JPH08190789A - ダイナミック型半導体記憶装置 - Google Patents

ダイナミック型半導体記憶装置

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JPH08190789A
JPH08190789A JP7001920A JP192095A JPH08190789A JP H08190789 A JPH08190789 A JP H08190789A JP 7001920 A JP7001920 A JP 7001920A JP 192095 A JP192095 A JP 192095A JP H08190789 A JPH08190789 A JP H08190789A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ダイナミック型半導体記憶装置の消費電力の
低減及びまたは高速化を図ること。 【構成】 メモリセルアレイを構成している各ブロック
BL1〜BLmに異なるサブデコード信号を供給する。こ
のサブデコード信号は、各ブロックBL1〜BLmに対応
して設けられたサブデコード信号生成回路SDB11〜
SDB1mで、各ブロックにそれぞれ与えられるブロッ
ク選択用アドレスBS1〜BSmと、サブデコード信号用
アドレスSDA1,SDA2とから生成される。 【効果】 ブロック選択用アドレスで指定した一つのブ
ロックのサブデコード回路のみにサブデコード信号を供
給して、一つのサブデコード信号生成回路が担うサブデ
コード回路数及び信号線の長さを削減できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、主ワード線と副ワー
ド線とを持ち、メモリセルを選ぶためにワード線を選択
的に活性化するデコードを2段階に分けて行う分割デコ
ーダ方式を採用するダイナミック型半導体記憶装置に関
し、特に、メモリセルアレイを複数のブロックに分割す
るとともに各ブロック毎にセンスアンプ列を設けたダイ
ナミック型半導体記憶装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ワード線の立上がり時定数を小さ
くする方法の一例として、ワード線を第1アルミ配線層
で裏打ちするようなメタル杭打ち方法がある。しかし、
微細化が進むにつれて第1アルミ配線ピッチが狭くな
り、これを原因とする歩留低下の可能性が増加したた
め、ワード線のピッチ緩和が重要な技術となっている。
【0003】そして、それを実現するための一つの方法
として、例えばNEC技報Vol.47No.3/19
94、pp69−73に記載されている分割デコーダ方
式があり、ワード線のドライバーを分割することで、ワ
ード線の立ち上がり時定数を小さくすることができる。
【0004】この方式は、主行デコーダ(以下、MRD
という。)によって選択的に活性化される主ワード線と
デコードされたサブデコード信号とによって副ワード線
を選択する。例えば、主ワード線は、第1メタル配線を
使って配線され、サブデコード信号を伝達するための信
号線は、例えば第2メタル配線を使って配線され、副ワ
ード線は、トランジスタゲート配線を用いて配線され
る。そして、副ワード線は、主ワード線とサブデコード
信号との状態に応じて副ワード線を駆動するための駆動
回路に接続される。主ワード線を駆動するデコーダと副
ワード線を駆動する駆動回路とに分けることにより、ワ
ード線の負荷分散が可能となり、高速にワード線を立ち
上げることが可能となる。さらにメタル杭打ち方法と比
較して、第1メタル配線のピッチは、サブデコード信号
のウェイ数が多ければ多い程大きく取ることができる。
ここで、ウェイ数は、一つの主ワード線に対して設けら
れる全ての副ワード線が担うメモリセルアレイの行数に
対応する。
【0005】ダイナミック・ランダム・アクセス・メモ
リ(以下、DRAMという。)において、構成するメモ
リセルの数が増加すると消費電力が大きくなるため、メ
モリセルアレイを複数のブロックに分割し、分割したブ
ロック毎にセンスアンプを設けて、必要なブロックのみ
の読み出し動作を行うことができるように構成すること
がある。
【0006】従来の分割デコーダ方式を、メモリセルア
レイを複数のブロックに分割する従来のDRAMに適用
した場合の予想される構成の一例が図16及び図17で
ある。図16はメモリセルアレイを複数のブロックに分
割したDRAMの構成の要部を示すブロック図である。
図において、BL1〜BLmは行列配置された複数のメモ
リセルを含みメモリセルアレイを構成するブロック、M
RD1〜MRDmはメモリセルアレイの各ブロックBL1
〜BLmにそれぞれ対応して設けられた主行デコーダ、
SA1〜SAmはブロックBL1〜BLmにそれぞれ対応し
て設けられたセンスアンプ列、Bu101はサブデコード
信号SDA1を発生する回路とサブデコード回路との好
ましくない電気的相互作用を防止するためのバッファ、
Bu102はサブデコード信号SDA1の相補信号であるサ
ブデコード信号バーSDA1を発生する回路とサブデコ
ード回路との好ましくない電気的相互作用を防止するた
めのバッファ、Bu103はサブデコード信号SDA2を発
生する回路とサブデコード回路との好ましくない電気的
相互作用を防止するためのバッファ、Bu104はサブデ
コード信号SDA2の相補信号であるサブデコード信号
バーSDA2を発生する回路とサブデコード回路との好
ましくない電気的相互作用を防止するためのバッファ、
201〜204はバッファBu101〜Bu104の出力に接
続されるとともにメモリセルアレイ上に配置されてサブ
デコード信号を伝達する信号線、101はブロックBL
1の奇数列に配置された複数のサブデコード回路からな
るサブデコード帯、102はブロックBL1の偶数列に
配置された複数のサブデコード回路からなるサブデコー
ド帯、111はブロックBL2の奇数列に配置された複
数のサブデコード回路からなるサブデコード帯、112
はブロックBL2の偶数列に配置された複数のサブデコ
ード回路からなるサブデコード帯である。
【0007】複数のブロックBL1〜BLmには、複数列
のサブデコード帯が設けられており、各ブロックBL1
〜BLmの奇数列のサブデコード帯には、複数組のバッ
ファBu101,Bu102を通してサブデコード信号SDA
1,バーSDA1が供給されており、偶数列のサブデコー
ド帯には、複数組のバッファBu103,Bu104のを通し
てサブデコード信号SDA2,バーSDA2が供給されて
いる。従って、各ブロックBL1〜BLmの同じ列のサブ
デコード帯には、そのブロックが選択状態か非選択状態
かということとは無関係に同じサブデコード信号が同時
に供給される。
【0008】図17は図18に示した複数のブロックの
うちのブロック内のサブデコード回路の配置を示すブロ
ック図である。図17において、MWL1〜MWLmは第
1から第m番目の主ワード線、SWL1a〜SWL1bはブ
ロックBL1の1行目の複数のメモリセルのうちのいく
つかに接続されている副ワード線、SWL2a〜SWL2b
はブロックBL1の2行目の複数のメモリセルのうちの
いくつかに接続されている副ワード線、D101は主ワ
ード線MWL1と副ワード線SWL1aに接続されるとと
もにブロックBL1の第1列目のサブデコード帯に属す
るサブデコード回路、D102は主ワード線MWL1
副ワード線SWL2aとに接続されるとともにブロックB
1の第2列目のサブデコード帯に属するサブデコード
回路、D103は主ワード線MWL1と副ワード線SW
1bとに接続されるとともにブロックBL1の第3列目
のサブデコード帯に属するサブデコード回路、D104
は主ワード線MWL2とブロックBL1の3行目のメモリ
セルのいくつかに対応する副ワード線に接続されるとと
もにブロックBL1の第1列目のサブデコード帯に属す
るサブデコード回路であり、そのたの図16と同一符号
のものは図16のその符号で示された部分と同一の部分
である。
【0009】サブデコード帯の列の数を増加させると、
一つのサブデコード回路あたりの副ワード線の長さを短
くするとともにメモリセルの数を少なくすることができ
るが、逆に、サブデコード回路の数が増加して消費電力
が多くなり、またサブデコード回路を配置するための領
域が大きくなるという弊害が生じる。
【0010】主ワード線MWL1〜MWLmは、副ワード
線、つまりメモリセル内のトランスファゲートと並行に
配置され、副ワード線は主ワード線方向に主ワード線長
に対してn−1個に分割されている。この分割された境
界部分にサブデコード帯101〜104等が配置され
る。このサブデコード帯上に主ワード線MWL1〜MW
mと直交するようにサブデコード信号SDA1,バーS
DA1,SDA2,バーSDA2を伝達する信号線201
〜204等を配置する。主ワード線とサブデコード信号
の交差部にサブデコード回路(以下、SRDという。)
を配置する。なお、SRDの詳細な構成は、図18に示
す。図18において、Q1はサブデコード信号SDAが
与えられる一方電流電極、副ワード線SWLに接続され
た他方電流電極及び主ワード線に接続された制御電極を
持つPチャネルMOSトランジスタ、Q2は副ワード線
SWLに接続された一方電流電極、主ワード線MWLに
接続された制御電極及び接地された他方電流電極を持つ
NチャネルMOSトランジスタ、Q3は副ワード線SW
Lに接続された一方電流電極、サブデコード信号SDA
が与えられる制御電極及び接地された他方電流電極を持
つNチャネルMOSトランジスタである。サブデコード
回路の動作については、表1に示す。表1において、V
PPは電圧VCCよりも高い電圧、gndは接地電圧であ
る。
【0011】
【表1】
【0012】主ワード線MWLには、活性時に電圧gn
dが与えられ、非活性時には電圧VPPが与えられる。ま
た、活性時には、サブデコード信号SDSとして電圧V
PPが与えられ、サブデコード信号バーSDSとして電圧
gndが与えられ、非活性時には、サブデコード信号S
DSとして電圧gndが与えられ、サブデコード信号バ
ーSDSとして電圧VCCが与えられる。従って、スタン
バイ時には、主ワード線MWLには電圧VPPが与えら
れ、サブデコード信号SDSとして信号線には電圧gn
dが与えられ、サブデコード信号バーSDSとして信号
線には電圧VCCが与えられる。
【0013】主ワード線MWLが活性化されるとき主ワ
ード線には接地電圧gndが与えられ、さらに副ワード
線を活性化しようとするためにトランジスタQ1の一方
電流電極にはサブデコード信号SDAとして電圧VPP
与えられる。そのため、トランジスタQ1がオン状態に
なり、副ワード線SWLに電圧VPPを与える。活性時に
はサブデコード信号SDAとして高い電圧VPPが与えら
れるため、サブデコード信号SDAを出力するバッファ
Bu101あるいはBu103の消費電力は、非活性時に電圧
CCをサブデコード信号バーSDAとして出力するバッ
ファBu102あるいはBu104に比べて大きくなる。
【0014】主ワード線MWLにはスタンバイ時に電圧
PPを与えなければならないが、主ワード線MWLはメ
モリセルアレイ内に多数配線されているため、主ワード
線MWLからのリーク電流により電圧VPPのレベルを下
げる働きが大きくなる。一般的に、電圧VPPは電圧VCC
を昇圧して得ている場合が多い。そのような場合、電圧
PPのレベルを保持するために電圧VPPを発生する回路
が動作し、スタンバイ電流を増加させる。また、長時間
スタンバイ状態が保持された後で、かつ電圧VPPを発生
する回路が動作して再び電圧VPPを供給する前、すなわ
ち 電圧VPPのレベルが下がった状態でサブデコード信
号SDS,バーSDSが活性化されると誤動作を起こす
場合がある。
【0015】なお、図16では説明を簡単にするため2
ウェイの交互配置型サブデコード構成を示した。この場
合、例えば一本の主ワード線MWL1に対して2本の副
ワード線SWL1a,SWL2a等が設けられる。ゲートポ
リシリコンで形成される2本の副ワード線上に第一メタ
ル配線で形成される一本の主ワード線は、そのピッチを
メタル杭打ち方法と比較して1/2に緩和できる。また
交互配置的にサブデコード信号を配置しているため、一
列のサブデコード帯に対して同じサブデコード信号を受
けるサブデコード回路のみを配置することができる。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】従来の技術を組み合わ
せて構成される上記のようなDRAMは、アドレスが時
分割方式で入力されるため、主ワード線が立ち上がる時
期には分割された副ワード線を主ワード線方向に対して
一列分すべて活性化しなければならない。そのため、全
てのサブデコード信号およびサブデコード回路が動作す
る。このため副ワード線の分割数が多くなればなるほど
サブデコード信号およびサブデコード回路の充放電電流
が増大し消費電力が増加するという問題点がある。
【0017】また、スタンバイ時に主ワード線からのリ
ーク電流が多くなり、消費電力が大きくなるという問題
点がある。
【0018】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、サブデコード信号を主ワード線
と直交した方向から入力するのではなく、主ワード線と
並行に入力し、しかもブロックを選択する信号であらか
じめデコードした信号とすることにより、主ワード線が
選択されるブロックに関連するサブデコード信号および
サブデコード回路のみが充放電され、他のサブデコード
回路で充放電することを防ぎ、低消費でワード線を高速
に立ち上げると共に、第一メタル配線のピッチ緩和を実
現できる分割デコーダ方式のダイナミック型半導体記憶
装置を得ることを目的とする。また、スタンバイ時の消
費電力が小さなダイナミック型半導体記憶装置を得るこ
とを目的とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】第1の発明に係るダイナ
ミック型半導体記憶装置は、少なくとも第1及び第2の
ブロックを含む複数のブロックに分割されるとともに複
数の行と複数の列に並べて配置されて情報を電荷の蓄積
によってダイナミックに記憶する複数のメモリ素子並び
に複数の前記ブロックの各々に設けられて前記メモリ素
子を選択するために共に前記行と平行に配置されている
複数の主ワード線及び複数の副ワード線を有し、複数の
前記ブロックの各々が前記行に平行な第1及び第2の辺
と前記列に平行な第3及び第4の辺とを持つように形成
されているメモリセルアレイと、複数の前記ブロックの
各々に対応して設けられて、対応する前記ブロックの前
記第1の辺または前記第2の辺に面して配置された複数
のセンスアンプ列と、複数の前記ブロックの各々に対応
