このような構成としたことにより、請求項6に記載の搬送装置では、整列搬送部からワークが確実に分離されて1個ずつ送られてくるので、表裏整列テーブル、極性整列テーブル、測定装置、検査テーブル及び端面検査テーブルの通路に2個以上のワークが載って、詰まってしまうということがない。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明に係る搬送装置の詳細について、テーピング機に適用した例を説明する。
図1は、本発明の搬送装置を適用したテーピング機の概要を示す正面図、図2は同じくテーピング機のシステム構成を示すブロック図である。
テーピング機1は、図1に示すように、パネルコンピュータ2と、テーピング機本体3と、CCD用モニタ4と、ワーク挿入装置5と、パーツフィーダ6と、巻取装置7と、本発明の搬送装置35で構成される。
尚、本実施の形態で言うワークとは、エアで搬送できる抵抗、コンデンサ等の小物の電子部品であるが、微小なものは、例えば、0.6×0.3mm(平面視大きさ)程度の大きさである。
【0020】
このテーピング機本体3の右上側にパネルコンピュータ2が配設され、このパネルコンピュータ2の左側にCCD用モニタ4が配設されている。このCCD用モニタ4の下側にワーク挿入装置5が取り付けられ、このワーク挿入装置5の左側部分にパーツフィーダ6が取り付けられている。
【0021】
テーピング機本体3は、主要な構成部として、キャリアテープ搬送装置31と、ボトムテープ搬送装置32と、トップテープ搬送装置33を備えている。
キャリアテープ搬送装置31は、テーピング機本体3の右下側部分に配設され、このキャリアテープ搬送装置31からキャリアテープ100が搬送される。そしてこのキャリアテープ100をワーク挿入装置5内に誘導するために固定ローラ3a,3a…と、テンションローラ3bがテーピング機1の左下側部分に亘って配設されている。
ボトムテープ搬送装置32は、ワーク挿入装置5の下側に配設され、このボトムテープ搬送装置32からボトムテープ101が搬送される。そしてこのボトムテープ101をワーク挿入装置5内に誘導するために、固定ローラ3c、3c…とテンションローラ3dがこのボトムテープ搬送装置32の下側から左側に亘って配設され、ボトムテープ101はボトムシール105でキャリアテープ100の裏側に貼着される。
トップテープ搬送装置33は、テーピング機本体3の右上側に取り付けられ、このトップテープ搬送装置33からトップテープ102が搬送される。そして、このトップテープ102をワーク挿入装置5内に誘導するために、固定ローラ3e,3e…とテンションローラ3fがテーピング機本体3の右上側部分からワーク挿入装置5の上側部分に亘って配設されている。
【0022】
パネルコンピュータ2は、図2に示すように、ディスプレイ11と、インタフェイス12と、中央処理装置(CPU)13と、ハードディスク14を備えている。これらは、バスライン16を介して接続されている。
ディスプレイ11は、インタフェイス12を介して、各種表示データを表示する機能と、ディスプレイ11に表示されるボタンにタッチすることで中央処理装置(CPU)13に指令を与える機能を有している。
尚、ディスプレイ11としては、例えば、液晶ディスプレイ、プラズマディスプレイ、又はCRTディスプレイ等の何れでも良い。又、中央処理装置(CPU)13への指令は、ディスプレイ11とは別に設けたキーボードで行っても良い。
【0023】
ワーク挿入装置5は、移載テーブル51とガイド52とを備えている。
移載テーブル51は、テーブルを回転するための駆動装置があり、ワークを受け取り、挿入装置まで移動させるためのテーブルとワークを挿入位置まで案内するためのカバー、及びワークを挿入補助するための挿入ピンで構成されている。
ガイド52は、キャリアテープ搬送装置31から送り込まれるキャリアテープをガイドし、位置決めする。
搬送装置35は、測定装置61と、CCDカメラ62と、ワーク搬送装置63とを備えている。
