JPH08194949A - ディジタル信号再生装置 - Google Patents

ディジタル信号再生装置

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JPH08194949A
JPH08194949A JP7007650A JP765095A JPH08194949A JP H08194949 A JPH08194949 A JP H08194949A JP 7007650 A JP7007650 A JP 7007650A JP 765095 A JP765095 A JP 765095A JP H08194949 A JPH08194949 A JP H08194949A
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    • G11B20/00Signal processing not specific to the method of recording or reproducing; Circuits therefor
    • G11B20/22Signal processing not specific to the method of recording or reproducing; Circuits therefor for reducing distortions
    • GPHYSICS
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    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
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    • G11B20/10Digital recording or reproducing
    • G11B20/14Digital recording or reproducing using self-clocking codes
    • G11B20/1403Digital recording or reproducing using self-clocking codes characterised by the use of two levels
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  • Signal Processing (AREA)
  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 記録媒体に記録情報が高密度記録されている
場合においても、再生クロック信号のジッタを抑制して
誤り率の低い再生ディジタル信号を得ることができるデ
ィジタル信号再生装置を提供することを目的とする。 【構成】 記録媒体から読み取られた読取信号を再生ク
ロック信号のタイミング毎にサンプリングして得たサン
プル値系列の内、ランレングスが所定長より長い記録信
号が連続して読み取られた際の記録信号のエッジ区間に
て得られたサンプル値に基づいて上記再生クロック信号
の位相補正を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光学式記録媒体に記録
されているディジタル信号の再生を行うディジタル信号
再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図1は、かかるディジタル信号再生装置
の概略構成、図2は、かかる構成による回路動作を示す
図である。図1において、光ピックアップ1は、スピン
ドルモータ2によって回転駆動される光学式記録媒体と
しての光ディスク3にレーザビーム光を照射する。更
に、光ピックアップ1は、かかる光ディスク3からの反
射光を光電変換して読取信号aを得てこれをコンパレー
タ4に供給する。
【0003】ここで、かかる光ディスク3上の記録トラ
ックには、記録情報としてのディジタル記録信号に対応
した複数の記録ピットPtが図2に示されるが如く形成
されている。かかる記録ピットPtのランレングスNT
は、そのディジタル記録信号の変調方式に応じて数段階
に分類される。例えば、ディジタル記録信号がRLL
(1、7)変調符号化されたものである場合には、ラン
レングスが2T〜8Tに制限された記録ピットPtが記
録トラック上に形成されることになる。
【0004】光ピックアップ1は、かかる光ディスク3
に形成されている記録ピットPtの読み取りに応じて、
図2にて示されるが如き信号レベルを有する読取信号a
をコンパレータ4に供給するのである。コンパレータ4
は、かかる読取信号aの信号レベルと所定閾値bとのレ
ベル比較を行なう。この際、コンパレータ4は、上記読
取信号aの信号レベルが所定閾値bより大である場合に
は、高レベル「1」の2値信号cを判定回路5及びクロ
ック発生回路6の各々に供給する一方、かかる読取信号
aの信号レベルが所定閾値bよりも小である場合は低レ
ベル「0」の2値信号cを判定回路5及びクロック発生
回路6の各々に供給する。
【0005】クロック発生回路6は、2値信号cのエッ
ジタイミングと位相同期した再生クロック信号dを発生
する。判定回路5は、コンパレータ4から供給された2
値信号cを上記再生クロック信号dのタイミングでサン
プリングしたものを再生ディジタル信号eとして出力す
る。以上の如く、かかるディジタル信号再生装置におい
ては、読取信号を所定閾値にて2値信号化してこの2値
信号のエッジに位相同期した再生クロック信号を生成
し、上記2値信号をこの再生クロック信号に同期せしめ
たものを再生ディジタル信号とする構成としている。
【0006】この際、上記ディジタル記録信号としての
記録ピットPtを光ディスク3に高密度記録するにつれ
て上記読取信号の振幅レベルが小なる値になると共に、
読取信号のレベル変化の傾斜が緩やかなものになる。特
に、記録ピットPtのランレングスNTが小なる程、そ
の変化度合いが大である。例えば、記録信号がRLL
(1、7)符号化されたものである場合には、図3に示
されるように、ランレングスが最短である2Tの記録ピ
ットPtに応じて得られた読取信号の振幅レベルは、ラ
ンレングスが最長である8Tの記録ピットPtに応じて
得られた読取信号の振幅レベルに比して小となる。又、
図3の破線にて示されるが如く、高密度記録に応じて読
取信号の周波数が高くなるとその振幅レベルは低くなる
のである。
【0007】更に、図4に示されるように、実線にて示
されるが如きランレングス2Tの記録ピットPtに応じ
て得られた読取信号は、破線にて示されるが如きランレ
ングス8Tの記録ピットPtに応じて得られた読取信号
よりもその信号レベル変化の傾斜が緩やかなものにな
