JPH08190984A - 電磁誘導加熱調理器 - Google Patents

電磁誘導加熱調理器

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JPH08190984A
JPH08190984A JP6195598A JP19559894A JPH08190984A JP H08190984 A JPH08190984 A JP H08190984A JP 6195598 A JP6195598 A JP 6195598A JP 19559894 A JP19559894 A JP 19559894A JP H08190984 A JPH08190984 A JP H08190984A
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JP
Japan
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coil
support frame
electromagnetic induction
coil support
induction heating
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Application number
JP6195598A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshio Ogasawara
小笠原敏雄
Naoyuki Suwa
尚之 諏訪
Takahiro Amano
隆宏 天野
Kazuhiko Otsuka
一彦 大塚
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Home Appliance Co Ltd
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Home Appliance Co Ltd
Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】被加熱容器と加熱用コイルとの距離を確実に所
定距離を保つ電磁誘導加熱調理器を得ることを目的とす
る。 【構成】上ケース5と下ケース10とで構成した本体
と、被加熱容器2を載置し上ケース5に固着させる絶縁
プレート1とを備え、加熱用コイル3を固定するコイル
支持枠4を上ケース5に回動自在に装着固定する。 【効果】上ケース5とコイル支持枠4を固定することに
より、熱により変形を起こしてもコイル支持枠4に固定
された加熱用コイル3と上ケース5に載置する被加熱容
器2との距離は変わることなく、所定距離を保持するこ
とができ、安定性にある電磁誘導加熱を行うことができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、電磁誘導加熱調理器
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の一般的な電磁誘導加熱調理器の構
成は、図8に示すように、上部ケース上面に大きなセラ
ミック性絶縁プレートを設け、加熱用コイルを下ケース
に固定した支持部材にネジ止めし、絶縁プレートの下面
に対向して配置していた。すなわち、図8において、1
は被加熱用容器2を載置する絶縁プレート、3はコイル
支持枠4の上面に接着固定された加熱用コイル、5は上
ケース、6は絶縁プレート1の中央部裏面に配設された
被加熱容器2の温度を検知する温度検知装置、7は高周
波発振器や入力一定制御回路等から構成される駆動回
路、8は駆動回路5を冷却する冷却ファン、9はスイッ
チの入切等を行う操作部、10はコイル支持枠4、駆動
回路7および冷却ファン8の支持体11が固定された下
ケース、12は加熱用コイル3及びコイル支持枠4や駆
動回路5や冷却ファン8や操作部9に対応する基板を前
記支持体11に固定するネジである。
【0003】このような従来の電磁誘導加熱調理器は、
絶縁プレート1上に被加熱用容器2を載せ、加熱用コイ
ル3に約25KHzの高周波電流を通電することで誘導
電流を発生させ、被加熱用容器2の底面をこの誘導電流
の抵抗損失により直接加熱する。そして、絶縁プレート
1の裏面に配置されたサーミスタからなる温度検知装置
6が被加熱容器2が所定温度に達したことを検知する
と、駆動回路7は加熱用コイル3に対する高周波電流の
通電を停止させ、加熱調理を終了する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】通常の電磁誘導加熱調
理器では、その加熱の原理上、加熱用コイルと被加熱容
器との距離が重要な要素となる。これは、電磁界の結合
