JPH08191238A - 半導体出力回路 - Google Patents

半導体出力回路

Info

Publication number
JPH08191238A
JPH08191238A JP7019772A JP1977295A JPH08191238A JP H08191238 A JPH08191238 A JP H08191238A JP 7019772 A JP7019772 A JP 7019772A JP 1977295 A JP1977295 A JP 1977295A JP H08191238 A JPH08191238 A JP H08191238A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
transistor
output
circuit
resistor
turned
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP7019772A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3350669B2 (ja
Inventor
Taneji Ooka
種治 大岡
Kazuo Sasaki
一夫 佐々木
Shinichi Wada
伸一 和田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Omron Corp
Original Assignee
Omron Corp
Omron Tateisi Electronics Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Omron Corp, Omron Tateisi Electronics Co filed Critical Omron Corp
Priority to JP01977295A priority Critical patent/JP3350669B2/ja
Publication of JPH08191238A publication Critical patent/JPH08191238A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3350669B2 publication Critical patent/JP3350669B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Semiconductor Integrated Circuits (AREA)
  • Electronic Switches (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 基準線40に抵抗32の一端を接続する。入
力側トランジスタ34のベースを入力端子38に、コレ
クタ・エミッタ間を抵抗32の他端とグランド線39の
間に接続する。抵抗33の一端を基準線40に接続す
る。トランジスタ35のベースを入力側トランジスタ3
4のベースに、エミッタをグランド線39に接続する。
トランジスタ36のベースを抵抗32の他端と入力側ト
ランジスタ34のコレクタとの接続点に、コレクタ・エ
ミッタ間を抵抗33の他端とトランジスタ35のコレク
タとの間に接続する。出力トランジスタ37のベースを
トランジスタ35のコレクタとトランジスタ36のエミ
ッタとの接続点に、エミッタをグランド線39に、コレ
クタを出力端子41に接続する。 【効果】 出力トランジスタのオン→オフ及びオフ→オ
ン動作の切り換え速度が高速になる。しかも出力オフ時
における消費電流を小さいできる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はバイポーラ型集積回路の
出力段を構成する半導体出力回路に関する。
【0002】
【背景技術とその問題点】本発明の半導体出力回路は信
号処理回路等の主回路とともに出力回路を集積化したバ
イポーラ型集積回路において、信号処理回路等の主回路
からの信号により出力回路に接続された外部の負荷回路
をオン、オフするものである。
【0003】(第1の従来例)図1に示すものはバイポ
ーラ型集積回路に用いられている出力回路の第1の従来
例を示す具体的な等価回路図である。この出力回路1に
あっては、基準電位Vs(>0)の基準線11に一端
を接続された電流調整用の抵抗12(抵抗値をR1で表
わす)、入力端子13をベースに接続され、抵抗12
の他端とグランド電位Vg(=0ボルト)のグランド線
14にそれぞれコレクタとエミッタを接続されたnpn
入力側トランジスタ15、抵抗12と入力側トランジ
スタ15のコレクタの接続点にベースを接続され、エミ
ッタをグランド線14に接続され、コレクタを出力端子
16に接続されたnpn出力トランジスタ17、から構
成されている。
【0004】しかして、主回路(図示せず)から入力端
子13にローの信号(例えば電圧Vgの信号)が入力さ
れると、入力側トランジスタ15がオフ状態に保たれて
そのコレクタ・エミッタ間が開くので、出力トランジス
タ17のベースには抵抗12を通して基準電位Vsの電
圧が印加され、出力トランジスタ17がオンになる。こ
のとき、抵抗12及び出力トランジスタ17のベースに
は、 IB=(Vs−[VBE]sat)/R1 …(1) のベース電流が流れる([VBE]satは出力トランジスタ
17の飽和状態におけるベース・エミッタ間電圧)。従
って、出力トランジスタ17のコレクタ・エミッタ間に
接続されている負荷回路(図示せず)がオンになり、負
荷回路に電流が流れる。
【0005】ここで負荷回路で必要な電流の大きさをI
r、出力トランジスタ17の増幅率をhFE(>>1)とす
ると、オン時の出力トランジスタ17にはIr/hFE
りも大きなベース電流IBを流す必要があり、抵抗値R
1が大きくなるとベース電流IBは小さくなるので、抵
抗値R1には上限がある。すなわち、IB>(Ir/h
FE)と上記(1)式とから、抵抗値R1は、 {(Vs−[VBE]sat)hFE/Ir}>R1 …(2) の条件を満たす必要がある。
