JPH09161411A - 再生クロック位相補正回路 - Google Patents

再生クロック位相補正回路

Info

Publication number
JPH09161411A
JPH09161411A JP7322014A JP32201495A JPH09161411A JP H09161411 A JPH09161411 A JP H09161411A JP 7322014 A JP7322014 A JP 7322014A JP 32201495 A JP32201495 A JP 32201495A JP H09161411 A JPH09161411 A JP H09161411A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
clock
phase
reproduction
data
selection
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Abandoned
Application number
JP7322014A
Other languages
English (en)
Inventor
Susumu Chiaki
進 千秋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP7322014A priority Critical patent/JPH09161411A/ja
Priority to US08/759,488 priority patent/US5802027A/en
Publication of JPH09161411A publication Critical patent/JPH09161411A/ja
Abandoned legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B20/00Signal processing not specific to the method of recording or reproducing; Circuits therefor
    • G11B20/10Digital recording or reproducing
    • G11B20/10009Improvement or modification of read or write signals
    • G11B20/10037A/D conversion, D/A conversion, sampling, slicing and digital quantisation or adjusting parameters thereof
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B20/00Signal processing not specific to the method of recording or reproducing; Circuits therefor
    • G11B20/10Digital recording or reproducing
    • G11B20/14Digital recording or reproducing using self-clocking codes
    • G11B20/1403Digital recording or reproducing using self-clocking codes characterised by the use of two levels
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B11/00Recording on or reproducing from the same record carrier wherein for these two operations the methods are covered by different main groups of groups G11B3/00 - G11B7/00 or by different subgroups of group G11B9/00; Record carriers therefor
    • G11B11/10Recording on or reproducing from the same record carrier wherein for these two operations the methods are covered by different main groups of groups G11B3/00 - G11B7/00 or by different subgroups of group G11B9/00; Record carriers therefor using recording by magnetic means or other means for magnetisation or demagnetisation of a record carrier, e.g. light induced spin magnetisation; Demagnetisation by thermal or stress means in the presence or not of an orienting magnetic field
    • G11B11/105Recording on or reproducing from the same record carrier wherein for these two operations the methods are covered by different main groups of groups G11B3/00 - G11B7/00 or by different subgroups of group G11B9/00; Record carriers therefor using recording by magnetic means or other means for magnetisation or demagnetisation of a record carrier, e.g. light induced spin magnetisation; Demagnetisation by thermal or stress means in the presence or not of an orienting magnetic field using a beam of light or a magnetic field for recording by change of magnetisation and a beam of light for reproducing, i.e. magneto-optical, e.g. light-induced thermomagnetic recording, spin magnetisation recording, Kerr or Faraday effect reproducing
    • G11B11/10502Recording on or reproducing from the same record carrier wherein for these two operations the methods are covered by different main groups of groups G11B3/00 - G11B7/00 or by different subgroups of group G11B9/00; Record carriers therefor using recording by magnetic means or other means for magnetisation or demagnetisation of a record carrier, e.g. light induced spin magnetisation; Demagnetisation by thermal or stress means in the presence or not of an orienting magnetic field using a beam of light or a magnetic field for recording by change of magnetisation and a beam of light for reproducing, i.e. magneto-optical, e.g. light-induced thermomagnetic recording, spin magnetisation recording, Kerr or Faraday effect reproducing characterised by the transducing operation to be executed
    • G11B11/10515Reproducing
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B7/00Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
    • G11B7/004Recording, reproducing or erasing methods; Read, write or erase circuits therefor
    • G11B7/005Reproducing

