JPH08194756A - 電子カルテシステム - Google Patents

電子カルテシステム

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JPH08194756A
JPH08194756A JP575495A JP575495A JPH08194756A JP H08194756 A JPH08194756 A JP H08194756A JP 575495 A JP575495 A JP 575495A JP 575495 A JP575495 A JP 575495A JP H08194756 A JPH08194756 A JP H08194756A
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medical
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Application number
JP575495A
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English (en)
Inventor
Yoshiki Murakami
芳樹 村上
Yoichi Onodera
洋一 小野寺
Kazuo Aisaka
一夫 相坂
Kumiko Tsutsui
久美子 筒井
Hitoshi Matsuo
仁司 松尾
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Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
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Publication of JPH08194756A publication Critical patent/JPH08194756A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ソフトウェアの統合化によって生産ラインを
効率化する。 【構成】 電子カルテシステムにおいて,カルテ内容,
処方箋,検査依頼伝票,検査結果を一つのウィンドウ内
に表示すると共に,処方箋,検査依頼伝票,検査結果を
オブジェクトで構成する。 【効果】 カルテ内容,処方箋,検査依頼伝票,検査結
果を一つのウィンドウ内に表示するため,カルテ内容,
処方箋,検査依頼伝票,検査結果の対応関係が把握しや
すくなる。更に,処方箋,検査依頼伝票,検査結果とい
った各種診療情報をオブジェクトで構成することによ
り,各種診療情報の追加,削除,変更を容易に行なうこ
とが可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は,病院情報システムにお
ける電子カルテシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】所見内容や処置内容を記入,参照するた
めのカルテと,処方箋や検査依頼伝票に代表される各種
伝票,並びに検査結果を全て電子化し統一的に運用・管
理するシステムが,現在様々な研究機関で開発されてい
る。このようなシステムは電子カルテシステムと呼ばれ
ており,例えば日本エム・イー学会大会において,「手
書きコメントが入力可能な電子カルテシステム」の発表
が行なわれている。上記発表内容「電子カルテ向け手書
きユーザインタフェースの試作」は,1993年特別号
「医用電子と生体工学」第31巻236ページに詳細に
掲載されている。上記システムは,紙と同じ操作環境を
計算機上に構築したものであり,ペン端末の利用によ
り,スケッチを含む手書きコメントの入力が可能となっ
ている。また,表示画面は診療机を模したレイアウトと
なっており,現行の紙にペンで書くような感覚で診療の
中断を最小限に抑えながら操作できるようになってい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来方式では,以下に
示す2つの課題がある。一つ目は,所見内容や処置内容
を記入・参照するためのカルテ画面と,処方箋や検査依
頼伝票,検査結果といった各種オーダ情報が別々のウィ
ンドウに表示されてしまうため,カルテ内容,処方箋,
検査依頼伝票,検査結果間での対応付けが困難となって
しまう。2点目は,カルテ画面や各種オーダ情報の書式
仕様並びに機能が,診療科毎,医師毎に異なるにも関わ
らず,画面レイアウトや機能を柔軟に変更できない点で
ある。柔軟に変更できない理由としては,システムを1
つの塊として構築してしまうために,画面レイアウトや
機能変更に伴いシステム全体が影響を受けてしまうため
である。更に,プログラム変更に伴う信頼性低下を防ぐ
作業にも多大な労力を必要とする。本発明の目的は,こ
のような問題点を改善し,電子カルテシステムにおける
ソフトウェアを統合化して、そのシステムのプログラム
