JP2589759B2 - データ識別装置 - Google Patents

データ識別装置

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JP2589759B2
JP2589759B2 JP63130676A JP13067688A JP2589759B2 JP 2589759 B2 JP2589759 B2 JP 2589759B2 JP 63130676 A JP63130676 A JP 63130676A JP 13067688 A JP13067688 A JP 13067688A JP 2589759 B2 JP2589759 B2 JP 2589759B2
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はPCM信号を記録再生する装置、例えば光ディ
スク装置におけるデータ識別装置に関するものである。
従来の技術 近年、光ディスク装置は高密度記録再生が可能な大容
量データファイル装置として開発が盛んであり、その再
生信号のデータ識別装置においても再生信号中のクロッ
ク成分を高速に引き込みかつ安定に再生する位相同期回
路を有してデータを識別するデータ識別装置が開発され
ている。
光ディスク装置の記録再生においては記録信号の“1"
を表すビットの大きさが主として媒体上に結ばれた微小
光スポットの大きさで制限されるため、記録再生に用い
られれるPCM信号は2−7変調(例えば特公昭55−26494
号公報)のような最小の符号間隔Tminがビット間隔Twよ
りも大きい変調方式が用いられ、最短記録波長を極力大
きくするような工夫がなされる。ここでは符号“1"に一
つの記録ビット対応させて記録再生し、再生信号のデー
タ識別においては極大点の時間情報をもとにクロック再
生を行い、この再生クロックで表された打ち抜きクロッ
クの内、識別点最近傍のものを“1"、他を“0"とするよ
うにデータの識別が行われる。このデータ識別装置の入
力信号であるPCM再生信号は高密度記録再生装置全般に
見られるようにそのクロック成分に変動をもちかつ低域
濾波された信号波形となっている。そのためこれを一旦
微分した後、2値化し位相同期回路によるクロック再生
を行っていた。
また、高い安定性の確保、製造の容易さ、回路規模の
削減を図るためにディジタル信号処理によるデータ識別
回路も8−10変換等の変調方式においては開発されてい
た(電子通信学会、電気音響研究会資料昭和57年、EA82
−59等)。
以下、図面を参照しながら上述したような従来のデー
タ識別装置について説明を行う。第17図は従来のデータ
識別装置の第1の構成を示し、第18図はその信号波形
図、第19図は第2の構成を示し第20図はその説明図であ
る。
第17図において1は微分器、2及び3は比較器、4は
ANDゲート、5はパルス幅整形器、6は位相同期回路、
7はD−フリップフロップである。第19図において8は
アナログ−ディジタル変換器、9,16は遅延器、10は符号
判定器、11は位相計算器、12は減算器、13はスイッチ、
14は減衰器、15は加算器、17は位相同期回路、18はデー
タ判定器である。
まず、第18図(a)に示されるように2/7変調がかけ
られ記録再生された信号は低域濾波された波形となりこ
の極大点を“1"とするようにデータの識別が行われる。
入力信号は微分器1により微分されてその零交差点が比
較器2により検出される。この微分器2の出力において
は(b)のように入力信号の比較的平坦な部分から疑似
ピークが発生し検出誤りの原因となる。比較器3は予め
定められた閾値を基準に入力信号レベルを検出し出力す
る。ANDゲート4は比較器2と比較器3の出力の論理積
を出力する。したがって第18図(c)にあるように比較
器2の出力にふくまれる疑似ピークは除去される。パル
ス幅整形器5は単安定マルチバイブレータ等で構成され
前記ANDゲートの出力信号の符号“1"のパルスを入力信
号であるPCM信号のビット間隔に等しいパルス幅に整形
して出力する。位相同期回路6はパルス幅整形器5の出
力の立ち上がりエッジに再生クロックの立ち上がりエッ
ジが一致するようにクロック成分を再生して出力する。
Dフリップフロップ7はパルス幅整形器5の出力を再生
クロック信号の立ち下がりで打ち抜くデータ判定器であ
る。
また第19図は8−10変換で変調された信号に対して、
ディジタル信号処理を用いて実現されたデータ識別装置
の例である。8−10変換の場合は2/7変調を用いた場合
と異なり最小符号間間隔(Tmin)とビット間隔(Tw)は