Abstract

(57)【要約】 【課題】 1クロック(1ピット)を越える位相の
検出、設定もでき、クロック周波数が変わっても、分解
能や検出範囲が変わってしまうことのない再生クロック
位相補正回路を提供する。 【解決手段】 複数段の遅延素子DL1 〜DL14をリン
グ状に接続して成る電圧制御発振器14Aと、上記電圧
制御発振器14Aの任意の段の遅延素子の出力クロック
を再生クロックRCKとして選択的に取り出すクロック
選択部14Bと、記録媒体から再生された参照クロック
の再生信号を上記再生クロックRCKよりサンプリング
するサンプリング手段と、上記サンプリング手段による
サンプリング値に基づいて参照クロックに対する再生ク
ロックの位相情報を検出し、この位相情報に基づいて上
記クロック選択部14Bを制御する選択制御手段とを備
える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、サンプルサーボフ
ォーマットの光磁気ディスクのドライブ装置における再
生クロック位相補正回路に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、同心円状又は渦巻状に形成され
たトラックをレーザビームで走査して各種データの記録
/再生を行う光ディスクシステムでは、光ディスクを線
速度一定(CLV:Constant Linear Velocity)に回転駆動し
て、データの記録/再生を行うCLV方式や、光ディス
クを角速度一定(CAV:Constant Angular Velocity) に回
転駆動して、データの記録/再生を行うCAV方式、さ
らに、空間的な記録密度をディスクの内外周でほぼ一定
にして記録効率を上げるようにしたMCAV(Modified
CAV)方式などが知られている。また、トラックに沿って
連続的に設けられたプリグルーブを用いてトラッキング
制御などを行うコンティニアスサーボ方式や、トラック
上に離散的に設けられたサーボエリアを利用してトラッ
キング制御などを行うサンプルサーボ方式のものが知ら
れている。
【0003】さらに、光ディスクとしては、再生専用の
所謂ROMディスク、追記型ディスク、光磁気(MO)ディ
スクなどの記録可能なRAMディスク、ROM領域とR
AM領域とを有する所謂ハイブリッドディスクなどが知
られている。
【0004】一般に、同心円状又は渦巻状に形成された
トラックがそれぞれサーボエリアとデータエリアからな
る複数の領域に分割されてなるサンプルサーボフォーマ
ットの光磁気ディスクのドライブ装置では、サーボ領域
にあるクロック再生用のピットを基に外部クロックを形
成し、この外部クロックを用いてデータの記録/再生を
行うようにしている。このように外部クロックを用いて
データの記録/再生を行うドライブ装置では、外周部と
内周部とのピット間の距離の相違や温度特性などによ
り、再生データの位相と外部クロックの位相とに位相誤
差を生じることがある。そこで、データ記録時に各セク
タのヘッダの所定領域に最高繰り返し周波数の参照クロ
ックを記録しておき、再生時にこの参照クロックの再生
信号を用いて外部クロックの位相誤差を補正するように
している。
【0005】すなわち、最高繰り返し周波数の参照クロ
ックを用いた場合には、図10に示すように、互いに位
相の異なる外部クロックφ0 ,φ1 ,φ2 ・・・で参照
クロクの再生信号をサンプリングすると、参照クロック
と外部クロックとの位相関係が最適な時には、連続する
サンプリング値の差の絶対値が最小となる。図10に示
した例では、外部クロックφ1 でサンプリングした時の
差分値が最小となっている。従って、互いに位相の異な
る複数の外部クロックφ0 ,φ1 ,φ2 ・・・で参照ク
ロクの再生信号を順次サンプリングし、各外部クロック
φ0 ,φ1 ,φ2 ・・・でのサンプリング値の差分値を
求め、差分値の最小値を検出し、差分値が最小となる位
相の外部クロックを用いてデータの再生を行うようにす
ることによって、外部クロックのの位相補償を行うこと
ができる。
【0006】従来、上記各外部クロックφ0 ,φ1 ,φ
2 ・・・は、例えば図11に示したように、(n−1)