測定装置61は、外部から供給されるワークの特性として、例えば、抵抗値、または容量を測定し、CCDカメラ62はこのワークの外観を撮影する。ワーク搬送装置63は、列整列されたワークの表裏整列や極性整列を行い、この測定装置61の測定結果、あるいはCCDカメラ62が撮影した画像データにより不良品として判別されたワークを外部へ排出し、良品として判別されたワークをワーク挿入装置5に搬送する。
【0024】
巻き取り装置7は、ワークが装填された装填済みテープ104を巻き取るリール71と、装填済みテープ104を常に張った状態にしておくダンサローラ72と、装填済みテープ104をリール71に案内するガイド73とで構成されている。そしてこの巻き取り装置7の上側部分の適所にガイドローラ7a,7a…が配設されている。
【0025】
次に本発明のテーピング機について図3を参照して説明する。
ワークWを供給するパーツフィーダ6とワークWを移載する移載テーブル51との間に設けられるワーク搬送装置63は、空気の流れによってワークWを上流から下流に搬送する搬送路21,22,23と、この搬送路21,22,23に連通され、ワークWの表裏を整列させる表裏整列テーブル24と、ワークWの前後を整列させる極性整列テーブル25とを備えている。
搬送路21と搬送路22は、間に表裏整列テーブル24を接続して直列に配設され、搬送路23は、両搬送路21,22に対して直角に配設され、搬送路22と搬送路23との間に極性整列テーブル25が接続されている。
尚、搬送路21,22,23と、表裏整列テーブル24と、極性整列テーブル25は、空気の流れによってワークWを上流から下流に搬送するので、トンネル構造とする。
表裏整列テーブル24と、極性整列テーブル25は、各々ステッピングモータ26で駆動され、ジョイント27を介してエンコーダ28が接続されている。
ジョイント27は、エンコーダ28を接続させるためのものであり、エンコーダ28は、ステッピングモータ26の動作を監視するためのものである。
表裏整列テーブル24及び極性整列テーブル25は、ステッピングモータ26によって、1ステップずつ、例えば90°ずつ正転(時計回りの回転)、又は反転(反時計回りの回転)する。
【0026】
表裏整列テーブル24は、水平面に対し垂直に配設され、駆動軸が水平に設けられたステッピングモータ26で駆動される。表裏整列テーブル24は、後述するように回転中心を通ってワークWを搬送させる一文字型の通路38(図4参照)を備えている。又、極性整列テーブル25は、水平に配設され、駆動軸が水平面に対し垂直に設けられた図示せぬステッピングモータで駆動される(表裏整列テーブル24のステッピングモータ26と同様な構成である。)。極性整列テーブル25は、回転中心を通ってワークWを搬送させる十字型の通路39を備えている。また、極性整列テーブル25は外周部全周にガイド46が設けられ、極性整列テーブル25はガイド46によってガイドされながら90°正転、または反転して停止する。
表裏整列テーブル24、及び極性整列テーブル25の上流側には、搬送路上を搬送されてくるワークWの状態を上から撮影するための高速撮影が可能なCCDカメラ62,62を配設する。
【0027】
次に図4、図5を参照して整列搬送部30について説明する。
整列搬送部30は、表裏整列テーブル24、極性整列テーブル25、測定器82A,82B(図8参照)、移載テーブル51及び端面検査テーブル53(図14参照)の上流側の搬送路21,22に設けられている。以下機構は同じなので、表裏整列テーブル24側の整列搬送部30の場合について説明する。
表裏整列テーブル24を臨む搬送路21に、ワークWAを停止させるためのストッパAが下側から搬送路21内に出没するように設けられている。また、ストッパAの上流側に、ワークWAの大きさを見込んだ間隔を開けてストッパBが、同じく下側から搬送路21内に出没するように設けられている。ストッパBによってワークWB,ワークWC…が停止させられる。そしてストッパBによって停止されるワークWBの後続のワークWCの下方に、このワークWCをエアで吸引して停止させるためのエア通路31が設けられている。
【0028】
搬送路21は、図5に示すように、上方をカバー47で覆われてトンネルを形成し、ワークWA、WB…が飛び出さないようにしている(搬送路22,23についても同様の構成である。)。