して設けられ、対応する前記ブロックの前記第3の辺の
側に配置され、対応する前記ブロック内の複数の前記主
ワード線を選択的に活性化するための複数の主行デコー
ド手段と、複数の前記主ワード線及び複数の前記副ワー
ド線に接続されるとともに前記メモリセルアレイ上に設
けられる複数の副行デコード手段と、複数の前記副行デ
コード手段に接続されて接続している前記副行デコード
手段を活性化するための選択信号を伝達する複数の選択
信号線と、複数の前記選択信号線に接続されて前記選択
信号を生成するための複数の選択信号生成手段とを備
え、複数の前記主ワード線は、少なくとも、前記第1の
ブロックに配設された複数の第1の主ワード線と前記第
2のブロックに配設された複数の第2の主ワード線とを
含み、複数の前記副ワード線は、少なくとも、複数の前
記第1の主ワード線に対応して設けられた複数の第1の
副ワード線と複数の第2の副ワード線、及び前記第2の
主ワード線に対応して設けられた複数の第3の副ワード
線と複数の第4の副ワード線を含み、複数の前記選択信
号線は、少なくとも、前記第1のブロックに配設された
複数の第1の選択信号線と複数の第2の選択信号線、及
び前記第2のブロックに配設された複数の第3の選択信
号線と複数の第4の選択信号線を含み、複数の前記副行
デコード手段は、少なくとも、前記第1のブロック上に
配置されて複数の前記第1の主ワード線と複数の前記第
1の副ワード線と複数の前記第1の選択信号線に接続さ
れた複数の第1の副行デコード手段、前記第1のブロッ
ク上に配置されて複数の前記第1の主ワード線と複数の
前記第2の副ワード線と複数の前記第2の選択信号線に
接続された複数の第2の副行デコード手段、前記第2の
ブロック上に配置されて複数の前記第2の主ワード線と
複数の前記第3の副行ワード線と複数の前記第3の選択
信号線に接続された複数の第3の副行デコード手段及び
前記第2のブロック上に配置されて複数の前記第2の主
ワード線と複数の前記第4の副ワード線と複数の前記第
4の選択信号線に接続された複数の第4の副行デコード
手段を含み、複数の前記選択信号生成手段は、少なくと
も、前記第1のブロックに対応して設けられ前記第1の
選択信号線に接続され第1の選択信号を生成して出力す
る第1の選択信号生成手段、前記第1のブロックに対応
して設けられ前記第2の選択信号線に接続され第2の選
択信号を生成して出力する第2の選択信号生成手段、前
記第2のブロックに対応して設けられ前記第3の選択信
号線に接続され第3の選択信号を生成して出力する第3
の選択信号生成手段、前記第2のブロックに対応して設
けられ前記第4の選択信号線に接続され第4の選択信号
を生成して出力する第4の選択信号生成手段を含み、複
数の前記第1の主ワード線のうちのいずれか一つの前記
第1の主ワード線が活性化されるとそれに対応する前記
第1及び第2の副行デコード手段によって前記第1及び
第2の副ワード線が同時に活性化可能な状態となるが、
前記第1または前記第2の副ワード線のうちのいずれを
活性化するかを前記第1のブロックにおいては前記第1
及び第2の選択信号によって選択し、複数の前記第2の
主ワード線のうちのいずれか一つの前記第2の主ワード
線が活性化されるとそれに対応する前記第3及び第4の
副行デコード手段によって前記第3及び第4の副ワード
線が同時に活性化可能な状態となるが、前記第3または
第4の副ワード線のうちのいずれを活性化するかを前記
第2のブロックにおいては前記第3及び第4の選択信号
によって選択することを特徴とする。
【0020】第2の発明に係るダイナミック型半導体記
憶装置は、第1の発明のダイナミック型半導体記憶装置
において、複数の前記選択信号線が、複数の前記センス
アンプ列上に配置されていることを特徴とする。
【0021】第3の発明に係るダイナミック型半導体記
憶装置は、第1の発明のダイナミック型半導体記憶装置
において、複数の前記選択信号生成手段が、複数の前記
ブロックの前記第3の辺の側に配置されていることを特
徴とする。
【0022】第4の発明に係るダイナミック型半導体記
憶装置は、第1の発明のダイナミック型半導体記憶装置
において、前記第1及び第2のブロックが、隣り合って
配置され、前記第2の選択信号と前記第3の選択信号と
を同一として、前記第2及び第3の選択信号線並びに前
記第2及び第3の選択信号生成手段とを共用することを
特徴とする。
【0023】第5の発明に係るダイナミック型半導体記
憶装置は、第1の発明のダイナミック型半導体記憶装置
において、複数の前記選択信号生成手段が、複数の前記
ブロックの前記第4の辺の側に配置されていることを特
徴とする。
【0024】第6の発明に係るダイナミック型半導体記
憶装置は、第1の発明のダイナミック型半導体記憶装置
において、複数の前記選択信号線が、複数の前記ブロッ
ク上に配置されていることを特徴とする。
【0025】第7の発明に係るダイナミック型半導体記
憶装置は、第1の発明のダイナミック型半導体記憶装置
において、複数の前記副ワード線が、複数の前記第1の
主ワード線に対応して設けられた複数の第5の副ワード
線と複数の第6の副ワード線、及び前記第2の主ワード
線に対応して設けられた複数の第7の副ワード線と複数
の第8の副ワード線をさらに含み、複数の前記選択信号
線が、前記第1のブロックに配設された複数の第5の選
択信号線と複数の第6の選択信号線、及び前記第2のブ
ロックに配設された複数の第7の選択信号線と複数の第
8の選択信号線をさらに含み、複数の前記副行デコード
手段が、前記第1のブロック上に配置されて複数の前記
第1の主ワード線と複数の前記第5の副ワード線と複数
の前記第5の選択信号線に接続された複数の第5の副行
デコード手段、前記第1のブロック上に配置されて複数
の前記第1の主ワード線と複数の前記第6の副ワード線
と複数の前記第6の選択信号線に接続された複数の第6
の副行デコード手段、前記第2のブロック上に配置され
て複数の前記第2の主ワード線と複数の前記第7の副行
ワード線と複数の前記第7の選択信号線に接続された複
数の第7の副行デコード手段及び前記第2のブロック上
に配置されて複数の前記第2の主ワード線と複数の前記
第8の副ワード線と複数の前記第8の選択信号線に接続
された複数の第8の副行デコード手段をさらに含み、複
数の前記選択信号生成手段が、前記第1のブロックに対
応して設けられ前記第5の選択信号線に接続され前記第
1の選択信号と同等の第5の選択信号を生成して出力す
る第5の選択信号生成手段、前記第1のブロックに対応
して設けられ前記第6の選択信号線に接続され前記第2
の選択信号と同等の第6の選択信号を生成して出力する
第6の選択信号生成手段、前記第2のブロックに対応し
て設けられ前記第7の選択信号線に接続され前記第3の
選択信号と同等の第7の選択信号を生成して出力する第
7の選択信号生成手段及び前記第2のブロックに対応し
て設けられ前記第8の選択信号線に接続され前記第4の
選択信号と同等の第8の選択信号を生成して出力する第
8の選択信号生成手段をさらに含み、複数の前記第1の
主ワード線のうちのいずれか一つの前記第1の主ワード
線が活性化されるとそれに対応する前記第1及び第2の
副行デコード手段並びに前記第5及び第6の副行デコー
ド手段によって前記第1及び第2の副ワード線並びに前
記第5及び第6の副ワード線が同時に活性化可能な状態
となるが、前記第1及び第5の副ワード線と前記第2及
び第6の副ワード線とのうちのいずれの組を活性化する
かを前記第1のブロックにおいては前記第1及び第2の
選択信号並びに前記第5及び第6の選択信号によって選
択し、複数の前記第2の主ワード線のうちのいずれか一
つの前記第2の主ワード線が活性化されるとそれに対応
する前記第3及び第4の副行デコード手段並びに前記第
7及び第8の副デコード手段によって前記第3及び第4
の副ワード線並びに前記第7及び第8の副ワード線が同
時に活性化可能な状態となるが、前記第3及び第7の副
ワード線と前記第4及び第8の副ワード線とのうちのい
ずれの組を活性化するかを前記第2のブロックにおいて
は前記第3及び第4の選択信号並びに前記第7及び第8
の選択信号によって選択することを特徴とする。
【0026】第8の発明に係るダイナミック型半導体記
憶装置は、第7の発明のダイナミック型半導体記憶装置
において、前記第1ないし第4の選択信号生成手段が、
前記第1及び第2のブロックのそれぞれの前記第3の辺
の側に配置され、前記第5ないし第8の選択信号生成手
段が、前記第1及び第2のブロックのそれぞれの前記第
4の辺の側に配置されていることを特徴とする。
【0027】第9の発明に係るダイナミック型半導体記
憶装置は、第7の発明のダイナミック型半導体記憶装置
において、複数の前記選択信号生成手段が、複数の前記
ブロックのそれぞれの前記第3の辺の側に配置されてい
ることを特徴とする。
【0028】第10の発明に係るダイナミック型半導体
記憶装置は、第1の発明のダイナミック型半導体記憶装
置において、複数の前記副ワード線が、複数の前記第1
の主ワード線に対応して設けられた複数の第5の副ワー
ド線と複数の第6の副ワード線、及び前記第2の主ワー
ド線に対応して設けられた複数の第7の副ワード線と複
数の第8の副ワード線をさらに含み、複数の前記選択信
号線が、前記第1のブロックに配設された複数の第5の
選択信号線と複数の第6の選択信号線、及び前記第2の
ブロックに配設された複数の第7の選択信号線と複数の
第8の選択信号線をさらに含み、複数の前記副行デコー
ド手段が、前記第1のブロック上に配置されて複数の前
記第1の主ワード線と複数の前記第5の副ワード線と複
数の前記第5の選択信号線に接続された複数の第5の副
行デコード手段、前記第1のブロック上に配置されて複
数の前記第1の主ワード線と複数の前記第6の副ワード
線と複数の前記第6の選択信号線に接続された複数の第
6の副行デコード手段、前記第2のブロック上に配置さ
れて複数の前記第2の主ワード線と複数の前記第7の副
行ワード線と複数の前記第7の選択信号線に接続された
複数の第7の副行デコード手段及び前記第2のブロック
上に配置されて複数の前記第2の主ワード線と複数の前
記第8の副ワード線と複数の前記第8の選択信号線に接
続された複数の第8の副行デコード手段をさらに含み、
複数の前記選択信号生成手段が、前記第1のブロックに
対応して設けられ前記第5の選択信号線に接続され第5
の選択信号を生成して出力する第5の選択信号生成手
段、前記第1のブロックに対応して設けられ前記第6の
選択信号線に接続され第6の選択信号を生成して出力す
る第6の選択信号生成手段、前記第2のブロックに対応
して設けられ前記第7の選択信号線に接続され第7の選
択信号を生成して出力する第7の選択信号生成手段及び
前記第2のブロックに対応して設けられ前記第8の選択
信号線に接続され第8の選択信号を生成して出力する第
8の選択信号生成手段をさらに含み、複数の前記第1の
主ワード線のうちのいずれか一つの前記第1の主ワード
線が活性化されるとそれに対応する前記第1及び第2の
副行デコード手段並びに前記第5及び第6の副行デコー
ド手段によって前記第1及び第2の副ワード線並びに前
記第5及び第6の副ワード線が同時に活性化可能な状態
となるが、前記第1、第2、第5及び第6の副ワード線
のうちのいずれを活性化するかを前記第1のブロックに
おいては前記第1及び第2の選択信号並びに前記第5及
び第6の選択信号によって選択し、複数の前記第2の主
ワード線のうちのいずれか一つの前記第2の主ワード線
が活性化されるとそれに対応する前記第3及び第4の副
行デコード手段並びに前記第7及び第8の副デコード手
段によって前記第3及び第4の副ワード線並びに前記第
7及び第8の副ワード線が同時に活性化可能な状態とな
るが、前記第3、第4、第7及び第8の副ワード線のう
ちのいずれを活性化するかを前記第2のブロックにおい
ては前記第3及び第4の選択信号並びに前記第7及び第
8の選択信号によって選択することを特徴とする。
【0029】第11の発明に係るダイナミック型半導体
記憶装置は、第10の発明のダイナミック型半導体記憶
装置において、前記第1ないし第4の選択信号生成手段
が、前記第1及び第2のブロックのそれぞれの前記第3
の辺の側に配置され、前記第5ないし第8の選択信号生
成手段が、前記第1及び第2のブロックのそれぞれの前
記第4の辺の側に配置されていることを特徴とする。
【0030】第12の発明に係るダイナミック型半導体
記憶装置は、複数の行と複数の列に配置され情報を電荷
の蓄積によってダイナミックに記憶する複数のメモリ素
子と、複数の前記メモリ素子が配置されている行の組の
選択を行わないための第1の電圧または選択を行うため
の前記第1の電圧より高い第2の電圧のいずれかが与え
られる主ワード線と、前記第1の電圧と前記第2の電圧
より低い第3の電圧からなる2値の第1の副デコード信
号を伝達する第1の信号線と、前記第1の副デコード信
号に対して相補的な論理値を持つ第2の副デコード信号
を伝達する第2の信号線と、前記主ワード線の活性状態
並びに前記第1及び第2の副デコード信号に応じて前記
行の組の中の所定の行を選択するための副ワード線と、
前記主ワード線に接続された一方電流電極、前記第2の
信号線に接続された制御電極及び前記副ワード線に接続
された他方電流電極を持つPチャネルの第1のMOSト
ランジスタと、前記主ワード線に接続された一方電流電
極、前記第1の信号線に接続された制御電極及び前記副
ワード線に接続された他方電流電極を持つNチャネルの
第2のMOSトランジスタと、前記副ワード線に接続さ
れた一方電流電極、前記第2の信号線に接続された制御
電極及び前記第1の電圧に接続された他方電流電極を持
つNチャネルの第3のMOSトランジスタとを備えて構
成される。
【0031】第13の発明に係るダイナミック型半導体
記憶装置は、第12の発明のダイナミック型半導体記憶
装置において、前記第2の信号線に与えられるハイレベ
ル側の電圧は、前記第2の電圧あるいは前記第3の電位
のいずれかに選択的に決定されることを特徴とする。
【0032】
【作用】第1の発明における第1ないし第4の選択信号
線によって、第1及び第2のブロックの各々に、第1及
び第2の選択信号並びに第3及び第4の選択信号が与え
られるので、例えば、第1及び第2のブロックのうちの
一つのブロック内にある副行デコード手段だけを活性化
することができ、必要でないブロックの副行デコード手
段を駆動する第1ないし第4の選択信号生成手段が動作
しなくてよくなるため、第1ないし第4の選択信号生成
手段が駆動しなくなった副行デコード手段で消費されて
いた電力を削減できる。
【0033】第2の発明における選択信号線は、センス
アンプ列上に配置されているので、メモリセルアレイの
行と平行に配線でき、配線距離を短くすることができ
る。
【0034】第3の発明における第1ないし第4の選択