等しく、“1"と“0"の絶対的なレベルを検出することが
必要である。まず入力信号は第20図(a)に示すように
低域濾波された信号であり、アナログ−ディジタル変換
器8はこれをビット間隔(Tw)の2分の1周期でサンプ
リングし量子化して出力する。以降全ての処理はこのサ
ンプリングクロックで動作する。遅延器9はアナログ−
ディジタル変換器出力を1クロック周期遅延して出力
し、アナログ−ディジタル変換器8の出力と遅延器9の
出力とで連続する2つのサンプリング値S1,S2を得る。
符号判定器10は識別点判定器でありサンプリング値S1,S
2が S1×S2≦0 かつ S2≠0 ……(1) であった時に識別点検出信号(Dec)を“1"として出力
する。位相計算器11はサプリング値S1,S2から前記識別
点の発生した時刻とサンプリングクロックの相対的時間
関係を前記識別点の発生位置を180゜と定義して、位相
同期回路に対する入力位相φ1を次式の直線補間により
計算し出力する。
減算器12は位相比較器であり、入力位相φiと再生ク
ロック位相φrとの差をとり誤差位相φeとして出力す
る。スイッチ13は前記入力位相φiが意味のある値をと
る場合即ち識別点検出信号(Dec)が“1"の時に位相誤
差φeを出力する。減衰器14はスイッチ13の出力を減衰
して出力する。加算器15は減衰器14の出力Vpと再生クロ
ック位相φrと180゜の位相値に対応する値を法を360゜
とする加算を行い出力する。遅延器16は加算器15の出力
を1クロック遅延して再生クロック位相φrとして出力
する。以上の一連の動作によれば減算器12、スイッチ1
3、減衰器14、加算器15、遅延器16によって構成される
位相同期回路17は入力位相φiを補間した類似の値をと
る全ての処理タイミングにおいて再生クロック位相φr
を出力する。データ判定器18はサンプリング値S1,S2、
識別点検出信号Dec、再生クロック位相φr、減衰器14
出力の最上位ビットMsb、加算器15の桁上げ出力(Carr
y)を入力として識別データ(Data)と打ち抜き指示信
号(Valid)を出力する。まず、打ち抜き指示信号(Val
id)は打ち抜きの発生を“1"、そうでない場合を“0"と
すると処理クロックが8−10変換のビットレートの2倍
であることから第20図(e)に示すように概ね“1"と
“0"を交互にとることになる。例外として入力信号のジ
ッターによりクロック成分の周波数が本来の値よりも増
加されたときには“1"が2クロック連続して出力され、
減少した場合には“0"が連続して出力される。この時指
示信号(Valid)は Valid=▲▼・Carry ……(3) で与えられる。但し ̄は否定、・は論理積を表す。次に
識別データ(Data)については打ち抜き指示信号(Vali
d)の“1"であるタイミングに対応するサンプリング値S
1,S2の符号に従って決定されS1,S2が同符号である共に
正の時に“1"、負の時に“0"、異符号の時は再生位相φ
rから推定される打ち抜き時刻における入力信号の符号
を直線補間により推定する。この時識別データ(Data)
は次式のように計算される。
Data=S1×S2<0の時 sgn((S1−S2)×φr+S2×180゜) S1×S2<0でない時 sgn(S1) ……(4) 但しsgn( )は( )の符号をとる操作を表す。
発明が解決しようとする課題 上記従来の第1の例のような位相同期回路は処理する
電圧の値においては“0"と“1"の2値であるが、再生ク
ロック位相である時間情報はアナログ情報として取り扱
われている。位相同期回路の安定性の主要因である電圧
制御発振器にはRC発振器が用いられ、周波数安定度が悪
く時間ジッターも多いものとなっていた。また、打ち抜
きの誤りを少なくするためにパルス幅整形器としてワン
ショットマルチバイブレータが用いられているが、この
ワンショットマルチバイブレータで発生されるパルス幅
の精度も良いものが必要であった。さらには微分回路、
比較器、位相同期回路等アナログ信号処理の多いもので
あり、加えて光ディスクの再生信号処理に必要なセクタ
ーマーク検出あるいは書き込み指示フラグ検出といった
機能の付加を考慮すると回路規模が大きくならざるを得
なかった。
また上記従来の第2の例のような方法ではデータの判
定に際して式(4)でわかるように掛け算を必要として
おり、回路規模が大きくならざるをえずまた8−10変換
で変調された信号の識別を行うように構成されており、
2/7変調のような変調方式には使えないものであった。
