JPH08189695A - 浴槽内断面積の求積方法および自動風呂装置の湯張り制御方法 - Google Patents

浴槽内断面積の求積方法および自動風呂装置の湯張り制御方法

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JPH08189695A
JPH08189695A JP6338336A JP33833694A JPH08189695A JP H08189695 A JPH08189695 A JP H08189695A JP 6338336 A JP6338336 A JP 6338336A JP 33833694 A JP33833694 A JP 33833694A JP H08189695 A JPH08189695 A JP H08189695A
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佳和 濱谷
Yoji Hatake
洋二 畠
Masanori Kuboya
賢謙 久保谷
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 湯量q1を落し込む前後の水位をh1,h2
すると、その間の平均断面積S1=q1/(h2−h1)が
求まり、設定水位hSまで湯を落し込むのに必要な湯量
は、q2=(hS−h2)・S1となる。湯量q2を落し込
んだ後の水位をh3とするとき、その水位差(h3
2)と所定値aとの大小を判断し、(h3−h2)>a
の場合には、 S2A=q2/(h3−h2) を水面近傍の断面積とする。また、(h3−h2)≦aの
場合には、 S2C=k×(q1+q2)/(h3−h1) を水面近傍の断面積とする。但し、例えばk=1.1と
する。 【効果】 水位差h3−h2が小さい場合や水位h3が振
動している場合でも、水面(水位h3)近傍の浴槽内断
面積をより精度よく求める。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は浴槽内の断面積を自動的
に求積する方法に関する。また、本発明は当該浴槽内断
面積の求積方法を用いて浴槽内の設定水位まで自動的に
お湯張りを行なうための方法に関する。
【0002】
【従来の技術】旧来の自動風呂装置にあっては、10リ
ットル程度の少量の湯の落し込みと循環判定を何度も繰
り返してバスアダプターレベルを検出した後、バスアダ
プターレベルから一定高さに設定された設定水位を越え
るまで、少量の湯を浴槽に落とし込んでは設定水位より
も上まで水位が上昇したか否か検出する操作を繰り返し
ていた。
【0003】このため旧来の自動風呂装置では、設定水
位まで湯を溜めるためのシーケンスが複雑になり、設定
水位まで給湯するためには少量の湯の落し込みを何度も
繰り返さねばならず、給湯時間が長くかかっていた。
【0004】そこで、浴槽内断面積を求める処理を用い
ることにより、簡単なシーケンスで設定水位まで自動給
湯することができ、お湯張り時間を短縮することのでき
る湯張り制御方法が提案されている(例えば、特開平2
−267459号公報)。図10は従来の湯張り制御方
法において用いられている浴槽内断面積を求めるための
手順を示すフロー図であって、図11はその説明図であ
る。
【0005】従来方法を図10及び図11に従って説明
する。この方法では、浴槽109内の水位h1を検出し
た(S101)後、これ以前の処理により計算された浴
槽109内の断面積を用いて、設定水位hSまで湯を張
るのに必要な湯量q1を求め、当該湯量q1の湯を浴槽1
09内に落とし込む(S102)。しかし、浴槽109
内は上方で広くなっている場合があるので、通常水位は
設定水位hSまで達せず、設定水位hSよりも低くなる。
そこで、湯量q1の落し込み後の水位h2(<hS)を検
出し(S103)、水位h1と水位h2との平均断面積 S1=q1/(h2−h1) を求め(S104)、この断面積S1を用いて再び設定
水位hSまで湯を張るために必要な湯量 q2=(hS−h2)・S1 を求め(S105)、当該湯量q2の湯を浴槽109内
に落とし込んでいる(S106)。この後、湯量q2
落し込み後の水位h3を検出し(S107)、水位h2
