JPH08187663A - 除塵装置 - Google Patents

除塵装置

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JPH08187663A
JPH08187663A JP33839594A JP33839594A JPH08187663A JP H08187663 A JPH08187663 A JP H08187663A JP 33839594 A JP33839594 A JP 33839594A JP 33839594 A JP33839594 A JP 33839594A JP H08187663 A JPH08187663 A JP H08187663A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ワークから除去した粉塵が周囲に飛散して環
境が悪化することを防止する。 【構成】 ワークWが防塵カバー21内に搬送される
と、ワークWに付着していた粉塵は除塵ブラシ37L,
37Rで払い飛ばされると共に除塵ノズル42からの圧
力空気で吹き飛ばされることにより除去され、集塵ダク
ト36に吸引されて防塵カバー21外へ排出される。ワ
ークWから除去した粉塵は防塵カバー21内で集塵処理
され、且つ、ワーク入口24とワーク出口24からの粉
塵の漏出は可動入口遮蔽板27と可動出口遮蔽体35に
よって防止されるため、粉塵が周辺に飛散して環境が悪
化する虞はない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、研削・研磨加工後のワ
ークに付着した粉塵を除去するための除塵装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、木工製品に研削・研磨処理を施
した後に塗装する場合には、研削・研磨した後に粉塵が
ワークに残らないようにするために除塵処理が施され
る。このような除塵処理の手段として、従来は、ワーク
の搬送領域に回転するブラシを設け、そのブラシでワー
クの表面を擦ることによりワークに付着していた粉塵を
払い飛ばすようにして除去するという方法がとられてい
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記のよう
な方法では、ブラシで払い飛ばされた粉塵が周囲に飛散
してしまうことになるために飛散した粉塵が周囲に浮遊
して環境悪化を招くという問題があった。
【0004】なお、粉塵の浮遊による環境悪化の対策と
して、ワークの搬送領域をカバーで覆うと共にこのカバ
ー内に開口するダクトを設け、ダクトにより粉塵を吸引
してカバー外へ排出することが考えられる。しかし、こ
のような方法でも、カバーに設けたワークの入口と出口
を通って粉塵がカバーの外部に漏出する虞があるため、
粉塵の浮遊による環境悪化を完全に防止することはでき
ない。
【0005】さらに、ワークから除去した粉塵が除塵ブ
ラシに移って付着することがあるが、この除塵ブラシに
付着した粉塵がワークに接触したときに再びワークに付
着さてしまう虞もあった。
【0006】本願発明は上記事情に鑑みて創案されたも
のであって、ワークから除去した粉塵が周囲に飛散する
ことによって環境悪化を来すことを防止すると共に、ワ
ークから除去した粉塵がワークに再付着することを防止
することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の手段として、請求項1の発明は、ワーク入口及びワー
ク出口を残してワークの通過領域を囲むように設けられ
た防塵カバーと、この防塵カバーの内部に開口してこの
防塵カバー内から粉塵を空気と共に吸引する集塵ダクト
と、防塵カバー内に設けられてワークの表面を払拭する
除塵ブラシと、この除塵ブラシに向けて圧力空気を吐出
するクリーニングノズルと、ワーク入口を介する防塵カ
バー内外の連通路を遮蔽するように設けられ先端側がワ
ークの表面にならうように変位する可動入口遮蔽部材
と、ワーク出口を介する防塵カバー内外の連通路を遮蔽
するように設けられ先端側がワークの表面にならうよう
に変位する可動出口遮蔽部材とを備えた構成としたとこ
ろに特徴を有する。
【0008】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、防塵カバーの内壁から除塵ブラシの外周まで突出
し、ワークから除去された粉塵が飛散する側の空間と集
塵ダクトとの間の連通を保ち、且つ、除去された粉塵が