両ストッパA,Bで停止されたワークWA及びワークWBの有無を確認するための光学式、赤外線式等のセンサ65A,65Bを、両ワークWA及びワークWBの上方に設ける。このセンサ65A,65Bは、上からワークWA,WBの有無をチェックする。また、光学式、赤外線式等のセンサ65A,65Bは、搬送路21の壁、または床にセンサを埋め込んでワークWを検知するようにしても良い。
尚、このセンサ65A,65Bは、ワークWを撮影して不良品を選別し、表裏、前後を判別するための前述のCCDカメラ62とは別に設けるものである。
表裏整列テーブル24の外周部にはガイド42が設けられ、表裏整列テーブル24はこのガイド42によってガイドされながら90°反転して停止する。そして表裏整列テーブル24の下方には垂直上向きの排出口43が設けられ、排出口43には、開閉ゲート44が設けられている。
【0029】
次にこの整列搬送部30の動作について説明する。
(1)エア通路31が動作してバキュームがONとなり、ワークWCを吸引する。同時にストッパBが下降する。
(2)ストッパBが下がったことでワークWBが空気の流れによって搬送される。
(3)ワークWBを搬送してしまうと、ストッパBが上昇する。
(4)バキュームがOFFとなり、空気の流れによってワークWCがストッパBで停止される位置まで前進する。
(5)ワークWAがストッパAで停止されると、センサ65Aでワークの有無を判別終了後、このストッパAが下がる。
(6)ストッパAが下がったことでワークWAは、空気の流れによって表裏整列テーブル24の通路38に搬送される。
(7)次いでストッパAが上昇する。
このようにしてワークWA,ワークWB…が1個ずつ表裏整列テーブル24の通路38に搬送される。
【0030】
次に図6を参照して表裏整列テーブルの動作を説明する
CCDカメラ62で撮影されたワークWが表向きの場合、正規と判断され、図6(a)に示すように、表裏整列テーブル24は回転せず、ワークWは空気の流れによって通路38をそのまま搬送され、搬送路22(図3参照)に送られる。
【0031】
CCDカメラ62で撮影されたワークWが裏向きの場合、表裏整列テーブル24の反転と判断され、図6(b)に示すように、空気の流れによってワークWは表裏整列テーブル24の通路38に載り、通路38上に出没する可動ストッパ41によって停止される。次いで表裏整列テーブル24は外周部に設けられたガイド42によってガイドされながら180°反転し、ワークWを表向きにして停止する。そしてワークWは、空気の流れによって通路38を搬送され搬送路22に送られる(図3参照)。
【0032】
CCDカメラ62で撮影されたワークWが割れ等のある不良品である場合、NGと判断され、図6(c)に示すように、空気の流れによってワークWは表裏整列テーブル24の通路38に載り、通路38上に出没する可動ストッパ41によって停止される。次いで表裏整列テーブル24は外周部に設けられたガイド42によってガイドされながら90°反転して停止する。そしてワークWの通路38は上下方向を向いて下方に設けられた排出口43と対向し、排出口43の開閉ゲート44が開いて通路38の上方から送られたエアによって不良品のワークWを排出する。このあと、表裏整列テーブル24は90°回転して、通路38が正規の水平向きに戻る。
【0033】
次に図7を参照して極性整列テーブルの動作を説明する
CCDカメラ62で撮影されたワークWが前向きの場合、正規と判断され、図7(a)に示すように、空気の流れによってワークWは極性整列テーブル25の通路39に載り、通路39上に出没する可動ストッパ45によって停止される。次いで極性整列テーブル25は外周部全周に設けられたガイド46によってガイドされながら90°正転して停止し、ワークWは前が下向きになる。そして可動ストッパ45が解除になり、通路39の上方から送られたエアによってワークWは下方の搬送路23に送られる。
【0034】