水位h3との平均断面積 S2=q2/(h3−h2) … を求めている(S108)。そして、検出した水位h3
と設定水位hSとの水位差が一定値以上あれば、設定水
位hSまで湯を張るための追加給湯量を演算し、求めた
追加給湯量の湯を浴槽109に落とし込んでいる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、湯量q
1は水位が設定水位hSまで届くように計算された値であ
るから、水位h2と設定水位hSとの差は小さく、補正の
ための落し込み湯量q2も通常は小さな値となる。この
ため、湯量q2を落とし込む前後の水位h2と水位h3
の水位差も小さくなる。
【0007】しかして、水位h2と水位h3との水位差が
ほとんどない状態や水面が波打って振動している状態で
水位h3を検出すると、水位h3の検出誤差が大きくなる
ので、前記式から断面積S2を求めると、断面積S2
誤差が大きくなるという問題があった。
【0008】特に、水位h3が実際よりも低く検出され
た場合には、断面積S2がかなり大きな値に演算され、
断面積S2に基づいて演算される落し込み湯量が多くな
るので、場合によっては浴槽109から湯が溢れる心配
があった。
【0009】本発明は叙上の従来例に鑑みてなされたも
のであり、その第1の目的とするところは浴槽内の断面
積を精度よく演算することにある。特に、水位の検出値
に誤差を含む場合でも、精度よく断面積を演算すること
にある。さらに、設定水位近傍における断面積を精度よ
く演算することにある。
【0010】また、第2の目的とするところは、浴槽内
の設定水位まで精度よく自動的に湯張りを行なえるよう
にすることにある。
【0011】
【発明の開示】請求項1の浴槽内断面積の求積方法は、
浴槽内の水位を検出する手段と、浴槽への水の落し込み
量を検出する手段とを備え、浴槽への水の落し込み量と
その際の水位上昇量とから浴槽内断面積を求める方法で
あって、浴槽へ水を落とし込む前後の水位差が一定値以
上の場合には、当該落し込み量および当該落し込み前後
の水位差とから浴槽内断面積を求め、浴槽へ水を落とし
込む前後の水位差が一定値以下の場合には、当該落し込
み量と当該落し込み前に行なった先の落し込みの際の落
し込み量との和、および当該落し込み後の水位と前記先
の落し込み前の水位との水位差から浴槽内断面積を求め
る、ことを特徴としている。
【0012】浴槽へ水を落とし込む前後の水位差と浴槽
内断面積とは反比例しているので、落し込み前後の水位
差が一定以上の場合には、水を落とし込んだ際の水位の
検出値に誤差があっても浴槽内断面積の精度に与える影
響は小さい。従って、この場合には、従来通り落し込み
前後の水位差から浴槽内断面積を求めることにより、水
面(落し込み後の水位)近くで浴槽内断面積を求めるこ
とができる。
【0013】また、落し込み前後の水位差が小さくて一
定以下の場合には、当該落し込み前後の水位差から浴槽
内断面積を求めるのでなく、当該落し込みと1回前の落
し込みとの合計の落し込み量とその前後の水位差から浴
槽内断面積を求めている。こうして2回の落し込みを合
わせて浴槽内断面積を求めることにより、演算に用いる
水位差を大きくすることができ、水位の読み取り誤差や
水面の振動等による浴槽内断面積の誤差を小さくするこ
とができる。
【0014】また、上記浴槽内断面積の求積方法にあっ
ては、浴槽へ水を落とし込む前後の水位差が一定値以下
の場合において、当該水の落し込み量と当該落し込み前
に行なった先の落し込みの際の落し込み量との和、およ
び当該落し込み後の水位と前記先の落し込み前の水位と
の水位差からそれらの比を求め、この比を定数倍したも
のを浴槽内断面積とするのが好ましい。
【0015】2回の落し込み量とその前後の水位差から
浴槽内断面積を求めれば、浴槽内断面積の演算誤差は小
さくなるが、演算により求められる断面積の位置は水面
からかなり下がった位置での値となる恐れがある。この
ような場合には、演算した浴槽内断面積をさらに定数倍
することにより、求めた断面積の位置を水面に近づける
ことができる。
【0016】従って、本発明の求積方法によれば、水面
近くの浴槽内断面積を精度よく求めることができる。