飛散する側の空間とその反対側の空間との間を区分する
区画板を備えた構成になるところに特徴を有する。
【0009】請求項3の発明は、請求項2の発明におい
て、区画板は除塵ブラシの外周に向かって進出移動可能
に設けられている構成になるところに特徴を有する。
【0010】
【作用】請求項1の発明においては、ワークが防塵カバ
ー内に搬送されると、そのワークの表面に付着していた
粉塵は除塵ブラシで払拭されて除去され、防塵カバー内
の空気と共に集塵ダクトに吸引されて外部へ排出され
る。ワーク入口とワーク出口はワークの通過の有無に拘
わらず可動入口遮蔽部材と可動出口遮蔽部材によって遮
蔽されるため、ワークから除去された粉塵がワーク入口
やワーク出口を通って外部へ漏出する虞はない。また、
ワークから除去された粉塵が除塵ブラシに移って付着し
ても、その除塵ブラシに付着した粉塵はクリーニングノ
ズルから吐出する圧力空気によって除去される。
【0011】請求項2の発明においては、区画板が設け
られているため、ワークから除去されて飛散した粉塵
は、その飛散方向とは反対側に回り込むことなく、全て
集塵ダクトから吸引されて排出される。
【0012】請求項3の発明においては、ワークとの接
触によって除塵ブラシが摩耗しても、区画板を進出させ
ることによって除塵ブラシの外周と接近した状態を保つ
ことができる。
【0013】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、ワークから除
去した粉塵は防塵カバー内で集塵処理され、ワーク入口
とワーク出口を通って粉塵が防塵カバー外へ漏出するこ
とも防止されているため、粉塵が周囲に浮遊することに
よる環境の悪化を確実に防止することができる。さら
に、ワークから除塵ブラシに乗り移った粉塵を圧力空気
によって除去できるから、一旦除去した粉塵が除塵ブラ
シを介して再びワークに付着することを防止できる。
【0014】請求項2の発明によれば、除去されて飛散
した粉塵は、その飛散方向とは反対側の空間に回り込む
ことなく集塵ダクトに誘導されるため、集塵ダクトへの
集塵効率に優れている。
【0015】請求項3の発明によれば、除塵ブラシが摩
耗しても区画板との間に大きな隙間が空くことはないか
ら、除塵ブラシの摩耗に起因する集塵効率の低下を防止
することができる。
【0016】
【実施例】
<実施例1>以下、本発明を具体化した実施例1を図1
乃至図5を参照して説明する。尚、本実施例中の説明に
おいて、上下と左右の方向については正面をあらわす図
2を基準とし、また、平面をあらわす図3における下向
きの方向を前方とすると共に上向きの方向を後方とす
る。
【0017】基台10には、軸線を上下に向けて基台1
0の図示しない雌ネジ孔に螺合された複数本の雄ネジ棒
11を介して昇降フレーム12が支持されている。昇降
ハンドル13を回転操作すると、傘歯車14を介して雄
ネジ棒11が回転されることにより昇降フレーム12が
図4に示す昇降ガイド15に案内されて上下動し、その
高さを調整できるようになっている。
【0018】昇降フレーム12には、コンベア17を構
成する6本の送りロール18が左右方向に並列して支持
され、これらの送りロール18は、その後端部に固着し
たスプロケット18A同士の間にチェーン18Bが掛け
渡されることによって一体回転可能となっている。コン
ベア用モータ19を駆動すると、各送りロール18が同
一周速度で同方向に回転駆動され、これらの送りロール
18に載置されたワークWが右側から左側に向かって搬
送されるようになっている。
【0019】なお、昇降フレーム12の下面には、下部
集塵ダクト12Aが開口して設けられている。この下部
集塵ダクト12Aは、送りロール18よりも下方の空間
に降下又は浮遊する粉塵を吸引して昇降フレーム12の
外部へ排出し、集めて回収するものである。
【0020】次に、除塵機構について説明する。基台1
0には、その前後両縁から立ち上がるようにメインフレ
ーム20A,20Bが設けられており、このメインフレ
ーム20A,20Bは、コンベア17をその両側から挟
むように配置されている。このメインフレーム20A,
20Bの間にはコンベア17のワーク搬送領域を上方か
ら覆う防塵カバー21が取り付けられている。この防塵
カバー21は下面が全体に開放されており、その開口は
6本の送りロール18のうちの左右両端に配置された2
本を除く4本の送りロール18を完全に覆う領域に亘っ
ている。また、両端の2本の送りロール18,18の真
