JPH08192282A - レーザ加工装置およびレーザ加工用光学装置 - Google Patents

レーザ加工装置およびレーザ加工用光学装置

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JPH08192282A
JPH08192282A JP7003311A JP331195A JPH08192282A JP H08192282 A JPH08192282 A JP H08192282A JP 7003311 A JP7003311 A JP 7003311A JP 331195 A JP331195 A JP 331195A JP H08192282 A JPH08192282 A JP H08192282A
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隆 小原
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 この発明はレーザ光を内部に導入するための
窓部材が汚れても、被加工物を照射するレーザ光の強度
を一定に維持できるようにしたレーザ加工装置を提供す
ることにある。 【構成】 被加工物にレーザ光を照射して加工するレー
ザ加工装置において、レーザ光を透過する窓部材7を有
し内部に上記被加工物8が配置される気密容器1と、上
記レーザ光を出力するレーザ発振器11と、このレーザ
発振器から出力されるレーザ光を上記窓部材から上記気
密容器内へ入射させる光学装置15と、上記被加工物が
レーザ光によって照射されることで発生する飛散物が付
着する上記窓部材の汚れ度合を検出するセンサ18と、
このセンサからの検出信号によって上記レーザ発振器の
出力を制御するコントローラ21とを具備したことを特
徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は気密容器内で被加工物
にレーザ光を照射して加工を行うレーザ加工装置および
被加工物を照射するレーザ光のスポットの強度分布を均
一化するためのレーザ加工用光学装置に関する。
【0002】
【従来の技術】被加工物をレーザ光によって照射加工す
るためのレーザ加工装置においては、加工時に被加工物
が大気の影響を受けると、加工部位が酸化するなどのこ
とがあるため、そのような加工不良を避けるために、被
加工物を減圧された気密容器に設置し、その内部でレー
ザ加工を行うようにしている。
【0003】気密容器内で被加工物にレーザ加工を行う
場合、気密容器に窓部材を設け、レーザ発振器から出力
されたレーザ光を上記窓部材から上記気密容器内へ入射
させるようにしている。
【0004】被加工物がレーザ光によって照射加工され
ると、被加工物から飛散物が発生することが避けられ
ず、その飛散物の一部は上記窓部材の内面に付着する。
飛散物が付着することで、上記窓部材を透過するレーザ
光の光量が減少する。つまり、被加工物の加工が進むに
つれて上記窓部材を透過する光量が減少するから、被加
工物に対して均一なレーザ加工が行えないということが
ある。
【0005】また、窓部材が汚れすぎた場合には、その
窓部材を交換しなければ透過光量を回復させることがで
きない。しかしながら、窓部材を交換するためには、上
記入射窓部材の汚れ度合をたとえば目視などによってチ
ェックしなければならなず、しかもその交換作業は気密
容器の減圧状態を解除して行わなければならないから、
その交換時期の確認や交換作業が容易でないということ
がある。
【0006】一方、レーザ加工がコンデンサフィルムの
マージン加工、液晶デバイス用のaーSiのアニール、
LSI金属配線の平坦化などの薄膜加工の場合、レーザ
光のスポットの強度分布が均一であることが加工精度に
大きく影響する場合がある。そのような場合、光学装置
によってレーザ光スポットの強度分布を均一化してから
被加工物を照射するということが行われる。
【0007】上記光学装置としてはカライドスコープが
用いられている。カライドスコープは周知のように断面
が矩形状をなしていて、その一端面から入射したレーザ
光をその内面で反射を繰り返して出射させることで、強
度分布を均一化させるようにしている。
【0008】カライドスコープから出射するレーザ光の
スポット形状は、結像レンズが球面レンズの場合、カラ
イドスコープの出射端面の外形状の相似形となり、通
常、カライドスコープは断面が正方形状となっている。
【0009】ところで、被加工物を照射するレーザ光の
スポット形状としては正方形だけでなく、縦横比が異な
る長方形状が要求される場合がある。長方形状のスポッ