【0017】また、請求項3の自動風呂装置の湯張り制
御方法は、バスアダプター以上の高さに位置する基準水
位を検出した後に定量の水を浴槽に落し込み、当該落し
込み後の第1の水位と基準水位との水位差を検出し、こ
の落し込み量及び基準水位と前記第1の水位との水位差
から、第1の浴槽内断面積を求め、前記第1の水位と目
標とする水位との水位差及び前記第1の浴槽内断面積の
積に相当する水量の水をさらに浴槽に落し込み、前記二
度目の落し込み後の第2の水位と前記第1の水位との水
位差を検出し、この二度目の落し込み量及び前記第1の
水位と前記第2の水位との水位差から、第2の浴槽内断
面積を求め、前記第2の水位と目標とする水位との水位
差及び前記第2の浴槽内断面積の積に相当する水量の水
をさらに浴槽に落し込み、前記三度目の落し込み後の第
3の水位と前記第2の水位との水位差を検出し、当該水
位差が一定値以上であるか否か判断し、前記第2の水位
と第3の水位の水位差が一定値以上であると判断した場
合には、この三度目の落し込み量と前記第2の水位及び
前記第3の水位の水位差とから、第3の浴槽内断面積を
求め、前記第2の水位と第3の水位の水位差が一定値以
下であると判断した場合には、前記二度目及び三度目の
合計落し込み量と前記第1の水位及び前記第3の水位の
水位差とから、第3の浴槽内断面積を求め、前記第3の
水位と目標とする水位との水位差及び前記第3の浴槽内
断面積の積に相当する水量の水をさらに浴槽に落とし込
むことを特徴としている。
【0018】この湯張り制御方法は、浴槽内断面積を自
動的に演算し、浴槽の目標とする水位まで自動的に湯張
りを行なうことができるものである。しかも、請求項1
の浴槽内断面積の求積方法を用いているので、目標水位
近傍における浴槽断面積の演算精度を向上させることが
でき、目標とする水位まで正確に湯張りを行なうことが
できる。
【0019】また、請求項4の自動風呂装置の湯張り制
御方法は、バスアダプター以上の高さに位置する基準水
位を検出した後に定量の水を浴槽に落し込み、当該落し
込み後の第1の水位と基準水位との水位差を検出し、こ
の落し込み量及び基準水位と前記第1の水位との水位差
から、第1の浴槽内断面積を求め、前記第1の水位と目
標とする水位との水位差及び前記第1の浴槽内断面積の
積に相当する水量の水をさらに浴槽に落し込み、前記二
度目の落し込み後の第2の水位と前記第1の水位との水
位差を検出し、この二度目の落し込み量及び前記第1の
水位と前記第2の水位との水位差から、第2の浴槽内断
面積を求め、前記第2の水位と目標とする水位との水位
差及び前記第2の浴槽内断面積の積に相当する水量の水
をさらに浴槽に落し込み、前記三度目の落し込み後の第
3の水位と前記第2の水位との水位差を検出し、当該水
位差が一定値以上であるか否か判断し、前記第2の水位
と第3の水位の水位差が一定値以上であると判断した場
合には、この三度目の落し込み量と前記第2及び前記第
3の水位の水位差との比から、第3の浴槽内断面積を求
め、前記第2の水位と第3の水位の水位差が一定値以下
であると判断した場合には、前記二度目及び三度目の合
計落し込み量と前記第1の水位及び前記第3の水位の水
位差との比を定数倍して、第3の浴槽内断面積を求め、
前記第3の水位と目標とする水位との水位差及び前記第
3の浴槽内断面積の積に相当する水量の水をさらに浴槽
に落とし込むことを特徴としている。
【0020】この湯張り制御方法も、浴槽内断面積を自
動的に演算し、浴槽の目標とする水位まで自動的に湯張
りを行なうことができるものである。しかも、請求項2
の浴槽内断面積の求積方法を用いているので、目標水位
近傍における浴槽断面積の演算精度を向上させることが
でき、目標とする水位までより一層正確に湯張りを行な
うことができる。
【0021】
【実施例】図1は本発明の方法により浴槽内の断面積を
求める方法の処理手順を示すフロー図、図2(a)
(b)はその説明図である。以下、図1及び図2(a)
(b)に従って説明する。この浴槽12は、バスアダプ
ター15から浴槽12内へ湯水を供給するための配管
と、浴槽12内の水位を検出するための水位検出手段
と、浴槽12内への湯の落し込み量を検出するための手
段とを有している。具体的には、配管とは追焚き回路や