【0006】また、主回路から入力端子13にハイの信
号(例えば、基準電位Vs程度の信号)が入力される
と、ベース・エミッタ間に電流が流れて入力側トランジ
スタ15がオンになる。入力側トランジスタ15がオン
になると、出力トランジスタ17のベース電圧が入力側
トランジスタ15の飽和領域におけるコレクタ・エミッ
タ間電圧(飽和電圧)Vsat=[VCE]satに低下するの
で、出力トランジスタ17はオフとなり、負荷回路がオ
フになる。
【0007】しかしながら、このような構成の出力回路
1では、出力トランジスタ17がオフになっている時に
も、入力側トランジスタ15のコレクタ・エミッタ間を
通って抵抗12に電流 (Vs−Vsat)/R1 …(3) が流れる。そして、上記のように負荷回路電流との関係
で抵抗値R1には上限があって抵抗12の値を任意に大
きくすることができないので、負荷回路(出力トランジ
スタ17)のオフ時における抵抗12での消費電流 IOFF=(Vs−Vsat)/R1 …(4) を小さくできないという問題があった。特に、充電用バ
ッテリーで駆動するような機器に用いる場合には、オフ
時における消費電流(消費電力)が大きいと携帯用機器
の使用時間が短くなり、致命的な欠点となる。
【0008】(第2の従来例)図2に示すものはバイポ
ーラ型集積回路に用いられている出力回路の第2の従来
例を示す具体的な等価回路図である。この出力回路2
は、図1の出力回路1における抵抗12に代えて定電流
源18を用いたものである。この出力回路2は、抵抗1
2が定電流源18に置き換わっただけであって、図1の
出力回路1と同様に動作するので、動作説明は省略す
る。
【0009】しかし、この出力回路2でも、出力トラン
ジスタ17がオフ時には定電流源18により入力側トラ
ンジスタ15のコレクタ・エミッタ間に電流I0が流れ
る。この定電流源18により供給される電流I0もIr/
FEより大きな値を必要とするので、図1の出力回路1
と同じく、負荷回路(出力トランジスタ17)のオフ時
における消費電流が大きいという問題があった。
【0010】(第3の従来例)このような出力オフ時に
おける消費電流が大きいという欠点を解決するようにし
た出力回路の従来例を図3に示す。この出力回路3にあ
っては、基準電位Vsの基準線11に一端を接続され
た抵抗19(抵抗値をR2で表わす)、同じく基準線
11に一端を接続された電流調整用の抵抗20(抵抗値
をR3で表わす)、グランド線14に一端を接続され
た抵抗21(抵抗値をR4で表わす)、入力端子13
をベースに接続され、抵抗19の他端とグランド線14
にそれぞれコレクタとエミッタを接続されたnpn入力
側トランジスタ15、抵抗19と入力側トランジスタ
15のコレクタとの接続点にベースを接続され、基準線
11側の抵抗20とグランド線14側の抵抗21との間
にコレクタとエミッタを接続された中段のnpnトラン
ジスタ22、抵抗21とトランジスタ22のエミッタ
との接続点にベースを接続され、エミッタをグランド線
14に接続され、コレクタを出力端子16に接続された
npn出力トランジスタ17、から構成されている。
【0011】しかして、主回路から入力端子13にロー
の信号を入力すると、入力側トランジスタ15はオフ状
態に保たれるので、中段のトランジスタ22のベースに
基準電位Vsの電圧が印加されてトランジスタ22がオ
ンになり、抵抗20、トランジスタ22のコレクタ・エ
ミッタ間、抵抗21及び出力トランジスタ17のベース
・エミッタ間に電流が流れる。従って、出力トランジス
タ17がオンになり、出力トランジスタ17のコレクタ
・エミッタ間に接続されている負荷回路がオンになる。
【0012】また、入力端子13にハイの信号を入力す
ると、入力側トランジスタ15がオンになる。入力側ト
ランジスタ15がオンになると、入力側トランジスタ1
5のコレクタ・エミッタ間電圧(=トランジスタ22の
ベース電圧)が飽和電圧Vsatまで下がるので、トラン
ジスタ22がオフとなり、さらに出力トランジスタ17
もオフとなる。
【0013】このような構成の出力回路3では、出力ト
ランジスタ17のオン時に、抵抗19に流れる電流 I2=(Vs−2[VBE]sat)/R2 …(5) の負荷回路電流Irへの寄与はI2・hFE 2となり、抵抗
20に流れる電流 I3=(Vs−Vsat−[VBE]sat)/R3 …(6) の負荷回路電流Irへの寄与はI3・hFEとなる。従っ
て、抵抗19の抵抗値R2を大きくして抵抗19に流れ
る電流I2の寄与を無視できる程度に小さくしても、抵
抗20の値R3を十分に小さくすることによって電流I
3を大きくし、必要な大きさの負荷回路電流Irを得るこ
とができる。一方、出力トランジスタ17のオフ時には
抵抗20には電流が流れず、入力側トランジスタ15を
通って抵抗19にのみ電流が流れるので、抵抗19の値
R2を大きくすることにより、出力トランジスタ17の
オフ時における抵抗19及び抵抗20での総消費電流 IOFF=(Vs−Vsat)/R2 …(7) も小さくすることができる。
【0014】しかしながら、このような出力回路3にあ
ってはスイッチング動作速度が遅くなるという問題があ
る。つまり、中段のトランジスタ22はオン動作時には
飽和領域において駆動されているので、ベース領域にキ
ャリア(特に、電子)が蓄積される(キャリア蓄積効果
と呼ばれる)。このため、入力側トランジスタ15がオ
フからオンに切り換わってもトランジスタ22に蓄積さ
れていたキャリアがほぼ完全に放電し終えるまで出力ト
ランジスタ22がオフにならず、出力トランジスタ17
の動作が入力側トランジスタ15よりも遅延し、出力ト
ランジスタ17のオンからオフへのスイッチング動作速
度が遅くなるという問題があった。
【0015】(第4の従来例)また、出力オフ時におけ
る消費電流を低減した別な従来例を図4に示す。この出
力回路4は2つのpnpトランジスタ24,25からな
るカレントミラー回路23を用いたものであって、2
つのpnpトランジスタ24,25のベース同志を接続
し、それぞれのエミッタを基準電位Vsの基準線11に
