JPH0819605B2 - ジェットルームにおける緯入れ制御装置 - Google Patents

ジェットルームにおける緯入れ制御装置

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JPH0819605B2
JPH0819605B2 JP13451990A JP13451990A JPH0819605B2 JP H0819605 B2 JPH0819605 B2 JP H0819605B2 JP 13451990 A JP13451990 A JP 13451990A JP 13451990 A JP13451990 A JP 13451990A JP H0819605 B2 JPH0819605 B2 JP H0819605B2
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昌彦 加藤
明生 荒川
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、緯入れ用ノズルの噴射作用によって緯糸を
緯入れするジェットルームにおける緯入れ制御装置に関
するものである。
[従来の技術] この種のジェットルームでは所定の緯入れ末端位置に
緯糸を所定タイミングで到達させるという良好な緯入れ
状態を達成することが品質の良い織布を織る上で重要で
あり、緯入れ状態を左右する制御要素としては例えば緯
入れ開始時間、緯入れ用ノズルの噴射期間がある。緯入
れ開始時間を規定するのは織物の幅(筬幅)であり、噴
射期間を規定するのは緯糸の太さ(糸番手)である。特
開昭62−263348号公報では糸番手という織物条件の入力
によって噴射期間という緯入れ制御要素を選出する装置
が開示されており、熟練者の経験に頼ることなく緯入れ
制御要素の設定適正化が図られようとしている。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、糸番手毎に適正な噴射期間を実験によ
って探り出すには時間が掛かり過ぎる。そのため、前記
従来装置における糸番手と噴射期間との関の対応関係は
現実には大小2群に分けられた糸番手と2種類の噴射期
間とを対応付けただけのものとなり、ある糸番手を境と
してこれ以下では噴射期間が長く、これ以上では噴射時
間が短い。2つに分けられた糸番手群の群要素に1種類
の噴射期間を一律に設定するのは良好な緯入れ状態を達
成する上では精度が悪く、特にある糸番手を境として噴
射期間に大きな格差があるのはこの境付近での緯入れ制
御要素の適正設定を困難なものとする。
本発明は、熟練者の持っている経験則を利用して噴射
期間、緯入れ開始時間といった緯入れ制御要素設定の一
層の適正化を達成し得るジェットルームにおける緯入れ
制御装置を提供することを目的とするものである。
[課題を解決するための手段] そのために本発明では、緯入れ開始時間、緯入れ用ノ
ズルの噴射タイミング等の緯入れ状態制御要素を左右す
る織物条件データの入力データによって緯入れ状態制御
要素を決定する制御要素決定手段と、前記織物条件デー
タを入力するための織物条件データ入力手段とにより緯
入れ制御装置を構成し、織物条件データを順序規則を持
って分類した複数の織物条件データ順序群と、緯入れ制
御要素を順序規則を持って分類した複数の制御要素順序
群との間の特定の対応関係に基づいて前記織物条件デー
タの入力データに対する制御要素を選出する機能を前記
制御要素決定手段に付与した。
[作用] 糸番手という織物条件データは例えば〈非常に小さ
い〉、〈小さい〉、〈幾分小さい〉、〈普通〉、〈幾分
大きい〉、〈大きい〉、〈非常に大きい〉という順序規
則を持って複数の条件データ順序群に分類され、噴射期
間という制御要素は例えば〈非常に短い〉、〈短い〉、
〈幾分短い〉、〈普通〉、〈幾分長い〉、〈長い〉、
〈非常に長い〉といった順序規則を持って複数の制御要
素順序群に分類される。各制御要素順序群への制御要素
の割り振りは、複数の条件データ順序群と制御要素との
間の適正な対応に関する熟練者の経験則に照らして行わ
れる。そして、各条件データ順序群と各制御要素順序群
とは特定の対応関係を持って結び付けられており、前記
制御要素決定手段はこの特定の対応関係に基づいて入力