生産ラインを効率化することにある。すなわち、カルテ
内容,処方箋,検査依頼伝票,検査結果の対応関係が把
握しやすく,拡張性に富んだ電子カルテシステムを構築
することを目的とする。また,オブジェクトの概念を利
用し,マルチメディア情報を同一手法で全て操作,管理
でき,オブジェクトを自由に移動,削除,変更しても他
のオブジェクトやカルテウィンドウに影響を及ぼすこと
がない電子カルテシステムを提供することを目的とす
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、まず第1に,所見内容,処置内容,依頼伝票(処方
箋,検査依頼伝票等),結果報告書類(検査結果,X線
写真等)を対応させるための手段について説明する。解
決手段としては,所見内容,処置内容,処方箋,検査依
頼伝票,検査結果を,一つのウィンドウ内に全て表示す
るようにしてやればよい。しかし,普通にカルテ内容,
処方箋,検査依頼伝票,検査結果を一つのウィンドウ内
に表示しようとしても,物理的な制約から返って見辛い
画面レイアウトとなってしまう。そこで,処方箋,検査
依頼伝票,検査結果を必要に応じてアイコン(小さな図
形記号)に置き換えると共に,アイコンをウィンドウ上
に自由に貼り付けられるようにしてやればよい。使用す
るアイコンについては,小さな矩形形状に,診療情報の
内容を推測できるような模様等を描いたものを用いると
良い。アイコンをポインティングすることで,図形記号
に置き換える前の診療情報を表示あるいは実行できるよ
うにすれば,必要に応じて所望の情報の参照を簡単に行
なうことが可能となる。第2に,画面レイアウト並びに
機能を柔軟に変更できるようにするための手段について
説明する。解決手段としては,処方箋,検査依頼伝票,
検査結果といった診療情報を診療情報毎に独立に動作で
きるようにしてやればよい。すなわち,診療情報と,そ
の診療情報を表示あるいは実行するための処理方法を対
とするオブジェクトで表現すると共に,オブジェクト単
体で独立に動作できるようにしてやればよい。次に,診
療情報を貼り付けるためのウィンドウ上に,オブジェク
トを貼り付けるための仕組みを備えればよい。具体的に
は,オブジェクトを貼り付けるためのウィンドウとオブ
ジェクト間で連携するような共通インタフェースを,ウ
ィンドウとオブジェクトの双方に備えればよい。
【0005】
【作用】本発明におけるカルテ内容,依頼伝票(処方
箋,検査依頼伝票等),結果報告書類(検査結果等)を
対応させるための手段,に対する作用について説明す
る。一つのウィンドウ内にカルテ内容,処方箋,検査依
頼伝票,検査結果を貼り付けることにより,カルテ内
容,処方箋,検査依頼伝票,検査結果間での対応関係が
把握しやすくなる。また,必要に応じて処方箋,検査依
頼伝票,検査結果をアイコンに置き換えることで,自由
度の高いカルテ画面を作成できる。更に,心音や音声に
代表される音情報,レントゲン画像に代表される画像情
報についても,上述のオブジェクト並びにアイコンを用
いることで,文字情報と同様の操作で扱うことが可能と
なる。次に,画面レイアウト並びに機能を柔軟に変更で
きるようにするための手段,に対する作用について説明
する。上述したように,全ての診療情報は,診療情報
と,その診療情報を表示あるいは実行するための処理方
法を対にした,いわゆるオブジェクトで構成されてい
る。そのため,診療情報毎に独立に動作させることが可
能であり,オブジェクト間での相互作用はほとんど発生
しない。よって,あるオブジェクトのデータ部分あるい
はプログラム部分を変更あるいは削除する必要性が生じ
ても,他のオブジェクトに一切影響を与えることはな
い。例えば,ある診療情報が画像データであり,画像の
表示フォーマットを変更しなければならなくなったとし
ても,変更が必要となるのは,オブジェクトの処理方法
部分のみであり,他のオブジェクトには一切影響を与え
ない。ある診療情報を追加,削除する場合においても,
該当するオブジェクトをウィンドウ上に追加,削除する
だけでよい。更に,オブジェクトを貼り付けるためのウ
ィンドウとオブジェクトは,共通インタフェースの連携
のみで結合しているため,ウィンドウ部分とオブジェク
トを別々に作成し,後で結合するといったことも簡単に
行える。このように,上述の手段を用いることで画面レ
イアウトや機能を柔軟に変更,拡張できるようになると
共に,機能変更に伴う信頼性の低下も最小限に抑えるこ
とが可能となる。また,診療情報であるオブジェクトを
ウィンドウ上に移動させることで診療情報を統合化して
いくという方式は,従来の紙カルテに近いマンマシン環
境も同時に提供する事を意味する。こうして電子カルテ
システムで用いるソフトウェアを統合可能とすることに
より、プログラム生産ラインの効率化および省エネを促
進することができる。
【0006】
【実施例】図1は,本発明の電子カルテ及びその表示方
式を示すための電子カルテシステムの1例である。電子
