JPH08192320A - 工作機械のテーブル装置 - Google Patents

工作機械のテーブル装置

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JPH08192320A
JPH08192320A JP1980995A JP1980995A JPH08192320A JP H08192320 A JPH08192320 A JP H08192320A JP 1980995 A JP1980995 A JP 1980995A JP 1980995 A JP1980995 A JP 1980995A JP H08192320 A JPH08192320 A JP H08192320A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
machine tool
saddle
sliding surface
table device
present
Prior art date
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Pending
Application number
JP1980995A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsutoshi Takahashi
高橋勝利
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Enshu Ltd
Original Assignee
Enshu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Enshu Ltd filed Critical Enshu Ltd
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Publication of JPH08192320A publication Critical patent/JPH08192320A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 1台の工作機械の共通部品とするサドル摺動
面と送り棒とに対して全長の異なるテーブルの載置交換
を可能としたテーブル装置を提供することを目的とす
る。 【構成】 1台の工作機械MのテーブルTに対し、少な
くともベッドB,サドルSの摺動面1,2と送り棒3と
を共通部品とし、上記サドルSの摺動面2と送り棒3と
に対して全長L,L´,L″の異なる各種テーブルT,
T´,T″を載置交換できる構成としたテーブル装置1
00である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、工作機械のテーブル装
置に関し、1台の工作機械の共通部品とするサドル摺動
面と送り棒とに対し、全長の異なるテーブルの載置交換
を可能としたものに係わる。
【0002】
【従来の技術】従来、工作機械のテーブル装置において
は、1台の工作機械のベッド上のサドルに載置されるテ
ーブルは、交換されること無くその全長が一定なままで
ある。このため、極めて長尺ワークの場合は、別のロン
グテーブルの工作機械を用意し、これにワークを載せ替
えての加工を実施している。要するに、ワークの大き
さ、長さに応じて複数台の工作機械を使い分ける方法を
採用している。更に、ロングテーブルでの多数個取りの
ワーク加工を行っている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、ワーク
の大きさ、長さに応じて複数台の工作機械を使い分ける
方法では、複数台の大きさの異なる工作機械を工場フロ
アーに設置しなければならないので、必要以上の広い床
面積と余分な工作機械を設備しなければならないという
問題がある。
【0004】また、複数台の大きさの異なる工作機械を
1つのフロアーに設備することは、ワーク加工の性質
上、稼働している機械と休止している機械とが混在する
ことになり、作業能率の低下や作業環境を悪くする。更
に、ロングテーブルの工作機械で多数個取りのワーク加
工を行う時は、その機能をフルに発揮させることが出来
るが、多数個取りのワーク加工が必要でなくなると無用
の長物に成りかねないという問題もある。
【0005】本発明は、上記従来の工作機械のテーブル
が持つ問題点に鑑み、1台の工作機械の共通部品とする
サドル摺動面と送り棒とに対し、全長の異なるテーブル
の載置交換を可能としたテーブル装置を提供することを
目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
すべく、請求項1において、1台の工作機械のテーブル
に対し、少なくともベッド,サドルの摺動面と送り棒と
を共通部品とし、上記サドル摺動面と送り棒とに対して
全長の異なる各種テーブルを載置交換できる構成とした
ことを特徴とする工作機械のテーブル装置である。
【0007】
【作用】本発明の請求項1によると、1台の工作機械の
テーブルに対し、少なくともベッド,サドルの摺動面と
送り棒とを共通部品とし、交換しようとするテーブルを
X軸方向から上記摺動面に係合させると共に、テーブル
下端中央面のボス(軸受ボス)に送り棒のナットを嵌合
して係着させる。上記テーブルは、その全長の異なるも
のであっても載置交換が可能な摺動面構成となってお
り、1台の工作機械で一般加工物から多数個取り、長尺
物の加工まで、目的に応じてテーブル選択の為の交換が
可能となり、あらゆるニーズに対応できる。
【0008】
【実施例】以下、図面に示す実施例につき説明する。図
1は本発明に係る各種テーブルを載置できるテーブル装
置の断面図であり、図2は本発明にテーブル装置に各種
テーブルを載置交換する作用を示す説明図であり、図3
〜図5は本発明に係る各種テーブルを載置したテーブル
装置を正面から見た断面図である。
【0009】図1において、工作機械Mのテーブル装置
100は、ベッドB及びこの摺動面1に載せたサドルS
を図面の前後方向(Y軸方向)に移動させると共に、サ
ドルSの摺動面2と、X軸送りモータSMの駆動軸4に
継手を介してその軸端3Aを連結した送り棒3とを共通
部品とする。そして、上記摺動面2に、全長L,L´,
L″の異なる各テーブルT,T´,T″の下面である摺
動面10を載せ合わせ、更に、サドルSの左側面のX軸
送りモータSMの駆動軸4に片持ちされた送り棒3のナ
ット体5に、テーブル下面のボス(軸受ボス)6を嵌合
してボルト7で係着し、全長L,L´,L″の異なる各
種テーブルT,T´,T″を載置交換できる構成となっ
ている。
【0010】勿論、上記サドルSをベッドBと一体化さ
せ、サドルSの摺動面2をベッドの摺動面1に見立て、
X軸送りモータSMの駆動軸4によって回転される送り
棒3とを共通部品とし、テーブルをX軸方向のみに駆動
する方式の工作機械にも適用できる。
【0011】尚、テーブルT,T´,T″のボス(軸受
ボス)6にボルト7でナット体5を係着した送り棒3
は、その自由端3Bを軸受部材8により支持されてい
る。そして、軸受部材8は、サドルSの右内面に設けた
凸座2Aに固定される。しかして、片持ちされた送り棒
3のナット体5に、テーブル下面のボス(軸受ボス)6
を嵌めるには、サドルSの右側面に設けた空所2Bから
挿入される。
【0012】本発明のテーブル装置100は、上記のよ
うに構成されており、以下のように作用する。先ず、1
台の工作機械のテーブル装置100に対し、少なくとも
ベッドB及びサドルSの摺動面2と送り棒3とを共通部
品とし、交換しようとするテーブルT,T´,T″をX
軸方向から上記摺動面2にその摺動面10を係合させる
と共に、テーブル下端面のボス(軸受ボス)6に送り棒
3のナット体5を嵌合してボルト7により係着させる。
【0013】上記テーブルT,T´,T″は、その全長
L,L´,L″の異なるものであっても共通部品のサド
ルSの摺動面2と送り棒3に簡便に載置交換される。し
かして、1台の工作機械で一般加工物から多数個取り、
長尺物の加工まで、目的に応じてテーブル選択の為の交
換が可能で、あらゆるニーズに対応できるものとしての
作用とその機能を発揮する。
【0014】ここで、図3〜図5は、全長L,L´,
L″の異なる各テーブルT,T´,T″に交換された状
態を示している。図3は本発明に係る全長Lの狭幅テー
ブルTを載置したテーブル装置100の断面図であり、
テーブルの両端にはテレスコカバーK,Kを備え、又テ
ーブルTの下面及び左右外側にスプラッシュガード1
1,12,13を各々備えている。尚、テーブルの左右
ストロークは、ストッパー20,21によって制限され
ている。
【0015】図4は本発明に係る全長L´の中幅テーブ
ルT´を載置したテーブル装置100の断面図であり、
テーブルの両端にはテレスコカバーK´,K´を備え、
又テーブルの下面及び左右外側にスプラッシュガード1
1,12´,13´を各々備えている。又、テーブルT
´の左右ストロークは、ストッパー20,21によって
制限されている。
【0016】そして、図5は本発明に係る全長L″の広
幅テーブルT″を載置したテーブル装置100の断面図
であり、テーブルの両端にはテレスコカバーK″,K″
を備え、又テーブルの下面及び左右外側にスプラッシュ
ガード11,12″,13″を各々備えている。又、テ
ーブルT″の左右ストロークは、ストッパー20,21
によって制限されている。
【0017】上記のように、本発明のテーブル装置10
0によると、全長L,L´,L″の異なる各テーブル
T,T´,T″の交換に際して、少なくともテーブル
T,T´,T″の交換とテレスコカバーK,K及び左右
スプラッシュガード12,13の交換だけで済まされ、
交換時間の短縮化と交換部品の削減が計られる。
【0018】本発明は、上記実施例に限定されることな
く発明の要旨内での細部の設計変更が可能である。例え
ば、テーブルサイズの種類の増減やテーブル及び送り棒
との連結手段も図示のものに限定されない。
【0019】
【効果】本発明によると、1台の工作機械のテーブルに
対し少なくともベッド及びニーの摺動面と送り棒とを共
通部品とし、交換しようとするテーブルをX軸方向から
上記摺動面に係合させると共に、テーブル下端面のボス
(軸受ボス)に送り棒のナットを嵌合して係着させる構
成としたから、上記テーブルは、その全長の異なるもの
であっても載置交換できる構成となっており、1台の工
作機械で一般加工物から多数個取り、長尺物の加工ま
で、目的に応じてテーブル選択の為の交換が可能で、あ
らゆるニーズに対応できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るテーブルを載置する状態を示す正
面図である。
【図2】本発明に係るテーブルを交換作用の状態を示す
正面図である。
【図3】本発明に係る狭幅テーブルを載置したテーブル
装置の断面図である。
【図4】本発明に係る中幅テーブルを載置したテーブル
装置の断面図である。
【図5】本発明に係る広幅テーブルを載置したテーブル
装置の断面図である。
【符号の説明】
T,T´,T″ テー
ブル B ベッ
ド S サド
ル 1,2,10 摺動
面 3 送り
棒 4 駆動
軸 5 ナッ
ト体 6 ボス 7 ボル
ト 20,21 スト
ッパー SM X軸
送りモータ L,L´,L″ 全長 100 テー
ブル装置