上には、圧縮コイルバネ22AによってワークWを送り
ロール18上に押圧する押えロール22が設けられてい
る。この押えロール22はその上方及び側方がサイドカ
バー23,23によって覆われている。
【0021】防塵カバー21の右側壁の下縁とコンベア
17の搬送面との間の開口部分はワークWが防塵カバー
21内に進入するためのワーク入口24となっており、
このワーク入口24の上縁とワークWとの間には相互の
干渉を防止するために少しの隙間が空くようになってい
る。また、ワーク入口24とは反対の左側壁の下縁とコ
ンベア17の搬送面との間の開口部分はワーク出口25
となっており、このワーク出口25の上縁とワークWと
の間にも相互干渉防止のための隙間が空くようになって
いる。
【0022】防塵カバー21内のワーク入口24の近く
には、ワーク入口24の隙間から粉塵が防塵カバー21
外へ漏出することを規制するための可動入口規制板(本
発明の構成要件である可動入口遮蔽部材)27が設けら
れている。この可動入口規制板27は、その右上端縁に
沿って固定した前後方向の回動軸28を防塵カバー21
のワーク入口24近くに設けた軸受29に嵌装すること
により、左端側が低くなるように傾斜した姿勢で回動軸
28を中心とする上下動可能に支持されており、常には
可動入口規制板27の自重によって下方へ回動する方向
に付勢されている。
【0023】また、可動入口規制板27には、その後側
縁に沿ったアーム30が一体回動するように設けられて
いると共にそのアーム30の左下端には係止ロール31
が支持され、一方、昇降フレーム12には受けブロック
32が固定されている。可動入口規制板27が下方へ回
動した場合には、防塵カバー21に対するコンベア17
の高さに応じた所定の回動角度に達したところで、図2
に鎖線で示すように係止ロール31が受けブロック32
に当接してそれ以上の回動が阻止され、もって、右から
2本目の送りロール18との干渉が防止されている。
【0024】回動軸28には係止板33が一体回動する
ように突出して形成されており、この係止板33は防塵
カバー21に固定したストッパ34U,34Lと対向し
ている。可動入口規制板27が上方へ回動した場合に
は、一定の回動角度に達したところで係止板33が下側
のストッパ34Lに当接してそれ以上の回動が阻止さ
れ、もって、後述する右除塵ブラシ37Rとの干渉が防
止される。反対に、可動入口規制板27が下方へ回動し
たときには係止板33が上側のストッパ34Uに当接す
ることによって一定以上の回動が規制されるため、係止
ロール31が受けブロック32と接触不能になるほど大
きくコンベア17が下降した場合でも、可動入口規制板
27が送りロール18と干渉することが防止されてい
る。
【0025】ワークWがワーク入口24を通過していな
い間は、可動入口規制板27は図2に鎖線で示すように
下方へ回動して搬送面からワーク入口24の上縁に達す
る範囲を覆うことになる。また、ワークWがワーク入口
24を通過しているときには、可動入口規制板27はワ
ークWによって下から押し上げられることにより図2に
実線で示すようにワークWの上面に載り上がった状態と
なり、ワークWの上面からワーク入口24の上縁に亘る
範囲を覆うことになる。このように、ワーク入口24
は、ワークWが通過する場合としない場合のいずれにお
いても、常に可動入口規制板27によって覆われた状態
に保たれるようになる。
【0026】一方、防塵カバー21内のワーク出口25
の近くには、ワーク出口25の隙間から粉塵が防塵カバ
ー21外へ漏出することを規制するための可動出口遮蔽
体(本発明の構成要件である可動出口遮蔽部材)35が
設けられている。可動出口遮蔽体35は、柔軟なゴム材
料によってシート状に成形したものであって、ワーク出
口25の開口全体に亘る幅とコンベア17の搬送面に十
分に達する長さとを有する。可動出口遮蔽体35は、そ
の下縁からの切り込みによって多数の撓み片35Aを有
し、全体として暖簾状になっている。
【0027】ワークWがワーク出口25を通過していな
い間は、可動出口遮蔽体35の切れ目が全て閉じて撓み
片が一枚シート状になって搬送面上に垂れ下がり、ワー
ク出口25は全体的に塞がれた状態になる。また、ワー
クWがワーク出口25を通過している間は、そのワーク
Wと対応する範囲にある撓み片35Aが左方向へ引張ら
れながらワークWの上面に載り上がり、ワークWの上面
と左側壁との間が塞がれた状態にとなる。なお、ワーク
Wと対応しない範囲にある撓み片35Aは搬送面上に垂