信号生成手段は、主デコード手段が配置されていない第
4の辺の側に配置されるため、レイアウトの自由度が大
きく、製造の容易な配置を取りやすくなる。
【0035】第4の発明における第2及び第3の選択信
号をそれぞれ同一にすることで、第1ないし第4の選択
信号線のうち、第2の選択信号線と第3の選択信号線を
共通化でき、また第2と第3の選択信号生成手段を共通
化でき、選択信号の数、選択信号線の数及び選択信号生
成手段の数を削減できる。
【0036】第5の発明における選択信号生成手段は、
主行デコード手段が配置されているブロックの第3の辺
の側に配置されるので、主行デコード手段とともに配置
でき、半導体記憶装置のレイアウト面積を小さくでき
る。
【0037】第6の発明における第1ないし第4の選択
信号線が、第1及び第2のブロック上に配置されるの
で、これらの選択信号線を他の部分に配置するのに比べ
てレイアウト面積を小さくすることができる。
【0038】第7の発明における第1ないし第4の選択
信号生成手段と第5ないし第8の選択信号生成手段と
は、第1ないし第4の選択信号を駆動する第1ないし第
4の選択信号生成手段とは別に、第1ないし第4の選択
信号と同等の第5ないし第8の選択信号を駆動する第5
ないし第8の選択信号生成手段が設けられており、一つ
の選択信号線に接続される副デコード手段の数を減らす
ことができ、一つの選択信号線あたりの負荷を削減し
て、選択信号線を伝達する選択信号の立ち上がり及び立
ち下がり時間を短くできる。
【0039】第8の発明における第1ないし第4の選択
信号生成手段と第5ないし第8の選択信号生成手段が第
1及び第2のブロックの両側に配置されるので、第1な
いし第4の選択信号線及び第5ないし第8の選択信号線
を短くすることができ、選択信号線を伝達する選択信号
の立ち上がり及び立ち下がり時間を短くできる。
【0040】第9の発明における選択信号生成手段は、
全てブロックの第3の辺の側に配置されるので、主行デ
コード手段と共に配置でき、占有面積を減らすことがで
きる。
【0041】第10の発明における第1ないし第8の選
択信号によって第1及び第2のブロックを各々列方向で
も分割することができ、第1ないし第4の選択信号生成
手段と第5ないし第8の選択信号生成手段の一方のみが
動作するのでさらに消費電力を抑えることができる。
【0042】第11の発明における第1ないし第4の選
択信号生成手段と第5ないし第8の選択信号生成手段が
第1及び第2のブロックの両側に配置されるので、第1
ないし第4の選択信号線及び第5ないし第8の選択信号
線を短くすることができ、選択信号線を伝達する選択信
号の立ち上がり及び立ち下がり時間を短くできる。
【0043】第12の発明における第3のMOSトラン
ジスタは、主ワード線に第1の電圧が与えられ、第1の
選択信号線が第3の電圧の時は、非導通状態となり、第
2のMOSトランジスタは、この時導通状態となり、副
ワード線には第1の電圧が与えられる。主ワード線に第
2の電圧が与えられ、第1の選択信号線が第2の電圧の
時は、第1のMOSトランジスタが導通状態となるとと
もに、第3のMOSトランジスタが非導通状態となるた
め、副ワード線には主ワード線と同じ電圧が与えられ、
副ワード線は活性化される。そして、主ワード線に第2
の電圧が与えられ、第1の選択信号線が第1の電圧の時
は、第1及び第2のトランジスタが非導通状態となり、
第3のトランジスタが導通状態となるので、副ワード線
は第1の電圧が与えられる。主ワード線がローレベルで
ある状態をスタンバイ状態として用いることができる。
【0044】第13の発明における第2の選択信号線に
は、高電位側の電圧として、第2の電圧とそれよりも低
い第3の電圧のいずれかを選択的に与えることができる
ので、高い電圧が不必要なときには第2の電圧使わずに
第3の電圧を用いることによってリーク電流を抑え、電
圧の低下を緩和することができる。
【0045】
【実施例】
実施例1.以下、この発明の第1実施例によるダイナミ
ック型半導体記憶装置について図1ないし図3を用いて
説明する。図1はこの発明の第1実施例によるダイナミ
ック型半導体記憶装置の構成の概要を示すブロック図で
ある。図1において、1は複数のブロックに分割したメ
モリセルアレイを有するダイナミック型半導体記憶装
置、2はダイナミック型半導体記憶装置1の外部から与
えられる制御信号及びクロックに応じてダイナミック型
半導体記憶装置1内で使用される内部クロックRow-cl
k,Col-clkを発生する制御クロック発生回路、3はダイ
ナミック型半導体記憶装置1の外部から入力されたアド
レスA1〜AnをクロックRow-clkに応じてダイナミック
型半導体記憶装置1内の各部へ分配するためのアドレス
バッファ、4はクロックCol-clkに応じてアドレスバッ
ファ3から与えられるアドレスのうちの列アドレスを出
力するマルチプレクサ、5はマルチプレクサ4から与え
られるアドレスをデコードするための列デコーダ、BL
1〜BLmはメモリセルアレイを構成している各ブロッ
ク、MRD1〜MRDmはブロックBL1〜BLmに対応し
て設けられアドレスバッファ3から受けた行アドレスを
デコードする行デコーダ、SA1〜SAmはブロックBL
1〜BLmに対応して設けられ対応する各ブロックBL1
〜BLmのメモリセルの記憶している情報をブロック選
択用アドレス及びクロックRow-clkに応じて読み出すた
めの複数のセンスアンプが配置されているセンスアンプ
列、6はアドレスバッファ3から与えられるブロック選
択用アドレスBS及びサブデコード用アドレスに応じて
ブロックBL1〜BLmに対してそれぞれ個別のサブデコ
ード信号SDS1〜SDSkを出力するサブデコード信号
生成回路群、7はセンスアンプSA1〜SAmから出力さ
れる信号をクロックCol-clkに応じてダイナミック型半
導体記憶装置1の外部へ出力するためのI/O制御回路
である。
【0046】また、図1において、8はブロックBL1
内に設けられた複数のメモリセルのうちの一つ、MWL
はそのメモリセル9の属する所定の行の組に対応した主
ワード線、SWLは行の組の中のメモリセル9が属する
行に対応した副ワード線、9はサブデコード信号と主ワ
ード線の状態とによって副ワード線の活性あるいは非活
性を決定するデコード回路、10はデコード回路のうち
デコード回路9と同じ列のデコード回路の集合であるサ
ブデコード帯、11はサブデコード帯10のデコード回
路にサブデコード信号を伝達するための信号線、12は
メモリセル8に接続されたビット線である。
【0047】サブデコード信号生成回路群6で発生する
サブデコード信号SDS1〜SDSkは、一つの主ワード
線がいくつの行を受け持つかによって異なる。例えば、
一つの主ワード線が2行のメモリセルを受け持つ2ウェ
イの分割デコーダ方式の場合、ブロックBL1〜BLm
各々には2種類のサブデコード信号が必要になり、かつ
各ブロック毎にサブデコード信号を異ならせるため、メ
モリセルアレイ全体では、2×m種類のサブデコード信
号が必要になる。
【0048】このような複数のブロックにメモリセルア
レイを分割する構成のダイナミック型半導体記憶装置
は、消費電力を抑えるため、ブロックBL1〜BLmのう
ちの選択されたブロックしか活性状態とせず、他の非選
択ブロックは非活性状態となるので、各ブロックに対応
する行デコーダMRD1〜MRDmにはブロックの活性あ
るいは非活性を選択するためのブロック選択用アドレス
BSが与えられる。
【0049】ここでは、例えば、ブロック選択用アドレ
スBSとブロックのうちの奇数行を選択するか偶数行を
選択するかのアドレスとの論理積とを取ることによっ
て、サブデコード信号SDS1〜SDS2mを生成する。
【0050】次に、メモリセルアレイとサブデコード信
号生成回路群6と主行デコーダMRD1〜MRDmとセン
スアンプ列との関係を図2を用いて説明する。図2はこ
の発明の第1実施例によるダイナミック型半導体記憶装
置において、2ウェイの分割デコーダ方式を用いた場合
のメモリセルアレイ及びその周辺の構成を示すブロック
図である。図2において、SDB11〜SDB1mはブロ
ックBL1〜BLmに対応して設けられ2ウェイの分割デ
コーダ方式において図1に示したサブデコード信号生成
回路群6を構成するサブデコード信号生成回路、20は
サブデコード信号用のアドレスSDA1とブロック選択
用のアドレスBS1の論理積を取るためのANDゲー
ト、21はANDゲート20の出力を受けて反対の論理
値を持つ信号を出力するNOTゲート、22はANDゲ
ート20の出力を伝達するためのバッファ、23はNO
Tゲート21の出力を伝達するためのバッファ、24は
サブデコード信号用のアドレスSDA2とブロック選択
用のアドレスBS1の論理積を取るためのANDゲー
ト、25はANDゲート24の出力を受けて反対の論理
値を持つ信号を出力するNOTゲート、26はANDゲ
ート24の出力を伝達するためのバッファ、27はNO
Tゲート25の出力を伝達するためのバッファ、31は
センスアンプ列SA1の上にブロックBL1の行に平行に
配置されバッファ22が出力するサブデコード信号SD
1を伝達するための信号線、32はセンスアンプ列S
1の上にブロックBL1の行に平行に配置されバッファ
23が出力するサブデコード信号バーSDS1を伝達す
るための信号線、33はセンスアンプ列SA1の上にブ
ロックBL1の行に平行に配置されバッファ26が出力
するサブデコード信号SDS2を伝達するための信号
線、34はセンスアンプ列SA1の上にブロックBL1
行に平行に配置されバッファ27が出力するサブデコー
ド信号バーSDS2を伝達するための信号線、SD1-1
SD1-nはブロックBL1上にn列設けられたサブデコー
ド帯、SD2-1〜SD2-nはブロックBL2上にn列設け
られたサブデコード帯である。
【0051】サブデコード信号生成回路SDB12〜S
DB1mの回路構成は、サブデコード信号生成回路SD
B11と同じである。これらが異なる点は、対応するブ
ロックBL1〜BLmのブロック選択用アドレスBS1
BSmが与えられる点である。このブロック選択用アド
レスBS1〜BSmによって選択されたブロックのみのサ
ブデコード回路が動作するようなサブデコード信号がそ
れぞれのサブデコード信号生成回路SDB11〜SDB
mで生成される。
【0052】従来のダイナミック型半導体記憶装置は、
奇数列あるいは偶数列のサブデコード帯に属するすべて
のブロックのサブデコード回路に対して同時にサブデコ
ード信号を与えていたため、一度に駆動する信号線及び
デコード回路が多く、そのため充放電電流が増加してい
た。それに対して、第1実施例のダイナミック型半導体
記憶装置は、一つのブロック分しかサブデコード信号が
充放電しないため消費電力を削減できる。また、サブデ
コード信号を与えるための駆動回路一つあたりの負荷も
分散もされるためサブデコード信号の立上げ及び立ち下
げの高速化も図れる。
【0053】各ブロックBL1〜BLmの奇数番目のサブ
デコード帯SD1-1,SD1-3,SD2-1,SD2-3等に
は、信号線31,32を介してサブデコード信号SDS
1,バーSDS1が与えられる。また、偶数番目のサブデ
コード帯SD1-2,SD1-4,SD2-2,SD2-4等には、
信号線33,34を介してサブデコード信号SDS2
バーSDS2が与えられる。
【0054】さらに、ブロック内に配置されたサブデコ
ード回路の配置について説明する。図3は図2における
ブロックBL1内のサブデコード回路の配置を示すブロ
ック図である。図3において、D1〜D6はサブデコー
ド回路、MWL1〜MWLiは主ワード線、SWL1a〜S
3bは副ワード線である。ブロック内の1行目のメモリ
セルに接続される副ワード線SWL1a,SWL1b等の活
性あるいは非活性を制御するサブデコード回路D1,D
3は、主ワード線MWL1に接続されるとともにサブデ
コード信号SDS1,バーSDS1を受ける。一方、ブロ
ック内の2行目の副ワードSWL2a,SWL2b等の活性
あるいは非活性を制御するサブデコード回路D2等は、
主ワード線MWL1に接続されるとともにサブデコード
信号SDS2,バーSDS2を受ける。
【0055】主ワード線MWL1が活性化された時、1
行目の副ワード線SWL1a,SWL1b等が活性化される
か、2行目の副ワード線SWL2a,SWL2b等が活性化
されるかは、奇数番目のサブデコード帯SD1-1,SD
1-2等及び偶数番目のサブデコード帯SD1-2等に与えら
れるサブデコード信号SDS1,バーSDS1及びSDS
2,バーSDS2によって決定される。
【0056】このように図2及び図3に示したダイナミ
ック型半導体記憶装置は、説明が容易になるように、図
16に示したダイナミック型半導体記憶装置と同様に2
ウェイ交互配置型サブデコード方式による主副ワード線
を備える構成になっているが、4ウェイやそれ以上のウ
ェイ数であっても同様の効果を奏する。
【0057】実施例2.次に、この発明の第2実施例に
よるダイナミック型半導体記憶装置について図4及び図
5を用いて説明する。図4はこの発明の第2実施例によ
るダイナミック型半導体記憶装置のメモリセルアレイの
各ブロックとサブデコード信号との関係を説明するため
のブロック図である。また、図5は図4に示したブロッ
クBL1内のサブデコード回路の配置を説明するための
ブロック図である。第2実施例によるダイナミック型半
導体記憶装置と第1実施例のそれとの相違点は、第2実
施例によるサブデコード信号の各ブロックBL1〜BLm
への与え方と第1実施例によるサブデコード信号の与え
方の違いである。
【0058】図4において、SDB101〜SDB10m
はサブデコード信号生成回路である。例えば、サブデコ
ード信号生成回路SDB101は、主行デコーダMRD1
の上辺側に配置され、ブロック選択用のアドレスBS1
とサブデコード信号用のアドレスSDA1との論理積を
取るANDゲート40と、ANDゲート40の出力をサ
ブデコード信号としてブロックBL1に伝達するための
バッファ42と、ANDゲート40の出力の反対の論理
値を出力するためのNOTゲート41と、NOTゲート
41の出力をサブデコード信号としてブロックBL1
伝達するためのバッファ43で構成されている。
【0059】サブデコード信号生成回路SDB10
2は、ブロック選択用のアドレスBS1及びBS2の論理
和を取るORゲート44と、ORゲート44の出力とサ
ブデコード信号用のアドレスSDA2との論理積を取る
ANDゲート45と、ANDゲート45の出力をサブデ
コード信号としてブロックBL1及びBL2に伝達するた
めのバッファ47と、ANDゲート45の出力の反対の
論理値を出力するためのNOTゲート46と、NOTゲ
ート46の出力をサブデコード信号としてブロックBL
