JP3314696B2 - 電源電圧検出回路 - Google Patents

電源電圧検出回路

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JP3314696B2
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  • Bipolar Transistors (AREA)
  • Semiconductor Integrated Circuits (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、マイクロ・コン
ピュータなどに供給される電源電圧を監視し、該電源電
圧の低下によるマイクロ・コンピュータなどの暴走や誤
動作を未然に防ぐための集積回路に適した電源電圧検出
回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、一般に使用されている電源電圧監
視回路の一例を図10に示す。図10に示す電源電圧監
視回路は、ツェナー・ダイオードZ1 による基準電圧が
コンパレータCOM1 の一方に入力され、電源電圧VCC
を抵抗R10と抵抗R11により分圧し、その分電圧分が検
出電圧としてコンパレータCOM1 の他方に入力されて
いる。電源電圧の低下は、基準電圧と検出電圧とがコン
パレータにより比較されることで常時監視されている。
しかしながら、図10に示す電源電圧監視回路では、基
準電圧部、検出電圧部、コンパレータ部のそれぞれが電
流を消費し、低消費化が難しく、バッテリー駆動の携帯
用機器には向かないものであった。
【0003】そこで、最近の低消費電流化に対応すべく
図11に示すような回路例が実用化されている。図11
に示す回路例は、トランジスタQ2 〜Q3 および抵抗R
13〜R18による電源電圧低下検出回路11と、トランジ
スタQ4 〜Q8 、抵抗R19〜R20による差動増幅型コン
パレータ12と、トランジスタQ10〜Q12、抵抗R21
24による出力制御回路13とから構成されており、電
源電圧低下検出回路11内にはトランジスタQ2 、抵抗
13〜R14によるVBEマルチプライヤー14として温度
補償がおこなわれている。そして、ヒステリシス形成に
は、トランジスタQ6 とトランジスタQ7 のVBEの差を
利用しており、トランジスタQ7 には、トランジスタQ
6 のN倍のエミッタ面積を有するトランジスタが使われ
ている。また、応答特性改善用としてコンデンサC1
びコンデンサC2 が設けられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記するような従来の
回路例においては、図10に比べて基準電圧部と検出電
圧部とがVCC、グランド間の同一ライン上に配置されて
いるが、まだ、常時電流が流れるラインが二つ残ってい
る。マルチプライヤーから基準電圧用トランジスタQ3
に至るラインと差動増幅用の定電流源Q8 による消費で
ある。従って、低消費化には大きな抵抗を使わなければ
ならず、チップ面積が大となりコストアップの大きな原
因となっている。
【0005】また、一般的に図10と図11に示したよ
うな基準電圧源、電圧検出回路、差動増幅型コンパレー
タを用いた電圧検出回路においては、回路としての出力
電流や、温度特性、ヒステリシス、そして、応答性等を
改善するために、トランジスタ、抵抗、コンデンサ等素
子として30個程度を必要とし、集積回路としてさらな
るコストダウンは困難であった。
【0006】さらにまた、検出電圧は、回路定数で決め
られるものであって、要求される検出電圧毎に回路設計
を行はなければならず、集積回路においてはその都度パ
ターン・マスクを用意する必要があった。
【0007】そこで、この発明は、上記する課題に対
し、非常に簡単な回路構成で電源電圧検出に要求される
諸処の特性を満足し、ウエハー・プロセスで検出電圧を
コントロールすることを可能とした、集積回路に適する