れ下がり、左側壁の下縁から搬送面に至る範囲を閉塞す
る。このように、ワーク出口25は、ワークWが通過す
る場合としない場合のいずれにおいても、常に可動出口
遮蔽体35によって塞がれた状態に保たれる。
【0028】防塵カバー21の上面板は、ほぼ中央位置
が最も高くて前後左右に向かって下り傾斜となってい
る。この上面板の最も高い位置には、集塵ダクト36が
防塵カバー21の内に開口して形成されている。集塵ダ
クト36は、図示しない集塵ファンの吸引側に接続され
ており、防塵カバー21内の粉塵を空気と共に吸引する
ようになっている。
【0029】防塵カバー21内には、可動入口規制板2
7よりも左側(ワーク入口24と反対側)であってコン
ベア17の右から3本目の送りロール18の真上に位置
して右除塵ブラシ37Rが設けられている。この右除塵
ブラシ37Rの位置は集塵ダクト36よりも少し右側と
なっている。右除塵ブラシ37Rは、その送りロール1
8と平行な回転軸38Rの両端を防塵カバー21の側壁
の軸受(図示せず)に嵌装することによって回転可能に
支持されている。かかる右除塵ブラシ37Rは、防塵カ
バー21よりも後側のメインフレーム20B内に設けた
除塵ブラシ用モータ39Rによって図2における時計方
向に回転駆動され、下端部においてワークWの上面に所
定の接触圧で接触することにより同面上に付着している
粉塵を払い飛ばすようにして除去することが可能となっ
ている。このとき、粉塵はワーク入口24とは反対側で
ある左方向へ払い飛ばされるようになる。
【0030】防塵カバー21内には、ワーク出口25の
右側近傍であってコンベア17の左から2本目の送りロ
ール18の真上に位置して左除塵ブラシ37Lが設けら
れている。この左除塵ブラシ37Lの位置は集塵ダクト
36よりも少し左側となっている。左除塵ブラシ37L
は上記右除塵ブラシ37Rと同じく回転軸38Lによっ
て支持され、左除塵ブラシ37Lの下端は右除塵ブラシ
37Rの下端と同じ高さとなっていてワークWの上面に
対して接触可能である。この左除塵ブラシ37Lは、右
除塵ブラシ37R用とは別の独立した除塵ブラシ用モー
タ39Lによって回転駆動されるが、その回転方向は右
除塵ブラシ37Rとは反対方向である。したがって、ワ
ークWの粉塵は、ワーク出口25とは反対側である右方
向へ払い飛ばされるようになっている。
【0031】なお、右除塵ブラシ37R及び左除塵ブラ
シ37Lに対するワークWの高さは、ワークWの厚さに
基づいてコンベア17の高さを調節することによって設
定され、これによって右除塵ブラシ37Rと左除塵ブラ
シ37LがワークWに対して好適な接触圧で接触可能と
なる。また、この除塵ブラシ37R,37LがワークW
に接触している状態においては、ワークWの上面とワー
ク入口24の上縁及びワーク出口25の上縁との間に
は、夫々、相互の干渉を回避するための間隙が空くよう
になっている。
【0032】右除塵ブラシ37Rよりも右側であって可
動入口規制板27よりも上方の位置には、図示しないコ
ンプレッサ又はブロアの吹き出し側に接続された右クリ
ーニングノズル40Rが配置されている。この右クリー
ニングノズル40Rはコンベア17の幅全体に亘って開
口する吐気口41Rを有し、この吐気口41Rからは圧
力空気が吐出されるようになっている。この圧力空気
は、右除塵ブラシ37Rの外周上におけるワークWと接
触する直前の部分に対してほぼ接線方向となるように斜
め左下向きに吐出される。
【0033】また、左除塵ブラシ37Lよりも左側の位
置には、右クリーニングノズル40Rと同様の構成にな
る左クリーニングノズル40Lが配置されている。この
左クリーニングノズル40Lの吐気口41Lからは、左
除塵ブラシ37Lの外周上におけるワークWと接触する
直前の部分に対してほぼ接線方向となるように斜め右下
向きに圧力空気が吐出される。この圧力空気の吐出方向
はワーク出口25に対して反対方向となる。
【0034】さらに、右除塵ブラシ37Rと左除塵ブラ
シ37Lとの間の位置には、除塵ノズル42が配置され
ている。この除塵ノズル42は、斜め右下方向と斜め左
下方向に圧力空気を吐出する2つの吐気口43R,43
Lを有する。この除塵ノズル42から吐出する圧力空気
は、ワークWの上面における左右両除塵ブラシ40L,
40Rよりも中央寄りの位置を指向している。
【0035】防塵カバー21内における右除塵ブラシ3
7Rのほぼ真上には右区画板45Rが設けられている。
この右区画板45Rは、板面を前後及び上下方向に向け
た姿勢で、左右方向に防塵カバー21の上面板のうちの
