JP2802027B2 - デジタル・データ格納チャネルの非同期デジタルしきい値検出器 - Google Patents

デジタル・データ格納チャネルの非同期デジタルしきい値検出器

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JP2802027B2
JP2802027B2 JP5305368A JP30536893A JP2802027B2 JP 2802027 B2 JP2802027 B2 JP 2802027B2 JP 5305368 A JP5305368 A JP 5305368A JP 30536893 A JP30536893 A JP 30536893A JP 2802027 B2 JP2802027 B2 JP 2802027B2
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コンスタンチン・マイケル・メラス
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    • H03KPULSE TECHNIQUE
    • H03K5/00Manipulating of pulses not covered by one of the other main groups of this subclass
    • H03K5/153Arrangements in which a pulse is delivered at the instant when a predetermined characteristic of an input signal is present or at a fixed time interval after this instant
    • H03K5/1536Zero-crossing detectors
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B20/00Signal processing not specific to the method of recording or reproducing; Circuits therefor
    • G11B20/10Digital recording or reproducing
    • G11B20/10009Improvement or modification of read or write signals

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  • Nonlinear Science (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
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  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一般的にはゼロ交差し
きい値検出器に関し、特に非同期サンプリング・ウィン
ドウ内の検出位置を表わすデジタル出力信号を与えるデ
ジタル・ゼロ交差検出器に関する。
【0002】
【従来の技術】データ記憶技術では、バイナリ・データ
がコーディングされ、光や磁気の一連の遷移として光媒
体や磁気媒体に記憶される。記憶データの検索では、記
録チャネル内のデコーディング・システムを検出して、
記憶媒体に隣接した磁気変換器や光変換器によって生成
されたセルフ・クロッキング型アナログ信号波形から元
のバイナリ・データと同期クロックを再生する必要があ
る。セルフ・クロッキング型データ信号から同期クロッ
クとデータを抽出する問題を解決するため、当業者から
多くの案が出されている。こうした問題には、実際の遷
移と単なるノイズ・パルスの区別、同期データ・クロッ
ク信号を正確に再生して、位相コーディングされたデー
タのデコーディングを正確にする等がある。こうした記
録チャネルの要素として重要なのは、波形の遷移すなわ
ち「ゼロ交差」の検出器であり、これは、セルフ・クロ
ッキング型波形遷移それぞれの相対的なタイミングや位
相を精密に判定するために必要である。
【0003】従来のアナログ・パルス検出器は、アナロ
グ電子装置に普通にみられる欠点の影響を受ける。高価
で大きく、時間と共に校正のズレに影響される。また一