電源電圧検出回路を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記する目
的を達成するにあたって、具体的には、電源とグランド
との間に第1の抵抗、第2の抵抗及び基準電圧源とが直
列接続され、前記第1の抵抗と第2の抵抗との接続点が
負性抵抗特性部の第1の端子に接続され、前記第2の抵
抗と基準電圧源との接続点が負性抵抗特性部の第2の端
子に接続され、負性抵抗特性部の第3の端子は抵抗を通
じて前記グランドに接続されており、前記負性抵抗特性
部は、前記第1、第2および第3の三つの端子を有する
ものであって、前記第2の端子に一定の入力電圧を付勢
し、前記第3の端子を接地接続とし、前記第1の端子に
電圧を付勢していくとき、その付勢された電圧に対し前
記第1の端子に流れ込む電流が電圧制御型の負性抵抗特
性を出力するものであって、且つ、前記第3の端子に一
定の入力電圧を付勢し、前記第2の端子を接地とし、第
1の端子に電圧を付勢した場合でも、その付勢された電
圧に対し第1の端子に流れ込む電流が電圧制御型の負性
抵抗特性を出力するものであって、電源電圧の低下を、
負性抵抗特性部の第1の端子と第2の端子に接続された
前記第2の抵抗の両端の電位差でもって検知し、その電
源電圧低下の信号を前記負性抵抗特性部の第3の端子に
接続された抵抗の電圧で出力するようにした電源電圧検
出回路を構成するものである。
【0009】さらに、この発明にあって、前記負性抵抗
特性部は、第1導電型のコレクタ領域から引き出される
電極を第1の端子とし、前記コレクタ領域に対し、第1
のPN接合を介して形成される第2の導電型のベース領
域と、前記ベース領域に対し、第2のPN接合を介して
形成される第1の導電型のエミッタ領域とを備えてお
り、ベース領域は、前記エミッタ領域に対し、前記第2
のPN接合を介して隣接する第1のベース領域と、前記
第1のベース領域から間隔を隔てて位置し、負性抵抗特
性部の第2の端子であるところのベース電極を取り出す
べく形成されるベース・コンタクト領域と、前記第1の
ベース領域と前記ベース・コンタクト領域との間に形成
される低不純物濃度の第2のベース領域とを含み、第2
のベース領域内には、コレクタ領域と接続された第1の
導電型を有するゲート領域を備え、前記ベース・コンタ
クト領域と前記エミッタ領域との間を順バイアス状態に
付勢し、前記コレクタ領域を前記ベース・コンタクト領
域に対し、逆バイアス状態に付勢したとき、前記第2の
ベース領域を流れるベース電流を変調させて負性抵抗特
性を得るようにしたベース変調型バイポーラ・トランジ
スタである。
【0010】さらにまた、この発明にあって、前記負性
抵抗特性部は、接合型FETのソースを負性抵抗特性部
の第2の端子としたものであり、接合型FETのドレイ
ンがバイポーラ・トランジスタのベースに接続され、接
合型FETのゲートがバイポーラ・トランジスタのコレ
クタに接続され、バイポーラ・トランジスタのコレクタ
が負性抵抗特性部の第1の端子であるものとして構成さ
れている。
【0011】
【作用】上記するように構成されるこの発明になる電源
電圧検出回路において、電源電圧が低下し、第2の抵抗
の両端の電位差が負性抵抗特性部のピンチ・オフ電圧以
下となったとき、前記負性抵抗特性部がスイッチ・オン
し、出力する。この負性抵抗特性部においては、待機時
に全く電流を消費しない。このため、電流消費は第1の
抵抗、第2の抵抗、基準電圧源に至るラインだけで超低
消費電流化が可能となる。検出電圧の温度特性は、負性
抵抗特性部のピンチ・オフ電圧と、基準電圧源と、第1
及び第2の抵抗でキャンセルすることができ、特別な回
路要素を必要としない。また、ヒステリシスについて
は、第1の抵抗と負性抵抗特性部のグランド側に接続さ
れた抵抗との比で決まり、素子点数が従来に比べて約1
/3程度になり集積回路としてチップサイズが大幅に削
減できる。さらに、検出電圧については、ピンチ・オフ
電圧で決まるため、要求に応じてプロセスでコントロー