さらにディジタル信号処理による方法の欠点として信号
処理クロックはビット間隔の2分の1であり、識別デー
タ出力及び打ち抜き指示信号ともにその転送レートがア
ナログ信号処理によるものと比べて高くならざるを得な
いという欠点を有していた。さらに、前記(2)式の直
線補間による位相の計算では実際の識別点の時刻と計算
された結果とに誤差を持ちこれが識別マージンを悪化さ
せる原因ともなっていた。
本発明は上記課題に鑑みデータの識別を2/7変調のよ
うな最小反転間隔がビット間隔よりも大きい変調方式に
対して、比較的低いサンプリングレートでかつ簡単なデ
ィジタル信号処理によって高安定、高精度なデータ識別
装置を提供するものである。
課題を解決するための手段 この課題を達成するために本発明のデータ識別装置
は、アナログ−ディジタル変換器と、識別点検出器と、
位相計算器と、位相同期回路と、データ判定器とから構
成されている。さらには処理クロック変換ゲート、レー
ト変換器とが付加され、加えて位相計算の非線形化が図
られた構成となっている。
作用 本発明は上記構成によってアナログ−ディジタル変換
器で入力PCM信号のクロック周波数に等しいクロックで
アナログ−ディジタル変換し、以降の処理クロックをこ
のサンプリングクロックで行い、変換されたPCM信号か
らサンプリング時刻に対する識別点の時間的位置を示す
識別点位相を位相計算器により計算し、これを入力とし
て識別点検出器によって識別点が検出される都度位相追
従動作するディジタル位相同期回路によりのクロック再
生を行い、これらの各部動作信号であるその識別点位相
及び再生クロック位相及び位相誤差及び打ち抜き数信号
を入力とするデータ判定器でこれの組み合わせによって
データ識別を行うことにより比較的低い処理クロックで
かつ簡単な構成でデータ識別装置を実現するものであ
る。また、NRZI変調された信号に対してはデータの識別
と同時にNRZI復調を行い、さらには、位相同期回路以降
の処理クロック周波数を低くし、出力データの転送レー
トの低減を行い、加えて位相計算の誤差補正による精度
向上を図るものである。
実施例 以下本発明の実施例のデータ識別装置について、図面
を参照しながら説明する。
第1図は本発明の一実施例におけるデータ識別装置の
基本構成を示すものであり、第2図、第3図,第4図,
第5図及び第6図はその信号説明図、第7図は第2図に
第1の機能を付加した実施例の構成図、第8図及び第9
図はその信号説明図、第10図はNRZI復調の説明図、第11
図は第2図の付加部分の実施例の説明図、第12図及び第
13図はその信号波形図、第14図は位相計算器の構成図、
第15図及び第16図はその説明図である。以降、これらの
図中同一機能を有するものは同一の番号を付加しその説
明を省略して説明する。
第1図において50はアナログ−ディジタル変換器であ
り、51は識別点検出器、52は位相計算器、53は減算器、
54はスイッチ、55は低域濾波器、56は加算器、57は遅延
器、58は位相同期回路、59はデータ判定器である。第7
図において60,62は遅延器、61は減算器、63は識別点検
出器、64はバッファゲート、65は位相計算器、66はデー
タ判定器である。第11図において67,69はDフリップフ
ロップ、68は2分周器、70はレート交換ゲートである。
第14図において71は遅延器、72は減算器、73は割り算
器、74はインバータ、75は非線形掛け算器、76は位相計
算器である。
以上のように構成されたデータ識別装置について、以
下その動作について説明する。
まず、第1図において2/7変調され、記録再生された
入力信号はそのクロック周波数に等しい固定のクロック
でサンプリング、量子化されて出力される。ここで本デ
ータ識別装置は入力信号の極大点を識別点として動作す
る。識別点検出器51はアナログ−ディジタル変換器出力
の連続する3点の値S1,S2,S3の間に識別点が発生した場
合、即ち、 S2−S1≧0 かつ S3−S2<0 ……(5) であり、さら疑似ピークの除去のために適当な閾値Ref
を設定して (S2−S1)−(S3−S2)>Ref ……(6) の場合に識別点の検出信号Decを“1"として出力する。
位相計算器52はサンプリング値S1,S2,S3から第2図
(c)に示すようにその識別点の発生時刻を0゜位相と
してサンプリング時刻との相対的時間間隔を位相同期回
路への入力位相φiとして次式で計算して出力する。
減算器53は位相比較器出あり、入力位相φiと再生ク
ロック位相φrとの差を位相誤差φeとして出力する。
スイッチ54は識別点検出信号(Dec)が“1"であった