1及びBL2に伝達するためのバッファ48で構成されて
いる。
【0060】サブデコード信号生成回路SDB10
3は、ブロック選択用のアドレスBS2及びBS3の論理
和を取るORゲート49と、ORゲート49の出力とサ
ブデコード信号用のアドレスSDA1との論理積を取る
ANDゲート50と、ANDゲート50の出力をサブデ
コード信号としてブロックBL2及びBL3に伝達するた
めのバッファ52と、ANDゲート50の出力の反対の
論理値を出力するためのNOTゲート51と、NOTゲ
ート51の出力をサブデコード信号としてブロックBL
2及びBL3に伝達するためのバッファ53で構成されて
いる。
【0061】図5において、SDS1,バーSDS1はサ
ブデコード信号生成回路SDB101が出力するサブデ
コード信号、SDS2,バーSDS2はサブデコード信号
生成回路SDB102が出力するサブデコード信号であ
り、その他図3と同一符号のものは図3に示したものに
相当する部分である。
【0062】例えば、ブロックBL1の上辺側のセンス
アンプ列SA1上に配置された信号線からサブデコード
信号SDS1,バーSDS1を供給し、ブロックBL1
下辺側のセンスアンプ列SA2上に配置された信号線か
らサブデコード信号SDS2,バーSDA2を供給する。
このようにサブデコード信号を供給することで、サブデ
コード信号SDS2,バーSDS2をブロックBL2にも
供給することができ、ビット線方向に走るサブデコード
信号を隣りのブロックBL1,BL2で共有化した構成に
することができる。
【0063】従って、同じサブデコード信号SDS2
バーSDS2が供給されるサブデコード帯SD12-1,S
12-2等は、ブロックBL1とブロックBL2にまたがる
ことになる。
【0064】例えば、ブロックBL2内のメモリセルを
選択する場合、ブロック選択用のアドレスBS2によっ
て、サブデコード信号生成回路SDB102,103が
サブデコード信号SDS2,バーSDS2,SDS3,バ
ーSDS3を出力可能にする。
【0065】これにより、センスアンプ列上に走るサブ
デコード信号を伝達するための信号線の数を半分にする
ことができる。それ以外の効果は実施例1に示したダイ
ナミック型半導体記憶装置と同様である。なお、第2実
施例では、2ウェイの構成について説明をしたが、4ウ
ェイやそれ以上のウェイ数であっても隣接するブロック
間での共有化は可能である。
【0066】実施例3.次に、この発明の第3実施例に
よるダイナミック型半導体記憶装置について図6を用い
て説明する。図6は、この発明の第3実施例によるダイ
ナミック型半導体記憶装置のメモリセルアレイとその周
辺回路との位置関係を説明するためのブロック図であ
る。図6において、図2と同一符号のものは、図2の同
一符号のものに相当する部分である。図2に示すよう
に、第1実施例によるダイナミック型半導体記憶装置で
は、サブデコード信号生成回路SDB11〜SDB1m
主行デコーダMRD1〜MRDmが配置される領域間ある
いは主行デコーダとセンスアンプ列とに隣接する領域、
つまりブロックBL1〜BLmの左辺に配置していた。
【0067】第3実施例によるダイナミック型半導体記
憶装置では、メモリセルアレイを挟んで主行デコーダM
RD1〜MRDmが形成されている領域とは反対側にあっ
て周辺回路が形成される周辺回路帯側、つまりメモリセ
ルアレイのブロックBL1〜BLmの右辺側に配置する。
もともと主行デコーダが配置されているメモリセルアレ
イの左辺側はSAの制御回路等が配置されており、サブ
デコード信号生成回路SDB11〜SDB1mを配置する
ための場所を確保するのが困難な場合がある。サブデコ
ード信号生成回路SDB11〜SDB1mの配置を変えた
だけであり、第3実施例によるダイナミック型半導体記
憶装置を用いる効果は、第1実施例のそれと同様であ
る。
【0068】実施例4.次に、この発明の第4実施例に
よるダイナミック型半導体記憶装置について図7を用い
て説明する。図7は、この発明の第4実施例によるダイ
ナミック型半導体記憶装置のメモリセルアレイとその周
辺回路との位置関係を説明するためのブロック図であ
る。図7において、60はサブデコード信号を伝達する
ためのバスであり、図2と同一符号のものは、図2の同
一符号のものに相当する部分である。なお、バス60は
複数本の信号線で構成されている。
【0069】第1実施例によるダイナミック型半導体記
憶装置ではサブデコード信号を伝達するための信号線を
センスアンプ列SA1〜SAm上に配置していた。分割デ
コーダ方式より、主副のワード線を用いることにより、
主ワード線の配線として用いる第一メタル配線のピッチ
が緩和されるため、サブデコード信号を伝達するバス6
0を構成している信号線をメモリセルアレイの各ブロッ
クBL1〜BLm上、つまり主ワード線間に配置すること
ができる。例えば、一つの主ワード線間には一つの信号
線を配置すればよい。また、この信号線を配置する主ワ
ード線間の位置はブロックの端でなくてもよく、真ん中
であっても良い。これよりセンスアンプ列SA1〜SAm
上に余分に信号線を走らせる必要がなくなり、センスア
ンプ列SA1〜SAmの幅の増加を抑制できる。サブデコ
ード信号伝達用の信号線の配置を変えただけであり、第
4実施例によるダイナミック型半導体記憶装置を用いる
他の効果は、第1実施例のそれと同様である。
【0070】なお、図8に示すように、第1実施例によ
るダイナミック型半導体記憶装置と第3実施例のそれと
の関係と同様に、サブデコード信号生成回路SDB11
〜SDB1mを周辺回路帯側、つまりブロックBL1〜B
mの右辺側に配置しても良い。サブデコード信号を伝
達するための信号線およびサブデコード信号生成回路の
配置に対する制約がなくなり、第3実施例と同様に、レ
イアウトの自由度が増大してセンスアンプ制御回路等の
他の制御回路の配置に対して最適化が図れる。
【0071】実施例5.次に、この発明の第5実施例に
よるダイナミック型半導体記憶装置について図9を用い
て説明する。図9は、この発明のダイナミック型半導体
記憶装置のメモリセルアレイとその周辺の回路との関係
を説明するためのブロック図である。図9において、S
DB21〜SDB2mはブロックBL1〜BLmに対応して
設けられサブデコード信号生成回路SDB11〜SDB
mと同様の構成を有するサブデコード信号生成回路、
70,71はそれぞれサブデコード信号生成回路SDB
1,SDB21が出力するサブデコード信号を伝達する
ためのバスであり、その他図2と同一符号の部分は図2
の同一符号の部分に相当する部分を示す。
【0072】メモリセルアレイの一行あたりのメモリセ
ル数が増加して主ワード線が長くなった場合、サブデコ
ード信号を伝達するための信号線も主ワード線とほぼ同
じ長さを有するため、サブデコード信号線の負荷が大き
なりすぎてサブデコード信号の立上げ及び立ち下げがお
そくなる場合がある。
【0073】その場合には、主ワード線はブロックBL
1〜BLm幅と同じ長さにして、サブデコード信号を伝達
するバス70,71を中央で分割し、同じ構成のサブデ
コード信号生成回路SDB11〜SDB1mとSDB21
〜SDB2mとをブロックBL1〜BLmの左右両辺に配
置してバス70,71を駆動する。
【0074】これより、一つのサブデコード信号生成回
路が駆動する配線及びゲート負荷を半分にできサブデコ
ード信号の立上げ及び立ち下げの高速化が図れる。ま
た、第2実施例によるダイナミック型半導体記憶装置の
ように隣接するブロックでサブデコード信号生成回路を
共有するような場合に対しても適用でき、上記実施例と
同様の効果が得られる。
【0075】なお、図10に示すように、第5実施例で
はサブデコード信号を伝達する信号線を分割したが、片
側からサブデコード信号を供給してゲート負荷のみを分
配するようにしても良い。図10において、SDB31
〜SDB3mはそれぞれ各ブロックBL1〜BLmに対応
する図9に示したサブデコード信号生成回路SDB11
〜SDB1mとサブデコード信号生成回路SDB21〜S
DB2mをあわせたサブデコード信号生成回路、72,
73はそれぞれ図9に示したバス70,71に相当する
サブデコード信号を伝達するためのバスである。この場
合、各センスアンプ列SA1〜SAmに配線されるサブデ
コード信号用の信号線の数は増加するが、サブデコード
回路の数を減らし、サブデコード信号を伝達するための
バッファの負荷を分散をしている分だけ高速化が図れ
る。ここでは、ブロックBL1〜BLmの左辺側の主行デ
コーダが設けられている領域にサブデコード信号生成回
路を配置したが、ブロックBL1〜BLmの右辺側に配置
しても良い。
【0076】実施例6.次に、この発明の第6実施例に
よるダイナミック型半導体記憶装置について図11を用
いて説明する。図11はこの発明の第6実施例によるダ
イナミック型半導体記憶装置のメモリセルアレイとその
周辺の回路との関係を示すブロック図である。図11に
おいて、SDA3〜SDA6はサブデコード信号用アドレ
スであり、その他図9と同一符号のものは図9の同一符
号の部分に相当する部分である。
【0077】例えば、サブデコード信号生成回路SDB
1には、サブデコード用アドレスSDA3,SDA4
ブロック選択用アドレスBS1が与えられるが、サブデ
コード信号生成回路SDB21にはサブデコード用アド
レスSDA5,SDA6とブロック選択用アドレスBS1
が与えられる。
【0078】同じ構成のサブデコード信号生成回路SD
B11とSDB21に異なる信号を入れることで、必要な
サブデコード信号生成回路だけを動作させる。他のサブ
デコード信号生成回路SDB12〜SDB1m,SDB2
2〜SDB2mについても同様である。このように構成す
ることによって、同じ行に属するサブデコード回路でも
ブロックの左右どちらの辺の側にあるかによって活性及
び非活性を相補的に制御することが可能となる。そのた
め、両側に配置されたサブデコード信号生成回路SDB
11とSDB21とを選択的に使用して、サブデコード信
号の充放電負荷を分散するとともに、低消費電力化、高
速化を図ることができる。なお、図10に示すように片
側にサブデコード信号生成回路配置することもできる。
また、第2実施例によるダイナミック型半導体記憶装置
のように隣接するブロックでサブデコード信号生成回路
を共有するような場合に対しても適用でき、同様の効果
が得られる。
【0079】次に、サブデコード用アドレスSDA3〜
SDA6について説明する。例えば、ロウアドレスの上
位ビットがブロックBL1〜BLmの中央から左右いずれ
かのメモリセル、つまり信号線72、73がそれぞれ分
担する領域のメモリセルを選択するビットであるとす
る。そのロウアドレスの上位ビットと例えば第5実施例
で用いたサブデコード用アドレスSDA1,SDA2との
論理積を取ることによってサブデコード用アドレスSD
A3,SDA4を生成することができる。同様に、ロウア
ドレスの上位ビットの反対の論理値と例えば第5実施例
で用いたサブデコード用アドレスSDA1,SDA2との
論理積を取ることによってサブデコード用アドレスSD
A5,SDA6を生成することができる。
【0080】実施例7.次に、この発明の第7実施例に
よるダイナミック型半導体記憶装置について図12及び
図13を用いて説明する。図12はこの発明の第7実施
例によるダイナミック型半導体記憶装置のサブデコード
回路の構成を示すブロック図である。図12において、
Q5はサブデコード信号バーSDSが与えられる制御電
極と主ワード線MWLに接続された一方電流電極と副ワ
ード線SWLに接続された他方電流電極とを持つPMO
Sトランジスタ、Q6はサブデコード信号SDSが与え
られる制御電極と主ワード線MWLに接続された一方電
流電極と副ワード線SWLに接続された他方電流電極と
を持つNMOSトランジスタ、Q7は副ワード線SWL
に接続された一方電流電極とサブデコード信号バーSD
Sが与えられる制御電極と接地電位gndを与える電源
に接続された他方電流電極とを持つNMOSトランジス
タである。
【0081】スタンバイ時(ローアドレスストローブ信
号バーRASがハイレベルの時)、動作時において選択
されたブロックにサブデコード回路が属していた時及び
動作時において選択されなかったブロックにサブデコー
ド回路が属していた時の主ワード線及びサブデコード信
号SDS、バーSDSそれぞれの状態を表2に示す。
【0082】
【表2】
【0083】次に、この回路の動作について図13を用
いて説明する。例えば、ここで図16に示すブロックB
L2が選択されているものとする。ブロックBL2に対応
するブロック選択用アドレスBS2が、動作状態におい
て、ローレベルからハイレベルに変化する。このとき、
選択された主ワード線MWLの電圧のレベルはgndか
らVPPに変化する。それ以外の主ワード線MWLの電圧
のレベルはgndのままである。また、ブロックBL2
に供給されているサブデコード信号として、SDS1,
バーSDS1,SDS2,バーSDS2があるものとす
る。そして、動作状態において、所定のサブデコード回
路を活性化するためにサブデコード信号SDS1として
電圧VCCが与えられ、サブデコード信号バーSDS1と
して電圧gndが与えられ、その他のサブデコード回路
を非活性にするためサブデコード信号SDS2として電
圧VPPが与えられ、サブデコード信号バーSDS2とし
て電圧VCCが与えられる。
【0084】スタンバイ状態、非選択ブロックに属する
サブデコード回路及び選択されたブロックの主ワード線
が非活性であるにも関わらずサブデコード信号により非
活性にされるサブデコード回路には、同じ信号が与えら
れ、つまり、そのサブデコード回路の主ワード線MWL
には電圧gndが、サブデコード信号SDSとして電圧
gndが、サブデコード信号バーSDSとして電圧VPP
が与えられる。このとき図12に示したサブデコード回
路では、トランジスタQ5、Q6が非導通状態となり、
トランジスタQ7が導通状態となる。この時、副ワード
線SWLにはトランジスタQ7を通して電圧gndが与
えられている。
【0085】次に、サブデコード回路が接続している主
ワード線MWLが活性化されて電圧VPPが与えられたと
きの動作について説明する。接続されている副ワード線
が活性化されるサブデコード回路には、サブデコード信
号SDSとして電圧VCCが、サブデコード信号バーSD
Sとして電圧gndが与えられる。この時、トランジス
タQ5、Q6が導通状態となり、トランジスタQ7が非
導通状態となる。そのため、トランジスタQ5、Q6を
通して主ワード線MWLから副ワード線SWLに電圧V
PPが供給される。一方、接続されている副ワード線が活
性化されないサブデコード回路には、サブデコード信号
SDSとして電圧gndが、サブデコード信号として電