般にアナログ・パルス検出器は、所定の狭い範囲のチャ
ネル・データ・レートに合わせられ、記憶媒体のデータ
検索システムはチャネル・データ・レートが大きく制限
される。これまでのデータ・パルス或いは遷移相の検出
器のデジタル・システムは、普通、周知のアナログ検出
方式を個別信号で実現したものに依存している。例えば
アナログ信号波形はまず、位相同期回路(PLL)方式
によってサンプリングされデジタル化される。次にサン
プルがデジタルに処理され、不要な周波数成分が取除か
れ、同期クロックとデータが再生される。従来技術に
は、チャネル波形の遷移相検出器を完全にデジタル化す
る必要が想定されていることは明らかである。つまり記
録チャネルのデータ信号波形でセルフ・クロッキング型
データ・パルスを、幅広いデータ・レート範囲にわたっ
て正確に検出できるデジタル・システムである。この大
きなニーズが対象とするのは、高速なサンプリング手法
が不経済であるために、中間の非同期サンプリング・レ
ートで同期データを正確に検出することである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来のデジタル・コン
ピュータ・プログラムは、アナログ記録チャネルの機能
をシミュレートするものであるが、このような方式は高
いサンプリング・レートを要するので、リアルタイム・
ハードウェアでの実現がコスト高になり難しくなる。デ
ジタル化の難しさは、部分的には非同期アナログ信号の
サンプリング・レートを低くすることによって解決でき
る。しかし、非同期サンプリング・レートを低くする
と、ゼロ交差検出時間の不確かさが大きくなる。そのた
めジッタひずみが生じ、記録チャネルのビット誤り率
(BER)が増加する。
【0005】当業者は低いサンプリング・レートでジッ
タを少なくするためにサンプル間補間を改良している。
例えばH. Alfkeらによる米国特許第4412339号
は、デジタルFSKモデムの等時ひずみを少なくするた
めのゼロ交差補間器を示している。Alfke らはゼロ交差
検出精度を改良するためには、高速な内部クロックを追
加して、符号変化が検出されるまで、各入力サンプル対
の間の線形勾配に沿って検出器をステップさせることを
示唆する。すなわち、この方式では同じ高速デジタル装
置が必要であり、サンプリング・レートを高くすれば不
利になる。更に、Alfke らはデジタル装置の使用を勧め
ているが、そのゼロ交差補間器の出力は、単純なアナロ
グ・タイミング・ゲートであって、アナログ式のゼロ交
差検出器の実現に影響を与える同じアナログ誤差ソース
の影響を受けやすい。
【0006】Arthur P. Geffonによる米国特許第416
5491号は、ノイズが存在する場合にデータ信号のゼ
ロ交差点を検出する回路を示している。ここでは、ノイ
ズから生じると仮定されるゼロ交差をなくすためのパル
ス定性方式が提案される。Geffonはしかし、デジタルに
サンプルされた信号のゼロ交差を検出する方法は考慮し
ておらず提案してもいない。
【0007】Donald S. Petersonらによる米国特許第4
749879号は、バイナリ・コーディングされたアナ
ログ信号波形の遷移を検出する方法を示している。Pete
rsonらが示唆するのは、第2次微分ステップによって第
2導出信号を与えることで、そのアナログ回路のノイズ
耐性を改良するということである。彼らはしかし、デジ
タル・サンプリングされた信号波形のしきい値遷移を検
出する手段は考慮していないし提案してもいない。この
他、改良されたアナログ検出器に関する同様の指摘は、
米国特許第3593166号、同第3916328号、
同第3955102号、同第4132909号、同第4
151427号、同第4268764号、同第4480
200号、同第4795915号、及び同第50013
64号に見られる。これまでの技術にはなお、デジタル
補間方式を取入れて、非同期サンプリング・レートを比
較的低くして正確な遷移タイミング出力を与えるデジタ
ル・ゼロ交差検出器にはっきりしたニーズがみられる。
この条件は特に、アナログ素子を使用せずに、低出力、
シングル・チップのデジタル集積回路にそっくり実現す
べき現在のデジタル記録チャネルには重要である。従来
の技術には、これに関して未解決の問題や欠点がはっき
り認められ、これは本発明によって、以下に述べるよう