時、即ち式(7)によって正しい入力位相φiが計算さ
れた時に前記位相誤差φeを出力する。また加算器56は
低域濾波器55の出力Vpと遅延器57の出力を加算し、前記
再生クロック位相φrとして法を360゜とする剰余を出
力すると同時に、打ち抜き数を示す桁上げ信号(Carr
y)として剰余を取る際の変化が(0゜,360゜)の範囲
にある場合には“0"を、その範囲を越えて変化した場合
には、“1"を出力する。加算器56と遅延器57とで電圧制
御発振器が構成され、第2図(e)に示されるように入
力Vpがスイッチ54によって印加されない場合或いはVpと
して0が印加された場合には前記再生クロック位相φr
の値をホールドし、0でないVpが印加された場合にはこ
れを累積即ち積分する形で前記再生クロック位相φrを
出力することになる。結果として、再生クロック位相φ
rは入力位相φiに追従動作し、φiの値を全てのサン
プリング時刻において補間した信号となる。本データ識
別装置のこの入力信号であるPCM信号の打ち抜き情報は
この電圧制御発振器から得られる。、サンプリングクロ
ック周波数が入力PCM信号のクロック周波数と略一致し
たものであるから、概ね1サンプリング周期に1個の打
ち抜き点があり、再生信号の時間軸変動により0個ない
し2個に変化するが、これは加算器56のCarryと一方の
入力であるVpの符号で表される。入力信号のサンプリン
グ周波数がそのクロック周波数とほぼ等しいものである
から通常はデータの打ち抜きは1サンプリング間隔内に
1回であるが、記憶再生に伴う時間ジッターによって0
回ないしは2回の場合が発生する。例えば入力信号のク
ロック周波数が1%高い場合には100サンプリング周期
中に打ち抜きクロック数は101個有るはずであるから100
クロック周期中に打ち抜き回数が2回となる場合が1回
発生する。以上の一連の動作により位相同期回路58は個
々のサンプリングクロックにおける識別点位相として入
力位相φiを、入力PCM信号の瞬時位相として再生クロ
ック位相φrを、打ち抜き数を表す信号としてCarry及
びVpを、さらに位相誤差φeを出力する。データ判定器
59は、この打ち抜き点の個数を表す打ち抜き数指示信号
と識別データを表す符号位置指示信号を出力するもので
あり、この機能を以下に説明する。
打ち抜き数が1処理クロック中に0回の場合をDown=
“1"、2回の場合をUp=“1"としそれ以外の場合をDow
n、Upともに“0"としてUp,Downをデータの打ち抜き数信
号として表し、加算器56の最上位ビットをVpとするとU
p,Downは Up=▲▼・Carry Down=Vp・▲▼ ……(8) で与えられ、第2図(c)に示すように入力信号に識別
点が発生する度に識別点位相φiが出力され、また減算
器53、スイッチ54、低域濾波器55、加算器56、遅延器57
により構成される位相同期回路58によって再生クロック
位相φr及び位相誤差φe及び打ち抜き数指示信号Up,D
ownが得られる。したがって、データの判定は識別点位
相φiで与えられる識別点の位置と、再生クロック位相
φrによって与えられる打ち抜きクロックの位置との対
応を求めることになる。
今、Up,Downともに“0"の時には当該信号処理クロッ
ク周期内での打ち抜き点個数は1であり、識別点の発生
時刻を中心にビット間隔の幅±Tw/2〔秒〕の範囲、即ち
〔−180゜,180゜〕の範囲にある打ち抜き点を符号
“1"、それ以外の打ち抜き点を符号“0"と判断すれば良
い。但し、範囲記号〔X,Y〕はX≦Z<YなるZの範囲
を表す。この場合、識別点位相φiと再生クロック位相
φrの相対的関係から判定することができ、その差を表
す位相誤差φeを用い、また前述の判定範囲が〔−180
゜,180゜〕であることから特に位相誤差の最上位ビット
に注目して判定を行うことが出来る。具体的にはデータ
の判定は請求項(3)記載のデータ識別装置にあるよう
に、識別点位相φi、再生クロック位相φr、位相誤差
φeの最上位ビットを各々φi,φr,φeとすると、第3
図(b)に示すように、識別点が検出された時に正しい
識別点位相が位相計算器52によって計算され、識別点が
検出されたクロック時刻においてこれより以前の1クロ
ック期間中の(d)に示される再生クロック位相でその
位置が表される打ち抜き点に、この識別点が対応する場
合をPresent、識別点が検出されたクロックより1クロ
ック前のに対応する打ち抜き点に対応する場合をPresen
t、1クロック前の打ち抜き点に対応する場合をPastと
して次式となる。