個の遅延素子DL1 ,DL2 ・・・でDLn を直列に接
続し、任意の段の遅延素子のからの出力クロックをクロ
ック選択回路SEL入力より選択的に取り出すようにし
た再生クロック位相補正回路により得るようにしてい
た。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の再生
クロック位相補正回路では、遅延素子の温度等の環境要
因による遅延量等の性能変化を補償することは困難であ
るため、高精度でクロック位相を補正することはできな
い。また、各遅延素子の特性の分散や温度特性等を考慮
すると、クロックの1周期分に亘って遅延量の全てを設
定できるようにすることはできない。
【0008】従って、このような従来の再生クロック位
相補正回路では、例えば記録時のピット位置のずれが1
クロックすなわち1ピット分以上ある場合のように、ク
ロック1周期分以上の範囲において検出動作を行う必要
のあるときには、位相を設定できない範囲があるために
使用できない。
【0009】また、遅延量すなわち時間を設定する従来
の再生クロック位相補正回路では、ディスクが角速度一
定で回転しており記録/再生周波数すなわち1クロック
(1ピット)当たりの時間が内外周で異なるMCAV方
式でクロック周波数が変わった場合に、、分解能(空間
的な分解能=位相分解能)、検出範囲(空間的な範囲=
位相範囲)が変わってしまう。あるいは、逆に検出範囲
だけを同じにすると、必要な処理ステップ数が変わりそ
の処理のための必要領域が変わってしまう。
【0010】そこで、本発明の目的は、上述の如き従来
の再生クロック位相補正回路における問題点に鑑み、1
クロック(1ピット)ないの全ての範囲で、位相を検
出、設定できる再生クロック位相補正回路を提供するこ
とにある。
【0011】また、本発明の他の目的は、1クロック
(1ピット)を越える位相の検出、設定もできる再生ク
ロック位相補正回路を提供することにある。
【0012】また、本発明の他の目的は、クロック周波
数が変わっても、分解能や検出範囲が変わってしまうこ
とのない再生クロック位相補正回路を提供することにあ
る。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明に係る再生クロッ
ク位相補正回路は、複数段の遅延素子をリング状に接続
して成る電圧制御発振器と、上記電圧制御発振器の任意
の段の遅延素子の出力クロックを再生クロックとして選
択的に取り出すクロック選択手段と、記録媒体から再生
された参照クロックの再生信号を上記再生クロックによ
りサンプリングするサンプリング手段と、上記サンプリ
ング手段によるサンプリング値に基づいて参照クロック
に対する再生クロックの位相情報を検出し、この位相情
報に基づいて上記クロック選択手段を制御する選択制御
手段とを備えることを特徴とする。
【0014】また、本発明に係る再生クロック位相補正
回路は、nを正の整数としクロック周期Tに対してnT
+nT=2nT周期の参照クロックの再生信号を用いて
再生クロックの位相情報を検出することを特徴とする。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照しながら説明する。
【0016】本発明に係る再生クロック位相補正回路
は、サンプルサーボフォーマットの光磁気ディスクのド
ライブ装置におけるシステムクロックを生成するもので
あって、例えば参照クロックを用いて外部クロックをの
位相補正を行うのに用いられる。そこで、先ず、このよ
うな参照クロックを記録するサンプルサーボ方式の光磁
気ディスクについて説明する。
【0017】図1に示すように、この種の光磁気ディス
クでは、同心円状又はスパイラル状のトラックTが複数
のセクタSに分割され、各セクタS0 ,S1 ,S2 ・・
・毎にデータの記録/再生が行われる。各セクタS0
1 ,S2 ・・・は、図2に示すように、さらに複数の
セグメントに分割される。各セグメントは、サーボ領域
とデータ領域から成る。
【0018】そして、上記サーボ領域には、互いにトラ
ック中心から±1/4トラックだけずれて配置された2
