JPH0819065A - 多重伝送負荷制御システムにおける制御コマンドの伝送方式 - Google Patents
多重伝送負荷制御システムにおける制御コマンドの伝送方式Info
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- JPH0819065A JPH0819065A JP14515094A JP14515094A JPH0819065A JP H0819065 A JPH0819065 A JP H0819065A JP 14515094 A JP14515094 A JP 14515094A JP 14515094 A JP14515094 A JP 14515094A JP H0819065 A JPH0819065 A JP H0819065A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 多重伝送を利用した負荷制御システムにおい
て、使用される制御コマンドの種類を少なくして、拡張
性を持たせるものにする。 【構成】 負荷制御コントローラ30に多重伝送ライン
41を介して、複数の負荷機器や操作スイッチなどを端
末器50として監視制御系を構成し、これらの監視制御
系の負荷制御コントローラ30の各々を、別の多重伝送
ライン40を介して、ホストコンピュータ10などの上
位制御装置に接続した構成とした多重伝送負荷制御シス
テムにおいて使用される制御コマンドの伝送方式であっ
て、送信元となる上位制御装置からシステム内の各装置
には、制御コマンドの送信先、制御コマンドを実行した
後の返信先を指定した通信経路指定コードTCが基本の
制御コマンドCに付加して送出されることを特徴として
いる。
て、使用される制御コマンドの種類を少なくして、拡張
性を持たせるものにする。 【構成】 負荷制御コントローラ30に多重伝送ライン
41を介して、複数の負荷機器や操作スイッチなどを端
末器50として監視制御系を構成し、これらの監視制御
系の負荷制御コントローラ30の各々を、別の多重伝送
ライン40を介して、ホストコンピュータ10などの上
位制御装置に接続した構成とした多重伝送負荷制御シス
テムにおいて使用される制御コマンドの伝送方式であっ
て、送信元となる上位制御装置からシステム内の各装置
には、制御コマンドの送信先、制御コマンドを実行した
後の返信先を指定した通信経路指定コードTCが基本の
制御コマンドCに付加して送出されることを特徴として
いる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ビルなどの照明制御等
に好適に使用される多重伝送を利用した負荷制御システ
ムなどにおいて使用される制御コマンドの伝送方式に関
する。
に好適に使用される多重伝送を利用した負荷制御システ
ムなどにおいて使用される制御コマンドの伝送方式に関
する。
【0002】
【従来の技術】ホストコンピュータに接続された通信制
御装置を、多重伝送ラインを介して個々に監視制御系を
構成する負荷制御コントローラの各々に接続すると共
に、各々の負荷制御コントローラには、別の多重伝送ラ
インを介して、複数の負荷機器や操作スイッチなどを端
末器として接続して構成された負荷制御システムが、照
明負荷などに使用されている。
御装置を、多重伝送ラインを介して個々に監視制御系を
構成する負荷制御コントローラの各々に接続すると共
に、各々の負荷制御コントローラには、別の多重伝送ラ
インを介して、複数の負荷機器や操作スイッチなどを端
末器として接続して構成された負荷制御システムが、照
明負荷などに使用されている。
【0003】このような負荷制御システムの監視制御系
では、ホストコンピュータからの指令信号によって実行
する制御に加えて、端末器のスイッチ操作等による制御
を混在させて実行しているが、ホストコンピュータから
監視制御系を構成する複数の負荷制御コントローラに制
御コマンドを伝送する場合、多重伝送ラインを介して制
御コマンドを順次送出しなければならないため、緊急時
などにおいては、最初の監視制御系が制御を開始してか
ら、最後の監視制御系が制御を開始するまでに時間を要
するという問題があった。
では、ホストコンピュータからの指令信号によって実行
する制御に加えて、端末器のスイッチ操作等による制御
を混在させて実行しているが、ホストコンピュータから
監視制御系を構成する複数の負荷制御コントローラに制
御コマンドを伝送する場合、多重伝送ラインを介して制
御コマンドを順次送出しなければならないため、緊急時