接続し、一方のトランジスタ24のベースとコレクタを
直結したカレントミラー回路23、入力端子13をベ
ースに接続され、エミッタをグランド線14に接続され
たnpn入力側トランジスタ15、カレントミラー回
路23の一方のトランジスタ24のコレクタと入力側ト
ランジスタ15のコレクタとの間に接続された抵抗2
6、カレントミラー回路23を構成する他方のトラン
ジスタ25のコレクタとグランド線14の間に接続され
た抵抗27、トランジスタ25のコレクタと抵抗27
との接続点にベースを接続され、エミッタをグランド線
14に接続され、コレクタを出力端子16に接続された
npn出力トランジスタ17、から構成されている。
【0016】この出力回路4にあっては、入力端子13
にハイの信号を入力して入力側トランジスタ15をオン
にすると、カレントミラー回路23の両トランジスタ2
4,25がオンになって、両抵抗26,27に電流が流
れ、出力トランジスタ17のベース電圧が(Vs−Vsa
t)となるので、出力トランジスタ17がオンになる。
【0017】一方、入力端子13にローの信号を入力し
て入力側トランジスタ15をオフにすると、カレントミ
ラー回路23の両トランジスタ24,25もオフになる
ので、出力トランジスタ17もオフになる。このとき両
抵抗26,27には電流が流れないので、出力オフ時に
おける消費電流IOFFを非常に小さくすることができ
る。
【0018】しかしながら、バイポーラ型集積回路内に
作製されるpnpトランジスタ(カレントミラー回路2
3内のトランジスタ24,25)は、その構造(ラテラ
ル構造)上npnトランジスタに比較して動作速度が遅
く、このため出力回路4にあっても出力トランジスタ1
7のオン、オフ動作速度が遅いという問題があった。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】以上説明したように、
従来の半導体出力回路にあっては、出力オフ時における
消費電流が大きいという問題か、動作速度が遅いという
問題か、いずれかの問題を有していた。
【0020】本発明は叙上の従来例の欠点に鑑みてなさ
れたものであり、その目的とするところは、出力トラン
ジスタのオン→オフ、オフ→オン動作の切り換え速度が
高速で、しかも出力オフ時における消費電流(消費電
力)が小さいバイポーラ型集積回路における半導体出力
回路を提供することにある。
【0021】
【課題を解決するための手段】本発明の半導体出力回路
は、高電位線に一端を接続された第1の抵抗と、入力端
子をベースに接続され、前記第1の抵抗の他端と低電位
線との間にコレクタ・エミッタ間を接続された第1のn
pnトランジスタと、高電位線に一端を接続された第2
の抵抗と、ベースを前記第1のトランジスタのベースに
接続され、エミッタを低電位線に接続された第2のnp
nトランジスタと、前記第1の抵抗の他端と前記第1の
トランジスタのコレクタとの接続点にベースを接続さ
れ、前記第2の抵抗の他端と前記第2のトランジスタの
コレクタとの間にコレクタ・エミッタ間を接続された第
3のnpnトランジスタと、第2のトランジスタのコレ
クタと第3のトランジスタのエミッタとの接続点にベー
スを接続され、エミッタを低電位線に接続され、コレク
タを出力端子に接続されたnpn出力トランジスタと、
から構成されている。
【0022】また、この半導体出力回路においては、出
力トランジスタのオン時には、前記第1のトランジスタ
をオフさせると共に前記第3のトランジスタを飽和領域
で駆動し、出力トランジスタのオフ時には、前記第1の
トランジスタ及び第3のトランジスタを非飽和領域で駆
動するのが望ましい。
【0023】
【作用】本発明の半導体出力回路にあっては、入力端子
にローの信号が入力された場合には、第1のトランジス
タ及び第2のトランジスタがオフになるので、第3のト
ランジスタ及び出力トランジスタがオンになり、出力ト
ランジスタに負荷回路が接続されていると、負荷回路が
閉じられる。
【0024】また、入力端子にハイの信号が入力された
場合には、第1のトランジスタ及び第2のトランジスタ
がオンになる。このとき第1のトランジスタが非飽和状
態でオンとなり、第2のトランジスタが飽和状態でオン
となるように設定し、それにより第3のトランジスタも
非飽和状態でオン状態に保たれるように設定することが
できる。このとき出力トランジスタのベース電圧は第2
のトランジスタの飽和電圧となるので、オフになる。従
って、出力トランジスタに負荷回路が接続されている
と、負荷回路が開かれる。
【0025】ここで、出力トランジスタのオン時に負荷
回路に流れる電流は、第1の抵抗に流れる電流(×hFE
2)からの寄与と第2の抵抗に流れる電流(×hFE)か
らの寄与とで決まる。従って、第1の抵抗の値を大きく
して第1の抵抗に流れる電流からの寄与を小さくして
も、第2の抵抗の値を小さくして第2の抵抗に流れる電
流からの寄与を十分に大きくすることにより、負荷回路
に必要なレベルの電流を流すことができる。こうして、
第1の抵抗として十分に抵抗値の大きなものを用い、第
2の抵抗として必要な程度に抵抗値の小さなものを用い
ると、出力トランジスタのオフ時に第1の抵抗と第2の
抵抗にともに電流は流れるが、全体としての消費電流を
小さくすることができる。すなわち、第1の抵抗の値を
大きくすることができるので、第1の抵抗による消費電
流が非常に小さくなる。また、第1及び第3のトランジ
スタを非飽和状態で駆動すると、第2の抵抗に流れる電
流は第1の抵抗に流れる電流よりも小さくなる。この結
果、出力オフ時における消費電流を、第1の従来例や第
2の従来例と比較して小さくすることができる。
【0026】また、本発明によれば、出力トランジスタ
のベースに第2のトランジスタを接続しているので、出
力オフ時には第2のトランジスタをオンさせることによ
って出力トランジスタを速やかにオフさせることがで
き、出力トランジスタのオン→オフ切り換え速度を速く
することができる。すなわち、第3のトランジスタのキ
ャリア蓄積効果によって出力トランジスタのオン→オフ
