JPH0664850B2 - デ−タ識別装置 - Google Patents

デ−タ識別装置

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JPH0664850B2
JPH0664850B2 JP22803985A JP22803985A JPH0664850B2 JP H0664850 B2 JPH0664850 B2 JP H0664850B2 JP 22803985 A JP22803985 A JP 22803985A JP 22803985 A JP22803985 A JP 22803985A JP H0664850 B2 JPH0664850 B2 JP H0664850B2
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signal
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敏幸 島田
章 倉橋
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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  • Transmission Systems Not Characterized By The Medium Used For Transmission (AREA)
  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
  • Manipulation Of Pulses (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はPCM信号を記録再生する光磁気ディスク装置の
データ識別装置に関するものである。
従来の技術 近年、光磁気ディスク装置は高密度記録再生が可能な大
容量データファイル装置として開発が盛んであり、再生
信号のデータ識別装置においても再生信号中のクロック
の再生を行う高速引き込み及び高安定トラッキング可能
な位相同期装置が開発されている。光磁気ディスク装置
の記録再生特性は、例えば日本応用磁気学会誌VoL.8,No
5,1984.pp.355−360「光磁気ディスクの記録再生」にあ
るように2次歪が大きくかつ変動し易いものであるため
に、例えば第5図に示される2/7変調(特公昭55−26
494号公報等)に修正を加えた変調で変調された信号が
記録再生され、2/7変調信号(a)に対して各々の
“1"のパルズ幅が1.5倍された信号(b)が記録され
る。この場合の再生信号のデータ識別は各極大点で行え
ば良く前記2次歪による識別余裕劣化の小さいデータ識
別が行える。
以下、図面を参照しながら上述したような従来のデータ
識別装置について説明を行う。第6図は従来のデータ識
別装置の構成を示し、第7図は各部の信号波計を示すも
のである。
第6図において、1は微分器、2は零交差検出器、3は
レベル比較器、4はワンショットマルチバイブレータ、
5はR−Sフリップフロップ、6は位相比較器、7は低
減波器、8は電圧制御発振器である。
まず、微分器1は入力信号を微分して出力する。第7図
にあるように、レベル比較器3は入力信号が与め設定さ
れた特定の閾値Vrefよりも大なる時に“1"小なる時“0"
を出力する。零交差検出器2はレベル比較器3の出力が
“1"でありかつ微分器1の出力が正である場合に“1"他
の場合に“0"を出力する。その結果、第7図にあるよ
うな前記入力信号の平坦部による零交差検出誤りは発生
せず、零交差検出器2の出力信号の立下りは前記入力信
号の正しい極大点に対応したものとなる。ワンショット
マルチバイブレータ4は零交差検出器2の出力信号の立
下りによって起動され2/7変調のビット間隔である0.
5T〔秒〕の2分の1のパルス幅のパルスを出力する。こ
の場合、変調前の信号のビット間隔はT〔秒〕である。
R−Sフリップフロップ5は零交差検出器2の出力信号
の立下りによって“1"をセットし電圧制御発振器8の出
力信号の立上りによって“0"をセットし出力するフリッ
プフロップである。位相比較器6はワンショットマルチ
バイブレータ4の出力とR−Sフリップフロップ5の出
力の位相差を出力し、低域波器7は位相比較器6の出
力である位相差信号を低減波して出力する。電圧制御
発振器8は低域波器7の出力を入力とする自走周波数
が2/T〔Hz〕の電圧制御発振器であり発振出力をR−
Sフリップフロップ5へ出力する。
以上の一連の動作においては前記入力信号の極大点が発
生した場合にのみ位相比較器6が動作することになり、
前記入力信号の極大点位相に同期した再生クロック信号
が電圧制御発振器8の出力として得られる。さらに識別
データとしては零交差検出器2の出力をとれば良いこと
となる。