個のサーボピットが設けられている。上記サーボピット
の再生信号に基づいて、クロック再生が行われるととも
に、トラッキング制御が行われる。
【0019】また、図2に示すように、各セクタの先頭
のセグメントは、各セクタの制御情報としてアドレス、
セクタマーク等が記録されたヘッダH1であって、次の
セグメントは、データ記録時に参照クロクロックが記録
されるヘッダH2となっている。
【0020】本発明に係る再生クロック位相補正回路
は、例えば図3に示すように構成される。
【0021】この再生クロック位相補正回路は、上記光
磁気ディスクのドライブ装置におけるシステムクロック
を生成するものであって、光磁気ディスクからの再生信
号がアナログ処理回路1,2によりアナログ処理されて
供給される第1及び第2のA/D変換器3,4と、上記
第1のA/D変換器3の出力が供給されるデジタル信号
処理部5と、上記第1のA/D変換器3にサーボクロッ
クSCKを供給するオシレータ6と、上記サーボクロッ
クSCKが1/n分周器7を介して供給されるデータク
ロック生成部8と、上記第2のA/D変換器4の出力が
供給される選択制御部9及び遅延処理部10とを備え
る。
【0022】上記第1のA/D変換器3は、上記オシレ
ータ6から供給されるサーボクロックSCKによりサー
ボ領域の再生信号の信号レベルをサンプリングして、そ
のサンプリング値を上記デジタル信号処理部5に供給す
る。上記デジタル信号処理部5では、上記第1のA/D
変換器3によるサンプリング値から位相誤差情報PhEr
rを生成し、この位相誤差情報PhErrを上記尾祖れーた
6に供給する。上記第1のA/D変換器3、デジタル信
号処理部5及びオシレータ6は、ディスクの回転に同期
したサーボクロックSCKを生成するフェーズロックド
ループ(PLL:Phase Locked Loop) を構成している。
【0023】また、上記データクロック生成部8は、上
記サーボクロックSCKが上記1/n分周器7を介して
供給される位相比較器11と、この位相比較器11によ
り得られる位相誤差信号Errorがループフィルタ12を
介して供給させる電圧制御部13と、この電圧制御部1
3により発振位相が制御される電圧制御発振器14と、
この電圧制御発振器14による発振出力を1/m分周し
て上記位相比較器11に供給する1/m分周器15とを
備える。上記位相比較器11、ループフィルタ12、電
圧制御部13、電圧制御発振器14は、上記サーボクロ
ックSCKの周波数fSCK に対して、fDCK =mfSCK
/nなる周波数fDCK のデータクロックDCKを上記電
圧制御発振器14により生成するPLLを構成してい
る。
【0024】このデータクロック生成部8では、上記1
/n分周器7及び1/m分周器15の各分周比1/n,
1/mの設定により、MCAV方式における領域毎にデ
ータクロックDCKの周波数fDCK =mfSCK /nを切
り換えることができる。
【0025】ここで、このデータクロック生成部8にお
ける上記電圧制御発振器14は、図4に示すように、発
振部14Aとクロック選択部14Bとからなる。上記発
振部14Aは、それぞれインバータを用いた15個の遅
延素子DL1 ,DL2 ・・・DL15をリング状に接続し
てなり、15相のクロックd0 ,d1 ,d2 ・・・d14
を発振するリングオシレータを構成している。この発振
部14Aは、上記遅延素子DL1 ,DL2 ・・・DL15
として用いられている各インバータ電源電圧が上記電圧
制御部13で制御されることによって各段の遅延量が制
御され、これにより発振位相が制御される。
【0026】また、上記クロック選択部14Bは、上記
選択制御部9から供給される4ビットの選択データSE
Lに応じて上記発振部14Aによる得られた15相のク
ロックd0 ,d1 ,d2 ・・・d14を選択して再生デー
タクロックRCKとして上記第2のA/D変換器4に供
給するようになっている。このクロック選択部14B
は、上記4ビットの選択データSELを15ビットデー
タにデコードするデコーダDECと、このデコーダDE
Cによるデコード出力を再生データクロックRCKの立