切り換え速度が遅くなるのを防止することができる。
【0027】さらに、出力トランジスタのオフ時に第1
のトランジスタが非飽和状態でオンし、第3のトランジ
スタが出力オン、オフ時にそれぞれ飽和状態、非飽和状
態でオン状態に保たれるようにすれば、出力がオフから
オンに切り換わる際に、第1のトランジスタのオフ速度
が速くなると共に、第1のトランジスタと第2のトラン
ジスタのオフ動作が並行して同時に実行される。この結
果、出力トランジスタを速やかにオンさせることがで
き、出力トランジスタのオフ→オン切り換え速度も速く
することができる。
【0028】また、本発明の半導体出力回路はnpnト
ランジスタのみで構成されているので、バイポーラ型集
積回路内に製作する場合でも、動作速度が低下すること
がなく、スイッチング速度を高速化することができる。
【0029】
【実施例】図5に本発明の一実施例を示す。本発明に係
る半導体出力回路31は、シリコンウエハ等の半導体基
板内に半導体製造プロセスを用いて製作されるバイポー
ラ型集積回路の出力回路であって、図5は当該半導体出
力回路31の具体的な等価回路を示している。
【0030】(構成)この半導体出力回路31は、2つ
の抵抗32,33(それぞれ抵抗値をR6,R7とす
る)と4つのバイポーラ型のnpnトランジスタ34,
35,36,37とから構成されている。入力側トラン
ジスタ34は、ベースを入力端子38に接続され、エミ
ッタを低電位(グランド電位Vg)のグランド線39に
接続され、コレクタを抵抗32に接続されている。一端
を入力側トランジスタ34のコレクタに接続された抵抗
32は、他端を高電位(基準電位Vs)の基準線40に
接続されている。トランジスタ35のベースは入力側ト
ランジスタ34のベース(又は、入力端子38)に接続
され、トランジスタ36のベースは入力側トランジスタ
34のコレクタと抵抗32との接続点に接続されてい
る。両トランジスタ35,36は、トランジスタ35の
コレクタとトランジスタ36のエミッタを接続されてお
り、トランジスタ35のエミッタはグランド線39に接
続され、トランジスタ36のコレクタは抵抗33に接続
されている。また、トランジスタ36のコレクタに接続
された抵抗33の他端は基準線40に接続されている。
出力トランジスタ37は、ベースをトランジスタ35の
コレクタとトランジスタ36のエミッタとの接続点に接
続され、エミッタをグランド線39に接続され、コレク
タ(オープンコレクタ)を出力端子41に接続されてい
る。なお、入力端子38は集積回路内で信号処理回路等
の主回路につながっており、出力端子41には外部の負
荷回路が接続される。
【0031】ここで、トランジスタ35は、入力端子3
8に入力される信号のハイ、ローによりオン(飽和領
域)、オフのスイッチング動作をするように設計されて
いる。これに対し、入力側トランジスタ34は、入力端
子38に入力される信号のハイ、ローによりオン(非飽
和領域)、オフの動作をするように設計されている。ま
た、トランジスタ36は、入力端子38に入力される信
号のハイ、ローにより、それぞれ非飽和領域、飽和領域
でオン動作するように設計されている。出力トランジス
タ37は、入力端子38に入力される信号のハイ、ロー
によりオフ、オン(飽和領域)のスイッチング動作をす
るように設計されている。
【0032】出力オフ時の状態を詳しく説明すると、以
下の通りである。図6はベース電流IBが一定の場合の
コレクタ・エミッタ間電圧VCE−コレクタ電流ICの関
係を示す曲線である。入力側トランジスタ34及びトラ
ンジスタ35は、いずれもベースを入力端子38に接続
されているのでベース電圧が等しく、したがって図6に
示すような同一ベース電流(IB=const.)のVCE−IC
曲線上で動作する。トランジスタ35は、入力ハイ(出
力オフ)時には飽和領域(例えばQ2点)でオン動作
し、 コレクタ・エミッタ間電圧 VCE=Vsat コレクタ電流 IC=IC2 …(8) となるように設計されている。入力側トランジスタ34
は、入力ハイ(出力オフ)時には非飽和領域(例えばQ
1点)でオン動作し、 コレクタ・エミッタ間電圧 VCE=Vsat+[VBE]nonsat コレクタ電流 IC=IC1 …(9) となるように設計されている。ここで、Vsat=[VCE]s
atはトランジスタ35のオン時の飽和電圧、[VBE]nons
atはトランジスタ36の非飽和領域におけるベース・エ
ミッタ間電圧である。また、コレクタ電流については、 IC1>IC2 …(10) である。この結果、入力ハイ(出力オフ)時には、トラ
ンジスタ36のベース・エミッタ間には[VCE]nonsatの
電圧が掛かり、トランジスタ36は出力オフ時にもオフ
になることなく、非飽和でオン状態に保たれる。
【0033】(出力オン時の動作)この出力回路31に
あっては、入力端子38にローの信号が入力されると、
入力側トランジスタ34及びトランジスタ35が共にオ
フになり、抵抗32を通じてトランジスタ36のベース
に基準電位Vsが加わる。この結果、トランジスタ36
のベース・エミッタ間から出力トランジスタ37のベー
ス・エミッタ間へベース電流が流れてトランジスタ36
と出力トランジスタ37がオンになる。さらに、トラン
ジスタ36がオンになると、抵抗33を通じて出力トラ
ンジスタ37に大きなベース電流が流れ、出力端子41
に接続された負荷回路が閉じて大きな負荷回路電流Ir
が流れる。
【0034】この時トランジスタ36は飽和領域でオン
動作しているから、抵抗33に流れる電流I7は、 I7=(Vs−Vsat−[VBE]sat)/R7 となる。ここで、Vsatはトランジスタ36の飽和電
圧、[VBE]satは飽和領域でオン動作している出力トラ
ンジスタ37のベース・エミッタ間電圧である。負荷回
路に必要な電流をIrとし、出力トランジスタ37の増
幅率をhFEとすれば、出力トランジスタ37のベース電
流IBとしては、Ir/hFE以上の電流が必要となるの
で、抵抗33としては、I7>(Ir/hFE)より {(Vs−Vsat−[VBE]sat)hFE/Ir}>R7 …(11) となるように小さな抵抗値R7のものを用いればよい。