発明が解決しようとする問題点 しかしながら上記のような構成ではワンショットマルチ
バイブレータ4で出力されるパルスのパルス幅変動即ち
ジッターが入力信号の極大点の位相変動に加算されるた
め、特に高い転送レート下ではこのパルス幅ジッターは
無視出来ず、データ識別余裕の劣化をきたすという問題
点を有していた。
本発明は上記問題点に鑑み前記データ識別余裕の劣化の
ない高安定なクロック再生を行うことの出来るデータ識
別装置を提供するものである。
問題点を解決するための手段 この目的を達成するために本発明のデータ識別装置は、
アナログ−ディジタル変換器と、2つの遅延器と、位相
計算器と、ディジタル−アナログ変換器と、低域波器
と、電圧制御発振器とから構成されている。
作 用 本発明は上記構成によって入力信号を電圧制御発振器に
同期してサンプリング、量子化し、この量子化された連
続する3つの値を参照して入力信号の極大点と電圧制御
発振器との位相差を計算出力することにより装置のジッ
ターによる誤差の極めて小さい位相比較を行うこととな
る。
実施例 以下本発明の一実施例について、図面を参照しながら説
明する。
第1図は本発明の一実施例におけるデータ識別装置の基
本構成を示すものであり、第2図は各部の信号波形ある
いは値を示すものである。第3図は位相計算器の動作説
明のための波形図、第4図は第1図の要部詳細を示すブ
ロック図である。以下各図において従来例を示す第6図
と同一の構成要素については同一の番号で示し省略す
る。第1図において、9はアナログ・ディジタル変換器
(A/D変換器)、10及び11は遅延器、12は位相計算
器、13はディジタル・アナログ変換器(D/A変換器)
である。第4図は遅延器10及び11,位相計算器12,ディジ
タル・アナログ変換器13の詳細を示すものであり、14及
び15はディジタル減算器、16は位相計算ROM,17はディジ
タルレベル比較器、18,19及び20はANDゲート、21はアナ
ログ減算器である。
以上のように構成されたデータ識別装置について、以下
その動作について説明する。
まず、アナログ・ディジタル変換器9は入力信号を電圧
制御発振器8に同期してサンプリングし量子化し、この
補数表現による2進信号を出力する。遅延器10はアナロ
グ・ディジタル変換器9の出力を電圧制御発振器6の出
力を用いて1周期遅延し出力する。これと同様に遅延器
11は遅延器10の出力を1周期遅延し出力する。位相計算
器12はアナログ・ディジタル変換器9の出力及び遅延器
10及び11の出力により得られる連続した3サンプリング
値間に前記入力信号の極大点が発生した場合に選択的に
前記入力信号と電圧制御発振器8の出力との位相差を計
算し出力し、極大点が発生しなかった場合には“0"を出
力する。ディジタル・アナログ変換器13は位相計算器12
の出力をアナログ信号に変換して出力する。
位相計算器12の動作は第3図に示されるようにアナログ
・ディジタル変換器9の出力S,及び遅延器10の出力
,及び遅延器11の出力Sの3点間に極大点が発生
し、かつ中央のサンプリング値Sが予め設定された特
定の閾値Vrefより大なる場合に位相計算出力φeを前記
,S及びSから極大点を2次補間することにより
次式のように出力する。
ただし、S≦S,S>S,S≧Vref (1)式中のS≧Vrefの条件は従来例のレベル比較器
3と同様に前記入力信号の平坦部において発生する疑似
極大点を除去するものであり位相計算器12は(1)式に
よりφeを計算すると同時に、(1)式の条件が満たさ
れた場合に“1"他の場合に“0"となる識別データを出力
する。
(1)式の計算を行う位相計算器12はROMで実現出来る
が、このROMの規模を小さくするために与め、S及び
,S及びSの差分を計算し、その結果を用いて
(2)式のようにも計算出来る。ただし、(1)式中の
条件S≧Vrefに代えて、前記入力信号の平坦部により
発生する極大点の除去を予め設定される特定の負の値V
を用いて ただし、S−S≦V,S−S<V さらに、位相計算に関する構成を簡便にするために、
(2)式の計算結果を“−1",“0"及び“1"の3値に制
限した場合には第4図に示すように、遅延器10及び11,
及び位相計算器12,及びディジタル・アナログ変換器13
の構成を簡便に実現出来る。
第4図において、ディジタル減算器14はアナログ・ディ
ジタル変換器9の出力Sと遅延器10の出力Sとの差
分(S−S)を出力し、ディジタル減算器15は遅延
器10の出力Sと遅延器11の出力Sとの差分(S
)を出力する。位相計算ROM16はディジタル減算器1
4の出力及びディジタル減算器15の出力を入力とし
(2)式により位相計算出力φeを計算しφe>0とな
る場合にP=“1",N=“0",φe=0となる場合にP=
“0",N=“0"を、φe<0となる場合にP=“0",N=
“1"を出力する。ディジタルレベル比較器17はディジタ