Present=▲▼・▲▼+▲▼・φr・φe+φi・▲▼・φe Past=φi・φr+φi・▲▼・▲▼+▲▼・φr.▲▼ ……
(9) 但し、+は論理和を、・は論理積を表す。
データの判定はさらに、Up,Downが“1"の場合、即ち
当該クロックに打ち抜き点が2個あるいは0個の場合を
考慮する必要がある。この説明を、低域濾波器55を前記
従来例のように減衰器とし、この減衰器出力を“+1",
“0",“+1"の3値に制限して簡単化して行う。この場
合、電圧制御発振器出力である再生クロック位相φrは
急峻な変化は起こらない。第4図にUp=“1"の場合を、
第5図にDown=“1"の場合の例を示す。この時のデータ
の判定は第2図(f)及び(g)に示すように上記Pres
ent,PastとUp,Downの組合せから行われ、データ判定器5
9は、当該処理クロックにおける打ち抜き点の個数を表
す打ち抜き点数指示信号であるUp,Downと、これらによ
り与えらえる打ち抜き点に符号“0"及び"1"を対応させ
る符号位置指示信号Pos1、Pos2の都合4ビットとなる。
これらのとり得る組合わせを第6図に示す。この判定式
を表すと次式となる。
Post1=Dnorm・Dpresent・Dpeak+Dup・Dpeak+Ddown・Normt・Peak+Dnorm・No
rm・Past・Peak Post2=Dup・Norm・Past・Peak+Ddown・Up・Dpeak……
(10) 但し、 Norm=Up・Downであり、 Dup,Ddown,Dnorm,Dpresent,Dpast,Dpeakは各々Up,Down,
Norm,Presnt,Past,Peakを処理クロックの1周期だけ遅
延させたものである。また、打ち抜き数指示信号として
はUp,Downを出力するものとする。
以上の一連の動作によれば、識別点とサンプリングク
ロックの相対的時間関係である識別点位相の計算、ディ
ジタル位相同期回路によるクロック成分の再生、識別デ
ータの判定出力を行うことが出来る。
このデータ識別装置において、位相同期回路の自走周
波数の安定度は処理クロックに依存し、従って水晶精度
とすることができ、高安定である。このため入力信号で
ある再生信号にドロップアウトが生じた場合にも再生ク
ロック位相φrを保持動作することにより、再生クロッ
ク位相の誤差を極めて小さくできる。またデータの識別
は請求項(3)記載の各位相信号の最上位ビット及び打
ち抜き数指示信号の組合わせで実現でき、簡単な回路構
成で実現できる。さらにこの場合の処理クロックは従来
例の8−10変換の場合と比べてPCM信号のクロック周波
数に等しい周波数であり、比較的低い周波数でよいとい
うデータ識別装置が実現出来る。
なお、本実施例では2/7変調された入力信号のピーク
検出によるデータ識別に際して、ディジタル信号処理で
ピークである識別点を求めたが、前記従来例の微分器を
記憶再生装置の内に含まれるとみなして、前記アナログ
−ディジタル変換の前で前記従来例の微分器を用いて識
別点を立ち下がり零交差点に変換した信号を本データ識
別装置の帯域制限された入力信号として、アナログ−デ
ィジタル変換してデータ識別を行っても差し支えなく、
この場合の位相計算器の機能は前述の例で正のピークの
位置を求めたのに対して、立ち下がりの零交差点の位置
を求めるものであり、識別点検出器が正のピークの発生
を検出したものであるに対して立ち下がり零交差点の発
生を検出したものとなる。
2/7変調の場合最小符号間隔はビット間隔の3倍であ
るため識別点の発生は少なくとも2クロック以上離れた
ものとなる。入力位相φiが加わらないときには位相同
期回路の再生クロック位相φrは保持動作しており、従
って位相同期回路の動作クロック周期は前記処理クロッ
ク周期の2倍であっても良い。請求項(2)記載のデー
タ識別装置はこの性質を利用したものであり、第7図の
構成図及び第8図の信号説明図に示すように位相同期回
路の処理クロック周期をサンプリング周期の2倍とする
ものである。第7図においては第1図の位相計算器52の
第(7)式の計算に際して(S2−S1)及び(S3−S2)の
計算を遅延器60と減算器61による差分器と遅延器62で実
現し、 (S2−S1)=X1、(S3−S2)=X2 ……(11) として、式(5)及び(6)を識別点検出器51により X1≧0 かつ X2<0 ……(12) X1−X2>REF ……(13) とし、式(7)を位相計算器65により として計算したものであり、基本的動作は同一であり、
遅延器60,62、減算器61、識別点検出器63及び位相計算