カルテシステムは,表示手段に液晶ディスプレイ1を使
用し,ポインティング手段としては液晶ディスプレイ上
に透明のデジタイザ2を重ね電子ペン3でポインティン
グする方式とする。なお,表示手段としては,液晶ディ
スプレイ以外のCRTディスプレイに代表される他の表
示デバイス,ポインティング手段についてもキーボード
やマウスに代表される他のポインティングデバイスを用
いてもよいこととする。以下、本実施例の電子カルテ表
示方式について説明を行なう。
【0007】本実施例の電子カルテ表示方式の構成は,
図2に示す機能ブロックからなり,カルテ内容を統合管
理するためのカルテ統合ウィンドウ4上に構築される。
カルテ統合ウィンドウは以下に示す3つの機能ブロック
から成り立っている。1つ目が患者の氏名や生年月日に
代表される患者の基本情報を表示するための患者基本情
報表示部5,2つ目が診察時の所見内容や処置内容を記
入・参照するためのカルテ内容表示部6,3つ目が1つ
以上のオブジェクトから構成されるオブジェクト群9で
ある。オブジェクトとは,「データとそのデータの処理
方法を対とするモジュール」であり,本発明におけるオ
ブジェクトの場合,更にオブジェクト単体で動作すると
共に,カルテ内容表示部に貼り付けるためのインタフェ
ース機構も備えているものとする。オブジェクト群は図
2に示すように1つ以上のオブジェクトから構成されて
おり,一つ一つのオブジェクトを診療情報(処方箋や検
査依頼伝票・検査結果等)の各々に対応させることで,
診療情報の追加,変更を容易に行なうことが可能とな
る。例えば,新規検査伝票を作成し追加する場合におい
ても,オブジェクトを1個作成し追加するだけでよい。
しかもオブジェクトは独立性が高いために他のオブジェ
クトやカルテ内容表示部に影響を与えることもない。更
に,上記オブジェクトはカルテ内容表示部に貼り付ける
ための機能を備えているため,所見内容や処置内容と容
易に統合することが可能となる。また,様々なオブジェ
クトを作成することで,容易に機能拡張を行なうことが
できる。なお,本実施例では,医師は診察の結果をもと
に処方箋,検査依頼等の依頼伝票を発行し,また,検査
結果,X線写真等の結果報告書類が医師へ返送されるも
のとする。
【0008】以下,上述の3つの機能ブロックについて
詳細に説明する。図3は患者基本情報表示部5の1実施
例を示したものである。患者基本情報表示部は,患者の
ID番号を表示するための患者ID表示部51,患者氏
名を表示するための患者氏名表示部52,患者の生年月
日を表示するための患者生年月日表示部53,患者の受
診科を表示するための受診科表示部54,カルテ内容の
記載事項を登録するためのカルテ発行ボタン55並びに
中止するためのカルテ中止ボタン56から構成される。
本実施例では,表示項目を上述の4項目としたが,表示
項目については自由にカスタマイズできるものとする。
【0009】次に,カルテ内容表示部について説明を行
なう。図4はカルテ内容表示部6の構成要素を示したも
のであり,以下の3機能から構成されている。1つ目が
患者の病歴情報を表示するための病歴ウィンドウ61,
2つ目がカルテ内容を記入・参照するためのカルテウィ
ンドウ7,3つ目が所望診察日のカルテ内容を検索する
ための診察日検索機構8である。更にカルテウィンドウ
7は,図5に示す8つの構成要素からなっている。診察
日を表示するための診察日表示部71と74,所見内容
を記入・参照するための所見領域72と75,同様に処
置内容を記入・参照するための処置領域73と76,初
診時からの総診察回数と現在表示されているカルテ内容
の診察回数を表示する診察回数表示部77,現在表示さ
れている診察日の前回診察カルテ内容を検索・表示する
ための前回診察移動ボタン78,同様に次回診察カルテ
内容を検索・表示するための次回診察移動ボタン79,
初診時のカルテ内容を検索・表示するための初診移動ボ
タン69,最新のカルテ内容を検索・表示するための最
新移動ボタン70である。診察日表示部・所見領域・処
置領域は,診察時カルテ統合ウィンドウを開く際,シス
テム側で自動的に作成され,前回診察のカルテ内容の下
に表示されるものとする。この時,前回診察の所見領域
並びに処置領域に空白部分が存在する場合には,領域の
大きさ調整も自動的に行われるものとする。なお,カル
テ中止ボタン56がポインティングされた場合,作成さ
れた診察日表示部,所見領域,処置領域は消去されるも
のとする。所見領域並びに処置領域は,従来の紙カルテ
と同様,所見内容や処置内容を記入するための領域であ
り,前述のオブジェクトを貼り付けるための機能も備え
ているものとする。記入はキーボードによる文字コード
入力,マウスあるいは電子ペン等による自由手書き入力
のどちらでも行なえるものとする。更に,イメージスキ
ャナに代表される読取り装置からの入力を行なうための
モジュールを,前述のオブジェクトで作成し貼り付ける
ことにより,多彩な入力形態をサポートすることも可能