圧VPPが与えられる。この時、トランジスタQ5、Q6
が非導通状態となり、トランジスタQ7が導通状態とな
るため、トランジスタQ7を通して副ワード線SWLに
は電圧gndが供給される。
【0086】サブデコード回路が接続している主ワード
線MWLが非活性であるにも関わらずサブデコード信号
が副ワード線を活性化しようとする信号である場合、つ
まり、主ワード線MWLには電圧gndが与えられ、サ
ブデコード信号SDSとして電圧VCCが、サブデコード
信号バーSDSとして電圧gndが与えられている場
合、トランジスタQ6が導通状態となり、トランジスタ
Q7が非導通状態となるため、主ワード線MWLからト
ランジスタQ6を通して副ワード線SWLに電圧gnd
が与えられる。
【0087】図12に示すような構成のサブデコード回
路を用いることで、メモリセルアレイ内にサブデコード
信号を伝達するために配線されている信号線よりも多数
配線されている主ワード線MWLにスタンバイ時の電圧
として電圧gndが与えられるため、主ワード線に電圧
PPを与えていた従来のダイナミック型半導体記憶装置
に比べてリーク電流による消費電力を削減でき、電圧レ
ベルの低下に伴う誤動作を防止することができる。
【0088】実施例8.次に、この発明の第8実施例に
よるダイナミック型半導体記憶装置について図14及び
図15を用いて説明する。図14はこの発明の第8実施
例によるダイナミック型半導体記憶装置のサブデコード
信号を変換する回路の構成を示す回路図である。図14
において、80はブロック選択用アドレスBSの反対の
論理値を持つ信号を出力するNOTゲート、81はNO
Tゲート80の出力と表2に示したサブデコード信号S
DSに対応するサブデコード信号SDEとの論理和を取
るORゲート、Q8は電圧VPPが与えられるソースとO
Rゲート81の出力を受けるゲートとドレインを持つP
MOSトランジスタ、82はサブデコード信号SDEと
ブロック選択用アドレスBSとの論理積を取るANDゲ
ート、Q9は電圧VCCが与えられるソースとブロック
選択用アドレスBSが与えられるゲートとトランジスタ
Q8のドレインに接続されたドレインとを持つPMOS
トランジスタ、Q10はトランジスタQ8のドレインに
接続されたドレインとANDゲート82の出力に接続さ
れたゲートと接地電圧gndが与えられるソースとを持
つNMOSトランジスタである。トランジスタQ8のド
レインからサブデコード信号バーSDSが出力される。
ここで、ブロック選択用アドレスBS及びサブデコード
回路活性化信号SDEは選択時にハイレベルとなる。な
お、図14に示した論理ゲートは全て電圧VPPで駆動さ
れる。
【0089】図15はサブデコード信号の状態を示すタ
イミングチャートである。スタンバイ時(ローアドレス
ストローブ信号バーRASがハイレベルの時)、動作時
において選択されたブロックにサブデコード回路が属し
ていた時及び動作時において選択されなかったブロック
にサブデコード回路が属していた時の主ワード線及びサ
ブデコード信号SDS、バーSDSそれぞれの状態を表
3に示す。
【0090】
【表3】
【0091】図15において、サブデコード信号SDS
1,バーSDS1は選択されたブロック内に属するととも
に活性化すべき副ワード線に接続されたサブデコード回
路に与えられる信号であるものとする。動作状態におい
て、サブデコード回路活性化信号SDEがハイレベル、
ブロック選択用アドレスBSがハイレベルとなり、図1
4に示したサブデコード信号変換回路において、トラン
ジスタQ10のみが導通状態となるため、サブデコード
信号バーSDS1として電圧gndが出力される。
【0092】サブデコード信号SDS2,バーSDS2は
選択されたブロック内に属するが非活性とすべき副ワー
ド線に接続されたサブデコード回路に与えられる信号で
あるものとする。動作状態において、サブデコード回路
活性化信号SDEがローレベルでブロック選択用アドレ
スBSがハイレベルになり、トランジスタQ8のみが導
通状態となって電圧VPPがサブデコード信号バーSDS
2として出力される。この時、サブデコード信号バーS
DS2として電圧VCCを出力したのでは、トランジスタ
Q5が導通状態となって誤動作を起こす。
【0093】サブデコード信号SDS3,バーSDS3は
非選択のブロック内に属するサブデコード回路に与えら
れる信号であるものとする。スタンバイ時のサブデコー
ド回路に与えられる信号と同じである。動作状態におい
て、ブロック選択用アドレスBSがローレベルになり、
トランジスタQ9のみが導通状態となって電圧VCCがサ
ブデコード信号バーSDSとして出力される。
【0094】以上のように構成することによって、第7
実施例によるダイナミック型半導体記憶装置に比べて第
8実施例によるそれは、スタンバイ時の信号線の電圧を
低い電圧VCCに維持すればよいので、スタンバイ時に電
圧VPPのレベルの低下を防止することができるとともに
消費電力を抑えることができる効果が大きくなる。ここ
では、ブロック選択用アドレスBSに応じてサブデコー
ド信号を変換しているので、特定のブロック以外はサブ
デコード信号バーSDSとして電圧VCCを与えられ消費
電力が抑えられるが、消費電力の多少の増加はあるが、
スタンバイか否かを制御するローアドレスストローブ信
号バーRASを用いて制御しても良い。
【0095】
【発明の効果】以上のように請求項1記載の発明のダイ
ナミック型半導体記憶装置によれば、複数の第1の主ワ
ード線のうちのいずれか一つの第1の主ワード線が活性
化されるとそれに対応する第1及び第2の副行デコード
手段によって第1及び第2の副ワード線が同時に活性化
可能な状態となるが、第1または第2の副ワード線のう
ちのいずれを活性化するかを第1のブロックにおいては
第1及び第2の選択信号によって選択し、複数の第2の
主ワード線のうちのいずれか一つの第2の主ワード線が
活性化されるとそれに対応する第3及び第4の副行デコ
ード手段によって第3及び第4の副ワード線が同時に活
性化可能な状態となるが、第3または第4の副ワード線
のうちのいずれを活性化するかを第2のブロックにおい
ては第3及び第4の選択信号によって選択するように構
成されているので、第1ないし第4の選択信号線及び第
1ないし第4の副デコード手段のうち主ワード線が選択
されるブロックに関連するもののみを充放電するように
でき、低消費でワード線を高速に立ち上げることができ
るという効果がある。
【0096】請求項2記載の発明のダイナミック型半導
体記憶装置によれば、複数の選択信号線が複数のセンス
アンプ列上に配置されているので、配線距離を短くする
ことができ、低消費でワード線を高速に立ち挙げること
ができるという効果がある。
【0097】請求項3記載の発明のダイナミック型半導
体記憶装置によれば、複数の選択信号生成手段は、複数
のブロックの第3の辺の側に配置されて構成されている
ので、選択信号手段のレイアウトの自由度が大きくな
り、製造が容易になるという効果がある。
【0098】請求項4記載の発明のダイナミック型半導
体記憶装置によれば、第2の選択信号と第4の選択信号
とが同一であるように構成したので、選択信号数及び選
択信号線の数を削減して装置を簡易化できるという効果
がある。
【0099】請求項5記載の発明のダイナミック型半導
体記憶装置によれば、複数の選択信号生成手段は、複数
の前記ブロックの第4の辺の側に配置されて構成されて
いるので、半導体記憶装置のレイアウト面積を小さくで
き、ダイナミック型半導体記憶装置の小型化が容易にな
るという効果がある。
【0100】請求項6記載の発明のダイナミック型半導
体記憶装置によれば、複数の選択信号線が、複数のブロ
ック上に配置されているので、レイアウト面積を小さく
でき、装置の小型化が容易になるという効果がある。
【0101】請求項7記載の発明のダイナミック型半導
体記憶装置によれば、複数の第1の主ワード線のうちの
いずれか一つの第1の主ワード線が活性化されるとそれ
に対応する第1及び第2の副行デコード手段並びに第5
及び第6の副行デコード手段によって第1及び第2の副
ワード線並びに第5及び第6の副ワード線が同時に活性
化可能な状態となるが、第1及び第5の副ワード線と第
2及び第6の副ワード線とのうちのいずれの組を活性化
するかを第1のブロックにおいては第1及び第2の選択
信号並びに第5及び第6の選択信号によって選択し、複
数の第2の主ワード線のうちのいずれか一つの第2の主
ワード線が活性化されるとそれに対応する第3及び第4
の副行デコード手段並びに第7及び第8の副デコード手
段によって第3及び第4の副ワード線並びに第7及び第
8の副ワード線が同時に活性化可能な状態となるが、第
3及び第7の副ワード線と第4及び第8の副ワード線と
のうちのいずれの組を活性化するかを第2のブロックに
おいては第3及び第4の選択信号並びに第7及び第8の
選択信号によって選択するように構成されているので、
選択信号生成手段が駆動する副デコード手段の数を削減
でき、選択信号線を伝達する選択信号の立ち上がり及び
立ち下がり時間を短くでき、装置の動作を高速化できる
という効果がある。
【0102】請求項8記載の発明のダイナミック型半導
体記憶装置によれば、第1ないし第4の選択信号生成手
段と第5ないし第8の選択信号生成手段とが第1及び第
2のブロックのそれぞれの第3の辺の側と第4の辺の側
に分けて配置されているので、第1ないし第8の選択信
号線の長さを短くでき、選択信号線を伝達する選択信号
の立ち上がり及び立ち下がり時間を短くして、装置の動
作を高速化できるという効果がある。
【0103】請求項9記載の発明のダイナミック型半導
体記憶装置によれば、複数の選択信号生成手段は、複数
のブロックのそれぞれの第3の辺の側に配置されている
ので、占有面積を減らすことができ、装置の小型化が容
易になるという効果がある。
【0104】請求項10記載の発明のダイナミック型半
導体記憶装置によれば、複数の第1の主ワード線のうち
のいずれか一つの第1の主ワード線が活性化されるとそ
れに対応する第1及び第2の副行デコード手段並びに第
5及び第6の副行デコード手段によって第1及び第2の
副ワード線並びに第5及び第6の副ワード線が同時に活
性化可能な状態となるが、第1、第2、第5及び第6の
副ワード線のうちのいずれを活性化するかを第1のブロ
ックにおいては第1及び第2の選択信号並びに第5及び
第6の選択信号によって選択し、複数の第2の主ワード
線のうちのいずれか一つの第2の主ワード線が活性化さ
れるとそれに対応する第3及び第4の副行デコード手段
並びに第7及び第8の副デコード手段によって第3及び
第4の副ワード線並びに第7及び第8の副ワード線が同
時に活性化可能な状態となるが、第3、第4、第7及び
第8の副ワード線のうちのいずれを活性化するかを第2
のブロックにおいては第3及び第4の選択信号並びに第
7及び第8の選択信号によって選択するように構成され
ているので、主ワード線が選択されるブロックでかつ第
1ないし第4の選択信号生成手段または第5ないし第8
の選択信号生成手段の一方のみが動作するようにして消
費電力を低減することができるという効果がある。
【0105】請求項11記載の発明のダイナミック型半
導体記憶装置によれば、前記第1ないし第4の選択信号
生成手段は、第1及び第2のブロックのそれぞれの第3
の辺の側に配置され、第5ないし第8の選択信号生成手
段は、第1及び第2のブロックのそれぞれの第4の辺の
側に配置されているので、第1ないし第8の選択信号線
の長さを短くでき、選択信号線を伝達する選択信号の立
ち上がり及び立ち下がり時間を短くして、装置の動作を
高速化できるという効果がある。
【0106】請求項12記載の発明のダイナミック型半
導体記憶装置によれば、主ワード線に接続された一方電
流電極、第2の選択信号線に接続された制御電極及び副
ワード線に接続された他方電流電極を持つPチャネルの
第1のMOSトランジスタと、主ワード線に接続された
一方電流電極、第1の選択信号線に接続された制御電極
及び副ワード線に接続された他方電流電極を持つNチャ
ネルの第2のMOSトランジスタと、副ワード線に接続
された一方電流電極、第2の選択信号線に接続された制
御電極及び第1の電圧に接続された他方電流電極を持つ
Nチャネルの第3のMOSトランジスタとを備えて構成
されているので、主ワード線がローレベルである状態を
スタンバイ状態として用いることができ、スタンバイ時
の消費電力を削減することができるという効果がある。
【0107】請求項13記載の発明のダイナミック型半
導体記憶装置によれば、第2の選択信号線に与えられる
ハイレベル側の電圧は、第2の電圧あるいは第3の電位
のいずれかに選択的に決定されるので、必要に応じて高
電位側の電圧を低く抑えることができ、消費電力を削減
することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の第1実施例によるダイナミック型
半導体記憶装置の構成の概要を示すブロック図である。
【図2】 この発明の第1実施例によるダイナミック型
半導体記憶装置のメモリセルアレイ周辺の回路の配置を
示すブロック図である。
【図3】 この発明の第1実施例によるメモリセルアレ
イ内のサブデコード回路の配置を示すブロック図であ
る。
【図4】 この発明の第2実施例によるダイナミック型
半導体記憶装置のメモリセルアレイ周辺の回路の配置を
示すブロック図である。
【図5】 この発明の第2実施例によるメモリセルアレ
イ内のサブデコード回路の配置を示すブロック図であ
る。
【図6】 この発明の第3実施例によるダイナミック型
半導体記憶装置のメモリセルアレイ周辺の回路の配置を
示すブロック図である。
【図7】 この発明の第4実施例によるダイナミック型
半導体記憶装置のメモリセルアレイ周辺の回路の配置の
一例を示すブロック図である。
【図8】 この発明の第4実施例によるダイナミック型
半導体記憶装置のメモリセルアレイ周辺の回路の配置の
他の例を示すブロック図である。
【図9】 この発明の第5実施例によるダイナミック型
半導体記憶装置のメモリセルアレイ周辺の回路の配置の
一例を示すブロック図である。
【図10】 この発明の第5実施例によるダイナミック
型半導体記憶装置のメモリセルアレイ周辺の回路の配置
の他の例を示すブロック図である。
【図11】 この発明の第6実施例によるダイナミック
型半導体記憶装置のメモリセルアレイ周辺の回路の配置
を示すブロック図である。
【図12】 この発明の第7実施例によるダイナミック
型半導体記憶装置のサブデコード回路の構成を示す回路
図である。
【図13】 この発明の第7実施例によるダイナミック
型半導体記憶装置の動作を示すタイミングチャートであ
る。
【図14】 この発明の第8実施例によるダイナミック
型半導体記憶装置のサブデコード信号の変換回路の構成