ルできる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、この発明になる電源電圧検
出回路について、図面に示す具体的な実施例にもとづい
て詳細に説明する。図1は、この発明になる電源電圧検
出回路であって、その第1の具体的な実施例を示す回路
図である。この発明になる電源電圧検出回路は、基本的
には、電源VCCとグランドGNDとの間に第1の抵抗R
1 、第2の抵抗R2 及び基準電圧源RVとが直列接続さ
れ、前記第1の抵抗R1 と第2の抵抗R2 との接続点P
1 が負性抵抗特性部NRの第1の端子に接続され、前記
第2の抵抗R2 と基準電圧源RVとの接続点P2 が負性
抵抗特性部NRの第2の端子に接続されており、負性抵
抗特性部NRの第3の端子は、抵抗R3 を通じて前記グ
ランドGNDに接続されている。
【0013】図1に示す実施例において、トランジスタ
TR1 とトランジスタTR2 とで基準電圧源RVを構成
しており、基準電圧RVは、負性抵抗特性部NRの第2
の端子に接続されている。前記電源電圧VCCの低下は、
抵抗R1 と抵抗R2 の分圧電圧で検出し、抵抗R1 と抵
抗R2 の接続点P1 が負性抵抗特性部NRの第1の端子
に接続されている。前記負性抵抗特性部NRは、前記第
1、第2および第3の三つの端子を有するものであっ
て、前記第2の端子に一定の入力電圧を付勢し、前記第
3の端子を接地接続とし、前記第1の端子に電圧を付勢
していくとき、その付勢された電圧に対し前記第1の端
子に流れ込む電流が電圧制御型の負性抵抗特性を出力す
るものである。電源電圧の低下を、負性抵抗特性部の第
1の端子と第2の端子に接続された前記第2の抵抗R2
の両端の電位差でもって検知し、その電源電圧低下の信
号を前記抵抗R3 の電圧で出力する。ここで、図1にお
ける負性抵抗特性部NRはベース変調型バイポーラ・ト
ランジスタ(Base ModulationBipolar Transistor:以
下、BAMBITと略記する)を示している。
【0014】なお、以降に示される回路図の中では、従
来のトランジスタとBAMBITとを区別するため、B
AMBITの記号として便宜的に従来のものと違ったシ
ンボルマークを用いた。このBAMBITのエミッタ抵
抗R3 からの出力は、トランジスタTR3 により増幅
し、PNPトランジスタTR4 により反転させ、出力ト
ランジスタTR5 をドライブする。
【0015】図1に示すこの発明になる電源電圧検出回
路の回路構成を説明する前に、負性トランジスタである
前記ベース変調型バイポーラ・トランジスタ:BAMB
ITについて説明する。
【0016】この負性トランジスタBAMBITについ
て、集積回路に用いられるべき模式的構造を図2に示
す。この負性トランジスタBAMBITは、エミッタ領
域1に接するP+ ベース領域2、ベース電極を取り出す
ためのP+ ベース・コンタクト領域3、ゲート領域5を
有するP- ベース領域4をもち、ゲート領域5は、その
端部がコレクタ領域6に接続されている。このゲート部
にコレクタ電圧が与えられることでベース電流が変調さ
れ、コレクタ電流に負性抵抗特性が得られる。
【0017】この負性トランジスタBAMBITの電気
的静特性として、まず、ベース接地特性を図3に示す。
図3から、通常のバイポーラ・トランジスタと異なり、
コレクタ電流IC がコレクタ・ベース間電圧VCBに対
し、図3にあって、A点から急激に減り出し、B点に至
り完全に遮断されることがわかる。以下、コレクタ電流
C が減り出すA点をVCB(ON)、コレクタ電流IC
が遮断されるB点をピンチ・オフ電圧VCB(OFF)と
する。この動作を図2に基づいて説明する。
【0018】図2において、ベース・エミッタ間が順バ
イアス状態で、コレクタ・ベース間が低逆バイアス状態
の時、エミッタ領域1より注入された電子は通常のトラ
ンジスタと同様にほとんどがコレクタ電流となる。しか
し、BAMBITの場合は、少数キャリヤである電子の