はその距離の2乗に反比例し激衰するために、その距離
の違いが加熱出力、つまり加熱調理そのものに微妙な影
響を与えるからである。
【0005】上記のような構成の従来の加熱調理器で
は、被加熱用容器2でいわゆる鍋物料理やステーキを焼
くこともあり、適用温度としては100度から250度
もの高温になる。特に250度のような高温加熱時にお
いては、被加熱容器2の底面より熱輻射が起こり、絶縁
プレート1を介して加熱用コイル3が加熱され加熱用コ
イル3の絶縁限度を越えてしまうことがある。そのた
め、絶縁プレート1と加熱用コイル3とは予め数ミリメ
ートル程度の距離を設けてある。しかし、本体を構成す
る上下ケース5,10はいずれもプラスチック成形品で
あるため、温度上昇に伴い熱変形が生じ、上ケース5に
載置された絶縁プレート1と下ケース10に取り付けら
れた加熱用コイル3との距離に変化が発生する。その結
果、被加熱容器からみた加熱出力が一定とならず、所定
の加熱調理ができなくなるという問題点があった。
【0006】また、従来の電磁誘導加熱調理器では、上
下ケースにそれぞれ構成部品が組み立てられているのが
一般的であり、部品の組み立て作業や本体の組み立て作
業が煩雑なものであった。
【0007】さらに、加熱用コイルを内、外に分割して
配置した場合、それぞれの加熱用コイルの固定するため
に固定部材を必要とし、部品点数が増え、しかも取り付
け場所も必要となり組み立てにも手間がかかるものであ
った。
【0008】また、被加熱容器の温度検知装置は絶縁プ
レートを介して間接的に温度検知を行うため動作に時間
遅れが生じ、正確な加熱出力制御を行うことが困難であ
るという不都合が生じていた。
【0009】この発明は、上記のような課題を解決する
ためになされたもので、被加熱容器と加熱用コイルとの
距離を常に所定距離に保ち、一定の加熱出力が得られる
ような電磁誘導加熱調理器を得ることを目的とする。
【0010】また、部品点数を増やさずに、しかも組立
性の良い電磁誘導加熱調理器を得ることを目的とする。
【0011】また、被加熱容器の温度検知を正確に行う
ことができる電磁誘導加熱調理器を得ることを目的とす
る。更に、絶縁プレート上に水がこぼれた場合における
安全性を確保できる電磁誘導加熱調理器を得ることを目
的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】この発明に係る電磁誘導
加熱調理器においては、上ケースと下ケースとからなる
本体と、前記上ケースの上面に設けられた絶縁プレート
と、この絶縁プレートの下面に所定距離をおいて配設さ
れた加熱用コイルと、前記上ケースに固定され上面に前
記加熱用コイルを載置固定するコイル支持枠とを具備し
たものである。
【0013】また、前記上ケースの上面中央に形成した
開口円周部に設けられたL字型係止片と、コイル支持枠
に放射状に設けられL字形係止片に着脱自在に係合され
る固定脚とを備えたものである。
【0014】また、前記コイル支持枠に冷却ファン、駆
動回路及び下ケースを取り付けたものである。
【0015】また、前記加熱用コイルを内コイルと外コ
イルに分割し、内コイルと外コイルの間に位置してコイ
ル支持枠の固定脚に固定具を取りつけ、この固定具の両
端部で内コイルと外コイルとをコイル支持枠にそれぞれ
固定したものである。
【0016】また、固定脚の上面に配設した温度検知装
置を固定具により固定脚に保持したものである。
【0017】また、絶縁性強磁性体材料で構成したホル
ダーをコイル支持枠に設け、このホルダー内に温度検知
装置を絶縁プレートの中央部透孔から出没自在になるよ
う保持したものである。
【0018】上ケースと下ケースとからなる本体と、前
記上ケースの上面に設けられ中央部に透孔を有する絶縁
プレートと、この絶縁プレートの下面に所定距離をおい
て配設された加熱用コイルを固定するコイル支持枠と、
このコイル支持枠の中央部に設けられ前記透孔から出没
自在にされた温度検知装置を保持するホルダーとを備
え、このホルダーの上端部をパッキンを介して前記絶縁
プレートの透孔周縁部に当接させるとともにこのホルダ
ーの下端部に対向する前記下ケースに水抜き穴を設けた
ものである。
【0019】
【作用】上記のように構成された電磁誘導加熱調理器に
おいては、加熱用コイルを固定するコイル支持枠を上ケ
ースに固定することで、上ケースの絶縁プレートに載置
される被加熱容器と加熱用コイルとを所定距離に保持す
る。
【0020】また、上ケースに設けたL字形係止片がコ
イル支持枠の固定脚に嵌合して、上ケース上に載置され
る被加熱容器と加熱用コイルとが所定距離に保持する。
【0021】また、上ケースに固定したコイル支持枠に
冷却ファン、駆動回路を取り付け、下ケースに部品を取