右傾斜板に形成した支持溝46Rを貫通し、防塵カバー
21の幅全体に亘って広がっている。右区画板45R
は、右傾斜板の下面に取り付けたガイド筒47R内に嵌
装されることにより、前後左右への傾きを防止されて一
定姿勢で上下動可能な案内されている。この右区画板4
5Rの下縁は、右除塵ブラシ37Rの回転軸38Rと平
行をなし、右除塵ブラシ37Rの上端近くの外周に極め
て接近して対応している。
【0036】かかる右区画板45Rにより、右除塵ブラ
シ37Rよりも左側の集塵空間(=右除塵ブラシ37R
によってワークWから除去された粉塵が払い飛ばされる
側の空間)CSと右除塵ブラシ37Rを挟んで上記集塵
空間CSとは反対の右側空間(=ワーク入口24と可動
入口規制板27が位置する側の空間)RSとの間が仕切
られ、この両空間CS,RSの間における粉塵の流通が
規制されている。また、この右区画板45Rは、集塵空
間CSに沿って配置されていて、集塵空間CS中の粉塵
を集塵ダクト36に誘導する機能も有している。
【0037】右区画板45Rは、右除塵ブラシ37Rに
対して接近及び離間するように移動可能となっている。
右区画板45Rの防塵カバー21の上方に突き抜けた上
端部には上下方向に歯が並ぶラック48Rが固定されて
いると共に、右傾斜板の上面に取り付けたブラケット5
0Rにはピニオン49Rが支持されていて、このラック
48Rとピニオン49Rとが噛み合わされている。ま
た、ピニオン49Rには調整用ハンドル51Rが一体に
取り付けられ、この調整用ハンドル51Rを回転操作す
ると、ラック48Rとピニオン49Rとの噛み合いによ
り右区画板45Rが上下方向に移動し、右区画板45R
の下縁が右除塵ブラシ37Rの外周に対して接離する。
【0038】左除塵ブラシ37Lの上方には左区画板4
5Lが設けられている。この左区画板45Lは、右区画
板45Rと同様に、左傾斜板の支持溝46Lを貫通して
ガイド筒47Lの案内により上下方向の移動可能であっ
て、常には左除塵ブラシ37Lの外周に対して極めて接
近して配置される。また、調整用ハンドル51Lの回転
操作によりラック48Lとピニオン49Lの噛み合いを
介して上下移動し、もって、左除塵ブラシ37Lの外周
に対して接離可能となっている。
【0039】かかる左区画板45Lは、前記集塵空間C
Sとワーク出口25側の左側空間LSとの間が仕切ら
れ、この両空間CS,LSの間における粉塵の流通が規
制されている。また、この右区画板45Rは、集塵空間
CSに沿って上記右区画板45Rと対称的に配置されて
おり、右区画板45Rと協動して集塵空間CS中の粉塵
を集塵ダクト36に誘導する機能を有する。
【0040】次に、本実施例の作用について説明する。
ワークWの厚さに合わせてコンベア17の高さを調整す
ると供にその送りロール18を回転駆動し、集塵ファン
を駆動して防塵カバー21内の空気を上部集塵ダクト3
6内へ吸引し、左右両除塵ブラシ37L,37Rを回転
駆動させる。
【0041】かかる状態で、前工程において研磨・研削
されたワークWをコンベア17によって搬送すると、ワ
ークWの先端が防塵カバー21のワーク入口24を通過
して可動入口規制板27の下面に当接し、ワークWはこ
の可動入口規制板27を押し上げながらさらに進み、ワ
ークWの先端が可動入口規制板27の先端を通過した後
は可動入口規制板27は図2に実線で示すようにワーク
Wの上面に載り上がった状態となる。
【0042】そして、ワークWは、可動入口規制板27
を載せたままの状態で右除塵ブラシ37R及び左除塵ブ
ラシ37Lの下を接触しながら通過する。その後、ワー
クWの先端が可動出口遮蔽体35に接触してこれを図2
に実線で示すように屈曲させつつ押し上げ、ワークWは
その可動出口遮蔽体35を載せた状態で防塵カバー21
のワーク出口25を通過する。なお、図5に示すよう
に、可動出口遮蔽体35のうちのワークWと接触しない
両側の部分は真っ直ぐ下に垂れ下がったである。
【0043】そして、ワークWの後端がワーク入口24
を通過して可動入口規制板27の先端から離れると、可
動入口規制板27は自重により下降して図2に鎖線で示
す状態に戻り、ワーク入口24を塞ぐようになる。さら
に、ワークWの後端がワーク出口25を通過した後は、
ワークWに載り上がっていた部分が自重により下降し、
図2に鎖線で示すように垂れ下がってワーク出口25を
塞ぐ状態となる。
【0044】このようにしてワークWが防塵カバー21
内を搬送される間に、ワークWの上面に付着していた粉