データに対する制御要素を選出する。この特定の対応関
係とは経験則に基礎を置くものである。
[実施例] 以下、本発明を具体化した一実施例を図面に基づいて
説明する。
1は巻付方式の緯糸測長貯留装置であり、緯糸測長貯
留装置1で測長貯留された緯糸Yは緯入れ用メインノズ
ル2から射出緯入れされ、複数の緯入れ用補助ノズル群
3,4,5,6,7,8,9,10のリレー噴射へと受け継がれる。緯入
れが良好に行われた場合には緯糸が反射式光電センサか
らなる緯糸検出器11によって検出され、織機運転が継続
される。緯糸検出器11が緯糸有りを検出しなかった場合
には織機運転が停止される。
緯糸測長貯留装置1の糸巻付面1aからの緯糸の引き出
し解舒及び停止は係止ピン12aを駆動する電磁ソレノイ
ド12の励消磁によって行われる。電磁ソレノイド12の励
消磁制御は制御コンピュータCからの指令により行わ
れ、制御コンピュータCはロータリエンコーダ13からの
角度検出信号に基づいて駆動回路14を介して電磁ソレノ
イド12の励磁を制御する。糸巻付面1aの近傍には反射式
光電センサからなる緯糸解舒検出器15が配設されてお
り、糸巻付面1aから引き出し解舒される緯糸Yが緯糸解
舒検出器15によって検出される。制御コンピュータCは
緯糸解舒検出器15からの検出解舒数が設定数に達すると
電磁ソレノイド12の消磁を指令し、係止ピン12aが糸巻
付面1aに係合して緯糸引き出しを阻止する。
緯入れ用メインノズル2の圧力エア噴射は電磁バルブ
V0の開閉により制御され、緯入れ用補助ノズル群3〜10
における圧力エア噴射は電磁バルブV1,V2,V3,V4,V5,V6,
V7,V8の開閉により制御される。電磁バルブV1は圧力エ
ア供給タンク16に接続されており、電磁バルブV1〜V8
圧力エア供給タンク17に接続されている。各電磁バルブ
V0,Vi(i=1〜8)の開閉制御は制御コンピュータC
からの指令により行われ、制御コンピュータCはロータ
リエンコーダ13からの角度検出信号に基づいて駆動回路
18を介して各電磁バルブV0,Viの開閉を指令する。
中央演算処理部CPU、データメモリC1、プログラムメ
モリC2からなる制御コンピュータCには織物条件データ
入力装置19が接続されており、制御コンピュータCのプ
ログラムメモリC2には第5図のフローチャートで示す制
御要素決定プログラムが入力設定されている。この場合
の制御要素は緯入れ用補助ノズル群3〜10の噴射期間
〔αi〕(i=1〜8)であり、機台回転角度で表
した各噴射期間〔αi〕の長さ(β−α)は同
一である。第4図(a),(b)に示すように緯入れ用
メインノズル2は機台回転角度αに噴射開始し、機台
回転角度βに噴射停止する。各緯入れ用補助ノズル3
〜10は機台回転角度αに噴射開始する。第4図
(a),(b)の曲線Dは緯糸の理想的な飛走状態を表
し、機台回転角度Tωは緯糸Yの先端の目標到達時期を
表す。
噴射期間〔αi〕は電磁バルブViの開度Θに等
しく、この開度Θは第5図のフローチャートで示す制
御要素決定プログラムによって決定される。
第2図(a)の関数g1,g2,g3,g4,g5,g6,g7は緯糸Yの
糸番手(1〜n6)を大小の順序規則をもって分類した条
件データ順序群G1,G2,G3,G4,G5,G6,G7に対応して設定し
たものである。条件データ順序群Gj(j=1〜7)は次
のような糸番手の集まりである。
G1=〈非常に小さい〉糸番手(1〜n1) G2=〈小さい〉糸番手(1〜n2) G3=〈幾分小さい〉糸番手(n1〜n3) G4=〈普通〉の糸番手(n2〜n4) G5=〈幾分大きい〉糸番手(n3〜n5) G6=〈大きい〉糸番手(n4〜n6) G7=〈非常に大きい〉糸番手(n5〜n6) 但し、1<n1<n2<n3<n4<n5<n6である。
関数gj(j=1〜7)は条件データ順序群Gjにおける
群要素xの確度を表す。例えば条件データ順序群G1の群
要素である糸番手1の確度は1であり、糸番手n1の確度
は0である。又、条件データ順序群G2の群要素である糸
番手1の確度は0、糸番手n1の確度は1、糸番手n2の確
度は0である。
第2図(b)の関数f1,f2,f3,f4,f5,f6,f7は電磁バル
ブViの開度を大小の順序規則をもって分類した制御要素
順序群F1,F2,F3,F4,F5,F6,F7に対応して設定したもので
