JPH08188891A - 酸洗装置 - Google Patents

酸洗装置

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Publication number
JPH08188891A
JPH08188891A JP6339899A JP33989994A JPH08188891A JP H08188891 A JPH08188891 A JP H08188891A JP 6339899 A JP6339899 A JP 6339899A JP 33989994 A JP33989994 A JP 33989994A JP H08188891 A JPH08188891 A JP H08188891A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hook
hooks
motor
pickling
eccentric cam
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6339899A
Other languages
English (en)
Inventor
Masayasu Kuno
正保 久野
Noriyuki Sakai
教行 酒井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Isuzu Seisakusho KK
Original Assignee
Isuzu Seisakusho KK
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Filing date
Publication date
Application filed by Isuzu Seisakusho KK filed Critical Isuzu Seisakusho KK
Priority to JP6339899A priority Critical patent/JPH08188891A/ja
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  • Cleaning And De-Greasing Of Metallic Materials By Chemical Methods (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 Cフックの当り面付近の酸洗不良をなくし、
線材全体を均一に酸洗処理できる酸洗装置の提供を目的
とする。 【構成】 走行台車上に昇降動可能に一対のCフック
4,4を設け、一方側のCフック4に取り付けた揺動用
モーター11を介し回転駆動される揺動用偏心カム12
により、他方側のCフック4を上下揺動可能に構成す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、線材を酸洗いする酸
洗装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術及びその課題】従来、コイル状の線材を酸
洗いする場合、線材をCフックに引っ掛けて、Cフック
により線材を酸洗槽内に導入し、酸洗槽内で酸洗いを行
なっているが、Cフックが当接する線材の内側面には酸
液が十分に浸透しないため、Cフックの当接面付近に酸
洗不良個所が生じてしまうという問題点があった。
【0003】
【課題を解決するための手段】本発明は上記従来の問題
点に鑑み案出したものであって、Cフックの当り面付近
の酸洗不良をなくし、線材全体を均一に酸洗いできる酸
洗装置を提供せんことを目的とし、その要旨は、走行台
車上に昇降動可能に一対のCフックを設け、一方側のC
フックに取り付けた揺動用モーターを介し回転駆動され
る揺動用偏心カムにより他方側のCフックを上下揺動可
能に構成したことである。
【0004】
【作用】酸洗装置には一対のCフックが設けられ、この
一対のCフックによりコイル状の線材を引っ掛けて酸洗
いすることができ、酸洗い時等に、一方側のCフックの
揺動用モーターを駆動させて、偏心カムにより他方側の
Cフックを上下揺動させることにより、線材の内周面に
対するCフックの当り面が移動し、これによりCフック
の当り面の酸洗不良をなくし、線材全体を均一に酸洗い
することができる。
【0005】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は酸洗装置の正面構成図であり、図2はその
右側面図である。また、図3は図1におけるCフックの
要部の左側面図である。図において、酸液を入れた酸洗
槽Tの側方の床面にはレール架台5が敷設されており、
このレール架台5上には走行レール6が固定され、この
走行レール6上を転動可能に走行車輪7が配置されてお
り、走行車輪7を下面に有する走行台車1の上面側には
走行用減速機付モーター8が設置されており、この走行
用減速機付モーター8の駆動により前記走行車輪7が回
転して走行レール6上を走行可能に構成されており、走
行台車1の上面には、門形状に昇降部固定フレーム10
が立設されており、この昇降部固定フレーム10の内側
に、対向状にガイドレール14,14が平行状に立設さ
れたものとなっており、このガイドレール14,14に
はローラー15,15,15,15が転動可能に噛み合
わされており、ローラー15,15,15にはCフック
4が取り付けられて、ローラー15,15,15により
ガイドレール14に沿ってCフック4が上下動可能に構
成されており、Cフック4は本例では、それぞれガイド
レール14,14に沿って上下動できる2枚のCフック
4,4で構成されており、図3における左側のCフック
4の上端には、昇降用チェーン2の下端がチェーンジョ
イント3を介し連結されており、昇降用チェーン2は昇
降部固定フレーム10の上端に設置された昇降用減速機
付モーター9のスプロケット13に巻き掛けられてお
り、昇降用減速機付モーター9が駆動することにより昇
降用チェーン2を介し左側のCフック4が上下動される
ように構成されている。
【0006】この左側のCフック4の下端部には図3に
示すように、揺動用モーター11が取り付けられてお
り、揺動用モーター11には揺動用減速機11aが連結
されており、揺動用減速機11aの軸端に揺動用偏心カ
ム12が取り付けられたものとなっており、この揺動用
偏心カム12に下端を当接した状態で右側のCフック4