一方、抵抗32の抵抗値R6は、出力オン時にトランジ
スタ36が出力トランジスタ37にベース電流IBを流
せるように設定されていればよい。この条件は、トラン
ジスタ36及び出力トランジスタ37の増幅率がいずれ
もhFEであるとすると、抵抗32に流れる電流I6が、
6>(Ir/hFE 2)であればよいから、 I6={(Vs−2[VBE]sat)/R6}>Ir/hFE 2 となり、抵抗値R6は条件 {(Vs−2[VBE]sat)hFE 2/Ir}>R6 …(12) を満たしていればよい。ここに[VBE]satは、トランジ
スタ36及び出力トランジスタ37の飽和動作時のベー
ス・エミッタ間電圧である。従って、(11)及び(12)式を
比較すると、抵抗32の値R6は、抵抗33の値R7や
図1の従来の出力回路1の抵抗12の値R1と比較して
約hFE倍(例えばhFE≒100)の値を用いることがで
きる。
【0035】(出力オフ時の動作)また、入力端子38
にハイの信号が印加されると、入力側トランジスタ34
及びトランジスタ35がオンになる。ここで、入力側ト
ランジスタ34は(9)式で示したように非飽和領域(図
6のQ1点)でオン動作し、トランジスタ35は(8)式
で示したように飽和領域(図6のQ2点)でオン動作す
るので、トランジスタ36のベースにも[VBE]nonsatの
電圧が加わった状態になり、トランジスタ36はオフ動
作することなく、非飽和領域でオン状態に保たれる。一
方、トランジスタ35がオンすることによって出力トラ
ンジスタ37のベース電圧がVsatまで下がるので、ト
ランジスタ36がオン動作していても出力トランジスタ
37はオフとなり、出力トランジスタ37に接続されて
いる負荷回路は開かれる。
【0036】この出力オフの状態においては、入力側ト
ランジスタ34及びトランジスタ35,36がオンにな
っているので、抵抗32及び33のいずれにも電流が流
れているが、両抵抗32,33の総消費電流は従来例の
出力回路1や出力回路2の消費電流に比較して約2/h
FE程度となる。つまり、抵抗32の抵抗値R6は従来回
路に比較してhFE程度にできる((12)式参照)ので、抵
抗32における消費電流は1/hFE程度となる。また、
トランジスタ35に流れる電流IC2は入力側トランジス
タ34に流れる電流IC1よりも小さい((10)式参照)か
ら、抵抗33に流れる消費電流を抵抗32に流れる消費
電流と同程度であると見積もると、抵抗32,33によ
る出力オフ時の消費電流はせいぜい従来回路の約2/h
FE程度となり、hFE=100とすれば従来回路の1/5
0程度の消費電流となる。
【0037】(本発明の出力回路と従来の出力回路にお
ける消費電流の比較)従来の出力回路1(図1)や出力
回路2(図2)における消費電流と、本発明の出力回路
31の消費電流とを比較する。負荷回路で必要な電流の
値をIr=100mAとし、各トランジスタの増幅率を
いずれもhFE=100であるとし、基準電位Vs=5V
とする。また、飽和状態では、各トランジスタの飽和電
圧Vsat=0.1V、[VBE]sat=0.7Vであるとする。
まず、図1の従来の出力回路1を考える。オン時の出力
トランジスタ17にIr=100mAの電流を流すため
には、出力トランジスタ17のベース電流は、 IB=Ir/hFE=100/100=1[mA] 必要となる。このとき出力トランジスタ17のベース電
圧[VBE]satは0.7Vであるから、1mAのベース電流
Bを流すためには、抵抗値が R1=(Vs−[VBE]sat)/IB=(5−0.7)/1=4.3[kΩ] 必要となる。このとき入力側トランジスタ15がオンし
て出力オフになると、入力側トランジスタ15のコレク
タ電圧は飽和電圧Vsatとなるので、消費電流は、
OFF=(Vs−Vsat)/R1=(5−0.1)/4.
3=1.14[mA] となる。つぎに、図2の従来の出力回路2を考えると、
出力トランジスタ17に1mAのベース電流を流すため
には、1mAの定電流源18を用いる必要がある。従っ
て、消費電流も1mAとなる。つぎに、本発明の出力回
路31を考える。オン時の出力トランジスタ37にIr
=100mAの電流を流すためには、(11)式を参照する
と、 R7=(Vs−Vsat−[VBE]sat)hFE/Ir =(5−0.1−0.7)×100/100=4.2[kΩ] となる。つぎに、(12)式を参照すると、 R6=(Vs−2[VBE]sat)hFE 2/Ir =(5−2×0.7)×1002/100=360[kΩ] となる。出力オフ時には、トランジスタ36のベース・
エミッタ間電圧[VBE]nonsat=0.7Vとすると、抵抗
32における消費電流I6は、 I6=(Vs−Vsat−[VBE]nonsat)/R6 =(5−0.1−0.7)/360=0.012[mA] となる。また、出力トランジスタ34に流れる電流IC1
≒I6とトランジスタ35に流れる電流IC2≒I7とは、
トランジスタ35が飽和していることから、IC 2=(1
/10)IC1とすると、 I7=(1/10)I6=0.1×0.012=0.001[mA] となる。よって、全体としての消費電流は、 I6+I7=0.013[mA] となる。従って、本発明の出力回路31によれば、従来
回路に比較して消費電流が非常に小さくなることが分か
る。
【0038】つぎに、出力回路31における出力オン→
オフ時における切り換え動作速度を考える。入力端子3
8の入力信号がローでトランジスタ36がオンしている
場合には、トランジスタ36は飽和しており、従来の出
力回路3のトランジスタ22と同様、オン時のトランジ
スタ36にはキャリアが蓄積されている。しかし、入力
端子38の入力信号がハイに切り換わると、トランジス
タ35が速やかに飽和してオンになり、出力トランジス
タ37のベース電圧をVsatまで下げるので、トランジ
スタ36にキャリアが蓄積されているか否かに関係な
く、速やかに出力トランジスタ37がオフに切り換えら
れる。従って、従来の出力回路3(図3)と比較して、
出力オン→オフ時の切り換え速度を速くすることができ
る。