一部がゲート領域5に達しゲート電流IG となり、コレ
クタ電流IC の一部として出力される。一方、コレクタ
・ゲート領域に吸収されない少数キャリヤは再結合しベ
ース電流IB となる。この時、ゲート領域5直下を流れ
る多数キャリヤとしてのベース電流はゲート領域よりの
空乏層の影響をうける。しかし、ゲート・ベース間(コ
レクタ・ベース間)が低逆バイアス状態においては、ゲ
ート電流を含んだコレクタ電流はほとんど変化しない。
【0019】これは、ベース・コンタクト領域3とP+
ベース領域2との間における多数キャリヤに対する飽和
電流値よりも充分にベース電流が小さいからである。そ
して、BAMBITのピンチ・オフ電圧VCB(OFF)
を0.7V程度に設計した場合、図3のA点からB点に
至り、コレクタ電流が急激に減り遮断される。ここで、
図3に示したBAMBITの特性例ではP- ベース領域
4の不純物濃度を8×1014/cm3 とした。尚、ピン
チ・オフ電圧VCB(OFF)は、P- ベース領域の不純
物濃度やゲート領域の拡散深さ等によって制御できるも
のである。
【0020】図3に示したBAMBITのベース接地特
性は、図4のようなエミッタ接地特性になる。図4は、
ベース入力電圧VBBをパラメータにしたものであり、コ
レクタ電流IC は、ベース電流IB ×電流増幅率HFE
ピーク電流として直線的に減少し続け、コレクタ電圧が
BB+VCB(OFF)に至り遮断される。ここで、図2
に示した特性は、VCB(OFF)≒0.7Vなので、V
CE≒VBB+0.7Vでピンチオフしている。
【0021】次に、BAMBITの入力に対するスイッ
チング特性を図5に基づいて説明するが、図1の電源電
圧検出回路において、BAMBITはベース接地で使わ
れているため、ベース接地時のスイッチング特性につい
て説明する。図5にあって、図中に示した基本回路にお
いて、電源電圧VCCが充分に高く、コレクタ・ベース間
の電位差VCBが、VCB=VCC−VBB>VCB(OFF)の
時、負荷線RC は、ベース接地時の特性曲線に対してL
1 の状態となり、負荷線との交点は、C点となる。つま
り、BAMBITは遮断状態となりコレクタ電圧V
C は、VC =VCCとなる。電源電圧検出回路において、
CCが低下してきて負荷線がL2 に至り、コレクタ・ベ
ース間の電位差VCBが、VCB(OFF)以下になるとベ
ース電流IBが流れ出し、コレクタ電流IC が流れ出
す。コレクタ電流IC が流れるとコレクタ負荷による電
圧降下でベース電流IB がさらに増加し、コレクタ電流
C も増加する。
【0022】この帰還作用で負荷線との交点は、D点か
らBAMBITの能動領域であるE点に瞬時に飛び、B
AMBITはスイッチ・オンする。一方、エミッタ抵抗
Eよりの出力電圧VE はベース電源電圧VBBにより決
まり、VE =VBB−VBEとなって一定となる。スイッチ
オンの後、電源電圧を上げていくとエミッタよりの出力
電圧VE は一定であるが、コレクタよりの出力電圧VC
は上昇する。F点に至る負荷線と特性曲線との交点は、
再度遮断領域に移りBAMBITはスイッチ・オフす
る。以上の所を、数式で示すと次のようになる。
【0023】BAMBITが能動領域にある時、通常の
トランジスタと同様に、以下に示す関係式が成り立つ。 VCC=IC ・RC +VC 式(1) VBB=VBE+IE ・RE 式(2) IC ={HFE/(1+HFE)}・IE 式(3) また、BAMBITがスイッチ・オンし、エミッタ出力
電圧VE がハイの状態になるためには、VC −VBB≦V
CB(OFF)を満足する必要がある。エミッタ出力電圧
E がローからハイになるスレッシュ電圧VCLH は、コ
レクタ・ベース間の電位差がVCB(OFF)以下になる
時だから VC −VBB=VCLH −VBB=VCB(OFF) 式(4) とおいて、 VCLH =VBB+VCB(OFF) 式(5) となる。
【0024】一方、BAMBITがスイッチ・オフし、