にして解決される。
【0008】本発明の目的は、非同期サンプリング・レ
ートを低くしてゼロ交差精度を改良することである。本
発明の他の目的は、アナログ要素に依存することなく、
一連のデジタル・サンプルでしきい値交差を検出するこ
とである。
【0009】本発明の特徴と利点は、ゼロ交差の検出が
nビットのデジタル・ワードの形で表現されることにあ
り、その精度はアナログ信号のタイミングをどのように
捉えるかに依存しない。
【0010】
【課題を解決するための手段】
【数1】 は以降ハットtと記載する。
【0011】本発明は、非同期デジタル・チャネルに用
いることを想定したゼロ交差しきい値検出器をもたらす
ものである。これはセルフ・クロッキング・データがコ
ーディングされた、デジタル化された信号波形を受取
り、サンプル期間内のゼロ交差の相対時間を出力する。
このデジタル出力は(埋込まれたデータとクロック信号
の復元に用いるもの)、1992年10月28日付け米
国特許出願第967588号明細書に記載の離散的時間
制御ループ(DTCL)によって直接用いられるデジタ
ル形式である。
【0012】本発明の非同期デジタルしきい値検出器
(ADTD)は、以下のステップにより、1つのサンプ
リング間隔内のゼロ交差到着時間を推定する。まず検出
器は、ゼロ交差が生じたかどうかを判定するために、隣
接したサンプル対の符号変化を調べる。次にサンプリン
グ・レートが上位サンプリング・レートから、上位の正
確に1/2である下位サンプリング・レートに変換され
る。その間、ADTDは最初に新しい長いサンプリング
周期の1/2にゼロ交差が含まれているかどうかを判定
する。ADTDは最後に予測サブセル時間を判定する。
すなわち、短いサンプリング周期内のゼロ交差の比例時
間ハットtを判定するために、線形補間式を解く(図1
(b))。検出器出力はゼロ交差点における長いサンプ
リング間隔内の経過時間の推定分数を表わすnビットの
デジタル信号である(図1(a)のt/Td)。
【0013】
【実施例】図1は、サンプリング間隔(図1(b)のT
s=Td/2)とセルフ・クロッキング・データ間隔(図
1aのTd )の関係を示す。本発明のADTDは、推定
サブセル時間ハットt(図1(b))を判定し、t/T
d 比(図1(a))のデジタル表現に変換する。
【0014】図2は、本発明のADTD10と光データ
記憶媒体または磁気データ記憶媒体12の関係を示す。
説明のためにピーク検出チャネルを実現する処理を示し
ている。媒体12の磁気遷移または光遷移は、従来の有
用な方法により変換器14によって検出される。変換器
出力信号16はアナログ機能18(普通は複数)に与え
られる。アナログ機能は、前置増幅器、自動利得制御
(AGC)、及びアンチ・エリアス(ローパス)フィル
タリングを含む。得られるアナログ・データ信号波形2
0は、波形プレプロセッサ22に送られ、信号の微分、
パルス定性化、及びA/D(アナログ/デジタル)変換
が従来の有用な方法で行われる。A/D変換器24のA
/Dサンプリング・レートはサンプリング・クロック発
生器26によって制御される。発生器26は、信号波形
20のセルフ・クロッキング・データ・レートの2倍で
サンプリング・クロック信号Fs=2Fdを生成する。デ
ジタル・サンプル信号{S}はサンプル・バス28を通
してADTD10に送られる。パルス認定器30は、パ
ルス認定フラグを生成し、これがライン32を通してA
DTD10に送られる。パルス認定フラグは、信号パル
スとノイズ・パルスを従来の有用な方法で区別し、認定
されたパルスまたは遷移を含むサンプリング間隔Ts
に生成される。
【0015】図2のADTD10は、パルス検出器3
4、2X/1X変換器36、及び時間発生器38を含
む。変換器36は、発生器26からのサンプリング・レ
ートFsとデータ・クロックレートFd=Fs/2の2つ
のクロック・レートで動作する。ADTD10は2つの
デジタル出力を与える。データ・クロック間隔(t/T
d)内のしきい値遷移の相対位置を表わすデジタル信号
は、データ・バス40に送られ、パルス検出フラグ(P
DF)がライン42に送られる。ライン42は、検出さ
れ変調されたしきい値遷移を含むデータ・クロック間隔
d 全体で高レベル状態である。
【0016】図2に示す通り、バス40とライン42は
DTCL(Discrete Time ControlLoop)44につなが