器65は位相計算器52及び識別点検出器51の詳細を示すも
のである。
サンプリングクロック及び識別点検出器の処理クロッ
ク等を処理クロック1、位相同期回路の処理クロックを
処理クロック2とすると、処理クロック2の1周期に対
して処理クロック1は2周期となるため、バッファゲー
ト64により識別点発生のタイミングを分けて考え、処理
クロック2においても、識別点が前側の半周期、即ち処
理クロック1の1周期に発生した場合に前側識別点検出
器信号Decfを後側の1周期に発生した場合に後側識別点
検出信号Decrによって識別点発生のタイミングを指示す
る。この場合、位相同期回路58のスイッチ54の制御入力
信号Decは、 Dec=Decf+Decr ……(15) となる。バッファゲート64は同時に前記連続するX1,X2
を出力保持する。この場合、処理クロック2の1周期内
にデータの打ち抜きは通常2個あり、Upが“1"の時には
3個、Downが“1"の時には1個あることになり、データ
の定は当該処理クロックにおいて前述のデータの判定方
法と同様に行なう。具体的には,Up,Down共に“0"の場合
には、存在する2個の打ち抜きを各々前側識別点検出信
号及び後側識別点信号で特定しさらに前述の式(9)で
求められるPast,Presentを用いて補正する。またUpある
いはDownが“1"である場合にも前述の式(7)と同様に
識別データを判定する。この時の判定式をFpeak、Rpeak
が得られた当該処理クロックにおけるUp,DownをUp2,Dow
n2とし1クロック以前のUp,DownをUp1,Down1として次式
に示す。
Pos1=Dup1・Dnorm2+Dnorm1・Ddown2+Dup1・Ddown2)・Drpeak +(Down1・Dnorm2+Dnorm1・Dup2+Ddown1・Dup2)・Dfpuak +Up1・Norm2・Fpeak+Up1・Down2・Fpeak+Dnorm1・Dnorm2・(Dpresent・Dfpe
ak +Dpast・Drpeak)+Norm1・Norm2・Past・Fpeak Pos2=D(Ddown1・Dnorm2+Dnorm1・Dup2+Ddown1・Dup2)・Drpeak +Dnorm1・Ddown2・Dfpeak+Up1・Norm2・Fpeak+Up1・Down2 Fpeak +Dnorm1・Dnorm2・Dpresent・Rpeak ……(15) 但し、 Norm1=Up1・Down1,Norm2=Up2・Down2であり、Dup1,
Dup2,Ddown1,Ddown2,Dfpeak,Dpresent,Dpastは各々Up1,
Up2,Down1,Down2,Fpeak,Present、Pastを処理クロック
2の1周期だけ遅延させたものである。ここで打ち抜き
数指示信号はDup1,Ddown1,Dup2,Ddown2を出力するもの
とする。
この時出力信号は第8図(i)に示すように符号位置
指示信号であるPos1,Pos2の2ビットと打ち抜き信号で
あるUp,Down2ビットの計4ビットとなり、これらの組合
わせは第9図に示す場合に分けることが出来る。
なお、上述のデータ識別装置の動作においては請求項
(4)記載のように識別点は極大値のみである必要はな
くて極小点でも良く、さらにその両方であっても良い。
例えば固定磁気ディスクの再生信号のデータ識別装置に
おいては記録再生特徴が微分特性を示すためにNRZI変調
された信号が記録再生され、再生信号の極大点及び極小
点が識別点とされるが、このような場合にも本発明のデ
ータ識別装置は有効である。
光ディスクにおいては第10図(a)に示すように2/7
変調がかけられたデータが記憶され、(b)に示すよう
な再生信号の極大点の検出によりデータの識別が行われ
る。さらに記録密度を向上させるためには、(c)に示
すように、前述の2/7変調に加えてノンリターンツーゼ
ロ変調(Non Return to zero、以下NRZI変調)がかけら
れ最短記録波長を大きくしつつビット記録密度の増加が
図られる。この場合、通常は再生信号において前述の第
2の従来例のようなレベル検出を行った後、NRZI復調が
行われる、請求項(5)記載のデータ識別装置において
はその構成は第1図と同様であるが、適当な閾値を設け
て連続する2サンプリング値から入力信号がこの閾値と
交差したときに識別点検出信号を出力し、位相計算器は
前述の従来例第14図の位相計算器と同様に識別点の発生
時刻とサンプリング時刻との相対的時間間隔を出力す
る。位相計算以降位の相同期回路及びデータ判定器は前