エミッタ出力電圧VE がローの状態になるためには、V
C −VBB≧VCB(ON)を満足する必要がある。エミッ
タ出力電圧VE がハイからローになるスレッシュ電圧V
CHL は、コレクタ・ベース間の電位差がVCB(ON)以
上になる時だから、式(1)〜式(3)より、 VC −VBB=VCC−IC ・RC −VBB =VCC−{HFE/(1+HFE)}・IE ・RC −VBB =VCC−{HFE/(1+HFE)}・{(VBB−VBE)/RE } ・RC −VBB =VCC−{HFE/(1+HFE)}・(RC /RE )・(VBB− VBE)−VBB 式(6) が得られ、 VC −VBB=VCHL −{HFE/(1+HFE)}・(RC /RE )・( VBB−VBE)−VBB=VCB(ON) 式(7) とすると、スレッシュ電圧VCHL は、 VCHL ={HFE/(1+HFE)}・(RC /RE )・(VBB−V BE)+VBB+VCB(ON) 式(8) となる。ここで、HFEは充分大きいから VCHL =(RC /RE )・(VBB−VBE)+VBB+VCB(ON) 式(9) で近似される。そして、ヒステリシス電圧VHYS は、VCHL −VCLH であり、 VHYS =VCHL −VCLH =(RC /RE )・(VBB−VBE)−{ VCB(OFF)−VCB(ON)} 式(10) となる。
【0025】式(5)、式(9)および式(10)より
次のことが解る。まず、式(5)より、スレッシュ電圧
CLH は、ベース電圧VBBが固定であるので、ピンチ・
オフ電圧VCB(OFF)のみに依存する。これは、図2
で説明したように、プロセスでコントロールできるもの
である。
【0026】式(9)より、スレッシュ電圧VCHL は、
スレッシュ電圧VCLH に同じくベース電圧VBBが固定で
あり、ベース・エミッタ電圧VBEも順方向電圧で定数で
あるため、コレクタ抵抗RC とエミッタ抵抗RE との比
率と、VCB(ON)に依存することが解る。
【0027】集積回路においては、抵抗の値がばらつい
てもコレクタ抵抗RC とエミッタ抵抗RE との比率はほ
とんど固定化され、初期の設計のみで決まる。VCB(O
N)については、図3に示したA点からB点までの負性
抵抗域での、ベース電流のコレクタ・ベース間電圧によ
る変化、即ち、伝達コンダクタンスにより決まる。これ
は、BAMBITの構造により、ピンチ・オフ電圧VCB
(OFF)から一義的に決まる。従って、VCB(ON)
は、ピンチ・オフ電圧VCB(OFF)をプロセスで固定
化すれば変動することはなく、スレッシュ電圧VCHL
ピンチ・オフ電圧VCB(OFF)のみを管理すればよ
い。
【0028】式(10)より、ヒステリシスについても
同様のことが言える。式(10)において、第1項は、
コレクタ抵抗RC とエミッタ抵抗RE との比率により決
まるものであって、一定である。また、第2項は、ピン
チ・オフ電圧VCB(OFF)から決まる。よって、ヒス
テリシスもVCB(OFF)のみを管理すればよいことに
なる。但し、VCB(OFF)−VCB(ON)は前述した
ように、ピンチ・オフ電圧VCB(OFF)の値により若
干変化する。
【0029】この様子を図6に示す。図6に示されるよ
うに、ピンチ・オフ電圧VCB(OFF)=0.72Vで
は、VCB(OFF)−VCB(ON)=0.22Vであ
り、VCB(OFF)=1.66Vでは、VCB(OFF)
−VCB(ON)=0.28Vとなる。よって、ピンチ・
オフ電圧VCB(OFF)=0.72VからVCB(OF
F)=1.68Vの間でのヒステリシスの変動は、わず
か60mVとなる。
【0030】以上、図1の電源電圧検出回路の動作原理
となるBAMBITのベース接地スイッチング特性につ
いて説明したが、これを図1の実施例に当てはめてみ
る。図1においては、電源電圧の低下を抵抗R2 の両端
の電位差で検出している。電源電圧VCCが低下してき
て、抵抗R2 の両端の電位差がピンチ・オフ電圧V