り、先に引用した特許出願に従ってリードバック・チャ
ネルが処理される。デジタル/アナログ変換とPLL信
号処理等、この他の方法でも、データと同期クロックの
信号をADTD10のデジタル出力からバス40とライ
ン42で抽出することができる。
【0017】波形プレプロセッサ22では、信号微分器
46がデータ信号波形20を微分し、波形のピークを従
来の有用な方法でゼロ交差遷移に変換する。媒体12が
テープ・ドライブ48の磁気テープまたは直接アクセス
記憶装置(DASD)50の磁気ディスク面から成る場
合、復元されたデータは波形20にピークまたはパルス
として現われる。このパルスの検出には、信号微分器4
6内の微分が必要である。ただし、媒体が光ディスク5
2にあるような光媒体である場合、信号はPWM( Pul
se-Width-Modulated)され、復元されたデータは、可変
且つ所定のしきい値を通して波形遷移としてコーディン
グされる。このような用途の場合、信号微分器46は不
要であり、従来のしきい値に応じた信号処理に換える必
要がある。いずれにしろ、パルス検出器34は、ゼロを
通過する信号波形遷移を実際に検出しなければならな
い。パルス検出器34の動作状態は図3を参照すれば分
かりやすい。
【0018】図3で、ライン32のパルス認定フラグは
レジスタ54に格納される。レジスタ56は、遅延した
パルス認定フラグの値を格納し、ORゲート58はライ
ン60に活動化認定フラグを与え、現在の(i)番目ま
たは直前の(i−1)番目のサンプリング間隔Tsに認
定検出があればこのフラグが生成される。
【0019】バス28のデジタル信号はライン28aの
符号ビットとバス28bの残りの7ビットの仮数部に2
分される。レジスタ66、68は、現在のサンプルSi
の符号と直前のサンプルSi-1 の符号を格納し、それら
が比較される。XORゲート70はライン72に検出フ
ラグを与える。このラインはSiとSi-1に符号の違いが
ある時は高レベル状態である。ANDゲート74はライ
ン60の活動化認定フラグとライン72の遷移検出フラ
グを組合わせ、出力ライン76に検出フラグDFi を与
える。
【0020】7ビットのレジスタ78、80は、隣接し
たサンプル対(Si-1、Si)を表わす対になったデジタ
ル信号(yk-1、yk)を組合わせるよう働く。すなわ
ち、現在のデジタル信号yk はバス82を通して引渡さ
れ(その符号はライン82aを送られる)、遅延したデ
ジタル信号yk-1 はバス86を通して引渡される(その
符号はライン86aを送られる)。バス82、86とフ
ラグ・ライン76は隣接したデジタル信号対と関連する
検出フラグを変換器36(図1)に送る。
【0021】変換器36は図4を参照すれば分かりやす
い。変換器36は「デシメータ」(decimator )として
機能する。つまりデジタル信号対を1つのデジタル信号
に置換える。入力レジスタ90、92はサンプル・クロ
ック・レートFs でクロックされる。レジスタ90は遅
れ信号値yk-1を格納する。レジスタ92はDFi検出フ
ラグを格納する。これは現在のTs間隔内の検出を指示
する。現在の信号yk(バス82)は、直接、マルチプ
レクサ94の第1入力に与えられる。遅れ信号yk-1
マルチプレクサ94の第2入力ともう1つのマルチプレ
クサ96の第1入力に与えられ、マルチプレクサ96の
第2入力にはyk-2 が与えられる。これは単に、1つ追
加されるサンプリング・クロック間隔Tsだけ遅れたy
k-1である。最後の2つのマルチプレクサ98、100
がその第1入力に検出フラグDFiを、第2入力にバイ
ナリ"0"または"1"を受取る(図4)。従って、検出フ
ラグDFiはレジスタ92を通してサンプリング・クロ
ックFsによってクロックされ、マルチプレクサ94乃
至100への入力はレジスタ102、104、106、
及び108に引渡される。ここで分かるように、変換器
36はゼロ交差が生じるサブセルにおいて隣接したデジ
タル信号と検出フラグを選択する(1つのゼロ交差の最
大値は公称サンプリング周期毎に生じると仮定)。
【0022】変換器36は、ゼロ交差が生じる公称サン
プル周期Td=2Tsの1/2に従って予測ゼロ交差時間
のMSBをセットする。変換器36はまた、バス110
の現在のデジタル信号ykとバス112の遅延したデジ
タル信号yk-1を保持し、認定された隣接するサンプル
対(Si-1、Si)を表わす。この対は2つのTs 周期の