る。これは、高密度記録化によって読取信号の振幅レベ
ルが低くなることと、更に、ランレングス8Tの記録ピ
ットPtに応じて得られた読取信号は高調波成分を含ん
でいるためにその波形が方形波に近くなるが、ランレン
グス2Tの記録ピットPtに応じて得られた読取信号は
この高調波成分を含んでいないのでその波形が正弦波と
なるために生じるものである。
【0008】この際、上記図1にて示されるが如きディ
ジタル信号再生装置にて、読取信号aを所定閾値bにて
2値信号化すると、その読取信号の信号レベル変化の傾
斜が緩やかな程、再生クロック信号dに生じるジッタが
大となる。従って、かかる従来のディジタル信号再生装
置においては、ランレングス2Tの記録信号に対応した
読取信号に基づいて生成された再生クロック信号dに生
じるジッタが大きいため、かかる再生クロック信号dに
て同期化して得られた再生ディジタル信号の誤り率が増
加するという問題が発生した。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、かかる問題
を解決すべくなされたものであり、光ディスクに記録情
報が高密度記録されている場合においても、再生クロッ
ク信号のジッタを抑制して誤り率の低い再生ディジタル
信号を得ることができるディジタル信号再生装置を提供
することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明によるディジタル
信号再生装置は、ランレングスの制限された記録信号が
記録されている記録媒体から読取られた読取信号に基づ
いて再生ディジタル信号を得るディジタル信号再生装置
であって、前記読取信号を再生クロック信号のタイミン
グにて順次サンプリングしてサンプル値に変換するA/
D変換器と、前記サンプル値に基づいて前記再生ディジ
タル信号の復号を行う復号手段と、前記サンプル値に基
づいて前記ランレングスが所定長より長い記録信号が連
続して読み取られた区間における前記記録信号のエッジ
区間を検出する長ランレングス検出手段と、前記サンプ
ル値の内から前記エッジ区間中において得られたサンプ
ル値を抽出してこの抽出したサンプル値に対応した位相
誤差信号を生成する位相誤差生成手段と、前記位相誤差
信号に基づいて変化する位相を有するクロック信号を前
記再生クロック信号として生成するクロック発生手段と
を有する。
【0011】
【作用】読取信号を再生クロック信号のタイミング毎に
サンプリングして得たサンプル値系列の内、ランレング
スが所定長より長い記録信号が連続して読み取られた際
の記録信号のエッジ区間にて得られたサンプル値に基づ
いて上記再生クロック信号の位相補正を行う。
【0012】
【実施例】以下、本発明の実施例について説明する。図
5は、本発明によるディジタル信号再生装置の構成を示
す図である。図5において、光ピックアップ1は、スピ
ンドルモータ2によって回転駆動される光学式記録媒体
としての光ディスク3にレーザビーム光を照射する。更
に、光ピックアップ1は、かかる光ディスク3からの反
射光を光電変換して読取信号aを得てこれをA/D変換
器21に供給する。尚、かかる光ディスク3には、ラン
レングスの制限された記録信号に対応した記録ピットが
形成されているものとする。
【0013】A/D変換器21は、クロック発生回路2
2から供給される再生クロック信号vのタイミングにて
上記読取信号aをサンプリングして得られたサンプル値
qを復号器23、位相誤差生成回路24及び長ランレン
グス検出回路25の各々に供給する。復号器23は、例
えばビタビ復号器からなり、上記A/D変換器21から
順次供給されてくるサンプル値qを連続したサンプル値
の時系列として捉え、これを「1」又は「0」の2値か
らなる再生ディジタル信号に復号する。
【0014】長ランレングス検出回路25は、上記A/
D変換器21から順次供給されてくるサンプル値qに基
づいて、所定長よりも長いランレングスの記録信号が連
続して読み取られた区間を検出し、この検出区間中にお
いてかかる記録信号の極性が変化するエッジ区間を示す
長ランレングス検出信号rを発生してこれを位相誤差生
成回路24に供給する。尚、上記所定長とは、例えば、
記録信号がRLL(1、7)変調されていてそのランレ
ングスが2T〜8Tに制限されている場合には、最短の
ランレングス2Tである。
【0015】更に、長ランレングス検出回路25は、上
記長ランレングス検出時におけるサンプル値qのレベル
変化の極性、つまり、サンプル値qのレベル変化が上昇
傾向であるのか、あるいは下降傾向であるのかを示す極
性フラグ信号sを位相誤差生成回路24に供給する。位
相誤差生成回路24は、上記A/D変換器21から順次
供給されてくるサンプル値qの中から、上記長ランレン
グス検出信号rによる長ランレングス検出時におけるサ
ンプル値のみを抽出する。この際、位相誤差生成回路2
4は、上記長ランレングス検出時におけるサンプル値q
のレベル変化が上昇傾向であることを示す極性フラグ信
号sが供給された場合には、上記の如く抽出したサンプ
ル値を位相誤差信号uとしてクロック発生回路22に供
給する一方、下降傾向であることを示す極性フラグ信号
sが供給された場合は、上述の如く抽出したサンプル値
の極性を反転したものを上記位相誤差信号uとしてクロ
ック発生回路22に供給する。
【0016】すなわち、かかる位相誤差生成回路24
は、上記長ランレングス検出回路にて検出された長ラン
レングス検出区間中におけるサンプル値系列中から、そ
のサンプル値レベルが増加もしくは減少するエッジ区間
におけるサンプル値を抽出して、この抽出したサンプル
値に応じた位相誤差信号uを生成するのである。クロッ
ク発生回路22は、かかる位相誤差信号uに応じた位相
を有するクロック信号を発生して、これを再生クロック
信号vとして上記A/D変換器21に供給する。
【0017】図6は、長ランレングス検出回路25の内
部構成の一例を示す図である。図6において、上記A/
D変換器21から順次供給されてくるサンプル値qの最
上位ビット信号は、DフリップフロップF11〜F15
からなるシフトレジスタに順次供給される。かかるシフ
トレジスタは、上記サンプル値qの最上位ビット信号
を、再生クロック信号vと同一タイミングにて順次F1
1、F12、F13、F14及びF15の順にシフトせ
しめる。アンドゲートG8は、上記サンプル値qの最上
位ビット信号、DフリップフロップF11、F12、F
13、F14及びF15夫々の値が、「0、0、0、
1、1、1」となった時のみに論理値「1」の極性フラ
グ信号s1を出力する。アンドゲートG9は、上記サン
プル値qの最上位ビット信号、DフリップフロップF1
1、F12、F13、F14及びF15夫々の値が、
「1、1、1、0、0、0」となった時のみに論理値