トを得る場合、カライドスコープの少なくとも出射端の
断面形状を長方形状(通常、全体の断面形状を長方形と
する。)にしたり、カライドスコープから出射したレー
ザ光をマスクを通すことで成形するなどのことが行われ
る。
【0010】しかしながら、カライドスコープの断面形
状を長方形にした場合、カライドスコープに入射するレ
ーザ光のビーム形状の縦横比を1:1とすると、カライ
ドスコープの特性上、上記入射ビームの縦方向と横方向
とで反射回数が異なるため、出射するビームの強度分布
を十分に均一化できないということがあり、またマスク
を用いてスポットを長方形に成形すると、レーザ光の伝
送効率が低下するから、好ましくないということがあ
る。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来のレ
ーザ加工装置は、窓部材に飛散物が付着すると、レーザ
光の透過率が低下するので、気密容器内の被加工物に対
してレーザ加工を均一に行えないということがあり、ま
た飛散物が付着した窓部材を交換しなければならないと
き、その交換時期の判断や交換作業が容易でないという
ことがあった。
【0012】一方、従来のレーザ加工用光学装置におい
ては、カライドスコープを用いてレーザ光の強度分布を
均一化する際、長方形状のスポットが要求されると、伝
送効率を低下させることなく、均一化することができな
いということがあった。
【0013】この発明の目的は、窓部材に飛散物がある
程度付着しても、被加工物を照射するレーザ光の強度を
一定に保つことができるようにしたレーザ加工装置を提
供することにある。
【0014】また、この発明の目的は、窓部材を交換し
なければならない場合には、その交換時期の判断や交換
作業を容易かつ迅速に行えるようにしたレーザ加工装置
を提供することにある。
【0015】また、この発明の目的は、長方形状のスポ
ットが要求される場合、伝送効率の低下を招くことな
く、強度分布を均一化できるようにしたレーザ加工用光
学装置を提供することにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に請求項1の発明は、被加工物にレーザ光を照射して加
工するレーザ加工装置において、レーザ光を透過する窓
部材を有し内部に上記被加工物が配置される気密容器
と、上記レーザ光を出力するレーザ発振器と、このレー
ザ発振器から出力されるレーザ光を上記窓部材から上記
気密容器内へ入射させる光学手段と、上記被加工物がレ
ーザ光によって照射されることで発生する飛散物が付着
する上記窓部材の汚れ度合を検出する検出手段と、この
検出手段からの検出信号によって上記レーザ発振器の出
力を制御する制御手段とを具備したことを特徴とする。
【0017】請求項2の発明は、被加工物にレーザ光を
照射して加工するレーザ加工装置において、レーザ光を
透過する入射窓部材を有し内部に上記被加工物が配置さ
れる気密容器と、上記レーザ光を出力するレーザ発振器
と、このレーザ発振器から出力されるレーザ光を上記入
射窓部材から上記気密容器内へ入射させる光学系と、レ
ーザ光を透過する材料からなり上記気密容器内に上記入
射窓部材の内面に対向して配置され上記被加工物がレー
ザ光によって照射されることで発生する飛散物が上記入
射窓部材に付着するのを阻止するトラップ窓部材と、上
記飛散物の付着による上記トラップ窓部材の汚れ度合を
検出する検出手段と、この検出手段からの検出信号によ
って上記レーザ発振器の出力を制御する制御手段とを具
備したことを特徴とする。
【0018】請求項3の発明は、請求項2の発明におい
て、上記気密容器内のトラップ窓部材を交換するための
交換手段を備え、この交換手段は、上記検出手段が検出
するトラップ窓部材の汚れ度合が所定以上になったとき
に上記制御手段からの駆動信号によって駆動される構成
であることを特徴とする。
【0019】請求項4の発明は、請求項2の発明におい
て、上記検出手段は、上記入射窓部材および上記トラッ
プ窓部材を透過したレーザ光の強度を検出するセンサか
らなることをと特徴とする。
【0020】請求項5の発明は、請求項2の発明におい
て、上記検出手段は、上記入射窓部材およびトラップ窓
部材を透過し上記気密容器内へ入射する検査光を出力す
る光源と、上記気密容器内で反射して上記入射窓部材お
よびトラップ窓部材を透過して出射する上記検査光を検
出するセンサとからなることを特徴とする。
【0021】請求項6の発明は、被加工物を照射するレ
ーザ光の強度分布を均一化するレーザ加工用光学装置に
おいて、上記レーザ光が入射するカライドスコープと、
このカライドスコープの入射側に設けられた入射光学系