間は保持され、時間発生器38に送られて追加処理され
る。ライン114のMSBもTd=2Tsの間は保持さ
れ、時間発生器38に送られて、後述するように最終遷
移時間比の最上位ビット(MSB)になる。最後にライ
ン116の検出フラグDFiは、ライン76のDFiの1
/2レートに等しい。すなわちライン116は、認定さ
れたしきい値遷移が、隣接した2つのサンプル間隔2T
s=Td内に検出されていれば検出フラグを伝える。
【0023】図5は、時間発生器38の実施例の詳細を
示す。発生器38の目的は、レジスタ102、104
(図4)に保持された隣接するサンプル対(Si-1
i)を表わすデジタル信号(yk-1、yk)に遷移検出
を関係づける補間式を解くことによって、ゼロ交差到着
時間を推定することである。この対はバス110、11
2から発生器38に入力される。バス110の8ビット
のデジタル信号は分割され、MSBがライン110b
に、残り7ビットの仮数部がライン110aに現われる
(図5)。同様に7つのLSBが図5のバス112bに
与えられる。バス112からのMSB(図4)は不要で
あり、ライン116のDFi とライン110bの符号ビ
ットの組合わせによって示される。
【0024】発生器38は、検出をサンプル対
(Si-1、Si)に関係づける任意の有用な補間式を解
く。本発明者は次の簡単な線形補間式を使用する。
【数2】
【0025】ここでykはサンプルSiと同等の中間デジ
タル信号である。有効なゼロ交差の場合、ykの符号は
k-1の逆であり、上の式は次のように書き換えること
ができる。
【数3】
【0026】これにより符号ビットが消去され、前の補
間式の評価が簡素化される。
【0027】図5で、分母|yk−yk-1|はまず分母信
号バス118で判定される。これはマルチプレクサ12
0、122と加算器124によって次のように行われ
る。yk がライン110bで正の符号を持つ時、マルチ
プレクサ120は、現在の信号ykの絶対値を選択し、
マルチプレクサ122は遅れ信号yk-1の絶対値を選択
する。yk の符号が負のとき、これら2つのデジタル信
号の2の補数が選択される。加算器124は選択された
2つの7ビット・デジタル信号を加算し、分母信号|y
k−yk-1|をバス118に与える。
【0028】分母信号118は次に、反復マップ126
等、任意の有用な手段によって反転される。マップ12
6は、256ビットのルックアップ・テーブル等、従来
の有用な方法で動作し、12ビット出力の反復信号をバ
ス128に与える。加算器130は、マルチプレクサ1
22で選択された遅れデジタル信号yk-1 を、その符号
ビットに応じて変調し、|yk-1| の絶対値をバス13
2に出力する。乗算器134は、バス128の12ビッ
トの反復出力信号をバス132の7ビットの分子にか
け、結果から14のLSBを捨て、5ビットのゼロ交差
信号をバス136に残す。この信号は次に、レジスタ1
38に1つのサンプル間隔に対して格納され、発生器3
8の他の部分と動作の同期をとるために必要な遅延を追
加する。出力の予測ゼロ交差信号t/Td は最終的にバ
ス40に与えられ、MSBはライン40aに出力され、
隣接した2つのサンプリング周期Ts のうちどちらにイ
ベントがあるかを指示する。
【0029】本発明者は、図2乃至図5に示した好適な
実施例を、与えられたサンプルが認定しきい値上にある
かどうかを示すしきい値トラッキング・ビット、バス2
8の8ビット入力サンプルを使用し、6ビットの予測時
間をバス40に、有効サンプル・フラグ(PDF)をラ
イン42に出力してシミュレートした。CMOS II
技術で実施した場合、ADTD10には約1500のゲ
ートが必要である。好適な実施例はまた、磁気テープ・
データ記憶システムにも実現された。
【0030】本発明者は更に、この実施例をAPLでシ
ミュレートし、ADTD10の実性能が理論上の簡単な
補間式にかなり近づくことを確認した。隣接したデジタ
ル信号対を可能な限り組合わせてAPLのビット毎の回
路シミュレーションに用いた。シミュレートしたADT
D10の出力は、線形補間式(図5)の理論解と比較
し、結果を図6に示した。
【0031】図6でykは0.5に固定し、yk-1は可能
な値の全範囲にわたって変化させた(範囲は全て単位に
正規化)。シミュレート結果は理論上の結果にかなり近