などにおいては、最初の監視制御系が制御を開始してか
ら、最後の監視制御系が制御を開始するまでに時間を要
するという問題があった。
【0004】また、このようなシステムでは、上位装置
から送出された制御コマンドが多くの装置を介して最終
の装置に伝送されて制御が実行され、制御の実行後は更
に多くの装置を介し、目的の装置に返信がなされるが、
このとき通信系を伝送される信号は使用目的に応じて種
々の装置に伝送されるため、システム内では多くの種類
の制御コマンドが必要となる。更に、返信信号を受けた
装置では、次に伝送すべき装置を指定する制御コマンド
を順次作成し、出力しているため、通信体系も複雑にな
り、このためシステム規模が異なれば、体系的に異なる
制御コマンドを作成し直しているのが現状である。
から送出された制御コマンドが多くの装置を介して最終
の装置に伝送されて制御が実行され、制御の実行後は更
に多くの装置を介し、目的の装置に返信がなされるが、
このとき通信系を伝送される信号は使用目的に応じて種
々の装置に伝送されるため、システム内では多くの種類
の制御コマンドが必要となる。更に、返信信号を受けた
装置では、次に伝送すべき装置を指定する制御コマンド
を順次作成し、出力しているため、通信体系も複雑にな
り、このためシステム規模が異なれば、体系的に異なる
制御コマンドを作成し直しているのが現状である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、従来の多重
伝送負荷制御システムのこのような事情を改善し、通信
ライン上における制御コマンドの伝送効率を良くし、制
御コマンドの種類を少なくして、拡張性を持たせるため
に開発されたものである。
伝送負荷制御システムのこのような事情を改善し、通信
ライン上における制御コマンドの伝送効率を良くし、制
御コマンドの種類を少なくして、拡張性を持たせるため
に開発されたものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に提案される請求項1に記載の本発明は、送信元となる
上位制御装置からシステム内の各装置には、制御コマン
ドの送信先や制御コマンドを実行した後の返信先を指定
した通信経路指定コードが基本の制御コマンドに付加し
て送出されるようにしている。
に提案される請求項1に記載の本発明は、送信元となる
上位制御装置からシステム内の各装置には、制御コマン
ドの送信先や制御コマンドを実行した後の返信先を指定
した通信経路指定コードが基本の制御コマンドに付加し
て送出されるようにしている。
【0007】ここに、通信経路指定コードは、制御コマ
ンドの種別によって異なり、例えば、ホストコンピュー
タから通信装置に送信されるだけで目的を達成するも
の、ホストコンピュータから通信装置へ送出された後、
通信装置から更に各監視制御系の負荷制御コントローラ
に伝送され、負荷制御コントローラで制御が実行された
後に、その結果を通信装置を介して再びホストコンピュ
ータに返信して初めて目的を達成するものなどが含まれ
ている。
ンドの種別によって異なり、例えば、ホストコンピュー
タから通信装置に送信されるだけで目的を達成するも
の、ホストコンピュータから通信装置へ送出された後、
通信装置から更に各監視制御系の負荷制御コントローラ
に伝送され、負荷制御コントローラで制御が実行された
後に、その結果を通信装置を介して再びホストコンピュ
ータに返信して初めて目的を達成するものなどが含まれ
ている。
【0008】また、請求項2、3、4はシステム内にお
いて制御コマンドの発信元となる上位装置を特定したも
ので、請求項2ではホストコンピュータ、請求項3では
ホストコンピュータと各監視制御系を構成する負荷制御
コントローラを接続する通信装置に外付け接続された外
部設定器、請求項4では各監視制御系を構成する負荷制
御コントローラに外付け接続された外部設定器となって
いる。
いて制御コマンドの発信元となる上位装置を特定したも
ので、請求項2ではホストコンピュータ、請求項3では
ホストコンピュータと各監視制御系を構成する負荷制御
コントローラを接続する通信装置に外付け接続された外
部設定器、請求項4では各監視制御系を構成する負荷制
御コントローラに外付け接続された外部設定器となって
いる。
【0009】
【作用】請求項1に記載された本発明の制御コマンドの
伝送方式によれば、システム内の送信元となる上位装置
から最初に送出された制御コマンドには、基本の制御コ
マンドの他に、通信経路指定コードが付加され、その制
御コマンドの通信経路が特定されているので、制御コマ