と、上記カライドスコープの出射側に設けられた出射光
学系とを具備し、上記出射光学系は焦点距離が異なる複
数のシリンドリカルレンズがそれぞれの円柱面の母線を
交差させて配置されてなることを特徴とする。
【0022】請求項7の発明は、被加工物を照射するレ
ーザ光の強度分布を均一化するレーザ加工用光学装置に
おいて、縦寸法と横寸法とが異なる長方形の断面を有す
るカライドスコープと、このカライドスコープの入射側
に設けられた入射光学系と、上記カライドスコープの出
射側に設けられた出射光学系とを具備し、上記入射光学
系は焦点距離が異なる複数のシリンドリカルレンズがそ
れぞれの円柱面の母線を交差させて配置されてなること
を特徴とする。
【0023】
【作用】請求項1の発明によれば、窓部材の汚れ度合に
応じて入射するレーザ光の強度が一定となるよう制御さ
れるため、被加工物を照射するレーザ光の強度を一定に
維持することができる。
【0024】請求項2の発明によれば、トラップ窓部材
に飛散物が付着し、気密容器に設けられた入射窓部材に
付着するのが阻止されるとともに、トラップ窓部材の汚
れ度合に応じて被加工物を照射するレーザ光の強度が一
定となるよう制御されるため、被加工物を均一に加工す
ることができる。
【0025】請求項3の発明は、トラップ窓部材が所定
以上に汚れ、そのことが検出されると、交換手段によっ
て上記トラップ窓部材を容易に交換することができる。
請求項4と請求項5の発明によれば、入射窓部材とトラ
ップ窓部材を透過して気密容器内に入射するレーザ光の
強度を確実に検出することができる。
【0026】請求項6の発明によれば、カライドスコー
プから出射したレーザ光を円柱面の母線を交差させて配
置された焦点距離の異なる複数のシリンドリカルレンズ
に入射させることで、レーザ光のスポット形状の縦横比
を上記シリンドリカルレンズの焦点距離に応じ、しかも
強度分布の均一性を損なうことなく変えることができ
る。
【0027】請求項7の発明によれば、レーザ光は、円
柱面の母線を交差させて配置された焦点距離の異なる複
数のシリンドリカルレンズによってスポットの縦横比を
変えられてカライドスコープに入射するため、強度分布
の均一性を維持しながらスポット形状の縦横比を変える
ことができる。
【0028】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面を参照して説
明する。図1乃至図4はこの発明の一実施例を示し、図
1に示すレーザ加工装置は気密容器1を備えている。こ
の気密容器1の底部には図2に示すように排気管2が一
端を接続して設けられている。この排気管2には、中途
部に開閉弁3が設けられ、他端は図1に示すように気密
容器1の下方に配置された排気装置4に連通している。
したがって、上記排気装置4が作動することで、上記気
密容器1内を減圧することができるようになっている。
【0029】上記気密容器1の上面には矩形状の入射窓
部材5が設けられている。この入射窓部材5の内面側下
方には保持フレーム6が設けられ、この保持フレーム6
にはトラップ窓部材7が着脱自在に保持されている。上
記保持フレーム6の下方には被加工物8が供給載置され
るステージ9が設けられている。
【0030】上記入射窓部材5とトラップ窓部材7と
は、ともにレーザ発振器11から発振出力されたレーザ
光Lが透過する材料によって形成されている。つまり、
レーザ発振器11から発振出力されたレーザ光Lは第1
の反射ミラー12と第2の反射ミラー13とで反射して
後述する構成のレーザ加工用の光学装置14に入射す
る。この光学装置14から出射したレーザ光Lは上記入
射窓部材5とトラップ窓部材7とを順次透過して上記被
加工物8を照射するようになっている。
【0031】上記光学装置14はXY駆動機構15によ
って水平面上をXY方向に駆動されるようになってい
る。つまり、XY駆動機構15は気密容器1の上面をX
方向に駆動されるX駆動部材15aと、このX駆動部材
15aにY方向に沿って駆動されるよう設けられたY駆
動部材15bとからなり、このY駆動部材15bに上記
光学装置14が取り付けられている。
【0032】なお、上記第1の反射ミラー12は上記X
駆動部材15aと一体的に設けられ、第2の反射ミラー
13は上記Y駆動部材15b(光学装置14)と一体的
に設けられている。したがって、上記光学装置14が上
記XY駆動機構15によってXY方向に駆動されても、
レーザ発振器11から出力されたレーザ光Lを、上記第
1、第2の反射ミラー12、13で反射させて上記光学
装置14に入射させることができる。
【0033】上記トラップ窓部材7と上記被加工物8と
の間には、図2に示すように第3の反射ミラー16がロ
