JPH08189134A - 天井パネルの取付構造 - Google Patents
天井パネルの取付構造Info
- Publication number
- JPH08189134A JPH08189134A JP7003045A JP304595A JPH08189134A JP H08189134 A JPH08189134 A JP H08189134A JP 7003045 A JP7003045 A JP 7003045A JP 304595 A JP304595 A JP 304595A JP H08189134 A JPH08189134 A JP H08189134A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ceiling
- ceiling panel
- frame
- panel
- mounting structure
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Residential Or Office Buildings (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 壁体の上端に防水を兼ねた受け金具と天井枠
を設けることにより、余分な金物類を用いて工数をかけ
ることなく、点検口を兼ねた天井パネルを着脱自在に簡
単に取付けるようにした天井パネルの取付構造を提供す
る。 【構成】 建物の壁体の上端に沿って設けられた受け金
物１０に天井枠２０、２０、・・を取付け、この天井枠
２０、２０、・・に点検蓋を兼ねた天井パネル３０を着
脱自在に嵌め込み、固定する。
を設けることにより、余分な金物類を用いて工数をかけ
ることなく、点検口を兼ねた天井パネルを着脱自在に簡
単に取付けるようにした天井パネルの取付構造を提供す
る。 【構成】 建物の壁体の上端に沿って設けられた受け金
物１０に天井枠２０、２０、・・を取付け、この天井枠
２０、２０、・・に点検蓋を兼ねた天井パネル３０を着
脱自在に嵌め込み、固定する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、住宅等の、例えば浴室
の天井パネルの取付構造に関する。
の天井パネルの取付構造に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、住宅等の、例えば浴室の天井パネ
ルの壁体への取付けにおいては、壁体の上端に別途に連
結具（ネジ、取付金物等）を取付けておき、この連結具
に天井パネルをワンタッチで取付けるようにした取付構
造が知られている。例えば、実開平３−６８２２４号公
報において、壁パネルの上部に取付けられる壁金物と、
天井パネルに取付けられる天井金物とを備え、天井金物
に壁金物が挿入される挿入部が、壁金物には上記挿入部
に挿入された壁金物を係止するバネ片とが設けられた壁
パネルと天井パネルとの連結金物が記載されている。
ルの壁体への取付けにおいては、壁体の上端に別途に連
結具（ネジ、取付金物等）を取付けておき、この連結具
に天井パネルをワンタッチで取付けるようにした取付構
造が知られている。例えば、実開平３−６８２２４号公
報において、壁パネルの上部に取付けられる壁金物と、
天井パネルに取付けられる天井金物とを備え、天井金物
に壁金物が挿入される挿入部が、壁金物には上記挿入部
に挿入された壁金物を係止するバネ片とが設けられた壁
パネルと天井パネルとの連結金物が記載されている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記実
開平３−６８２２４号公報に記載された壁パネルと天井
パネルとの連結金物においては、以下のような問題があ
る。 １）壁金物や天井金物の壁パネルや天井パネルへの取付
けに手間がかかる。 ２）天井パネルをワンタッチで連結するための上記金物
の取付位置の割り出しが難しい。
開平３−６８２２４号公報に記載された壁パネルと天井
パネルとの連結金物においては、以下のような問題があ
る。 １）壁金物や天井金物の壁パネルや天井パネルへの取付
けに手間がかかる。 ２）天井パネルをワンタッチで連結するための上記金物
