JPH08196894A - 真空装置の小型、低価格化のための構成方法及び、材料の搬送形態 - Google Patents
真空装置の小型、低価格化のための構成方法及び、材料の搬送形態Info
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- JPH08196894A JPH08196894A JP963395A JP963395A JPH08196894A JP H08196894 A JPH08196894 A JP H08196894A JP 963395 A JP963395 A JP 963395A JP 963395 A JP963395 A JP 963395A JP H08196894 A JPH08196894 A JP H08196894A
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- 230000015556 catabolic process Effects 0.000 abstract 1
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Landscapes
- Container, Conveyance, Adherence, Positioning, Of Wafer (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】量産型真空装置の製作費用の低減と省スペース
化 【構成】材料の搬送経路を真空室内で方向変換させ、往
路と復路を設ける事により、従来のインライン量産型真
空装置が、供給装置、仕込室、処理室、取り出し室、排
出装置、リターン搬送装置の7つのユニットから構成さ
れているのに対し、本発明による装置は供給装置16
と、真空室である前室17と処理室18のみの3ユニッ
トで構成することができる。これにより従来機と同等の
性能を維持しながら、低価格、省スペース化を実現する
事が出来た。
化 【構成】材料の搬送経路を真空室内で方向変換させ、往
路と復路を設ける事により、従来のインライン量産型真
空装置が、供給装置、仕込室、処理室、取り出し室、排
出装置、リターン搬送装置の7つのユニットから構成さ
れているのに対し、本発明による装置は供給装置16
と、真空室である前室17と処理室18のみの3ユニッ
トで構成することができる。これにより従来機と同等の
性能を維持しながら、低価格、省スペース化を実現する
事が出来た。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、量産を行う真空装置の
構成方法及び、材料の搬送形態に関する。
構成方法及び、材料の搬送形態に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の方式を図1に示し、以下その説明
をする。量産型の主流であるインライン型真空装置に於
いて、従来は図1の様に供給装置1、仕込室2、処理室
3、取り出し室4、排出装置5により構成され、その間
は仕切弁により仕切られていて必要に応じ開閉する。更
に排出装置5から供給装置1を連結するコンベア状のリ
ターン搬送装置6を付加して人手による材料交換を供給
装置1で行う方法が一般的である。仕込室2、処理室
3、取り出し室4は真空室である。
をする。量産型の主流であるインライン型真空装置に於
いて、従来は図1の様に供給装置1、仕込室2、処理室
3、取り出し室4、排出装置5により構成され、その間
は仕切弁により仕切られていて必要に応じ開閉する。更
に排出装置5から供給装置1を連結するコンベア状のリ
ターン搬送装置6を付加して人手による材料交換を供給
装置1で行う方法が一般的である。仕込室2、処理室
3、取り出し室4は真空室である。
【0003】供給装置1は加工済み材料を取り外し、未
加工材料を取り付けるポジションである。材料は人手に
より、そのままの状態で供給装置1に複数個ストックさ
れる。場合により材料を1個叉は複数個治具に取り付け
てストックする事もある。
加工材料を取り付けるポジションである。材料は人手に
より、そのままの状態で供給装置1に複数個ストックさ
れる。場合により材料を1個叉は複数個治具に取り付け
てストックする事もある。
【0004】材料は自動で大気状態の仕込室2に搬送さ
れ、仕切弁7を閉じた後、真空に排気され、必要に応じ
て加熱される。その後予め真空状態になっている処理室
3に搬送される。
れ、仕切弁7を閉じた後、真空に排気され、必要に応じ
て加熱される。その後予め真空状態になっている処理室
3に搬送される。
【0005】処理室3では必要に応じ待機ポジション1
3が設けられそこで成膜源11(蒸着、スパッタ等)の
安定を待ち、成膜源11の前を通過しながら成膜が行わ
れる。成膜を多層に行う場合は成膜源が複数個用意さ
れ、この動作を繰り返す事となる。図1は2層成膜を行
う装置を示す。
3が設けられそこで成膜源11(蒸着、スパッタ等)の
安定を待ち、成膜源11の前を通過しながら成膜が行わ
れる。成膜を多層に行う場合は成膜源が複数個用意さ
れ、この動作を繰り返す事となる。図1は2層成膜を行
う装置を示す。
【0006】材料は成膜後に、仕切弁9を通り、取り出
し室4に搬送される。その後取り出し室4が大気圧に戻
され排出装置5に送られ、リターン搬送装置6を経て供