ッド状の支持部材17aの先端に45度の角度で取り付
けられている。この支持部材17aは駆動源17bによ
って水平方向に進退駆動されるようになっている。
【0034】上記反射ミラー16が前進位置に駆動され
ると、上記トラップ窓部材7を透過したレーザ光Lが上
記反射ミラー16によって水平方向に反射される。レー
ザ光Lの反射方向には透過窓18aが形成され、この透
過窓18aを透過したレーザ光Lの強度はセンサ18に
よって検出されるようになっている。センサ18が検出
するレーザ光Lの強度は上記トラップ窓部材7の汚れ度
合によって異なる。
【0035】上記センサ18によって検出された検出信
号はコントローラ21に入力される。このコントローラ
21には所定の値の第1、第2の設定値が設定され、こ
の設定値と上記検出信号が比較される。検出信号が上記
第1の設定値よりも低く、第2の設定値よりも高い場合
には上記レーザ発振器11に出力を増大させる駆動信号
が入力されるようになっている。
【0036】それによって、上記センサ18が検出する
レーザ光Lの強度は一定に保たれる。すなわち、上記ト
ラップ窓部材7が汚れてレーザ光Lの透過量が減少する
と、その減少に応じてレーザ発振器11の出力が増大さ
れるから、被加工物8を一定の強度のレーザ光Lで照射
加工できるようになっている。
【0037】上記トラップ窓部材7の飛散物による汚れ
度合が進むと、レーザ発振器11にコントローラ21か
らの駆動信号が入力されて出力が増大しても、被加工物
8を照射するレーザ光Lの強度は増大しなくなり、第2
の設定値以下となる。そのような場合には上記トラップ
窓部材7が交換機構25によって交換される。
【0038】上記交換機構25は図1に示すように上記
気密容器1の一側面に設けられたローダ部26と、この
一側面の隣の側面に設けられたアンローダ部27とから
なる。ローダ部26およびアンローダ部27はそれぞれ
上記気密容器1の内部に気密状態で連通している。上記
ローダ部26には未使用のトラップ窓部材7が積層保持
された供給ストッカ28が収容され、上記アンローダ部
27には使用によって所定の度合以上に汚れることで回
収されたトラップ窓部材7が積層される回収ストッカ2
9が収容されている。
【0039】なお、ローダ部26およびアンローダ部2
7にもそれぞれ排気装置31、32が接続され、これら
の内部を減圧するようになっている。上記ローダ部26
には供給ロボット33が設けられ、上記アンローダ部2
7には取り出しロボット34が設けられている。供給ロ
ボット33は上記供給ストッカ28から未使用のトラッ
プ窓部材7を取り出して上記気密容器1内の保持フレー
ム6へ供給する。上記取り出しロボット34は使用する
ことで所定以上に汚れたトラップ窓部材7を上記保持フ
レーム6から取り出して上記回収ストッカ29へ回収す
るようになっている。
【0040】なお、供給ロボット33、取り出しロボッ
ト34はコントローラ21からの駆動信号によって作動
するようになっている。上記気密容器1の上記ローダ部
26が設けられた側面と対向する側面には被加工物7を
上記ステージ9に対して供給、排出するためのローダ/
アンローダ部35が気密に接続されている。このローダ
/アンローダ部35は詳細は図示しないが、加工前の被
加工物7を積層保持する供給ストッカ、加工された被加
工物7を積層保持する回収ストッカおよび各ストッカと
上記ステージ9との間で被加工物7を受け渡すロボット
とから構成されている。
【0041】なお、図示はしないが、上記気密容器1と
ローダ部26との間、アンローダ部27との間およびロ
ーダ/アンローダ部35との間には、これらの間を気密
に遮断する開閉弁が設けられている。これらの開閉弁
は、後述するごとくトラップ窓部材7や被加工物8を交
換しないときには閉じられ、上記気密容器1内の気密状
態を確実に維持している。
【0042】一方、上記光学装置14は上記レーザ発振
器11からのレーザ光Lの強度分布を均一化し、かつビ
ームの断面形状を直方形に成形して上記気密容器1内へ
入射させる構成となっている。つまり、光学装置14は
図3に示すように断面正方形の中空部41を有するカラ
イドスコープ42を備えている。このカライドスコープ
42の入射側には入射光学系として球面状の入射レンズ
43が配設されている。
【0043】上記入射レンズ43で集束されてカライド
スコープ42の一端面から入射したレーザ光Lは、上記
カライドスコープ42の内面で反射を繰り返し、他端面
から出射する。カライドスコープ42の出射側には出射
光学系を形成する第1のシリンドリカルレンズ45と第
2のシリンドリカルレンズ46とが互いの円柱面の母線