の取付位置の割り出しが難しい。
【０００４】本発明は、上記のこのような問題点に着眼
してなされたものであり、その目的とするところは、こ
れらの問題点を解消し、壁体の上端に防水を兼ねた受け
金具と天井枠を設けることにより、余分な金物類を用い
て工数をかけることなく、点検蓋を兼ねた天井パネルを
着脱自在に簡単に取付けるようにした天井パネルの取付
構造を提供するものである。
してなされたものであり、その目的とするところは、こ
れらの問題点を解消し、壁体の上端に防水を兼ねた受け
金具と天井枠を設けることにより、余分な金物類を用い
て工数をかけることなく、点検蓋を兼ねた天井パネルを
着脱自在に簡単に取付けるようにした天井パネルの取付
構造を提供するものである。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明の天井パネルの取
付構造においては、建物の壁体の上端に沿って設けられ
た受け金物に天井枠を取付け、この天井枠に点検蓋を兼
ねた天井パネルを着脱自在に嵌め込み、固定するように
したことを特徴とする。
付構造においては、建物の壁体の上端に沿って設けられ
た受け金物に天井枠を取付け、この天井枠に点検蓋を兼
ねた天井パネルを着脱自在に嵌め込み、固定するように
したことを特徴とする。
【０００６】本発明の天井パネルの取付構造における受
け金物や天井枠は、アルミニウムの押出し型材や、プラ
スチック材の押出成形材が好適に用いられ、又、天井パ
ネルは繊維強化プラスチック（ＦＲＰ）材が好適に用い
られる。
け金物や天井枠は、アルミニウムの押出し型材や、プラ
スチック材の押出成形材が好適に用いられ、又、天井パ
ネルは繊維強化プラスチック（ＦＲＰ）材が好適に用い
られる。
【０００７】
【作用】本発明の天井パネルの取付構造においては、建
物の壁体の上端に沿って設けられた受け金物に天井枠を
取付け、この天井枠の開口部に点検蓋を兼ねた天井パネ
ルを着脱自在に嵌め込み、固定するようにしたことによ
り、余分な固定のための金物類を用いて工数をかけるこ
となく、点検蓋を兼ねた天井パネルの取付けを行うこと
ができる。又、別途に取付け用の金物の準備を必要とし
ないので、作業工数と部品コストが低減される。更に、
浴室内の空間と天井枠の開口部を利用して、浴室内より
受け金物や天井枠の取付作業を行ったり、天井枠の開口
部を通して点検蓋を兼ねた天井パネルの取付作業が行
え、好都合である。
物の壁体の上端に沿って設けられた受け金物に天井枠を
取付け、この天井枠の開口部に点検蓋を兼ねた天井パネ
ルを着脱自在に嵌め込み、固定するようにしたことによ
り、余分な固定のための金物類を用いて工数をかけるこ
となく、点検蓋を兼ねた天井パネルの取付けを行うこと
ができる。又、別途に取付け用の金物の準備を必要とし
ないので、作業工数と部品コストが低減される。更に、
浴室内の空間と天井枠の開口部を利用して、浴室内より
受け金物や天井枠の取付作業を行ったり、天井枠の開口
部を通して点検蓋を兼ねた天井パネルの取付作業が行
え、好都合である。
【０００８】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。図１は、本発明の天井パネルの取付構造の一例を
示す分解斜視図であり、それぞれに用いられる受け金物
と、天井枠を示すものである。図１において、１０はア
ルミ型材よりなる受け金物であり、２０は複数に分割さ
れた天井枠であり、この天井枠２０、２０、・・は、ア
ルミ型材よりなり、接続された上、受け金物１０の上よ
り嵌め込まれるようになっている。３０は上記組立てさ
れた天井枠２０、２０、・・に嵌め込まれて固定される
点検蓋を兼ねた天井パネルである。
する。図１は、本発明の天井パネルの取付構造の一例を
示す分解斜視図であり、それぞれに用いられる受け金物
と、天井枠を示すものである。図１において、１０はア
ルミ型材よりなる受け金物であり、２０は複数に分割さ
れた天井枠であり、この天井枠２０、２０、・・は、ア
ルミ型材よりなり、接続された上、受け金物１０の上よ
り嵌め込まれるようになっている。３０は上記組立てさ
れた天井枠２０、２０、・・に嵌め込まれて固定される
点検蓋を兼ねた天井パネルである。