述の第1図あるいは第7図のデータ識別装置と同様の動
作を行う。この場合、識別データ出力はNRZI復調された
データが出力される。
第11図は請求項(6)記載のデータ識別装置の一実施
例のレート変換部を示したものであり、第13図はその動
作信号波形を示している。第1図あるいは第7図のデー
タ判定器出力にさらにこのレート変換器が接続されてデ
ータ識別装置が構成される。データ判定器の出力である
打ち抜き数指示信号2ビット符号位置指示信号2ビット
識別データ出力1ビット、再生クロック信号1ビットの
合計2ビットにパラレル−シリアル変換するレート変換
器の構成図であり、N=4の場合である。Dフリップフ
ロップ67は第13図(a)に示される符号位置指示信号及
び(b)で示される打ち抜き数指示信号を1クロック遅
延して出力する。2分周器68は処理クロック2を2分周
し処理クロック3として出力し、Dフリップフロップ69
は処理クロック3によって前記符号位置指示信号、打ち
抜き数指示信号及びDフリップフロップ67の出力とを保
持して出力し、したがってDフリップフロップ69の出力
には(d)及び(e)のように処理クロック1の4周期
分の識別データ出力が得られる。第12図にこれらの関数
を示す。ゲート70の処理クロック3は処理クロック1の
5倍の周波数であり、Dフリップフロップ69の出力であ
ると打ち抜き数指示信号の加算値を再生クロック数とし
て(i)のように出力すると同時に、前記Dフリップフ
ロップ69の出力である符号位置指示信号から再生クロッ
ク位置に対応した識別データを(h)のように出力す
る。以上の一連の動作によれば識別データ信号及び再生
クロック信号を本来のビットレートの4分の5倍で出力
することができ、従来のデータ識別装置と同程度の転送
レートで出力できる。
また、位相計算器により計算される識別点位相の値は
式(7)による2次補間によるため、第15図に示すよう
に最大32.9゜程度の誤差を持つ。これは直接的に識別マ
ージンの悪化をきたし、識別誤りの原因となる。第14図
はこれを改善する請求項(6)記載の位相計算器の構成
を示すものである。図は第7図の実施例における位相計
算器の詳細図であり、入力信号の連続する3サンプリン
グ値から識別点位相φiを求める場合を示している。ま
ず、遅延器71は第7図の遅延器62に対応する遅延器であ
り、サンプリングされた差分がとられた信号X1,X2を得
る。減算器72は(X2−X1)を計算し、割り算器73は式
(5)の第1項の割り算を行う割り算器であり、インバ
ータ74は割り算器73の出力の最上位ビットを反転させる
ことによって第2項の180゜の加算を行う。非線形掛け
算器75は次式の計算を行い出力する。
第16図(a)及び(b)は真の位相値に対する誤差を
各各式(7)と式(14)の場合について示したものであ
り、上述(14)で計算されるψiを位相計算器出力とす
ることによって誤差の絶対値を最大7゜以下にすること
が可能であり、その構成も場合分けのための比較器と一
定の係数を乗ずるための複数の加算器で実現できる。
発明の効果 本発明は、自走周波数が水晶精度と高安定であり、ま
た識別点位相、再生クロック位相、位相誤差の最上位ビ
ット、及び打ち抜き情報の組合せによってデータの識別
を行うことにより簡便な構成で実現できるデータ識別装
置を提供するものである。さらに信号処理クロック周波
数も比較的低くてすみ、加えて位相同期部及びデータ判
定部の処理クロック周期を入力信号のクロック周期の2
倍とし出力を4ビットのパラレルデータとすることによ
りその出力転送レートも低く設定でき、識別点位相計算
も演算の組合わせで実現できる集積化に適した優れたデ
ータ識別装置が実現できるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例におけるデータ識別装置の構
成を示すブロック図、第2図,第3図,第4図,第5図
及び第6図はその信号波形図である。第7図は第2の実
施例の構成図、第8図及び第9図はその信号説明図、第
10図は第3の実施例の信号波形図、第11図は第4の実施
例の要部構成図、第12図及び第13図はその信号説明図で
ある。第14図は第5の実施例の要部構成図、第15図及び
第16図は位相計算誤差の説明図である。第17図は従来の
データ識別装置の第1の構成図、第18図はその信号波形
図、第19図は第2の構成図、第20図はその信号波形図で
ある。 1……微分器、2,3……比較器、4……ANDゲート、5…
…パルス幅整形器、6,17,58……位相同期回路、7,67,69