である。なお,カルテウィンドウは1枚のウィンドウか
ら構成されており,カルテ内容は連続した状態で記入さ
れている。実際に表示されているのは,カルテウィンド
ウの1部分であり,実際に表示されている枠である表示
フレームを移動させることで必要なカルテ情報(診察日
表示部と所見領域,処置領域をひとまとめにしたもの)
を表示する。そのため,複数枚のウィンドウを用いたウ
ィンドウ切り替え方式のような物理的な単位でのスクロ
ールではなく,診察日単位でのスクロールが可能とな
る。診察日単位での表示フレーム移動機能を利用するこ
とで,検索が容易になると共に,常に見易い表示状態を
提供することが可能となる。更に,初診時のカルテ内容
を表示するための初診移動ボタンと,最新診察日(通常
は当日)のカルテ内容を表示するための最新移動ボタン
を利用することで,診察経過の把握も素早く行なえるよ
うになる。診察回数表示部は,患者の総診察回数と現在
カルテウィンドウの最上部に表示されている診察日の診
察回数を表示したものである。本実施例では,4/5と
表示されていることから,総診察回数が5回で,現在表
示されている最上部のカルテ内容は4回目の診察内容を
示したものであることがわかる。このようにカルテウィ
ンドウは,診察日を基準として表示あるいは検索を行な
うため,診察情報の検索・表示・概要把握といったこと
を容易にしかも素早く行なうことが可能となる。
【0010】次に,診察日検索機構8について説明を行
なう。診察日検索機構は,所望診察日のカルテ内容を検
索するための診察日検索用タグ83〜86,診察日検索
用タグを左右にシフトさせるためのシフトボタン,病歴
ウィンドウを表示するための病歴表示ボタン89から構
成されている。シフトボタンは,診察日検索用タグを最
左(最新診察日)にシフトするための最左シフトボタン
81,診察日検索用タグを左にシフトするための左シフ
トボタン82,同様に右シフトボタン87,最右シフト
ボタン88からなる。なお,診察日検索用タグに表示さ
れている診察日のカルテ内容がカルテウィンドウ上に表
示されている時は,診察日検索用タグの表示色が変更
(通常は反転表示)されるものとする。本実施例の場合
であれば,診察日検索用タグ83と84の表示色が変更
される。また,初診移動ボタン69,前回診察移動ボタ
ン78,次回診察移動ボタン79,最新移動ボタン70
をポインティングすることでもカルテウィンドウ上のカ
ルテ内容が変更されるが,この際診察日検索用タグも同
期して左右にシフト,あるいは表示色の変更が行われる
ものとする。なお,診察日検索用タグは,診察日表示部
と同様,システム側で自動的に作成されるものとする。
図6は,カルテ統合ウィンドウ4に患者基本情報表示部
5,カルテ内容表示部7,診察日検索機構8を実際の画
面に適用した場合の1実施例を示したものである。本実
施例は,診察日検索機構の診察日検索ボタン84「94
/08/01」をポインティングした際に表示される画
面例を示したものである。「94/08/01」をポイ
ンティングすることで,94年8月1日のカルテ内容が
カルテウィンドウの最上部に表示されている。同様に,
診察日検索ボタン83あるいは次回診察移動ボタン79
をポインティングすれば,94年8月8日のカルテ内容
がカルテウィンドウの最上部に表示される。図7は,病
歴表示ボタン89をポインティングした際に表示される
病歴ウィンドウ61の表示例を示したものである。病歴
ウィンドウは,病歴以外にアレルギー情報,身体・体重
・血液型といった身体の詳細情報,飲酒等の生活習慣に
至るまでの情報が表示可能であり,逐次内容の追加,削
除,変更も行なえるものとする。当然,オブジェクトの
貼り付けも可能である。
【0011】次に,オブジェクトについて説明を行な
う。オブジェクトは前述したように「データとそのデー
タの処理方法を対とするモジュール」である。例えば検
査依頼伝票の場合,データが検査依頼項目,データの処
理方法が検査依頼伝票を模したウィンドウに該当する。
なお,オブジェクトのデータ型は,データの処理方法に
のみ依存するため,文字コード以外の音声や画像にも対
応できる。よって,オブジェクトを利用することによ
り,全診療情報を統一的に扱うことが可能となる。図8
はオブジェクトと,オブジェクトが貼り付けられるウィ
ンドウの構成要素を各々示したものである。本発明にお
けるオブジェクトは,通常のオブジェクトであるデータ
とデータの処理方法以外に,アイコン・オブジェクトI
D・表示属性・表示位置・貼り付け属性・カルテウィン
ドウに貼り付けるためのインタフェースからなってい
る。アイコンとは,データあるいはデータの処理方法を
模した図柄(本実施例では文字を使用)を描いた小さな
矩形ウィンドウであり,オブジェクトを置き換えて表示
する際に使用する。アイコンを利用する利点としては,
データの貼り付けサイズが大きいオブジェクトの場合,
アイコンに置き換えて貼り付けることにより占有領域を
