JPH08190082A - アクティブマトリックス液晶表示装置 - Google Patents

アクティブマトリックス液晶表示装置

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JPH08190082A
JPH08190082A JP199995A JP199995A JPH08190082A JP H08190082 A JPH08190082 A JP H08190082A JP 199995 A JP199995 A JP 199995A JP 199995 A JP199995 A JP 199995A JP H08190082 A JPH08190082 A JP H08190082A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 コモン(共通電極)反転駆動と、ライン補間
駆動を同時に行うときの最適な駆動方法を提供する。 【構成】 マトリックス状に配置された複数の画素電極
(10)と、前記画素電極に接続されたスイッチング素子
と、前記スイッチング素子を介して前記画素電極に映像
信号を送る複数のデータ配線とを具備する第1の基板
と、前記第1の基板に対向し、液晶材料を介して配置さ
れ、透明電極を具備する第2の基板とを有し、1水平走
査期間の映像信号を複数行の行画素に書き込むアクティ
ブマトリックス液晶表示装置において、前記データ配線
のそれぞれには、第1の画像入力手段(40-A,30-A,100-
A)と第2の画像入力手段(40-B,30-B,100-B)が接続さ
れ、前記共通電極の電位と前記映像信号を同時に反転さ
せる反転手段(300-A,300-B,300-C)を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、画素トランジスタなど
のスイッチング素子を用いたアクティブマトリックス液
晶表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】液晶表示装置内の液晶材料に定電圧(DC)
を長くかけておくと液晶材料の分子が破壊されて、思う
ように液晶材料が動かなくなっていた。この現象を液晶
材料の焼き付きといっている。この焼き付きを防止する
ために、現在の液晶表示装置では、液晶材料に短い時間
の間で電圧の正負の向きを入れ替える交流電圧(AC)駆動
をするのが普通である。
【0003】しかし、この交流電圧駆動は、定電圧駆動
に比べて大きな電圧幅を必要とするので、高耐電圧の各
素子からなる液晶表示装置の駆動回路を接続しなければ
ならない。そのため、高電圧の電源を必要とし、消費電
力を大きくしていた。この交流電圧駆動を小さい電圧幅
で行うために、3端子型のアクティブマトリックス液晶
表示装置においては、アクティブ素子を取りつけた基板
に対向する対向基板にある共通電極にかける電圧を一定
の周期で変える方法がある。
【0004】この方法を図9を使って説明する。図9は、
共通電極にかける電圧を一定の周期で変える3端子型の
アクティブマトリックス液晶表示装置の一例である。図
9(a)は、この液晶表示装置全体を示す。図9(a)で、10は
表示画素部、20は表示画素部の垂直走査回路、30は入力
画像信号のサンプリング回路、40はサンプリングパルス
を与える水平走査回路、50は信号処理回路、60は制御回
路、12-Aは対向共通電極につながる配線である。また、
13は行選択信号の入る画素トランジスタのゲート線、g
1,g2,...はそのゲート線の番号、14は画素トランジスタ
のデータ線、d1,d2,...,dnはそのデータ線の番号を表
す。
【0005】図9(b)は、表示画素部10の単位画素を表
す。図9(b)で、11はスイッチングトランジスタ、12-Bは
液晶材料による容量、12-Cは付加容量を表す。
【0006】図10はカラ−アクティブマトリックス液晶
表示装置の場合の、図9で表した表示画素部10とサンプ
リングスイッチ30を詳しく表した図である。図10は、各
画素の配置は表示画素部10が余り多くの画素を持たない
場合に使うデルタ状配置である。デ−タ線(d1,d2,...)