ち上がりエッチのタイミングでラッチする各Dフリップ
フロップFF0 ,FF1 ,FF2 ・・・FF14と、上記
各DフリップフロップFF0 ,FF1 ,FF2 ・・・F
14の各ラッチ出力を各相のクロックd0 ,d2
4 ,d6 ,d8 ,d11,d13の立ち下がりエッチのタ
イミングでラッチする各Dフリップフロップff0 ,f
1 ,ff2 ・・・ff14と、上記各Dフリップフロッ
プff0,ff1 ,ff2 ・・・ff14の各ラッチ出力
を各相のクロックd0 ,d2 ,d4 ,d6 ,d8
11,d13との論理積をとる各論理積演算回路AND0
AND1 ,,AND2 ・・・AND6 と、各論理積演算
回路AND0 ,AND1 ,AND2 ・・・AND6 の各
出力の論理和和をとる論理和演算回路ORから成る。そ
して、このデータクロック生成部8は、上記論理和回路
ORによる論理和出力を再生データクロックRCKとし
て上記第2のA/D変換器4に供給力する。
【0027】このような構成により、上記データクロッ
ク生成部8では、図5にタイミングチャートを示してあ
るように、選択されたクロックがグリッジを持つことな
く、欠けることもなく、連続的にクロック周期を跨ぐ
(d13→d0 )場合でも正しく対応した所望のタイミン
グ・位相の再生データクロックRCKを得ることができ
る。
【0028】上記第2のA/D変換器4は、上記データ
クロック生成部8から供給される再生データクロックR
CKにより上記再生信号の信号レベルをサンプリングし
て、そのサンプリング値を上記選択制御部9と遅延部1
0に供給する。
【0029】上記選択制御部9は、上記第2のA/D変
換器4から再生信号の信号レベルのサンプリング値が供
給されるデジタル信号処理部20とこのデジタル信号処
理部20により制御される位相設定用のカウンタ21と
から成る。
【0030】上記デジタル信号処理部20は、図6に示
すように、上記第2のA/D変換器4から再生信号の信
号レベルのサンプリング値が供給される検出部DET
と、コントローラから制御信号が供給されるタイミング
ジェネレータTGと、上記検出部DET及びタイミング
ジェネレータTGの出力が供給される制御部SEQと、
この制御部SEQにより制御されるカウンタCNT及び
平均値演算部AVRとからなる。
【0031】上記検出部DETは、図7に示すように、
直列接続された3個のレジスタRegA,RegB,RegC
と、その初段のレジスタRegAの出力値Aと最終段のレ
ジスタRegCの出力値Cとを大小比較する2個の比較器
CMP1 ,CMP2 から成る。この検出部DETにおい
て、上記3個のレジスタRegA,RegB,RegCは、上
記第2のA/D変換器4から順番に供給されるサンプリ
ング値を後段のレジスタに順次転送することにより、連
続する3つのサンプリング値を保持する。そして、上記
2個の比較器CMP1 ,CMP2 は、上記初段のレジス
タRegAの出力値Aと最終段のレジスタRegCの出力値
Cとを大小比較を行い、一方の比較器CMP1 によりA
<Cの状態であることを例えば論理「1」で示す比較出
力を上記制御部SEQに供給し、また他方の比較器CM
2 によりA>Cの状態であることを例えば論理「1」
で示す比較出力を上記制御部SEQに供給する。
【0032】また、上記タイミングジェネレータTG
は、コントローラから供給される制御信号に基づいて参
照領域内のタイミングを管理するタイミング信号を上記
制御部SEQに供給する。
【0033】そして、上記制御部SEQは、上記タイミ
ングジェネレータTGからの参照領域内のタイミング信
号と、上記検出部DETからの位相比較情報A<C,A
>C基づいて、上記カウンタCNT及び平均値演算部A
VRにより位相平均を演算させる制御を行うとともに、
参照領域が終わった時点で位相平均データをモジュロl
に変換して位相設定データDDLとして上記位相設定用
のカウンタ21にロードする制御を行う。
【0034】ここで、参照領域では、上記電圧制御発振
器14、第2のA/D変換器4、デジタル信号処理部2
0及び位相設定用のカウンタ21によりループが構成さ
れ、データ再生に最適な位相が検出され、その最適位相
