JPH08190492A - マルチプロセッサシステム - Google Patents
マルチプロセッサシステムInfo
- Publication number
- JPH08190492A JPH08190492A JP7019708A JP1970895A JPH08190492A JP H08190492 A JPH08190492 A JP H08190492A JP 7019708 A JP7019708 A JP 7019708A JP 1970895 A JP1970895 A JP 1970895A JP H08190492 A JPH08190492 A JP H08190492A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- module
- modules
- signal
- display unit
- shared memory
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Debugging And Monitoring (AREA)
- Multi Processors (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】非常事態割り込みが発生した場合、その履歴を
残し、システムの復旧作業を簡素化できるシステムを提
供する。 【構成】各モジュールは自モジュールで発生する非常事
態を示す割り込み信号は自モジュール内で処理するとと
もに他のモジュールにも入力する。各モジュールは、割
り込み信号が発生した際に、各モジュールは割り込み信
号の種類および発生モジュールを判別し、その情報を共
有メモリに書き込み記録に残す。書き込まれた情報は表
示器を備えたモジュールで表示する。
残し、システムの復旧作業を簡素化できるシステムを提
供する。 【構成】各モジュールは自モジュールで発生する非常事
態を示す割り込み信号は自モジュール内で処理するとと
もに他のモジュールにも入力する。各モジュールは、割
り込み信号が発生した際に、各モジュールは割り込み信
号の種類および発生モジュールを判別し、その情報を共
有メモリに書き込み記録に残す。書き込まれた情報は表
示器を備えたモジュールで表示する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、少なくとも1つのマイ
クロプロセッサを有する複数のモジュールからなるマル
チプロセッサシステムに関し、特に、非常事態割り込み
(ノンマスカブル割り込み、NMI)が発生した場合の
復旧作業を簡素化するものに関する。
クロプロセッサを有する複数のモジュールからなるマル
チプロセッサシステムに関し、特に、非常事態割り込み
(ノンマスカブル割り込み、NMI)が発生した場合の
復旧作業を簡素化するものに関する。
【0002】
【従来の技術】少なくとも1つのマイクロプロセッサを
有する複数のモジュールからなるマルチプロセッサシス
テムは、例えば、産業用ロボットの制御装置等で用いら
れている。この場合のモジュールとは、いわゆるCPU
基板である。このようなモジュールの内、メインモジュ
ールとなるものは英数字が表示できるLED素子を有す
ることが多い。さて、このような従来システムでは、シ
ステムが異常(ここでいう異常とは、ロボットの故障等
の動作系の異常ではなく、CPUシステムの異常をい
う)を起こした場合、非常事態割り込みが発生し、非常
事態に対する処理のみを行っていた。一方、特開平1−
319827号公報には、割り込み要因を符号化して記
録する技術が開示されているが、本願のような少なくと
も1つのマイクロプロセッサを有する複数のモジュール
からなるマルチプロセッサシステムに適用されるもので
はない。
有する複数のモジュールからなるマルチプロセッサシス
テムは、例えば、産業用ロボットの制御装置等で用いら
れている。この場合のモジュールとは、いわゆるCPU
基板である。このようなモジュールの内、メインモジュ
ールとなるものは英数字が表示できるLED素子を有す
ることが多い。さて、このような従来システムでは、シ
ステムが異常(ここでいう異常とは、ロボットの故障等
の動作系の異常ではなく、CPUシステムの異常をい
う)を起こした場合、非常事態割り込みが発生し、非常
事態に対する処理のみを行っていた。一方、特開平1−
319827号公報には、割り込み要因を符号化して記
録する技術が開示されているが、本願のような少なくと
も1つのマイクロプロセッサを有する複数のモジュール
からなるマルチプロセッサシステムに適用されるもので
はない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来技術で
は、非常事態割り込み発生の原因を調査する為の情報が