い。図7でyk-1は0.5に固定し、ykは可能な値の全
範囲にわたって変化させた。ここでもシミュレートした
ADTD10の性能は、可能な入力の全範囲にわたって
予想出力に近い。図6、図7の2つの曲線の差は量子化
誤差による。
【0032】
【発明の効果】本発明のADTDは、アナログ要素に依
存することなく、一連のデジタル・サンプルのしきい値
交差を正確に検出する。ADTDは全てデジタルである
ので、CMOS技術を利用した低出力構造に組込むこと
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】あるサンプリング間隔の信号波形のゼロ交差を
示す図である。
【図2】本発明のADTDと記録チャネルの他の要素と
の関係を示すブロック図である。
【図3】本発明のADTDのパルス検出器要素の好適な
実施例を示すブロック図である。
【図4】本発明のADTDの2X/1X変換器要素の好
適な実施例を示すブロック図である。
【図5】本発明のADTDの時間発生器要素の好適な実
施例を示すブロック図である。
【図6】本発明のADTDの性能の1例を示す図であ
る。
【図7】本発明のADTDの性能の1例を示す図であ
る。
【符号の説明】
10 ADTD 12 光/磁気媒体 14 変換器 18 アナログ機能 22 波形プレプロセッサ 24 A/D変換器 26 サンプリング・クロック発生器 30 パルス認定器 34 パルス検出器 36 2X/1X変換器 38 時間発生器 44 DTCL
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ロバート・アレン・ハッキンス アメリカ合衆国95730、アリゾナ州ツー ソン、イースト・ニカラグア・プレイス 9797 (72)発明者 コンスタンチン・マイケル・メラス アメリカ合衆国95032、カリフォルニア 州ロス・ガトス、ケネディ・ロード 16281 (72)発明者 パンタス・スタージャ アメリカ合衆国95129、カリフォルニア 州サン・ホセ、スプリングウッド・ドラ イブ 781 (56)参考文献 特開 平1−317274(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G11B 20/10 321

Claims (11)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】データ・クロック・レートFd の信号波形
    のしきい値遷移の時間tを非同期に検出する方法であっ
    て、 (a)上記信号波形を、第1のサンプリング間隔Ts
    逆数に等しい第1のクロック・レートFs=2Fdでサン
    プリングして、iを正の整数とするi番目のサンプル信
    号S i とそれに先行して隣接するサンプル信号S i-1 とを
    含む上記信号波形の連続する瞬間値を表わす複数のデジ
    タル・サンプル信号{S}を生成するステップと、 (b)上記サンプル信号i上記サンプル信号i-1
    差に応答して検出信号を生成するステップと、 (c)上記第1のサンプリング間隔Ts を2倍にして、
    上記データ・クロック・レートFdの逆数に等しい第2
    のサンプリング間隔Td=2Ts を生成するステップ
    と、 (d)上記第2のサンプリング間隔Td のうち、上記検
    出信号が検出された1/2の部分に対応する第1のデジ
    タル信号を生成するステップと、 (e)上記サンプル信号iと上記サンプル信号i-1
    の補間によって、i番目の上記第1のサンプリング間隔
    s 内の上記しきい値遷移位置t/T s 推定を表わ
    す、第2のデジタル信号を生成するステップと、 (f)上記第1及び第2のデジタル信号を組合わせて、
    同時に生じ上記第2のサンプリング間隔T d 内の上記
    しきい値遷移位置t/T d を表わす第3のデジタル信号
    を生成するステップと、 を含む、非同期検出方法。
  2. 【請求項2】上記第1のデジタル信号が上記第3のデジ
    タル信号の最上位ビットである、請求項1記載の方法。
  3. 【請求項3】上記生成ステップ(e)が、 (e1)上記サンプル信号iを上記サンプル信号i-1
    から減じて分母信号Di=Si-1−Siを生成するステッ
    プと、 (e2)上記分母信号 i の逆数を表わす逆差分信号Ri