ンドを受けた他の装置では、制御コマンドを実行した
後、その結果などの情報を次に伝送すべき装置が順次指
定される。
伝送方式によれば、システム内の送信元となる上位装置
から最初に送出された制御コマンドには、基本の制御コ
マンドの他に、通信経路指定コードが付加され、その制
御コマンドの通信経路が特定されているので、制御コマ
ンドを受けた他の装置では、制御コマンドを実行した
後、その結果などの情報を次に伝送すべき装置が順次指
定される。
【0010】そのため、システム内の装置間に制御コマ
ンドを送出する毎に、次の装置に対して送信元となる装
置毎に特定の制御コマンドを作成する必要がなく、基本
の制御コマンドとしては最終的な動作を指令するコマン
ドを準備しておけばよい。
ンドを送出する毎に、次の装置に対して送信元となる装
置毎に特定の制御コマンドを作成する必要がなく、基本
の制御コマンドとしては最終的な動作を指令するコマン
ドを準備しておけばよい。
【0011】
【実施例】以下に添付図とともに、本発明システムの一
実施例を説明する。図2には請求項1において提案した
負荷制御システムの基本構成がブロック図をもって示さ
れている。監視制御系を構成する負荷制御コントローラ
30には、ペア線で構成された多重伝送ライン41を介
して、照明装置などの負荷機器(不図示)をオン、オフ
制御するための駆動装置(リレー装置)や、負荷機器を
オン、オフ制御するための操作スイッチが、それぞれに
アドレスを設定した端末器50として接続されている。
実施例を説明する。図2には請求項1において提案した
負荷制御システムの基本構成がブロック図をもって示さ
れている。監視制御系を構成する負荷制御コントローラ
30には、ペア線で構成された多重伝送ライン41を介
して、照明装置などの負荷機器(不図示)をオン、オフ
制御するための駆動装置(リレー装置)や、負荷機器を
オン、オフ制御するための操作スイッチが、それぞれに
アドレスを設定した端末器50として接続されている。
【0012】このような監視制御系の各々は、別のペア
線で構成された多重伝送ライン40を介して通信制御装
置20に接続され、通信制御装置20はホストコンピュ
ータ10に接続された構成となっている。また、負荷制
御コントローラ30にはパーソナルコンピュータなどで
構成された外部設定器31が接続されており、この外部
設定器31を操作して、後述するように、システムにお
いて実行可能な各種の制御モードが設定出来るようにな
っている。
線で構成された多重伝送ライン40を介して通信制御装
置20に接続され、通信制御装置20はホストコンピュ
ータ10に接続された構成となっている。また、負荷制
御コントローラ30にはパーソナルコンピュータなどで
構成された外部設定器31が接続されており、この外部
設定器31を操作して、後述するように、システムにお
いて実行可能な各種の制御モードが設定出来るようにな
っている。
【0013】ここに、照明制御の端末器50として含ま
れる操作スイッチとしては、1の照明回路をオン、オフ
制御するための個別スイッチ、1の照明回路を調光制御
するための調光スイッチ(押ボタンを操作する毎に多段
階に輝度を変化させることが出来る)、予めパターン制
御としてグルーピングされた照明回路のうちから、選択
されたものをオン、オフさせるパターンスイッチ、複数
の照明回路を一斉にオン、オフ制御するためのグループ
スイッチ、全ての制御システム内のすべての照明回路を
オン、オフ制御するためのオールON/OFFスイッ
チ、システム内の制御スイッチをパターン制御/グルー
プ制御の操作スイッチとして選択し、設定するためのモ
ード設定変更スイッチ51がある。
れる操作スイッチとしては、1の照明回路をオン、オフ
制御するための個別スイッチ、1の照明回路を調光制御
するための調光スイッチ(押ボタンを操作する毎に多段
階に輝度を変化させることが出来る)、予めパターン制
御としてグルーピングされた照明回路のうちから、選択
されたものをオン、オフさせるパターンスイッチ、複数
の照明回路を一斉にオン、オフ制御するためのグループ
スイッチ、全ての制御システム内のすべての照明回路を
オン、オフ制御するためのオールON/OFFスイッ
チ、システム内の制御スイッチをパターン制御/グルー
プ制御の操作スイッチとして選択し、設定するためのモ
ード設定変更スイッチ51がある。
【0014】また、負荷制御コントローラ30の各々
は、ホストコンピュータから伝送されて来る各種制御モ
ードに対応した制御データを記憶するための制御メモリ
32を備えている。図1は、本発明において使用される