給湯回路であり、水位検出手段はバスアダプター15の
レベル以上の水位を検出可能な圧力センサーであり、落
し込み量検出手段は流量センサーであるが、これらは図
3の自動風呂装置11に示しているので、図2(a)
(b)では図示省略している。そして、この求積方法
は、図2(a)(b)においては、水位h3の下方近傍
における浴槽内断面積を求めることを目的としている。
【0022】まず、バスアダプター15のレベル以上ま
で湯が落とし込まれると、圧力センサー等の水位検出手
段によりこの水位h1を検出する(S1)。この水位h1
まで湯を落とし込むまでの途中の処理については、特に
限定されない。こうして水位h1を検出すると、浴槽1
2内にq1の湯量の湯を落とし込む(S2)。この落し
込み量q1は流量センサー等の落し込み量検出手段によ
って検知される。また、この落し込み量q1は、一般的
には設定水位hSを超えない限り、どのような方法で決
定されたものであっても差し支えないが、一般的には、
後述の自動風呂装置11でも説明されているように、水
位h1を検出する前の処理において水位h1よりも下方の
浴槽内断面積を求め、その断面積を用いて設定水位まで
の落し込み量を決定したものである。湯量q1を落とし
込んだ後は、落し込み後の水位h2を検出する(S3)
【0023】こうして湯量q1を落とし込む前後の水位
1及びh2が検出されると、水位h1及び水位h2の間の
平均断面積 S1=q1/(h2−h1) が求まるので、設定水位hSまで湯を落とし込むのに必
要な湯量 q2=(hS−h2)・S1 を演算することができる。この湯量q2の湯を浴槽12
に落し込み(S4)、落し込み後の水位h3を検出する
(S5)。なお、設定水位hSは入浴するのに快適な深
さに設定されており、浴槽12の底面を基準として浴槽
底面から例えば450mmの高さに設定してもよく、あ
るいはバスアダプター15のレベルを基準としてバスア
ダプター15から例えば350mmの高さに設定しても
よい。また、いずれかの方式に応じてh1,h2,h3
の水位も設定水位hSと同じく浴槽底面またはバスアダ
プターを基準として表わされる。
【0024】ついで、水位h3と水位h2との水位差が所
定の値aよりも大きいか、a以下かを判断する(S
6)。水位差(h3−h2)が所定値aよりも大きい場合
には、図2(a)に示すように、水位h3の近傍におけ
る断面積として、水位h2と水位h3との間の平均断面積 S2A=q2/(h3−h2) … を求める(S7)。この場合には、水位差(h3−h2
があまり小さくなく、水位h3の検出誤差による断面積
2Aの誤差が小さいので、式により求めた平均断面積
2Aを水位h3近傍の断面積とすることにより誤差を小
さくすることができる。
【0025】また、水位差(h3−h2)が所定値a以下
の場合には、水位h1と水位h3との間の平均断面積 S2B=(q1+q2)/(h3−h1) … を求め(S8)、さらにこの平均断面積S2Bに定数k
(>1;例えばk=1.1)を乗じた S2C=k×S2B を求める(S9)。この場合には、水位差(h3−h2
が小さくなっているので、式で求めた断面積S2は誤
差が大きくなる。しかし、水位差(h3−h1)は十分大
きな値となるので、断面積S2Bの誤差は小さい。但し、
この断面積S2Bは演算誤差は小さいものの、水位h1
水位h3との平均断面積であるので、図2(b)に示す
ように、断面積S2Aよりも水位h3から離れた位置の断
面積を表わす。しかし、この断面積S2Bに適当な係数k
を掛けることにより、断面積S2Cが水位h3の近くの断
面積を表わすようにできる。
【0026】なお、上記定数a及びkの値は、最適な値
となるように実験的に決めることができる。
【0027】こうして水位h3の近傍の断面積がS2A
はS2Cとして決定された後は、図1のフロー図には示し
ていないが、例えば後述の自動風呂装置11のように、
水位h3と設定水位hSとの水位差が一定以上ある場合に
は、当該断面積S2A又はS2Cを用いて設定水位hSまで
の残水量を演算し、求めた残水量の湯を浴槽12内に落
とし込む。
【0028】(具体的な実施例)上記実施例の説明で
は、設定水位hSの近傍における浴槽内断面積の演算方