り付けないようにする。
【0022】また、固定具の両端で分割した加熱用コイ
ルを固定し、さらにこの固定具で温度検知装置を固定す
る。
【0023】また、温度検知装置を絶縁プレートの中央
部透孔より出没自在に設け、温度検知装置を直接被加熱
容器に接触している。
【0024】また、絶縁プレートの中央部透孔から浸水
した水をホルダー内を経て下ケースに形成した水抜き穴
から排出する。
【0025】
【実施例】
実施例1.図1と図2は、この発明の一実施例である電
磁誘導加熱調理器を示す分解斜視図と縦断面図、図3は
同じく上ケースとコイル支持枠との係止部を示す拡大斜
視図、図4はこの係止部にロック機構を設けた構成を示
す拡大斜視図である。図において、1〜10は従来装置
と同様なものであり、説明は省略する。13は上ケース
5の上面中央に形成された開口周縁部に設けたL字形係
止片、14は係止片13に対応するコイル支持枠4に放
射状に設けた3本の固定脚であり、係止片13と固定脚
14とで係止部を構成する。17は温度検知装置のホル
ダー、18は下ケース10の中央部に設けられた囲い
部、19はこの囲い部18の内側に設けた水抜き穴、2
0は耐熱シリコンゴム製のパッキン、21は絶縁プレー
ト1の温度上昇や加熱用コイル3の温度上昇を検知し所
定の温度にて運転を停止するように動作する補助温度検
知装置、22はコイル支持枠4に設けた冷却ファン8の
取付座、23はコイル支持枠4に設けた駆動回路7の基
板取付座、24は第2温度検知装置21の取付座、25
はコイル支持枠4に設けた下ケース10の取付座であ
る。
【0026】図1,図2において、絶縁プレート1は上
ケース5の上面開口を覆うよう接着固定され、加熱用コ
イル3はコイル支持枠4の上面に接着固定されている。
コイル支持枠4の中央筒部には温度検知装置6がホルダ
ー17を用いて装着されるとともにホルダー17は絶縁
プレート1の中央部透孔1Aから絶縁プレート上に突出
している。また、冷却ファン8、駆動回路7、第2温度
検知装置21はコイル支持枠4に直接固定され、下ケー
ス10はその固定部26でコイル支持枠4の取付座25
にネジ締め固定される。
【0027】次に、上ケース5とコイル支持枠4との組
立て手順について説明する。コイル支持枠4は、図1に
示すように、互いに同心円状の中央筒部と周辺筒部とこ
れらを連結する放射状の3本の固定脚14とを有してい
る。このコイル支持枠4の固定脚14を、上ケース5に
設けた係止片13を引っかけて固定するものであり、ま
ずコイル支持枠4を矢印Aの方向に持ち上げ、矢印Bの
方向に回転させると上ケース5にコイル支持枠4の固定
脚が係止される。係止片13の先端は3aは傾斜部が設
けられコイル支持枠4の固定脚をガイドする役目をして
いる。
【0028】また、図4は上記係止片13に設けた凹部
15、固定脚14に設けた凸部16とからなるロック機
構を設けたもので、コイル支持枠4を矢印B方向へ回転
させると凸部16が係止片13の凹部15に係合し、組
み立て途中ではずれて落下するなどということがない。
このロック機構をはずす場合は、係止片13またはコイ
ル支持枠の一方を上、または下に移動すればよい。
【0029】実施例2.この発明の実施例2は、従来、
下ケース10に取り付けていた冷却ファン8や駆動回路
7、上ケース5に取り付けていた下ケース10をコイル
支持枠4に取り付けるものである。これはコイル支持枠
4に冷却ファン取付座22や下ケース取付座25を設け
ることで、組立の際、コイル支持枠4にそれぞれの部品
を取り付け最後に下ケース10を取り付けるという、組
立性の良い電磁誘導加熱調理器を得ることができる。ま
た、従来上ケース5に取り付けていた下ケース10をコ
イル支持枠4に取り付けたことも、使用者から見える電
磁誘導加熱調理器の本体外面に取付座の一体成形による
プラスチックのヒケの発生を防ぐ効果がある。
【0030】実施例3.図5はこの発明の実施例2を示
す電磁誘導加熱調理器の加熱用コイル固定部の拡大斜視
図である。図において、3aは2分割した加熱用コイル
の内コイル、3bは2分割した加熱用コイルの外コイ
ル、31は内コイル3aと外コイル3bをコイル支持枠
4に固定する絶縁材からなるコイル固定部材で、コイル
支持枠4の固定脚14に係合される一対の爪部32を下
面両端部に一体に形成している。
【0031】コイル固定部材31を内コイル3aと外コ
イル3bとの間のコイル支持枠4の固定脚にはめ込み、
コイル固定部材31の爪部32を固定脚に引っ掛けて固
定する。この時、コイル固定部材31はそ両端部分で内
コイル3aと外コイル3bをコイル支持枠4に上から押
さえつける。また、コイル支持枠4の固定脚のひとつに
加熱用コイルの温度上昇を検知する補助温度検知装置2
1を設置することができる。すなわち、図6に示すよう