【0039】また、出力回路31における出力オフ→オ
ン時における切り換え動作速度を説明する。従来の出力
回路3(図3)では、出力オフ時において入力側トラン
ジスタ15は完全に飽和してオンとなっているので、入
力信号がハイからローに切り換わると、入力側トランジ
スタ15が飽和状態からオフに切り換わり、その後にト
ランジスタ22がオフからオンに飽和してオンになる。
このため、入力側トランジスタ15が飽和状態からオフ
するまでに時間が掛かり、さらに入力側トランジスタ1
5とトランジスタ22の順次動作のためにトランジスタ
22がオンになるまでに時間がかかり、結果的に出力ト
ランジスタ17がオンに切り換わる速度が遅くなる。こ
れに対し、本発明による出力回路31では、出力オフ時
においてトランジスタ34は非飽和状態でオンになって
いるので、入力端子38の入力信号がハイからローに切
り換わったとき、入力側トランジスタ34がオフに切り
換わる時間が短くなる。また、トランジスタ36は出力
オン時も出力オフ時もオン状態に保たれているので、入
力信号がハイからローに切り換わると、入力側トランジ
スタ34がオフに切り換わる動作と、トランジスタ35
が飽和状態からオフに切り換わる動作とが並行して同時
に実行される。この結果、本発明の出力回路31によれ
ば、出力オフ→オンに切り換わる速度も従来回路に比較
して短くできる。
【0040】また、トランジスタ34,35,36,3
7は全てnpnトランジスタを用いているので、従来の
出力回路4(図4)のようにpnpトランジスタを用い
ていることが原因となって切り換え速度が遅くなること
もない。
【0041】(応用例)本発明の出力回路は、例えば出
力回路からオン、オフ信号を出力すると共に出力回路の
前段の回路にヒステリシスを掛けなければならないよう
な場合において、出力回路から出力するよりも先に必ず
ヒステリシスの方を掛けなければならず、しかも、出力
回路側に応答速度が要求されるような状況で使用するの
に適している。
【0042】具体的にいうと、図7に示すようなヒステ
リシス動作するA/D変換回路に用いることにより良好
な結果を得ることができる。図7のA/D変換回路にお
いては、コンパレータ51の非反転入力端子にアナログ
入力信号S1が入力され、反転入力端子には基準電圧発
生回路52から基準電圧V0が与えられている。コンパ
レータ51の出力端子からは入力信号S1と基準電圧V
0の大小に応じてハイ(H)又はロー(L)の比較信号
S2が出力される。コンパレータ51の比較出力は、出
力端子に接続されたヒステリシス回路53を介して基準
電圧発生回路52へ帰還されている。しかして、基準電
圧発生回路52から出力される基準電圧V0は、ヒステ
リシス回路53の働きにより、コンパレータ51から出
力される比較信号S2のハイ、ローに応じてV0+又はV
0-(V0+≠V0-)に変化し、コンパレータ51の出力に
ヒステリシスが掛けられる。また、コンパレータ51の
出力端子に接続された出力回路54は、比較信号S2の
ハイ又はローに応じて出力側がオフ又はオンに切り換わ
る。
【0043】このような回路構成の場合、図8に示すよ
うに、コンパレータ51から出力された比較信号S2
(図8(a))がヒステリシス回路53及び基準電圧発
生回路52を通って帰還され基準電圧V0(図8
(b))を変化させる速度よりも、出力回路54の出力
信号S3(図8(c))として表われる速度のほうが遅
くなるようにする必要がある。このため、出力回路54
の入力側と出力側との間に遅延を持たせているが、従来
の出力回路54では、この遅延時間ΔTがかなり大きく
なり、入力信号S1が出力回路54の出力信号S3とし
て表われる応答速度が遅くなるという問題があった。一
方、出力回路54における遅延をなくすと、出力信号S
2が帰還するよりも出力回路54から出力される方が速
くなり、所望の回路動作が得られなくなるという不都合
がある。
【0044】これに対し、この出力回路54として本発
明による半導体出力回路31を用いれば、オン、オフ時
の応答速度を速くすることができるので、出力回路44
における遅延時間ΔTを適当な時間に調整することによ
り、出力回路44における遅延時間をヒステリシス側よ
りも遅い範囲でできるだけ短くすることが可能になる。
なお、このようにして調整した遅延時間ΔTは、出力回
路44(出力トランジスタ)のオフ時では図1の出力回
路1よりも遅くなり、出力回路44(出力トランジス
タ)のオン時では図1の出力回路1よりも速くなるよう
に設定される。
【0045】
【発明の効果】本発明によれば、以上説明したように、
第1の従来例や第2の従来例のように出力オフ時におい
て消費電流が大きくなるという問題もなく、また、第3
の従来例や第4の従来例のように出力のオン、オフ切り
換え動作時の切り換え速度が遅くなるという問題も解消
される。すなわち、本発明によれば、出力トランジスタ
のオン→オフ動作およびオフ→オン動作の切り換え速度
が高速で、しかも出力オフ時における消費電流(消費電
力)が小さいバイポーラ型集積回路における半導体出力
回路を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】半導体出力回路の第1の従来例を示す具体的な
等価回路図である。
【図2】半導体出力回路の第2の従来例を示す具体的な
等価回路図である。
【図3】半導体出力回路の第3の従来例を示す具体的な
等価回路図である。
【図4】半導体出力回路の第4の従来例を示す具体的な
等価回路図である。
【図5】本発明の一実施例による半導体出力回路を示す
具体的な等価回路図である。
【図6】同上の半導体出力回路の動作を説明するための
図である。
【図7】本発明による半導体出力回路の応用回路を示す
図である。
【図8】上記応用回路の説明図である。
【符号の説明】
32 (第1の)抵抗 33 (第2の)抵抗 34 入力側トランジスタ(第1のトランジスタ) 35 (第2の)トランジスタ 36 (第3の)トランジスタ 37 出力トランジスタ 38 入力端子 39 グランド線(低電位線) 40 基準線(高電位線) 41 出力端子