CB(OFF)以下になるときBAMBITはスイッチ・
オンする。式(5)同様にスレッシュ電圧VCLH を求め
ると、 VCLH =EV +{(R1 +R2 )/R2 }・VCB(OFF) 式(11) となる。ここで、EV は基準電圧源RVの電圧値を示し
ており、図1の実施例においてはベース・エミッタ間の
順方向電圧2個分で、約1.2Vの値である。
【0031】また、スレッシュ電圧VCHL は、抵抗R2
の両端の電位差がVCB(ON)以上になる時だから、式
(9)同様に求めると、 VCHL =(R1 /R3 )・(EV −VBE)+EV +{(R1 +R2 )/ R2 }・VCB(ON) 式(12) になる。尚、図1において、抵抗R4 はBAMBITの
エミッタ負荷になり得るが、抵抗R3 より充分大きくB
AMBITのエミッタ電圧の変動を来さない程度とす
る。
【0032】さらに、ヒステリシス電圧VHYS は、 VHYS =VCHL −VCLH =(R1 /R3 )・(EV −VBE)−{(R1 +R2 )/R2 }・{VCB(OFF)−VCB(ON)} 式(13) となる。式(11)、式(12)および式(13)より
次のことが言える。スレッシュ電圧VCLH は、式(1
1)より、式(5)同様にピンチ・オフ電圧VCB(OF
F)で決まり、係数(R1 +R2 )/R2 は、プロセス
の変動に対し固定化されるため、検出電圧としてのスレ
ッシュ電圧VCLH は、要求に対しピンチ・オフ電圧VCB
(OFF)のみを管理すればよい。
【0033】スレッシュ電圧VCHL は、式(12)よ
り、式(9)同様、コレクタ抵抗R1とエミッタ抵抗R
3 との比率、R1 /R3 並びにVCB(ON)とそれに係
る係数で決まる。係数R1 /R3 と、係数(R1
2 )/R2 は、プロセスの変動に対しほとんど固定化
され、VCB(ON)は、ピンチ・オフ電圧VCB(OF
F)から一義的に決まるため、スレッシュ電圧VCHL
スレッシュ電圧VCLH 同様プロセス上、VCB(OFF)
のみを管理すればよい。このことは結果として、式(1
3)で示すようにヒステリシス電圧VHYS がプロセスの
変動に伴う抵抗値のばらつきに対し、非常に強いことを
示す。
【0034】なお、この発明による電源電圧検出回路
は、検出電圧の要求に対してピンチ・オフ電圧VCB(O
FF)でコントロールするものである。図1の実施例に
おいて、マイコンの電圧監視用として用いる場合、マイ
コンの低電圧化に伴い、検出電圧は4V程度以下で行う
場合が多い。後述するように、スレッシュ電圧の温度係
数をゼロにすることにより求まるピンチ・オフ電圧は2
V以下でよく、ヒステリシスの変動は、式(13)の場
合、式(10)に対し係数(R1 +R2 )/R2 が掛か
るが、ヒステリシスの変動としては100mV以下であ
る。この程度の変動は、実使用上ほとんど問題がない。
【0035】したがって、この発明においては、検出電
圧の要求が2V程度から4V程度に対し回路定数の変更
は必要なく、ピンチ・オフ電圧VCB(OFF)のみをコ
ントロールすればよい。
【0036】次に、第1の実施例における検出電圧の温
度特性について説明する。マイコンの電圧監視に要求さ
れる、検出電圧の温度に対する変化率は、0.01%/
℃と非常に厳しいものである。
【0037】この発明による検出電圧の温度に対する変
化率は、式(11)を温度で微分すればよい。式(1
1)の第2項の係数(R1 +R2 )/R2 は集積回路に
おいては、分母、分子とも同一の温度変化率をもつため
変化しない。したがって、検出電圧の温度変化率は、 dVCLH /dT=(dEV /dT)+{(R1 +R2 )/R2 }・{dV CB(OFF)/dT} 式(14) となり、温度変化率が0となる条件は、式(14)を=
0とおくことにより求まり、 R1 /R2 =−1−〔{dEV / dT}/{dVCB(OFF)/ dT}〕 式(15) となる。
【0038】ここで具体的な数値例を上げる。図1にお
