JP3216154B2 - 真空成膜装置 - Google Patents

真空成膜装置

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JP3216154B2 JP21003691A JP21003691A JP3216154B2 JP 3216154 B2 JP3216154 B2 JP 3216154B2 JP 21003691 A JP21003691 A JP 21003691A JP 21003691 A JP21003691 A JP 21003691A JP 3216154 B2 JP3216154 B2 JP 3216154B2
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chambers
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E10/00Energy generation through renewable energy sources
    • Y02E10/50Photovoltaic [PV] energy

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  • Physical Deposition Of Substances That Are Components Of Semiconductor Devices (AREA)
  • Container, Conveyance, Adherence, Positioning, Of Wafer (AREA)
  • Photovoltaic Devices (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、基板に成膜処理を行う
真空成膜装置に関する。
【0002】
【従来の技術及びその課題】基板に薄膜を形成する技術
として、スパッタリング法やCVD法、エッチング法、
蒸着法等が知られている。これらの成膜技術を利用した
成膜装置には、たとえばインライン式やマルチチャンバ
式(サテライト式)の成膜装置がある。
【0003】インライン式装置では、複数のチャンバが
それぞれ仕切弁を介して連続して配置されており、成膜
すべき基板を各チャンバ内を連続して搬送させつつ成膜
処理を行っている。またマルチチャンバ式装置は、放射
状に配置された複数のチャンバと、各チャンバの内方に
配置され各チャンバに接続される中間室とから構成され
ており、中間室と各チャンバとの間で基板の受け渡しを
行いつつ成膜処理を行っている。
【0004】このような成膜装置において、インライン
式装置では基板を全チャンバ内を通過させて成膜処理を
行っている。またマルチチャンバ式装置では、基板の各
チャンバ間の移動の際には基板は必ず中間室を通ってか
ら他のチャンバ内へ搬送されている。
【0005】一方、研究段階等において複数のチャンバ
のうちの一部のチャンバを用いて成膜処理を行いたい場
合がある。このような場合、前記従来のインライン式装
置では、基板を、成膜処理に用いないチャンバ内をも通
過させる必要があるため、基板の搬送に要する時間が長
くかかる。また前記マルチチャンバ式装置では、各チャ
ンバ間での移動の際には基板は必ず中間室を通らなけれ
ばならず、同様に搬送時間が長くかかるという問題が生
じる。
【0006】本発明の目的は、基板の搬送時間を短縮で
き、生産性を向上できる真空成膜装置を提供することに
ある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係る真空成膜装
置は、基板に成膜処理を行う装置であって、成膜室と、
バイパス室と、バイパス通路とを備えている。前記成膜
室は、連続して配置された成膜処理を行うための複数の
室から構成され、隣り合う室は基板を出し入れ可能に接
続されている。前記バイパス室は、成膜室に並設されて
いる。前記バイパス通路は、バイパス室と成膜室の少な
くとも中間の室との間に設けられ、これらの室の間で基
板を搬送するためのものである。
【0008】
【作用】本発明に係る真空成膜装置では、成膜室の各室
内で基板に成膜処理が行われ、1つの室内で成膜処理さ
れた基板はさらに隣接する室に搬送される。成膜室の一
部の室を用いて成膜処理を行う際には、成膜室の前記室
内で成膜処理された基板は、成膜室からバイパス通路を
通ってバイパス室に搬送される。これにより、成膜処理
に用いられない成膜室の他の室内に基板を搬送させなく
て済み、基板の搬送時間を短縮できる。この結果、生産
性を向上できる。
【0009】
【実施例】図1は本発明の一実施例としてのインライン
式成膜装置を示している。なお、ここでは、太陽電池の
薄膜形成用の成膜装置を例にとって説明する。このイン