コマンドデータのヘッダ部の一例を示している。先頭に
は識別ヘッダ$hdが付され、その後には負荷制御コン
トローラのアドレスADが付加され、ついで通信経路指
定コードTCが付加されるようになっている。ここに、
通信経路指定コードTCは、送信元となる上位装置、そ
の上位装置から送出される制御コマンドが伝送される経
路を順次指定できるようになっている。図1の例では、
通信経路指定コードTCは、「01」〜「06」まで
を、ホストコンピュータを発信元とし、「07」〜「1
2」を通信制御装置に外付け接続された外部設定器、
「13」〜「18」を各監視制御系に設けた負荷制御コ
ントローラを発信元として、それぞれ通信経路を指定し
ている。
は、ホストコンピュータから伝送されて来る各種制御モ
ードに対応した制御データを記憶するための制御メモリ
32を備えている。図1は、本発明において使用される
コマンドデータのヘッダ部の一例を示している。先頭に
は識別ヘッダ$hdが付され、その後には負荷制御コン
トローラのアドレスADが付加され、ついで通信経路指
定コードTCが付加されるようになっている。ここに、
通信経路指定コードTCは、送信元となる上位装置、そ
の上位装置から送出される制御コマンドが伝送される経
路を順次指定できるようになっている。図1の例では、
通信経路指定コードTCは、「01」〜「06」まで
を、ホストコンピュータを発信元とし、「07」〜「1
2」を通信制御装置に外付け接続された外部設定器、
「13」〜「18」を各監視制御系に設けた負荷制御コ
ントローラを発信元として、それぞれ通信経路を指定し
ている。
【0015】例えば、通信経路指定コードTCが「0
1」の場合には、ヘッダー部の後に付加される基本の制
御コマンドは、ホストコンピュータから通信制御装置に
送出されることでコマンドの実行は完了し、「02」の
場合には、基本の制御コマンドは、ホストコンピュータ
から通信制御装置に送出され、更にその結果がホストコ
ンピュータに返信されることを意味する。また、「0
5」の場合には、ホストコンピュータから発信された制
御コマンドが負荷制御コントローラに伝送され、その監
視制御系において制御が実行された後、その実行結果が
通信装置を介して発信元であるホストコンピュータに返
信されるところまで指定されている。
1」の場合には、ヘッダー部の後に付加される基本の制
御コマンドは、ホストコンピュータから通信制御装置に
送出されることでコマンドの実行は完了し、「02」の
場合には、基本の制御コマンドは、ホストコンピュータ
から通信制御装置に送出され、更にその結果がホストコ
ンピュータに返信されることを意味する。また、「0
5」の場合には、ホストコンピュータから発信された制
御コマンドが負荷制御コントローラに伝送され、その監
視制御系において制御が実行された後、その実行結果が
通信装置を介して発信元であるホストコンピュータに返
信されるところまで指定されている。
【0016】なお、以上のような通信経路指定コードT
Cには特別のアプリケーションコードを付加すること
で、停電時や火災時に実行される制御プログラムの起動
指令や、メンテナンス時に実行される制御プログラムの
指定も行うことが出来き、この場合通信経路指定コード
TCには「20」,「40」が加えられる。図3
(a),(b)には、図1に示したヘッダー部に更に基
本の制御コマンドCを加えたコマンドデータの例を示し
ている。
Cには特別のアプリケーションコードを付加すること
で、停電時や火災時に実行される制御プログラムの起動
指令や、メンテナンス時に実行される制御プログラムの
指定も行うことが出来き、この場合通信経路指定コード
TCには「20」,「40」が加えられる。図3
(a),(b)には、図1に示したヘッダー部に更に基
本の制御コマンドCを加えたコマンドデータの例を示し
ている。
【0017】通常の伝送ラインには、この例に示したよ
うなコマンドデータが伝送されるが、(a)は、$hd
99 05をヘッダー部とし、指定したアドレスの負
荷制御コントローラ「995816」にON制御を実行
させるためのコマンドデータ「1」を付加した例を示し
ており、通信経路指定コードTCは「05」に設定して
おり、図1に示したように、制御実行後にその返信信号
をホストコンピュータに返信することを指定している。
また、(b)は、$hd 99 05をヘッダー部と
し、停電処理プログラムを起動した「25」上で、指定
したアドレスの負荷制御コントローラ「995816」
に停電状態における制限を考慮したON制御を実行