法を主として説明したが、以下では当該浴槽内断面積の
求積方法を用いた自動風呂装置11について述べる。
【0029】図3は自動風呂装置11を示す全体構成図
であり、12は浴槽、13は追焚き回路、14は給湯回
路である。追焚き回路13は、ポンプ20から風呂用熱
交換器17を介して浴槽12のバスアダプター15に接
続する往路16aと、バスアダプター15から前記ポン
プ20に至る復路16bとからなり、往路16aの途中
に圧力センサー19と水流スイッチ18が設けられ、復
路16bの途中にサーミスタ31が設けられている。給
湯回路14は、流量センサー32、サーミスタ27、給
湯用熱交換器21、流量調整弁28、サーミスタ29、
流量調整弁24、流量センサー25、バキュームブレー
カ30、閉止弁22、逆止弁23を介して追焚き回路1
3に接続されている。26は給湯回路14の途中から分
岐して適宜の給湯箇所に至る分岐給湯路である。また、
自動風呂装置11の制御部(図示せず)はマイクロコン
ピュータを備えており、各種演算・判断・制御・記憶等
を行っている。
【0030】前記流量センサー25は、追焚き回路13
を通って給湯回路14から浴槽12内へ給湯される湯の
流量を検出するものであり、その流量検知信号は制御部
(図示せず)へ送られており、制御部ではこの流量値を
積算して水量(積算流量)を得ている。また、圧力セン
サー19は、浴槽12内の水位を水圧として間接的に検
出している。この圧力センサー19の出力Pと水量Lと
の関係を図4に示してある。圧力センサー19の出力P
は、往路16aに湯が満たされるまでは増加するが(往
路16aに湯が満たされるまでの給湯量;L1)、往路
16aに湯を満たして以後バスアダプターレベルに水位
が達するまで(湯がバスアダプターレベルに達した時の
水量;L2)は一定値P1を示し、バスアダプターレベル
での出力P1から設定水位での出力P2までは比例的に増
加する。なお、L3は設定水位hSに達した時の水量であ
る。
【0031】次に、上記構成の自動風呂装置11におけ
る初回の水位設定時の湯張り動作を図5及び図6のフロ
ー図及び図7の説明図に従って詳述する。
【0032】まず、運転スイッチをオンにし(S4
1)、さらに自動スイッチをオンにすると(S42)、
閉止弁22が開成し、給湯回路14から湯量Q1(例え
ば、10リットル)の湯を浴槽12に落とし込む(S4
3)。ついで、閉止弁22を閉じ、ポンプ20を運転し
て水流スイッチ18によって残水の有無を判断するため
の循環判定を行い(S44)、循環判定後ポンプ20を
停止する。循環判定は、浴槽12内にバスアダプターレ
ベル以上の湯があれば「オン(ON)」となり、バスア
ダプターレベル以下であれば、「オフ(OFF)」と判
定される。この循環判定が「オン」で残水有りと判断す
ると、その時の水位を仮水位として記憶し(S45)、
浴水を設定温度まで追い焚きし(S46)、その後は保
温・補水モードとなって浴水を設定温度及び仮水位に保
つ(S47)。
【0033】また、循環判定(S44)が「オフ」であ
れば、さらに湯量Q2(例えば、80リットル)の湯を
落し込み(S48)、2度目の循環判定を行なう(S4
9)。2度目の循環判定(S49)が「オフ」であれ
ば、湯量Q3(例えば、40リットル)の湯を落し込み
(S50)、再度循環判定を行なう(S49)。こうし
て循環判定が「オン」になるまで、湯量Q3の落し込み
を繰り返す(S49,S50)。但し、湯量Q3の落し
込み量の総量が一定量(例えば、400リットル)を超
えると、排水栓の締め忘れと判断して処理を中止するの
が好ましい。
【0034】2度目の循環判定(S49)が「オン」に
なると、湯量Q4(例えば、10リットル)の湯を落し
込み(S51)、循環判定を行なう(S52)。この循
環判定が「オフ」であれば、再度湯量Q3の湯を落し込
み(S50)、ステップ49の循環判定に戻る(S4
9)。こうしてステップ49の循環判定とステップ52
の循環判定が連続して「オン」になると、水位がバスア
ダプター15のレベル以上に達したと判断し、その時の
水位(基準水位)H0を記憶する(S53)。ついで、
湯量Q5(例えば、40リットル)の湯を落し込み(S
54)、循環判定を行なうと共にポンプ20を一定時間