いて、基準電圧EV は、トランジスタTR1 とトランジ
スタTR2 によるベース・エミッタ間の順方向電圧によ
るもので、マイナスの値となり、2個分であるので、お
およそ{dEV /dT}≒−2.2mV/℃×2≒−
4.4mV/℃になる。また、ピンチ・オフ電圧V
CB(OFF)は、図2において、ゲート領域直下のP-
領域の抵抗率が温度変化で増加することにより変化し、
dVCB(OFF)/dT≒+3mV/℃である。従っ
て、検出電圧の温度変化は、R1 /R2 =1/2.1の
時、ゼロになる。この発明による電圧検出回路は、温度
特性についても特別な温度補償回路を用いることなく、
電圧検出用の抵抗R1 、R2 の比を適値にすることで、
同時に検出電圧の温度変化をキャンセルできるものであ
る。
【0039】式(11)で示される検出電圧であるスレ
ッシュ電圧については、検出電圧の温度変化がゼロにな
るようなR1 /R2 の値を、式(11)に代入して目標
となる検出電圧より、プロセスで管理すべきピンチ・オ
フ電圧VCB(OFF)が求められる。
【0040】この発明になる電源電圧検出回路について
の第2の実施例を図7に示す。この第2の実施例におい
ては、上述する第1の実施例におけるエミッタ抵抗R3
の代わりに能動負荷として、トランジスタTR6 を用い
たものである。このトランジスタTR6 を用いること
で、抵抗R3 に比べ所要とするチップ面積が少なくてす
み、チップサイズをより縮小できる。
【0041】この発明になる電源電圧検出回路について
の第3の実施例を図8に示す。この第3の実施例は、負
性抵抗素子BAMBITの代わりに、負性抵抗特性をト
ランジスタTR6 と、接合型電界効果トランジスタJ−
FET1 でもって擬似的に作り出すものである。この場
合BAMBITと違い、図2において、ゲート領域5よ
りの少数キャリヤの吸収と、P- ベース領域4での少数
キャリヤによる伝導度変調作用がないため、高速スイッ
チが期待できない。しかしながら、ベース電流に対する
FETの飽和電流値を自由に設定でき、FETの飽和電
流値をベース電流に対し大きく設定できるため、伝達コ
ンダクタンスをより大きく設定できる。その結果、ピン
チ・オフ電圧VCB(OFF)に対してVCB(ON)の変
化値をより小さくでき、要求される任意の検出電圧に対
しヒステリシスの変動を小さく抑えられる。
【0042】次いで、この発明になる電源電圧検出回路
についての第4の実施例を図9に示す。この第3の実施
例は、前記第1の実施例において、出力トランジスタT
5をドライブするトランジスタTR4 の代わりに、ト
ランジスタTR7 とトランジスタTR8 で出力トランジ
スタTR5 を定電流ドライブするようにしたものであ
る。このようにすることで、2V程度の低電圧検出にお
いても安定した出力を供給することができる。
【0043】
【発明の効果】以上の構成になるこの発明の電源電圧検
出回路によれば、負性抵抗特性のピンチ・オフ電圧VCB
(OFF)で任意の電源電圧を検出し、温度特性補償用
の回路を別に必要としないため、従来の回路に較べて、
トランジスタ、抵抗、コンデンサ等の構成する素子数を
大幅に削減できる。その結果、集積回路としてのチップ
面積が同じデザイン・ルールでは、従来の集積回路に較
べ、約1/3程度にすることが可能となり、大幅にコス
ト・ダウンできる。
【0044】また、この発明になる電源電圧検出回路
は、負性抵抗特性のピンチ・オフ電圧VCB(OFF)の
値で検出電圧を設定するため、要求される検出電圧に対
し、回路常数の違ったパターン・マスクをその数だけ用
意する必要がなく、プロセスで設定することが可能とな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、この発明になる電源電圧検出回路につ
いて、その第1の実施例を示す回路図である。
【図2】図2は、この発明になる電源電圧検出回路に使
用される負性トランジスタBAMBITの構造を示す概
略的な構造図である。