「1」し、返信をホストコンピュータに返信することを
指定している。なお、コマンドデータのヘッダー部は、
先頭には識別ヘッダ$hdが付加され、次に負荷制御コ
ントローラ30のアドレスXXが付加され、監視制御系
を特定するが、この部分を「99」に設定されると後述
するグローバルコードとなって、すべての監視制御系の
負荷制御コントローラに対する一斉伝送となる。
うなコマンドデータが伝送されるが、(a)は、$hd
99 05をヘッダー部とし、指定したアドレスの負
荷制御コントローラ「995816」にON制御を実行
させるためのコマンドデータ「1」を付加した例を示し
ており、通信経路指定コードTCは「05」に設定して
おり、図1に示したように、制御実行後にその返信信号
をホストコンピュータに返信することを指定している。
また、(b)は、$hd 99 05をヘッダー部と
し、停電処理プログラムを起動した「25」上で、指定
したアドレスの負荷制御コントローラ「995816」
に停電状態における制限を考慮したON制御を実行
「1」し、返信をホストコンピュータに返信することを
指定している。なお、コマンドデータのヘッダー部は、
先頭には識別ヘッダ$hdが付加され、次に負荷制御コ
ントローラ30のアドレスXXが付加され、監視制御系
を特定するが、この部分を「99」に設定されると後述
するグローバルコードとなって、すべての監視制御系の
負荷制御コントローラに対する一斉伝送となる。
【0018】図4は、グローバルコードを備えたコマン
ドデータ構成を示しており、ヘッダー部にはグローバル
コードGCが付加され、CDが制御情報(基本のコマン
ド)として付加される。なおSCは選択コードであり、
負荷制御コントローラのアドレスを設定し、一斉送信の
対象となるシステム内の負荷制御コントローラを指定で
きるようになっている。このようなグローバルコードを
付した制御コマンドは、停電、火災などの緊急時やメン
テナンス時に多重伝送ラインに送出すれば、各監視制御
系の負荷制御コントローラでは一斉受信が可能となり、
初期の制御を迅速に実行できる。
ドデータ構成を示しており、ヘッダー部にはグローバル
コードGCが付加され、CDが制御情報(基本のコマン
ド)として付加される。なおSCは選択コードであり、
負荷制御コントローラのアドレスを設定し、一斉送信の
対象となるシステム内の負荷制御コントローラを指定で
きるようになっている。このようなグローバルコードを
付した制御コマンドは、停電、火災などの緊急時やメン
テナンス時に多重伝送ラインに送出すれば、各監視制御
系の負荷制御コントローラでは一斉受信が可能となり、
初期の制御を迅速に実行できる。
【0019】このように、本発明の制御コマンド方式に
よれば、以上のような構造にすることで、いかなる特殊
なアプリケーション処理、例えば、停電時処理、火災時
処理、警報連動処理、メンテナンス処理などが付随され
ても、既存の通信体系を変更することなく対応できる。
よれば、以上のような構造にすることで、いかなる特殊
なアプリケーション処理、例えば、停電時処理、火災時
処理、警報連動処理、メンテナンス処理などが付随され
ても、既存の通信体系を変更することなく対応できる。
【0020】
【発明の効果】以上の説明より理解されるように本発明
によれば、通信経路指定コードに予め規定したコードを
設定することによって、通信経路が異なる制御コマンド
であっても、同じ構造として処理できるので、制御コマ
ンドの種類を少なく出来き、また既存の通信体系を変更
することなく、通信システムを容易に構築できる。
によれば、通信経路指定コードに予め規定したコードを
設定することによって、通信経路が異なる制御コマンド
であっても、同じ構造として処理できるので、制御コマ
ンドの種類を少なく出来き、また既存の通信体系を変更
することなく、通信システムを容易に構築できる。
【0021】更に、基本の制御コマンドに以上のような
付加を行うことで、種々のアプリケーションにも対応で
き、既存の通信体系に対して、影響は少なく、メンテナ
ンスも良好に行える。
付加を行うことで、種々のアプリケーションにも対応で
き、既存の通信体系に対して、影響は少なく、メンテナ
ンスも良好に行える。
【図1】本発明の制御コマンドとして採用されるコマン
ドデータのヘッダー部の一例を示した図である。
ドデータのヘッダー部の一例を示した図である。
【図2】本発明の適用される多重伝送負荷制御システム
の基本構成を示したブロック図である。
の基本構成を示したブロック図である。
【図3】(a),(b)は本発明の制御コマンドとして
採用されるコマンドデータの一例を示した図である。