にコイル支持枠4の固定脚の上面に内コイルと外コイル
間に位置して凹部33を設け、この凹部33の内部に補
助温度検知装置21を設置し、一方、コイル固定部材3
1には貫通穴34を設け、この貫通孔から補助温度検知
装置21の感温部が露出するようにしている。
【0032】実施例4.図7(A)は絶縁プレート1の
中央部に温度検知装置6を設けた電磁誘導加熱調理器の
拡大断面図である。コイル支持枠4の中央部に温度検知
装置6を保持するホルダー17を備え、その周囲に同心
円の突起リブ26を2本設け、更にこの2本の突起リブ
26の間に同心円状のパッキン20を配置してある。こ
のパッキン20の高さは突起リブ26より1mm程高く
設けて、絶縁プレート1の中央部透孔1Aの周縁部に密
着し、この透孔1Aからの浸水が加熱用コイルに直接影
響しないようにしている。温度検知装置6は常時ばねに
より、絶縁プレート1の中央部透孔から上方に突出する
よう付勢され、絶縁プレート1に載置された被加熱容器
2の底部下面に圧接される。また、図7(B)において
は、パッキン20を温度検知装置6のホルダー17の上
端内周に設けたものであり、同様の効果を得ることがで
きる。
【0033】次に、温度検知装置6を覆うキャップ29
について説明する。キャップ29は従来、熱の良伝導体
であるアルミ材で形成され、しかも加熱用コイル3の中
央部に配置されるため、加熱用コイル3によって誘導加
熱される。したがって、この場合、温度検知装置6は被
加熱用容器2の底面からの熱と、前記誘導加熱による発
熱を受けるため、あらかじめ所定の相関関係をもたせて
被加熱容器2に対する温度制御を行っていたが、やや正
確さに欠けるところがある。そこで、温度検知装置6の
ホルダー17を良電導性の金属で形成し、加熱用コイル
3による誘導電流を良電導性の部分にのみ流すようにす
ることで、キャップ29へ誘導電流が流れないようにし
ている。
【0034】または、ホルダー17を強磁性体あるいは
強磁性体粒子を混入した耐熱樹脂成形材などの磁束を通
しやすい材料で形成し、磁気シールドを形成させてキャ
ップ29に誘導電流が流れないようにし、発熱を防止す
ることもできる。
【0035】また、上記のように中央部に透孔1Aを有
する絶縁プレート1を具備したものにあっては、被加熱
容器5から絶縁プレート1上に吹きこぼれがあったり、
あるいは被加熱容器2の外側が水にぬれたまま絶縁プレ
ート1上に載置した場合、温度検知装置6と透孔1Aと
の透き間から浸水することになるが、浸水は温度検知装
置6が押し下げられたときにホルダー17との間にでき
る隙間27や28の部分から下方へ落下させ、落下した
水は、下ケース10に設けた囲い部18内に滴り落ち、
囲い部18の底面にある水抜き穴19より下ケース10
の外部へ流れ出る。これにより、万一透孔から浸水して
も加熱用コイルを含む電気部分に浸水することがなく、
安全性を確保できる。
【0036】
【発明の効果】この発明は、以上のように構成されてい
るので、加熱用コイルと被加熱容器との距離を所定距離
に確実に保持し、しかも熱による部品の変形があっても
加熱用コイルを固定するコイル支持枠と被加熱容器が載
る上ケースとが固定されているため、加熱用コイルと被
加熱容器との距離は変わることなく、安定性のある電磁
誘導加熱を行うことができる。
【0037】また、上ケースに設けたL字形係止片にコ
イル支持枠の固定脚を係止するから、コイル支持枠の上
ケースへの取り付け作業が容易であり、しかも加熱用コ
イルと被加熱容器とを所定距離に確実に保つことができ
るため、安定性のある電磁誘導加熱を行うことができ
る。
【0038】また、冷却ファンや駆動回路をコイル支持
枠に取り付けることで、下ケースへの部品取付がなく組
立性が良好で、さらに故障等の点検時にも下ケースを開
けるだけで簡単に行うことができ、さらにまた本体外面
でのヒケの発生もなく、構造的にも優れた電磁誘導加熱
調理器を得ることができる。
【0039】また、内コイルと外コイルに分割した加熱
用コイルを、固定具の両端部で同時に固定でき、また補
助温度検知装置をコイルと同時に固定しているので、少
ない部品ですみ、組立作業もそれだけ容易となる。
【0040】また、温度検知装置を絶縁プレートから出
没自在に設け、被加熱容器に直接接触させているから、
被加熱容器の温度変化を即座に捕らえることができ、正
確な加熱制御が行うことができる。
【0041】また、温度検知装置のホルダーの上端部を
パッキンを介して絶縁プレートの中央部透孔周縁部に当
接させ、ホルダーの下端部に対向する下ケースに水抜き
穴を設けているから、万一透孔から浸水してもホルダー
を経て水抜き穴から直接排出せれ、安全性が確保でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の一実施例である電磁誘導加熱調理