を直交させて上下方向に配設されている。第1のシリン
ドリカルレンズ45と第2のシリンドリカルレンズ46
は焦点距離が異なる寸法に設定されている。
【0044】上記入射レンズ43で集束されてカライド
スコープ42に入射したレーザ光Lはその内面で反射を
繰り返して出射されることで、強度分布が均一で、形状
が正方形のスポットとなる。
【0045】正方形のスポットのレーザ光Lは第1のシ
リンドリカルレンズ45に入射してその円筒面の母線と
直交する方向だけが集束され、ついで第2のシリンドリ
カルレンズ46に入射することで第1のシリンドリカル
レンズ45と直交する方向だけが集束される。
【0046】上記第1のシリンドリカルレンズ45と第
2のシリンドリカルレンズ46とは焦点距離が異なるか
ら、これらシリンドリカルレンズ45、46によって正
方形のスポットはその一辺方向と、それに直交する他辺
方向とが異なる倍率で集束される。それによって、正方
形のスポットは、図3に示すように長方形のスポットS
となる。つまり、強度分布が均一で、長方形をなしたス
ポットSを得ることができる。
【0047】図4に示すように、上記第1、第2のシリ
ンドリカルレンズ45、46の焦点距離をf1 、f2
倍率をm1 、m2 、カライドスコープ42の出射端面か
ら各シリンドリカルレンズ45、46までの距離をそれ
ぞれa1 、a2 、各シリンドリカルレンズ45、46か
ら結像点までの距離をb1 、b2 とすると、これらシリ
ンドリカルレンズ45、46の関係は以下のように表さ
れる。つまり、 1/a1 +1/b1 =1/f1 、 1/a2 +1/b2 =1/f2 …(1)式 a1 +b1 =b2 +a2 …(2)式 (1)式を変形して (a1 +b1 )/a1 ・b1 =1/f1 (a2 +b2 )/a2 ・b2 =1/f2 …(3)式 (3)式を(2)式に代入して a1 ・b1 /f1 =a2 ・b2 /f2 …(4)式 a1 =(1+1/m1 )f1 、 a2 =(1+1/m2 )f21 =(1+1/m1 )f1 、 b2 =(1+1/m2 )f2 …(5)式 (5)式を(4)式に代入して f1 =f2 (1+m2 /1+m12 ・m1 /m2 (6)式 で表すことができる。すなわち、第1、第2のシリンド
リカルレンズ45、46の焦点距離f1 、f2 および倍
率m1 、m2 を設定することで、これらシリンドリカル
レンズによって結像されるスポットSの形状を設定する
ことができる。
【0048】つぎに、上記構成のレーザ加工装置を使用
する場合について説明する。たとえば被加工物8に所定
の形状のレーザ加工を行う場合、まず、気密容器1内を
減圧したならば、ローダ/アンローダ部35によってス
テージ9に被加工物8を供給する。ついで、レーザ発振
器11を作動させてレーザ光Lを出力すると、そのレー
ザ光Lは第1、第2の反射ミラー12、13にガイドさ
れて光学装置14に入射する。この光学装置14ではレ
ーザ光Lを図3に示すように長方形状で、強度分布が均
一なスポットSに成形する。
【0049】光学装置14で所定のスポットSに成形さ
れたレーザ光Lは、入射窓部材5から気密容器1内へ入
射し、トラップ窓部材7を透過して被加工物8を照射す
る。その状態でXY駆動機構15を作動させ、光学装置
14をXY方向に駆動すれば、上記光学装置14によっ
て成形されたレーザ光LのスポットSを被加工物8上で
XY方向に走査させることができる。それによって、上
記被加工物8の表面をスポットの走査範囲内で均一に熱
処理することができる。
【0050】レーザ光LのスポットSを長方形状に成形
するのに、レーザ光Lをカライドスコープ42に通して
から2枚のシリンドリカルレンズ45、46で成形する
ようにしている。つまり、レーザ光Lはカライドスコー
プ42でスポットの強度分布が均一化されて正方形のス
ポットで出射され、ついで2枚のシリンドリカルレンズ
45、46で正方形のスポットの縦横比が変えられて長
方形のスポットSに成形される。
【0051】したがって、長方形のスポットSはカライ
ドスコープ42によって均一化された強度分布を損なう
ことなく、長方形のスポットSに成形されることになる
から、そのスポットSによって被加工物8にたとえば矩
形状の加工を均一に行うことができる。
【0052】被加工物8に対する加工が終了すると、そ
の被加工物8はローダ/アンローダ部35によってステ
ージ9から取り出され、ついで未加工の被加工物8が上
記ステージ9に供給されることになる。
【0053】被加工物8にレーザ光Lを照射して加工を
行うことで飛散物が発生し、その飛散物がステージ9の