「1」の極性フラグ信号s2を出力する。オアゲートG
10は、かかる極性フラグ信号s1もしくは極性フラグ
信号s2のいずれかが論理値「1」の信号である場合に
論理値「1」の長ランレングス検出信号rを出力する。
【0018】すなわち、かかる長ランレングス検出回路
25においては、A/D変換器21から順次供給されて
くるサンプル値qの最上位ビット信号の列が「0、0、
0、1、1、1」もしくは「1、1、1、0、0、0」
なる系列となることを検出することにより、ランレング
スが3T以上の記録信号が連続して読み取られたと判定
して、この際、論理値「1」の長ランレングス検出信号
rを出力するのである。
【0019】又、上述した如きサンプル値系列に基づい
て長ランレングスの検出を行う構成として、図7に示さ
れるが如き内部構成の長ランレングス検出回路25を採
用しても良い。図7において、複数のDフリップフロッ
プがパラレル構成となっているDレジスタDR5は、上
記A/D変換器21から順次供給されてくるサンプル値
qを、上記再生クロック信号vと同一タイミングにて取
り込みこれをコンパレータC6に供給する。コンパレー
タC6は、A/D変換器21から順次供給されてくるサ
ンプル値qの値が、上記DレジスタDR5から供給され
てくるサンプル値よりも大なる場合に、論理値「1」の
信号をDフリップフロップF16及びアンドゲートG2
1の各々に供給する一方、かかるサンプル値qの値が上
記DレジスタDR5から供給されてくるサンプル値より
も小なる場合には、論理値「0」の信号をDフリップフ
ロップF16及びアンドゲートG21の各々に供給す
る。又、コンパレータC6は、A/D変換器21から順
次供給されてくるサンプル値qの値が、上記Dレジスタ
DR5から供給されてくるサンプル値よりも大なる場合
に、論理値「0」の信号をDフリップフロップF17及
びアンドゲートG22の各々に供給する一方、かかるサ
ンプル値qの値が上記DレジスタDR5から供給されて
くるサンプル値よりも小なる場合には、論理値「1」の
信号をDフリップフロップF17及びアンドゲートG2
2の各々に供給する。
【0020】アンドゲートG21は、上記Dフリップフ
ロップF16及びコンパレータC6から供給された信号
各々の論理値が共に「1」である場合には、サンプル値
qのレベル変化が上昇傾向であることを示す論理値
「1」の極性フラグ信号s2を出力する一方、上記Dフ
リップフロップF16及びコンパレータC6から供給さ
れた信号のいずれかが「0」である場合には、論理値
「0」の極性フラグ信号s2を出力する。アンドゲート
G22は、上記DフリップフロップF17及びコンパレ
ータC6から供給された信号各々の論理値が共に「1」
である場合には、サンプル値qのレベル変化が下降傾向
であることを示す論理値「1」の極性フラグ信号s1
出力する一方、上記DフリップフロップF17及びコン
パレータC6から供給された信号のいずれかが「0」で
ある場合には、論理値「0」の極性フラグ信号s1を出
力する。
【0021】すなわち、かかる図7にて示される長ラン
レングス検出回路25においては、連続する2つのサン
プル値の内、現時点におけるサンプル値が、1サンプル
前のサンプル値よりも大であるが小であるかにより、サ
ンプル値qのレベル変化が上昇傾向であるのか、あるい
は下降傾向であるのかを検出するのである。図8は、長
ランレングス検出回路25の内部構成の他の実施例を示
す図である。
【0022】図8において、コンパレータC1は、上記
A/D変換器21から順次供給されてくるサンプル値q
の値が正の閾値V+よりも大なる場合に、論理値「1」
の信号をDフリップフロップF1及びアンドゲートG2
の各々に供給する一方、かかるサンプル値qの値が正の
閾値V+よりも小なる場合には、論理値「0」の信号を
DフリップフロップF1及びアンドゲートG2の各々に
供給する。DフリップフロップF1は、供給された信号
を上記再生クロック信号vと同一タイミングにて順次取
り込みこれをDフリップフロップF2に供給する。Dフ
リップフロップF2は、供給された信号を上記再生クロ
ック信号vと同一タイミングにて順次取り込みこれをア
ンドゲートG1に供給する。
【0023】コンパレータC2は、A/D変換器21か
ら順次供給されてくるサンプル値qの値が負の閾値V-
よりも小なる場合に、論理値「1」の信号をDフリップ
フロップF3及びアンドゲートG1の各々に供給する一
方、かかるサンプル値qの値が負の閾値V-よりも大な
る場合には、論理値「0」の信号をDフリップフロップ
F3及びアンドゲートG1の各々に供給する。Dフリッ
プフロップF3は、供給された信号を上記再生クロック
信号vと同一タイミングにて順次取り込みこれをDフリ
ップフロップF4に供給する。DフリップフロップF4
は、供給された信号を上記再生クロック信号vと同一タ
イミングにて順次取り込みこれをアンドゲートG2に供
給する。
【0024】アンドゲートG1は、上記Dフリップフロ
ップF2及びコンパレータC2から供給された信号各々
の論理値が共に「1」である場合には、サンプル値qの
レベル変化が下降傾向であることを示す論理値「1」の
極性フラグ信号s1を出力する一方、上記Dフリップフ
ロップF2及びコンパレータC2から供給された信号の
いずれかが「0」である場合には、論理値「0」の極性
フラグ信号s1を出力する。アンドゲートG2は、上記
DフリップフロップF4及びコンパレータC1から供給
された信号各々の論理値が共に「1」である場合には、
サンプル値qのレベル変化が上昇傾向であることを示す
論理値「1」の極性フラグ信号s2を出力する一方、上
記DフリップフロップF4及びコンパレータC1から供
給された信号のいずれかが「0」である場合には、論理
値「0」の極性フラグ信号s2を出力する。オアゲート
G3は、極性フラグ信号s1もしくは極性フラグ信号s2
のいずれかが論理値「1」の信号である場合に論理値
「1」の長ランレングス検出信号rを出力する。
【0025】つまり、かかる図8にて示されるが如き構
成の長ランレングス検出回路25においては、上記A/
D変換器21から順次供給されてくる連続した3つのサ
ンプル値qの値が、上記正の閾値V+よりも大なる値か
ら、上記負の閾値V-よりも小なる値へと変化したこと
を検出した場合に論理値「1」の長ランレングス検出信
号rを発生する。又、かかる長ランレングス検出回路2
5は、上記A/D変換器21から順次供給されてくる連
続した3つのサンプル値qの値が、上記負の閾値V-
りも小なる値から、上記正の閾値V+よりも大なる値へ
と変化したことを検出した場合に論理値「1」の長ラン
レングス検出信号rを発生するのである。
【0026】すなわち、図8にて示されるが如き構成か
らなる長ランレングス検出回路25においては、ランレ