【０００９】受け金物１０ａは、壁パネル２、３の上端
の角形の縁枠２ａ、３ａにそれぞれ取付けられている。
上記受け金物１０には、壁パネル２、３の内側面に沿っ
て上方に立ち上げられ、天井枠２０、２０、・・が嵌め
込まれる係合部１０ｃが設けられ、浴室の外側に対する
防水の役目を兼ね備えたものとなされている。
の角形の縁枠２ａ、３ａにそれぞれ取付けられている。
上記受け金物１０には、壁パネル２、３の内側面に沿っ
て上方に立ち上げられ、天井枠２０、２０、・・が嵌め
込まれる係合部１０ｃが設けられ、浴室の外側に対する
防水の役目を兼ね備えたものとなされている。
【００１０】天井枠２０は、天井パネル３０が嵌め込ま
れる平坦な枠部２１が設けられ、内側端部に天井パネル
が係止される係止部２２が立設されている。又、この天
井枠２０の外側周囲には、下向きに開口されたコの字形
状の嵌合部２３が設けられ、上記係合部１０ｃに嵌め合
わされて、ネジ止めされるようになっている。
れる平坦な枠部２１が設けられ、内側端部に天井パネル
が係止される係止部２２が立設されている。又、この天
井枠２０の外側周囲には、下向きに開口されたコの字形
状の嵌合部２３が設けられ、上記係合部１０ｃに嵌め合
わされて、ネジ止めされるようになっている。
【００１１】天井パネル３０において、３１は平坦な角
形のパネル本体であり、このパネル本体３１の周囲に
は、下向きに開口されたコの字形状の嵌合枠３２が設け
られており、組立時にこの嵌合枠３２が上記説明の天井
枠２０の係止部２２に上側より嵌め込まれて、固定され
るようになっている。この天井パネル３０は、ネジ等に
より固定されないので、通常は天井枠２０の開口部を塞
いでおり、天井裏の点検が必要な時には、天井パネル３
０を上方に持ち上げて外し、天井の開口部を点検口とし
て利用できる。
形のパネル本体であり、このパネル本体３１の周囲に
は、下向きに開口されたコの字形状の嵌合枠３２が設け
られており、組立時にこの嵌合枠３２が上記説明の天井
枠２０の係止部２２に上側より嵌め込まれて、固定され
るようになっている。この天井パネル３０は、ネジ等に
より固定されないので、通常は天井枠２０の開口部を塞
いでおり、天井裏の点検が必要な時には、天井パネル３
０を上方に持ち上げて外し、天井の開口部を点検口とし
て利用できる。
【００１２】図２は、本発明の天井パネルの取付構造の
一例を示す断面図である。図２において、２、及び４は
側面、３は向かって後面の壁パネルであり、２ａ、４ａ
は壁パネル２、４の上端に固定して設けられた縁枠であ
り、この縁枠２ａ、４ａに受け金物１０がネジ５により
固定されて組立てられた状態となっている。
一例を示す断面図である。図２において、２、及び４は
側面、３は向かって後面の壁パネルであり、２ａ、４ａ
は壁パネル２、４の上端に固定して設けられた縁枠であ
り、この縁枠２ａ、４ａに受け金物１０がネジ５により
固定されて組立てられた状態となっている。
【００１３】上記受け金物１０の係合部１０ｃには天井
枠２０の嵌合部２３が嵌め込まれた上、ネジ６により固
定された状態となされている。この状態で浴室の天井枠
２０が組立てられて、四方の壁パネル２、３、４、と更
に残る一面が完成され、上方に天井枠２０の開口部が形
成される。浴室内より天井パネル３０を上方の天井枠２
０の開口部を通して一旦上方に持ち上げておき、降下さ
せることにより、嵌合枠３２が天井枠２０の係止部２２
に嵌め込まれて係止された状態となる。
枠２０の嵌合部２３が嵌め込まれた上、ネジ６により固
定された状態となされている。この状態で浴室の天井枠
２０が組立てられて、四方の壁パネル２、３、４、と更
に残る一面が完成され、上方に天井枠２０の開口部が形
成される。浴室内より天井パネル３０を上方の天井枠２
０の開口部を通して一旦上方に持ち上げておき、降下さ
せることにより、嵌合枠３２が天井枠２０の係止部２２
に嵌め込まれて係止された状態となる。
【００１４】この天井パネル３０は、係止された状態で
自重により安定して浴室の天井となり、ネジ等による固
定を行う必要がなく、又、天井枠２０は天井パネル３０
を下方より持ち上げて開口することが可能であるため、
天井裏の点検蓋として兼用することができる。