塵が除去される。以下、その除塵作用について説明す
る。ワークWが右除塵ブラシ37Rの下を通過するとき
には、ワークWの上面に付着している粉塵が右除塵ブラ
シ37Rによって除去されて集塵空間CSに払い飛ばさ
れる。その後、ワークWが除塵ノズル42の下方を通過
するときには、右除塵ブラシ37Rでは除去しきれずに
ワークWに残った粉塵が除塵ノズル42から吐出される
圧力空気により吹き飛ばされて除去され、集塵空間CS
内で上方に舞い上がる。さらに、ワークWが左除塵ブラ
シ37Lの下を通過するときには、右除塵ブラシ37R
及び除塵ノズル42では除去しきれずに残った粉塵が除
去されて集塵空間CSへ払い飛ばされる。また、ワーク
Wの前後両端面(木口)に付着していた粉塵も除塵ノズ
ル42から吐出され圧力空気によって吹き飛ばされる。
以上により、ワークWに付着していた粉塵は完全に除去
される。
【0045】このようにしてワークWから除去された粉
塵は、防塵カバー21内の全体に亘って拡がるのではな
く、左右両除塵ブラシ37L,37R及びその上の左右
両区画板45L,45Rによって挟まれた比較的狭い集
塵空間CS中を舞い上がることになり、防塵カバー21
内の空気とともに上部集塵ダクト36中に吸引されて防
塵カバー21外へ排出される。このように、除去された
粉塵は狭い集塵空間CSに集められて排出されることに
なるため、上部集塵ダクト36への集塵効率が高くなっ
ている。
【0046】なお、ワークWから除去された粉塵の一部
は上部集塵ダクト36に吸引されずにコンベア17の送
りロール18よりも下方の空間に降下し、昇降フレーム
12の下部集塵ダクト36に吸引されることによって排
出される。
【0047】また、左右の区画板45R,45Lは除塵
ブラシ37L,37Rの上方空間を集塵空間CSと右側
空間RS又は左側空間LSとに分断しているため、粉塵
が右側空間RSや左側空間LSに入り込む虞が少ない。
【0048】仮に、粉塵が右区画板45Rと右除塵ブラ
シ37Rとの間の僅かな隙間を通って右側空間RSに侵
入したとしても、可動入口規制板27が右除塵ブラシ3
7Rの近傍位置からワーク入口24側の範囲に亘ってワ
ークWを遮蔽しているため、粉塵がワークWの上面に落
下する虞は少ない。また、右側空間RSにおけるワーク
入口24の開口は可動入口規制板27によって遮蔽され
ているから、粉塵がワーク入口24から防塵カバー21
の外部へ漏出する虞はない。
【0049】一方、粉塵が左区画板45Lと左除塵ブラ
シ37Lとの間の僅かな隙間を通って左側空間LSに侵
入して除塵済みのワークWに再付着したとしても、ワー
クWの上面に接触している可動出口遮蔽体35がその粉
塵を擦って除去するようになる。また、ワーク出口25
の開口部分は可動出口遮蔽体35によって塞がれている
から、粉塵がワーク出口25の開口部分を通って防塵カ
バー21の外部へ漏出する虞はない。
【0050】さらに、右側空間RS内においては、集塵
空間CS中において右除塵ブラシ37Rに付着した粉塵
は右クリーニングノズル40Rから吐出する圧力空気に
よって除去されるため、右除塵ブラシ37RがワークW
に接触したときに右除塵ブラシ37Rの粉塵がワークW
に移って再び付着してしまう虞はない。
【0051】同様に、左側空間LSにおいては、左除塵
ブラシ37Lに付着した粉塵は左クリーニングノズル4
0Lから吐出する圧力空気によって除去されるため、左
除塵ブラシ37LがワークWに接触するときに左除塵ブ
ラシ37Lの粉塵が除塵済みのワークWに再び付着して
しまう虞はない。
【0052】上述のように本実施例によれば、ワークW
から除去した粉塵を防塵カバー21内において集塵ダク
ト36で吸引することにより排出するようになっていか
ら、粉塵が周辺の広い範囲に浮遊することがなく、粉塵
による環境悪化が防止されている。しかも、防塵カバー
21に設けられているワークWのワーク入口24とワー
ク出口25は、夫々、可動入口規制板27と可動出口遮
蔽体35によって閉塞されるようになっているため、防
塵カバー21内の粉塵がワーク入口24とワーク出口2
5を通って防塵カバー21の外部へ漏出することがな
く、粉塵による環境悪化の防止効果が高められている。
【0053】また、除塵ブラシ37L.37Rはワーク
Wとの接触によって摩耗するため、除塵ブラシ37L,
37Rの外径寸法は次第に小さくなっていく。したがっ
て、除塵ブラシ37L,37Rの摩耗がある程度進行し
た時点で、調整用ハンドル51L,51Rを操作して区
画板45L,45Rの上下の位置を調節する。これによ