CCDカメラ62で撮影されたワークWが後ろ向きの場合、反対向きと判断され、図7(b)に示すように、空気の流れによってワークWは極性整列テーブル25の通路39に載り、通路39上に出没する可動ストッパ45によって停止される。次いで極性整列テーブル25は外周部全周に設けられたガイド46によってガイドされながら90°反転して停止し、ワークWは前が下向きになる。そして通路39の上方から送られたエアによってワークWは下方の搬送路23に送られる。
【0035】
尚、本実施の形態では、表裏整列テーブル24を通路が一文字型で垂直に配設したものを使用し、極性整列テーブル25を通路が十字型で水平に配設したものを使用したが、この逆に表裏整列テーブル24を通路が十字型のものを垂直に配設し、極性整列テーブル25を通路が一文字型で水平に配設したものを使用しても良い。
また、表裏整列テーブル24と極性整列テーブル25を、どちらも通路が一文字型で配設したものを使用しても良い。更に表裏整列テーブル24と極性整列テーブル25を、どちらも通路が十字型のものを配設しても良い。
搬送路21,22,23の向きは、使用目的に応じた装置構成に基づき適宜変更すれば良い。
更に本実施の形態では、表裏整列テーブル24を上流側に設け、極性整列テーブル25を下流側に設けたが、この逆の順に設けても良い。
【0036】
次に、搬送路中に設けた測定装置による特性検査について、図8の搬送路中の測定装置を示す平面図、及び図9の同断面図を参照して説明する。
搬送路21(図4参照)に、ワークWAを停止させるためのストッパ80Aが搬送路21に出没するように設けられている。又、ワークWAを停止させたストッパAの上流側に、ワークWAの後続のワークWBを停止させるためのストッパ80Bが、同じく搬送路21内に出没するように設けられている。
停止したワークWAの側方の側壁84を貫通して出没し、ワークWAに接触する2つの測定プローブ81A,81Bが設けられている。測定プローブ81A,81Bは、搬送路21の外に設けられた測定器82A,82Bに接続され、例えば、ソレノイド83やモータによって駆動され、搬送路21内に出没してワークWに接触する。そして、ワークWの電気抵抗や電気容量のような特性検査を行う。
尚、搬送路21を形成するガイド42、側壁84、及びカバー47は、絶縁体でできている。
【0037】
特性検査によるワークの不良品の排出機構について図8、図10を参照して説明する。
ワークWの電気抵抗や電気容量等の特性検査を行った結果、所定の範囲から外れた数値を示したものは不良品として搬送路21の外に排出する。
ストッパ80Aで停止したワークWAの前方の搬送路21の床に排出口85が設けられ、シャッター86で閉じられている。シャッター86は、ストッパ80Aが下降すると、搬送路21の外に設けられたソレノイド87やモータで駆動されて開放され、ワークWAを排出口85から搬送路21の外に排出する。排出機構は、排出口85、シャッター86、ソレノイド87から成る。
【0038】
特性検査を行う際の動作手順を図8〜図10を参照して説明する。
(1)ワークWAがストッパ80Aで停止されたことを確認する。
(2)測定プローブ81A,81Bが前進してワークWAに接触する。
(3)ストッパ80Aが下降する。
(4)測定器82A,82Bによる測定開始。
(5)測定終了。
(6)測定プローブ81A,81Bが後退する。
(7)ワークWAが不良品の場合、排出機構(排出口85、シャッター86、ソレノイド87)で、搬送路21の外に排出する。
【0039】
次にワークの六面の検査方法について、図11〜図15を参照して説明する。
略直方体状のワークWの六面は、図11に示すように、便宜的に上面をA面とし、反時計回りに順にB面,C面,D面と設定する。そして、残りの面は図の左側の面をE面(後面)とし、右側の面をF面(前面)と設定する。尚、このE面(後面)、F面(前面)は、後述するように、搬送路21を搬送されるワークWの後面、及び前面を表す。
【0040】
最初にワークWの四面:A面,B面,C面,D面の検査のための装置の構成について図12、図13を参照して説明する。
上流側の搬送路21と下流側の搬送路との間に、横転用の検査テーブル90を垂直に設ける。検査テーブル90は、搬送路21を搬送されてきたワークWを保持する保持溝91を外周部に等間隔に複数個備える。検査テーブル90の上死点をワーク移載ポイント91aとし、ワーク移載ポイント91aにある保持溝91が上流側の搬送路21と対向するように、搬送路21と検査テーブル90とを配置する。