    =1/Diを生成するステップと、 (e3)上記サンプル信号i-1に上記逆差分信号Ri
    かけて補間信号Rii-1を得るステップと、 (e4)上記補間信号 i i-1 から号を棄却して第2
    のデジタル信号|Rii-1|を生成することによって、
    上記しきい値遷移位置t/Td =|Rii-1|を推定す
    るステップと、 を含む、請求項1記載の方法。
  4. 【請求項4】データ・クロック・レートFd の信号波形
    のしきい値遷移の時間tを検出する非同期デジタルしき
    い値検出器であって、 サンプリング・レートFs =2Fdで上記信号波形の
    続する瞬間値を表わす複数のデジタル・サンプル信号
    {S}を受取る入力手段と、 上記入力手段に接続され、隣接した上記デジタル・サン
    プル信号の対(Si、Si-1 )を組合わせ、上記隣接し
    たデジタル・サンプル信号対(S i 、S i-1 の符号差
    に応答して検出フラグDFiを生成する遷移検出手段
    と、 上記遷移検出手段に接続され、上記デジタル・サンプル
    信号の転送レート s d から上記データ・クロック
    ・レートFd縮小するデシメーション手段と、 上記デシメーション手段に接続され、上記データ・クロ
    ック・レートFd の逆数に等しい間隔Td内の上記しき
    い値遷移時間tを補間し、上記遷移の時間tと上記間隔
    d との比t/T d を表わすデジタル信号を生成する時間
    発生器手段と、 を含む、非同期デジタルしきい値検出器。
  5. 【請求項5】上記入力手段が、上記しきい値遷移がノイ
    ズ・パルスではなく信号パルスから生じることを表わす
    パルス認定フラグを受取る手段を含む、請求項4記載の
    非同期デジタルしきい値検出器。
  6. 【請求項6】上記遷移検出手段が、 上記隣接するデジタル・サンプル信号対(S i 、S i-1
    の先のデジタル・サンプル信号i-1を格納する第1の
    レジスタ手段と、 上記隣接するデジタル・サンプル信号対(S i 、S i-1
    の後のデジタル・サンプル信号iを格納する第2のレ
    ジスタ手段と、 上記隣接するデジタル・サンプル信号対(Si、Si-1
    の符号の排他的論理和に応じた信号を生成する符号比較
    器手段と、 上記隣接するデジタル・サンプル信号対(S i 、S i-1
    に対応する上記パルス認定フラグの両方に応答して上記
    符号比較器手段からの出力を活動化する検出認定手段
    と、 を含む、請求項4記載の非同期デジタルしきい値検出
    器。
  7. 【請求項7】上記デシメーション手段が、 上記隣接するデジタル・サンプル信号対(S i 、S i-1
    を格納する第3のレジスタ手段と、 1つの上記間隔Td 内のデジタル・サンプル信号の第1
    の上記隣接するデジタル・サンプル信号対(S i
    i-1 または第2の上記隣接するデジタル・サンプル
    信号対(S i+1 、S i を選択する手段と、 上記第1または第2の隣接するデジタル・サンプル信号
    対のうちのどちらが上記選択手段によって選択されるか
    を示す最上位ビット手段と、 上記デシメーション手段の入力を上記サンプリング・レ
    ートFs =2F d でステップさせ、該デシメーション手
    段の出力を上記データ・レートFd でステップさせる2
    重クロッキング手段と、 を含む、請求項4記載の非同期デジタルしきい値検出
    器。
  8. 【請求項8】上記時間発生器手段が、 上記隣接するデジタル・サンプル信号対(S i 、S i-1
    の差の絶対値の逆数を表わす逆数デジタル信号|Si-1
    −Si-1を生成する逆マップ手段と、 上記逆数デジタル信号|S i-1 −S i -1 に上記隣接する
    デジタル信号対の先の・デジタル・サンプル信号の絶対
    値|Si-1| をかけて、上記しきい値遷移時間tと間隔
    d との比t/Td=|Si-1|.|Si-1−Si-1を表
    わす上記デジタル信号を得る乗算器手段と、 を含む、請求項4記載の非同期デジタルしきい値検出
    器。
  9. 【請求項9】直接アクセス記憶装置内に一連の信号遷移
    として格納されたデジタル・データが、該遷移を検出す