上方に配置されたトラップ窓部材7に付着してレーザ光
Lの透過率が低下することになる。その場合、被加工物
8を照射するレーザ光Lの強度が低下するのを防止する
ため、適時にトラップ窓部材7を透過したレーザ光Lの
強度がセンサ18によって検出される。
【0054】すなわち、検出時には反射ミラー16を支
持した支持部材17aが駆動源17bによって駆動さ
れ、それによって反射ミラー16はレーザ光Lの光路に
前進する。それによって、レーザ光Lは反射ミラー16
で反射してセンサ18に入射するから、その強度が検出
される。
【0055】センサ18による検出信号はコントローラ
21に入力されて設定値と比較される。トラップ窓部材
7を透過する光量が低下し、検出信号の値が第1の設定
値と第2の設定値との間であると、コントローラ21か
らレーザ発振器11へは駆動信号が出力され、レーザ発
振器11から発振出力されるレーザ光Lの強度が増大す
る。それによって、被加工物8を照射するレーザ光Lの
強度がトッラプ窓部材7の汚れ度合に係わらず、一定に
維持される。
【0056】しかしながら、トラップ窓部材7が汚れ過
ぎた場合には、コントローラ21からレーザ発振器11
に駆動信号が出力されても、トラップ窓部材7を透過す
るレーザ光Lの強度はほとんど増大しなくなる。そのよ
うな場合には上記トラップ窓部材7が所定以上に汚れて
いることであるから、コントローラ21からは供給ロボ
ット33と取り出しロボット34とに駆動信号が出力さ
れ、そのトラップ窓部材7が交換される。このときのセ
ンサ18の検出信号は、第2の設定値よりも低い。
【0057】上記トラップ窓部材7の交換は、つぎのよ
うに行われる。まず、取り出しロボット34が作動して
気密容器1内の保持フレーム6に保持されたトラップ窓
部材7を保持し、回収ストッカ29に取り込む。つい
で、供給ロボット33が作動して供給ストッカ28に貯
えられた未使用のトラップ窓部材7を保持し、その窓部
材7を上記保持フレーム6に供給することになる。
【0058】すなわち、入射窓部材5の下方にトラップ
窓部材7を交換可能に設け、このトラップ窓部材7に被
加工物8からの飛散物を付着させ、その付着量が少ない
うちはレーザ発振器11の出力を増大させて透過光量の
減少を補償して、所定の強度のレーザ光Lで被加工物8
を照射できるようにし、トラップ窓部材7が汚れ過ぎ、
レーザ出力を増大させても、十分な強度のレーザ光Lで
被加工物8を照射できなくなったときには上記トラップ
窓部材7が交換される。
【0059】そのため、上記被加工物8の加工を、ほぼ
一定の強度のレーザ光Lによって行うことができる。し
かも、気密容器1内の気密状態を大気に開放することな
く、その内部に設けられたトラップ窓部材7を交換する
ことができ、さらに交換時期はセンサ18によって検出
されるから、その交換作業を容易かつ確実に行うことが
できる。
【0060】また、ローダ部26とアンローダ部27と
を別々に設け、別々のロボット33、34で取り扱うよ
うにしたので、未使用のトラップ窓部材7が使用済みの
トッラップ窓部材7によって汚されるようなことがな
い。
【0061】図5はトラップ窓部材7の汚れ状態を検出
するための他の実施例を示す。この実施例はトラップ窓
部材7の汚れ状態を検出するための専用の光源51を備
えている。光源51としてはHe−Neレーザ、Ar+
レーザが用いられる。
【0062】光源51は気密容器1の入射窓部材5の上
方に所定の傾斜角度で配置されている。この光源51か
ら出射されるレーザ光である、検査光Sは上記入射窓部
材5から入射し、トラップ窓部材7を透過して被加工物
8を照射して反射する。
【0063】被加工物8で反射した検査光Sはトラップ
窓部材7を透過して入射窓部材5から気密容器1の外部
へ出射し、センサ52によって強度が検出される。した
がって、上記一実施例と同様、上記センサ52が検出す
る検査光Sの強度が一定になるよう、レーザ発振器11
の出力を制御すれば、被加工物8を一定の強度のレーザ
光Lによって照射加工することができ、また上記トラッ
プ窓部材7の汚れ度合が所定以上になったならば、その
窓部材7を交換すればよい。
【0064】図6はレーザ光Lを長方形のスポットSに
成形するための光学装置14の変形例を示す。この実施
例の光学装置14Aは断面長方形をなしたカライドスコ
ープ42Aが用いられている。このカライドスコープ4
2Aの入射側には、焦点距離が異なる第1のシリンドリ
カルレンズ45Aと第2のシリンドリカルレンズ46A
とが円柱面の母線を直交させ、かつカライドスコープ4
2Aの入射端面対して所定の距離で配置されている。ま
た、カライドスコープ42Aの出射側には球面凸レンズ