には、同一色の画素を接続する。サンプリングスイッチ
30はスイッチングトランジスタ(sw1,sw2,...)から構成
し、スイッチングトランジスタのゲ−トを、水平走査回
路40から配線(h1,h2,...)と接続する。水平走査回路40
からのパルスでスイッチングトランジスタ(sw1,sw
2,...)をオンしてサンプリングのタイミングとし、入
力信号線16の各色信号を、デ−タ線(d1,d2,...)を経て
選択した行画素(1行に含まれる全画素)の各画素へ書
き込む。各行画素の選択は、垂直走査回路20からの垂直
パルス(φg1,φg2,...)で行う。
【0007】図11は、コモン反転駆動(A)と通常の信号
反転駆動(B)の映像信号(S)とコモン電極の電位(VLC CO
M)の信号波形を横軸を時間にして表した図である。Hsyn
cは垂直走査回路20に送られる同期信号である。この図
をみると、通常の信号反転駆動(B)の映像信号(S)の黒表
示の電位をV1とすると、映像信号(S)は、コモン電極の
電位(VLC COM)を挟んで、2×V1(V)の電圧幅の間で動
く。このため、表示装置の消費電力が大きいことが欠点
である。
【0008】一方、コモン反転駆動(A)では、コモン電
極の電位(VLC COM)と映像信号(S)を1水平走査時間ごと
に反転させる(特開昭55-83090や特開昭62-49399に開
示)。この駆動は、コモン電極の電位(VLC COM)と映像
信号(S)の電圧幅が約V1と小さくなる。このため、(A)は
(B)に比べて、回路構成が少々複雑になるものの、消費
電力は小さくなる。このコモン反転駆動(A)を実現する
ために、図9の構成では、表示装置の共通電極12-Aのみ
を変化させている。
【0009】1行に含まれる全画素である行画素の選択
方法には、1水平走査信号(1H信号)を1行の行画素
に書き込む1行選択法や、2行の行画素に書き込む2行
選択法などある。1行選択法を使えば、インタレース駆
動やフィールド重ね駆動を行うことができる。インタレ
ース駆動は、各画素への信号書き込み周期が30Hzでなの
で、15Hzのフリッカが発生する。フィールド重ね駆動
は、縦方向の画素数が1フィールド分しかない表示パネ
ルに、奇数フィールド信号と偶数フィールド信号を、同
一画素に書き込む駆動であるため、縦方向の解像度があ
まりよくない。2行駆動法では、奇数フィールドと偶数
フィールドでは、選択行画素の組み合わせを変えないと
垂直解像度が劣化する。このため、フィールド行ずらし
駆動という、奇数フィールドと偶数フィールドで選択行
画素を変える駆動がある。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】従来の技術で説明した
ようなコモン反転駆動では、以下のような問題点があ
る。1行駆動法で、インタレース駆動をするとラインフ
リッカが発生する。2行駆動法で、フィールド行ずらし
駆動を行うと15Hzのラインフリッカが発生し画質を著し
く劣化させる。図14は、フィールド行ずらし駆動で15Hz
のラインフリッカが発生する問題を説明する図である。
第1フィールドでは、g2行とg3行に正極性の1H信号が書
き込まれ、g4行とg5行に負極性の2H信号が書き込まれ
る。つぎに、第2フィールドでは、g1行とg2行に正極性
の1H信号が、g3行とg4行には負極性の2H信号が書き込ま
れる。以下第3フィールドと第4フィールドでは、第1
フィールドと第2フィールドとは逆極性で書き込まれ
る。その結果、同一画素で見ると、2フィールドごとに
信号極性が反転するので、15Hzのフリッカが発生する。
このようなラインフリッカは、反転信号のDCオフセット
誤差が大きくなると検知されるもので、表示画面の拡大
倍率をあげるとより目立つようになる。
【0011】このような15Hzのラインフリッカを防ぐた
めに、特開昭63-26084に開示されているような倍速線順
次駆動法などがある。この倍速線順次駆動法では、1フ
レームを書き込む時間が半分になるのでラインフリッカ
の周波数は30Hzになる。しかし、フレームメモリや高帯
域の信号処理ICが必要となり、作製コストも消費電力も
非常に高価になってしまう。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明者は以上の課題を
解決するために鋭意努力した結果以下の発明を得た。す
なわち、本発明のアクティブマトリックス液晶表示装置
は、マトリックス状に配置された複数の画素電極と、前
記画素電極に接続されたスイッチング素子と、前記スイ
ッチング素子を介して前記画素電極に映像信号を送る複
数のデータ配線とを具備する第1の基板と、前記第1の
基板に対向し、液晶材料を介して配置され、共通電極を
具備する第2の基板と、前記画素電極に送られた映像信
号を記憶し、一方の電極が前記スイッチング素子に接続
される画素容量と、を有し、1水平走査期間の映像信号
を複数行の行画素に書き込むアクティブマトリックス液
晶表示装置において、前記データ配線には、第1の画像
入力手段と第2の画像入力手段が接続され、前記共通電
極と前記画素容量の前記スイッチング素子が接続されな
い方の電極とが接続され、前記共通電極の電位と前記映
像信号を同時に反転させる反転手段を有することを特徴
とする。
【0013】本発明を実施例1を表す図1、図2を用い
て説明する。図1は本発明の液晶表示装置の駆動部をブ
ロック別に表した図である。図1では、従来の技術で説
明した図9と同じ機能のブロックは、同じ記号を使って
表す。図1では、1H周期に1本のデータ線に対し2つ
の画像入力ができるので、2つの画像入力手段を持って
いる。このうち第1の画像入力手段として、サンプリン
グスイッチ1(30-A)、水平走査回路1(40-A)、ラインメ
モリ1(100-A)がある。また、第2の画像入力手段とし
て、第1の画像入力手段と同様に、サンプリングスイッ
チ2(30-B)、水平走査回路2(40-B)、ラインメモリ2(1
00-B)、反転回路2(300-B)がある。
【0014】また、反転手段としては、第1の画像入力
手段の映像信号の反転のための反転回路1(300-A)、第
2の画像入力手段の映像信号の反転のための反転回路2
(300-B)、共通電極の電位の反転のための、反転回路3
(300-C)がある。
【0015】図2は、画素部10と反転回路3(300-C)
と、第1の画像入力手段となるラインメモリ1(100-A)
とサンプリングスイッチ1(30-A)を詳しく説明する図で
ある。図示していないが画素部10の上部には第2の画像
入力手段がある。第1の画像入力手段では、水平走査回
路1(40-A)から送られてくるパルスにより、サンプリン
グスイッチ1(30-A)内の個々のスイッチ(sw1,sw2,...)