小さくできることである。そのため多くのオブジェクト
を貼り付ける場合においても,見易い画面レイアウトが
実現可能となる。オブジェクトIDは,カルテ統合ウィ
ンドウに貼り付けられたオブジェクトを管理する際に利
用する。表示属性は,オブジェクトをアイコンの状態で
貼り付けるのか,データのまま貼り付けるのかを選択設
定するための属性である。表示属性は,通常デフォルト
を使用するものとし,一般的には依頼伝票類がアイコ
ン,検査結果類がデータというように,オブジェクト作
成時にデフォルトとして設定する。表示位置は,オブジ
ェクトの貼り付け位置を格納しておくためのものであ
る。貼り付け属性は,オブジェクトの貼り付け場所を管
理するための属性である。即ち,オブジェクトは,オブ
ジェクトの貼り付け属性と一致する貼り付け可能属性を
有するウィンドウにのみ貼り付けることを可能とする。
例えば,カルテウィンドウの貼り付け属性が1で病歴ウ
ィンドウの貼り付け属性が2の場合,貼り付け属性1の
オブジェクトは,カルテウィンドウにのみ貼り付けるこ
とが可能となる。このように,貼り付け属性をオブジェ
クト(図8(a))とウィンドウ(図8(b))の両方
に設定し,両方の貼り付け属性が一致した場合のみ,オ
ブジェクトの貼り付けを可能とすることで,貼り付け場
所を木目細かく指定できるようになる。なお,貼り付け
属性についてはオブジェクト,ウィンドウ共に複数個登
録できるものとする。
【0012】図9は,図6の実施例に,表示属性アイコ
ンのオブジェクトを貼り付けた実施例を示したものであ
る。オブジェクトは以下に示す6個で構成される。処方
箋伝票を発行するための処方箋オブジェクト94,生化
学検査依頼伝票を発行するための生化学検査伝票オブジ
ェクト95,超音波検査依頼伝票を発行するための超音
波検査伝票オブジェクト96,心音の録音あるいは再生
を行なう心音オブジェクト97,音声の録音あるいは再
生を行なう音声オブジェクト98,画像の録画あるいは
表示を行なう画像オブジェクト99である。これらオブ
ジェクトをカルテウィンドウに貼り付けることで診療情
報の統合化を行なう。なお,オブジェクトは何等かのウ
ィンドウ上に貼り付けておく必要があるため以下に示す
ウィンドウも追加している。各種伝票オブジェクトを貼
り付けておくための伝票棚ウィンドウ91,各種ツール
オブジェクトを貼り付けておくためのツール棚ウィンド
ウ92である。更に,発行済み伝票の貼り付け場所を限
定する目的で発行済み伝票ウィンドウ93も追加してい
る。上記6個のオブジェクトと3個のウィンドウ,並び
に所見領域と処置領域の貼り付け属性を以下に示す。貼
り付け属性は,伝票オブジェクト94〜96が1,ツー
ルオブジェクト97〜99が2と3,伝票棚ウィンドウ
と発行済み伝票ウィンドウが1,ツール棚ウィンドウが
2,所見領域が3,処置領域が4である。このように設
定しておくことで,伝票関連のオブジェクトは必ず発行
済み伝票ウィンドウに貼り付けられるため情報を見落と
しにくくなる。更に,オブジェクトはカルテウィンドウ
に対して整理された状態で貼り付けていくことも可能と
なる。
【0013】図10は,オブジェクト貼り付け時に実行
される処理フローを示したものである。まずオブジェク
トを,貼り付けたいウィンドウまで移動させる(ステッ
プ1001)。移動が終了した時点で,オブジェクトと
ウィンドウの貼り付け属性が一致していることを確認す
る(ステップ1002)。もし,一致していなければオ
ブジェクトの貼り付け処理は無効となり,処理は終了す
る。一致していれば,オブジェクトの構成要素の一つで
あるデータ処理方法が起動される(ステップ100
3)。起動したデータ処理方法を用いてデータの入力を
行なう(ステップ1004)。データ入力が完了した時
点で表示属性(通常はデフォルトを使用)を設定する
(ステップ1005)。以上一連の操作を行なうことに
より,オブジェクトの貼り付け作業が完了する(ステッ
プ1006)。なお,オブジェクトは移動の際複製さ
れ,複製されたオブジェクトが貼り付けられるものとす
る。よって,同一オブジェクトをカルテウィンドウ上に
複数個貼り付けることも可能である。
【0014】以下,上述の本発明を実際のシステムに適
用した場合の画面遷移例を図11〜図18を用いて説明
する。患者名は日立太郎,今回が3度目の診察である。
カルテ統合ウィンドウ4を起動すると,まず前回(94/0
8/01)のカルテ内容がカルテウィンドウ上に表示され
る。操作者はカルテ内容を確認し,当日のカルテ作成を
開始する。まず,診察日検索用タグ84をポインティン
グすることにより図11に示すカルテウィンドウ7が表
示される。当日の診察日は94年8月8日であることか
ら,カルテウィンドウの先頭に94年8月8日の診察日
が自動的に表示され,所見領域と処置領域が作成され
る。図12は,所見領域に所見内容を記入後,心音の録
音をオブジェクトを用いて行なう方法について示したも
のである。本例の所見内容の記入については文字コード