運転してエアパージを行なう(S55)。この循環判定
がオフになれば、先の循環判定(S49,S52)の
「オン」が判定間違いであると判断し、湯量Q3の湯を
落とし込んだ後、再びステップ49の循環判定から始め
る。
【0035】一方、循環判定(S55)がオンであれ
ば、その時の水位H1を記憶する(S56)。ついで、
湯量Q5の落し込み前後における水位差(H1−H0)か
ら、両水位間の平均断面積 S0=Q5/(H1−H0) を演算する(S57)。このときまでに浴槽12内に落
とし込まれた総湯量がQtot(例えば、湯量Q3の落し込
み回数がn回であったとすれば、 Qtot=Q1+Q2+Q3×n+Q4+Q5 となる)であったとすると、水位H1の深さは浴槽底面
を基準として h1=Qtot/S0 となるから、このh1を演算すれば(S58)、水位H1
の浴槽底面を基準とする水位を求めることができる。な
お、以降では、浴槽底面を基準とする水位はhに添字を
付した記号で示している(水位H0、H1の基準は任意に
定めることができる)。
【0036】ついで、水位h1から設定水位hSまで水位
を上昇させるために必要な湯量 q1=(hS−h1)・S0 を演算し(S59)、当該湯量q1の湯を浴槽12に落
し込み(S60)、落し込み後の水位h2を検出する
(S61)。そして、水位h1と水位h2との間の平均断
面積 S1=q1/(h2−h1) を求める(S62)。
【0037】上記のようにして湯を落とし込まれた水位
2は、通常浴槽12が上方で広がっているために設定
水位hSよりも低くなっているので、設定水位hSとの水
位差が一定値以下となるまで、つぎの水位補正フローを
実行する(S63〜S72)。しかし、この水位補正フ
ローでは、湯の落し込み前後で水位差が小さい場合があ
るので、本発明の浴槽内断面積の求積方法を用いてい
る。すなわち、上記浴槽内断面積S1を用いて設定水位
Sまでの湯量 q2=(hS−h2)・S1 を演算し(S63,S64)、求めた湯量q2を落し込
み(S65)、水位h3を検出する(S66)。
【0038】ついで、湯量q2の落し込み前後の水位差
(h3−h2)を所定値aと比較し(S67)、 (h3−h2)>a の場合には、 S2=q2/(h3−h2) によって浴槽内断面積S2を求める(S68)。また、 (h3−h2)≦a の場合には、 S2=k×Sk=k(q1+q2)/(h3−h1) によって浴槽内断面積S2を求める(S69,S7
0)。
【0039】この後、この時の水位h3と設定水位hS
の水位差(hS−h3)を所定値bと比較し(S71)、 (hS−h3)≦b になっていれば、水位補正フローを終了し、浴槽12内
の湯を設定温度まで追い焚きし(S73)、保温・補水
モードとなる(S74)。
【0040】一方、水位差(hS−h3)と所定値bとを
比較して (hS−h3)>b であれば、再び水位補正フロー(S72、S64〜S7
1)が実行され、水位が設定水位に漸近させられる。
【0041】上記のようにして初回の運転時における設
定水位hSまでの湯の落し込み総量は自動風呂装置11
に記憶され、2回目以降の運転時には、図8のフロー図
に示す手順で湯張り動作が実行される。図9はこの説明
図である。
【0042】運転スイッチをオンにし(S81)、さら
に自動スイッチをオンにした(S82)後、水位が基準
水位h0以下であるか否か、圧力センサー19により判
定する(S83)。水位が基準水位h0より上でバスア
ダプターレベルの上まで湯が残っている場合には、さら
に水位が補水水位以下かどうか判定する(S84)。こ
の判定結果が補水水位以下であれば、第1回目の運転時
のデータに基づいて設定水位hSまでの残量を計算し
(S92)、求めた残量の湯を浴槽12に落とし込んだ
後(S93)、設定温度まで追い焚きし(S94)、保
温・補水モードとなる(S95)。あるいは、ステップ
84の判定結果が補水水位より上であれば、直ちに設定
温度まで追い焚きし(S94)、保温・補水モードとな
る(S95)。
【0043】また、残水が基準水位h0以下であれば、
湯量Q11(例えば、10リットル)の湯を落し込み(S
85)、循環判定を行なう(S86)。この循環判定が
オンの場合には、比較的少量の湯量Q12(例えば、10