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1台の工作機械のテーブルに対し、少な
    くともベッド,サドルの摺動面と送り棒とを共通部品と
    し、上記サドル摺動面と送り棒とに対して全長の異なる
    各種テーブルを載置交換できる構成としたことを特徴と
    する工作機械のテーブル装置。
JP1980995A 1995-01-12 1995-01-12 工作機械のテーブル装置 Pending JPH08192320A (ja)

Priority Applications (1)

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JP1980995A JPH08192320A (ja) 1995-01-12 1995-01-12 工作機械のテーブル装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP1980995A JPH08192320A (ja) 1995-01-12 1995-01-12 工作機械のテーブル装置

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JPH08192320A true JPH08192320A (ja) 1996-07-30

Family

ID=12009668

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1980995A Pending JPH08192320A (ja) 1995-01-12 1995-01-12 工作機械のテーブル装置

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JP (1) JPH08192320A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008521633A (ja) * 2004-12-03 2008-06-26 クーカ・ロボター・ゲゼルシャフト・ミット・ベシュレンクテル・ハフツング 工作物位置決め装置
CN103692226A (zh) * 2013-12-24 2014-04-02 昆山鸿富洋机电有限公司 一种内置式微调滑台运动机构
CN113510514A (zh) * 2021-07-27 2021-10-19 河南兴安邦机电装备制造有限公司 便携式铣床

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CN103692226B (zh) * 2013-12-24 2015-12-09 昆山鸿富洋机电有限公司 一种内置式微调滑台运动机构
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