ある。制御要素順序群Fj(j=1〜7)は次のような開
度の集まりである。
F1=〈非常に小さい〉開度(θ〜θ) F2=〈小さい〉開度(θ〜θ) F3=〈幾分小さい〉開度(θ〜θ) F4=〈普通〉の開度(θ〜θ) F5=〈幾分大きい〉開度(θ〜θ) F6=〈大きい〉開度(θ〜θ) F7=〈非常に大きい〉開度(θ〜θ) 但し、θ<θ<θ<θ<θ<θ<θ
ある。
関数fj(j=1〜7)は制御要素順序群Fjにおける群
要素の確度を表す。例えば制御要素順序群F1の群要素で
ある開度θの確度は1であり、開度θの確度は0で
ある。又、制御要素順序群F2の群要素である開度θ
確度は0、開度θの確度は1、開度θの確度は0で
ある。
条件データ順序群Gjと制御要素順序群F8-jとは開度設
定作業を行なう熟練者の経験則の上で対応するものであ
り、制御要素順序群Fjの分類、即ち開度θ123
456の設定は熟練者の経験則に照らして行わ
れる。
織物条件データ入力装置19から使用される緯糸Yの糸
番手という織物条件データxが入力されると、制御コン
ピュータCは糸番手データxが含まれる条件データ順序
群Gjと条件データ順序群Gi+1との積集合Gj∩Gj+1を把握
する。そして、糸番手データxを含む積集合Gj∩Gj+1
各条件データ順序群Gj,Gj+1に対応する関数gj,gj+1に関
してxを変数とする演算を行なう。第2図(a)の例で
はgjはg2であり、gj+1はg3である。
次に、制御コンピュータCは条件データ順序群Gj,G
j+1に対応する制御要素順序群F8-j,F8-(j+1)の関数
f8-j,f8-(j+1)の逆関数f-1 8-j,f-1 8-(j+1)に関して演算
値gj(x),gj+1(x)を変数として演算を行なう。こ
の演算値は各変数gj(x),gj+1(x)に対してそれぞ
れ2つある。変数gj(x)の場合の演算値をf-1 8-j〔gj
(x)〕L,f-1 8-j〔gj(x)〕とすると、第2図
(b)に示すように座標(gj(x),f-1 8-j〔g
j(x)〕)の点qjL及び座標(gj(x),f-1 8-j〔gj
(x)〕)の点のqjRが関数f8-j上で特定される。同
様に、変数gj+1(x)の場合の演算値をf-1 8-(j+1)〔g
j+1(x)〕L,f-1 8-(j+1)〔gj+1(x)〕とすると、
第2図(b)に示すように座標(gj+1(x),f-1
8-(j+1)〔gj+1(x)〕)の点q(j+1)L及び座標(gj+1
(x),f-1 8-(j+1)〔gj+1(x)〕)の点q(j+1)Rが関
数f8-(j+1)上で特定される。
制御コンピュータCは第2図(b)に示すように点q
jL,qjRを結ぶ線を上底とする台形(右上がりハッチング
で示す)及び点q(j+1)L,q(j+1)Rを結ぶ線を上底とする
台形(左上がりハッチングで示す)の和集合領域の面積
重心Q(θ)を算出する。この面積重心Q(θ)を
表す座標の開度成分θが糸番手xの緯糸Yに適した電
磁バルブViの開度となる。
このようにして得られる電磁バルブViの開度と糸番手
との関係を表す曲線が第3図(a)の曲線E1であり、こ
の曲線E1の形状は熟練者の経験則に照らした開度θ1
23456の設定によって左右される。開
度θ123456の設定の基礎となる熟
練者の経験則は非常に的確なものであり、曲線E1は糸番
手に対する適正な開度を対応付ける。開度θ123,
θ456の設定は熟練者の経験則に照らすこと
からして容易であり、糸番手毎の電磁バルブViの開度を
実験で特定してゆくという多大な時間を要する作業に頼
る必要がなくなる。実験によって得られる適正な開度と
してはある程度の幅があり、この幅の中から一意に適正
開度を特定するのも面倒な作業となる。しかしながら、
本実施例では1つの糸番手に対する適正開度が一意に決
定され、コンピュータ制御の上で有利である。
ロータリエンコーダ13は機台回転角度をある角度単位
Δθ(例えば2.5゜)の間隔で検出するため、第3図
(a)の曲線E1は第3図(b)のように離散的な関数
E1′に変換される。第3図(b)の黒点はこの点に糸番
手という変数を含み、白点はこの点に糸番手という変数
を含まない。
算出された面積重心Q(θ)の開度成分θが角度
単位Δθの整数倍でない場合、制御コンピュータCは次
式の演算を行なう。