【図3】図3は、上記する負性トランジスタBAMBI
Tのベース接地特性を示すベース接地特性図である。
【図4】図4は、上記する負性トランジスタBAMBI
Tのエミッタ接地特性を示すエミッタ接地特性図であ
る。
【図5】図5は、この発明になる電源電圧検出回路の動
作を説明するための、負性トランジスタBAMBITの
ベース接地における、スイッチ動作説明図である。
【図6】図6は、上記する負性トランジスタBAMBI
Tのピンチ・オフ電圧の違いによるベース接地特性図で
ある。
【図7】図7は、この発明になる電源電圧検出回路につ
いて、その第2の実施例を示す回路図である。
【図8】図8は、この発明になる電源電圧検出回路につ
いて、その第3の実施例を示す回路図である。
【図9】図9は、この発明になる電源電圧検出回路につ
いて、その第4の実施例を示す回路図である。
【図10】図10は、従来の電源電圧検出回路の例を示
す回路図である。
【図11】図11は、従来の電源電圧検出回路の他の例
を示す回路図である。
【符号の説明】
TR1 〜TR8 トランジスタ R1 〜R10 抵抗 RL 負性抵抗 NR 負性抵抗特性部 VCC 電源 RV 基準電圧源 P1 第1の抵抗と第2の抵抗との接続点 P2 第2の抵抗と基準電圧源との接続点 1 エミッタ領域 2 P+ ベース領域 3 P+ ベース・コンタクト領域 4 P- ベース領域 5 ゲート領域 6 コレクタ領域 7 コレクタ・コンタクト領域 8 N+ コレクタ領域 9 P+ アイソレート領域
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭52−78475(JP,A) 特開 昭58−21170(JP,A) 特開 平3−268331(JP,A) 特開 昭54−91188(JP,A) 特開 昭52−57858(JP,A) 特開 昭51−2933(JP,A) 特開 平2−253631(JP,A) 特開 平2−44758(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01R 19/00 - 19/32 G01R 31/36 G05F 1/10 G06F 1/00 H01L 29/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電源VCCとグランドGNDとの間に第1
    の抵抗R1 、第2の抵抗R2 及び基準電圧源RVとが直
    列接続され、前記第1の抵抗R1 と第2の抵抗R2 との
    接続点P1 が負性抵抗特性部NRの第1の端子に接続さ
    れ、前記第2の抵抗R2 と基準電圧源RVとの接続点P
    2 が負性抵抗特性部NRの第2の端子に接続され、負性
    抵抗特性部NRの第3の端子は抵抗R3 を通じて前記グ
    ランドGNDに接続されており、 前記負性抵抗特性部NRは、前記第1、第2および第3
    の三つの端子を有するものであって、前記第2の端子に
    一定の入力電圧を付勢し、前記第3の端子を接地接続と
    し、前記第1の端子に電圧を付勢していくとき、その付
    勢された電圧に対し前記第1の端子に流れ込む電流が電
    圧制御型の負性抵抗特性を出力するものであって、且
    つ、前記第3の端子に一定の入力電圧を付勢し、前記第
    2の端子を接地とし、前記第1の端子に電圧を付勢した
    場合でも、その付勢された電圧に対し前記第1の端子に
    流れ込む電流が電圧制御型の負性抵抗特性を出力するも
    のであって、 電源電圧の低下を、負性抵抗特性部の第1の端子と第2
    の端子に接続された前記第2の抵抗R2 の両端の電位差
    でもって検知し、その電源電圧低下の信号を前記負性抵
    抗特性部の第3の端子に接続された抵抗R3 の電圧で出
    力するようにしたことを特徴とする電源電圧検出回路。
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