による入力例を示している。次に心音の録音方法につい
て説明する。なお,心音を電子的に取込むための電子聴
診器がシステムに既に接続されているものとして説明を
進める。まず,心音オブジェクト97を所見領域に移動
させる。移動が終了した時点で,図13に示す心音ウィ
ンドウ100が起動される。このデータ表示方法である
心音ウィンドウは,人の上半身を前と後からみた形のイ
メージ図並びに1つ以上の心音入力オブジェクト101
〜105から構成されている。本実施例では心音入力オ
ブジェクトの個数を5個としているが,何個でもよい。
心音入力オブジェクトは,心音ウィンドウ内のみを自由
に移動できるものとする。これは上述の貼り付け属性を
利用している。心音を入力したい箇所に心音入力オブジ
ェクト101を移動させる。移動が終了すると,図14
に示す心音を録音するための心音入力ウィンドウ106
が起動される。このウィンドウは,心音を録音するため
の録音ボタン,録音した心音を再生するための再生ボタ
ン,録音並びに再生を停止するための停止ボタン,心音
入力ウィンドウを閉じるための閉ボタンで構成されてい
る。録音ボタンをポインティングすることにより心音の
録音を開始する。終了は,決められた時間がきたら自動
的に終了,あるいは停止ボタンをポインティングするこ
とで終了する。閉ボタンをポインティングすることによ
り,心音入力オブジェクトの貼り付けが完了する。同様
の操作を心音オブジェクトボタン102,103につい
ても行なう。なおオブジェクトは,この例のようにオブ
ジェクトの中にオブジェクトを登録するといった階層的
な構築も可能となっている。よって,複雑なオブジェク
トについても簡単に作成・管理を行なうことが可能とな
る。
【0015】次に伝票の発行方法について,図15を用
いて説明する。まず,伝票棚ウィンドウの生化学検査伝
票オブジェクト95を発行済み伝票ウィンドウ93に移
動させる。移動が終了した時点で,図16に示す生化学
検査伝票ウィンドウ110が起動される。検査する項目
をポインティング(本実施例ではTP,T−BIL,A
lb,GOT,GPT,LDHの6項目)し,生化学検
査伝票用発行ボタン111をポインティングすることに
より発行処理が行われ,オブジェクトの貼り付け作業も
同時に完了する。生化学検査伝票用中止ボタン112を
ポインティングした場合には,生化学検査伝票ウィンド
ウは閉じられ,オブジェクトの貼り付け作業も無効とな
る。同様に,超音波検査伝票オブジェクトの貼り付け作
業も行なう。図17は,処置領域に検査結果オブジェク
ト120,121が貼り込まれた状態を示したものであ
る。発行済み伝票ウィンドウに生化学検査と超音波検査
の伝票が発行されていることから,検査結果としては生
化学検査結果と超音波動画像が得られる。これらの検査
結果オブジェクトは,検査技師あるいは検査装置から自
動的に貼り付けられるものとする。生化学検査結果オブ
ジェクト120は,表示属性をアイコンではなくデータ
としているためにデータのままで貼り込まれている。超
音波動画像については,超音波動画像オブジェクト12
1がアイコンの表示属性で貼り込まれている。なお,こ
のようなアイコン状態に置き換えられたオブジェクトの
データを観たい場合には,オブジェクトの表示属性をア
イコンからデータに置き換えてやればよい。本実施例で
はオブジェクトをポインティングすることにより,表示
属性がアイコンからデータに置き換わるものとする。よ
って,超音波動画像オブジェクトをポインティングする
ことにより図18に示す超音波動画像ウィンドウ122
が表示される。超音波動画像ウィンドウの再生ボタンを
押すことにより超音波の動画像表示が行われる。本例で
は,再生機能のみであるが,超音波動画像ウィンドウに
拡大や縮小,濃度調整といった機能が備えられていれ
ば,それらの機能も利用できるものとする。
【0016】このように,各種伝票やツール,検査結果
をオブジェクトを貼り付けることで統合化するという方
式を採ることにより,拡張性に富んだ電子カルテシステ
ムの構築が可能となる。また,オブジェクトの概念を利
用することで,画像,音声,文字情報といったマルチメ
ディア情報を同一手法で全て操作,管理できるようにな
る。更にオブジェクトの貼り付けはアイコン,データの
どちらでも良いため,自由なレイアウトでカルテ作成を
行うことが可能となるばかりでなく,オブジェクトは独
立動作可能なモジュールであることから,他のオブジェ
クトやカルテウィンドウに相互作用を与えることもな
い。すなわち,オブジェクトを自由に移動,削除,変更
しても他のオブジェクトやカルテウィンドウに影響を及
ぼすことはない。更に,本表示方式であるカルテ統合ウ
ィンドウを同時に複数個起動させることにより,複数診
察日のカルテ内容を同時に参照・記入する事も可能とな
る。
【0017】
【発明の効果】本発明によれば、カルテ内容,処方箋,
検査依頼伝票,検査結果を一つのウィンドウ内に表示可
能とすることで,カルテ内容,処方箋,検査依頼伝票,