を示す回路図である。
【図15】 この発明の第8実施例によるダイナミック
型半導体記憶装置の動作を示すタイミングチャートであ
る。
【図16】 従来のメモリセルアレイを複数のブロック
に分割したダイナミック型半導体記憶装置に、分割デコ
ーダ方式を適用した場合に予想される構成を示すブロッ
ク図である。
【図17】 図16に示したダイナミック型半導体記憶
装置のメモリセルアレイ内のサブデコード回路の配置を
示すブロック図である。
【図18】 従来のサブデコード回路の構成を示す回路
図である。
【符号の説明】
1 ダイナミック型半導体記憶装置、2 制御クロック
発生回路、3 アドレスバッファ、4 マルチプレク
サ、5 列デコーダ、6 サブデコード信号生成回路
群、BL1〜BLm ブロック、SA1〜SAm センスア
ンプ列、MRD1〜MRDm 主行デコーダ、SDB11
〜SDB1m サブデコード信号生成回路。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成7年11月1日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項1
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項7
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項10
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項13
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0008
【補正方法】変更
【補正内容】
【0008】図17は図16に示した複数のブロックの
うちのブロック内のサブデコード回路の配置を示すブロ
ック図である。図17において、MWL1〜MWLmは第
1から第m番目の主ワード線、SWL1a〜SWL1bはブ
ロックBL1の1行目の複数のメモリセルのうちのいく
つかに接続されている副ワード線、SWL2a〜SWL2b
はブロックBL1の2行目の複数のメモリセルのうちの
いくつかに接続されている副ワード線、D101は主ワ
ード線MWL1と副ワード線SWL1aに接続されるとと
もにブロックBL1の第1列目のサブデコード帯に属す
るサブデコード回路、D102は主ワード線MWL1
副ワード線SWL2aとに接続されるとともにブロックB
1の第2列目のサブデコード帯に属するサブデコード
回路、D103は主ワード線MWL1と副ワード線SW
1bとに接続されるとともにブロックBL1の第3列目
のサブデコード帯に属するサブデコード回路、D104
は主ワード線MWL2とブロックBL1の3行目のメモリ
セルのいくつかに対応する副ワード線に接続されるとと
もにブロックBL1の第1列目のサブデコード帯に属す
るサブデコード回路であり、そのたの図16と同一符号
のものは図16のその符号で示された部分と同一の部分
である。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0010
【補正方法】変更
【補正内容】
【0010】主ワード線MWL1〜MWLmは、副ワード
線、つまりメモリセル内のトランスファゲートと並行に
配置され、副ワード線は主ワード線方向に主ワード線長
に対してn−1個に分割されている。この分割された境
界部分にサブデコード帯101〜104等が配置され
る。このサブデコード帯上に主ワード線MWL1〜MW
mと直交するようにサブデコード信号SDA1,バーS
DA1,SDA2,バーSDA2を伝達する信号線201
〜204等を配置する。主ワード線とサブデコード信号
の交差部にサブデコード回路(以下、SRDという。)
を配置する。なお、SRDの詳細な構成は、図18に示
す。図18において、Q1はサブデコード信号SDS
与えられる一方電流電極、副ワード線SWLに接続され
た他方電流電極及び主ワード線に接続された制御電極を
持つPチャネルMOSトランジスタ、Q2は副ワード線
SWLに接続された一方電流電極、主ワード線MWLに
接続された制御電極及び接地された他方電流電極を持つ
NチャネルMOSトランジスタ、Q3は副ワード線SW
Lに接続された一方電流電極、サブデコード信号バーS
DSが与えられる制御電極及び接地された他方電流電極
を持つNチャネルMOSトランジスタである。サブデコ
ード回路の動作については、表1に示す。表1におい
て、VPPは電圧VCCよりも高い電圧、gndは接地電圧
である。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0013
【補正方法】変更
【補正内容】
【0013】主ワード線MWLが活性化されるとき主ワ
ード線には接地電圧gndが与えられ、さらに副ワード
線を活性化しようとするためにトランジスタQ1の一方
電流電極にはサブデコード信号SDSとして電圧VPP
与えられる。そのため、トランジスタQ1がオン状態に
なり、副ワード線SWLに電圧VPPを与える。活性時に
はサブデコード信号SDSとして高い電圧VPPが与えら
れるため、サブデコード信号SDSを出力するバッファ
Bu101あるいはBu103の消費電力は、非活性時に電圧
CCをサブデコード信号バーSDSとして出力するバッ
ファBu102あるいはBu104に比べて大きくなる。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0019
【補正方法】変更
【補正内容】
【0019】
【課題を解決するための手段】第1の発明に係るダイナ
ミック型半導体記憶装置は、少なくとも第1及び第2の
ブロックを含む複数のブロックに分割されるとともに複
数の行と複数の列に並べて配置されて情報を電荷の蓄積
によってダイナミックに記憶する複数のメモリ素子並び
に複数の前記ブロックの各々に設けられて前記メモリ素
子を選択するために共に前記行と平行に配置されている
複数の主ワード線及び複数の副ワード線を有し、複数の
前記ブロックの各々が前記行に平行な第1及び第2の辺
と前記列に平行な第3及び第4の辺とを持つように形成
されているメモリセルアレイと、複数の前記ブロックの
各々に対応して設けられて、対応する前記ブロックの前
記第1の辺または前記第2の辺に面して配置された複数
のセンスアンプ列と、複数の前記ブロックの各々に対応
して設けられ、対応する前記ブロックの前記第3の辺の
側に配置され、対応する前記ブロック内の複数の前記主
ワード線を選択的に活性化するための複数の主行デコー
ド手段と、複数の前記主ワード線及び複数の前記副ワー
ド線に接続されるとともに前記メモリセルアレイ上に設
けられる複数の副行デコード手段と、複数の前記副行デ
コード手段に接続されて接続している前記副行デコード
手段を活性化するための選択信号を伝達する複数の選択
信号線と、複数の前記選択信号線に接続されて前記選択
信号を生成するための複数の選択信号生成手段とを備
え、複数の前記主ワード線は、少なくとも、前記第1の
ブロックに配設された複数の第1の主ワード線と前記第
2のブロックに配設された複数の第2の主ワード線とを
含み、複数の前記副ワード線は、少なくとも、複数の前
記第1の主ワード線に対応して設けられた複数の第1の
副ワード線と複数の第2の副ワード線、及び前記第2の
主ワード線に対応して設けられた複数の第3の副ワード
線と複数の第4の副ワード線を含み、複数の前記選択信
号線は、少なくとも、前記第1のブロックに配設された
複数の第1の選択信号線と複数の第2の選択信号線、及
び前記第2のブロックに配設された複数の第3の選択信
号線と複数の第4の選択信号線を含み、複数の前記副行
デコード手段は、少なくとも、前記第1のブロック上に
配置されて複数の前記第1の主ワード線と複数の前記第
1の副ワード線と複数の前記第1の選択信号線に接続さ
れた複数の第1の副行デコード手段、前記第1のブロッ
ク上に配置されて複数の前記第1の主ワード線と複数の
前記第2の副ワード線と複数の前記第2の選択信号線に
接続された複数の第2の副行デコード手段、前記第2の
ブロック上に配置されて複数の前記第2の主ワード線と
複数の前記第3の副行ワード線と複数の前記第3の選択
信号線に接続された複数の第3の副行デコード手段及び
前記第2のブロック上に配置されて複数の前記第2の主
ワード線と複数の前記第4の副ワード線と複数の前記第
4の選択信号線に接続された複数の第4の副行デコード
手段を含み、複数の前記選択信号生成手段は、少なくと
も、前記第1のブロックに対応して設けられ複数の前記
第1の選択信号線に接続され第1の選択信号を生成して
出力する第1の選択信号生成手段、前記第1のブロック
に対応して設けられ複数の前記第2の選択信号線に接続
され第2の選択信号を生成して出力する第2の選択信号
生成手段、前記第2のブロックに対応して設けられ複数
前記第3の選択信号線に接続され第3の選択信号を生
成して出力する第3の選択信号生成手段、前記第2のブ
ロックに対応して設けられ複数の前記第4の選択信号線
に接続され第4の選択信号を生成して出力する第4の選
択信号生成手段を含み、複数の前記第1の主ワード線の
うちのいずれか一つの前記第1の主ワード線が活性化さ
れるとそれに対応する前記第1及び第2の副行デコード
手段によって前記第1及び第2の副ワード線が同時に活
性化可能な状態となるが、前記第1または前記第2の副
ワード線のうちのいずれを活性化するかを前記第1のブ
ロックにおいては前記第1及び第2の選択信号によって
選択し、複数の前記第2の主ワード線のうちのいずれか
一つの前記第2の主ワード線が活性化されるとそれに対
応する前記第3及び第4の副行デコード手段によって前
記第3及び第4の副ワード線が同時に活性化可能な状態
となるが、前記第3または第4の副ワード線のうちのい
ずれを活性化するかを前記第2のブロックにおいては前
記第3及び第4の選択信号によって選択することを特徴
とする。
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0025
【補正方法】変更
【補正内容】
【0025】第7の発明に係るダイナミック型半導体記
憶装置は、第1の発明のダイナミック型半導体記憶装置
において、複数の前記副ワード線が、複数の前記第1の
主ワード線に対応して設けられた複数の第5の副ワード
線と複数の第6の副ワード線、及び前記第2の主ワード
線に対応して設けられた複数の第7の副ワード線と複数
の第8の副ワード線をさらに含み、複数の前記選択信号
線が、前記第1のブロックに配設された複数の第5の選
択信号線と複数の第6の選択信号線、及び前記第2のブ
ロックに配設された複数の第7の選択信号線と複数の第
8の選択信号線をさらに含み、複数の前記副行デコード
手段が、前記第1のブロック上に配置されて複数の前記
第1の主ワード線と複数の前記第5の副ワード線と複数
の前記第5の選択信号線に接続された複数の第5の副行
デコード手段、前記第1のブロック上に配置されて複数
の前記第1の主ワード線と複数の前記第6の副ワード線
と複数の前記第6の選択信号線に接続された複数の第6
の副行デコード手段、前記第2のブロック上に配置され
て複数の前記第2の主ワード線と複数の前記第7の副ワ
ード線と複数の前記第7の選択信号線に接続された複数
の第7の副行デコード手段及び前記第2のブロック上に
配置されて複数の前記第2の主ワード線と複数の前記第
8の副ワード線と複数の前記第8の選択信号線に接続さ
れた複数の第8の副行デコード手段をさらに含み、複数
の前記選択信号生成手段が、前記第1のブロックに対応
して設けられ複数の前記第5の選択信号線に接続され前
記第1の選択信号と同等の第5の選択信号を生成して出
力する第5の選択信号生成手段、前記第1のブロックに
対応して設けられ複数の前記第6の選択信号線に接続さ
れ前記第2の選択信号と同等の第6の選択信号を生成し
て出力する第6の選択信号生成手段、前記第2のブロッ
クに対応して設けられ複数の前記第7の選択信号線に接
続され前記第3の選択信号と同等の第7の選択信号を生
成して出力する第7の選択信号生成手段及び前記第2の
ブロックに対応して設けられ複数の前記第8の選択信号
線に接続され前記第4の選択信号と同等の第8の選択信
号を生成して出力する第8の選択信号生成手段をさらに
含み、複数の前記第1の主ワード線のうちのいずれか一
つの前記第1の主ワード線が活性化されるとそれに対応
する前記第1及び第2の副行デコード手段並びに前記第
5及び第6の副行デコード手段によって前記第1及び第
2の副ワード線並びに前記第5及び第6の副ワード線が
同時に活性化可能な状態となるが、前記第1及び第5の
副ワード線と前記第2及び第6の副ワード線とのうちの
いずれの組を活性化するかを前記第1のブロックにおい
ては前記第1及び第2の選択信号並びに前記第5及び第
6の選択信号によって選択し、複数の前記第2の主ワー
ド線のうちのいずれか一つの前記第2の主ワード線が活
性化されるとそれに対応する前記第3及び第4の副行デ
コード手段並びに前記第7及び第8の副行デコード手段
によって前記第3及び第4の副ワード線並びに前記第7
及び第8の副ワード線が同時に活性化可能な状態となる
が、前記第3及び第7の副ワード線と前記第4及び第8
の副ワード線とのうちのいずれの組を活性化するかを前
記第2のブロックにおいては前記第3及び第4の選択信
号並びに前記第7及び第8の選択信号によって選択する
ことを特徴とする。
【手続補正10】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0028
【補正方法】変更
【補正内容】
【0028】第10の発明に係るダイナミック型半導体
記憶装置は、第1の発明のダイナミック型半導体記憶装
置において、複数の前記副ワード線が、複数の前記第1
の主ワード線に対応して設けられた複数の第5の副ワー
ド線と複数の第6の副ワード線、及び前記第2の主ワー
ド線に対応して設けられた複数の第7の副ワード線と複
数の第8の副ワード線をさらに含み、複数の前記選択信
号線が、前記第1のブロックに配設された複数の第5の
選択信号線と複数の第6の選択信号線、及び前記第2の
ブロックに配設された複数の第7の選択信号線と複数の
第8の選択信号線をさらに含み、複数の前記副行デコー
ド手段が、前記第1のブロック上に配置されて複数の前
記第1の主ワード線と複数の前記第5の副ワード線と複
数の前記第5の選択信号線に接続された複数の第5の副
行デコード手段、前記第1のブロック上に配置されて複
数の前記第1の主ワード線と複数の前記第6の副ワード
線と複数の前記第6の選択信号線に接続された複数の第
6の副行デコード手段、前記第2のブロック上に配置さ
れて複数の前記第2の主ワード線と複数の前記第7の
ード線と複数の前記第7の選択信号線に接続された複