り、区画板45L,45Rと除塵ブラシ37L,37R
との間の隙間を僅かな寸法に保つことによって、粉塵が
右側空間RS又は左側空間LSに侵入することが防止さ
れる。これにより、高い集塵効率を維持することができ
ると共に、右側空間RSと左側空間LSに侵入した粉塵
のワークWへの再付着防止効果を維持することができ
る。
【0054】<実施例2>次に、本発明を具体化した実
施例2を図6を参照して説明する。本実施例2の除塵装
置は、上記実施例1において右除塵ブラシ37R、右区
画板45R及び右クリーニングノズル40Rを除去する
と供に、これに合わせて防塵カバー61を実施例1の防
塵カバー21から右側空間RSを省いた形状のものと
し、さらに、可動入口規制板27がワーク入口24の開
口上縁から防塵カバー21の内側へ斜め下向きに延びる
ような姿勢で設けた構成になる。その他の構成について
は、実施例1と同じであるため同一符号を付して、説明
を省略する。
【0055】本実施例では、ワークWに付着した粉塵の
除去は、除塵ノズル42から吐出される圧力空気で左右
両方向に吹き飛ばすと共に左除塵ブラシ37Lで右方向
へ払い飛ばすことによって行われる。ワークWから除去
された粉塵は、防塵カバー61の右側壁と左区画板45
Lとの間で挟まれた集塵空間CS内を舞い上がって集塵
ダクト36内に吸引される。このとき、ワークWから除
去される粉塵はワーク入口24側に向かって飛散するの
であるが、ワーク入口24にはその開口の上縁の近くか
ら斜め下に延びるように可動入口規制板27が設けられ
ていて粉塵が容易に通過できるような隙間は空かないよ
うになっている。したがって、除去された粉塵がワーク
入口24を通って防塵カバー61の外部へ漏出する虞は
ない。
【0056】本実施例2では、実施例1に比べると、右
除塵ブラシ37R、右区画板45R及び右クリーニング
ノズル40Rが省かれていると共に、防塵カバー61が
小型化されているため、コスト的に有利となっている。
なお、上記以外の構成部材による作用と効果については
実施例1と同じであるため説明を省略する。
【0057】<実施例3>次に、本発明を具体化した実
施例3を図7を参照して説明する。本実施例3の除塵装
置は、上記実施例2において左除塵ブラシ37Lと除塵
ノズル42を左右逆に配置すると共に、左区画板45L
を除去して左空間LSをなくし、更に左クリーニングノ
ズル40Lを除去した構成になる。その他の構成につい
ては、実施例1と同じであるため同一符号を付して、説
明を省略する。
【0058】本実施例では、ワークWに付着した粉塵
は、まず除塵ブラシ37Lによって右方向へ払い飛ばさ
れた後、除塵ノズル42から吐出される圧力空気によっ
て左右両方向に吹き飛ばされることによって除去され
る。このとき、除塵ブラシ37Lによって除去された粉
塵は、集塵空間CS内をワーク入口24に向かって飛散
するのであるが、ワーク入口24には可動入口規制板2
7が存在しており、しかもこの可動入口規制板27は右
上がりに傾斜していることから、粉塵は、ワーク入口2
4を通って防塵カバー71外へ漏出することなく、可動
入口規制板27の上面に沿って右斜め上方向に移動する
と供に防塵カバー71の右内壁面に沿って上昇した後に
集塵ダクト36に急転されて排出される。また、除塵ノ
ズル42で吹き飛ばされた粉塵の一部はワーク出口25
に向かって飛散するが、ワーク出口25は可動入口規制
板27シートによって閉塞されていることから、粉塵は
ワーク出口25を通って防塵カバー71外へ漏出するこ
となく、除塵ブラシ37Lよりも左側の空間を上昇した
後に集塵ダクト36内に吸引される。
【0059】本実施例3では、実施例2に比べると区画
板45Lが省かれているためにコスト的に有利となって
いる。なお、上記以外の構成部材による作用と効果につ
いては実施例1と同じであるため、説明を省略する。
【0060】<他の実施例>本発明は上記記述及び図面
によって説明した実施例に限定されるものではなく、例
えば次のような実施態様も本発明の技術的範囲に含ま
れ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種
々変更して実施することができる。
【0061】(1)上記実施例では、各ノズル40L,
40R,42が固定して設けられている場合について説
明したが、本発明によれば、ノズルを可動式にしてもよ
い。例えば実施例1と実施例2においては除塵ブラシ4
2をワークWに追従させて可動させることにより圧力空