検査テーブル90のワーク移載ポイント91aを臨む上流側の搬送路21には、ワークWを停止させるためのストッパ92を設ける。ストッパ92は、図示せぬソレノイド、又はモータにより搬送路21を貫通して下から出没するように設ける。ストッパ92で停止されたワークWの上方には、ワークWの状態を検査するための検査手段としてのCCDカメラ93を配置する。
また、検査テーブル90の下死点をワーク排出ポイント91bとし、ワーク排出ポイント91bにある保持溝91に対向して排出口94を設ける。排出口94はシャッター95で閉じられており、不良品のワークWがあるときだけ図示せぬソレノイド、又はモータでシャッター95が開放される。
検査テーブル90のワーク移載ポイント91aから反転して270°回転した位置をワーク受け渡しポイント91cとし、ワーク受け渡しポイント91cにある保持溝91に対向して、上流側の搬送路21とは反対側に下流側の搬送路22を設ける。
尚、符号96は検査テーブル90のガイド、符号97は検査テーブル90を駆動するモータである。
【0041】
上記のように構成された装置によるワークWの四面:A面,B面,C面,D面の検査方法について説明する。
図12、図13に示すように、搬送路21を搬送されてきたワークWは、検査テーブル90のワーク移載ポイント91aを臨んで、搬送路21を貫通して下から上昇してきたストッパ92により停止される。停止したワークWは、A面が上を向いており、この状態で、上方に設けられたCCDカメラ93で撮影される。
撮影したワークWの画像データにより、割れ、傷、マーク不良等の良品、不良品の判別が行われる。撮影が終わると、ストッパ92が下降して、ワークWはA面を上に向けたまま搬送路21から検査テーブル90の保持溝91に移載される。
ワークWを保持した検査テーブル90は180°反転して、検査テーブル90のワーク排出ポイント91bで、不良品のワークWを排出口94から排出する。良品のワークWは、検査テーブル90がそのまま更に90°反転して、受け渡しポイント91cで下流側の搬送路22に、B面を上にして受け渡される。
この横転用の検査テーブル90と上述の表裏整列テーブル24(図4参照)を組み合わせることによって、ワークWの残りの三面:B面,C面,D面の検査を行うことができる。
【0042】
横転用の検査テーブル90と反転テーブル(図4の表裏整列テーブル24参照)の組み合わせによる、ワークWの四面:A面,B面,C面,D面の検査パターンは次の通りである。
(1)反転1回/横転1回
A→B→D→C(横転→反転→横転(逆))
(2)反転2回/横転1回
A→C→D→B(反転→横転→横転)
(3)横転3回
A→B→C→D(横転→横転→横転)
【0043】
次にワークWの残りの二面:E面(後面),F面(前面)の検査法について説明する。
最初にワークWの二面:E面(後面),F面(前面)の検査のための装置の構成について、図14、図15を参照して説明する。
一直線上に設けられた上流側の搬送路21と下流側の搬送路22との間に、円盤状の端面検査テーブル53を水平に配置する。端面検査テーブル53は、図15に示すように、下部の固定テーブル54と、固定テーブル54の上に載置された上部の回転テーブル55とから成る。回転テーブル55は、ワークWを保持する保持溝56を外周部に等間隔に、例えば、4つ備える。
回転テーブル55は、図示せぬステッピングモータで駆動され、正転して90°ずつステップ回転するとき、保持溝56が搬送路21、及び搬送路22と対向するように配置する。4つの保持溝56は、十文字に形成された空気通路57によって連通され、搬送路21を通る空気の流れが空気通路57を通って搬送路22に通じる様に構成する。
【0044】
回転テーブル55の保持溝56が搬送路21と対向し、搬送路21から保持溝56にワークWが移載される位置をワーク移載ポイント56aとする。ワーク移載ポイント56aを臨む搬送路21には、図示せぬソレノイド、又はモータで駆動される出没自在のストッパ67が設けられ、搬送されてきたワークWを一旦停止させる。又、停止されているワークWの後側にも同様のストッパ68を設け、後続のワークWを停止させて、ワークWを回転テーブル54の保持溝56に移載させる際、ワークWを1個だけ保持し、後続のワークWが保持溝56に引っかからないようにしている。