ングスの長い記録信号の読み取りに応じて得られた読取
信号aの振幅値が、ランレングスの短い記録信号の読み
取りに応じて得られた読取信号aの振幅値よりも大なる
値になる事に着目して、3サンプル分の時間内にサンプ
ル値qのレベル推移が、所定範囲(負の閾値V-〜正の
閾値V+)を越えて連続増加あるいは連続減少したこと
を検出することにより、長ランレングスの検出を行うよ
うにしたのである。
【0027】尚、上述した実施例においては、図6〜図
8において長ランレングス検出回路25の内部構成の一
例を示したが、長ランレングス検出回路25の内部構成
としてはかかる構成に限定されるものではない。図9
は、長ランレングス検出回路25の内部構成の他の実施
例を示す図である。
【0028】図9において、極性反転回路V2は、上記
A/D変換器21から供給されたサンプル値qの極性を
反転した逆極性サンプル値をセレクタSL2に供給す
る。つまり、極性反転回路V2は、かかるサンプル値q
の値が正の値である場合には、これを負の値に変換する
一方、サンプル値qの値が負の値である場合には、これ
を正の値に変換するのである。セレクタSL2は、かか
るサンプル値qの最上位ビットの論理値が「0」である
場合は、上記極性反転回路V2から供給されたサンプル
値qの極性を反転した逆極性サンプル値を選択的にコン
パレータC3に供給する一方、かかるサンプル値qの最
上位ビットの論理値が「1」である場合には、上記サン
プル値qを選択的にコンパレータC3に供給する。
【0029】すなわち、かかる極性反転回路V2及びセ
レクタSL2からなる構成により、サンプル値qの絶対
値が求められて、これがコンパレータC3に供給される
のである。コンパレータC3は、かかるセレクタSL2
から供給されたサンプル値qの絶対値が正の閾値V+
りも大なる場合に、論理値「1」の信号をDフリップフ
ロップF5及びアンドゲートG4の各々に供給する一
方、かかるサンプル値qの絶対値が正の閾値V+よりも
小なる場合には、論理値「0」の信号をDフリップフロ
ップF5及びアンドゲートG4の各々に供給する。Dフ
リップフロップF5は、供給された信号を上記再生クロ
ック信号vと同一タイミングにて順次取り込みこれをD
フリップフロップF6及びアンドゲートG4の各々に供
給する。DフリップフロップF6は、供給された信号を
上記再生クロック信号vと同一タイミングにて順次取り
込みこれをアンドゲートG4に供給する。アンドゲート
G4は、これらコンパレータC3、Dフリップフロップ
F5及びDフリップフロップF6各々から供給された信
号の論理値が、夫々「1、0、1」となった場合にのみ
論理値「1」の長ランレングス検出信号rを出力する。
一方、上記サンプル値qの最上位ビットに対応した信号
は、DフリップフロップF7及びDフリップフロップF
8を介して極性フラグ信号S1として出力される。
【0030】すなわち、かかる図9に示されるが如き長
ランレングス検出回路25においては、サンプル値qの
絶対値が正の閾値V+よりも大なる値になることを検出
することにより、長ランレングスの検出を行うようにし
たのである。図10は、上記位相誤差生成回路24の内
部構成の一例を示す図である。図10において、複数の
Dフリップフロップがパラレル構成となっているDレジ
スタDR1は、上記A/D変換器21から順次供給され
てくるサンプル値qを、上記再生クロック信号vと同一
タイミングにて取り込みこれをセレクタSL1及び極性
反転回路V1の各々に供給する。極性反転回路V1は、
DレジスタDR1から供給されたサンプル値の極性を反
転した逆極性サンプル値をセレクタSL1に供給する。
つまり、極性反転回路V1は、上記DレジスタDR1か
ら供給されたサンプル値の値が正の値である場合には、
これを負の値に変換する一方、かかるDレジスタDR1
から供給されたサンプル値の値が負の値である場合に
は、これを正の値に変換するのである。セレクタSL1
は、上記長ランレングス検出回路25から論理値「0」
の極性フラグ信号s1が供給された場合は、上記Dレジ
スタDR1から供給されたサンプル値を選択的にDレジ
スタDR2に供給する一方、かかる長ランレングス検出
回路25から論理値「1」の極性フラグ信号s 1が供給
された場合は、上記極性反転回路V1から供給された逆
極性のサンプル値を選択的にDレジスタDR2に供給す
る。複数のDフリップフロップがパラレル構成となって
いる上記DレジスタDR2は、上記長ランレングス検出
回路25から論理値「1」の長ランレングス検出信号r
が供給された場合にのみ、上記セレクタSL1から供給
されたサンプル値を取り込んでこれを位相誤差信号uと
して出力する。
【0031】図11は、上記クロック発生回路22の内
部構成の一例を示す図である。図11において、D/A
変換器220は、上記位相誤差生成回路24から供給さ
れた位相誤差信号uをアナログ電圧に変換してこれをL
PF(ローパスフィルタ)221に供給する。LPF2
21は、供給されたアナログ電圧を平均化してVCO
(電圧制御発振器)222に供給する。VCO222
は、LPF221から供給された平均アナログ電圧に応
じた発振周波数を有する再生クロック信号vを発生出力
する。かかる構成により、クロック発生回路22は、位
相誤差信号uに応じた位相を有する再生クロック信号v
を出力するのである。
【0032】図12は、上記図5〜図11にて示される
ディジタル信号再生装置における動作波形の一例を示す
図である。尚、図12の動作例においては、図5におけ
る光ピックアップ1が、光ディスク3の1記録トラック
上に形成されているランレングスの長い記録信号に対応
した記録ピットPt1、及びランレングスの短い記録信号
に対応した記録ピットPt2及びPt3各々を順にトレース
した際に得られる各動作波形を示すものである。
【0033】図12に示されるが如く、ランレングスの
長い記録ピットPt1の読み取りに応じて得られたサンプ
ル値q1〜q3及びq6〜q8なる系列は、そのレベル変化
範囲が負の閾値V-〜正の閾値V+の範囲を越えたもので
ある。一方、ランレングスの短い記録ピットPt2及びP
t3の読み取りに応じて得られたサンプル値q14〜q20
る系列は、いずれもそのレベル変化が負の閾値V-〜正
の閾値V+の範囲内に収まっている。
【0034】よって、図12に示されるが如く、上昇傾
向を示す3つの連続したサンプル値q1〜q3に応じて、
論理値「1」の極性フラグ信号s2及び長ランレングス
検出信号r各々が得られると共に、下降傾向を示す3つ
の連続したサンプル値q6〜q8に応じて、論理値「1」
の極性フラグ信号s1及び長ランレングス検出信号r各
々が得られるのである。この際、上記最初の長ランレン
グス検出信号rに応じて、サンプル値q1〜q3の中間の
サンプル値q2が誤差信号uとなる。又、次の長ランレ