がオンし、それぞれの画素に対応した信号がサンプリン
グメモリ18に蓄えられる。そして、画素にサンプリング
した信号を転送するための転送トランジスタ19がそのゲ
ート線を通して送られてくる信号φTにより、画素にデ
ータ配線を通して画像信号を書き込む。リセットトラン
ジスタ18は、φCのタイミングでいったん画像信号が書
き込まれたデータ配線を、新たな画像信号を書き込むた
めに基準電位に戻すためのトランジスタである。第2の
画像入力手段にも、第1の画像入力手段と同様の装置が
ついているが、同じデータ配線を使って違うの画像信号
を入力するので画素に画像信号を入力するタイミングφ
Tは、第1の画像入力手段と第2の画像入力手段では違
うタイミングである。
【0016】図1、図2では第1の画像入力手段と第2
の画像入力手段は画素部10の上下についているが、本発
明の構成はこれに限られるものではない。つまり、本発
明では、同じデータ配線を第1の画像入力手段と第2の
画像入力手段が共用していればよい。たとえば第1の画
像入力手段と第2の画像入力手段が共に画素部10の下部
にあってもよいし、上部にあってもよい。
【0017】また、第1の画像入力手段と第2の画像入
力手段が共にラインメモリを持つ必要はない。第1の画
像入力手段か第2の画像入力手段のどちらかがラインメ
モリを持っていればよい。
【0018】反転手段となる反転回路1(300-A)、反転
回路2(300-A)、反転回路3(300-A)は、それぞれ、第1
の画像入力手段への画像信号、第2の画像入力手段への
画像信号、対向基板の透明電極への信号をそれぞれ同時
に反転させる回路である。図1の反転回路の設置場所は
一つの例であり、以上の目的を達する場所に設置するの
ならどこに反転回路を設置してもよい。
【0019】
【作用】本発明のアクティブマトリックス液晶表示装置
は、第1の画像入力手段と第2の画像入力手段とが、同
じデータ配線を使ってそれぞれの行画素に対応した画像
信号入力をするので送られてくる画像信号に忠実な画像
表示ができる。
【0020】
【実施例】
(実施例1)実施例1では、第1の画像入力手段と第2
の画像入力手段で互いに極性の異なる画像信号入力す
る。そして、第1の画像入力手段と第2の画像入力手段
が共にラインメモリを持ち、両手段共が、一端画像信号
をラインメモリに蓄積した後で、対向する行画素へ書き
込みを行う。
【0021】図1と図2は、実施例1の液晶表示装置の
模式図である。図3は、実施例1のそれぞれの配線が持
つ電圧パルスが横軸を時間にとったときにどのように変
化するかを表すタイミング図である。図3において、パ
ルスの"H"期間では、対応する各トランジスタは導通状
態になっている。また、1水平走査期間は、ブランキン
グ(BLK)期間T1と、有効走査期間(T2)からなる。T2期間
では、信号S(S1,S2)をサンプリングスイッチを経て、ラ
インメモリに画像信号を蓄積させる。そしてT1期間にラ
インメモリから蓄積した画像信号を各画素に書き込む。
信号S1とS2は、図示のSのところのような電圧V3とV4
間での信号レベルとなり、ともに信号極性は反対であ
る。
【0022】画像信号は、T2期間に水平シフトレジスタ
からのサンプリングパルスφH1n,φH2nでサンプリング
されラインメモリに蓄積される。このとき、φH1nとφH
2nは、対応する行間のずれ配置に対応して位相が180゜
異なっている。このため水平解像度が向上する。つぎに
T1(BKL)期間であるTC1の期間になると、共通電極電位V
LCはV3の状態で、ゲートパルスφg3により、行画素g3は
on状態であるから、リセットパルスφCにより、行画素g
3とデータ配線の残留信号がリセットされる。リセット
トランジスタがoffとなり、転送トランジスタ19が、転
送パルスφTによりonすると(TT期間)、ラインメモリ1
の信号が行画素に書き込まれる。つぎに、共通電極電位
は、V4に切り替えられ、同様な動作により、行画素g4に
ラインメモリ2の信号が書き込まれる。
【0023】図7は、インタレース回路200を詳述する図
である。実施例1のように、フィールドごとに行画素の