搬送路21から90°正転した位置をワーク検査ポイント56bとし、ワーク検査ポイント56bの保持溝56の外方に、ワークWが良品であるか不良品であるかを判別するため、ワークWの外観を撮影するCCDカメラ58を配置する。搬送路21から180°正転した位置をワーク送り出しポイント56cとし、ワーク送り出しポイント56cの保持溝56で、良品のワークWを下流側の搬送路22に送り出す。
搬送路21から270°正転した位置をワーク排出ポイント56dとし、ワーク排出ポイント56dの保持溝56の下の固定テーブル54に排出口59を設ける。排出口59は、シャッター66で閉じられており、不良品のワークWがあるときだけ、ソレノイド、又はモータでシャッター66が開いて排出口59から外部に排出される。
【0045】
上記のような装置構成によるワークWの二面:E面(後面),F面(前面)の検査方法について説明する。
搬送路21を空気の流れによって搬送されてきたワークWは、ワーク移載ポイント56aで停止している回転テーブル55の保持溝56に移載される。このときワークWはE面(後面)が保持溝56から外方を向いており、この状態で回転テーブル55が90°正転してワーク検査ポイント56bで停止すると、E面(後面)が回転テーブル55の外方を向く。そしてCCDカメラ58でE面(後面)の外観が撮影され、撮影データからワークWが良品であるか、不良品であるか判別される。
ワークWEが良品であれば、回転テーブル55は更に90°ステップ回転(正転)してワーク送出しポイント56cで停止し、搬送路21から空気通路57を通って来る空気の流れによってE面が前面となって下流側の搬送路22に送り出される。ワークWが不良品である場合は、回転テーブル55は更に90°正転してワーク排出ポイント56dで停止し、シャッター66が開いて排出口59から落下し外部に排出される。
尚、ワークWは、上流側の搬送路21を搬送されてきたときはF面が前面となって搬送されてくるが、この端面検査テーブル53で外方を向いているE面が検査され、良品として下流側の搬送路22に送り出されるときはE面が前面となるので、この端面検査テーブル53を2つ組み合わせることによって、ワークWのE面(後面)に加え、F面(前面)の検査も行うことができる。又、この端面検査テーブル53は、極性整列テーブルとして、極性検査に併用することができる。
【0046】
以上詳細に説明したように、本発明の搬送装置を適用したテーピング機によれば、ワークWを1つずつ搬送してその状態を撮影し、この撮影結果に基づいて不良品は排出し、表裏整列テーブル24、及び極性整列テーブル25を使って表裏、前後の向きを整列させて搬送しているので、移載テーブル51に供給されるワークWに不良品はなく、表裏、前後の向きが全て整列されているので、非常に効率の良いテーピング機を提供することができる。
【0047】
本発明の搬送装置を外観検査装置に適用する場合、使用目的やワークの種類に応じて、ワークの表面のみ検査する場合から、最大でワークの六面全部の検査を行う場合まで様々である。ワークWの四面:A面,B面,C面,D面を検査する場合、外周部に保持溝91を備え垂直に設けられた検査テーブル90を使用する。この検査テーブル90と表裏整列テーブル24を組み合わせることによって、ワークWの四面:A面,B面,C面,D面の検査を行うことができる。
又、端面検査テーブル53を2つ組み合わせて使用することで、ワークWの残りの二面:E面(後面),F面(前面)の検査を行うことができる。
【0048】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1に記載の本発明に係る搬送装置によれば、ワークの状態を撮影し、この撮影結果に基づいて不良品は排出し、表裏整列テーブルを使ってワークの表裏の向きを整列させて搬送しているので、移載テーブルに供給されるワークに不良品はなく、表裏の向きが全て整列されているから、非常に効率の良い搬送装置を提供することができる。