に引き込まれる。参照領域が終わってデータ領域になる
と、上記検出された位相を保持した状態でデータ再生を
行うことができる。
【0035】上記位相設定用のカウンタ21は、図8に
示すように、下位カウンタ21Lと上位カウンタ21H
で構成されたアップダウンカウンタであって、上記制御
部CNTからの制御信号EN,U/D,LDにより制御
される。すなわち、このカウンタ21は、制御信号U/
Dによりカウントアップ又はカウントダウンが指定さ
れ、制御信号ENでカウント動作を行う。また、参照領
域の終わりでは、上記制御部SEQからの制御信号LD
が供給されることにより、上述の平均値演算部AVRに
より得られた位相平均データがモジュロlに変換された
位相設定データDDLとしてロードされる。そして、上
記下位カウンタ21Lの出力が上記4ビットの選択デー
タSELとして上記データクロック生成部8における上
記電圧制御発振器14のクロック選択部14Bに供給さ
れる。また、上記上位カウンタ21Hの出力は、再生デ
ータのタイミング補正用の選択データSELTとして上
記遅延処理部10に供給される。
【0036】上記遅延処理部10は、N段のシフトレジ
スタ部10Aと各段の遅延出力を選択するセレクタ部1
0Bからなり、上記上位カウンタ21Hからの選択デー
タSELTにより上記セレクタ部10Bが制御されるよ
うになっている。これにより、データ領域では、適正な
タイミングに補正された再生データが上記遅延処理部1
0を介して出力されることに成る。
【0037】ここで、例えば3クロック以上の範囲で検
出しなければならない場合には、上記上位カウンタ21
Hは「0」〜「3」の値をとる。そして、最適タイミン
グが遅い場合すなわち例えば上記上位カウンタ21Hの
値が「3」の時はデータ再生に4段のシフトレジスタ部
10Aの初段の出力を用いるとすると、最適タイミング
が早い場合すなわち例えば上記上位カウンタ21Hの値
が「0」の時にはデータ再生に上記4段のシフトレジス
タ部10Aの最終段の出力を用いる。これによりタイミ
ングのずれを吸収することができる。
【0038】ここで、図9に理想的な記録位置とずれ量
が最大で約3クロック分ずれた記録位置を白黒のピット
パターン(2T+2T)で示す。このピットの再生信号
を最適に抜き取るためには、再生クロックを3クロック
以上の範囲で検出して補正する必要がある。ここでは、
位相検出を行う参照クロックを2T+2T=4T周期の
パターンする。このパターンの場合、理想的には4クロ
ック未満の範囲で位相を検出することができる。
【0039】そして、上記検出部DETからの位相比較
情報A<C,A>Cに基づいて位相検出を行い、再生波
形のa−cの差分が0となるように位相設定を行う場
合、その位相ずれは3クロック(3T)となる。
【0040】上記選択制御部9から供給される4ビット
の選択データSELに応じて上記発振部14Aにより得
られた15相のクロックd0 ,d1 ,d2 ・・・d14
選択して再生データクロックRCKとするデータクロッ
ク生成部8では、下位で位相を表し、上位でタイミング
を表して、[タイミング,位相]=[0,d0 ]→
[0,d1 ]→[0,d2 ]→の順に位相設定データを
増加さることにより、位相d16=d0 であるから、→
[0,d15]→[1,d1 ]→となって、位相が1周期
分進むと1クロック分進んだことになる。これにより、
[0,d0 ]から[3,dn ]まで連続的に位相設定デ
ータを増減することにより、約4Tの位相検出範囲が得
られる。
【0041】参照クロックが2T+2T=4T周期のパ
ターンである場合には、ある位相において、そこから4
T離れた位相に誤検出・引込が行われてしまうので、位
相検出範囲は4T以上取れない。しかし、例えば4T+
4T=8T周期のパターンの参照クロックを用いること
により約8Tの位相検出範囲を確保することができる。
すなわち、必要な検出・引込範囲に応じて参照クロック
のパターン周期を変えれば良い。
【0042】
【発明の効果】本発明に係る再生クロック位相補正回路
では、複数段の遅延素子をリング状に接続して成る電圧
制御発振器の任意の段の遅延素子の出力クロックを再生