組み合わせを変えるフィールド行ずらし駆動では、イン
タレース回路のφGO、φG、φGEパルスの組み合わせを
変えればよい。
【0024】本実施例では、第1の画像入力手段と第2
の画像入力手段はともに、ラインメモリを有するが、ラ
インメモリは、通常、容量から形成するので、このライ
ンメモリからデータ配線を経て容量を持つ画素に転送す
ると、データ配線による容量分割があり、信号振幅が低
下する。このため、この信号振幅低下の補償のために、
バッファアンプや反転アンプを設けてもよい。
【0025】また、本実施例では、液晶12-Bの共通電極
と付加容量12-Cの共通電極を接続する。このよう接続す
ることで、共通電極の反転を行っても、画像信号がオフ
セットをもって極性が偏ることはない。よって液晶の焼
き付きも防止できる。
【0026】以上の動作により、信号S1は共通電極電位
に対して負極性書き込まれ、信号S2は共通電極電位に対
し正極性で書き込まれる。図8(a)は、実施例1で行画素
に書き込まれた信号の極性を示す模式図である。図示の
ように、1フィールドごとに各行画素の信号極性は反対
になるので、フリッカの周波数は30Hzとなり、人間の目
には、ちらつきとして現れない。
【0027】(実施例2)実施例2は、第2の画像入力
手段では、サンプリングスイッチからラインメモリを使
わずに、直接行画素に書き込み、第1の画像入力手段で
は、ラインメモリで一端画像信号を蓄積してから転送ト
ランジスタ18のオンとともに行画素に画像信号を入力す
る例である。他の構成は、実施例1と同様である。
【0028】図4は、実施例2の液晶表示装置の模式図
である。図1との違いは、第2の画像入力手段がライン
メモリをもっておらず、第1の画像入力手段がバッファ
400をもっていることである。このとき、ラインメモリ
による第1の画像入力手段による書き込みは、データ配
線とメモリとなる蓄積容量の容量分割で、ラインメモリ
を持たない第2の画像入力手段に比べて信号レベルの低
下がある。よって、それを補償するために、メモリの後
段にバッファ400を設けているのである。
【0029】図5は、実施例2のそれぞれの配線が持つ
電圧パルスが、時間を横軸をとったときにどのように変
化するかを表すタイミング図である。図5では、実施例
1で示した図3と違うところだけを表示していする。T2
期間に第2の画像入力手段から、サンプリングスイッチ
2(30-B)のオンにより行画素g1への画像信号S2の書き込
みを行い、第1の画像入力手段でラインメモリへの画像
信号S1の蓄積を行う。つぎにT1期間に、共通電極電位V
LCをV3からV4に変えた後、リセットパルスで、行画素g2
とデータ配線をリセットし、ラインメモリ100-Aから信
号S1を行画素g2に書き込む。以下は同様の画像信号の書
き込みを行い画像表示を行う。
【0030】実施例2のフリッカの周期は、実施例1と
同様に図8(a)に示したような周期となる。つまり、1フ
ィールドごとに各行画素の信号極性は反対になるので、
フリッカの周波数は30Hzとなり、人間の目には、ちらつ
きとして現れない。また、実施例2は、実施例1に比べ
て、書き込み、転送、リセット時間を長くすることがで
きる。
【0031】(実施例3)実施例3は、隣り合う2行の
行画素に同じ極性の画像信号を入力して、2行ごとに極
性を変える例である。この場合、第1の画像入力手段と
第2の画像入力手段で同極性の信号を入力し、1水平走
査ごとにコモン反転を行う。他の構成は実施例1と同様
である。図10は、実施例3の画像入力信号と共通電極電
位が、時間を横軸をとったときにどのように変化するか
を表すタイミング図である。第1の画像入力手段による
画像信号S1と第2の画像入力手段による画像信号S2とを
同一極性に設定するので、共通電極電位はT1期間に切り
替える。
【0032】図8(b)は、実施例3の各行画素の極性を表
したものである。図8(b)に示されるように、どの行画素
をみても1フィールドごとに極性が反転してしているの
で、実施例3でも、フリッカの周波数は30Hzとなり、人
間の目にはちらつきとして現れない。
【0033】