器を示す分解斜視図である。
【図2】 この発明の一実施例である電磁誘導加熱調理
器を示す縦断面図である。
【図3】 この発明の一実施例の係止片の拡大図であ
る。
【図4】 この発明の一実施例の係止片のロック機構を
示す拡大図である。
【図5】 この発明の実施例3を示す加熱用コイル固定
具の拡大図である。
【図6】 この発明の実施例3を示す温度検知装置固定
部を設けた加熱用コイル固定具の拡大図である。
【図7】 この発明の実施例4の温度検知装置を示す断
面拡大図である。
【図8】 従来の電磁誘導加熱調理器の縦断面図であ
る。
【符号の説明】
1 絶縁プレート、2 被加熱容器、3 加熱用コイ
ル、4 コイル支持枠、5 上ケース、6 温度検知装
置、7 駆動回路、8 冷却ファン、9 操作部、10
下ケース、13 L字型係止片、14 固定脚、17
ホルダー、18 囲い部、19 水抜き穴、20 パ
ッキン、21 補助温度検知装置、22冷却ファン取付
座、23 駆動回路取付座、25 下ケース取付座、2
6 下ケース固定部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 諏訪 尚之 埼玉県大里郡花園町大字小前田1728番地1 三菱電機ホーム機器株式会社内 (72)発明者 天野 隆宏 埼玉県大里郡花園町大字小前田1728番地1 三菱電機ホーム機器株式会社内 (72)発明者 大塚 一彦 埼玉県大里郡花園町大字小前田1728番地1 三菱電機ホーム機器株式会社内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上ケースと下ケースとからなる本体と、
    前記上ケースの上面に設けられた絶縁プレートと、この
    絶縁プレートの下面に所定距離をおいて配設された加熱
    用コイルと、前記上ケースに固定され上面に前記加熱用
    コイルを載置固定するコイル支持枠とを具備したことを
    特徴とする電磁誘導加熱調理器。
  2. 【請求項2】 前記上ケースの上面中央に形成した開口
    周縁部に設けられたL字型係止片と、前記コイル支持枠
    に放射状に設けられ前記L字形係止片に着脱自在に係合
    される固定脚とを具備したことを特徴とする請求項1記
    載の電磁誘導加熱調理器。
  3. 【請求項3】 前記コイル支持枠に冷却ファン、駆動回
    路及び前記下ケースを取り付けたことを特徴とする請求
    項1または2記載の電磁誘導加熱調理器。
  4. 【請求項4】 前記加熱用コイルを内コイルと外コイル
    に分割し、内コイルと外コイルの間に位置して前記コイ
    ル支持枠の固定脚に固定具を取りつけ、この固定具の両
    端部で内コイルと外コイルとをコイル支持枠にそれぞれ
    固定したことを特徴とする請求項1または2記載の電磁
    誘導加熱調理器。
  5. 【請求項5】 固定脚の上面に温度検知装置を配設し、
    この温度検知装置を前記固定具で固定脚に保持したこと
    を特徴とする請求項4記載の電磁誘導加熱調理器。
  6. 【請求項6】 絶縁性強磁性体材料で構成したホルダー
    をコイル支持枠に設け、このホルダー内に温度検知装置
    を絶縁プレートの中央部透孔から出没自在になるよう保
    持したことを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載
    の電磁誘導加熱調理器。
  7. 【請求項7】 上ケースと下ケースとからなる本体と、
    前記上ケースの上面に設けられ中央部に透孔を有する絶
    縁プレートと、この絶縁プレートの下面に所定距離をお
    いて配設された加熱用コイルを固定するコイル支持枠
    と、このコイル支持枠の中央部に設けられ前記透孔から
    出没自在にされた温度検知装置を保持するホルダーとを
    備え、このホルダーの上端部をパッキンを介して前記絶
    縁プレートの透孔周縁部に当接させるとともにこのホル
    ダーの下端部に対向する前記下ケースに水抜き穴を設け
    たことを特徴とする電磁誘導加熱調理器。
JP6195598A 1994-08-19 1994-08-19 電磁誘導加熱調理器 Pending JPH08190984A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2000100554A (ja) * 1998-09-21 2000-04-07 Toshiba Corp 誘導加熱調理器
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