ングス検出信号r及び極性フラグ信号s1に応じて、上
記サンプル値q6〜q8の中間のサンプル値q7の極性を
反転した−q7が誤差信号uとなるのである。
【0035】次に、かかる位相誤差信号uによる再生ク
ロック信号vの位相補正動作を図13を参照しつつ説明
する。この際、図13(a)〜(c)においては、上記
図12にて示されるが如き上昇傾向を示す3つの連続し
たサンプル値q1〜q3に応じて為される位相補正動作を
示す。又、図13(d)〜(f)においては、上記図1
2にて示されるが如き下降傾向を示す3つの連続したサ
ンプル値q6〜q8に応じて為される位相補正動作を示す
ものである。尚、かかる図13中の破線は、クロック発
生回路22が発生する正常位相時の再生クロック信号v
のタイミング位置を示す。又、図中の一点鎖線はサンプ
ル値の中心レベルQを示すものである。
【0036】先ず、図13(a)においては、サンプル
値q1、q2、q3各々が正常なタイミングでサンプリン
グされている場合を示すものである。この際、サンプル
値q2は、かかる所定レベルQと等しくなる。よって、
クロック発生回路22には、位相誤差信号uとしてこの
所定レベルQが供給されることになる。従って、この
際、クロック発生回路22は現状の位相にて再生クロッ
ク信号vの発生を行う。
【0037】次に、図13(b)においては、サンプル
値q1、q2、q3各々が正常な位置よりも早いタイミン
グでサンプリングされている場合を示すものである。こ
の際、サンプル値q2は、上記所定レベルQよりも小な
る値となる。よって、クロック発生回路22には、位相
誤差信号uとしてこの所定レベルQよりもサンプル値q
2の分だけ少ない値が供給されることになる。従って、
この際、クロック発生回路22は、サンプル値q2に対
応した分だけ位相を遅らせた再生クロック信号vの発生
を行ってクロックの位相進みを補正するのである。
【0038】次に、図13(c)においては、サンプル
値q1、q2、q3各々が正常な位置よりも遅いタイミン
グでサンプリングされている場合を示すものである。こ
の際、サンプル値q2は、上記所定レベルQよりも大な
る値となる。よって、クロック発生回路22には、位相
誤差信号uとしてこの所定レベルQよりもサンプル値q
2の分だけ大なる値が供給されることになる。従って、
この際、クロック発生回路22は、サンプル値q2に対
応した分だけ位相を進ませた再生クロック信号vの発生
を行ってクロックの位相遅れを補正するのである。
【0039】次に、図13(d)においては、サンプル
値q6、q7、q8各々が正常なタイミングでサンプリン
グされている場合を示すものである。この際、サンプル
値q7は、一点鎖線で示される所定レベルQと等しくな
る。ここで、サンプル値q6、q7、q8なる系列のレベ
ル変化は下降傾向である。よって、クロック発生回路2
2には、位相誤差信号uとして、この所定レベルQの極
性反転値が供給されることになる。従って、この際、ク
ロック発生回路22は現状の位相にて再生クロック信号
vの発生を行うのである。
【0040】次に、図13(e)においては、サンプル
値q6、q7、q8各々が正常な位置よりも早いタイミン
グでサンプリングされている場合を示すものである。こ
の際、サンプル値q7は、上記所定レベルQよりも大な
る値となる。ここで、サンプル値q6、q7、q8なる系
列のレベル変化は下降傾向である。よって、クロック発
生回路22には、位相誤差信号uとして、このサンプル
値(q7)の極性を反転した信号、すなわち、上記所定
レベルQよりもサンプル値q7の分だけ少ない値が供給
されることになる。従って、この際、クロック発生回路
22は、サンプル値q7に応じた分だけ位相を遅らせた
再生クロック信号vの発生を行ってクロックの位相進み
を補正するのである。
【0041】次に、図13(f)においては、サンプル
値q6、q7、q8各々が正常な位置よりも遅いタイミン
グでサンプリングされている場合を示すものである。こ
の際、サンプル値q7は上記所定レベルQよりも小なる
値となる。ここで、サンプル値q6、q7、q8なる系列
のレベル変化は下降傾向である。よって、クロック発生
回路22には、位相誤差信号uとして、このサンプル値
q7の極性を反転した信号、すなわち、上記所定レベル
Qよりもサンプル値q7の分だけ大なる値が供給される
ことになる。従って、この際、クロック発生回路22
は、サンプル値q7に応じた分だけ位相を進ませた再生
クロック信号vの発生を行ってクロックの位相遅れを補
正するのである。
【0042】以上の如く、かかるディジタル信号再生装
置においては、光ディスクから読み取られた読取信号を
再生クロック信号のタイミング毎にサンプリングして得
たサンプル値系列の内、ランレングスが所定長より長い
記録信号が連続して読み取られた際の記録信号のエッジ
区間にて得られたサンプル値に基づいて上記再生クロッ
ク信号の位相補正を行う構成としている。この際、ラン
レングスの長い記録信号の読み取りに応じて得られたサ
ンプル値系列のレベル変化は、ランレングスの短い記録
信号の読み取りに応じて得られたサンプル値系列のレベ
ル変化に比して急峻である。上記ディジタル信号再生装
置においては、このレベル変化の急峻なサンプル値系列
のみを用いて再生クロック信号の位相補正を行うので、
ジッタの少ない再生クロック信号を得ることが出来るの
である。
【0043】又、上記実施例においては、連続する3つ
のサンプルからなるサンプル値系列に基づいて長ランレ
ングスの検出を行っているが、連続する2つのサンプル
からなるサンプル値系列に基づいて長ランレングスの検
出を行うようにしても良い。図14は、連続する2つの
サンプルからなるサンプル値系列に基づいて長ランレン
グスの検出を行うようにした長ランレングス検出回路2
5の他の実施例を示す図である。
【0044】図14において、コンパレータC4は、A
/D変換器21から順次供給されてくるサンプル値qの
値が正の閾値V+よりも大なる場合に、論理値「1」の
信号をDフリップフロップF9及びアンドゲートG6の
各々に供給する一方、かかるサンプル値qの値が正の閾
値V+よりも小なる場合には、論理値「0」の信号をD
フリップフロップF9及びアンドゲートG6の各々に供
給する。DフリップフロップF9は、供給された信号を
上記再生クロック信号vと同一タイミングにて順次取り
込みこれをアンドゲートG5に供給する。
【0045】コンパレータC5は、A/D変換器21か
ら順次供給されてくるサンプル値qの値が負の閾値V-
よりも小なる場合に、論理値「1」の信号をDフリップ
フロップF10及びアンドゲートG5の各々に供給する
一方、かかるサンプル値qの値が負の閾値V-よりも大
なる場合には、論理値「0」の信号をDフリップフロッ
プF10及びアンドゲートG5の各々に供給する。Dフ