気がワークWの木口に向かって吐出される状態を一定時
間に亘って保持することができ、これによって、木口に
おける除塵効率を向上させることが可能になる。また、
実施例3においては、除塵ノズル42の下方をワークW
が通過する間は除塵ノズル42からの圧力空気がワーク
Wを指向して吐出させるようにすると供に、ワークWが
通過していない間は除塵ノズル42の向きを除塵ブラシ
37L側に変位させてその除塵ブラシ37Lに付着した
粉塵を除去するようにすると、1台の除塵ノズル42で
ワークWと除塵ブラシ37Lの除塵の両方を行うことが
できるようになる。
【0062】(2)上記実施例では、ワーク入口24に
上下移動可能な板状をなす可動入口規制板27を設ける
と共にワーク出口25に屈曲変形可能な暖簾状をなす可
動出口遮蔽体35を設けた場合について説明したが、本
発明によれば、ワーク入口24に可動出口遮蔽体35と
同様の暖簾状をなす遮蔽部材を設けると共にワーク出口
25に可動入口規制板27と同様の板状をなす遮蔽部材
を設ける構成、ワーク入口24とワーク出口25の両方
に板状をなす遮蔽部材を設ける構成、ワーク入口24と
ワーク出口25の両方に暖簾状をなす遮蔽部材を設ける
構成のいずれの構成とすることも可能である。
【0063】(3)上記実施例でワーク出口25に設け
た可動出口遮蔽体35は、ゴムに限らず可撓性を適度の
弾性と柔軟性とを備えたものであれば他の材質とするこ
とが可能である。
【0064】(4)また、ワーク出口25に設けた可動
出口遮蔽体35にはワークWに帯電した静電気を除去す
る機能を備えるようにしてもよい。これにより、除塵済
みのワークWが防塵カバーの外へ搬出された後に粉塵や
ゴミ等の異物が付着することを防止することができるよ
うになる。
【0065】(5)上記実施例では、ワーク入口24に
設けた可動入口遮蔽部材が一枚板状の可動入口遮蔽板2
7である場合について説明したが、可動入口遮蔽部材
は、ワークWの幅方向に分割した複数の棒状部材を別々
に上下動可能に支持する構成としてもよい。このように
すると、ワークWの両サイドには空間が空かないように
なるため、ここからの粉塵の漏出防止効果が高められ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を具体化した実施例1の正面図
【図2】実施例1の一部切欠正面図
【図3】実施例1の一部切欠平面図
【図4】実施例1の右側面図
【図5】実施例1の部分左側面図
【図6】実施例2の一部切欠正面図
【図7】実施例3の一部切欠正面図
【符号の説明】
W…ワーク 21…防塵カバー 24…ワーク入口 25…ワーク出口 36…集塵ダクト 37L…左除塵ブラシ 37R…右除塵ブラシ 40L…左クリーニングノズル 40R…右クリーニングノズル 27…可動入口規制板(可動入口遮蔽部材) 35…可動出口遮蔽体(可動出口遮蔽部材) 45L…左区画板 45R…右区画板

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ワーク入口及びワーク出口を残してワー
    クの通過領域を囲むように設けられた防塵カバーと、こ
    の防塵カバーの内部に開口してこの防塵カバー内から粉
    塵を空気と共に吸引する集塵ダクトと、前記防塵カバー
    内に設けられて前記ワークの表面を払拭する除塵ブラシ
    と、この除塵ブラシに向けて圧力空気を吐出するクリー
    ニングノズルと、前記ワーク入口を介する前記防塵カバ
    ー内外の連通路を遮蔽するように設けられ先端側が前記
    ワークの表面にならうように変位する可動入口遮蔽部材
    と、前記ワーク出口を介する前記防塵カバー内外の連通
    路を遮蔽するように設けられ先端側が前記ワークの表面
    にならうように変位する可動出口遮蔽部材とを備えてな
    る除塵装置。
  2. 【請求項2】 防塵カバーの内壁から除塵ブラシの外周
    まで突出し、ワークから除去された粉塵が飛散する側の
    空間と集塵ダクトとの間の連通を保ち、且つ、前記除去
    された粉塵が飛散する側の空間とその反対側の空間との
    間を区分する区画板を備えていることを特徴とする請求
    項1に記載の除塵装置。
  3. 【請求項3】 区画板は除塵ブラシの外周に向かって進
    出移動可能に設けられていることを特徴とする請求項2
    記載の除塵装置。
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