ル減算器14及び15の出力(S−S),(S
)を入力とし、(S−S)≦V,(S−S
)<Vである場合に“1"他の場合に“0"を出力す
る。
ANDゲート18及び19は位相計算ROM16の出力をディジタル
レベル比較器17の出力に従ってスイッチ動作を行う。ア
ナログ減算器20はANDゲート18及び19の出力を減算し出
力するため、以上の一連の動作においては、(2)式の
位相計算結果φeが正のとき“1"0のとき“0"負のとき
“−1"が出力され、ディジタル・アナログ変換器13の出
力としてアナログ減算器20の出力が得られる。また、容
易にわかるように計算結果の分解能を増せば位相比較の
精度は増すことになる。以上のアナログ・ディジタル変
換器9,遅延器10及び11,位相計算器12及びディジタル・
アナログ変換器10によって入力信号と電圧制御発振器8
の出力との位相比較を行うことが出来、本データ識別装
置の出力としては、再生クロック信号である前記電圧制
御発振器8の出力を、識別データ信号である前記ディジ
タルレベル比較器17の出力をとることとなる。
以上のように本実施例によれば、位相比較をディジタル
信号処理で行うことにより、高安定で装置のジッターに
よる誤差の極めて小さい位相比較を行うことが出来る。
さらに位相計算に要する規模を与め差分をとった後に直
線補間することによって比較的小さくすることが出来
る。
発明の効果 本発明は、アナログ・ディジタル変換器と遅延器と位相
計算器とディジタル・アナログ変換器とを設けることに
より、高安定で装置のジッターの極めて小さい位相比較
を行うことが出来、加えて極大点を検出する際の微分処
理をディジタル信号処理化して高安定に行うことが出
来、さらには位相比較の基準周期が電圧制御発振器の周
期であるために入力信号の周波数変動に適応した基準周
期で位相比較が行える優れたデータ識別装置が実現出来
るものである。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明の一実施例におけるデータ識別装置の構
成を示すブロック図、第2図は第1図の各部信号値を示
す波形図、第3図は第1図の位相比較の動作説明のため
の波形図、第4図は同要部の詳細を示すブロック図、第
5図は記録再生信号の波形図、第6図は従来のデータ識
別装置の構成を示すブロック図、第7図は第6図の各部
信号を示す波形図である。 8……電圧制御発振器、9……アナログ・ディジタル変
換器、10,11……遅延器、12……位相計算器、13……デ
ィジタル・アナログ変換器、14,15……ディジタル減算
器、16……位相計算ROM、17……ディジタルレベル比較
器、18,19……ANDゲート、20……アナログ減算器。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】入力信号を特定のクロックでサンプリング
    し量子化して2進信号を出力するアナログ−ディジタル
    変換器と、前記アナログ−ディジタル変換器の出力を前
    記クロックに同期して1周期遅延し出力する第1の遅延
    器と、前記第1の遅延器出力を前記クロックに同期して
    さらに1周期遅延し出力する第2の遅延器と、前記アナ
    ログ−ディジタル変換器の出力及び前記第1の遅延器の
    出力及び前記第2の遅延器の出力を入力とし、これらに
    より表わされる連続する3サンプリング点間に極値が発
    生しかつその極値をとる時刻が中央のサンプリング点に
    最も近い場合に選択的に“1",他の場合に“0"を出力
    し、かつ前記連続する3サンプリング値を用いて前記入
    力信号の位相と前記クロックの位相との位相差を計算出
    力する位相計算器と、前記位相計算器の出力をアナログ
    信号に変換して出力するディジタル−アナログ変換器
    と、前記ディジタル−アナログ変換器の出力を低減波
    して出力する低減波器と、前記低域波器の出力を入
    力として前記クロックを発振出力する電圧制御発振器と
    を備え、前記クロックを再生クロック信号として出力
    し、前記極値検出器の出力を識別データとして出力する
    ことを特徴とするデータ識別装置。
JP22803985A 1985-10-14 1985-10-14 デ−タ識別装置 Expired - Lifetime JPH0664850B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2805643B2 (ja) * 1989-08-31 1998-09-30 ソニー株式会社 信号再生装置
JP4832594B1 (ja) * 2010-12-27 2011-12-07 卓也 佐々木 管式熱交換器

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