数の第7の副行デコード手段及び前記第2のブロック上
に配置されて複数の前記第2の主ワード線と複数の前記
第8の副ワード線と複数の前記第8の選択信号線に接続
された複数の第8の副行デコード手段をさらに含み、複
数の前記選択信号生成手段が、前記第1のブロックに対
応して設けられ複数の前記第5の選択信号線に接続され
第5の選択信号を生成して出力する第5の選択信号生成
手段、前記第1のブロックに対応して設けられ複数の
記第6の選択信号線に接続され第6の選択信号を生成し
て出力する第6の選択信号生成手段、前記第2のブロッ
クに対応して設けられ複数の前記第7の選択信号線に接
続され第7の選択信号を生成して出力する第7の選択信
号生成手段及び前記第2のブロックに対応して設けられ
複数の前記第8の選択信号線に接続され第8の選択信号
を生成して出力する第8の選択信号生成手段をさらに含
み、複数の前記第1の主ワード線のうちのいずれか一つ
の前記第1の主ワード線が活性化されるとそれに対応す
る前記第1及び第2の副行デコード手段並びに前記第5
及び第6の副行デコード手段によって前記第1及び第2
の副ワード線並びに前記第5及び第6の副ワード線が同
時に活性化可能な状態となるが、前記第1、第2、第5
及び第6の副ワード線のうちのいずれを活性化するかを
前記第1のブロックにおいては前記第1及び第2の選択
信号並びに前記第5及び第6の選択信号によって選択
し、複数の前記第2の主ワード線のうちのいずれか一つ
の前記第2の主ワード線が活性化されるとそれに対応す
る前記第3及び第4の副行デコード手段並びに前記第7
及び第8の副行デコード手段によって前記第3及び第4
の副ワード線並びに前記第7及び第8の副ワード線が同
時に活性化可能な状態となるが、前記第3、第4、第7
及び第8の副ワード線のうちのいずれを活性化するかを
前記第2のブロックにおいては前記第3及び第4の選択
信号並びに前記第7及び第8の選択信号によって選択す
ることを特徴とする。
【手続補正11】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0031
【補正方法】変更
【補正内容】
【0031】第13の発明に係るダイナミック型半導体
記憶装置は、第12の発明のダイナミック型半導体記憶
装置において、前記第2の信号線に与えられるハイレベ
ル側の電圧は、前記第2の電圧あるいは前記第3の電圧
のいずれかに選択的に決定されることを特徴とする。
【手続補正12】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0046
【補正方法】変更
【補正内容】
【0046】また、図1において、8はブロックBL1
内に設けられた複数のメモリセルのうちの一つ、MWL
はそのメモリセルの属する所定の行の組に対応した主
ワード線、SWLは行の組の中のメモリセルが属する
行に対応した副ワード線、9はサブデコード信号と主ワ
ード線の状態とによって副ワード線の活性あるいは非活
性を決定するデコード回路、10はデコード回路のうち
デコード回路9と同じ列のデコード回路の集合であるサ
ブデコード帯、11はサブデコード帯10のデコード回
路にサブデコード信号を伝達するための信号線、12は
メモリセル8に接続されたビット線である。
【手続補正13】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0049
【補正方法】変更
【補正内容】
【0049】ここでは、例えば、ブロック選択用アドレ
スBSとブロックのうちの奇数行を選択するか偶数行を
選択するかのアドレスとの論理積とを取ることによっ
て、サブデコード信号SDS1SDS 2m を生成する。
【手続補正14】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0054
【補正方法】変更
【補正内容】
【0054】さらに、ブロック内に配置されたサブデコ
ード回路の配置について説明する。図3は図2における
ブロックBL1内のサブデコード回路の配置を示すブロ
ック図である。図3において、D1〜D6はサブデコー
ド回路、MWL1〜MWLiは主ワード線、SWL1a
WL 3b は副ワード線である。ブロック内の1行目のメモ
リセルに接続される副ワード線SWL1a,SWL1b等の
活性あるいは非活性を制御するサブデコード回路D1,
D3は、主ワード線MWL1に接続されるとともにサブ
デコード信号SDS1,バーSDS1を受ける。一方、ブ
ロック内の2行目の副ワードSWL2a,SWL2b等の活
性あるいは非活性を制御するサブデコード回路D2等
は、主ワード線MWL1に接続されるとともにサブデコ
ード信号SDS2,バーSDS2を受ける。
【手続補正15】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0055
【補正方法】変更
【補正内容】
【0055】主ワード線MWL1が活性化された時、1
行目の副ワード線SWL1a,SWL1b等が活性化される
か、2行目の副ワード線SWL2a,SWL2b等が活性化
されるかは、奇数番目のサブデコード帯SD1-1SD
1-3 等及び偶数番目のサブデコード帯SD1-2等に与えら
れるサブデコード信号SDS1,バーSDS1及びSDS
2,バーSDS2によって決定される。
【手続補正16】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0059
【補正方法】変更
【補正内容】
【0059】サブデコード信号生成回路SDB10
2は、ブロック選択用のアドレスBS1及びBS2の論理
和を取るORゲート44と、ORゲート44の出力とサ
ブデコード信号用のアドレスSDA2との論理積を取る
ANDゲート45と、ANDゲート45の出力をサブデ
コード信号としてブロックBL1及びBL2に伝達するた
めのバッファ48と、ANDゲート45の出力の反対の
論理値を出力するためのNOTゲート46と、NOTゲ
ート46の出力をサブデコード信号としてブロックBL
1及びBL2に伝達するためのバッファ47で構成されて
いる。
【手続補正17】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0064
【補正方法】変更
【補正内容】
【0064】例えば、ブロックBL2内のメモリセルを
選択する場合、ブロック選択用のアドレスBS2によっ
て、サブデコード信号生成回路SDB10210 3 がサ
ブデコード信号SDS2,バーSDS2,SDS3,バー
SDS3を出力可能にする。
【手続補正18】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0069
【補正方法】変更
【補正内容】
【0069】第1実施例によるダイナミック型半導体記
憶装置ではサブデコード信号を伝達するための信号線を
センスアンプ列SA1〜SAm上に配置していた。分割デ
コーダ方式、主副のワード線を用いることにより、主
ワード線の配線として用いる第一メタル配線のピッチが
緩和されるため、サブデコード信号を伝達するバス60
を構成している信号線をメモリセルアレイの各ブロック
BL1〜BLm上、つまり主ワード線間に配置することが
できる。例えば、一つの主ワード線間には一つの信号線
を配置すればよい。また、この信号線を配置する主ワー
ド線間の位置はブロックの端でなくてもよく、真ん中で
あっても良い。これよりセンスアンプ列SA1〜SAm
に余分に信号線を走らせる必要がなくなり、センスアン
プ列SA1〜SAmの幅の増加を抑制できる。サブデコー
ド信号伝達用の信号線の配置を変えただけであり、第4
実施例によるダイナミック型半導体記憶装置を用いる他
の効果は、第1実施例のそれと同様である。
【手続補正19】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0075
【補正方法】変更
【補正内容】
【0075】なお、図10に示すように、第5実施例で
はサブデコード信号を伝達する信号線を分割したが、片
側からサブデコード信号を供給してゲート負荷のみを分
配するようにしても良い。図10において、SDB3 1
〜SDB3 m はそれぞれ各ブロックBL1〜BLmに対応
する図9に示したサブデコード信号生成回路SDB11
〜SDB1mとサブデコード信号生成回路SDB21〜S
DB2mをあわせたサブデコード信号生成回路、72,
73はそれぞれ図9に示したバス70,71に相当する
サブデコード信号を伝達するためのバスである。この場
合、各センスアンプ列SA1〜SAmに配線されるサブデ
コード信号用の信号線の数は増加するが、サブデコード
回路の数を減らし、サブデコード信号を伝達するための
バッファの負荷を分散をしている分だけ高速化が図れ
る。ここでは、ブロックBL1〜BLmの左辺側の主行デ
コーダが設けられている領域にサブデコード信号生成回
路を配置したが、ブロックBL1〜BLmの右辺側に配置
しても良い。
【手続補正20】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0083
【補正方法】変更
【補正内容】
【0083】次に、この回路の動作について図13を用
いて説明する。例えば、ここで図16に示すブロックB
2が選択されているものとする。ブロックBL2に対応
するブロック選択用アドレスBS2が、動作状態におい
て、ローレベルからハイレベルに変化する。このとき、
選択された主ワード線MWLの電圧のレベルはgndか
らVPPに変化する。それ以外の主ワード線MWLの電圧
のレベルはgndのままである。また、ブロックBL2
に供給されているサブデコード信号として、SDS1
バーSDS1,SDS2,バーSDS2があるものとす
る。そして、動作状態において、所定のサブデコード回
路を活性化するためにサブデコード信号SDS1として
電圧VCCが与えられ、サブデコード信号バーSDS1
して電圧gndが与えられ、その他のサブデコード回路
を非活性にするためサブデコード信号SDS2として電
gndが与えられ、サブデコード信号バーSDS2
して電圧 pp が与えられる。
【手続補正21】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0084
【補正方法】変更
【補正内容】
【0084】スタンバイ状態、非選択ブロックに属する
サブデコード回路及び選択されたブロックの主ワード線
が活性であるにも関わらずサブデコード信号により非活
性にされるサブデコード回路には、同じ信号が与えら
れ、つまり、そのサブデコード回路の主ワード線MWL
には電圧gndが、サブデコード信号SDSとして電圧
gndが、サブデコード信号バーSDSとして電圧VPP
が与えられる。このとき図12に示したサブデコード回
路では、トランジスタQ5、Q6が非導通状態となり、
トランジスタQ7が導通状態となる。この時、副ワード
線SWLにはトランジスタQ7を通して電圧gndが与
えられている。
【手続補正22】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0088
【補正方法】変更
【補正内容】
【0088】実施例8.次に、この発明の第8実施例に
よるダイナミック型半導体記憶装置について図14及び
図15を用いて説明する。図14はこの発明の第8実施
例によるダイナミック型半導体記憶装置のサブデコード
信号を変換する回路の構成を示す回路図である。図14
において、80はブロック選択用アドレスBSの反対の
論理値を持つ信号を出力するNOTゲート、81はNO
Tゲート80の出力と表2に示したサブデコード信号S
DSに対応するサブデコード信号SDEとの論理和を取
るORゲート、Q8は電圧VPPが与えられるソースとO
Rゲート81の出力を受けるゲートとドレインを持つP
MOSトランジスタ、82はサブデコード信号SDEと
ブロック選択用アドレスBSとの論理積を取るANDゲ
ート、Q9は電圧 CC が与えられるソースとブロック選
択用アドレスBSが与えられるゲートとトランジスタQ
8のドレインに接続されたドレインとを持つPMOSト
ランジスタ、Q10はトランジスタQ8のドレインに接
続されたドレインとANDゲート82の出力に接続され
たゲートと接地電圧gndが与えられるソースとを持つ
NMOSトランジスタである。トランジスタQ8のドレ
インからサブデコード信号バーSDSが出力される。こ
こで、ブロック選択用アドレスBS及びサブデコード回
路活性化信号SDEは選択時にハイレベルとなる。な
お、図14に示した論理ゲートは全て電圧VPPで駆動さ
れる。
【手続補正23】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図4
【補正方法】変更
【補正内容】
【図4】
【手続補正24】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図12
【補正方法】変更
【補正内容】
【図12】
【手続補正25】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図13
【補正方法】変更
【補正内容】
【図13】

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも第1及び第2のブロックを含
    む複数のブロックに分割されるとともに複数の行と複数
    の列に並べて配置されて情報を電荷の蓄積によってダイ
    ナミックに記憶する複数のメモリ素子並びに複数の前記
    ブロックの各々に設けられて前記メモリ素子を選択する
    ために共に前記行と平行に配置されている複数の主ワー
    ド線及び複数の副ワード線を有し、複数の前記ブロック
    の各々が前記行に平行な第1及び第2の辺と前記列に平
    行な第3及び第4の辺とを持つように形成されているメ
    モリセルアレイと、 複数の前記ブロックの各々に対応して設けられて、対応
    する前記ブロックの前記第1の辺または前記第2の辺に
    面して配置された複数のセンスアンプ列と、 複数の前記ブロックの各々に対応して設けられ、対応す
    る前記ブロックの前記第3の辺の側に配置され、対応す
    る前記ブロック内の複数の前記主ワード線を選択的に活
    性化するための複数の主行デコード手段と、 複数の前記主ワード線及び複数の前記副ワード線に接続
    されるとともに前記メモリセルアレイ上に設けられる複
    数の副行デコード手段と、 複数の前記副行デコード手段に接続されて接続している
    前記副行デコード手段を活性化するための選択信号を伝
    達する複数の選択信号線と、 複数の前記選択信号線に接続されて前記選択信号を生成
    するための複数の選択信号生成手段とを備え、 複数の前記主ワード線は、少なくとも、前記第1のブロ