【0049】
請求項2に記載の本発明に係る搬送装置によれば、カメラで撮影されたワークが前向きのとき、極性整列テーブルを回転させることなく、ワークを下流側の搬送路に搬送させる。カメラで撮影されたワークが後ろ向きのとき、極性整列テーブルを正転、又は反転させ、通路上でワークを前向きにして下流側の搬送路に搬送するので、正確な向きの整列ができ、効率が良い。
【0050】
請求項3に記載の本発明に係る搬送装置によれば、前記搬送路に、ワークの特性検査のための測定装置を設け、検査の結果が不良品の場合はこのワークを搬送路から外部へ排出するので、特性検査での不良品が確実に除かれる。
【0051】
請求項4に記載の本発明に係る搬送装置によれば、ワークの4面について、割れ、傷、マーク不良等の外観の不良品を確実に排出することができる。
【0052】
請求項5に記載の本発明に係る搬送装置によれば、ワークの前面及び後面について、割れ、傷、マーク不良等の外観の不良品を確実に排出することができる。
検査テーブルとこの端面検査テーブルを使用することによってワークの6面全ての外観検査を行うことができるので、6面全ての検査が必要なワークであっても、これによりワークの割れ、傷、マーク不良等の外観の不良品を確実に排出することができる。
【0053】
請求項6に記載の本発明に係る搬送装置によれば、整列搬送部からワークが確実に分離されて1個ずつ送られてくるので、表裏整列テーブル、極性整列テーブル、測定装置、検査テーブル及び端面検査テーブルの通路に2個以上のワークが載ってしまうことがないので、ワークが詰まってしまうおそれがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の搬送装置を適用したテーピング機の概要を示す正面図である。
【図2】同じくテーピング機のシステム構成を示すブロック図である。
【図3】本発明のテーピング機の搬送装置の概略の構成を示す模式図(平面図)である。
【図4】本発明のワーク搬送装置の整列搬送部の概略の構成を示す模式図(側面図)である。
【図5】本発明のワーク搬送装置の概略の構成を示す模式図(斜視図)である。
【図6】表裏整列テーブルの動作を説明するための側面図である。
【図7】極性整列テーブルの動作を説明するための平面図である。
【図8】搬送路中の測定装置を示す平面図である。
【図9】図8の9−9線断面図である。
【図10】図8の10−10線断面図である。
【図11】ワークの外観検査面を示す斜視図である。
【図12】ワークの外観検査のための横転用の検査テーブルの正面図である。
【図13】同平面図である。
【図14】ワークの前後の端面の外観検査のための検査テーブルの平面図である。
【図15】図14の15−15線断面図である。
【符号の説明】
1 :テーピング機
3 :テーピング機本体
5 :ワーク挿入装置
6 :パーツフィーダ
7 :巻き取り装置
21,22,23 :搬送路
24 :表裏整列テーブル
25 :極性整列テーブル
26 :ステッピングモータ
27 :ジョイント
28 :エンコーダ
30 :整列搬送部
31 :エア通路
35 :搬送装置
38 :通路
39 :十字型の通路
43,59,85,94 :排出口
46 :ガイド
51 :移載テーブル
53 :端面検査テーブル
56 :保持溝
57 :空気通路
58,62 :CCDカメラ
63 :ワーク搬送装置
81 :測定プローブ
82 :測定器
90 :検査テーブル
92 :CCDカメラ
100 :キャリアテープ
W :ワーク

Claims (6)

  1. ワークを供給するパーツフィーダに接続して前記ワークを搬送させるワーク搬送装置を設け、
    このワーク搬送装置は、空気の流れによって前記ワークを上流から下流に搬送する搬送路と、この搬送路に連通され前記ワークの表裏を整列させる回転式の表裏整列テーブルとを備え、
    前記表裏整列テーブルの上流側に前記ワークの状態を確認するためのワーク判別手段を配設し、
    前記表裏整列テーブルは、回転中心を通って前記ワークを搬送させる通路を備え、