43Aが出射端面に対して所定の距離で配置されてい
る。
【0065】長方形のスポットの縦横比をx:yとし、
x方向を縮小する第1のシリンドリカルレンズ45Aの
焦点距離をfa 、y方向を縮小する第2のシリンドリカ
ルレンズ46Aの焦点距離をfb とすると、 fb =(y/x)・fa …(7)式 の関係となる。
【0066】上記第1のシリンドリカルレンズ45Aに
はレーザ発振器11から出力されたレーザ光Lが入射す
る。このレーザ光Lは、第1、第2のシリンドリカルレ
ンズ45A、46Aによって上記カライドスコープ42
Aの断面に対応する長方形に成形される。
【0067】長方形に成形されたレーザ光Lは上記カラ
イドスコープ42Aに入射し、反射を繰り返すことで強
度分布が均一化される。すなわち、レーザ光Lのスポッ
トを第1、第2のシリンドリカルレンズ45A、46A
によって所定の縦横比の長方形状に成形することで、カ
ライドスコープ42Aに対する入射角を縦方向と横方向
とで同じにすることができる。
【0068】上記カライドスコープ42Aへの入射角が
同じであれば、そこに入射したレーザ光Lは出射するま
でに縦方向と横方向とで同じ回数反射することになるか
ら、出射したときには強度分布が均一化されることにな
る。
【0069】したがって、カライドスコープ42Aから
出射して凸レンズ43Aで集束されたレーザ光Lのスポ
ットSは、強度分布が均一な長方形状となる。図7は図
6に示す実施例の変形例で、この実施例はカライドスコ
ープ42Aの入射側に配置される第1、第2のシリンド
リカルレンズ45A、45Bをそれぞれ2枚ずつとした
もので、このような構成によれば、長方形に成形される
レーザ光Lのスポットの縦横比の可変範囲を大きくする
ことができる。
【0070】この発明は上記各実施例に限定されず、種
々変形可能である。たとえば、上記実施例では入射窓部
材の下側にトラップ窓部材を配置したが、入射窓部材に
飛散物が付着しても差支えない場合にはトラップ窓部材
を設けなくともよい。その場合、入射窓部材の汚れ度合
を検出し、それに応じてレーザ発振器から出力されるレ
ーザ光の強度を制御すればよい。
【0071】
【発明の効果】以上述べたように請求項1の発明によれ
ば、窓部材が飛散物によって汚れても、上記被加工物を
照射するレーザ光の強度を一定に保つことができる。請
求項2の発明によれば、トラップ窓部材の飛散物の付着
による汚れ度合を検出し、その検出信号によって被加工
物を照射するレーザ光の強度を制御するようにしたか
ら、トラップ窓部材が飛散物によって汚れても、上記被
加工物を照射するレーザ光の強度を一定に保つことがで
きる。
【0072】請求項3の発明によれば、トラップ窓部材
の汚れ度合が所定以上になったときには上記トラップ窓
部材を交換するようにしたから、被加工物を所定以下の
強度のレーザ光で加工するのを防止できる。しかも、ト
ラップ窓部材の交換作業を自動的に行えるから、作業性
の向上を図ることができる。
【0073】請求項4の発明によれば、トラップ窓部材
の汚れ状態を、トラップ窓部材を透過した被加工物を加
工するためのレーザ光の強度によって検出するようにし
たから、その検出を正確に、しかも他の光源を用いるこ
となく行える。
【0074】請求項5の発明によれば、トラップ窓部材
の汚れ状態を検出するために専用の光源を用いるように
したから、被加工物を加工しているときであっても、ト
ラップ窓部材の汚れ度合を検出することができる。
【0075】さらに、請求項4と請求項5の発明によれ
ば、トラップ窓部材の交換時期を正確に判断することが
できるから、その交換作業を確実かつ容易に行える。請
求項6の発明によれば、被加工物を照射するレーザ光の
強度をカライドスコープを用いて均一化する場合、上記
カライドスコープの出射側に、焦点距離が異なる複数の
シリンドリカルレンズを、それぞれの円柱面の母線を交
差させて配置したから、カライドスコープから出射する
レーザ光を、強度分布が均一で、しかも縦横比が所定の
割合の長方形のスポットに成形することができる。
【0076】請求項7の発明によれば、被加工物を照射
するレーザ光の強度をカライドスコープを用いて均一化
する場合、カライドスコープを断面長方形状とするとと
もに、カライドスコープの入射側に、焦点距離が異なる
複数のシリンドリカルレンズをそれぞれの円柱面の母線
を交差させて配置した。
【0077】そのため、カライドスコープに入射するレ
ーザ光の断面を、長方形状に成形できるとともに、縦横
比が異なっても、各辺の上記カライドスコープへの入射
角を等しくできるから、強度分布を均一化することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示す全体構成図。