ライン式成膜装置は、直線状に配置された複数のチャン
バ1〜9から構成される成膜室10と、成膜室10に並
設された中間室(バイパス室)30とから主として構成
されている。
【0010】成膜室10の各チャンバ1〜9は連続して
配置されている。すなわち、隣り合う各チャンバは、そ
れぞれ仕切弁11を介して接続されている。また、各チ
ャンバ1,5,7,9と中間室30との間には、仕切弁
11と同様の仕切弁31が設けられている。各チャンバ
1,5,7,9は、それぞれ仕切弁31を介して中間室
30との間で基板の出し入れを行うための室である。中
間室30隔壁のチャンバ1対向部、及び各チャンバ5,
7,9の仕切弁31対向側隔壁には、それぞれプッシャ
ー32,12,13,14が設けられている。これらの
プッシャーは、主にシリンダによって構成されており、
基板33が保持された基板カート34を中間室30と各
チャンバとの間で出し入れするためのものである。
【0011】なお、図示していないが、各チャンバ内に
は、基板搬送機構が設けられている。この基板搬送機構
は、例えばラックアンドピニオン等から構成されてい
る。
【0012】チャンバ2,3,4は、それぞれ太陽電池
のp層,i型層,n層形成用のチャンバである。またチ
ャンバ6はITO(透明導電膜)形成用のスパッタリン
グ室であり、チャンバ8はアルミニウム膜等の電極膜形
成用のスパッタリング室である。
【0013】中間室30内には、1対のレール35が配
設されている。基板カート34は、ラックアンドピニオ
ン等から構成される基板搬送機構(図示せず)によりレ
ール35上を走行し得る。また、中間室30の一端に
は、基板33が導入される入口室37が配置されてい
る。入口室37と中間室30との間には仕切弁36が設
けられており、入口室37の他端にはゲート弁38が設
けられている。また、中間室30の他端には、成膜処理
後の基板33が搬出される出口室40が配置されてい
る。出口室40と中間室30との間には仕切弁41が設
けられており、出口室40の他端にはゲート弁42が設
けられている。
【0014】次に、上述のインライン式成膜装置の作動
について説明する。成膜すべき基板はゲート弁38を通
って入口室37内に導入され、仕切弁36を通って中間
室30内に搬入される。
【0015】次に、プッシャー32を駆動する。これに
より、基板33が保持された基板カート34が仕切弁3
1を通ってチャンバ1内に搬入される。次に、成膜室1
0内の基板搬送機構により、チャンバ1内の基板カート
34を仕切弁11を介してチャンバ2内に導入する。チ
ャンバ2内では、基板33上にp層が形成される。ま
た、チャンバ3,4内ではそれぞれi型層及びn層が形
成される。チャンバ4内での成膜処理後、基板33はチ
ャンバ5内に搬入される。
【0016】ここで、基板33に対する処理を終了する
場合には、プッシャー12の駆動により、チャンバ5内
の基板カート34を仕切弁31を介して中間室30内に
搬入する。そして、中間室30内の基板搬送機構によ
り、基板33を仕切弁41を介して出口室40内に搬送
する。出口室40内の基板33はゲート弁42を通って
装置外部に排出される。
【0017】この場合には、各チャンバ2,3,4で成
膜処理の終了した基板33が、残りのチャンバ6〜9を
通過することなく、チャンバ5から仕切弁31及び中間
室30を通って装置外部に排出されるので、基板33の
搬送時間が短縮され、生産性が向上する。しかも、残り
のチャンバ6〜9内が基板33の搬送により汚染される
のが回避される。
【0018】また、各チャンバ2,3,4で成膜処理の
終了した基板33に透明導電膜を形成する場合には、基
板33がチャンバ5から仕切弁11を通ってチャンバ6
内に搬入される。チャンバ6内ではスパッタリングによ
って基板33上に透明導電膜が形成される。チャンバ6
内での処理後、基板33は仕切弁11を通ってチャンバ
7内に搬入される。
【0019】ここで、基板33に対する処理を終了する
際には、プッシャー13を駆動することにより、チャン
バ7内の基板33が仕切弁31を通って中間室30内に
搬送される。そして、前記と同様にして、中間室30内
の基板搬送機構により基板33が中間室30内を通って
出口室40に搬送され、ゲート弁42から装置外部に排
出される。
【0020】また、チャンバ7での処理後、電極膜を形
成する際には、チャンバ7内の基板33をチャンバ8内
に搬入する。チャンバ8内では、スパッタリング法によ
り基板33上にアルミニウム膜等の電極膜が形成され
る。チャンバ8内での処理後、基板33は仕切弁11を
通ってチャンバ9内に搬送される。チャンバ9内に搬送
された基板33は、プッシャー14の駆動により仕切弁
31を通って中間室30内に搬送される。そして、中間
室30から出口室40に搬送され、ゲート弁42を通っ