給装置1に戻る。場合によりリターン排出装置6が省略
され、排出装置5で材料を取り外す事もある。
し室4に搬送される。その後取り出し室4が大気圧に戻
され排出装置5に送られ、リターン搬送装置6を経て供
給装置1に戻る。場合によりリターン排出装置6が省略
され、排出装置5で材料を取り外す事もある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】図1の従来技術では一
般的に各ユニットが一直線上に配置され、装置の全長L
は、供給装置、仕込室、処理室の待機位置、同成膜送り
距離、取り出し室、排出装置及び、仕切弁の合計とな
る。
般的に各ユニットが一直線上に配置され、装置の全長L
は、供給装置、仕込室、処理室の待機位置、同成膜送り
距離、取り出し室、排出装置及び、仕切弁の合計とな
る。
【0008】供給装置、仕込室、処理室の待機位置、同
成膜送り距離、取り出し室、排出装置は、それぞれ、材
料の前後に必要な余裕を付加した長さAが必要であり、
更に仕切弁の厚さをTとすると、全長L=(A×9)+
(T×4)となり、材料の寸法と比較して大きな設置面
積が必要である。また、成膜が3層以上となる場合は1
層ごとにA×2の長さが全長に加算される事となる。
成膜送り距離、取り出し室、排出装置は、それぞれ、材
料の前後に必要な余裕を付加した長さAが必要であり、
更に仕切弁の厚さをTとすると、全長L=(A×9)+
(T×4)となり、材料の寸法と比較して大きな設置面
積が必要である。また、成膜が3層以上となる場合は1
層ごとにA×2の長さが全長に加算される事となる。
【0009】更に、仕込室2、取り出し室4は、常時真
空状態を保たなければならない処理室3に、材料の出し
入れを行うための真空室であるので、大気状態と真空状
態を材料の出し入れの都度繰り返す事となる。仕込室2
と取り出し室4は、このタイミングが一般的には違うた
め、別々の排気装置が必要であり、真空ポンプ等の高価
な部品が処理室3を含めると3系統必要となっている。
空状態を保たなければならない処理室3に、材料の出し
入れを行うための真空室であるので、大気状態と真空状
態を材料の出し入れの都度繰り返す事となる。仕込室2
と取り出し室4は、このタイミングが一般的には違うた
め、別々の排気装置が必要であり、真空ポンプ等の高価
な部品が処理室3を含めると3系統必要となっている。
【0010】
【問題を解決するための手段】従来の図1に示す一直線
上の配置を、図2に示すように成膜源を縦に二列配置し
材料の搬送方向を処理室18内においてUターンさせ
た。これにより図1に示す従来の仕込室2と取り出し室
4を図2に示すように1体化(前室17と称する)する
事が可能となり、更に図1の供給装置1と排出装置5を
1体化し、リターン搬送装置6を廃止した。
上の配置を、図2に示すように成膜源を縦に二列配置し
材料の搬送方向を処理室18内においてUターンさせ
た。これにより図1に示す従来の仕込室2と取り出し室
4を図2に示すように1体化(前室17と称する)する
事が可能となり、更に図1の供給装置1と排出装置5を
1体化し、リターン搬送装置6を廃止した。
【0011】前室内待機位置24から処理室内待機位置
25に未加工材料を搬送すると同時に、加工済み材料を
処理室内待機位置28から前室内待機位置29に搬送す
るというチェンジ方式を採用しタクトタイムの低減を行
っている。供給装置16と前室17の間の搬送に付いて
も同様の工夫を施した。
25に未加工材料を搬送すると同時に、加工済み材料を
処理室内待機位置28から前室内待機位置29に搬送す
るというチェンジ方式を採用しタクトタイムの低減を行
っている。供給装置16と前室17の間の搬送に付いて
も同様の工夫を施した。
【0012】
【作用】供給装置と排出装置の1体化、リターン搬送装
置の廃止、真空室を従来の3室構造(仕込室、処理室、
取り出し室)から2室構造(前室、取り出し室)に削減
等の効果で、排気装置を含めた装置製作費用を大きく低
減できた。
置の廃止、真空室を従来の3室構造(仕込室、処理室、
取り出し室)から2室構造(前室、取り出し室)に削減
等の効果で、排気装置を含めた装置製作費用を大きく低
減できた。
【0013】図1に示す従来の装置全長L=(A×9)
+(T×4)であるが、本発明による装置は図2に示す
ように装置全長L=(A×5)+(T×2)であり、設
置面積の大幅な削減が出来た。特に本装置を使用するク
リーンルーム内では設置面積の削減が強く要望されてお
り、本方式は有効な手段である。
+(T×4)であるが、本発明による装置は図2に示す
ように装置全長L=(A×5)+(T×2)であり、設
置面積の大幅な削減が出来た。特に本装置を使用するク
リーンルーム内では設置面積の削減が強く要望されてお
り、本方式は有効な手段である。
【0014】
【実施例】図2に示す装置は垂直搬送であるが、水平搬
送する装置に於いても、図に示す装置を倒したような構
成にすれば適応する事が出来る。
送する装置に於いても、図に示す装置を倒したような構
成にすれば適応する事が出来る。
【0015】成膜加工が片側の場合等は図3のように同
一平面内で方向転換を行う事により更に装置の小型化が
可能である。
一平面内で方向転換を行う事により更に装置の小型化が
可能である。
【0016】2層以上の多層膜を形成する場合は、図4
に示すように成膜源を縦または、横に増やす事により対