Θ=([θx/Δθ]+1)Δθ 但し、[θx/Δθ]はθx/Δθの小数点以下をカット
した整数値を表す。
θが角度単位Δθの整数倍の場合にはθを実際の
開度Θとして記憶する。制御コンピュータCは製織時
にはこの記憶された開度Θで電磁バルブViの開閉制御
を行なう。
第4図(a)の噴射期間〔αi〕の長さΘ(=
β−α)は糸番手xが小さい場合であり、第4図
(b)の噴射期間〔αi′〕の長さΘ(=β
−α)は糸番手xが大きい場合である。
本発明は勿論前記実施例にのみ限定されるものではな
く、例えば第6〜10図に示すように筬幅に対する適正な
緯入れ開始時間の設定にも適用できる。
この場合の織物条件データは筬幅であり、その条件デ
ータ順序群Hj(j=1〜7)は次のような筬幅の集まり
である。
H1=〈非常に小さい〉筬幅(L1〜L2) H2=〈小さい〉筬幅(L1〜L3) H3=〈幾分小さい〉筬幅(L2〜L4) H4=〈普通〉の筬幅(L3〜L5) H5=〈幾分大きい〉筬幅(L4〜L6) H6=〈大きい〉筬幅(L5〜L7) H7=〈非常に大きい〉筬幅(L6〜L7) 但し、L1<L2<L3<L4<L5<L6<L7である。
制御要素順序群Kj(j=1〜7)は次のような緯入れ
開始時間の集まりである。
K1=〈非常に早い〉緯入れ開始時間(t1〜t2) K2=〈早い〉緯入れ開始時間(t1〜t3) K3=〈幾分早い〉緯入れ開始時間(t2〜t4) K4=〈普通〉の緯入れ開始時間(t3〜t5) K5=〈幾分遅い〉緯入れ開始時間(t4〜t6) K6=〈遅い〉緯入れ開始時間(t5〜t7) K7=〈非常に遅い〉緯入れ開始時間(t6〜t7) 但し、t1<t2<t3<t4<t5<t6<t7である。
第7図(a)の関数hj(j=1〜7)は条件データ順
序群Hjにおける群要素yの確度を表し、第7図(b)の
関数kjは緯入れ開始時間という制御要素の順序群Kjにお
ける群要素の確度を表す。条件データ順序群Hjと制御要
素順序群Kjとは緯入れ開始時間設定作業を行なう熟練者
の経験則の上で対応するものであり、制御要素順序群Kj
の分類、即ち緯入れ開始時間t1,t2,t3,t4,t5,t6,t7の設
定は熟練者の経験則に照らして行われる。
織物条件データ入力装置19から筬幅という織物条件デ
ータyが入力されると、制御コンピュータCは条件デー
タyを含む関数hj(y),hj+1(y)の演算、逆関数k-1
j〔hj(y)〕,k-1 j+1〔hj+1(y)〕の演算、第7図
(b)に示す座標(hj(y),k-1 j〔hj(y)〕)の
点rjLと座標(hj(y),k-1 j〔hj(y)〕)の点rjR
とを結ぶ線を上底とする台形、及び座標(hj+1(y),k
-1 j+1〔hj+1(y)〕)の点r(j+1)Lと座標(h
j+1(y),f-1 j+1〔hj+1(y)〕)の点r(j+1)Rとを
結ぶ線を上底とする台形(右上がりハッチングで示す)
の和集合領域の面積重心Q(ty)の算出、実際の緯入れ
開始時間Tyの算出が第10図のフローチャートに従って前
記実施例と同様に遂行される。
緯入れ開始時間Tyは係止ピン12aの糸巻付面1aからの
離間タイミングに等しく、これは電磁ソレノイド12の励
磁タイミングである。第9図(a)の緯入れ開始時間Ty
は筬幅が大きい場合であり、第9図(b)の緯入れ開始
時間Tyは筬幅が小さい場合である。緯入れ開始時間Ty
変更に合わせて緯入れ用メインノズル2及び緯入れ用補
助ノズル3〜10の噴射タイミング〔α′,β′〕も
同様に変わる。
このようにして得られる緯入れ開始時間Tyと筬幅との
関係を表す曲線が第8図(a)の曲線E2であり、この曲
線E2の形状は熟練者の経験則に照らした緯入れ開始時間
t1,t2,t3,t4,t5,t6,t7の設定によって左右される。緯入
れ開始時間t1,t2,t3,t4,t5,t6,t7の設定の基礎となる熟
練者の経験則は非常に的確なものであり、曲線E2は筬幅
に対する適正な緯入れ開始時間を対応付ける。第8図
(b)の離散的な関数E2′は曲線E2をロータリエンコー
ダ13の検出角度単位に合わせて変換したものである。
又、本発明では織物条件データ順序群び制御要素順序
群の分類を前記実施例よりもさらに荒く、あるいは細か
くするようにしてもよい。
さらに本発明は、緯糸の種類を織物条件データとした
り、緯入れ用ノズルの噴射圧を制御要素とした実施例も