リップフロップF10は、供給された信号を上記再生ク
ロック信号vと同一タイミングにて順次取り込みこれを
アンドゲートG6に供給する。
【0046】アンドゲートG5は、上記Dフリップフロ
ップF9及びコンパレータC5から供給された信号各々
の論理値が共に「1」である場合には、サンプル値qの
レベル変化が下降傾向であることを示す論理値「1」の
極性フラグ信号s1を出力する一方、上記Dフリップフ
ロップF9及びコンパレータC5から供給された信号の
いずれかが「0」である場合には、論理値「0」の極性
フラグ信号s1を出力する。アンドゲートG6は、上記
DフリップフロップF10及びコンパレータC4から供
給された信号各々の論理値が共に「1」である場合に
は、サンプル値qのレベル変化が上昇傾向であることを
示す論理値「1」の極性フラグ信号s2を出力する一
方、上記DフリップフロップF10及びコンパレータC
4から供給された信号のいずれかが「0」である場合に
は、論理値「0」の極性フラグ信号s 2を出力する。
【0047】すなわち、かかる図14にて示される長ラ
ンレングス検出回路25においては、連続する2つのサ
ンプル値が、正の閾値V+及び負の閾値V-を境に、
「高」から「低」あるいは「低」から「高」へと変化し
たことを検出することにより、長ランレングスの検出を
行うようにしたのである。図15は、かかる図14にて
示されるが如き内部構成の長ランレングス検出回路25
を採用した場合に適用される位相誤差生成回路24の他
の実施例を示す図である。
【0048】図15において、複数のDフリップフロッ
プがパラレル構成となっているDレジスタDR3は、上
記A/D変換器21から順次供給されてくるサンプル値
qを、上記再生クロック信号vと同一タイミングにて取
り込みこれを加算器K1に供給する。加算器K1は、こ
のDレジスタDR3から供給されたサンプル値と、上記
A/D変換器21から供給されたサンプル値qとを加算
して得られた加算値をセレクタSL3及び極性反転回路
V3の各々に供給する。極性反転回路V3は、かかる加
算器K1から供給された加算値の極性を反転した極性反
転加算値をセレクタSL3に供給する。つまり、極性反
転回路V3は、かかる加算値が正の値である場合には、
これを負の値に変換する一方、負の値である場合には正
の値に変換した値を上記極性反転加算値としてセレクタ
SL3に供給するのである。
【0049】セレクタSL3は、上記図14にて示され
るが如き内部構成の長ランレングス検出回路25から供
給された極性フラグ信号S1の論理値が「0」である場
合には、上記加算器K1から供給された加算値を選択的
にDレジスタDR4に供給する一方、かかる極性フラグ
信号S1の論理値が「1」である場合は、上記極性反転
回路V3から供給された極性反転加算値を選択的にDレ
ジスタDR4に供給する。DレジスタDR4は、上記図
14にて示されるが如き内部構成の長ランレングス検出
回路25から論理値「1」の長ランレングス検出信号r
が供給された場合にのみ、上記セレクタSL3から供給
されたサンプル値を取り込んでこれを位相誤差信号uと
して出力する。
【0050】すなわち、上記図15にて示されるが如き
内部構成の位相誤差生成回路24においては、上記図1
4の長ランレングス検出回路25にて長ランレングス検
出された区間における連続した2つのサンプル値の各々
を加算して、この加算値をこれら2つのサンプル値の平
均値に対応したものとして位相誤差信号uとするのであ
る。尚、上記加算値を1/2することにより実際に平均
値を求めて、これを位相誤差信号uとしても良いことは
言うまでもない。
【0051】図16は、上記図14に示されるが如き構
成の長ランレングス検出回路25、及び上記図15にて
示されるが如き内部構成の位相誤差生成回路24を、図
5に示されるディジタル信号再生装置に適用した場合の
動作波形の一例を示す図である。尚、かかる図16の動
作例においては、図5における光ピックアップ1が、光
ディスク3の1記録トラック上に形成されているランレ
ングスの長い記録信号に対応した記録ピットPt1、及び
ランレングスの短い記録信号に対応した記録ピットPt2
及びPt3各々を順にトレースした際に得られる各動作波
形を示すものである。図16に示されるが如く、ランレ
ングスの長い記録ピットPt1の読み取りに応じて得られ
たサンプル値q2、q3及びサンプル値q7、q8なる各系
列は、正の閾値V+及び負の閾値V-を境に、「低」から
「高」、及び「高」から「低」へと変化している。一
方、ランレングスの短い記録ピットPt2及びPt3の読み
取りに応じて得られたサンプル値q14〜q20なる系列
は、いずれも正の閾値V+及び負の閾値V-の範囲を越え
ていない。
【0052】よって、図16に示されるが如く、上昇傾
向を示す2つの連続したサンプル値q2、q3に応じて、
論理値「1」の極性フラグ信号s2及び長ランレングス
検出信号r各々が得られる。更に、下降傾向を示す2つ
の連続したサンプル値q7、q8に応じて、論理値「1」
の極性フラグ信号s1及び長ランレングス検出信号r各
々が得られるのである。この際、最初の長ランレングス
検出信号rに応じて、上記サンプル値q2及びq3の加算
値が位相誤差信号uとなる。又、次の長ランレングス検
出信号r及び極性フラグ信号s1に応じて、上記サンプ
ル値q7及びq8の加算値の極性を反転した値が位相誤差
信号uとなるのである。
【0053】又、上述した如きディジタル信号再生装置
においては、A/D変換器21から順次供給されてくる
サンプル値qに基づいて長ランレングス検出を行うよう
にしているが、復号器23による復号後の再生ディジタ
ル信号に基づいてかかる長ランレングス検出を行うよう
にしても良い。図17は、かかる復号後の再生ディジタ
ル信号に基づいて長ランレングス検出を行うようにした
本発明の他の実施例によるディジタル信号再生装置の構
成を示す図である。
【0054】尚、かかる実施例においては、光ディスク
3に記録されるべき記録信号がRLL(1、7)符号化
されていて、そのランレングスの段階が2T〜8Tに制
限された記録ピットPtが記録トラック上に形成されて
いるものとする。かかる図17において、光ピックアッ
プ1は、スピンドルモータ2によって回転駆動される光
学式記録媒体としての光ディスク3にレーザビーム光を
照射する。更に、光ピックアップ1は、かかる光ディス
ク3からの反射光を光電変換して読取信号aを得てこれ
をA/D変換器21に供給する。
【0055】A/D変換器21は、クロック発生回路2
2から供給される再生クロック信号vのタイミングにて
上記読取信号aをサンプリングして得られたサンプル値
qを復号器23及び遅延回路31の各々に供給する。復
号器23は、例えばビタビ復号器からなり、上記A/D