検査結果の対応関係が把握しやすくなる。更に,各種伝
票やツール,検査結果をオブジェクトを貼り付けること
で統合化する方式を採ることにより,拡張性に富んだ電
子カルテシステムの構築が可能となる。また,オブジェ
クトの概念を利用することで,画像,音声,文字情報と
いったマルチメディア情報を同一手法で全て操作,管理
できるようになる。更にオブジェクトの貼り付けはアイ
コン,データのどちらでも良いため,自由なレイアウト
でカルテ作成を行うことが可能となるばかりでなく,オ
ブジェクトは独立動作可能なモジュールであることか
ら,他のオブジェクトやカルテウィンドウに相互作用を
与えることもない。すなわち,オブジェクトを自由に移
動,削除,変更しても他のオブジェクトやカルテウィン
ドウに影響を及ぼすこともない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における電子カルテシステム
の表示手段及びポインティング手段を示す図である。
【図2】本発明の一実施例における電子カルテシステム
の表示方式を示す機能ブロック図である。
【図3】本発明の一実施例における患者基本情報表示部
の構成要素を示す図である。
【図4】本発明の一実施例におけるカルテ内容表示部の
構成要素を示す図である。
【図5】本発明の一実施例におけるカルテウィンドウ並
びに診察日検索機構の構成要素を示す図である。
【図6】本発明の一実施例におけるカルテウィンドウを
示す図である。
【図7】本発明の一実施例における病歴ウィンドウを示
す図である。
【図8】本発明の一実施例におけるオブジェクトとウィ
ンドウの構成要素を示す図である。
【図9】本発明の一実施例におけるオブジェクトの追加
を示す図である。
【図10】本発明の一実施例におけるオブジェクト貼り
付けの際に生じる処理フローチャートを示す図である。
【図11】本発明の一実施例におけるカルテウィンドウ
に何も書き込まれていない状態を示す図である。
【図12】本発明の一実施例におけるカルテウィンドウ
に所見内容の記入と,心音入力オブジェクトの貼り付け
を示す図である。
【図13】本発明の一実施例における心音入力オブジェ
クトのデータ処理方法を示す図である。
【図14】本発明の一実施例における心音オブジェクト
のデータ処理方法を示す図である。
【図15】本発明の一実施例における検査依頼伝票オブ
ジェクトの貼り付けを示す図である。
【図16】本発明の一実施例における検査依頼伝票オブ
ジェクトのデータ処理方法を示す図である。
【図17】本発明の一実施例における検査結果オブジェ
クトの貼り付けを示す図である。
【図18】本発明の一実施例における超音波動画像オブ
ジェクトのデータ処理方法を示す図である。
【符号の説明】
1・・・液晶ディスプレイ,2・・・デジタイザ,3・・・電子
ペン,4・・・カルテ統合ウィンドウ,5・・・患者基本情報
表示部,6・・・カルテ内容表示部,7・・・カルテウィンド
ウ,8・・・診察日検索機構,9・・・オブジェクト群,51
・・・患者ID表示部,52・・・患者氏名表示部,53・・・
患者生年月日表示部,54・・・受診科表示部,55・・・カ
ルテ発行ボタン,56・・・カルテ中止ボタン,61・・・病
歴ウィンドウ,69・・・初診移動ボタン,70・・・最新移
動ボタン,71・・・診察日表示部,72・・・所見領域,7
3・・・処置領域,74・・・診察日表示部,75・・・所見領
域,76・・・処置領域,77・・・診察回数表示部,78・・
・前回診察移動ボタン,79・・・次回診察移動ボタン,8
1・・・最左シフトボタン,82・・・左シフトボタン,83
〜86・・・診察日検索用タグ,87・・・右シフトボタン,
88・・・最右シフトボタン,89・・・病歴表示ボタン,9
1・・・伝票棚ウィンドウ,92・・・ツール棚ウィンドウ,
93・・・発行済み伝票ウィンドウ,94・・・処方箋オブジ
ェクト,95・・・生化学検査伝票オブジェクト,96・・・
超音波検査伝票オブジェクト,97・・・心音オブジェク
ト,98・・・音声オブジェクト,99・・・画像オブジェク
ト,100・・・心音ウィンドウ,101〜105・・・心音
入力オブジェクト,106・・・心音入力ウィンドウ,1
10・・・生化学検査伝票ウィンドウ,111・・・生化学検
査伝票用発行ボタン,112・・・生化学検査伝票用中止
ボタン,120・・・生化学検査結果オブジェクト,12
1・・超音波動画像オブジェクト,122・・・超音波動画
像ウィンドウ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 筒井 久美子 東京都国分寺市東恋ケ窪1丁目280番地 株式会社日立製作所中央研究所内 (72)発明者 松尾 仁司 東京都国分寺市東恋ケ窪1丁目280番地 株式会社日立製作所中央研究所内

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カルテの記入・参照を電子的に行なうグ