応できる。このときの全長の増加は2層増に付きA×2
となる。
に示すように成膜源を縦または、横に増やす事により対
応できる。このときの全長の増加は2層増に付きA×2
となる。
【0017】本発明は成膜の他にエッチング等にも適応
できる。
できる。
【0018】
【発明の効果】従来の量産型インライン真空装置と比較
して、性能の低下を伴わずに価格と設置面積を大幅に低
減できた事で、本装置の購入者、使用者にとって一定予
算での購入台数の増加、クリーンルームの省スペース化
等のメリットがある。
して、性能の低下を伴わずに価格と設置面積を大幅に低
減できた事で、本装置の購入者、使用者にとって一定予
算での購入台数の増加、クリーンルームの省スペース化
等のメリットがある。
【0019】
【図1】従来の装置構成の平面図と側面図
【図2】本発明の装置構成の平面図と側面図
【図3】本発明の実施例であり、方向転換を同一平面で
行う装置の平面図と側面図
行う装置の平面図と側面図
【図4】本発明の実施例であり、成膜源を縦横に展開し
た装置の平面図と側面図
た装置の平面図と側面図
1 供給装置 2 仕込室 3 処理室 4 取り出し室 5 排出装置 6 リターン搬送装置 7 仕切弁A 8 仕切弁B 9 仕切弁C 10 仕切弁D 11 成膜源A 12 成膜源B 13 待機位置A 14 待機位置B 15 待機位置C 16 供給装置 17 前室 18 処理室 19 仕切弁A 20 仕切弁B 21 成膜源A 22 成膜源B 23 供給位置 24 前室内待機位置A 25 処理室内待機位置A 26 処理室内待機位置B 27 処理室内待機位置C 28 処理室内待機位置D 29 前室内待機位置B
Claims (2)
- 【請求項1】従来のインライン量産型真空装置が、供給
装置、仕込室、処理室、取り出し室、排出装置、リター
ン搬送装置の7つのユニットから構成されているが、供
給装置と排出装置及び仕込室と取り出し室を共用化し、
リターン搬送装置を削除する事により供給装置、前室、
処理室の3ユニットで構成できる。 - 【請求項2】請求項1における、材料の搬送経路
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP963395A JPH08196894A (ja) | 1995-01-25 | 1995-01-25 | 真空装置の小型、低価格化のための構成方法及び、材料の搬送形態 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP963395A JPH08196894A (ja) | 1995-01-25 | 1995-01-25 | 真空装置の小型、低価格化のための構成方法及び、材料の搬送形態 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08196894A true JPH08196894A (ja) | 1996-08-06 |
Family
ID=11725649
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP963395A Pending JPH08196894A (ja) | 1995-01-25 | 1995-01-25 | 真空装置の小型、低価格化のための構成方法及び、材料の搬送形態 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08196894A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2009050849A1 (ja) * | 2007-10-19 | 2009-04-23 | Evatech Co., Ltd. | 基板処理装置 |
JP2011101035A (ja) * | 2003-11-10 | 2011-05-19 | Blueshift Technologies Inc | 真空下の半導体処理システムにおいて加工中の製品を処理する方法及びシステム |
JP2012039075A (ja) * | 2010-07-13 | 2012-02-23 | Tokyo Electron Ltd | 真空処理装置 |
-
1995
- 1995-01-25 JP JP963395A patent/JPH08196894A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011101035A (ja) * | 2003-11-10 | 2011-05-19 | Blueshift Technologies Inc | 真空下の半導体処理システムにおいて加工中の製品を処理する方法及びシステム |
WO2009050849A1 (ja) * | 2007-10-19 | 2009-04-23 | Evatech Co., Ltd. | 基板処理装置 |
JP2009105081A (ja) * | 2007-10-19 | 2009-05-14 | Ebatekku:Kk | 基板処理装置 |
JP2012039075A (ja) * | 2010-07-13 | 2012-02-23 | Tokyo Electron Ltd | 真空処理装置 |
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