変換器21から順次供給されてくるサンプル値qを連続
したサンプル値の時系列として捉え、これを「1」又は
「0」の2値からなるシリアル形態の再生ディジタル信
号に復号する。
【0056】長ランレングス検出回路30は、上記再生
ディジタル信号に基づいて、ランレングスが3T以上の
記録信号の読み取りが行われたか否かを検出して、かか
る検出に応じた長ランレングス検出信号rを位相誤差生
成回路24に供給する。更に、長ランレングス検出回路
30は、かかる長ランレングス検出時における上記再生
ディジタル信号のエッジ極性に応じた極性フラグ信号s
を位相誤差生成回路24に供給する。
【0057】図18は、かかる長ランレングス検出回路
30の内部構成の一例を示す図である。図18におい
て、復号器23において復号された「1」又は「0」の
2値からなるシリアル形態の再生ディジタル信号は、D
フリップフロップF11〜F15からなるシフトレジス
タに順次供給される。かかるシフトレジスタは、上記再
生ディジタル信号を、再生クロック信号vと同一タイミ
ングにて順次F11、F12、F13、F14及びF1
5の順にシフトせしめる。アンドゲートG8は、供給さ
れた上記再生ディジタル信号、DフリップフロップF1
1、F12、F13、F14及びF15夫々の値が、
「0、0、0、1、1、1」となった時のみに論理値
「1」の極性フラグ信号s1を出力する。アンドゲート
G9は、供給された上記再生ディジタル信号、Dフリッ
プフロップF11、F12、F13、F14及びF15
夫々の値が、「1、1、1、0、0、0」となった時の
みに論理値「1」の極性フラグ信号s2を出力する。オ
アゲートG10は、かかる極性フラグ信号s1もしくは
極性フラグ信号s2のいずれかが論理値「1」の信号で
ある場合に論理値「1」の長ランレングス検出信号rを
出力する。
【0058】すなわち、かかる長ランレングス検出回路
30においては、再生ディジタル信号のビット信号列が
「0、0、0、1、1、1」もしくは「1、1、1、
0、0、0」なる系列となることを検出した時に、ラン
レングスが3T以上の記録信号の読み取りが行われたと
判定して、論理値「1」の長ランレングス検出信号rを
出力するのである。
【0059】遅延回路31は、例えば、シフトレジス
タ、FIFO等からなり、上記A/D変換器21から順
次供給されてくるサンプル値qを所定時間遅延して位相
誤差生成回路24に供給する。この際、かかる遅延回路
31による遅延時間は、上記復号器23の復号処理に費
やされる時間と、長ランレングス検出回路30の検出処
理に費やされる時間とを加算した時間に対応したもので
ある。
【0060】位相誤差生成回路24は、上記遅延回路3
1にて遅延されてから順次供給されてくるサンプル値q
の中から、上記長ランレングス検出信号rによる長ラン
レングス検出時におけるサンプル値のみを抽出する。こ
の際、位相誤差生成回路24は、上記長ランレングス検
出時におけるサンプル値qのレベル変化が上昇傾向であ
ることを示す極性フラグ信号sが供給された場合には、
上記の如く抽出したサンプル値を位相誤差信号uとして
クロック発生回路22に供給する一方、下降傾向である
ことを示す極性フラグ信号sが供給された場合は、上述
の如く抽出したサンプル値の極性を反転したものを上記
位相誤差信号uとしてクロック発生回路22に供給す
る。クロック発生回路22は、かかる位相誤差信号uに
応じた位相を有するクロック信号を発生して、これを再
生クロック信号vとして上記A/D変換器21に供給す
る。
【0061】以上の如く、かかるディジタル信号再生装
置においては、読取信号を再生クロック信号のタイミン
グ毎にサンプリングして得られたサンプル値系列に基づ
いて復号された再生ディジタル信号のビット信号列に基
づいて、ランレングスが3T以上の記録信号が連続して
読み取られた際におけるこの記録信号のエッジ区間を検
出して、このエッジ区間におけるサンプル値に基づいて
上記再生クロック信号の位相補正を行う構成としてい
る。この際、ランレングスの長い記録信号の読み取りに
応じて得られたサンプル値系列のレベル変化は、ランレ
ングスの短い記録信号の読み取りに応じて得られたサン
プル値系列のレベル変化に比して急峻である。上記ディ
ジタル信号再生装置においては、このレベル変化の急峻
なサンプル値系列のみを用いて再生クロック信号の位相
補正を行うので、ジッタの少ない再生クロック信号を得
ることが出来るのである。
【0062】尚、上記実施例においては、3T以上のラ
ンレングスを長ランレングスとして検出するようにして
いるが、3Tより大なる4T以上のランレングスを長ラ
ンレングスとして検出するようにしても構わない。又、
上記実施例においては、光ディスク3に記録されるべき
記録信号の変調方式をRLL(1、7)符号としている
が、RLL(2、7)符号、あるいはCD(コンパクト
ディスク)等に採用されているEFM変調方式において
も適用可能である。例えば、光ディスク3に記録される
べき記録信号の変調方式が上記EFM変調である場合に
は、そのランレングスは3T〜11Tに制限される。よ
って、この際、3Tを除外した4T以上のランレングス
を有する記録信号に対応した読み取り情報に基づいて再
生クロック信号の位相補正を行うようにするのである。
【0063】又、上記実施例においては、A/D変換器
21から順次供給されてくる2あるいは3つの連続した
サンプル値系列のレベル変化に基づいて長ランレングス
検出を行うようにしているが、4あるいは5つの連続し
たサンプル値系列のレベル変化に基づいて長ランレング
ス検出を行うようにしても良い。又、上記実施例におい
ては、その位相誤差信号uを生成するにあたり、長ラン
レングス検出時における1サンプル値、あるいは長ラン
レングス検出時における2サンプル値の平均値を用いる
ようにしているが、例えば、3サンプルもしくは4サン
プル分の重み付け平均値を用いるようにしても良い。
【0064】
【発明の効果】以上の如く、本発明によるディジタル信
号再生装置は、光ディスクから読み取られた読取信号を
再生クロック信号のタイミング毎にサンプリングして得
たサンプル値系列の内、ランレングスが所定長より長い
記録信号が連続して読み取られた際の記録信号のエッジ
区間にて得られたサンプル値に基づいて上記再生クロッ
ク信号の位相補正を行う構成としている。
【0065】つまり、かかるディジタル信号再生装置に
よれば、そのレベル変化が比較的急峻となっている記録
信号のエッジ区間におけるサンプル値に基づいて再生ク
ロック信号の位相補正が為されるようになる。よって、
本発明によれば、光ディスクに記録情報が高密度記録さ
れている場合においてもジッタの少ない再生クロック信
号を得ることが可能となるので、誤り率の低い再生ディ