    ラフィカルユーザインタフェース機能を有した表示手段
    と,項目の入力あるいはポインティングを行なうための
    入力手段を備えた電子カルテシステムにおいて,所見内
    容,処置内容の記入・参照以外に,依頼伝票,結果報告
    書類の少なくとも一つ以上を,前記電子カルテの任意箇
    所に,電子的に貼り付けるための手段を備えていること
    を特徴とする電子カルテシステム。
  2. 【請求項2】 前記電子カルテは,患者の生年月日を含
    む患者基本情報を表示するための患者基本情報表示部,
    診察時の所見内容や処置内容を含むカルテ内容の検索・
    表示を行なうためのカルテ内容表示部,依頼伝票・結果
    報告書類の内容を含む診療データと該診療データの処理
    手段を対とするオブジェクトを一つ以上備えたオブジェ
    クト群,により構成されることを特徴とする請求項1記
    載の電子カルテシステム。
  3. 【請求項3】 前記カルテ内容表示部は,患者の病歴情
    報を表示するための病歴情報表示部,カルテ内容を記入
    ・参照するためのカルテ表示部,診察日を検索キーとし
    てカルテ内容の検索を行なう診察日検索部,により構成
    されることを特徴とする請求項2記載の電子カルテシス
    テム。
  4. 【請求項4】 前記カルテ表示部は,診察日を表示する
    ための診察日表示部,所見内容を記入・参照するための
    所見領域,処置内容を記入・参照するための処置領域,
    初診時からの総診察回数とカルテ表示部に表示されてい
    るカルテ内容の診察回数を表示するための診察回数表示
    部,カルテ表示部に表示されている診察日の前回診察日
    を検索・表示するための前回診察日検索部,次回診察日
    を検索・表示するための次回診察日検索部,初診日を検
    索・表示するための初診日検索部,最新診察日を検索・
    表示するための最新診察日検索部,の少なくとも一つ以
    上により構成されることを特徴とする請求項3記載の電
    子カルテシステム。
  5. 【請求項5】 前記カルテ表示部が診察日を移動単位と
    して検索,表示するための手段を備えていることを特徴
    とする請求項3記載の電子カルテシステム。
  6. 【請求項6】 診察日検索部は,所望診察日のカルテ内
    容を検索・表示するための一つ以上の見出し部分を備え
    た診察日検索用タグ部,該診察日検索用タグ部を左右に
    移動させるための診察日検索用タグ移動部,病歴情報表
    示部を検索・表示するための病歴情報検索表示部,の少
    なくとも一つ以上により構成されていることを特徴とす
    る請求項3記載の電子カルテシステム。
  7. 【請求項7】 前記オブジェクトは,依頼伝票・結果報
    告書類に代表される診療データを格納するための診療デ
    ータ部,診療データの処理を行なうための診療データ処
    理部,オブジェクトの貼り付けられる領域を指定するた
    めの属性を一つ以上登録した貼り付け属性を格納する貼
    り付け属性部,前記オブジェクトを前記カルテ表示部に
    貼り付けるためのインタフェース部,により構成されて
    いることを特徴とする請求項2記載の電子カルテシステ
    ム。
  8. 【請求項8】 前記オブジェクトを貼り付ける領域に
    は,オブジェクトの貼り付けを可能とするための属性を
    一つ以上登録する貼り付け可能属性を格納する貼り付け
    可能属性部と,オブジェクトを貼り付けるためのインタ
    フェース部を備えていることを特徴とする請求項2記載
    の電子カルテシステム。
  9. 【請求項9】 請求項7記載の貼り付け属性部に登録さ
    れている貼り付け属性と,請求項8記載の貼り付け可能
    属性部に登録されている貼り付け可能属性が一致した場
    合にのみ,オブジェクトを貼り付ける領域上に,オブジ
    ェクトを貼り付けるように構成したことを特徴とする電
    子カルテシステム。
  10. 【請求項10】 前記オブジェクトを貼り付ける領域上
    に該オブジェクトを貼り付けた後,オブジェクトの表示
    位置変更や削除,オブジェクトの内容変更を行なうよう
    に構成したことを特徴とする請求項9記載の電子カルテ
    表示方式。
  11. 【請求項11】 前記オブジェクトをアイコンに置き換
    えて貼り付けるように構成したことを特徴とする請求項
    7記載の電子カルテ表示方式。
  12. 【請求項12】 前記オブジェクトを貼り付け領域上に
    移動させることで,オブジェクトの貼り付けを完了する
    ように構成したことを特徴とする請求項7記載の電子カ
    ルテシステム。
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