クロックとして選択的に取り出すクロック選択手段を備
え、記録媒体から再生された参照クロックの再生信号を
サンプリング手段により再生クロックでサンプリングし
たサンプリング値に基づいて、上記参照クロックに対す
る再生クロックの位相情報を検出し、この位相情報に基
づいて上記クロック選択手段を制御することにより、1
クロック(1ピット)ないの全ての範囲で、位相を検
出、設定することができる。
【0043】また、本発明に係る再生クロック位相補正
回路では、nを正の整数としクロック周期Tに対してn
T+nT=2nT周期の参照クロックの再生信号を用い
て再生クロックの位相情報を検出することにより、1ク
ロック(1ピット)を越える位相の検出、設定もでき、
クロック周波数が変わっても、分解能や検出範囲が変わ
ってしまうことがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】参照」クロックが記録されたサンプルサーボフ
ォーマットの光磁気ディスクの概要を示す図である。
【図2】上記光磁気ディスクにおける1セクタの構成を
示す図である。
【図3】この再生クロック位相補正回路は、上記光磁気
ディスクのドライブ装置におけるシステムクロックを生
成する再生クロック位相補正回路の構成を示すブロック
図である。
【図4】上記再生クロック位相補正回路を構成している
データクロック生成部における電圧制御発振器の構成を
示すブロック図である。
【図5】上記データクロック生成部の動作を示すタイミ
ングチャートである。
【図6】上記再生クロック位相補正回路を構成している
選択制御部の構成を示すブロック図である。
【図7】上記選択制御部における検出部の構成を示すブ
ロック図である。
【図8】上記選択制御部における位相設定用のカウンタ
の構成を示すブロック図である。
【図9】理想的な記録位置とずれを伴った記録位置を白
黒のピットパターンで示す図である。
【図10】従来の記録/再生装置における参照クロック
の再生信号と外部クロックとの関係を示す図である。
【図11】従来の再生クロック位相補正回路の構成を示
すブロック図である。
【符号の説明】
1,2 アナログ処理回路 3,4 A/D変換器 5 デジタル信号処理部 6 オシレータ 7 1/n分周器 8 データクロック生成部 9 選択制御部 10 遅延処理部 11 位相比較器 14 電圧制御発振器 15 1/m分周器 20 デジタル信号処理部 21 位相設定用のカウンタ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数段の遅延素子をリング状に接続して
    成る電圧制御発振器と、 上記電圧制御発振器の任意の段の遅延素子の出力クロッ
    クを再生クロックとして選択的に取り出すクロック選択
    手段と、 記録媒体から再生された参照クロックの再生信号を上記
    再生クロックによりサンプリングするサンプリング手段
    と、 上記サンプリング手段によるサンプリング値に基づいて
    参照クロックに対する再生クロックの位相情報を検出
    し、この位相情報に基づいて上記クロック選択手段を制
    御する選択制御手段とを備えることを特徴とする再生ク
    ロック位相補正回路。
  2. 【請求項2】 nを正の整数としクロック周期Tに対し
    てnT+nT=2nT周期の参照クロックの再生信号を
    用いて再生クロックの位相情報を検出することを特徴と
    する請求項1記載の再生クロック位相補正回路。
JP7322014A 1995-12-11 1995-12-11 再生クロック位相補正回路 Abandoned JPH09161411A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7322014A JPH09161411A (ja) 1995-12-11 1995-12-11 再生クロック位相補正回路
US08/759,488 US5802027A (en) 1995-12-11 1996-12-05 Reproduction clock phase correction circuit