    この通路は、前記ワーク判別手段で判別された前記ワークが表向き、又は裏向きの向きが揃うように下流側の搬送路に搬送し、前記ワーク判別手段で判別された前記ワークが裏向きのとき、前記表裏整列テーブルを正転、又は反転させて前記ワークを表向きにして下流側の搬送路に搬送し、前記ワーク判別手段で判別された前記ワークが割れ等のある不良品であるとき、排出口に排出する、
    ことを特徴とする搬送装置。
  2. 前記ワーク搬送装置に、前記搬送路に連通され前記ワークの前向き、又は後ろ向きの向きを整列させる回転式の極性整列テーブルを設け、
    この極性整列テーブルの上流側に前記ワークの状態を確認するためのワーク判別手段を配設し、
    前記極性整列テーブルは、回転中心を通って前記ワークを搬送するための通路を備え、
    この通路は、前記ワーク判別手段で判別された前記ワークが前向き、又は後ろ向きの向きが揃うように下流側の搬送路に搬送し、前記ワーク判別手段で判別された前記ワークが後ろ向きのとき、前記極性整列テーブルを正転、又は反転させて前記ワークを前向きにして下流側の搬送路に搬送する、
    ことを特徴とする請求項1記載の搬送装置。
  3. 前記搬送路に、前記ワークの特性検査のための測定装置を設け、この測定装置による検査の結果が不良品の場合、この不良品のワークを前記測定装置の下流側に設けた排出機構から排出することを特徴とする請求項1記載の搬送装置。
  4. 前記搬送路間に前記ワークの外観検査のための4面検査用検査テーブルを垂直に設け、
    この検査テーブルは所定角度でステップ回転すると共に、外周部に前記ワークの保持溝を等間隔に複数個備え、
    上流側の前記搬送路と前記検査テーブルの上死点にある前記保持溝とを対向させて配設し、
    前記検査テーブルの上死点にある前記保持溝を臨む上流側の前記搬送路に前記ワークを停止させる出没自在のストッパを設け、
    このストッパで停止された前記ワークの上方に前記ワークを検査するための検査手段を設け、
    前記検査テーブルの下死点にある前記保持溝に対向して下方に前記検査手段による検査の結果不良品の前記ワークを排出するための開閉自在の排出口を設け、
    前記検査テーブルの上死点と下死点との中間点にある前記保持溝を臨んで前記上流側の搬送路とは下死点を通って270°下流側に前記搬送路を配設し、
    前記検査テーブルと前記表裏整列テーブルを組み合わせることにより前記ワークの4面の検査を行う、
    ことを特徴とする請求項1記載の搬送装置。
  5. 前記搬送路間に前記ワークの外観検査のための前面及び後面検用端面検査テーブルを水平に設け、
    この端面検査テーブルは下部の固定テーブルと、この固定テーブルの上に載置され所定角度でステップ回転する回転テーブルとからなり、
    この回転テーブルは、前記搬送路を搬送されてきた前記ワークを保持する保持溝を外周部に等間隔に複数個備え、
    これらの保持溝は、前記回転テーブルがステップ回転して停止するとき、何れか2つの前記保持溝が上流側及び下流側の前記搬送路と対向するように設け、
    前記回転テーブルが停止したとき、前記搬送路と対向する前記2つの保持溝以外の1つの前記保持溝の外方に、前記ワークを検査するための前記検査手段を設け、
    又、他の1つの前記保持溝の下の前記固定テーブルに前記検査手段による検査の結果不良品のワークを排出するための排出口を設け、
    前記端面検査テーブルを2つ組み合わせて使用することにより前記ワークの前面及び後面の検査をおこなう、
    ことを特徴とする請求項1記載の搬送装置。
  6. 前記表裏整列テーブル、前記極性整列テーブル、前記測定装置、前記移載テーブル及び前記端面検査テーブルの上流側に、前記ワークを1個ずつ前記表裏整列テーブル、前記極性整列テーブル、前記測定装置、前記移載テーブル及び前記端面検査テーブルに搬送する整列搬送部を設けたことを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載の搬送装置。
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