ジタル信号を得ることができて好ましいのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のディジタル信号再生装置の概略構成を示
す図である。
【図2】従来のディジタル信号再生装置における動作波
形を示す図である。
【図3】ランレングスと読取信号の振幅レベルとの対応
関係を示す図である。
【図4】ランレングスと読取信号の振幅レベルとの対応
関係を示す図である。
【図5】本発明によるディジタル信号再生装置の構成を
示す図である。
【図6】長ランレングス検出回路25の内部構成の一例
を示す図である。
【図7】長ランレングス検出回路25の内部構成の他の
実施例を示す図である。
【図8】長ランレングス検出回路25の内部構成の他の
実施例を示す図である。
【図9】長ランレングス検出回路25の内部構成の他の
実施例を示す図である。
【図10】位相誤差生成回路24の内部構成の一例を示
す図である。
【図11】クロック発生回路22の内部構成の一例を示
す図である。
【図12】本発明のディジタル信号再生装置による動作
波形の一例を示す図である。
【図13】再生クロック信号の位相補正動作を説明する
ための図である。
【図14】長ランレングス検出回路25の内部構成の他
の実施例を示す図である。
【図15】位相誤差生成回路24の内部構成の他の実施
例を示す図である。
【図16】本発明の他の実施例によるディジタル信号再
生装置の動作波形の一例を示す図である。
【図17】本発明の他の実施例によるディジタル信号再
生装置の構成を示す図である。
【図18】長ランレングス検出回路30の内部構成を示
す図である。
【主要部分の符号の説明】
22 クロック発生回路 24 位相誤差生成回路 25、30 長ランレングス検出回路
【手続補正書】
【提出日】平成7年12月20日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0020
【補正方法】変更
【補正内容】
【0020】アンドゲートG21は、上記Dフリップフ
ロップF16及びコンパレータC6から供給された信号
各々の論理値が共に「1」である場合には、サンプル値
qのレベル変化が上昇傾向であることを示す論理値
「1」の極性フラグ信号sを出力する一方、上記Dフ
リップフロップF16及びコンパレータC6から供給さ
れた信号のいずれかが「0」である場合には、論理値
「0」の極性フラグ信号sを出力する。アンドゲート
G22は、上記DフリップフロップF17及びコンパレ
ータC6から供給された信号各々の論理値が共に「1」
である場合には、サンプル値qのレベル変化が下降傾向
であることを示す論理値「1」の極性フラグ信号s
出力する一方、上記DフリップフロップF17及びコン
パレータC6から供給された信号のいずれかが「0」で
ある場合には、論理値「0」の極性フラグ信号sを出
力する。オアゲートG23は、かかる極性フラグ信号s
もしくは極性フラグ信号sのいずれかが論理値
「1」の信号である場合に論理値「1」の長ランレング
ス検出信号rを出力する。
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図7
【補正方法】変更
【補正内容】
【図7】

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ランレングスの制限された記録信号が記
    録されている記録媒体から読取られた読取信号に基づい
    て再生ディジタル信号を得るディジタル信号再生装置で
    あって、 前記読取信号を再生クロック信号のタイミングにて順次
    サンプリングしてサンプル値に変換するA/D変換器
    と、 前記サンプル値に基づいて前記再生ディジタル信号の復
    号を行う復号手段と、 前記サンプル値に基づいて前記ランレングスが所定長よ
    り長い記録信号が連続して読み取られた区間における前
    記記録信号のエッジ区間を検出する長ランレングス検出
    手段と、 前記サンプル値の内から前記エッジ区間中において得ら
    れたサンプル値を抽出してこの抽出したサンプル値に対
    応した位相誤差信号を生成する位相誤差生成手段と、 前記位相誤差信号に基づいて変化する位相を有するクロ
    ック信号を前記再生クロック信号として生成するクロッ
    ク発生手段とを有することを特徴とするディジタル信号
    再生装置。
  2. 【請求項2】 前記長ランレングス検出手段は、前記サ
    ンプル値が所定時間に亘り連続増加もしくは連続減少す
    る区間を検出することを特徴とする請求項1記載のディ
    ジタル信号再生装置。
  3. 【請求項3】 前記長ランレングス検出手段は、前記サ
    ンプル値が所定閾値を越えて変化する区間を検出するこ
    とを特徴とする請求項1記載のディジタル信号再生装
    置。
  4. 【請求項4】 ランレングスの制限された記録信号が記
    録されている記録媒体から読取られた読取信号に基づい
    て再生ディジタル信号を得るディジタル信号再生装置で
    あって、 前記読取信号を再生クロック信号のタイミングにて順次
    サンプリングしてサンプル値に変換するA/D変換器
    と、 前記サンプル値に基づいて前記再生ディジタル信号の復
    号を行う復号手段と、 前記再生ディジタル信号に基づいて前記ランレングスが
    所定長より長い記録信号が連続して読み取られた区間に
    おける前記記録信号のエッジ区間を検出する長ランレン
    グス検出手段と、 前記サンプル値の内から前記エッジ区間中において得ら
    れたサンプル値を抽出してこの抽出したサンプル値に対
    応した位相誤差信号を生成する位相誤差生成手段と、 前記位相誤差信号に基づいて変化する位相を有するクロ
    ック信号を前記再生クロック信号として生成するクロッ
    ク発生手段とを有することを特徴とするディジタル信号
    再生装置。
  5. 【請求項5】 前記所定長は、前記記録信号における最
    短ランレングスであることを特徴とする請求項1または
    4記載のディジタル信号再生装置。
  6. 【請求項6】 前記位相誤差生成手段は、前記エッジ区
    間の中間点におけるサンプル値に応じた信号を前記位相
    誤差信号として生成することを特徴とする請求項1また
    は4記載のディジタル信号再生装置。
  7. 【請求項7】 前記位相誤差生成手段は、前記エッジ区
    間の中間点の前後における各サンプル値の平均値に応じ
    た信号を前記位相誤差信号として生成することを特徴と
    する請求項1または4記載のディジタル信号再生装置。
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