が配設されており、揺動用モーター11が駆動すること
により揺動用偏心カム12が回転して、これにより右側
のCフック4が上下方向に揺動されるように構成されて
いる。
【0007】従って、前記昇降用減速機付モーター9の
駆動により昇降用チェーン2が上昇する時には、左側の
Cフック4の上昇に伴い右側のCフック4も同時に上昇
されるものであり、逆に昇降用チェーン2が下降する時
にも左側のCフック4と右側のCフック4は同時に下降
されるものであり、揺動用モーター11が駆動された時
に、右側のCフック4が上下方向に揺動されるものであ
る。
【0008】また、図1に示すように、昇降部固定フレ
ーム10の上端にはブラケット17が立設されており、
このブラケット17にはガイドローラー18が取り付け
られ、このガイドローラー18は機枠21に固設された
レール19に転動可能に噛み合わされており、このガイ
ドローラー18により走行台車1の倒れを防止できるも
のとなっている。また、図中16は酸洗槽Tの上方部位
を覆蓋するフードであり、20は走行台車1の上面に設
けられた制御盤である。
【0009】このような構成において、一対のCフック
4,4によりコイル状の線材Sを引っ掛けて、一対のC
フック4,4により線材Sを支持し、走行台車1の走行
用減速機付モーター8の駆動により走行台車1を介し酸
洗槽Tの位置へ良好に線材Sを移動させることができ、
この位置で昇降用減速機付モーター9を駆動してCフッ
ク4,4を酸洗槽T内に下降させて、酸洗槽T内で線材
Sの酸洗いを行ない、この時に揺動用モーター11を駆
動して揺動用偏心カム12を回転させ、右側のCフック
4を上下方向に揺動させることにより、揺動に伴い線材
Sは一対のCフック4,4に引っ掛けられた状態で徐々
に回転することとなり、線材Sの内周面におけるCフッ
ク4との当り面Saが移動して、揺動により当り面Sa
が徐々に変化するため、線材S全体に均一に酸液が浸透
し、線材S全体を均一に酸洗いすることができ、従来の
ように、Cフックの当り面付近に酸洗不良が生ずること
がなく、良好な酸洗機能を発揮できるものである。
【0010】酸洗いが完了した後には、昇降用減速機モ
ーター9を駆動して一対のCフック4,4を上昇させ、
さらに走行台車1を移動させて所定位置に線材Sを搬送
することができるものであり、前記揺動用モーター11
は、線材Sからタレる酸液のタレ切り時にも適宜駆動さ
せて、タレ切りを促進させるために使用することもでき
るものである。また、本例の酸洗装置では、走行台車1
は床面側の低い位置で水平方向に移動するものであるた
め、装置全体の高さ寸法を極めて低く設定することがで
き、高さ寸法が低いためメンテナンスも容易に行なうこ
とができるものである。
【0011】
【発明の効果】本発明の酸洗装置は、走行台車上に昇降
動可能に一対のCフックを設け、一方側のCフックに取
り付けた揺動用モーターを介し回転駆動される揺動用偏
心カムにより他方側のCフックを上下揺動可能に構成し
たことにより、一対のCフックによりコイル状の線材を
引っ掛けて酸洗いする際に、揺動用モーターを駆動して
偏心カムを回転させ、他方側のCフックを上下揺動させ
て、線材の内周面に対するCフックの当り面を順次移動
させることができ、従来、線材の内周面のCフックの当
り面付近に酸洗不良が生じていたのを良好に解消し、線
材全体を均一に酸洗いすることができ、酸洗不良のない
良好な酸洗機能を発揮できる効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】酸洗装置の正面構成図である。
【図2】図1の右側面構成図である。
【図3】図1の要部のCフック付近の左側面構成図であ
る。
【符号の説明】
1 走行台車 2 昇降用チェーン 4 Cフック 5 レール架台 6 走行レール 8 走行用減速機付モーター 9 昇降用減速機付モーター 10 昇降部固定フレーム 11 揺動用モーター 12 揺動用偏心カム 14 ガイドレール 15 ローラー S 線材 T 酸洗槽

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 走行台車上に昇降動可能に一対のCフッ
    クを設け、一方側のCフックに取り付けた揺動用モータ
    ーを介し回転駆動される揺動用偏心カムにより他方側の
    Cフックを上下揺動可能に構成したことを特徴とする酸
    洗装置。
JP6339899A 1994-12-29 1994-12-29 酸洗装置 Pending JPH08188891A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6339899A JPH08188891A (ja) 1994-12-29 1994-12-29 酸洗装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6339899A JPH08188891A (ja) 1994-12-29 1994-12-29 酸洗装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08188891A true JPH08188891A (ja) 1996-07-23

Family

ID=18331855

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6339899A Pending JPH08188891A (ja) 1994-12-29 1994-12-29 酸洗装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH08188891A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011137209A (ja) * 2009-12-28 2011-07-14 Daido Engineering Co Ltd コイル状金属線材の処理装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011137209A (ja) * 2009-12-28 2011-07-14 Daido Engineering Co Ltd コイル状金属線材の処理装置

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