    ることによって読取られ、データ・クロック間隔Td
    逆数に等しいデータ・クロック・レートFd と第1のし
    きい値を経る遷移とを有する信号波形が生成され、該デ
    ータが復元される、該直接アクセス記憶装置の磁気記録
    チャネルにおける、非同期デジタルしきい値検出器であ
    って、転送 レートFS=2Fdで上記信号波形の複数の連続する
    瞬間値を表わす複数のデジタル・サンプル信号{S}
    受取る入力手段と、 上記入力手段に接続され、隣接する上記デジタル・サン
    プル信号の対(Si、Si-1 )を組合わせ、該隣接する
    デジタル・サンプル信号対(S i 、S i-1 の符号差に
    応じた検出フラグDFiを生成する遷移検出手段と、 上記遷移検出手段に接続され、上記デジタル・サンプル
    信号の転送レート S d から上記データ・クロック
    ・レートFd縮小するデシメーション手段と、 上記デシメーション手段に接続され、上記データ・クロ
    ック・レートFd の逆数に等しい間隔Td内の上記しき
    い値遷移時間tを補間し、上記しきい値遷移時間tと上
    記間隔T d との比t/Tdを表わすデジタル信号を生成す
    る時間発生器手段と、 を含む、非同期デジタルしきい値検出器。
  10. 【請求項10】光学式パルス幅変調記憶装置に一連の信
    号遷移として格納されたデジタル・データが、該遷移を
    検出することによって読取られ、データ・クロック間隔
    d逆数に等しいデータ・クロック・レートFd と第
    1のしきい値を経る遷移とを有する信号波形が生成さ
    れ、該データがフラグされる、該光学式パルス幅変調記
    憶装置の記録チャネルにおける、非同期デジタルしきい
    値検出器であって、転送 レートFs=2Fdで上記信号波形の連続する瞬間値
    を表わす複数のデジタル・サンプル信号{S}を受取る
    入力手段と、 上記入力手段に接続され、隣接する上記デジタル・サン
    プル信号の対(Si、Si-1 )を組合わせ、上記隣接す
    るデジタル・サンプル信号対(S i 、S i-1 の符号差
    に応じた検出フラグDFiを生成する遷移検出手段と、 上記遷移検出手段に接続され、上記デジタル・サンプル
    信号の転送レート s d から上記データ・クロック
    ・レートFd縮小するデシメーション手段と、 上記デシメーション手段に接続され、上記データ・クロ
    ック・レートFd の逆数に等しい間隔Td 内の上記しき
    い値遷移時間tを補間し、上記しきい値遷移時間tと上
    記間隔T d との比t/Tdを表わすデジタル信号を生成
    する時間発生器手段と、 を含む、非同期デジタルしきい値検出器。
  11. 【請求項11】データ記憶テープ・ドライブに一連の信
    号遷移として格納されたデジタル・データが該遷移を検
    出することによって読取られ、データ・クロック間隔T
    d逆数に等しいデータ・クロック・レートFd と、第
    1のしきい値を経る遷移とを有する信号波形が生成さ
    れ、該データが復元される、該テープ・ドライブの磁気
    記録チャネルにおける、非同期デジタルしきい値検出器
    であって、転送 レートFs=2Fdで上記信号波形の連続する瞬間値
    を表わす複数のデジタル・サンプル信号{S}を受取る
    入力手段と、 上記入力手段に接続され、隣接したデジタル・サンプル
    信号の対(Si、Si-1)を組合わせ、上記隣接したデジ
    タル・サンプル信号対(S i 、S i-1 の符号差に応じた
    検出フラグDFi を生成する遷移検出手段と、 上記遷移検出手段に接続され、上記デジタル・サンプル
    信号の転送レート s d から上記データ・クロック
    ・レートFd縮小するデシメーション手段と、 上記デシメーション手段に接続され、上記データ・クロ
    ック・レートFd の逆数に等しい間隔Td 内の上記しき
    い値遷移時間tを補間し、上記しきい値遷移時 間tと上
    記間隔T d との比t/Tdを表わすデジタル信号を生成
    する時間発生器手段と、 を含む、非同期デジタルしきい値検出器。
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