【図2】同じくトラップ窓部材の汚れ度合を検出する手
段を示す気密容器の内部構成図。
【図3】同じく光学装置の斜視図。
【図4】同じく2枚のシリンドリカルレンズの関係を説
明するための説明図。
【図5】トラップ窓部材の汚れ度合を検出する手段の変
形例を示す気密容器の内部構成図。
【図6】光学装置の変形例を示す斜視図。
【図7】図6の変形例のさらに変形例を示す入射光学系
の斜視図。
【符号の説明】
1…気密容器、 5…入射窓部材、 7…トラップ窓部材、 11…レーザ発振器、 15…光学装置、 16a…反射ミラー(検出手段)、 18…センサ(検出手段)、 21…コントローラ(制御手段)。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被加工物にレーザ光を照射して加工する
    レーザ加工装置において、 レーザ光を透過する窓部材を有し内部に上記被加工物が
    配置される気密容器と、上記レーザ光を出力するレーザ
    発振器と、このレーザ発振器から出力されるレーザ光を
    上記窓部材から上記気密容器内へ入射させる光学手段
    と、上記被加工物がレーザ光によって照射されることで
    発生する飛散物が付着する上記窓部材の汚れ度合を検出
    する検出手段と、この検出手段からの検出信号によって
    上記レーザ発振器の出力を制御する制御手段とを具備し
    たことを特徴とするレーザ加工装置。
  2. 【請求項2】 被加工物にレーザ光を照射して加工する
    レーザ加工装置において、 レーザ光を透過する入射窓部材を有し内部に上記被加工
    物が配置される気密容器と、上記レーザ光を出力するレ
    ーザ発振器と、このレーザ発振器から出力されるレーザ
    光を上記入射窓部材から上記気密容器内へ入射させる光
    学系と、レーザ光を透過する材料からなり上記気密容器
    内に上記入射窓部材の内面に対向して配置され上記被加
    工物がレーザ光によって照射されることで発生する飛散
    物が上記入射窓部材に付着するのを阻止するトラップ窓
    部材と、上記飛散物の付着による上記トラップ窓部材の
    汚れ度合を検出する検出手段と、この検出手段からの検
    出信号によって上記レーザ発振器の出力を制御する制御
    手段とを具備したことを特徴とするレーザ加工装置。
  3. 【請求項3】 上記気密容器内のトラップ窓部材を交換
    するための交換手段を備え、 この交換手段は、上記検出手段が検出するトラップ窓部
    材の汚れ度合が所定以上になったときに上記制御手段か
    らの駆動信号によって駆動される構成であることを特徴
    とする請求項2記載のレーザ加工装置。
  4. 【請求項4】 上記検出手段は、上記入射窓部材および
    上記トラップ窓部材を透過したレーザ光の強度を検出す
    るセンサからなることを特徴とする請求項2記載のレー
    ザ加工装置。
  5. 【請求項5】 上記検出手段は、上記入射窓部材および
    トラップ窓部材を透過して上記気密容器内へ入射する検
    査光を出力する光源と、上記気密容器内で反射して上記
    入射窓部材およびトラップ窓部材を透過して出射する上
    記検査光を検出するセンサとからなることを特徴とする
    請求項2記載のレーザ加工装置。
  6. 【請求項6】 被加工物を照射するレーザ光の強度分布
    を均一化するレーザ加工用光学装置において、 上記レーザ光が入射するカライドスコープと、 このカライドスコープの入射側に設けられた入射光学系
    と、 上記カライドスコープの出射側に設けられた出射光学系
    とを具備し、 上記出射光学系は焦点距離が異なる複数のシリンドリカ
    ルレンズがそれぞれの円柱面の母線を交差させて配置さ
    れてなることを特徴とするレーザ加工用光学装置。
  7. 【請求項7】 被加工物を照射するレーザ光の強度分布
    を均一化するレーザ加工用光学装置において、 縦寸法と横寸法とが異なる長方形の断面を有するカライ
    ドスコープと、 このカライドスコープの入射側に設けられた入射光学系
    と、 上記カライドスコープの出射側に設けられた出射光学系
    とを具備し、 上記入射光学系は焦点距離が異なる複数のシリンドリカ
    ルレンズがそれぞれの円柱面の母線を交差させて配置さ
    れてなることを特徴とするレーザ加工用光学装置。
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