……D−フリップフロップ、8,50……アナログ−ディジ
タル変換器、9,16,57,60,62,71……遅延器、10……符号
判定器、11,52,65,76……位相計算器、12,53,61,72……
減算器、13,54……スイッチ、14……減衰器、15,56……
加算器、18,59,66……データ判定器、51,63……識別点
検出器、55……低域炉波器、64……バッファゲート、68
……2分周器、70……レート変換ゲート、73……割り算
器、74……インバータ、75……非線形掛け算器。

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】帯域制限されたPCM信号を入力信号としそ
    のクロック周波数に等しいサンプリングクロックでサン
    プリングし量子化して出力するアナログ−ディジタル変
    換器と、前記アナログ−ディジタル変換器の出力からの
    前記入力信号に識別点が発生したことを検出し出力する
    識別点検出器と、前記サンプリングクロックを処理クロ
    ックとして前記アナログ−ディジタル変換器出力から前
    記入力信号の識別点の発生時刻と前記サンプリング時刻
    との相対値である識別点位相を計算して出力する位相計
    算器と、前記位相計算器出力及び前記識別点検出器出力
    を入力とし前記処理クロックにおける前記入力信号のク
    ロック成分の瞬時位相を表す再生クロック位相を前記識
    別点位相との差である位相誤差を0にするように位相追
    従させて出力すると同時に前記各々の処理クロック間に
    おける前記PCM入力信号のクロック数の推定値を表すデ
    ータ打ち抜き数を出力しさらに前記再生クロック位相及
    び前記識別点位相と前記位相誤差を出力する位相同期回
    路と、前記識別点検出器出力と前記識別点位相と前記打
    ち抜き数と前記再生クロック位相と前記位相誤差とを入
    力としてこれら信号の特定の組み合わせによって識別デ
    ータと打ち抜きクロック信号とを出力するデータ判定器
    とを備えたデータ識別装置。
  2. 【請求項2】最小符号間隔がそのビット間隔の3倍以上
    である変調方式で変調された入力信号に対して、識別点
    検出器出力とアナログ−ディジタル変換器出力とを入力
    とし、その処理クロックを奇偶タイミングにわけて奇数
    番目に識別点が発生したときに1クロック保持して出力
    すると同時に前側識別点信号を出力し、偶数番目に発生
    したときにはこれを保持せず出力すると同時に後側識別
    点信号を出力するバッファを付加し、前記バッファ出力
    を入力とし前記処理クロック周期の2倍の処理クロック
    周期で位相計算器及び位相同期回路及びデータ判定器と
    を動作させる請求項(1)記載のデータ識別装置。
  3. 【請求項3】データ判定器は識別点位相の最上位ビット
    及び打ち抜き数及び再生クロック位相の最上位ビット及
    び位相誤差の最上位ビットを入力としこれらの組み合わ
    せによって識別データ及び打ち抜きクロック信号を出力
    する請求項(1)または(2)記載のデータ識別装置。
  4. 【請求項4】入力信号はNRZI変調された信号であり、識
    別点はレベル交差点であって、連続する2サンプリング
    値の関係により識別点を検出し、前記連続する2サンプ
    リング点より識別点を検出し、前記連続する2サンプリ
    ング点より求まり、NRZI復調した結果を出力することを
    特徴とする請求項(1)記載のデータ識別装置。
  5. 【請求項5】データ判定器出力をPCM信号クロックのN
    周期分記憶し、識別データと再生クロックをN/(N+
    1)倍の周期で出力するレート変換器を備えた請求項
    (1)または(2)記載のデータ識別装置。
  6. 【請求項6】位相計算器はその2つの連続するサンプリ
    ング値あるいはその減算値の2つの連続する値の減算を
    行う減算器と、前記2つの入力信号の一方と前記減算器
    と割り算を行う割り算器と、前記減算器と割り算器によ
    り発生する位相計算の誤差特性の逆特性に類似の特性を
    乗じることによりその位相計算誤差を補正する非線形補
    正器とによりなることを特徴とする請求項(1)または
    (2)記載のデータ識別装置。
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