    ックに配設された複数の第1の主ワード線と前記第2の
    ブロックに配設された複数の第2の主ワード線とを含
    み、 複数の前記副ワード線は、少なくとも、複数の前記第1
    の主ワード線に対応して設けられた複数の第1の副ワー
    ド線と複数の第2の副ワード線、及び前記第2の主ワー
    ド線に対応して設けられた複数の第3の副ワード線と複
    数の第4の副ワード線を含み、 複数の前記選択信号線は、少なくとも、前記第1のブロ
    ックに配設された複数の第1の選択信号線と複数の第2
    の選択信号線、及び前記第2のブロックに配設された複
    数の第3の選択信号線と複数の第4の選択信号線を含
    み、 複数の前記副行デコード手段は、少なくとも、前記第1
    のブロック上に配置されて複数の前記第1の主ワード線
    と複数の前記第1の副ワード線と複数の前記第1の選択
    信号線に接続された複数の第1の副行デコード手段、前
    記第1のブロック上に配置されて複数の前記第1の主ワ
    ード線と複数の前記第2の副ワード線と複数の前記第2
    の選択信号線に接続された複数の第2の副行デコード手
    段、前記第2のブロック上に配置されて複数の前記第2
    の主ワード線と複数の前記第3の副行ワード線と複数の
    前記第3の選択信号線に接続された複数の第3の副行デ
    コード手段及び前記第2のブロック上に配置されて複数
    の前記第2の主ワード線と複数の前記第4の副ワード線
    と複数の前記第4の選択信号線に接続された複数の第4
    の副行デコード手段を含み、 複数の前記選択信号生成手段は、少なくとも、前記第1
    のブロックに対応して設けられ前記第1の選択信号線に
    接続され第1の選択信号を生成して出力する第1の選択
    信号生成手段、前記第1のブロックに対応して設けられ
    前記第2の選択信号線に接続され第2の選択信号を生成
    して出力する第2の選択信号生成手段、前記第2のブロ
    ックに対応して設けられ前記第3の選択信号線に接続さ
    れ第3の選択信号を生成して出力する第3の選択信号生
    成手段、前記第2のブロックに対応して設けられ前記第
    4の選択信号線に接続され第4の選択信号を生成して出
    力する第4の選択信号生成手段を含み、 複数の前記第1の主ワード線のうちのいずれか一つの前
    記第1の主ワード線が活性化されるとそれに対応する前
    記第1及び第2の副行デコード手段によって前記第1及
    び第2の副ワード線が同時に活性化可能な状態となる
    が、前記第1または前記第2の副ワード線のうちのいず
    れを活性化するかを前記第1のブロックにおいては前記
    第1及び第2の選択信号によって選択し、 複数の前記第2の主ワード線のうちのいずれか一つの前
    記第2の主ワード線が活性化されるとそれに対応する前
    記第3及び第4の副行デコード手段によって前記第3及
    び第4の副ワード線が同時に活性化可能な状態となる
    が、前記第3または第4の副ワード線のうちのいずれを
    活性化するかを前記第2のブロックにおいては前記第3
    及び第4の選択信号によって選択することを特徴とす
    る、ダイナミック型半導体記憶装置。
  2. 【請求項2】 複数の前記選択信号線が、複数の前記セ
    ンスアンプ列上に配置されていることを特徴とする、請
    求項1記載のダイナミック型半導体記憶装置。
  3. 【請求項3】 複数の前記選択信号生成手段は、 複数の前記ブロックの前記第3の辺の側に配置されてい
    ることを特徴とする、請求項1記載のダイナミック型半
    導体記憶装置。
  4. 【請求項4】 前記第1及び第2のブロックは、隣り合
    って配置され、前記第2の選択信号と前記第3の選択信
    号とを同一として、前記第2及び第3の選択信号線並び
    に前記第2及び第3の選択信号生成手段とを共用するこ
    とを特徴とする、請求項1記載のダイナミック型半導体
    記憶装置。
  5. 【請求項5】 複数の前記選択信号生成手段は、 複数の前記ブロックの前記第4の辺の側に配置されてい
    ることを特徴とする、請求項1記載のダイナミック型半
    導体記憶装置。
  6. 【請求項6】 複数の前記選択信号線は、複数の前記ブ
    ロック上に配置されていることを特徴とする、請求項1
    記載のダイナミック型半導体記憶装置。
  7. 【請求項7】 複数の前記副ワード線は、複数の前記第
    1の主ワード線に対応して設けられた複数の第5の副ワ
    ード線と複数の第6の副ワード線、及び前記第2の主ワ
    ード線に対応して設けられた複数の第7の副ワード線と
    複数の第8の副ワード線をさらに含み、 複数の前記選択信号線は、前記第1のブロックに配設さ
    れた複数の第5の選択信号線と複数の第6の選択信号
    線、及び前記第2のブロックに配設された複数の第7の
    選択信号線と複数の第8の選択信号線をさらに含み、 複数の前記副行デコード手段は、前記第1のブロック上
    に配置されて複数の前記第1の主ワード線と複数の前記
    第5の副ワード線と複数の前記第5の選択信号線に接続
    された複数の第5の副行デコード手段、前記第1のブロ
    ック上に配置されて複数の前記第1の主ワード線と複数
    の前記第6の副ワード線と複数の前記第6の選択信号線
    に接続された複数の第6の副行デコード手段、前記第2
    のブロック上に配置されて複数の前記第2の主ワード線
    と複数の前記第7の副行ワード線と複数の前記第7の選
    択信号線に接続された複数の第7の副行デコード手段及
    び前記第2のブロック上に配置されて複数の前記第2の
    主ワード線と複数の前記第8の副ワード線と複数の前記
    第8の選択信号線に接続された複数の第8の副行デコー
    ド手段をさらに含み、 複数の前記選択信号生成手段は、前記第1のブロックに
    対応して設けられ前記第5の選択信号線に接続され前記
    第1の選択信号と同等の第5の選択信号を生成して出力
    する第5の選択信号生成手段、前記第1のブロックに対
    応して設けられ前記第6の選択信号線に接続され前記第
    2の選択信号と同等の第6の選択信号を生成して出力す
    る第6の選択信号生成手段、前記第2のブロックに対応
    して設けられ前記第7の選択信号線に接続され前記第3
    の選択信号と同等の第7の選択信号を生成して出力する
    第7の選択信号生成手段及び前記第2のブロックに対応
    して設けられ前記第8の選択信号線に接続され前記第4
    の選択信号と同等の第8の選択信号を生成して出力する
    第8の選択信号生成手段をさらに含み、 複数の前記第1の主ワード線のうちのいずれか一つの前
    記第1の主ワード線が活性化されるとそれに対応する前
    記第1及び第2の副行デコード手段並びに前記第5及び
    第6の副行デコード手段によって前記第1及び第2の副
    ワード線並びに前記第5及び第6の副ワード線が同時に
    活性化可能な状態となるが、前記第1及び第5の副ワー
    ド線と前記第2及び第6の副ワード線とのうちのいずれ
    の組を活性化するかを前記第1のブロックにおいては前
    記第1及び第2の選択信号並びに前記第5及び第6の選
    択信号によって選択し、 複数の前記第2の主ワード線のうちのいずれか一つの前
    記第2の主ワード線が活性化されるとそれに対応する前
    記第3及び第4の副行デコード手段並びに前記第7及び
    第8の副デコード手段によって前記第3及び第4の副ワ
    ード線並びに前記第7及び第8の副ワード線が同時に活
    性化可能な状態となるが、前記第3及び第7の副ワード
    線と前記第4及び第8の副ワード線とのうちのいずれの
    組を活性化するかを前記第2のブロックにおいては前記
    第3及び第4の選択信号並びに前記第7及び第8の選択
    信号によって選択することを特徴とする、請求項1記載
    のダイナミック型半導体記憶装置。
  8. 【請求項8】 前記第1ないし第4の選択信号生成手段
    は、前記第1及び第2のブロックのそれぞれの前記第3
    の辺の側に配置され、 前記第5ないし第8の選択信号生成手段は、 前記第1及び第2のブロックのそれぞれの前記第4の辺
    の側に配置されていることを特徴とする、請求項7記載
    のダイナミック型半導体記憶装置。
  9. 【請求項9】 複数の前記選択信号生成手段は、複数の
    前記ブロックのそれぞれの前記第3の辺の側に配置され
    ていることを特徴とする、請求項7記載のダイナミック
    型半導体記憶装置。
  10. 【請求項10】 複数の前記副ワード線は、複数の前記
    第1の主ワード線に対応して設けられた複数の第5の副
    ワード線と複数の第6の副ワード線、及び前記第2の主
    ワード線に対応して設けられた複数の第7の副ワード線
    と複数の第8の副ワード線をさらに含み、 複数の前記選択信号線は、前記第1のブロックに配設さ
    れた複数の第5の選択信号線と複数の第6の選択信号
    線、及び前記第2のブロックに配設された複数の第7の
    選択信号線と複数の第8の選択信号線をさらに含み、 複数の前記副行デコード手段は、前記第1のブロック上
    に配置されて複数の前記第1の主ワード線と複数の前記
    第5の副ワード線と複数の前記第5の選択信号線に接続
    された複数の第5の副行デコード手段、前記第1のブロ
    ック上に配置されて複数の前記第1の主ワード線と複数
    の前記第6の副ワード線と複数の前記第6の選択信号線
    に接続された複数の第6の副行デコード手段、前記第2
    のブロック上に配置されて複数の前記第2の主ワード線
    と複数の前記第7の副行ワード線と複数の前記第7の選
    択信号線に接続された複数の第7の副行デコード手段及
    び前記第2のブロック上に配置されて複数の前記第2の
    主ワード線と複数の前記第8の副ワード線と複数の前記
    第8の選択信号線に接続された複数の第8の副行デコー
    ド手段をさらに含み、 複数の前記選択信号生成手段は、前記第1のブロックに
    対応して設けられ前記第5の選択信号線に接続され第5
    の選択信号を生成して出力する第5の選択信号生成手
    段、前記第1のブロックに対応して設けられ前記第6の
    選択信号線に接続され第6の選択信号を生成して出力す
    る第6の選択信号生成手段、前記第2のブロックに対応
    して設けられ前記第7の選択信号線に接続され第7の選
    択信号を生成して出力する第7の選択信号生成手段及び
    前記第2のブロックに対応して設けられ前記第8の選択
    信号線に接続され第8の選択信号を生成して出力する第
    8の選択信号生成手段をさらに含み、 複数の前記第1の主ワード線のうちのいずれか一つの前
    記第1の主ワード線が活性化されるとそれに対応する前
    記第1及び第2の副行デコード手段並びに前記第5及び
    第6の副行デコード手段によって前記第1及び第2の副
    ワード線並びに前記第5及び第6の副ワード線が同時に
    活性化可能な状態となるが、前記第1、第2、第5及び
    第6の副ワード線のうちのいずれを活性化するかを前記
    第1のブロックにおいては前記第1及び第2の選択信号
    並びに前記第5及び第6の選択信号によって選択し、 複数の前記第2の主ワード線のうちのいずれか一つの前
    記第2の主ワード線が活性化されるとそれに対応する前
    記第3及び第4の副行デコード手段並びに前記第7及び
    第8の副デコード手段によって前記第3及び第4の副ワ
    ード線並びに前記第7及び第8の副ワード線が同時に活
    性化可能な状態となるが、前記第3、第4、第7及び第
    8の副ワード線のうちのいずれを活性化するかを前記第
    2のブロックにおいては前記第3及び第4の選択信号並
    びに前記第7及び第8の選択信号によって選択すること
    を特徴とする、請求項1記載のダイナミック型半導体記
    憶装置。
  11. 【請求項11】 前記第1ないし第4の選択信号生成手
    段は、 前記第1及び第2のブロックのそれぞれの前記第3の辺
    の側に配置され、 前記第5ないし第8の選択信号生成手段は、 前記第1及び第2のブロックのそれぞれの前記第4の辺
    の側に配置されていることを特徴とする、請求項10記
    載のダイナミック型半導体記憶装置。
  12. 【請求項12】 複数の行と複数の列に配置され情報を
    電荷の蓄積によってダイナミックに記憶する複数のメモ
    リ素子と、 複数の前記メモリ素子が配置されている行の組の選択を
    行わないための第1の電圧または選択を行うための前記
    第1の電圧より高い第2の電圧のいずれかが与えられる
    主ワード線と、 前記第1の電圧と前記第2の電圧より低い第3の電圧か
    らなる2値の第1の副デコード信号を伝達する第1の信
    号線と、 前記第1の副デコード信号に対して相補的な論理値を持
    つ第2の副デコード信号を伝達する第2の信号線と、 前記主ワード線の活性状態並びに前記第1及び第2の副
    デコード信号に応じて前記行の組の中の所定の行を選択
    するための副ワード線と、 前記主ワード線に接続された一方電流電極、前記第2の
    信号線に接続された制御電極及び前記副ワード線に接続
    された他方電流電極を持つPチャネルの第1のMOSト
    ランジスタと、 前記主ワード線に接続された一方電流電極、前記第1の
    信号線に接続された制御電極及び前記副ワード線に接続
    された他方電流電極を持つNチャネルの第2のMOSト
    ランジスタと、 前記副ワード線に接続された一方電流電極、前記第2の
    信号線に接続された制御電極及び前記第1の電圧に接続
    された他方電流電極を持つNチャネルの第3のMOSト
    ランジスタとを備える、ダイナミック型半導体記憶装
    置。
  13. 【請求項13】 前記第2の信号線に与えられるハイレ
    ベル側の電圧は、前記第2の電圧あるいは前記第3の電
    位のいずれかに選択的に決定されることを特徴とする、
    請求項12記載のダイナミック型半導体記憶装置。
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