可能である。
[発明の効果] 以上詳述したように本発明は、織物条件データを順序
規則を持って分類した複数の織物条件データ順序群と、
緯入れ制御要素を順序規則を持って分類した複数の制御
要素順序群との間の経験則に基礎を置く特定の対応関係
に基づいて織物条件データの入力データに対する制御要
素を選出するようにしたので、熟練者の持っている経験
則に照らして制御要素順序群を分類することによって1
つの織物条件データに対して適正な制御要素が一意に選
出され、実験データ作成という非常に面倒な作業に頼る
ことなく適正な制御要素を決定し得るという優れた効果
を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1〜5図は本発明を具体化した一実施例を示し、第1
図は緯入れ装置の略体正面図、第2図(a)は糸番手と
いう織物条件データの順序群の確度を表すグラフ、第2
図(b)は開度という制御要素の順序群の確度を表すグ
ラフ、第3図(a)は糸番手と開度との特定の対応関係
を表すグラフ、第3図(b)は第3図(a)のグラフを
離散化したグラフ、第4図(a),(b)はいずれも緯
入れ制御状態を表すグラフ、第5図は制御要素決定プロ
グラムを表すフローチャート、第6〜10図は別例を示
し、第6図は緯入れ装置の略体正面図、第7図(a)は
筬幅という織物条件データの順序群の確度を表すグラ
フ、第7図(b)は緯入れ開始時間という制御要素の順
序群の確度を表すグラフ、第8図(a)は筬幅と緯入れ
開始時間との特定の対応関係を表すグラフ、第8図
(b)は第8図(a)のグラフを離散化したグラフ、第
9図(a),(b)はいずれも緯入れ制御状態を表すグ
ラフ、第10図は制御要素決定プログラムを表すフローチ
ャートである。 織物条件データ入力装置19、制御要素決定手段としての
制御コンピュータC。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】緯入れ用ノズルの噴射作用によって緯糸を
    緯入れするジェットルームにおいて、 緯入れ開始時間、緯入れ用ノズルの噴射タイミング等の
    緯入れ状態制御要素を左右する織物条件データの入力デ
    ータによって緯入れ状態制御要素を決定する制御要素決
    定手段と、 前記織物条件データを入力するための織物条件データ入
    力手段とからなり、 織物条件データを順序規則を持って分類した複数の織物
    条件データ順序群と、緯入れ制御要素を順序規則を持っ
    て分類した複数の制御要素順序群との間の特定の対応関
    係に基づいて前記織物条件データの入力データに対する
    制御要素を選択する機能を前記制御要素決定手段に付与
    したジェットルームにおける緯入れ制御装置。
JP13451990A 1990-05-24 1990-05-24 ジェットルームにおける緯入れ制御装置 Expired - Lifetime JPH0819605B2 (ja)

Priority Applications (3)

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JP13451990A JPH0819605B2 (ja) 1990-05-24 1990-05-24 ジェットルームにおける緯入れ制御装置
DE1991622657 DE69122657T2 (de) 1990-05-24 1991-05-24 Einschusskontrollvorrichtung für Luftwebmaschinen
EP19910810395 EP0458753B1 (en) 1990-05-24 1991-05-24 Weft picking control device in a jet loom

Applications Claiming Priority (1)

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JP13451990A JPH0819605B2 (ja) 1990-05-24 1990-05-24 ジェットルームにおける緯入れ制御装置

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