残されず、システムの復旧のための調査に時間と労力を
要するという問題があった。そこで、本発明は、非常事
態割り込みが発生した場合、その履歴を残し、システム
の復旧作業を簡素化できるシステムを提供することを目
的とする。
は、非常事態割り込み発生の原因を調査する為の情報が
残されず、システムの復旧のための調査に時間と労力を
要するという問題があった。そこで、本発明は、非常事
態割り込みが発生した場合、その履歴を残し、システム
の復旧作業を簡素化できるシステムを提供することを目
的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記問題を解決するた
め、本発明は、少なくとも1つのマイクロプロセッサを
有する複数のモジュールと、前記各モジュールから共通
に読み書き可能な共有メモリとを備え、前記モジュール
の中の一つはそのモジュール上に文字または記号を表示
できる表示器を備えたものであるマルチプロセッサシス
テムにおいて、前記各モジュールは自モジュールで発生
する非常事態を示す割り込み信号は自モジュール内で処
理されると同時に他のモジュールにも入力するものと
し、前記割り込み信号が発生した際に、前記各モジュー
ルは割り込み信号の種類および発生モジュールを判別
し、その情報を前記共有メモリに書き込み、記録に残す
とともに、前記書き込まれた情報は前記文字または記号
を表示できる表示器を備えたモジュールで表示すること
を特徴とするものである。
め、本発明は、少なくとも1つのマイクロプロセッサを
有する複数のモジュールと、前記各モジュールから共通
に読み書き可能な共有メモリとを備え、前記モジュール
の中の一つはそのモジュール上に文字または記号を表示
できる表示器を備えたものであるマルチプロセッサシス
テムにおいて、前記各モジュールは自モジュールで発生
する非常事態を示す割り込み信号は自モジュール内で処
理されると同時に他のモジュールにも入力するものと
し、前記割り込み信号が発生した際に、前記各モジュー
ルは割り込み信号の種類および発生モジュールを判別
し、その情報を前記共有メモリに書き込み、記録に残す
とともに、前記書き込まれた情報は前記文字または記号
を表示できる表示器を備えたモジュールで表示すること
を特徴とするものである。
【0005】
【作用】上記手段により、表示器に表示された情報をも
とにして、システム復旧のための調査を行えるので、シ
ステム復旧作業を簡素化することができる。
とにして、システム復旧のための調査を行えるので、シ
ステム復旧作業を簡素化することができる。
【0006】
【実施例】以下、本発明の実施例を図に基づいて説明す
る。図1は、少なくとも1つのマイクロプロセッサを有
するモジュールが複数存在し、非常事態を示す割り込み
信号がモジュール相互に入力され、各モジュールで割り
込み信号の種類を判別でき、各モジュールから共通に読
み書き可能なメモリを有する装置例を示す。図におい
て、1,2が表示部を有しないモジュール、3が文字ま
たは記号を表示できる表示器を備えたモジュール、4が
共有メモリである。モジュール1,2,3はそれぞれ少
なくとも一つのマイクロプロセッサを有している。
る。図1は、少なくとも1つのマイクロプロセッサを有
するモジュールが複数存在し、非常事態を示す割り込み
信号がモジュール相互に入力され、各モジュールで割り
込み信号の種類を判別でき、各モジュールから共通に読
み書き可能なメモリを有する装置例を示す。図におい
て、1,2が表示部を有しないモジュール、3が文字ま
たは記号を表示できる表示器を備えたモジュール、4が
共有メモリである。モジュール1,2,3はそれぞれ少
なくとも一つのマイクロプロセッサを有している。
【0007】図2は、図1で示す装置例において、非常
事態の割り込み信号が発生した際に実行される処理のフ
ローチャートである。さて、モジュール1でウォッチド
ッグタイマエラーにより非常事態割り込み信号が発生し
たものとする。なお、このような非常事態割り込み信号
が発生する要因としては、前記ウォッチドッグタイマエ
ラー(プログラム暴走時に発生)の他、アクセスエラー
(RAM、ROM等の無い場所へのアクセス時に発
生)、Aバスエラー(バスゲートアレイでのエラー)の
3つがある。
事態の割り込み信号が発生した際に実行される処理のフ
ローチャートである。さて、モジュール1でウォッチド
ッグタイマエラーにより非常事態割り込み信号が発生し
たものとする。なお、このような非常事態割り込み信号
が発生する要因としては、前記ウォッチドッグタイマエ
ラー(プログラム暴走時に発生)の他、アクセスエラー
(RAM、ROM等の無い場所へのアクセス時に発
生)、Aバスエラー(バスゲートアレイでのエラー)の
3つがある。
【0008】本装置では、いずれかのモジュールで非常
事態割り込み信号が発生した場合、その非常事態割り込