自重により安定して浴室の天井となり、ネジ等による固
定を行う必要がなく、又、天井枠２０は天井パネル３０
を下方より持ち上げて開口することが可能であるため、
天井裏の点検蓋として兼用することができる。
【００１５】
【発明の効果】本発明の天井パネルの取付構造において
は、建物の壁体の上端に沿って設けられた受け金物に天
井枠を取付け、この天井枠に点検蓋を兼ねた天井パネル
を着脱自在に嵌め込み、固定するようにしたことによ
り、余分な固定のための金物類を用いて工数をかけるこ
となく、点検蓋を兼ねた天井パネルの取付けを行うこと
ができる。又、別途に取付け用の金物の準備を必要とし
ないので、作業工数と部品コストが低減される。更に、
浴室内の空間を利用して、浴室内より受け金物や天井枠
の取付作業や、点検蓋を兼ねた天井パネルの取付作業が
行え、好都合である。従って、天井パネルの取付構造と
して好適である。
は、建物の壁体の上端に沿って設けられた受け金物に天
井枠を取付け、この天井枠に点検蓋を兼ねた天井パネル
を着脱自在に嵌め込み、固定するようにしたことによ
り、余分な固定のための金物類を用いて工数をかけるこ
となく、点検蓋を兼ねた天井パネルの取付けを行うこと
ができる。又、別途に取付け用の金物の準備を必要とし
ないので、作業工数と部品コストが低減される。更に、
浴室内の空間を利用して、浴室内より受け金物や天井枠
の取付作業や、点検蓋を兼ねた天井パネルの取付作業が
行え、好都合である。従って、天井パネルの取付構造と
して好適である。
【図１】本発明の天井パネルの取付構造の一例を示す分
解斜視図。
解斜視図。
【図２】本発明の天井パネルの取付構造の一例を示す斜
視図。
視図。
２、３、４ 壁パネル ２ａ、３ａ 縁枠 １０（１０ａ、１０ｂ） 受け金物 １０ｃ 係合部 ２０ 天井枠 ２１ 枠部 ２２ 係止部 ２３ 嵌合部 ３０ 天井パネル ３１ パネル本体 ３２ 嵌合枠
Claims (1)
- 【請求項１】 建物の壁体の上端に沿って設けられた受
け金物に天井枠を取付け、この天井枠に点検蓋を兼ねた
天井パネルを着脱自在に嵌め込み、固定するようにした
ことを特徴とする天井パネルの取付構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7003045A JPH08189134A (ja) | 1995-01-12 | 1995-01-12 | 天井パネルの取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7003045A JPH08189134A (ja) | 1995-01-12 | 1995-01-12 | 天井パネルの取付構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08189134A true JPH08189134A (ja) | 1996-07-23 |
Family
ID=11546351
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7003045A Pending JPH08189134A (ja) | 1995-01-12 | 1995-01-12 | 天井パネルの取付構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08189134A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2000230336A (ja) * | 1999-02-10 | 2000-08-22 | Inax Corp | ユニットバスの天井点検口 |
-
1995
- 1995-01-12 JP JP7003045A patent/JPH08189134A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2000230336A (ja) * | 1999-02-10 | 2000-08-22 | Inax Corp | ユニットバスの天井点検口 |
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