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 高電位線に一端を接続された第1の抵抗
    と、 入力端子をベースに接続され、前記第1の抵抗の他端と
    低電位線との間にコレクタ・エミッタ間を接続された第
    1のnpnトランジスタと、 高電位線に一端を接続された第2の抵抗と、 ベースを前記第1のトランジスタのベースに接続され、
    エミッタを低電位線に接続された第2のnpnトランジ
    スタと、 前記第1の抵抗の他端と前記第1のトランジスタのコレ
    クタとの接続点にベースを接続され、前記第2の抵抗の
    他端と前記第2のトランジスタのコレクタとの間にコレ
    クタ・エミッタ間を接続された第3のnpnトランジス
    タと、 第2のトランジスタのコレクタと第3のトランジスタの
    エミッタとの接続点にベースを接続され、エミッタを低
    電位線に接続され、コレクタを出力端子に接続されたn
    pn出力トランジスタと、から構成された半導体出力回
    路。
  2. 【請求項2】 出力トランジスタのオン時には、前記第
    1のトランジスタをオフさせると共に前記第3のトラン
    ジスタを飽和領域で駆動し、 出力トランジスタのオフ時には、前記第1のトランジス
    タ及び第3のトランジスタを非飽和領域で駆動すること
    を特徴とする請求項1に記載の半導体出力回路。
JP01977295A 1995-01-11 1995-01-11 半導体出力回路 Expired - Lifetime JP3350669B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP01977295A JP3350669B2 (ja) 1995-01-11 1995-01-11 半導体出力回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP01977295A JP3350669B2 (ja) 1995-01-11 1995-01-11 半導体出力回路