リットル)の湯を落し込み(S87)、再度循環判定を
行なう(S88)。この2度目の循環判定がオフの場合
には、再度湯量Q12の湯を落し込み(S87)、循環判
定を行なう(S88)。こうして循環判定(S88)が
オンになると、設定水位hSまでの残量を計算し(S9
2)、求めた残量の湯を浴槽12に落とし込んだ後(S
93)、設定温度まで追い焚きし(S94)、保温・補
水モードとなる(S95)。
【0044】一方、ステップ86の循環判定がOFFの
場合には、比較的多量Q13(例えば、90リットル)の
湯を落し込み(S89)、循環判定(S90)を行な
う。この循環判定がオフの場合には、循環判定がオンと
なるまで、湯量Q14(例えば、40リットル)の湯を繰
り返し落とし込む(S91,S90)。こうしてステッ
プ90の循環判定がオンになると、第1回目の運転時の
データに基づいて設定水位hSまでの残量を計算し(S
92)、求めた残量の湯を浴槽12に落とし込んだ後
(S93)、設定温度まで追い焚きし(S94)、保温
・補水モードとなる(S95)。
【0045】なお、上記自動風呂装置では、浴槽底面を
基準として浴槽底面からhSの設定水位まで湯を張る場
合について説明したが、バスアダプターレベルを基準と
して一定高さの設定水位まで湯を張るようにすることは
上記実施例のフローを一部修正することにより容易に行
なえる。
【0046】
【発明の効果】本発明によれば、湯を落とし込んだとき
の水位差から浴槽断面積を求める場合において、水位の
読み取り誤差があったり、水面が振動していたりする場
合でも、水面近くの浴槽内断面積を精度よく求めること
ができる。従って、自動風呂装置においては、目標とす
る水位まで正確に湯張りを行なうことができる。この浴
槽内断面積に基づいて湯の落し込み量を算出しても、湯
が浴槽から溢れたりする恐れがなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による浴槽内断面積の求積方法の処理手
順を示すフロー図である。
【図2】(a)(b)は同上の説明図である。
【図3】本発明の一実施例による自動風呂装置を示す概
略構成図である。
【図4】圧力センサーの出力と水量との関係を示す図で
ある。
【図5】同上の自動風呂装置における初回の給湯動作時
(水位設定時)の処理手順を示すフロー図である。
【図6】図5の処理に続く処理の手順を示すフロー図で
ある。
【図7】同上の説明図である。
【図8】同上の自動風呂装置における二回目以降の給湯
動作時の処理手順を示すフロー図である。
【図9】同上の説明図である。
【図10】従来例における浴槽内断面積の求積方法の処
理手順を示すフロー図である。
【図11】同上の説明図である。
【符号の説明】
12…浴槽 13…追焚き回路 14…給湯回路 19…圧力センサー 25…流量センサー

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 浴槽内の水位を検出する手段と、浴槽へ
    の水の落し込み量を検出する手段とを備え、浴槽への水
    の落し込み量とその際の水位上昇量とから浴槽内断面積
    を求める方法であって、 浴槽に水を落とし込む前後の水位差が一定値以上の場合
    には、 当該落し込み量および当該落し込み前後の水位差とから
    浴槽内断面積を求め、 浴槽に水を落とし込む前後の水位差が一定値以下の場合
    には、 当該落し込み量と当該落し込み前に行なった先の落し込
    みの際の落し込み量との和、および当該落し込み後の水
    位と前記先の落し込み前の水位との水位差から浴槽内断
    面積を求める、ことを特徴とする浴槽内断面積の求積方
    法。
  2. 【請求項2】 浴槽に水を落とし込む前後の水位差が一
    定値以下の場合において、当該水の落し込み量と当該落
    し込み前に行なった先の落し込みの際の落し込み量との
    和、および当該落し込み後の水位と前記先の落し込み前
    の水位との水位差からそれらの比を求め、この比を定数
    倍したものを浴槽内断面積とすることを特徴とする請求
    項1に記載の浴槽内断面積の求積方法。