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7322014A JPH09161411A (ja) 1995-12-11 1995-12-11 再生クロック位相補正回路

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09161411A true JPH09161411A (ja) 1997-06-20

Family

ID=18138966

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7322014A Abandoned JPH09161411A (ja) 1995-12-11 1995-12-11 再生クロック位相補正回路

Country Status (2)

Country Link
US (1) US5802027A (ja)
JP (1) JPH09161411A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006208360A (ja) * 2004-12-27 2006-08-10 Tokyo Keiso Co Ltd 伝達時間計測装置

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1070441A (ja) * 1996-08-27 1998-03-10 Mitsubishi Electric Corp 半導体装置
JP3966989B2 (ja) * 1998-04-20 2007-08-29 株式会社東芝 ディスク再生装置及びディスク再生方法
US8693125B1 (en) * 2013-01-17 2014-04-08 Lsi Corporation Cross clock phase measurement

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0420667B1 (en) * 1989-09-29 1997-08-06 Kabushiki Kaisha Toshiba Phase-synchronous controller for production of reference clock signal in a disk drive system
JPH0567375A (ja) * 1990-08-07 1993-03-19 Ricoh Co Ltd 記録再生タイミング発生装置
KR100292038B1 (ko) * 1992-12-04 2001-06-01 이데이 노부유끼 디스크장치
JPH06309809A (ja) * 1993-04-27 1994-11-04 Pioneer Electron Corp ディジタル信号再生装置
JPH07201136A (ja) * 1993-12-28 1995-08-04 Sony Corp 位相量選択可能なディレーライン
JP3417704B2 (ja) * 1995-01-20 2003-06-16 パイオニア株式会社 ディジタル信号再生装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006208360A (ja) * 2004-12-27 2006-08-10 Tokyo Keiso Co Ltd 伝達時間計測装置

Also Published As

Publication number Publication date
US5802027A (en) 1998-09-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6757228B2 (en) Information recording apparatus for writable recording media
US6269058B1 (en) Wide capture range circuitry
JP4319259B2 (ja) アクティブ・ワイドレンジpll装置、位相ロックループ方法及びディスク再生装置
EP1237158B1 (en) Method for consecutive writing on recordable disc
CA2022192C (en) Optical disk recording/reproducing device
JP3034268B2 (ja) ディスク状記録媒体および記録/再生装置
JPH09161411A (ja) 再生クロック位相補正回路
JP5182070B2 (ja) デジタルpll回路及びデジタルpll動作方法
JPH0528657A (ja) デイジタル記録再生装置
JP3339841B2 (ja) 記録/再生方式
JP2942696B2 (ja) 光ディスクからのデータ再生システム
JP3622759B2 (ja) ディスク状記録媒体及び記録再生装置
JP3622763B2 (ja) ディスク状記録媒体及び記録再生装置
JP3622766B2 (ja) ディスク状記録媒体及び記録再生装置
JP3622762B2 (ja) ディスク状記録媒体及び記録再生装置
JP3622760B2 (ja) ディスク状記録媒体及び記録再生装置
JP3674629B2 (ja) ディスク状記録媒体及び記録再生装置
JP3674628B2 (ja) ディスク状記録媒体及び記録再生装置
JP3674626B2 (ja) ディスク状記録媒体及び記録再生装置
JP3622764B2 (ja) ディスク状記録媒体及び記録再生装置
JP3622765B2 (ja) ディスク状記録媒体及び記録再生装置
JP3622769B2 (ja) ディスク状記録媒体及び記録再生装置
JP3622768B2 (ja) ディスク状記録媒体及び記録再生装置
JP3622761B2 (ja) ディスク状記録媒体及び記録再生装置
WO1988007742A1 (en) Optical recording/reproducing apparatus

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20050426

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050510

A762 Written abandonment of application

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A762

Effective date: 20050711