採用されるコマンドデータの一例を示した図である。
【図4】本発明において制御コマンドとして採用される
グローバルコードを有したコマンドデータの一例を示し
た図である。
グローバルコードを有したコマンドデータの一例を示し
た図である。
10 ホストコンピュータ 20 通信制御装置 21,31 外部設定器 30 負荷制御コントローラ 40,41 多重伝送ライン 50 端末器 TC 通信経路指定コード C 基本の制御コマンド
Claims (4)
- 【請求項1】負荷制御コントローラに多重伝送ラインを
介して、複数の負荷機器や操作スイッチなどを端末器と
して監視制御系を構成し、これらの監視制御系の負荷制
御コントローラの各々を、別の多重伝送ラインを介し
て、ホストコンピュータなどの上位制御装置に接続した
構成とした多重伝送負荷制御システムにおいて使用され
る制御コマンドの伝送方式であって、 送信元となる上位制御装置からシステム内の各装置に
は、制御コマンドの送信先や制御コマンドを実行した後
の返信先を指定した通信経路指定コードを基本の制御コ
マンドに付加して送出するようにした多重伝送負荷制御
システムにおける制御コマンドの伝送方式。 - 【請求項2】上記上位装置が、各監視制御系を構成する
負荷制御コントローラに多重伝送ラインを介して接続さ
れたホストコンピュータである請求項1に多重伝送負荷
制御システムにおける制御コマンドの伝送方式。 - 【請求項3】上記上位装置が、各監視制御系を構成する
負荷制御コントローラとホストコンピュータとに多重伝
送ラインを介して接続された通信制御装置に更に外付け
接続された外部設定器である請求項1に多重伝送負荷制
御システムにおける制御コマンドの伝送方式。 - 【請求項4】上記上位装置が、各監視制御系を構成する
負荷制御コントローラに外付け接続された外部設定器で
ある請求項1に多重伝送負荷制御システムにおける制御
コマンドの伝送方式。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14515094A JPH0819065A (ja) | 1994-06-27 | 1994-06-27 | 多重伝送負荷制御システムにおける制御コマンドの伝送方式 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14515094A JPH0819065A (ja) | 1994-06-27 | 1994-06-27 | 多重伝送負荷制御システムにおける制御コマンドの伝送方式 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0819065A true JPH0819065A (ja) | 1996-01-19 |
Family
ID=15378583
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14515094A Withdrawn JPH0819065A (ja) | 1994-06-27 | 1994-06-27 | 多重伝送負荷制御システムにおける制御コマンドの伝送方式 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0819065A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2000067451A1 (fr) * | 1999-04-28 | 2000-11-09 | The Furukawa Electric Co., Ltd. | Systeme de communications et son procede, et dispositif de communications |
-
1994
- 1994-06-27 JP JP14515094A patent/JPH0819065A/ja not_active Withdrawn
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2000067451A1 (fr) * | 1999-04-28 | 2000-11-09 | The Furukawa Electric Co., Ltd. | Systeme de communications et son procede, et dispositif de communications |
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