【発明の効果】本発明のアクティブマトリックス液晶表
示装置によれば、フレームメモリを使用しない簡単な回
路の付加のみで対向電極(コモン)反転駆動を行えるの
で、組立コストと消費電力が小さい。また、2行の行画
素の一列に対応する映像信号を、1本のデータ線で転送
するので、画素の開口率が大きい。そのため、明るい液
晶表示装置を提供できる。さらに、1水平走査時間に2
行の画素の並びに対応した映像信号を送るので、送られ
てくる映像信号に忠実できれいな表示ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1の液晶表示装置の模式図
【図2】本発明の画素部、第1の画像入力手段、反転手
段の具体例を表す図
【図3】実施例1のパルスタイミングを表す図
【図4】本発明の実施例2の液晶表示装置の模式図
【図5】実施例2のパルスタイミングを表す図
【図6】実施例3のパルスタイミングを表す図
【図7】インタレース回路を表す図
【図8】本発明の各行画素のフィールドごとの信号極性
を表す図
【図9】従来の液晶表示装置を表す図
【図10】カラー液晶表示装置の画素とサンプリングス
イッチを詳しく表す図
【図11】従来の共通電極反転(A)と共通電極一定(B)駆
動のパルスタイミングを表す図
【図12】従来の各行画素のフィールドごとの信号極性
を表す図
【符号の説明】
10 画素部 11 画素トランジスタ 12-A 共通電極配線 12-B 液晶による容量 12-C 付加容量 12-E 付加容量への配線 13 ゲート配線 14 データ配線 16 各色の画像信号配線 17 リセットトランジスタ 18 データ蓄積容量 19 転送トランジスタ 20 垂直走査回路 30,30-A,30-B サンプリングスイッチ 40,40-A,40-A 水平走査回路 50 信号処理回路 60 制御回路 100,100-A,100-B ラインメモリ 200 インタレース回路 300-A,300-B,300-C 反転回路 400 バッファ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マトリックス状に配置された複数の画素
    電極と、前記画素電極に接続されたスイッチング素子
    と、前記スイッチング素子を介して前記画素電極に映像
    信号を送る複数のデータ配線とを具備する第1の基板
    と、 前記第1の基板に対向し、液晶材料を介して配置され、
    透明電極を具備する第2の基板とを有し、 1水平走査期間の映像信号を複数行の行画素に書き込む
    アクティブマトリックス液晶表示装置において、 前記データ配線には、第1の画像入力手段と第2の画像
    入力手段が接続され、 前記共通電極の電位と前記映像信号を同時に反転させる
    反転手段を有することを特徴とするアクティブマトリッ
    クス液晶表示装置。
  2. 【請求項2】 前記第1の画像入力手段と前記第2の画
    像入力手段は、映像信号を記憶するためのメモリを有す
    る請求項1に記載のアクティブマトリックス液晶表示装
    置。
  3. 【請求項3】 前記第1の画像入力手段のみが、映像信
    号を記憶するためのメモリを有する請求項1に記載のア
    クティブマトリックス液晶表示装置。
  4. 【請求項4】 前記第1の画像入力手段が、ラインバッ
    ファを有する請求項3に記載のアクティブマトリックス
    液晶表示装置。
  5. 【請求項5】 前記反転手段は、1水平走査ごとに前記
    共通電極の電位と前記映像信号を同時に反転させる請求
    項1乃至4のいずれか1項に記載のアクティブマトリッ
    クス液晶表示装置。
  6. 【請求項6】 前記第1の画像入力手段と前記第2の画
    像入力手段は、それぞれとなりあう行画素に画像信号を
    入力し、前記行画素の信号極性は互いに反対である請求
    項1乃至5のいずれか1項に記載のアクティブマトリッ
    クス液晶表示装置。
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