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH08191238A true JPH08191238A (ja) 1996-07-23
JP3350669B2 JP3350669B2 (ja) 2002-11-25

Family

ID=12008634

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP01977295A Expired - Lifetime JP3350669B2 (ja) 1995-01-11 1995-01-11 半導体出力回路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3350669B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005064795A1 (ja) * 2003-12-26 2005-07-14 Rohm Co., Ltd 信号出力回路及びそれを有する電源電圧監視装置
JP2012151802A (ja) * 2011-01-21 2012-08-09 Asahi Kasei Electronics Co Ltd 半導体出力回路

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005064795A1 (ja) * 2003-12-26 2005-07-14 Rohm Co., Ltd 信号出力回路及びそれを有する電源電圧監視装置
JP2005197787A (ja) * 2003-12-26 2005-07-21 Rohm Co Ltd 信号出力回路及びそれを有する電源電圧監視装置
JP2012151802A (ja) * 2011-01-21 2012-08-09 Asahi Kasei Electronics Co Ltd 半導体出力回路

Also Published As

Publication number Publication date
JP3350669B2 (ja) 2002-11-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20020089377A1 (en) Constant transconductance differential amplifier
JP3350669B2 (ja) 半導体出力回路
US7986169B2 (en) Comparator circuit for comparing three inputs
US4851759A (en) Unity-gain current-limiting circuit
JPH09306193A (ja) サンプルホールド回路
JP3152340B2 (ja) アナログスイッチ回路
US6559706B2 (en) Mixer circuitry
JPH08139531A (ja) 差動アンプ
JP2002057287A (ja) 半導体装置
JPH1117470A (ja) 電子ボリューム
JP4104767B2 (ja) 基準電圧回路
JPH04167813A (ja) 半導体集積回路装置
JPH053424A (ja) 微小電圧検出回路およびこれを用いた電流制限回路
JPH06303117A (ja) スタートアップ回路
JPH05129899A (ja) 負性抵抗型双安定回路とその負性抵抗の制御方法
JPH05324108A (ja) 定電流出力回路
JPH03244011A (ja) 定電流回路
JPH0934573A (ja) 起動回路
US20040222842A1 (en) Systems and methods for generating a reference voltage
JPH06152360A (ja) クランプ機能付きスイッチ回路
JPH0413304A (ja) ラッチ回路とスイッチングレギュレータ
JPH0522043A (ja) 入力バイアス回路
JPS61252711A (ja) 信号スイツチ回路
JPH11249752A (ja) 定電流源回路
JPS63231514A (ja) 半導体集積回路

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080920

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080920

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090920

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090920

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100920

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100920

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110920

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110920

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120920

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130920

Year of fee payment: 11

EXPY Cancellation because of completion of term