て装置外部に排出される。
【0021】このような本実施例では、成膜室10の中
の一部のチャンバを用いて成膜処理を行う際に、仕切弁
31及び中間室30を利用することにより、残りのチャ
ンバ内に基板を搬入することなく処理が行われる。これ
により、基板の搬送時間を短縮でき生産性を向上でき
る。
【0022】〔他の実施例〕図2は本発明の一実施例と
してのマルチチャンバ式成膜装置を示している。図2に
おいて、この成膜装置は、円環状に配置された複数のチ
ャンバ51〜55によって構成される成膜室50と、成
膜室50の内方に配置された中間室70とから主として
構成されている。
【0023】各チャンバ51〜56は連続して配置され
ている。すなわち、隣り合う各チャンバはそれぞれ仕切
弁56によって接続されている。また、チャンバ51の
側方には、基板が導入される入口室57が配置されてい
る。入口室57とチャンバ51との間には、仕切弁56
と同様の仕切弁58が設けられている。入口室57には
基板導入用のゲート弁59が設けられている。また、チ
ャンバ55の側方には、成膜処理後の基板を装置外部に
排出するための出口室60が仕切弁58を介して設けら
れている。出口室60には基板排出用のゲート弁61が
設けられている。
【0024】また、チャンバ52,54及び出口室60
と中間室70との間には仕切弁62が設けられている。
なお、図示していないが、入口室57、成膜室50及び
出口室60内には、基板搬送用の搬送機構が設けられて
いる。
【0025】中間室70内には、基板受渡し機構80が
設けられている。この基板受渡し機構80は、仕切弁6
2を介してチャンバ52,54及び出口室60との間で
基板の受渡しを行うための機構である。基板受渡し機構
80は、旋回可能なアーム81と、アーム81先端に設
けられるとともに基板を着脱自在に保持し得る進退可能
な基板保持部82とを有している。
【0026】ゲート弁59を通って入口室57内に導入
された基板は、仕切弁58を通ってチャンバ51内に搬
入される。チャンバ51での成膜処理後、基板は仕切弁
56を通ってチャンバ52内に搬入され、所定の成膜処
理を受ける。
【0027】ここで、チャンバ52での処理後の基板を
排出する際には、基板受渡し機構80を駆動してアーム
81を旋回させ、基板保持部82をチャンバ52に対向
配置させる。そして、仕切弁62を開いて基板保持部8
2をチャンバ52内に進入させ、チャンバ52内の基板
を基板保持部82に保持させる。次に、基板保持部82
を後退させるとともに仕切弁62を閉じる。次に、アー
ム81を旋回させて、基板が保持された基板保持部82
を出口室60に対向配置させる。そして、仕切弁62を
開き、基板保持部82を進退させることにより、基板保
持部82側の基板を出口室60内に搬入する。出口室6
0内に搬入された基板は、ゲート弁61を通って装置外
部に排出される。
【0028】このように、成膜室50の一部のチャンバ
を用いて成膜処理を行う際には、前記実施例と同様に、
成膜室50の残りのチャンバ内を基板を搬送させなくて
済み、これにより基板搬送時間を短縮でき、生産性を向
上できる。なお、成膜室50のうちのチャンバ51,5
2,53,54を用いて成膜処理を行う場合においても
同様に基板搬送時間を短縮でき、生産性を向上できる。
【0029】
【発明の効果】本発明に係る真空成膜装置では、連続し
て配置された複数の室から構成される成膜室と、これに
並設されたバイパス室と、バイパス通路とが設けられる
ので、基板搬送時間を短縮でき、生産性を向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例としてのインライン式成膜装
置の平面概略図。
【図2】本発明の他の実施例としてのマルチチャンバ式
成膜装置の平面概略図。
【符号の説明】 10,50 成膜室 30,70 バイパス室 31,62 仕切弁
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 21/68 H01L 21/203 H01L 21/205

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基板に成膜処理を行う真空成膜装置であっ
    て、 連続して配置された成膜処理を行うための複数の室から
    構成され、隣り合う前記室は前記基板を出し入れ可能に
    接続されている成膜室と、 前記成膜室に並設されたバイパス室と、 前記バイパス室と、前記成膜室の少なくとも中間の室と
    の間に設けられ、これらの室の間で基板を搬送するため
    のバイパス通路と、 を備えた真空成膜装置。
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