  3. 【請求項3】 バスアダプター以上の高さに位置する基
    準水位を検出した後に定量の水を浴槽に落し込み、当該
    落し込み後の第1の水位と基準水位との水位差を検出
    し、この落し込み量及び基準水位と前記第1の水位との
    水位差から、第1の浴槽内断面積を求め、 前記第1の水位と目標とする水位との水位差及び前記第
    1の浴槽内断面積の積に相当する水量の水をさらに浴槽
    に落し込み、 前記二度目の落し込み後の第2の水位と前記第1の水位
    との水位差を検出し、この二度目の落し込み量及び前記
    第1の水位と前記第2の水位との水位差から、第2の浴
    槽内断面積を求め、 前記第2の水位と目標とする水位との水位差及び前記第
    2の浴槽内断面積の積に相当する水量の水をさらに浴槽
    に落し込み、 前記三度目の落し込み後の第3の水位と前記第2の水位
    との水位差を検出し、当該水位差が一定値以上であるか
    否か判断し、 前記第2の水位と第3の水位の水位差が一定値以上であ
    ると判断した場合には、この三度目の落し込み量と前記
    第2の水位及び前記第3の水位の水位差とから、第3の
    浴槽内断面積を求め、 前記第2の水位と第3の水位の水位差が一定値以下であ
    ると判断した場合には、前記二度目及び三度目の合計落
    し込み量と前記第1の水位及び前記第3の水位の水位差
    とから、第3の浴槽内断面積を求め、 前記第3の水位と目標とする水位との水位差及び前記第
    3の浴槽内断面積の積に相当する水量の水をさらに浴槽
    に落とし込むことを特徴とする自動風呂装置の湯張り制
    御方法。
  4. 【請求項4】 バスアダプター以上の高さに位置する基
    準水位を検出した後に定量の水を浴槽に落し込み、当該
    落し込み後の第1の水位と基準水位との水位差を検出
    し、この落し込み量及び基準水位と前記第1の水位との
    水位差から、第1の浴槽内断面積を求め、 前記第1の水位と目標とする水位との水位差及び前記第
    1の浴槽内断面積の積に相当する水量の水をさらに浴槽
    に落し込み、 前記二度目の落し込み後の第2の水位と前記第1の水位
    との水位差を検出し、この二度目の落し込み量及び前記
    第1の水位と前記第2の水位との水位差から、第2の浴
    槽内断面積を求め、 前記第2の水位と目標とする水位との水位差及び前記第
    2の浴槽内断面積の積に相当する水量の水をさらに浴槽
    に落し込み、 前記三度目の落し込み後の第3の水位と前記第2の水位
    との水位差を検出し、当該水位差が一定値以上であるか
    否か判断し、 前記第2の水位と第3の水位の水位差が一定値以上であ
    ると判断した場合には、この三度目の落し込み量と前記
    第2及び前記第3の水位の水位差との比から、第3の浴
    槽内断面積を求め、 前記第2の水位と第3の水位の水位差が一定値以下であ
    ると判断した場合には、前記二度目及び三度目の合計落
    し込み量と前記第1の水位及び前記第3の水位の水位差
    との比を定数倍して、第3の浴槽内断面積を求め、 前記第3の水位と目標とする水位との水位差及び前記第
    3の浴槽内断面積の積に相当する水量の水をさらに浴槽
    に落とし込むことを特徴とする自動風呂装置の湯張り制
    御方法。
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JPH02267456A (ja) * 1989-04-05 1990-11-01 Noritz Corp 自動風呂装置の浴槽断面積検出方法
JPH02267460A (ja) * 1989-04-05 1990-11-01 Noritz Corp 自動風呂装置の水位設定方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH02267456A (ja) * 1989-04-05 1990-11-01 Noritz Corp 自動風呂装置の浴槽断面積検出方法
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