み信号は他のモジュールにも通知されるようになってい
る。したがって、非常事態割り込み信号が各モジュール
に入力されると、各モジュールのマイクロプロセッサに
よって、図2の処理が行われる。処理としては、まず、
割り込み信号の種類の判別を行う(ステップ1)。ここ
でいう種類とは、前記3つのエラー(自モジュール内
の)と、他のモジュールで起きたエラーの4種類であ
る。
事態割り込み信号が発生した場合、その非常事態割り込
み信号は他のモジュールにも通知されるようになってい
る。したがって、非常事態割り込み信号が各モジュール
に入力されると、各モジュールのマイクロプロセッサに
よって、図2の処理が行われる。処理としては、まず、
割り込み信号の種類の判別を行う(ステップ1)。ここ
でいう種類とは、前記3つのエラー(自モジュール内
の)と、他のモジュールで起きたエラーの4種類であ
る。
【0009】次に、その情報を各モジュールから共通に
読み書き可能な共有メモリ4の予め定められたメモリア
ドレスに書き込む(ステップ2)。一例として、各モジ
ュール毎にメモリアドレスを決めておけば、後でどのモ
ジュールが発したものであるかがわかるようにしてもよ
いし、上記エラーの種類とともにモジュールの番号も併
せて書き込むようにしてもよい。
読み書き可能な共有メモリ4の予め定められたメモリア
ドレスに書き込む(ステップ2)。一例として、各モジ
ュール毎にメモリアドレスを決めておけば、後でどのモ
ジュールが発したものであるかがわかるようにしてもよ
いし、上記エラーの種類とともにモジュールの番号も併
せて書き込むようにしてもよい。
【0010】次に、表示部を備えたモジュール3におい
てその情報を解析する(ステップ3)。すなわち、表示
部を備えたモジュール3は、各モジュールが書き込んだ
データを、予め決められた順番で所定のテーブルと照合
していき、要因および割り込み信号を出力したモジュー
ルを特定する。
てその情報を解析する(ステップ3)。すなわち、表示
部を備えたモジュール3は、各モジュールが書き込んだ
データを、予め決められた順番で所定のテーブルと照合
していき、要因および割り込み信号を出力したモジュー
ルを特定する。
【0011】次に、その解析結果を、要因および割り込
み信号を出力したモジュールが分かるように、表示器を
備えたモジュール3で表示する(ステップ4)。具体的
には英数字からなる符号として表示するが、その英数字
から、要因および割り込み信号を出力したモジュールが
分かるように予め取扱説明書等に明記しておけばよい。
み信号を出力したモジュールが分かるように、表示器を
備えたモジュール3で表示する(ステップ4)。具体的
には英数字からなる符号として表示するが、その英数字
から、要因および割り込み信号を出力したモジュールが
分かるように予め取扱説明書等に明記しておけばよい。
【0012】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、オ
ペレータは、表示器に表示されたデータから、非常事態
割り込みが発生したモジュール、およびその原因を特定
してシステムの復旧(配線回りの確認、モジュールの交
換等)を行えるので、システム復旧作業を簡素化するこ
とができる。しかも、その表示器はCRT等の大型のも
のである必要はなく、モジュール上に備えられた簡素な
ものでよいので、装置の大型化を招くことはない。
ペレータは、表示器に表示されたデータから、非常事態
割り込みが発生したモジュール、およびその原因を特定
してシステムの復旧(配線回りの確認、モジュールの交
換等)を行えるので、システム復旧作業を簡素化するこ
とができる。しかも、その表示器はCRT等の大型のも
のである必要はなく、モジュール上に備えられた簡素な
ものでよいので、装置の大型化を招くことはない。
【図1】本発明を実施するための装置例を示す図
【図2】本発明のフローチャート
1,2 表示部を有しないモジュール 3 表示部を備えたモジュール 4 共有メモリ
Claims (1)
- 【請求項1】少なくとも1つのマイクロプロセッサを有
する複数のモジュールと、前記各モジュールから共通に
読み書き可能な共有メモリとを備え、前記モジュールの
中の一つはそのモジュール上に文字または記号を表示で
きる表示器を備えたものであるマルチプロセッサシステ
ムにおいて、 前記各モジュールは自モジュールで発生する非常事態を
示す割り込み信号は自モジュール内で処理されると同時
に他のモジュールにも入力するものとし、 前記割り込み信号が発生した際に、前記各モジュールは
割り込み信号の種類および発生モジュールを判別し、そ
の情報を前記共有メモリに書き込み、記録に残すととも
に、 前記書き込まれた情報は前記文字または記号を表示でき
る表示器を備えた前記モジュールで表示することを特徴
とするマルチプロセッサシステム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7019708A JPH08190492A (ja) | 1995-01-11 | 1995-01-11 | マルチプロセッサシステム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7019708A JPH08190492A (ja) | 1995-01-11 | 1995-01-11 | マルチプロセッサシステム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08190492A true JPH08190492A (ja) | 1996-07-23 |
Family
ID=12006795
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7019708A Pending JPH08190492A (ja) | 1995-01-11 | 1995-01-11 | マルチプロセッサシステム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08190492A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7502956B2 (en) | 2004-07-22 | 2009-03-10 | Fujitsu Limited | Information processing apparatus and error detecting method |
-
1995
- 1995-01-11 JP JP7019708A patent/JPH08190492A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7502956B2 (en) | 2004-07-22 | 2009-03-10 | Fujitsu Limited | Information processing apparatus and error detecting method |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US6279104B1 (en) | Debugging system for parallel processed program and debugging method thereof | |
JPH08190492A (ja) | マルチプロセッサシステム | |
JP3025504B2 (ja) | 情報処理装置 | |
JP2849189B2 (ja) | 例外処理システム | |
JPH09120312A (ja) | エラー表示装置 | |
WO2022085218A1 (ja) | 情報処理システムおよびデータベースの構築方法 | |
JPH02214413A (ja) | ディジタル形保護継電装置の監視方式 | |
JPH06324890A (ja) | メモリアクセス方法 | |
JP2510663B2 (ja) | エラ―制御方式 | |
JPS59140519A (ja) | ロボツトの制御装置 | |
JPH08110877A (ja) | Rom内容のコピー方式 | |
JPS62175834A (ja) | 中央処理装置の暴走検出回路 | |
JPS6111802Y2 (ja) | ||
JPS6042496B2 (ja) | パリテイエラ−処理方式 | |
JPS6398751A (ja) | メモリ診断方式 | |
JPH0253169A (ja) | マルチマイクロプロセッサシステムの故障検知装置 | |
JPH0329857A (ja) | 自動分析ネットワークシステム | |
JPH05173846A (ja) | 障害解析情報トレース方法 | |
JPH0346920B2 (ja) | ||
JPH0293898A (ja) | 監視装置 | |
JPH04252344A (ja) | コンピュータシステム | |
JPS5922147A (ja) | 再試行処理のチエツク方式 | |
JPS58125154A (ja) | 状態履歴記憶方式 | |
JPH0359740A (ja) | メモリ障害検出方式 | |
JPH01195548A (ja) | プログラム実行状態の記録方式 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040624 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20040819 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20050225 |